JP2951592B2 - 洗浄水ロータンク付大小便兼用トイレ - Google Patents

洗浄水ロータンク付大小便兼用トイレ

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JP2951592B2
JP2951592B2 JP14123496A JP14123496A JP2951592B2 JP 2951592 B2 JP2951592 B2 JP 2951592B2 JP 14123496 A JP14123496 A JP 14123496A JP 14123496 A JP14123496 A JP 14123496A JP 2951592 B2 JP2951592 B2 JP 2951592B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大小便兼用トイレ
(洋式トイレ)の背後に上端に手洗い用ノズルを有する
洗浄水ロー(低い位置の)タンクを有する洗浄水ロータ
ンク付大小便兼用トイレに関するもので、特にトイレに
背の高い携帯式の男子用小便器を着脱自在にしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】男子用小便器を大便用トイレとは別に設
置する事が困難な最近の住宅事情では狭いスペースに大
小便兼用トイレ(洋式トイレ)を配置する事が一般的で
ある。ところが大小便兼用トイレの場合、特に若い男性
が朝一番に小便をする時には、トイレのカバーと便座を
立て、小便をこぼさないように腰を折り、元気な男性器
を例えば右手で押さえ、左手を洗浄水タンクか壁に突っ
張って前屈みの姿勢を保持して用を足さなければなら
ず、今日一日頑張るぞと気合の入った朝一番の行事が、
惨めな姿勢になり、日本男児として誠に情けない。上述
の特別な配慮をしなければ、小便が前方へ飛び散り、ト
イレは勿論、壁や床を汚してしまう事になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大小便兼用トイレの場
合であっても、若い男性が朝一番に小便を気持ち良くで
きるようにする事を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、洗浄
水タンクが大小便兼用トイレの背後にありかつ洗浄水タ
ンクの上部に洗浄水タンクへ水を補給する手洗い用ノズ
ルを有するものに於いて、上記トイレで保持されて起立
する背の高い携帯式の男子用小便器を設け、上記ノズル
の先端に洗浄水タンク側と男子用小便器側へ切換え可能
な三方弁を取り付け、上記三方弁の男子用小便器側出口
をホースを介して男子用小便器の上端部散水口に接続
し、男子用小便器の下端部に使用時には下方に向い開
き、男子用小便器をトイレより外した時男子用小便器の
下端部を下方から覆う受皿を設けた事を特徴とする洗浄
水ロータンク付大小便兼用トイレである。
【0005】請求項2の発明は、洗浄水タンクが大小便
兼用トイレの背後にありかつ洗浄水タンクの上部に洗浄
水タンクへ水を補給する手洗い用ノズルを有するものに
於いて、上記トイレで保持されて起立する背の高い携帯
式の男子用小便器を設け、上記ノズルの先端に洗浄水タ
ンク側と男子用小便器側へ切換え可能な三方弁を取り付
け、上記三方弁の男子用小便器側出口をホースを介して
男子用小便器の上端部散水口に接続し、トイレの横の床
上に男子用小便器をトイレより外した時置く事のできる
受皿を配置した事を特徴とする洗浄水ロータンク付大小
便兼用トイレである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1の大小便兼用トイレ1は背後
(図の右側)の水平軸に支持されたカバーと便座(共に
図示せず)が背後の洗浄水タンク2の側に立て掛けてあ
り、男性が小便をする事のできる状態にある。上記のト
イレ1に硬質プラスチック製の背の高い携帯式の男子用
小便器3が嵌めてあり、男子用小便器3の左右の外側面
から水平に突出した一体の支え板4が陶器のトイレ1の
上端面5上に着座して男子用小便器3を起立状態に保持
している。男子用小便器3は図1のIIーII断面を示す図
2のように、前方(小便をする男子が立つ側)に向い開
いた樋状で、左右両端縁に水返し7の湾曲部を備え、図
1でよくわかるように支え板4の内側部分近傍から下方
へ行くにつれて狭くなる低い(例えば5cm程度の)半
漏斗部8を備え、この半漏斗部8の下端はトイレ1の中
の水9には浸っていない。
【0007】図1の男子用小便器3は上端部に一体の取
手11とその背後の散水口12とを備え、散水口12は
長いゴムホース13を介して洗浄水タンク2の上端の手
洗い用ノズル14の先端に取り付けた三方弁15の横向
きと下向きの出口16、17の内の横向き出口16に接
続している。三方弁15は切換えレバー18を備え、切
換えレバー18を横向きのA方向に操作すると手洗い用
ノズル14から排出される水はゴムホース13を通して
男子用小便器3の方へ供給され、レバー18を下向きの
B方向に操作すると手洗い用ノズル14から排出される
水は出口17から洗浄水タンク2の方へ流れ落ち、そこ
で手を洗う事ができるようになっている。19は床上に
置いた受皿で、切換えレバー18をB方向に切り換えた
後に男子用小便器3をトイレ1から外して受皿19上に
置き、壁や洗浄水タンク2に立て掛けるとトイレ1は女
性の使用や男性の大便の為の使用が可能になる。
【0008】図1の洗浄水タンク2の内部構造は図3の
ようになっている。即ち図3に於いて、水道管21はフ
ロート22で開閉制御される開閉弁23を介して手洗い
用ノズル14に接続し、切換えレバー18がB方向に切
り換えられている間に水面が所定の図示の位置まで上昇
すると開閉弁23が閉塞するように構成されている。排
水レバー24は開閉弁25に連結されており、排水レバ
ー24を大又は小の側に操作する事により開閉弁25を
大きく又は小さく開放して排出される水の量が制御され
るようになっている。
【0009】図1のIVーIV断面を拡大した図4で明らか
なように、散水口12は男子用小便器3の頂壁の孔に下
方から圧入されており、下端に円板27を一体に備え、
この円板27の直上の散水口12は男子用小便器3に向
い開いた切欠28を備え、従って散水口12へ供給され
た水は切欠28のところから円板27に衝突して約18
0度の範囲で後方に飛散し、男子用小便器3の内面をく
まなく洗浄する事ができる。
【0010】朝一番に男性が小便をする場合は、トイレ
1のカバーと便座を立て、それまで受皿19上に置いて
あった男子用小便器3をトイレ1に嵌め、支え板4を上
端面5に着座させて起立させ、切換レバー18をA側に
セットした状態で小便をする。その時、男子用小便器3
は背が高く構成されているので、直立姿勢で堂々と小便
をしても小便が洗浄水タンク2や壁にかかる心配はな
い。小便が終わると排水レバー24を小の側に操作する
と小便の洗浄に適した量の水が三方弁15、ゴムホース
13、散水口12を通して男子用小便器3の内面全体に
供給され洗浄されると共に洗浄水タンク2内の同量の水
も排出される。洗浄が終わると切換レバー18をB側に
操作し、男子用小便器3をトイレ1から外して受皿19
上に戻す。その間に洗浄水タンク2内には所定量の水が
補給され、次の使用の為の待機状態となる。それまでに
出口17から流出する水で手を洗う事ができる。
【0011】図5の受皿30は男子用小便器3の背面下
端部に水平なヒンジ31を介して支持され、後端に錘り
32を有するアーム33を一体に有し、不使用時には実
線のように受皿30が男子用小便器3の下端部を下方か
ら覆い、男子用小便器3の内面を伝い落ちる雫を受皿3
0で受け取る事ができる為、トイレ1の横の床の上に置
いておく事ができる。使用する為に男子用小便器3をト
イレ1内にセットすると、錘り32が起立したカバー3
4又は便座に当たり、受皿30は30aのように回り、
それまでに受皿30内に溜っていた水がトイレ内に排出
されると共に、小便をする事ができるようになる。
【0012】男子用小便器3を大小便兼用トイレ1に装
着するには、男子用小便器3の図1の左右外側面下部に
下方へ行くにつれて狭まるように傾斜を設け、男子用小
便器3の左右外側面をトイレ1の上端面5の内縁に当て
て起立状態に保持するか、又は上部を背後の起立した便
座又はカバーに立て掛けて起立状態を保持させてもよ
く、その場合は図1の支え板4を省略する事ができる。
しかしトイレの上端面5の内縁形状は各種のものが市販
されているので、汎用性を重視する場合は、どのような
サイズのトイレにも適用できるように支え板4を設ける
事が有効であり、支え板4の前後長さを適当に大きくし
ておく事により、男子用小便器3をトイレ上端面5上に
単独で(便座又はカバーに立て掛ける事なく)所定の起
立姿勢に保持できる利点がある。ゴムホース13の代わ
りに、ゴム状弾性体(樹脂)又は可撓金属管を使用して
もよい。図5の受皿30は図1の受皿19と異なり、椀
状のものが適している。図5の請求項1の発明を実施す
る場合、自動車組立てラインの工具のように、天井に配
置したバランサ(図示せず)にロープを介して男子用小
便器3を吊り下げ、不使用時には横上方へ上げて待機さ
せ、使用する時には引き下してトイレ1上にセットする
ようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によると、大小便兼用ト
イレ1に背の高い男子用小便器3を取り付ける事ができ
るので、若い男子が朝一番に小便をする場合にも一々性
器を手で押さえて狙いを定めたり、腰を折って前屈みの
姿勢で別の手を壁に当てたりする手間を確実に省く事が
でき、堂々と直立した姿勢で小便をする事により、今日
一日頑張るぞとの気概を保つ事ができる利点がある。し
かも切換レバー18をAの方にセットしておいて用便後
に排水レバー24を小の方に操作する事により洗浄水タ
ンク2内の少量の水が開閉弁25からトイレ1内に排出
されると同時に手洗い用ノズル14、三方弁15、ゴム
ホース13から散水口12に供給される水が男子用小便
器3の内面をまんべんなく洗浄する。洗浄が終わったこ
とを見計らって切換レバー18をBの方向に切り換える
と出口17から水が出るので手を洗う事ができ、この水
は洗浄水タンク2内の水面が所定のレベル(図3の位
置)に達するまで出る。用便後には男子用小便器3をト
イレより持ち上げると、図5の実線30の位置に受皿が
自動的にくるので、水を受皿30で受けながら男子用小
便器3をトイレ1の横の邪魔にならない床面上に置くか
横上方に格納すればよい。要するに、朝一番の小便を気
持ちよくできる事が何よりの効果である。又床の上に図
1の受皿19のようなものを配置する必要がない事も取
扱上便利である。
【0014】請求項2の発明によると、朝一番の小便を
気持ちよくできる上記の効果の他に、床の上に図1の受
皿19を置いておくだけでよくなる為、男子用小便器3
の構造が簡単安価にまとまる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項2の発明の斜視図である。
【図2】 図1のIIーII断面略図である。
【図3】 図1の洗浄水タンクの内部構造略図である。
【図4】 図1のIVーIV断面拡大図である。
【図5】 請求項1の発明の要部を一部縦断した側面略
図である。
【符号の説明】
1 大小便兼用トイレ 2 洗浄水タンク 3 男子用小便器 12 散水口 13 ゴムホース 15 三方弁 16 出口 19 受皿 30 受皿
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−282112(JP,A) 特開 平4−282113(JP,A) 特開 昭62−273138(JP,A) 実開 平4−43197(JP,U) 実開 平5−27185(JP,U) 実開 昭51−65525(JP,U) 実開 昭60−111977(JP,U) 実開 昭59−163679(JP,U) 実開 平5−64277(JP,U) 実開 平2−28695(JP,U) 実開 昭57−97500(JP,U) 実開 昭55−133899(JP,U) 実開 昭59−14884(JP,U) 実開 平1−150680(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 11/02 E03D 11/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水タンクが大小便兼用トイレの背後
    にありかつ洗浄水タンクの上部に洗浄水タンクへ水を補
    給する手洗い用ノズルを有するものに於いて、上記トイ
    レで保持されて起立する背の高い携帯式の男子用小便器
    を設け、上記ノズルの先端に洗浄水タンク側と男子用小
    便器側へ切換え可能な三方弁を取り付け、上記三方弁の
    男子用小便器側出口をホースを介して男子用小便器の上
    端部散水口に接続し、男子用小便器の下端部に使用時に
    は下方に向い開き、男子用小便器をトイレより外した時
    男子用小便器の下端部を下方から覆う受皿を設けた事を
    特徴とする洗浄水ロータンク付大小便兼用トイレ。
  2. 【請求項2】 洗浄水タンクが大小便兼用トイレの背後
    にありかつ洗浄水タンクの上部に洗浄水タンクへ水を補
    給する手洗い用ノズルを有するものに於いて、上記トイ
    レで保持されて起立する背の高い携帯式の男子用小便器
    を設け、上記ノズルの先端に洗浄水タンク側と男子用小
    便器側へ切換え可能な三方弁を取り付け、上記三方弁の
    男子用小便器側出口をホースを介して男子用小便器の上
    端部散水口に接続し、トイレの横の床上に男子用小便器
    をトイレより外した時置く事のできる受皿を配置した事
    を特徴とする洗浄水ロータンク付大小便兼用トイレ。
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