JP2951386B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2951386B2
JP2951386B2 JP26423790A JP26423790A JP2951386B2 JP 2951386 B2 JP2951386 B2 JP 2951386B2 JP 26423790 A JP26423790 A JP 26423790A JP 26423790 A JP26423790 A JP 26423790A JP 2951386 B2 JP2951386 B2 JP 2951386B2
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啓輔 前田
衛 葛城
正幸 池田
敬太郎 笠原
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ファインダー光学系の近傍に測距用赤外線
投光手段(投光器や投光レンズ)及びその受光手段(受
光レンズや受光器)が配設されるタイプのカメラに関
し、詳しくは、赤外線投光手段やその受光手段を、その
機能を阻害することなく、外見上隠蔽する構造を有する
カメラに関する。
【従来の技術】 撮影光学系とは別にファインダー光学系を有するカメ
ラにおいては、一般に、ファインダー窓を構成する透明
プレートがカメラ前カバーに装着されている。そして、
通常この透明プレートはファインダー光学系、赤外線投
光手段(の投光レンズ)及び受光手段(の受光レンズ)
を覆うように構成されている。 ところで、カメラの外観上の観点より赤外線投光手段
やその受光手段を外見上隠蔽するためには、それらの手
段を覆うべく可視光カットフィルターを透明プレートに
設ければよい。 従来、この可視光カットフィルターは、一般に、透明
プレートの表面所定位置に可視光カット機能を有する材
質の塗料を印刷することにより形成されていた。 ところが、この可視光カット塗料は材質的に問題があ
る。すなわち、従来この種の塗料は、可視光遮断性なら
びに赤外線透過性が共に不充分である。従って、透明プ
レートを通して投光レンズや受光レンズがわずかに見え
るという問題があると共に、可視光が赤外線と共に受光
手段に受光されることになり、測距精度が悪くなるとい
う問題があるのである。又、赤外線透過率が悪ければ感
度が悪くなり測距能力の低下もまねく。 また、この透明プレートはデザイン上の観点から一般
に内側に湾曲せしめられているのであるが、印刷技術上
透明プレートの湾曲内面には印刷することが困難であ
り、表面印刷にならざるを得なかった。ところがこの場
合、内面印刷に比較すれば、可視光カットフィルターの
層と投光・受光レンズ間の距離が透明プレートの厚み寸
法だけ大きくなり、これが原因で、投・受光手段をファ
インダー光学系に接近させた場合にはファインダー窓か
らこれらの投・受光手段が見えかくれするという問題が
あった。 他の従来例としては、ファインダー窓構成プレートを
2つの部分より構成したものがある。すなわち、ファイ
ンダー窓を直接構成する透明部分と、投・受光手段を覆
う可視光カット部分とで構成しているのである。 ところが、この第2従来例においては、透明部分と可
視光カット部分とを接続するためそこに接続境界部が形
成され、これが問題となる。すなわち、ファインダー光
学系に入射する外光の入射角範囲を所定値に維持するた
めには、この接続境界部を十分周囲側にファインダー窓
より十分離れた位置に形成する必要があり、また、可視
光カット部分の背後に投・受光系を配置するとすれば、
これらの投・受光装置はファインダー光学系よりかなり
離れた位置に配置せざるを得ない。そうすれば、カメラ
の構成寸法が大きくなるという問題があるのである。
又、可視光カット剤入りのプラスチック材料は、材料の
機械的特性を十分に発揮出来ず、特に強度面でのもろさ
が有り、衝撃等によるクラックの発生が有る。
【発明の解決しようとする課題】
従って、本発明の解決すべき技術的課題は、測距用赤
外線投光手段及びその受光手段を外見上十分に隠蔽する
ことができる一方、ファインダー光学系への光の入射角
範囲に何ら支障をもたらすことなく、かつカメラ寸法の
大型化をもたらさないように構成したカメラを提供する
ことである。
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本発明に係るカメ
ラは次のように構成される。 すなわち、ファインダー窓構成プレートは、透明プレ
ート本体と、該プレート本体の内面に密着せしめられか
つファインダー窓を有する一方投光手段及び受光手段を
外見上隠蔽する可視光カットフイルムとから構成され
る。そして、可視光カットフイルムの周囲部分がプレー
ト本体に固定され、またファインダー窓及び投光手段と
受光手段に対応する部分を含む中央部分は非固定とされ
る。 上記構成においては、被写体からの光は透明プレート
本体及び可視光カットフイルムのファインダー窓より入
射してファインダー光学系に至る。 また、赤外線投光手段よりの赤外線は可視光カットフ
イルム及び透明プレートを透過して被写体に至り、被写
体で反射した赤外線は透明プレート及び可視光カットフ
イルムを透過して受光手段に至る。 赤外線投光手段及びその受光手段は可視光カットフイ
ルムにより覆われているため、これらは外観上隠蔽され
ることになる。 フイルム形態の可視光カットフィルターは赤外線透過
性及び可視光遮断性の両者とも性能の良いものが公知で
ある。従ってこのフイルム形態の可視光カットフィルタ
ーを使用すれば、従来の塗料印刷型可視光カットフィル
ターに比較すれば、赤外線投・受光手段は十分に外観上
十分に隠蔽される一方可視光の受光手段による受光が効
果的に防がれる。 また、この可視光カットフィルターはフイルム形態で
あるため、その周囲部のみを、例えば透明プレートに接
着剤で接着したりあるいは熱融着したりあるいは透明プ
レート本体とカメラ前カバーとの間に挾持する方法によ
り固定することが可能である。つまり、このように固定
することにより、可視光カットフイルムの投・受光手段
隠蔽部分をあえて透明プレート本体に接着する必要がな
いので、接着剤により赤外線透過性が阻害されるという
ことがない。 さらに、赤外線可視光カットフィルムを透明プレート
本体の内側に配置しているので、ファインダー光学系に
入射する光の必要入射角範囲に対して、ファインダー窓
を、透明プレート本体の表面に装着する場合に比較し
て、小さく構成することができ、これにより赤外線投・
受光手段をファインダー光学系に接近せしめることがで
き、その結果カメラ寸法の大型化を防ぐことができる。 上記構成においては、さらに以下の如く構成すること
が好ましい。 すなわち、上記プレート本体の内面には、可視光カッ
トフイルムの上記中央部分に対応する部分を除いた残部
を遮蔽する遮光層を形成することが望ましい。 このように構成することにより、可視光カットフイル
ムの周辺部ならびにカメラ内に内蔵されるその他の部材
をすべて隠蔽することができ、外観上非常に優れたもの
となる。
【実施例】
以下に、本発明の一実施例を添付図面に従って詳細に
説明する。 第1,3図はカメラのファインダー光学系及びその周辺
部分を示している。 図において、10は複数のレンズ等より構成されるファ
インダー光学系を示している。このファインダー光学系
の左右には、赤外線投光手段A及び赤外線受光手段Bを
配置している。投光手段Aは赤外線投光器11と、該投光
器11より発せられた赤外線を被写体に向けて投光するた
めの投光レンズ13より構成される。一方、赤外線受光手
段Bは、赤外線投光手段Aから発せられ、かつ、被写体
で反射された赤外線を受光するための受光レンズ14及び
該受光レンズ14より集光された赤外線を受光するための
受光器12より構成されている。 第3図によく示されるように、これらのファインダー
光学系10、赤外線投光手段A及び赤外線受光手段Bはカ
メラケース内に収められている。すなわち、カメラ上部
における前カバー16と後カバー17の中に収納されてい
る。なお図中18はカメラの裏蓋を示している。 ファインダー光学系10及び投光レンズ13、受光レンズ
14の前側にはこれらに接近してファインダー窓構成プレ
ート15が配置されている。このファインダー窓構成プレ
ート15は前カバー16に支持されている。このプレート15
は、透明プレート本体15aと、該プレート本体15aの内面
に密着せしめられた可視光カットフイルム15cとで構成
されている。 可視光カットフイルム15cは、第2図に示される如き
左右に細長い形状を有している。図において15eはその
中央部に形成されたファインダー窓であってこの部分は
切り欠きにより形成されている。この切り欠きファイン
ダー窓15eの縦方向ほぼ中央部における両側の点を符号
b,cで示している。また、フイルム15cの左右の端部を符
号a,dで示している。すなわち領域a−b及びc−dは
投光レンズ13及び受光レンズ14を覆うように構成されて
いるのである。 フイルム15cの左右の角部には都合3個のU字状位置
決め用切り欠き15fが形成されている。一方、透明プレ
ート本体15aの内面所定位置には位置決め突起15dが形成
されており、第2図に示すように、これらの突起15dを
上記切り欠き15fに嵌合せしめることにより、フイルム1
5cのプレート本体15aに対する位置決めが行なわれる。 フイルム15cは第3図に示すようにしてプレート本体1
5aに固定される。すなわち、第2図に示されたようにフ
イルム15cをプレート本体15aに位置決めした後その周囲
部をプレート本体15aに対して高周波接着するととも
に、プレート本体15aを第3図に示すように前カバー16
に装着してこのフイルム15cの周辺部を本体プレート15a
と前カバー16との間に挾持しているのである。 上記構成によれば、フイルム15cにより、第4図中斜
線で示した部分が可視光カット領域となる。図より明ら
かなように、ファインダー窓15eの部分は可視光は透過
するが、赤外線投光手段12,14及び赤外線受光手段11,13
は可視光カット領域により覆われている。 この実施例においては、フイルム15cは透明プレート
本体15aの内面に密着せしめられているため、フイルム
がプレート本体の表面に装着された場合と比較すれば次
のような利点がある。 すなわち、本実施例においては、第1図に示されるよ
うに、フィルター窓は符号b−cの領域であって、符号
a−b及びc−dの領域により各レンズ13,14は外観上
十分に隠蔽されているのである。ところが、フイルムを
プレート本体の表面に装着した場合を仮定すれば、ファ
インダー光学系に対する光の入射角範囲を図の如く確保
しようとすれば、ファインダー窓の領域は部号e−fの
範囲とする必要があるわけである。そうすれば、図より
明らかなように、レンズ13,14はこのファインダー窓か
ら見えかくれするという問題が生じるのである。この問
題を解消しようとすれば、レンズ13,14をそれぞれファ
インダー光学系よりさらに左右に離す必要が生ずる。こ
のようにすれば、カメラの寸法が大型化することにな
り、非常に不都合が生じるのである。 本実施例においては、さらに、プレート本体15aの内
面には、遮光層15bを形成している。この遮光層の領域
は第5図中斜線で示す部分である。すなわちこの遮光層
は可視光カットフイルム15cの中央部分、すなわちファ
インダー窓15e及び赤外線投光手段A及び赤外線受光手
段Bに対応する部分を含む中央部分、に対応する部分を
除いた残部を覆っている。従って、第5図に示されるよ
うにフイルム15cの周辺部並びにフイルム15cより外側の
部分はこの遮光層15bにより外観上隠蔽されることにな
る。 このファインダー光学系の部分においては、フイルム
15及び遮光層15bにより外観上は第6図の被写線部分が
完全に隠蔽されている。したがって、ファインダー窓15
eを介して内部のファインダー光学系のみが見えるだけ
である。 以上詳述したように、本実施例によれば、赤外線投・
受光手段を十分に外見上隠蔽することができる一方、フ
ァインダー光学系に対する光の入射角範囲に何ら悪影響
を及ぼすことなくかつカメラ寸法の大型化をもたらさな
い利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1,2,3図は、
夫々、ファインダー光学系及びその周辺部を示す平面
図、背面図及び縦断面図、第4図は可視光カットフイル
ムによる可視光カット領域を示す説明図、第5図は遮光
層による遮光領域を示す説明図、第6図は外観上隠蔽さ
れる領域を示す説明図である。 10……ファインダー光学系、 11……赤外線投光器、12……受光器、 13……投光レンズ、14……受光レンズ、 15……ファインダー窓構成プレート、 15a……プレート本体、15b……遮光層、 15c……可視光カットフイルム、 15d……位置決め突起、15e……ファインダー窓、 15f……位置決め用切欠、16……前カバー、 17……後カバー、18……裏蓋、 A……赤外線投光手段、B……赤外線受光手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛城 衛 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 池田 正幸 長野県諏訪市上川1丁目1538番地 日東 光学株式会社上諏訪工場内 (72)発明者 笠原 敬太郎 長野県諏訪市上川1丁目1538番地 日東 光学株式会社上諏訪工場内 (56)参考文献 実開 昭64−55932(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 13/00 - 13/36 G03B 11/00 - 11/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファインダー光学系(10)の近傍に測距用
    赤外線投光手段(11,13)及びその受光手段(12,14)が
    配設され、これらのファインダー光学系(10)、投光手
    段(11,13)及び受光手段(12,14)の前側には、カメラ
    前カバー(16)に固定されたファインダー窓構成プレー
    ト(15)が備えられてなるカメラにおいて、 ファインダー窓構成プレート(15)は、透明プレート本
    体(15a)と、プレート本体(15a)の内面に密着せしめ
    られかつファインダー窓(15e)を有する一方投光手段
    (11,13)及び受光手段(12,14)を外見上隠蔽する可視
    光カットフイルム(15c)とからなり、 可視光カットフイルム(15c)は、その周辺部分がプレ
    ート本体(15a)に固定され、ファインダー窓(15e)及
    び投光手段(11,13)と受光手段(12,14)に対応する部
    分を含む中央部分が非固定であることを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】上記プレート本体(15a)の内面には、上
    記可視光カットフイルム(15c)の上記中央部分に対応
    する部分を除いた残部を遮蔽する遮光層(15b)が形成
    された、請求項1に記載のカメラ。
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