JP2951181B2 - 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置 - Google Patents

音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置

Info

Publication number
JP2951181B2
JP2951181B2 JP5327898A JP32789893A JP2951181B2 JP 2951181 B2 JP2951181 B2 JP 2951181B2 JP 5327898 A JP5327898 A JP 5327898A JP 32789893 A JP32789893 A JP 32789893A JP 2951181 B2 JP2951181 B2 JP 2951181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
time axis
audio
processing
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5327898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07181998A (ja
Inventor
健生 井上
正蔵 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP5327898A priority Critical patent/JP2951181B2/ja
Priority to KR1019940022599A priority patent/KR100372208B1/ko
Publication of JPH07181998A publication Critical patent/JPH07181998A/ja
Priority to US08/888,527 priority patent/US5781885A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2951181B2 publication Critical patent/JP2951181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放送、映画、音楽等に
おいて、音声を処理する場合の発声速度を制御する音声
の発声速度変換装置、及び音声ICレコーダ等に用いら
れるデジタルの音声信号を主として符号化する音声時間
軸圧縮・伸長等の処理を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来デジタルの音声信号を時間軸圧縮あ
るいは伸長する方法として、IEEE Trans.Acoust.Speec
h,Signal Processing,vol.ASSP-27,pp.121-133,Apr.'79
"Time-domain algorithms for harmonic bandwidth re
duction and time scaling of speech signals" D.Mala
h著に開示されたTDHS(Time-Domain Harmonic Scal
ing)や「自己相関法による音声の時間軸での伸縮方式
とその評価」電子通信学会春季講演予稿集pp.9-16,198
6.5.21 森田直孝、板倉文忠著に開示されたPICOLA
(Pointer Interval Control OverLap and Add)等が提
唱されている。
【0003】前記TDHSでは、音声波形に対して予め
ピッチ抽出器を用いて抽出されたピッチ周期をT、圧縮
率(あるいは伸長率)をrとするとき、図7(a)の波
形図に示すように現在のポインタ位置P1と、これに対
してピッチ周期Tだけ進んだ時点P2から夫々長さN
c、
【0004】
【数1】
【0005】の音声波形A及びBを切り出し、波形Aに
は1から0へ直線的に向かう重み(図中破線F1で示す
窓関数)を、一方の波形Bには逆に0から1へ直線的に
向かう重み(図中破線F2で示す窓関数)を付与して、
両者を加え合わせることにより長さNc の波形Cを得
る。次にポインタを前記入力波形(図7(a))上で、
【0006】
【数2】
【0007】だけ移動して、前記と同様にピッチ周期T
の2つの波形を切り出し、これらに重みをつけて加え合
わせることにより、次の長さNcの波形を得る。以後こ
の操作を繰り返すことにより長さNc+Tの入力波形か
ら長さNc の出力波形が連続して作り出される。しかも
この長さNcの波形は長さNc+Tの入力波形に対して圧
縮率rを満足したものとなっている。
【0008】一方、伸長の場合には図8(a)(b)の
波形図に示すように現在のポインタ位置P1とこれに対
してピッチ周期Tだけ遅れた時点P4から夫々長さN
s、
【0009】
【数3】
【0010】の音声波形A及びBを切り出し、波形Aに
は0から1へ直線的に向かう重み(図中破線F3で示す
窓関数)を、一方の波形Bには逆に1から0へ直線的に
向かう重み(図中破線F4で示す窓関数)を付与して、
両者を加え合わせることにより長さNsの波形Cを得
る。次にポインタを前記入力波形(図8(a))上で、
【0011】
【数4】
【0012】だけ移動して、前記と同様にピッチ周期T
の2つの波形を切り出し、これらに重みを付けて加え合
わせることにより、次の長さNsの波形を得る。以後こ
の操作を繰り返すことにより長さNs−Tの入力波形に
対し伸長率rの出力波形が連続して得られる。しかもこ
の長さNs の波形は長さNs−Tの入力波形に対して伸
長率rを満足したものとなっている。
【0013】ところでかかるTDHSを時間軸の圧縮あ
るいは伸長に適用すると、上述のように圧縮率あるいは
伸長率rが1に近い場合、波形長NcやNsがピッチ周期
Tよりも大きくなり過ぎてしまい、加え合わせる音声波
形内でピッチ周期の揺らぎによる波形のずれが生じ、歪
みの原因になるという問題点があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
にTDHSを時間軸の圧縮あるいは伸長に適用すると圧
縮率(あるいは伸長率)rが1に近い場合、NcやNs
がTより大きくなりすぎ加え合わせる音声波形内でピッ
チ周期の揺らぎによる波形のずれが生じ、歪みの原因と
なるという従来の問題点に鑑み、圧縮率(あるいは伸長
率)が1に近い時でもずれや歪みの小さい音声波形が得
られる音声圧縮及び伸長方式を開発することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の音声時間軸圧縮
装置は、ピッチ抽出手段(2)、時間軸圧縮手段(3)
を備える音声時間軸圧縮装置であって、ピッチ抽出手段
(2)は、入力音声波形よりピッチ周期Tを抽出し、時
間軸圧縮手段(3)は、第1−6の処理に基づいて入力
音声波形から圧縮音声波形を作成出力し、第1の処理
は、現在ポインタからnT分の入力音声波形を第1音声
波形(F)として切り出し、第2の処理は、現在ポイン
タをT進め、第3の処理は、現在ポインタからnT分の
入力音声波 形を第2音声波形(G)として切り出し、第
4の処理は、第1音声波形(F)と第2音声波形(G)
に重み付け加算して圧縮音声波形(E)として出力し、
第5の処理は、第2音声波形(G)の終点から(Lc−
nT)進んだ点までの入力音声波形を圧縮音声波形
(D)として出力し、第6の処理は、現在ポインタをL
c進めて第1の処理に戻る。
【0016】但し、Lc=rT/(1−r)、Lc≧n
T、n≧2(n:整数)、Lc:ポインタ移動量、r:
縮率、T:ピッチ周期である。
【0017】また、本発明の音声時間軸圧縮装置は、ピ
ッチ抽出手段(2)、時間軸圧縮手段(3)を備える音
声時間軸圧縮装置であって、ピッチ抽出手段(2)は、
入力音声波形よりピッチ周期Tを抽出し、時間軸圧縮手
段(3)は、第1−6の処理に基づいて入力音声波形か
ら圧縮音声波形を作成出力し、第1の処理は、現在ポイ
ンタからnT分の入力音声波形を第1音声波形(F)と
して切り出し、第2の処理は、現在ポインタをT進め、
第3の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
を第2音声波形(G)として切り出し、第4の処理は、
第1音声波形(F)と第2音声波形(G)に重み付け加
算して圧縮音声波形(E)として出力し、第5の処理
は、現在ポインタからLc進んだ点から(nT−Lc)
進んだ点までの入力音声波形を、第4の処理で出力した
圧縮音声信号の最後の(nT−Lc)分に置き換え、第
6の処理は、現在ポインタをLc進めて第1の処理に戻
る。
【0018】但し、Lc=rT/(1−r)、Lc<n
T、n≧2(n:整数)、Lc:ポインタ移動量、r:
圧縮率、T:ピッチ周期である。
【0019】また、本発明の音声時間軸伸長装置は、ピ
ッチ抽出手段(2)、時間軸伸長手段(5)を備える音
声時間軸伸長装置であって、ピッチ抽出手段(2)は、
入力音声波形よりピッチ周期Tを抽出し、時間軸伸長手
段(5)は、第1−5の処理に基づいて入力音声波形か
ら伸長音声波形を作成出力し、第1の処理は、現在ポイ
ンタからT戻った点からnT分の入力音声波形を第1音
声波形(F)として切 り出し、第2の処理は、現在ポイ
ンタからnT分の入力音声波形を第2音声波形(G)と
して切り出し、第3の処理は、第1音声波形(F)と第
2音声波形(G)に重み付け加算して伸長音声波形
(H)として出力し、第4の処理は、第2音声波形
(G)の終点から(Ls−T)戻った点までの入力音声
波形を伸長音声波形(C)として出力し、第5の処理
は、現在ポインタをLs進めて第1の処理に戻る。
【0020】但し、Ls=T/(r−1)、Ls≧T、
n≧2(n:整数)、Ls:ポインタ移動量、r:伸長
率、T:ピッチ周期である。
【0021】また、本発明の音声時間軸伸長装置は、ピ
ッチ抽出手段(2)、時間軸伸長手段(5)を備える音
声時間軸伸長装置であって、ピッチ抽出手段(2)は、
入力音声波形よりピッチ周期Tを抽出し、時間軸伸長手
段(5)は、第1−5の処理に基づいて入力音声波形か
ら伸長音声波形を作成出力し、第1の処理は、現在ポイ
ンタからT戻った点からnT分の入力音声波形を第1音
声波形(F)として切り出し、第2の処理は、現在ポイ
ンタからnT分の入力音声波形を第2音声波形(G)と
して切り出し、第3の処理は、第1音声波形(F)と第
2音声波形(G)に重み付け加算して伸長音声波形
(H)として出力し、第4の処理は、現在ポインタから
Ls進んだ点から(T−Ls)進んだ点までの入力音声
波形を、第3の処理で出力した伸長音声信号の最後の
(T−Ls)分に置き換え、第5の処理は、現在ポイン
タをLs進めて第1の処理に戻る。
【0022】但し、Ls=T/(r−1)、Ls<T、
n≧2(n:整数)、Ls:ポインタ移動量、r:伸長
率、T:ピッチ周期である。
【0023】また、本発明の音声時間軸圧縮装置は、前
記音声時間軸圧縮装置と前記音声時間軸伸長装置とを備
えたことを特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成によると、加え合わせる音声波形の長
さは、圧縮率あるいは伸長率に関わり無くピッチ周期の
2倍以上で且つ整数倍の長さであり、ポインタの移動量
によって圧縮率あるいは伸長率の調整が行われるため、
常に最も似通った波形同士が加え合わされ、圧縮率ある
いは伸長率が1に近づくに従って得られた音声信号の歪
みは小さくなる。
【0025】
【実施例】以下本発明の音声時間軸圧縮方法及び伸長方
法をその一実施例について図面に基づいて詳細に説明す
る。 [圧縮方法]対応図は図1〜図3 図1は当該圧縮方法を実現する回路ブロック図を示す。
【0026】図1においてアナログ音声信号s(t)は
A/D変換器1によりデジタル音声データs(n)に変
換される。次にピッチ抽出器2によりデジタル音声デー
タs(n)のピッチ周期Tが抽出され、抽出されたピッ
チ情報を用いて時間軸圧縮器3により音声データs
(n)の時間軸圧縮が行われ、結果として圧縮されたデ
ジタル音声信号sc(n)を得る。
【0027】そして、圧縮された音声信号sc(n)をD
/A変換器4に送り、ここでアナログ音声信号sC
(t)に変換して出力する。
【0028】以下に前記図1における時間軸圧縮器3の
詳細な働きを図2(a)(b)及び図3(a)(b)を
用いて説明する。
【0029】前記時間軸圧縮器3では図2(a)に示す
ように、夫々現在のポインタP1と、これに対してピッ
チ周期Tだけ進んだ時点P2から、夫々長さ2Tの音声
波形F(音声波形A+音声波形B、即ちポインタP1〜
P3の区間)及び音声波形G(音声波形B+音声波形
C、即ちポインタP2〜P4の区間)を切り出し、波形
Fには1から0へ向かう重み(窓関数W1)をつけ、波
形Gには逆に0から1へ向かう重み(窓関数W2)をつ
けてこれら両波形を加え合わせ、長さ2Tの音声波形E
を得る(図2(b)参照)。なお、ここでの重みW1、
W2は音声波形Eの前後の接続点での波形の連続性を保
つために設けたものである。
【0030】次に図2のLcを、
【0031】
【数5】
【0032】とするとき、Lc≧2Tのときには前記図
2(a)の入力音声上でT+Lcだけポインタを移動さ
せてポインタP5として上記と同様の操作を行う。この
時の時間軸圧縮器の出力信号は前記波形Eとこれに続く
P4からP5までの長さLc−2Tの入力波形をそのま
ま出力することになる。
【0033】一方、Lc<2Tのときは、図3(a)に
示す入力音声上でポインタP1からT+Lcだけ右にポ
インタを移動させてポインタP6とし、ポインタP6か
ら長さ2T−Lc分の入力音声信号を波形Eの最後の長
さ2T−Lc分の信号に置き換えてから、上記と同様の
操作を行う。この時の時間軸圧縮器の出力信号は波形E
の前半の長さLcの部分のみとなる。
【0034】以上の操作によって長さT+Lcの入力波
形から長さLcの出力波形が作られ、これは音声信号の
圧縮率rを満足するものとなっている。なお、図2
(a)(b)は圧縮率r=3/4、図3(a)(b)は
圧縮率r=3/5の場合を夫々示しており、双方とも圧
縮波形を切り出す波形長はピッチ周期の2倍の場合を示
している。
【0035】もちろん切り出す波形は2倍以上の整数倍
であれば良くこの実施例に限られるものではないことは
言うまでもない。 [伸長方法]対応図は図4〜図6 図4は当該伸長方法を実現する回路ブロック図を示す。
【0036】図4においてアナログ音声信号s(t)は
A/D変換器1によりデジタル音声データs(n)に変
換される。次にピッチ抽出器2によりデジタル音声デー
タs(n)のピッチ周期Tが抽出され、抽出されたピッ
チ情報を用いて時間軸伸長器5により音声データs
(n)の時間軸伸長が行われ、結果として伸長されたデ
ジタル音声信号se(n)を得る。
【0037】そして、伸長された音声信号se(n)をD
/A変換器4に送り、ここでアナログ音声信号s’(t)
に変換して出力する。
【0038】以下に前記図4における時間軸伸長器5の
詳細な働きを図5(a)(b)及び図6(a)(b)を
用いて説明する。
【0039】前記時間軸伸長器5では図5(a)に示す
ように、現在のポインタP1と、このポインタP1に対
してピッチ周期Tだけ遅れた時点P4から夫々長さ2T
の音声波形F(波形A+波形B、即ちポインタP4〜P
2の区間)及び音声波形G(波形B+波形C、即ちポイ
ンタP1〜P3の区間)を切り出し、波形Fには0から
1へ向かう重みW3を、波形Gには1から0へ向かう重
みW4をつけて加え合わせ、図5(b)に示す長さ2T
の音声波形Hを作成する。この時の重みW3、W4は前
記時間軸圧縮器3の場合と同様に音声波形Hの前後の接
続点での連続性を保つために設けるものである。
【0040】そしてLsを
【0041】
【数6】
【0042】とするとき、Ls ≧Tの時は前記図5
(a)の入力音声上でLs だけ移動させてポインタP3
として同様の操作を行う。この時の時間軸圧縮器の出力
信号は波形Hとこれに続くポインタP2〜P3までの長
さLs−Tの入力波形(波形C)をそのまま時間軸圧縮
器から出力する。
【0043】一方、Ls<Tのときは図6(a)の入力
音声上でポインタP1からLsだけポインタを移動させ
てポインタP5とし、ポインタP5から長さT−Ls分
の入力音声信号を波形Hの最後の長さT−Ls分の信号
に置き換えてから、上記と同様の操作を行う。この時の
時間軸伸長器の出力信号は、波形Hの前半の長さT+L
sの部分のみとなる。
【0044】以上の操作によって長さLs の入力波形か
ら長さT+Lsの出力波形が作られており、伸長率rが
満足されていることが解る。なお、図5(a)(b)は
伸長率r=3/2の場合を示しており、図6(a)
(b)は伸長率r=3の場合で共に伸長波形を作る時に
切り出す波形長はピッチ周期の2倍の場合を示してい
る。もちろん切り出す波形は2倍以上の整数倍であれば
良くこの実施例に限られるものではないことは言うまで
もない。
【0045】
【発明の効果】本発明の時間軸圧縮方法及び伸長方法に
よると、圧縮時または伸長時に加え合わせる音声波形の
長さは圧縮率あるいは伸長率に関わり無くピッチ周期の
2倍以上の整数倍の長さであり、ポインタの移動量によ
って圧縮あるいは伸長の調整が行われるため、ピッチ周
期の揺らぎによる波形のずれが抑えられ、結果的に圧縮
あるいは伸長時の音声波形の歪みが小さくなる効果が期
待できる。
【0046】また従来の方法と比較して圧縮率あるいは
伸長率が1に近づくに従って歪みが小さくなる効果も期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間軸圧縮方法を実現するブロック回
路図である。
【図2】本発明方法による圧縮時(Lc≧2T)の入力
波形(a)及び出力波形(b)を示す図である。
【図3】本発明方法による圧縮時(Lc<2T)の入力
波形(a)及び出力波形(b)を示す図である。
【図4】本発明の時間軸伸長方法を実現するブロック回
路図である。
【図5】本発明方法による伸長時(Ls≧T)の入力波
形(a)及び出力波形(b)を示す図である。
【図6】本発明方法による伸長時(Ls<T)の入力波
形(a)及び出力波形(b)を示す図である。
【図7】図2、図3に対応する従来方法の図である。
【図8】図5、図6に対応する従来方法の図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 ピッチ抽出器 3 時間軸圧縮器 4 D/A変換器 5 時間軸伸長器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−11300(JP,A) 特開 平3−198000(JP,A) 特開 平4−104200(JP,A) 特開 平3−48300(JP,A) 特開 平5−108092(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10L 3/02 G11B 20/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ抽出手段(2)、時間軸圧縮手段
    (3)を備える音声時間軸圧縮装置であって、 ピッチ抽出手段(2)は、入力音声波形よりピッチ周期
    Tを抽出し、 時間軸圧縮手段(3)は、第1−6の処理に基づいて入
    力音声波形から圧縮音声波形を作成出力し、 第1の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第1音声波形(F)として切り出し、 第2の処理は、現在ポインタをT進め、 第3の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第2音声波形(G)として切り出し、 第4の処理は、第1音声波形(F)と第2音声波形
    (G)に重み付け加算して圧縮音声波形(E)として出
    力し、 第5の処理は、第2音声波形(G)の終点から(Lc−
    nT)進んだ点までの入力音声波形を圧縮音声波形
    (D)として出力し、 第6の処理は、現在ポインタをLc進めて第1の処理に
    戻る 音声時間軸圧縮装置。 但し、 Lc=rT/(1−r)、Lc≧nT n≧2(n:整数) Lc:ポインタ移動量 r :圧縮率 T :ピッチ周期
  2. 【請求項2】 ピッチ抽出手段(2)、時間軸圧縮手段
    (3)を備える音声時間軸圧縮装置であって、 ピッチ抽出手段(2)は、入力音声波形よりピッチ周期
    Tを抽出し、 時間軸圧縮手段(3)は、第1−6の処理に基づいて入
    力音声波形から圧縮音声波形を作成出力し、 第1の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第1音声波形(F)として切り出し、 第2の処理は、現在ポインタをT進め、 第3の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第2音声波形(G)として切り出し、 第4の処理は、第1音声波形(F)と第2音声波形
    (G)に重み付け加算して圧縮音声波形(E)として出
    力し、 第5の処理は、現在ポインタからLc進んだ点から(n
    T−Lc)進んだ点までの入力音声波形を、第4の処理
    で出力した圧縮音声信号の最後の(nT−Lc)分に置
    き換え、 第6の処理は、現在ポインタをLc進めて第1の処理に
    戻る 音声時間軸圧縮装置。 但し、 Lc=rT/(1−r)、Lc<nT n≧2(n:整数) Lc:ポインタ移動量 r :圧縮率 T :ピッチ周期
  3. 【請求項3】 ピッチ抽出手段(2)、時間軸伸長手段
    (5)を備える音声時間軸伸長装置であって、 ピッチ抽出手段(2)は、入力音声波形よりピッチ周期
    Tを抽出し、 時間軸伸長手段(5)は、第1−5の処理に基づいて入
    力音声波形から伸長音声波形を作成出力し、 第1の処理は、現在ポインタからT戻った点からnT分
    の入力音声波形を第1音声波形(F)として切り出し、 第2の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第2音声波形(G)として切り出し、 第3の処理は、第1音声波形(F)と第2音声波形
    (G)に重み付け加算して伸長音声波形(H)として出
    力し、 第4の処理は、第2音声波形(G)の終点から(Ls−
    T)戻った点までの入力音声波形を伸長音声波形(C)
    として出力し、 第5の処理は、現在ポインタをLs進めて第1の処理に
    戻る 音声時間軸伸長装置。 但し、 Ls=T/(r−1)、Ls≧T n≧2(n:整数) Ls:ポインタ移動量 r :伸長率 T :ピッチ周期
  4. 【請求項4】 ピッチ抽出手段(2)、時間軸伸長手段
    (5)を備える音声時間軸伸長装置であって、 ピッチ抽出手段(2)は、入力音声波形よりピッチ周期
    Tを抽出し、 時間軸伸長手段(5)は、第1−5の処理に基づいて入
    力音声波形から伸長音声波形を作成出力し、 第1の処理は、現在ポインタからT戻った点からnT分
    の入力音声波形を第1音声波形(F)として切り出し、 第2の処理は、現在ポインタからnT分の入力音声波形
    を第2音声波形(G)として切り出し、 第3の処理は、第1音声波形(F)と第2音声波形
    (G)に重み付け加算して伸長音声波形(H)として出
    力し、 第4の処理は、現在ポインタからLs進んだ点から(T
    −Ls)進んだ点までの入力音声波形を、第3の処理で
    出力した伸長音声信号の最後の(T−Ls)分に置き換
    え、 第5の処理は、現在ポインタをLs進めて第1の処理に
    戻る 音声時間軸伸長装置。 但し、 Ls=T/(r−1)、Ls<T n≧2(n:整数) Ls:ポインタ移動量 r :伸長率 T :ピッチ周期
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の音声時
    間軸圧縮装置と請求項3または請求項4に記載の音声時
    間軸伸長装置とを備えた音声時間軸圧縮伸長装置。
JP5327898A 1993-09-09 1993-12-24 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置 Expired - Lifetime JP2951181B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5327898A JP2951181B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置
KR1019940022599A KR100372208B1 (ko) 1993-09-09 1994-09-08 음성신호의시간축압축/신장방법
US08/888,527 US5781885A (en) 1993-09-09 1997-07-07 Compression/expansion method of time-scale of sound signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5327898A JP2951181B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07181998A JPH07181998A (ja) 1995-07-21
JP2951181B2 true JP2951181B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=18204231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5327898A Expired - Lifetime JP2951181B2 (ja) 1993-09-09 1993-12-24 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2951181B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309921A (ja) 2003-04-09 2004-11-04 Sony Corp 符号化装置、符号化方法及びプログラム
JP5326533B2 (ja) 2008-12-09 2013-10-30 富士通株式会社 音声加工装置及び音声加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07181998A (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5630013A (en) Method of and apparatus for performing time-scale modification of speech signals
JP2955247B2 (ja) 話速変換方法およびその装置
JP3465628B2 (ja) オーディオ信号の時間軸圧伸方法及び装置
KR100372208B1 (ko) 음성신호의시간축압축/신장방법
CN100555876C (zh) 声信号处理装置和方法
JP2976860B2 (ja) 再生装置
JP2951181B2 (ja) 音声時間軸圧縮装置及び音声時間軸伸長装置、並びに音声時間軸圧縮伸長装置
KR100656968B1 (ko) 음속변환장치와 음속변환방법 및 컴퓨터 독출가능기록매체
JP2957861B2 (ja) 音声時間軸圧縮伸長装置
JP3422716B2 (ja) 話速変換方法および装置および話速変換プログラムを格納した記録媒体
JPH09152889A (ja) 話速変換装置
JP3373933B2 (ja) 話速変換装置
JP3357742B2 (ja) 話速変換装置
JPH0962298A (ja) 音声信号時間軸圧縮装置及び音声信号時間軸伸長装置並びに該装置を用いた音声符号・復号化装置
JP3081469B2 (ja) 話速変換装置
JPH07302097A (ja) 音声の時間軸圧縮方法、及び伸長方法、並びに音声の時間軸圧縮伸長方法
JP2002297200A (ja) 話速変換装置
JPH06337696A (ja) 速度変換制御装置と速度変換制御方法
JP3691304B2 (ja) 話速変換装置
KR100359988B1 (ko) 실시간 화속 변환 장치
JPH09146587A (ja) 話速変換装置
JP4437703B2 (ja) 話速変換方法および装置
WO2000019407A1 (en) Method and device of sampling pitch period of voice signal and device for time-axis compression/decompression of voice signal
JPH01233835A (ja) 音声時間軸圧縮符号化装置
JPH07210192A (ja) 出力データ制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term