JP2950178B2 - 複数のカラーledディスプレイユニットの点灯方法 - Google Patents

複数のカラーledディスプレイユニットの点灯方法

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JP2950178B2
JP2950178B2 JP34035394A JP34035394A JP2950178B2 JP 2950178 B2 JP2950178 B2 JP 2950178B2 JP 34035394 A JP34035394 A JP 34035394A JP 34035394 A JP34035394 A JP 34035394A JP 2950178 B2 JP2950178 B2 JP 2950178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤、緑、青の3原色に
発光する複数のLEDを組み合わせ、各LEDの発光出
力を調整して、発光色と明るさとを調整するカラーLE
Dディスプレイユニットの点灯方法に関する。
【0002】
【従来の技術】赤、緑、青の3原色に発光するLEDを
使用して、フルカラーのLEDディスプレイユニットを
実現できる。このLEDディスプレイユニットは、発光
色を赤、青、緑とする3種のLEDでフルカラーの1ド
ットの絵素を表示する。1ドットの絵素は、3色LED
を互いに接近して配列して構成される。この構造のLE
Dディスプレイユニットは、赤、青、緑のLEDの明る
さを調整して、発光色を変更することができる。たとえ
ば、全てのLEDを点灯させると白になり、赤と青のL
EDを点灯するとマゼンダ、赤と緑でイエロー、緑と青
でシアンとなる。さらに、各LEDの明るさを調整し
て、種々の発光色とすることができる。
【0003】LEDディスプレイユニットは、図1に示
す点灯回路でもって、一定の周期でそれぞれのLEDを
点滅させている。この図に示す点灯回路は、LEDを点
灯する時間を調整して、目に感じる明るさ、すなわちL
EDの実質的な発光輝度を調整できる。LEDの1回の
点灯時間を長くすると目には明るく感じられる。点灯時
間を短くすると暗く感じられる。点灯回路がLEDを点
滅する周期は、ちらつきを防止するために50Hzより
も高く、たとえば約100Hzに調整される。点滅周期
を100Hzとすると、LEDは1秒に100回点滅さ
れる。
【0004】このようにしてLEDを点灯する点灯回路
は、入力される表示データーを一時的に記憶するビデオ
RAM1と、ビデオRAM1に記憶されるデーターから
LEDを所定の明るさに点灯するための階調信号を演算
する階調制御回路2と、階調制御回路2の出力信号でス
イッチングされて、LEDを点滅させるドライバー3と
を備える。
【0005】階調制御回路2は、ビデオRAM1に記憶
されるデーターからLEDの点灯時間を演算する。図に
示す階調制御回路2は、入力される表示データーを演算
して、LEDを点灯する階調信号であるパルス信号を出
力する。階調制御回路2から出力されるパルス信号であ
る階調信号は、LEDのドライバー3に入力されて、ド
ライバー3をスイッチングさせる。ドライバー3がオン
になるとLEDが点灯され、オフになると消灯される。
LEDのドライバー3は、入力されるパルスが”Hig
h”のときにオンとなり、”Low”のときにオフにな
る。
【0006】ビデオRAM1から階調制御回路2に入力
される表示データーは、各LEDの明るさを決定するた
めのデーターである。階調制御回路2は、入力される表
示データーに対応して、出力するパルスの時間幅を変調
する。入力される表示データーが明るくなるにしたがっ
て、出力するパルスの時間幅を広くする。図2は、階調
制御回路2に入力される表示データーに対する出力パル
スの時間幅を示すグラフである。この図に示すように、
表示データーに比例して出力パルスの時間幅を広くする
と、表示データーに比例してLEDの点灯時間を長くす
ることができる。点灯時間が長いLEDは、目に明るく
感じるので、表示データーに比例してLEDを明るく点
灯できる。赤、緑、青の3原色に発光するLEDは、入
力される階調データに比例して明るさが調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、表示デー
ターに比例して赤、青、緑のLEDの明るさを調整する
カラーLEDディスプレイは、フルカラーの表示ができ
る。しかしながら、この構造のLEDディスプレイは、
各発光色のLED間の輝度のばらつきが問題となる。発
光輝度にばらつきのあるLEDは、全体を同じ明るさに
点灯したときに、輝度ムラが識別されて、カラーLED
ディスプレイの品質を著しく低下させる。この弊害を少
なくするために、各発光色のLEDを輝度別に選別して
いる。しかしながら、選別したLEDを使用しても、こ
れが逆にタイル状の輝度むらになり、さらに、これを階
調データで明るさを細かく調整すると、さらに細かな輝
度むらが目だつようになり、さらに細かいレベルでLE
Dを選別する必要が生じる。このことは、LEDの歩留
まりを著しく低下させる。
【0008】さらに、図1に示す構造のカラーLEDデ
ィスプレイは、入力される表示データーに対応した時間
でLEDを発光させるにもかかわらず、良好なグレース
ケールとすることができない。また、LEDを明るく点
灯させる領域で目に感じる輝度が飽和してしまうことも
ある。人間の視覚は、聴覚や臭覚などの他の感覚器官と
同様に、対数関数的な知覚機能を有することが理由であ
る。
【0009】これ等の欠点は、入力回路に入力する表示
データーを、LEDの輝度むら補正や、視覚補正等をし
て入力することにより解消できる。しかしながら、選別
基準にもよるが、LEDの発光輝度は倍〜半分にばらつ
くこともまれではない。さらに、LEDディスプレイで
良好なグレースケールを得るためには、例えば二乗曲線
等で視覚補正を行う必要がある。これらは考慮すると
EDディスプレイユニットに入力する前段の表示コント
ローラの8ビット表示データー出力であらかじめ補正し
ておくのは困難であり、最低でも12ビット以上の大き
なデータバスが要求される。フルカラー表示のディスプ
レイでは3色分のデーターバスが必要であり、コネクタ
部の複雑化を免れない。
【0010】これらの問題は、輝度選別されたLEDを
選別ランク毎にLEDモジュールに実装し、LEDモジ
ュールの輝度調整を輝度測定手段と連動させて調整でき
るように、LEDモジュールに補正RAMを設け、補正
データ生成装置から、補正データをディスプレイコント
ローラを介して各モジュールに転送できるしくみを完成
させた。また、LED発光特性の視覚補正を各LEDモ
ジュールの駆動回路に組み込み、その視覚補正値も補正
データとして外部より制御可能な回路構成として解消で
きる。
【0011】この回路構成は、自動調整後の輝度むらを
選別ランク内のバラツキに押さえられる。さらに箇々の
素子バラツキの補正を実行することにより、さらに輝度
バラツキの少ない均一な表示が得られる。モジュール間
の輝度バラツキ調整後の個別素子の輝度バラツキ調整量
はわずかであるから、モジュール内で補正するための素
子情報の記憶メモリが少なくて済む。また、LEDモジ
ュールに入力する前段の表示コントローラーでデータ補
正する場合にも補正領域を抑えてデータ領域を多く取る
ことができ、画像の階調品質の劣化を抑えることができ
る。しかしながら、この回路構成のカラーLEDディス
プレイユニットは、補正データーを補正RAMに伝送し
て補正する必要があり、補正データーの入力回路が複雑
になる欠点がある。
【0012】本発明はさらにこの欠点を解消することを
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、LE
DディスプレイコントローラとLEDモジュールの接続
を簡素化して、箇々のLEDを理想的な発光輝度に補正
でき、均一な表示が得られる複数のカラーLEDディス
プレイユニットの点灯方法を実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のカラーLEDデ
ィスプレイの点灯方法は、前述の目的を達成するために
下記の構成を備える。複数のカラーLEDディスプレイ
ユニットの点灯方法は、赤、緑、青の3原色に発光する
LEDが互いに接近して配列された絵素が複数個配列さ
れているLEDパネル6及びLEDパネル6の各LED
を所定の明るさに点灯する点灯回路7とを備える複数の
カラーのLEDディスプレイユニットを並べて使用する
と共に、このLEDディスプレイユニットをLEDディ
スプレイコントローラに接続して、LEDディスプレイ
ユニットを点灯する。 ディスプレイコントローラからL
EDディスプレイユニットに、隣接するLEDディスプ
レイユニットの輝度斑を補正する補正データーを伝送す
る。
【0014】さらに、本発明のカラーLEDディスプレ
イの点灯方法は、隣接するLEDディスプレイユニット
の輝度斑を補正する補正データーと表示データーを、デ
ィスプレイコントローラを介してLEDディスプレイユ
ニットに伝送するために、単一のバスラインからLED
ディスプレイユニットに時分割に入力すると共に、補正
データーと表示データーとを切り換えて、各々別々に記
憶させる工程と
【0015】記憶される補正データーと表示データーを
もとにして、各LEDを発光させる階調信号に変換する
工程と、
【0016】階調信号をドライバーに入力させて、ドラ
イバーでもって各LEDを所定の明るさに点灯させる工
程とからなる。
【0017】さらに本発明の請求項2に記載されるカラ
ーLEDディスプレイユニットの点灯方法は、補正デー
ターに、EDディスプレイの設置される場所の明るさ
度等の検知システムの出力に応じて、最適設定を切り
換えるデーターを含ませている。
【0018】
【作用】本発明のカラーLEDディスプレイの点灯方法
は、表示データーと補正データーとを単一のバスライン
から入力する。表示データーは各々のLEDを発光させ
る輝度を決定するデーターである。補正データーは、各
々のLEDの発光輝度を補正するデーターである。たと
えば、補正データーは、下記のデーター信号である。 各々のLEDの輝度むらを揃えるデーター 各カラーLEDディスプレイユニットの発光輝度の相違を揃えるデーター 赤、緑、青のバランスの違いを補正するデーター 良好なグレースケールを得るための視覚補正データー
【0019】本発明の実施例の点灯方法にかかるカラー
LEDディスプレイは下記の動作をしてLEDを発光さ
せる。 (1) スイッチをオンしたときに、リセットしたとき
に、あるいは、フレーム周期でデーターの休止区間を利
用して、補正RAM5に補正データーを入力する。補正
データーは入力回路4を介して補正RAM5に伝送され
る。補正RAM5に記憶される補正データーは、その後
に入力される表示データーの補正に使用される。
【0020】 (2) 表示データーは入力回路4を介してビデオRAM
1に入力される。入力回路4は、補正データーと表示デ
ーターとを切り換えて、補正データーを補正RAM5
に、表示データーをビデオRAM1に入力する。
【0021】 (3) 階調制御回路2が、補正RAM5に記憶される補
正データーでもって、ビデオRAM1に記憶される表示
データーを補正し、表示データーから階調信号を演算す
る。演算された階調信号はドライバー3に入力される。
たとえば、階調制御回路2に、特定されたLEDの発光
輝度の低いことを示す補正データーと、このLEDの輝
度を示す表示データーとが入力されて、LEDをより明
るく点灯するように補正した階調信号を出力する。すな
わち、暗いLEDを明るく点灯し、明るいLEDを暗く
点灯するように補正した階調信号を出力する。
【0022】 (4) 階調信号はドライバー3に入力され、ドライバー
3は入力された階調信号でもってLEDを所定の発光輝
度に点灯させる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するためのカラーLEDディスプレイの点灯方
を例示するものであって、本発明はカラーLEDディ
スプレイの点灯方法を下記のものに特定しない。
【0024】図4に示すカラーLEDディスプレイユニ
ットは、赤、緑、青の3原色に発光するLEDが互いに
接近して配列された絵素が複数個配列されているLED
パネル6と、このLEDパネル6の各LEDを所定の明
るさに点灯する点灯回路7とを備える。LEDパネル6
は、赤、青、緑に発光する3個のLEDの発光時間で明
るさを調整してフルカラーの1ドットの絵素を表示す
る。多数のLEDは図5に示すようにマトリクスに接続
されている。
【0025】点灯回路7は、各々のLEDを所定の明る
さに発光させる表示データーを一時的に記憶するビデオ
RAM1と、LEDを発光させる明るさを補正する補正
データーを記憶する補正RAM5と、ビデオRAM1と
補正RAM5に記憶されるデーターを各LEDを発光さ
せる階調信号に変換する階調制御回路2と、この階調制
御回路2の出力信号が入力されて各LEDを所定の明る
さに点灯させるドライバー3とを備える。
【0026】ビデオRAM1と補正RAM5の入力側に
は入力回路4を接続している。入力回路4は、表示デー
ターをビデオRAM1に、補正データーを補正RAM5
に切り換えて入力する。入力回路4は、時分割に入力さ
れる表示データーと補正データーとを切り換えてビデオ
RAM1と補正RAM5に入力する。
【0027】図4のカラーLEDディスプレイは、入力
回路4を、アドレスコントロラー8と、データー入力回
路9とで構成している。アドレスコントロラー8は、制
御信号用の入力端子と、アドレスライン用の入力端子と
を備える。制御信号は、データー入力回路9に入力され
る入力信号を、補正データーと表示データーとに区別す
る信号である。アドレスライン用の入力端子には、LE
Dパネル6のLEDを特定するアドレス信号が入力され
る。データー入力回路9は、表示データーと補正データ
ーとを時分割に入力するデーターライン用の入力端子を
入力側に設けている。
【0028】アドレスコントロラー8とデーター入力回
路9の出力側は、ビデオRAM1と補正RAM5とに接
続されている。データー入力回路9のデーターラインに
は、表示データーと補正データーとが入力される。アド
レスコントロラー8は、データー入力回路9に入力され
る信号が、表示データーであるか補正データーであるか
を識別して、表示データーをビデオRAM1に、補正デ
ーターを補正RAM5に入力する。表示データーと補正
データーとは、各々のLEDを発光させる輝度を特定す
るデーターである。LEDを特定するために、アドレス
コントロラー8にアドレスデーターが入力され、アドレ
スデーターで特定されたLEDの補正データーと表示デ
ーターとが補正RAM5とビデオRAM1とに記憶され
る。
【0029】図4に示す点灯回路7は、ビデオRAM1
の出力側と補正RAM5の出力側にバッファー10を接
続している。これ等のバッファー10は、LEDパネル
6の1行に配列されるLEDの補正データーと表示デー
ターとを記憶する。たとえば、LEDパネル6に16×
16ドットの絵素があり、1ドットの絵素を赤、緑、青
の3個のLEDで表示するカラーLEDディスプレイ
は、バッファー10に16×3個のLEDに相当するデ
ーターを記憶させる。バッファー10を接続している階
調制御回路2は、1ラインのLEDの階調信号を同時に
演算し、ドライバー3で1ラインのLEDを同時に発光
させるためである。
【0030】図に示す補正RAMは、下記の〜のR
AMを備えている。 素子バラツキ補正RAMこの補
正RAM5は、各々のLEDの輝度むらを揃えるデータ
ーを記憶する。たとえば、輝度の低いLEDは発光輝度
を高くし、輝度の高いLEDは発光輝度を低く補正する
データーである。
【0031】 輝度調整補正RAM……この補正RA
M5は、各カラーLEDディスプレイ相互の発光輝度の
相違を揃えるデーターを記憶する。複数枚のLEDディ
スプレイユニットを並べて使用するとき、隣接するLE
Dディスプレイユニットに明るさのむらがあると、色違
いのタイルを張ったように、斑ができる。この弊害を防
止するには、各LEDディスプレイユニットの輝度を均
一に揃える必要がある。輝度調整補正RAM5は、輝度
斑を補正するデーターを記憶する。
【0032】 ホワイトバランス補正RAM……この
補正RAM5は、赤、緑、青のバランスの違いを補正す
るデーターを記憶する。各発光色のLEDは、図7に示
すように、各発光色のLED毎に、輝度ランクA〜Hに
選別されて、ドットマトリックスに実装されている。た
とえば、ランクCの暗い緑LEDと、ランクEの赤LE
Dと、ランクGの明るい青LEDとを組み合わせて使用
するときは、緑、赤、青の順番で、階調制御回路2の輝
度変調回路の変調ゲインを高くして、各発光色のLED
のホワイトバランスを調整する。ホワイトバランス補正
RAM5は、各発光色のLEDのホワイトバランスを調
整するために、変調ゲインを制御する信号を記憶してい
る。
【0033】 ガンマ補正RAM……この補正RAM
5は、階調データーに沿った良好なグレースケールを得
るための非線形パルス変調に必要な視覚補正データーを
記憶する。
【0034】補正RAM5には、カラーLEDディスプ
レイの電源スイッチをオンにしたときに、フレーム周期
毎に表示データの休止通間にあるいはリセットしたとき
に、あるいはまた、周囲の明るさが変化したと検知シス
テムが反応したときなどに、補正データーが入力され
る。補正データーは、入力回路4を介して補正RAM5
に伝送される。補正データーと表示データーとは一緒に
入力されない。補正データーを補正RAM5に記憶させ
た後、表示データーをビデオRAM1に入力する。入力
は、時分割に入力される補正データーと表示データーと
を切り換え、補正データーを補正RAM5に、表示デー
ターをビデオRAM1に入力する。
【0035】各々の補正RAMの出力側には1ライン1
6個のLEDのデーターを記憶するデーターバッファー
10を接続している。
【0036】階調制御回路2は、パルス幅変調回路で、
ビデオRAM1から入力される表示データーを、補正R
AM5から入力される補正データーで補正したパルス幅
の階調信号を出力する。
【0037】輝度調整補正RAM5に記憶される補正デ
ーターは、各カラーLEDディスプレイユニット相互の
発光輝度の相違を揃えるデーターである。階調制御回路
2は、表示データーから入力される表示データーに、各
LEDディスプレイユニットに特有の係数を掛けて輝度
斑を補正する。輝度調整補正RAM5は、各LEDディ
スプレイユニットに特有の係数を補正データーとして記
憶している。
【0038】さらに、階調制御回路2は、ホワイトバラ
ンス補正RAM5から入力される補正データーで、表示
データーを補正して、各LEDを発光させる階調信号を
出力する。たとえば、図7に示すように、ランクCの暗
い緑LEDユニットと、ランクEの赤LEDユニット
と、ランクGの明るい青LEDユニットとを組み合わせ
て使用するときは、図9に示すように、緑、赤、青の順
番に変調ゲインを高くして、各発光色のLEDユニット
のホワイトバランスを調整する。
【0039】ドライバー3は、LEDのコモンラインを
一定の周期で切り替えるコモンドライバー3Aと、階調
制御回路2の出力信号であるLEDを点灯するセグメン
トドライバー3Bとを備える。図5に示すLEDディス
プレイユニットは、コモンドライバー3Aとセグメント
ドライバー3Bの両方を電源(図示せず)に接続してL
EDを点灯する。
【0040】コモンドライバー3Aは、各列のLEDを
順番に切り替えて電源に接続する。コモンドライバー3
Aは、点滅させるLEDのちらつきを防止するために、
コモンラインを例えば100Hzの周期で切り替える。
【0041】セグメントドライバー3Bは、スイッチン
グ素子(図示せず)を内蔵している。スイッチング素子
は、階調制御回路2から入力されるパルス信号でオンオ
フされる。スイッチング素子がオンになると、コモンラ
インを電源に接続している列のLEDを点灯させる。ス
イッチング素子のオン時間は、LEDの明るさを調整す
る。スイッチング素子がオンになると、LEDは一定の
電流が流されて発光する。スイッチング素子のオン時間
が短いと、LEDは暗く発光する。イッチング素子のオ
ン時間が長くなると、LEDは明るく発光される。
【0042】セグメントドライバー3Bは、階調制御回
路2の出力で、それぞれのスイッチング素子のオン時間
を制御して、発光させるLEDの明るさを調整する。ス
イッチング素子をオンオフするために、階調制御回路2
は所定の時間幅のパルスを階調信号として出力する。複
数のスイッチング素子は、階調制御回路2の出力で並列
処理される。したがって、各行に接続されたスイッチン
グ素子は、階調制御回路2から出力されるパルス信号
で、オンになる時間が調整される。
【0043】セグメントドライバー3Bは、コモンドラ
イバー3Aで電源に接続された列のLEDを、階調信号
に相当する時間点灯し、コモンドライバー3Aが次の列
に切り替えられると、次々と各列のLEDを所定時間点
灯する。したがって、セグメントドライバー3Bは、コ
モンドライバー3Aに同期してスイッチング素子をオン
オフし、次々と全てのLEDを決められた時間点灯して
所定の輝度で発光させる。
【0044】図8は輝度変調回路のさらに具体的な一実
施例である。本発明はこの実施例に限定するものではな
いが、この回路は、輝度調整データとホワイトバランス
調整データと視覚補正(ガンマ補正)データを全てカウ
ンタと分周器のカウント値または分周比と言う簡単なパ
ラメータで設定できるメリットがある。
【0045】図10と図11は、視覚補正RAMと、視
覚補正曲線を示す。図10の補正RAMは、8ビット×
16ワードで構成されている。8ビットデータが分周比
を表し、16ワードのアドレスが視覚補正の階調レベル
を示している。この実施例の視覚補正は、16階調毎に
カウンタのカウントパルス幅がその前の16階調よりも
大きくなるように変化させて、図11の曲線で示すよう
に、16の折れ線で256階調の視覚補正曲線を近似し
ている。LEDの視覚補正としてこの様な近似で十分な
結果が得られており、更にこれよりも少ない折れ線の近
似でも良好なグレースケールが得られる。
【0046】図8と図9に示す輝度変調回路は、点灯周
期毎にSETパルスにより、分周器20、21と、カウ
ンタ22をセットしてカウントをスタートさせる。分周
器21には分周器20でN0分周されたGCLKが入力
され。カウンタ22は、最初はさらに分周器21でN1
分周されたGCLKを16カウントするが、その時点で
ガンマ補正RAM27のアドレスが、変化してN2が読
み出され分周器21にセットされる。それ故、これより
次の16カウントは分周器20でN分周、さらに分周器
21ではN2分周されたGCLKがカウントされる。以
下同様16カウント毎に分周器21の分周比更新されな
がら階調設定値までカウンタが進められる。その結果、
カウンタのカウント時間がカウント値に対して非線形に
なり、これによりLEDの視覚補正を実現できる。特に
この方法によれば、補正RAMに書き込む分周データの
セットにより視覚補正カーブを自由に設定できる特徴が
ある。また、階調カウンタは発光色の異なるLED毎に
設けられるので、視覚補正も色別に設定することができ
る。
【0047】パルス出力回路24はLED駆動回路に出
力されるパルス変調出力を得るための波形成形回路であ
り、SETパルスにより読み出し周期でセットされ、階
調数までカウンターがカウントするとリセットされる。
【0048】分周器20はモジュール毎の輝度バラツキ
を補正するためのゲイン調整回路である。分周器20の
分周比を大きくするとゲインが大きくなり最長パルス幅
が広くなる。逆に小さいと狭くなる。なお、最長パルス
幅は読み出し周期で制限される。
【0049】分周器20は発光色毎に設けられているの
で、この設定の仕方によりパルス幅の相対比が決まり、
最適なホワイトバランスを調整できる。また同時に変化
させると色バランスを保ったまま、全体の輝度を調整す
ることも可能である。
【0050】以上によりモジュール間の輝度ムラが補正
されると均一な表示品質が得られるが、厳密に言うと次
にはモジュール内の輝度バラツキがノイズとなって目に
付くようになる。このノイズを除去するために個別の輝
度バラツキデータを補正RAMに記憶して階調データと
同期して読み出し、補正演算した後階調カウンターに出
力している。補正演算の方法は色々考えられるが、ここ
ではもっとも簡単に加減算処理している。従って、補正
データにはこの加減算データが記憶されている。このよ
うな補正処理はディスプレイコントローラ内でディスプ
レイの全画素について一括処理した後にデータ転送して
もかまわない。
【0051】LEDをある一定の輝度ランクに選別し
て、LEDモジュールのパネルに組み込むとモジュール
内の輝度バラツキは選別の輝度ランク内に収まっている
が、ランクの異なるモジュール間のバラツキはタイル状
の輝度ムラになってディスプレイの品質を大きく損ね
る。しかし、LEDディスプレイ輝度測定手段と運動さ
せてモジユール間の輝度差を補正する事により均一な画
像がえられる。また、素子毎のバラツキにより発生する
ノイズを軽減することができる。また、メンテナンス時
においても同様な操作によって簡単に輝度むらを改善す
ることができる。また、設置場所の明るさや温度などの
環境条件や平均映像レベル等の映像信号そのものの内容
によって最適な設定条件を発生させて補正RAMの内容
を書き換えることにより最良の画像を得ることができ
る。また、これらは、あらかじめ複数組の補正値を組み
込んで置いて、選択的に切り替えてもよい。
【0052】さらに、図10に示す階調制御回路は、モ
ジュール内の列毎にカウンタと視覚補正RAMを設ける
ことにより、視覚補正曲線でホワイトバランス補正と素
子バラツキ補正を同時に行っている。この視覚補正RA
Mはモジュール内の列数分有するか、もしくは点灯前に
ライン毎の補正データを転送する必要がある。視覚補正
曲線はディスプレイのホワイトバランス及びグレースケ
ールを考慮してあらかじめ設定されており、設定システ
ムと運動させて256階調の16ステップ毎に輝度目標
値を読み込み、その目標にもっとも近くなるように視覚
補正パラメータ(分周比)を決定していく。こうするこ
とにより、あらかじめ決められたホワイトバランスとグ
レイスケールが実現できる、なおかつ前記の目標曲線に
もっとも近いパラメータを設定する事により素子バラツ
キも自動的に補正される。
【0053】さらに、次のように表示画像の調整を行う
ことも可能である。前述の輝度補正終了後、全体のGC
LK周波数を変化させることによりディスプレイのコン
トラストを調整する事ができる。また、GCLKをR、
G、Bの各色毎に設け、それぞれのGCLK周波数比を
変化させることによりディスプレイの色調調整ができ
る。また、表示データに一定の値を加減算する事により
ディスプレイの輝度調整が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明のカラーLEDディスプレイユニ
ットの点灯方法は、入力回路でもって、補正データーと
表示データーとを切り換て記憶させる。補正データー
は、各LEDの明るさやカットオフ特性を補正するため
のデーターであるから、表示データーのように、常時連
続的に入力されるものではない。たとえば、補正データ
ーは、電源スイッチをオンにしたとき、あるいはリセッ
トしたとき、あるいはまた周囲の明るさが変化したとき
に1回入力しておくと、その後は、再々入力することな
く、次々と連続して入力される表示データーを補正し
て、LEDを最適な発光輝度で点灯できる。本発明のカ
ラーLEDディスプレイの点灯方法は、入力頻度の少な
い補正データーの入力に、表示データーをビデオRAM
に入力するバスラインを併用する。バスラインを補正デ
ーターの入力用に併用しても、補正データーは入力され
る回数が極めて少ないので、表示データーを入力するこ
とに弊害はない。したがって、本発明のカラーLEDデ
ィスプレイの点灯方法は、補正データーを入力して各L
EDの輝度を最適値に補正するにもかかわらず、補正デ
ーターを入力するためのバスラインを省略して入力用の
バスラインを著しく簡素化できる極めて優れた特長を実
現する。
【0055】また本発明のLEDディスプレイユニット
の点灯方法は、ディスプレイコントローラーを介して、
環境を検知し、あるいは輝度を測定して補正データーを
生成する装置から、補正データーを各LEDモジュール
に伝送できるため、高率よくLEDディスプレイの輝度
補正が行え、高品質な表示画像が調整できる、極めて有
効な手段が実現できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラーLEDディスプレイのブロック線
【図2】階調制御回路に入力される表示データーに対す
る出力パルスの時間幅を示すグラフ
【図3】補正RAMを備えるカラーLEDディスプレイ
のブロック線図
【図4】本発明の実施例にかかるカラーLEDディスプ
レイのブロック線図
【図5】LEDディスプレイのLEDの配列を示す平面
【図6】LEDのカットオフ特性のばらつきを示すグラ
【図7】各発光色のLEDユニットの輝度ランクA〜H
を示すグラフ
【図8】輝度変調回路の一例を示すブロック線図
【図9】輝度変調回路の一例を示すブロック線図
【図10】視覚補正RAMの具体例を示すブロック線図
【図11】視覚補正曲線を示すグラフ
【符号の説明】
1…ビデオRAM 2…階調制御回路 3…ドライバー 3A…コモンドライバー 3B…セ
グメントドライバー 4…入力回路 5…補正RAM 6…LEDパネル 7…点灯回路 8…アドレスコントロラー 9…データー入力回路 10…バッファー 12…ホワイトバランスデーターバッファ 13…ガンマ補正データーバッファ 20…分周器 21…分周器 22…カウンター 24…パルス出力回路 26…輝度変調回路 27…ガンマ補正RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/00 - 3/16 G09G 3/20 - 3/34 H04N 5/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤、緑、青の3原色に発光するLEDが
    互いに接近して配列された絵素が複数個配列されている
    LEDパネル及びLEDパネルの各LEDを所定の明る
    さに点灯する点灯回路とを備える複数のカラーのLED
    ディスプレイユニットを並べて使用すると共に、このL
    EDディスプレイユニットをLEDディスプレイコント
    ローラに接続して、LEDディスプレイユニットを点灯
    する方法であって、 隣接するLEDディスプレイユニットの輝度斑を補正す
    る補正データーと表示データーを、ディスプレイコント
    ローラを介してLEDディスプレイユニットに伝送する
    ために、単一のバスラインからLEDディスプレイユニ
    ットに時分割に入力すると共に、補正データーと表示デ
    ーターとを切り換えて、各々別々に記憶させる工程と記憶される補正データーと表示データーをもとにして、
    各LEDを発光させる階調信号に変換する工程と、 階調信号をドライバーに入力させて、ドライバーでもっ
    て各LEDを所定の明るさに点灯させる工程とからなる
    複数のLEDディスプレイユニットの点灯方法。
  2. 【請求項2】 前記補正データーが、LEDディスプレ
    イの設置される場所の明るさや温度等の検知システムの
    出力に応じて、最適設定が切り換えられるデーターを含
    請求項1に記載の複数のカラーLEDディスプレイ
    ニットの点灯方法
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