JP2949488B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2949488B2
JP2949488B2 JP9347086A JP34708697A JP2949488B2 JP 2949488 B2 JP2949488 B2 JP 2949488B2 JP 9347086 A JP9347086 A JP 9347086A JP 34708697 A JP34708697 A JP 34708697A JP 2949488 B2 JP2949488 B2 JP 2949488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ等に接続さ
れる複数の電気端子をハウジング内に収容する電気コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4740167号に開示する
如き配線システムにより、建物に電力を供給することは
一般的である。斯る配線システムは両端にコネクタを有
するケブル、ジャンクションボックス(以下JBとい
う)及びデュープレックスリセプタクル(以下DRとい
う)で構成される。JBはケーブル両端のコネクタがJ
Bに接続されると、ケーブル内の導体に接続される複数
のバスバーを含んでいる。また、バスバーはタブターミ
ナル(タブ端子)用の一体のリセプタクルを有し、DR
がJBに挿入接続されると、バスバーがDRのアウトレ
ット(取り出し)リセプタクルに接続される。これらJ
Bは壁面又はパネル内、特に金属製壁板を切り欠いた開
口内に配置するのが一般的である。
【0003】斯る分電ユニット等に使用する一般的な電
気コネクタ、即ち電力用コネクタは前(嵌合)面から背
面に延びる複数の端子受容キャビティを有する絶縁ハウ
ジング及びキャビティに挿入保持された複数の端子を具
えている。電線端部に圧着した端子は各端子を単にキャ
ビティの一つに挿入して端子の保持ランスがハウジング
の肩を超えて移動し、端子がコネクタハウジングから抜
けないようにしてハウジングに組み立てられる。
【0004】上述した形式にコネクタの問題点として、
作業者が端子をハウジングのキャビティ内に端子のラン
スがハウジングの肩を超えて移動しないように十分に挿
入することを怠ることがあることである。この端子は完
全に挿入され引抜力に対して十分な抵抗力があるかに見
える。特に、端子がキャビティ内に十分に嵌合する寸法
であるとき、或いは、端子が圧着されているワイヤの絶
縁体がハウジングのキャビティに十分に嵌合する場合に
顕著である。その結果、コネクタを使用すると、即ちそ
れを相手コネクタと嵌合すると、不完全に挿入された端
子がハウジングから後方に押し出され、相手コネクタの
相補端子と接触しない。この問題は品質管理を厳重に行
い、使用前に組み立てられたコネクタを伸長に検査する
ことにより部分的に克服可能である。しかしながら、ハ
ウジング内への端子の不確実な挿入の虞を完全に排除す
ることはできない。
【0005】この種のコネクタに、ある状況下で生じ得
る別の問題として、端子に圧着されるワイヤがジャケッ
トを有するケーブル内に含まれていることを必須とする
ことである。個々のワイヤを広げてコネクタハウジング
のキャビティ内に挿入するには、ケーブル端部からジャ
ケットを除く必要がある。しかし、コネクタに近い位置
まで延びるように、切除するケブルジャケットの量は最
小にするのが好ましい。コネクタのキャビティ内にワイ
ヤ端を挿入する作業者は、端子を挿入するとき、端子と
ジャケット端間の作業ワイヤ長が限られる。端子をキャ
ビティ内に挿入する作業は一般に時間を要する。その理
由は、特に電力供給用に大電流容量でワイヤが大きく
(例えばパワーゲージ10−12AWG)、比較的硬質
である場合には、操作するに必要な可撓性ワイヤ長が極
めて短い為である。もしケーブルに6本以上のワイヤが
あるとすると、第1及び第2端子の挿入は比較的容易で
あるが、残りのワイヤの挿入は既に挿入されたワイヤが
固定位置にある為に益々困難になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、キャビティ
内に容易に且つ確実に電気端子を挿入することができる
電気コネクタを提供することを目的とするものであり、
上述した問題を解決するとを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気端子を収
容する複数のキャビティを含む内部ハウジングと、該内
部ハウジングを受容する外部ハウジングとを含む電気コ
ネクタにおいて、前記電気端子の少なくとも一部は板状
とされ、板状部分の一端縁に刃状突起及び対向縁に凹部
を有し、前記内部ハウジングは前記キャビティの軸線方
向に直交する一側に開口すると共に、前記キャビティに
沿って片持ち梁状係止ビームを有し、前記電気端子は前
記ハウジングの前記一側から前記キャビティ内へと前記
一端縁側より挿入され、前記係止ビームは挿入初期に前
記刃状突起によって撓ませられ、完全挿入されたときに
前記凹部に係合されることを特徴とする。
【0008】好ましくは、前記係止ビームには突起(又
は耳部)を含み、該突起が前記凹部に係合する用構成さ
れる。該突起は前記凹部との係合により前記電気端子を
前後方向に制止できる寸法形状に形成される。
【0009】好ましくは、前記係止ビームは前記キャビ
ティの壁に近い位置に該キャビティに対向するように配
置される。前記突起は前記キャビティの前記壁に対向す
るよう突出する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付図を参照して本発明に
よる電気コネクタの好適実施形態について説明する。
【0011】図1乃至図3には分電組立体の構成の概略
が示される。図1及び図2によれば、分電組立体2はパ
ネル4に取り付けられ、パネル4の両側から電力が得ら
れるよう構成されている。分電組立体2はJB組立体
6、2個のDR組立体8、10及びコネクタ12を具え
ている。これらの素子は全て電気(又は電力)ケーブル
14の端部に取り付けられている。
【0012】各コネクタ12はハウジング106を有
し、このハウジング106から矩形フード102が突出
する。このフード102はエンドキャップのハウジング
突起98の一つと係合する寸法である。ラッチ耳104
が各ハウジングの側壁に設けられるが、ハウジング部の
可撓性ラッチ耳88と係合する。ケーブル内の導体は両
端部を有しコネクタハウジングのキャビティ110内に
取り付けられる。
【0013】図4乃至図14には、電力用コネクタ12
の構造が詳細に示される。図4及び図5によれば、電力
用コネクタ12はハウジング組立体204を含む。この
ハウジング組立体204は外部ハウジング206及び内
部ハウジング208を具えている。このハウジング組立
体204は嵌合面210(図12参照)、背面212、
第1及び第2側壁214、216及び対向する端壁21
8を有する。この組立体の側壁及び端壁は嵌合面から背
面に延び且つ嵌合面の前方に延び後述するフードを形成
する。
【0014】図5に示す如く、内部ハウジング208は
絶縁電線222の導体に224の位置で圧着された複数
の端子220を含んでいる。各端子220は刃形(又は
タブ形)コンタクト部226及びこれと圧着部224の
中間にある中間板状部228を有する。この中間部22
8は浅い凹欠(凹部)232を有する一側縁230と突
出する刃形突起236を有する他側とを有する。各ワイ
ヤは図10に示す如くケーブルジャケット238により
包囲されたケーブル内に収められている。完成されたコ
ネクタ組立体では、このケーブルジャケット238はハ
ウジング組立体の背面212に出来る限り近づき絶縁電
線の露出部分を最小にするのが好ましい。
【0015】内部ハウジング208は底面240(図6
中左側)を有する。この底面はコネクタ組立体の第2側
壁の一部である。内部ハウジング208は上側面242
及びコネクタ組立体12の側壁218(図4参照)の一
部である対向する端壁244(図5)を有する。内部ハ
ウジング208の一端210はコネクタ組立体の嵌合面
であり、内部ハウジング208の反対端はリップ又はフ
ランジ246を有する(図8参照)。離間した半円筒状
の凹部248(図9参照)はフランジ246内に設けら
れ、図14に示す如く各ワイヤを包囲するよう外部ハウ
ジングと同様の凹部280(図14参照)と協働する。
【0016】図9及び図10の端子受容キャビティ25
0はフランジ246から嵌合面210へ延びる離間した
キャビティ壁252により限定される。各キャビティは
嵌合面210とフランジ246から前方に延びる後部2
57とに近接し且つ後方へ延びる一部分254を有す
る。この2つの部分は隔壁256の前端から延び嵌合面
210を定める。壁256、258は隣接するキャビテ
ィ壁252に延びることはないが、端部は隣接する壁面
から離れている。これにより、壁256、258の端部
と隣接壁252の面間の狭い空間に挿入される。端子の
圧着部は図10に最も良く示す如く各キャビティの拡大
部257内に受容される。
【0017】キャビティは内部ハウジングの上側242
から内方へ、また嵌合面210から背面へ延びる。それ
により、端子は対応するキャビティと位置合わせし、且
つ図6に示す如く下方に移動することにより挿入され
る。
【0018】各キャビティ内には片持ち梁ビーム状の保
持手段260が設けられている(図10及び図11参
照)。このビーム260は隣接するキャビティ壁252
の表面253から離間しており且つ固定端262及び自
由端264を有する。各ビームの自由端は上側242に
隣接し、固定端は図6に示す如く同じ表面の後部からス
テップしている底面240の前方部と一体に形成されて
いる。各片持梁ビーム260は隣接するキャビティ壁面
に沿って横方向に延びる耳部266を自由端に有する。
更に下方に傾斜して図11中の下向きの肩を提供する。
これら耳部266は隣接するキャビティの面253から
横方向に曲げられ、端子の挿入を可能にし、挿入後に耳
部266は端子の凹部232に入り端子をキャビティ内
に保持する。下方への移動中に、端子の端部234の刃
形突起236は耳部266と接して偏倚させ、端子がこ
の耳部266を超えて移動できるようにする。端子がキ
ャビティ内に完全に挿入された後、刃形突起236は図
13の底面240の開口内に受容される。開口268内
にこれら突起があるために、端子がキャビティ内に正し
く挿入されているか否かを簡単に検査することが可能で
ある。開口268は内部ハウジングの射出成形時に、キ
ャビティを貫通するコアピンを用いて形成し、また突出
する耳部266に下向きの肩を形成する。
【0019】コネクタ組立体12の第1側壁は外側ハウ
ジングの側壁の一つであり、外部ハウジングの他の側壁
270は図8に示すコネクタ組立体12の第2側壁21
6の一部を形成する。外部ハウジングは嵌合面を超えて
一部後方へ延び、完成された組立体の内部ハウジングの
端壁を超えて一部後方に延び、完成された組立体の内部
ハウジングの端壁を連結して完成された組立体の端壁を
形成する。従来のラッチ耳274、276が外部ハウジ
ング端壁及び側壁に設けられ、相手接続デバイスのラッ
チアームと協働する。フランジ又はリップ278が側壁
214の後側から延び、内部ハウジングのフランジ24
6と補完する。このフランジ278は離間した半円筒状
の凹部280を有し、両フランジは図示する如く段状部
282を有する、これにより、両部分を相互に組み立て
るとフランジの端部が緊密に嵌合してワイヤを包囲す
る。
【0020】出っ張り又は延長部286は外部ハウジン
グの側壁270から端壁272の端部184を超えて突
出する。この延長部286はその内面と一体の歯又はキ
ー288を有する。これらキーは内部ハウジングの離間
するスロット290に受容され、その嵌合面から後方に
延びる。このキー及びキー溝は内部ハウジングを外部ハ
ウジング内に挿入する当面の目印又は位置合わせ手段と
なる。浅い溝292状の付加位置合せ手段が設けられ
る。これはリップ278の近傍位置から外部ハウジング
の前端に向かって前方に延びる。これら溝292はコン
タクト端子のコンタクト部226の端部を受ける寸法で
ある。
【0021】コネクタ組立体12の組立工程は次の通り
である。ワイヤ222の端部の各端子は先ず図6に示す
内部ハウジングのキャビティと位置合わせされ、対応す
るキャビティ内に向けて下方へ移動する。斯る移動中
に、各端子の刃形の突起236が関連する片持ち梁ビー
ムを曲げ、端子をキャビティ内へ移動可能にする。これ
ら端子は1度に1個ずつキャビティ内に挿入される。各
端子とケーブルジャケットの端部間には短い絶縁電線
(ワイヤ)222があるのみであるので、端子処理の為
に作業者が扱うことのできるワイヤは限られている。し
かし、端子は軸に対して横方向に挿入されているので、
短いワイヤした利用できないことはそれ程不便ではな
い。端子を内部ハウジングのキャビティ内に配置した
後、内部ハウジングを図7に示す如く外部ハウジングに
両ハウジングの軸を相互に傾けて位置合わせする。端子
の端部は溝又はスロット292内に配置し、内部ハウジ
ングを歯288が位置合わせスロット290に入るまで
前方に押す。次に内部ハウジングはリップ278を超え
させ、これにより側壁240が僅かに変形する。端子が
嵌合面を超えて前方に移動すると、リップ278は通常
位置に復帰し、ワイヤはリップ278により完全に包囲
され且つ部分的にシールする。仕上げられた組立体で
は、外部ハウジング294の前方部分は嵌合面210を
超えて延び且つ端子の接触(コンタクト)部を包囲する
フードの作用をする。
【0022】本発明による電力用コネクタ及びコネクタ
組立体には、ワイヤを含むケーブルのジャケットがコネ
クタの後端近くに延びなければならないとき、上述した
如く端子をキャビティ内に挿入する問題を回避する。も
し、端子が、従来の如く軸方向に挿入されると、端子と
ジャケット材料の端部間に自由ワイヤ222の長さが極
めて短いので、ワイヤの挿入に作業者は大変苦労した。
しかし、端子は軸に対して横方向に挿入されるので、端
子挿入中に過度に操作する必要はない。
【0023】完成したコネクタ組立体は比較的小型であ
り、その寸法は従来設計の同種コネクタ、即ちコネクタ
ハウジングの後面から軸方向に端子が挿入される形式の
コネクタより大きくする必要はない。事実、図示したコ
ネクタ組立体は互換性を有する従来のコネクタと正確に
同じ寸法を有する。これにより、既存のコネクタとの互
換性が保持される。
【0024】ある条件下では、内部ハウジング208は
それ自身でコネクタハウジングとして機能する。その理
由は、端子は片持ち梁ビーム及び隔壁256により対応
するキャビティ内に確実に保持され、これらは図示の如
く端子の圧着部のストッパとして機能するからである。
端子は図示の如く刃形端子である必要はなく、ハウジン
グに適切な寸法のコンタクトソケットであってもよい。
【0025】内部ハウジングと外部ハウジングとはただ
「ストレートドロー」モールドのみを含む射出成形処理
により製造できる。製造されるモールドの分離線が外部
ハウジングの辺214と270間又はハウジングの辺2
40と242間にあると、必要なコアピンはすべて内部
及び外部ハウジングのこれら辺と法線方向に延びること
がハウジングを調べればわかる。部品がコアピンを必要
とするモールドではなく「ストレートドロー(引出
し)」モールドで製造できるとモールド操作上著しく有
利である。前者の場合には、コアピンが分離線に平行に
開閉位置に向かい又は遠ざかる方向にモールド部の移動
方向に延びる。このモールド技法はモールドパーツを閉
じた後にモールドキャビティ内にコアピンを移動させ、
モールドパーツが開く前にコアピンを引き抜く機構を含
む極めて複雑なモールドを必要とする。他方、後者のス
トレートドロー型モールドでは、コアピンは2個のモー
ルドパーツに固定され、モールドを開くときキャビティ
から引き抜かれる。何故ならば、コアピンはモールドさ
れた物体のどの部分も横方向には延びない為である。
【0026】図9に示す如く、キャビティ250’、2
50”は他のキャビティと異なる。即ち、これらキャビ
ティの隔壁256は僅かの距離で嵌合面210に向かっ
て変位している。キャビティ250’は絶縁された接地
ワイヤの端子を受け、キャビティ250”は共通接地用
である。従って、これらのキャビティの端子は「最初に
接触し最後に切断する」ものである。即ち、コネクタを
相補コネクタと嵌合又は抜去すると、接地回路は電力回
路又は他の能動回路が形成される前に確立され、またこ
れら接地回路は他の回路が切断された後まで維持され
る。
【0027】キャビティ250”の他のキャビティとの
相違点は、薄い膜状の壁251が入口に形成されている
ことである。共通の接地ワイヤは通常非絶縁であり、コ
ネクタの絶縁線より小径であってもよい。共通接地の端
子がキャビティ250”内に挿入されるとき、この膜2
51は破断する。
【0028】凹部248は、ワイヤの絶縁体が凹部の表
面に緊密に把持されるような寸法であれば、ストレイン
リリーフ手段として機能する。また、若しコネクタの組
立後にポスト(後)モールド操作をすると、凹部はモー
ルド材料がキャビティ内に流入するのを阻止する。モー
ルド材料のキャビティ250”内への流入は膜251に
より阻止される。
【0029】本発明の一体モールド片持ち梁ビーム26
0は上述した場合以外にも使用可能である。例えば、背
面から嵌合面に向かって軸方向に挿入される従来のコネ
クタに使用してもよい。この場合には、ビームは端子挿
入方向と平行に嵌合面又は背面に向かって延びる。
【0030】
【発明の効果】本発明の電気コネクタによれば、電気端
子の少なくとも一部は板状とされ、板状部分の一端縁に
刃状突起及び対向縁に凹部を有し、内部ハウジングはキ
ャビティの軸線方向に直交する一側に開口すると共に、
キャビティに沿って片持ち梁状係止ビームを有し、電気
端子は内部ハウジングの一側からキャビティ内へと一端
縁側より挿入され、係止ビームは挿入初期に刃状突起に
よって撓ませられ、完全挿入されたときに凹部に係合さ
れることを特徴とするので、電気端子は内部ハウジング
に対して確実に係止され、抜け止めされる。特に作業者
は電気端子の係止を視覚的に確認でき、係合不良が存在
した場合にはすぐにその電気端子を係合状態にすること
が可能である。また刃状突起の存在により電気端子の固
定はスムーズの行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネルに取付けられた本発明の分電ユニット
の好適一実施例の斜視図。
【図2】図1に示す分電ユニットの分解斜視図。
【図3】組立てられた図1の分電ユニットの断面図及び
リセプタクル、並びに電気コネクタを示す図。
【図4】本発明による電気コネクタの一実施例の組立斜
視図。
【図5】図4の電気コネクタの分解斜視図。
【図6】図4の電気コネクタの図5と同様の分解断面
図。
【図7】図4の電気コネクタの組立工程を示す図6と同
様の図。
【図8】図4の電気コネクタの組立状態を示す断面図。
【図9】図4の内部ハウジングの端子受容側を示す平面
図。
【図10】図9の内部ハウジングにケーブル付き端子を
挿入した図。
【図11】図13中の線7−7に沿う断面図。
【図12】図9の線8ー8に沿う断面図。
【図13】図9の線9ー9に沿う断面図。
【図14】内部ハウジングを外部ハウジングから分解し
た図4の分解斜視図。
【符号の説明】
12 電気コネクタ 206 外部ハウジング 208 内部ハウジング 220 電気端子 232 凹部 236 刃状突起 250 キャビティ 260 係止ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/42 H01R 9/11 H01R 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気端子を収容する複数のキャビティを含
    む内部ハウジングと、該内部ハウジングを受容する外部
    ハウジングとを含む電気コネクタにおいて、 前記電気端子の少なくとも一部は板状とされ、板状部分
    の一端縁に刃状突起及び対向縁に凹部を有し、 前記内部ハウジングは前記キャビティの軸線方向に直交
    する一側に開口すると共に、前記キャビティに沿って片
    持ち梁状係止ビームを有し、 前記電気端子は前記内部ハウジングの前記一側から前記
    キャビティ内へと前記一端縁側より挿入され、前記係止
    ビームは挿入初期に前記刃状突起によって撓ませられ、
    完全挿入されたときに前記凹部に係合されることを特徴
    とする電気コネクタ。
JP9347086A 1989-12-22 1997-12-02 電気コネクタ Expired - Lifetime JP2949488B2 (ja)

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US07/456920 1989-12-26
US07/456,920 US5015203A (en) 1989-12-26 1989-12-26 Power distribution unit having improved junction box
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