JP2949005B2 - バッテリ式電子デバイス用装置 - Google Patents

バッテリ式電子デバイス用装置

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JP2949005B2 JP5109755A JP10975593A JP2949005B2 JP 2949005 B2 JP2949005 B2 JP 2949005B2 JP 5109755 A JP5109755 A JP 5109755A JP 10975593 A JP10975593 A JP 10975593A JP 2949005 B2 JP2949005 B2 JP 2949005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリ式電子デバイス
に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬式デバイスの場合、異なる放電パタ
ーンを有する2種類のバッテリが一般的に使用される。
すなわち、緩放電特性を有する亜鉛炭素系バッテリと、
ニッケルカドミウム系バッテリである。後者のニッケル
カドミウム系バッテリは出力電圧が比較的安定してお
り、エネルギー消耗段階に達すると電圧レベルが急激に
低下することが知られている。
【0003】これらバッテリの比較的一定な電圧属性
は、これらのバッテリが従来の、機能上一定の電圧入力
を必要とする非常に多数の回路を含む可搬式デバイスで
広範に使用されている主な理由のひとつである。この要
件のために、緩放電バッテリがこれら回路が必要とする
電圧入力よりも低い電圧レベルに達したとき、ニッケル
カドミウムバッテリでは、かなりの量のエネルギーがバ
ッテリ内に残存していたとしても、動作不能になる。
【0004】しかし、緩放電型バッテリは、バッテリの
減退の警告を長期化できるという明確な効果を有する。
例えば、デバイス中の電圧センサにより発生させること
ができる警告は、一般的に、ユーザにバッテリの交換を
指示したり、あるいは、可搬式パーソナルコンピュータ
のデータ消滅のような、電力不足に起因する破局的な結
果を避ける為に現在の作業を即座に中止すべきことなど
を指示する。
【0005】これに対して、急速放電型バッテリでは、
電圧レベルがエネルギー消耗付近まで低下するので、バ
ッテリエネルギーを一層効率的に使用できる。しかし、
これらのバッテリで駆動されている可搬式デバイスのユ
ーザは切迫したバッテリ減退の警告とこのような減退の
発生との間に極短時間の猶予しか与えられない。
【0006】従って、本発明の目的は、バッテリの種類
に関係なく、バッテリの放電により電圧が低下しても、
長時間にわたって動作を継続することができるバッテリ
式電子デバイスを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】大抵のクロック駆動、例
えば、プロセッサ系のバッテリ駆動可搬式デバイスは、
出力または内部状態のうちの一つが変化するときだけか
なりの程度まで電力を消費するCMOS系ICのような
タイプの集積回路(IC)を広範に使用する。
【0008】本発明によれば、バッテリが新しいかまた
は完全充電されている場合、回路は公称速度で駆動す
る。しかし、バッテリの放電により電圧が低下するにつ
れて、回路の内部クロックまたはシステムクロックの周
波数も比例して低下する。システムクロックの低下周波
数によるプロセッサの低電力消費は、たとえ緩慢なペー
スであったとしても、回路の継続的な動作を可能にす
る。この動作継続時間は従来技術による場合よりも遥か
に長い時間である。従って、バッテリ電圧が低下するに
つれて、デバイス能力の緩やかな低下が起こり始める。
【0009】本発明の好ましい実施例では、デバイス中
に含まれている電子部品を2種類の群に分類している。
すなわち、(a) 可変速度および一定または可変電圧で動
作できる部品類と、(b) 機能上、一定の電圧と一定の速
度を必要とする部品類である。第1の部品群の場合、バ
ッテリの電圧出力は、電圧制御方式オシレータのような
可変速度タイミング源に供給される。このクロック速度
はバッテリ電圧に比例する。従って、バッテリが放電
し、その結果、電圧が低下するにつれて、タイミング源
のクロック速度は所定の態様で正比例して低下する。
【0010】タイミング源は可変速度部品に電気的に接
続されており、オシレータ周波数にこれらの部品のクロ
ック速度を指図させる。例えば、CMOS系プロセッサ
の場合、可変速度タイミング源からの制御された周波数
は、プロセッサの速度を予想可能な態様で低下させる。
従って、バッテリ電圧の低下によりタイミング源の周波
数が低下するにつれて、プロセッサの速度も比例して低
下し、その結果、電力消費量が低下し、緩慢ではあるが
デバイスは継続的に動作し続けることができる。
【0011】本発明によれば、第2の部品群に付随する
機能および低システムクロック速度では動作しないか、
または、動作することが望ましくない機能は、電圧の低
下に応じて終了される。この終了機能は例えば、所定の
閾値以下の低バッテリ電圧またはシステムクロック周波
数を示す監視信号に応答して呼び出される。
【0012】本発明の別の特徴は、電力のオン−オフ周
期のような電力管理機能により、バッテリからの低出力
電圧に応答して、固定電圧部品を駆動させることであ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明により配列構成されたバッテ
リ駆動式電子デバイスの回路の様々な部品類を示す。図
1において、回路に対する電力は、バッテリ101によ
り供給される。このバッテリ101は、例えば、亜鉛炭
素系バッテリまたはニッケルカドミウム系バッテリであ
る。完全充電されている場合、バッテリ101は、回路
の部品類に比較的一定の出力を配電する明確な属性を有
する。バッテリ101の出力は可変速度タイミング源1
02へ供給される。
【0015】可変速度タイミング源102は、レベルシ
フター103を介してタイプIの回路105に、バッテ
リ電圧に比例する変動周波数の方形波信号を入力する。
可変速度タイミング源102は、例えば、電圧制御方式
オシレータを用いて実現される。可変速度タイミング源
102の構成の一例を下記に説明する。レベルシフター
103は、タイプI回路105と可変速度タイミング源
102との間の動作電圧レベル差を調和させる。
【0016】レベルシフター103は、例えば、RCA
CMOSインバータ4069のような個別部品を用い
て設計できる。レベルシフター103は、タイプI回路
105に接続されている。タイプI回路105は、(a)
電圧レベルの変動を許容することができない,(b) 様々
な速度で動作することができる,および(c) 出力または
内部状態のうちの一方が変化した場合にのみかなりの程
度まで電力が消費されることを特徴とする1個または複
数個の部品により構成されている。
【0017】タイプI回路105は、例えば、固定電圧
レベルを必要とするCMOS系個別論理部品を用いて実
現することができる。タイプI回路105の固定電圧レ
ベル要件のために、バッテリ101の比較的一定な出力
からの電圧の微小なずれは、レギュレータ104によ
り、これら部品により必要とされる電圧レベルに調整さ
れる。このような微小なずれは、例えば、負荷条件、温
度変化またはバッテリ101の容量の消耗により生じ
る。
【0018】レギュレータ104は、固定電圧部品より
必要とされる出力よりも高い電圧レベルだけを調整する
ように構成されている。従って、所望の出力レベルより
も低い電圧レベルがレギュレータ104を通過しても、
調整されない。レギュレータ104は、例えば、ナショ
ナル・セミコンダクター社から市販されている78XX
シリーズレギュレータを用いて実現できる。
【0019】図1において、タイプI回路105のクロ
ック速度は、可変速度タイミング源102の周波数出力
により支配される。可変速度タイミング源102は、レ
ベルシフター103およびタイミングバス112を介し
てタイミング信号をタイプI回路105に入力する。従
って、タイプI回路105のクロック速度は、可変速度
タイミング源102により供給される周波数の減少関数
である。
【0020】バッテリ101が放電し、その電圧が低下
するにつれて、可変速度タイミング源102から得られ
る低下周波数は、タイプI回路105の部品の動作速度
を低下させる。これらの部品の速度が低くなるほど、電
力消費量も低下し、その結果、出力または内部状態が変
化した場合のみかなりの程度まで電力を消費するという
これら部品類の固有の特性の利点により、バッテリ10
の寿命が延長される。“ラップトップ”パーソナルコン
ピュータ用のメモリーおよび中央演算処理装置(CP
U)がタイプI回路105を使用する代表的な電子部品
である。
【0021】タイプI回路105と対照的に、タイプI
I回路111は比較的一定の電圧の他に、一定速度も必
要とする。電力バス106はレギュレータ104から定
電圧をタイプII回路111に配電する。タイプII回
路111の動作速度は定速度タイミング源109により
制御される。定速度タイミング源109は、タイミング
信号バス110を介してタイプII回路111に固定周
波数を入力するオシレータである。
【0022】タイプI回路105は信号路107を介し
てタイプII回路111と通信する。この2種類の回路
間で交換される信号のタイプは低バッテリ電圧を示すタ
イプI回路105の低動作速度に応答して電力をオン−
オフする周期に対するコマンドなどである。例えば、
“ラップトップ”パーソナルコンピュータでは、低バッ
テリ電圧は、ハードディスク(タイプII回路)を指図
するプロセッサ(タイプI回路)により開始されるコマ
ンドを発生させ、電力を投入し、そして、ディスクアク
セスおよび更新機能(読み書き動作)中だけ回転させ
る。
【0023】データがハードディスクにアクセスされて
いない場合、電力は自動的に遮断される。この電力循環
技術は、バッテリ電圧が低下しているとき、タイプII
回路111の幾つかの部品の電力消費量を低下させる。
別法として、バッテリ101の電圧が所定の閾値に達し
た時点で、タイプII回路111に付属する非必須機能
または部品を遮断するかまたは停止させることもでき
る。
【0024】図2は、(a) 可変速度で動作する可変電圧
部品類および(b) 定電圧を必要とし、定速度で動作する
部品類からなる回路構成を示す。図2は、回路のレイア
ウトおよびタイプI回路203の特性の点で図1と異な
る。バッテリ201,レベルシフター204,レギュレ
ータ206,タイプII回路211,可変速度タイミン
グ源202および定速度タイミング源209は図1の部
品と同一である。図2において、レギュレータ206
は、タイプII回路211および定速度タイミング源2
09についてのみ、バッテリの比較的一定の出力(電力
バス205を介して受電する)からの逸脱を調整する。
【0025】バッテリ201のエネルギー出力は、レギ
ュレータ206から電圧を全く補正することなく、タイ
プI回路203および可変速度タイミング源202に直
接供給される。従って、基本的に可変電圧条件下で動作
できる点で、タイプI回路203は図1のタイプI回路
105と異なる。従って、バッテリが放電し、その電圧
が低下するにつれて、可変速度タイミング源202およ
びタイプI回路203は、バッテリ201が供給する出
力電圧を全て受ける。
【0026】タイプI回路203の動作速度は可変速度
タイミング源202から受信される周波数信号により指
図される。前記のように、可変タイミング源202によ
る周波数出力はバッテリ201の電圧に比例するので、
バッテリ201の電圧が低下するにつれて、低クロック
速度および低電圧によりタイプI回路203における電
力消費量は最小になる。本発明によれば、低電圧および
低速度では動作できないまたは動作が望ましくない、特
定の部品に付随する非必須的な機能を停止させる。
【0027】図1のタイプII回路111について既に
述べた電力節約技術は、タイプII回路211にも応用
可能である。同様に、バッテリ電圧が低下するにつれ
て、時間が絶対要件的な用途では、電力循環およびその
他の電力管理技術が効果的に使用できないシステムタイ
ミング機能が停止される。
【0028】図3は、図1および図2に示された可変速
度タイミング源の一例のブロック図である。タイミング
源は非線形制御ネットワーク302と電圧制御方式オシ
レータ303の2つの主要部品から構成されている。非
線形制御ネットワーク302は一連のダイオードおよび
抵抗器からなる受動回路である。これらダイオードおよ
び抵抗器は、その電圧出力がバッテリ101または20
1から受ける入力電圧以下であるように配列されてい
る。非線形制御ネットワーク302の設計技術は例え
ば、ポール・キルリアン(Paul Chirlian) の”電子回
路:物理原理,分析および設計”,第7章,383〜3
87頁(1971年マグローヒル社発行)に開示されて
いる。
【0029】非線形制御ネットワーク302によりもた
らされる明確な特徴の一つは、ダイオードおよび抵抗器
の配列の柔軟性である。これによれば、所望の電圧出力
をバッテリ101(201)から受ける若干の電圧入力
に基づいて得ることができる。例えば、非線形制御ネッ
トワーク302は、バッテリ101または201の標準
電圧入力が20%低下した場合、非線形制御ネットワー
ク302の電圧出力を50%まで低下させることができ
る。
【0030】非線形制御ネットワーク302の電圧出力
は電圧制御方式オシレータ303の制御リードに供給さ
れる。電圧制御方式オシレータ303も電力リードを有
する。電圧制御方式オシレータ303は電力ライン30
4を介してバッテリ101または201から電力を直接
受ける。電圧制御方式オシレータ303は方形波を発生
する。この方形波の周波数は非線形制御ネットワーク3
02からその制御リードで受ける電圧の関数である。電
圧制御方式オシレータ303で発生された方形波信号は
タイプI回路105または203に通される。電圧制御
方式オシレータ303は例えば、テキサスインスツルメ
ント4044オシレータを用いて実現できる。
【0031】図4は可変速度タイミング源102または
202の別の実施例のブロック図である。可変速度タイ
ミング源102または202について図4に示された回
路はCMOS系インバータ401,402および403
とバッファ405を直列状態に電気的に接続することに
より形成される。図4では説明のために3個のインバー
タしか図示されていないが、奇数個(3個以上)のCM
OS系インバータ(例えば、RCA社から市販されてい
る4069インバータ)を可変速度タイミング源回路で
使用できる。
【0032】その名称が示すように、インバータの機能
は受信信号を、例えば、“1”入力を“0”出力へ、ま
たは“0”入力を“1”出力へ変更または逆にすること
である。例えば、“1”入力は図1のバッテリ101の
ような電源から受ける所定の電圧レベルを示す。奇数個
のインバータの選択および最後のインバータ403を最
初のインバータ401に接続するケーブル404により
形成される帰還ループはバッファ405に供給される周
波数出力を供給するように機能する。
【0033】CMOS系インバータにおける伝搬遅延は
給電電圧の低下につれて増大することは当業者に周知で
ある。従って、回路全体の伝搬遅延は電源(バッテリ1
01または201)の電圧が低下するにつれて増大し、
その結果、図5の特性図に示されるように、可変タイミ
ング源の周波数が低下する。バッファ405は、CMO
S4069インバータのようなCMOS系インバータで
あり、回路内におけるその役割は、接続されているイン
バータ401,402および403により発生された受
信正弦波を図1のタイプI回路105または図2のタイ
プI回路203へ入力すべき論理信号またはクロックパ
ルスに変換することである。
【0034】バッファ405は帰還路を有しないので、
帰還路404により接続されたインバータ401,40
2および403により発生された正弦波と対照的に、方
形波を発生することができる。
【0035】図4の可変速度タイミング源は、おそらく
本発明の利点を実現するための最も簡単な構成である。
しかし、図3に示された可変速度タイミング源は、特別
な回路または用途の特定の要求および動作特性を満たす
“電力消費量対システム性能”の二律背反を処理する能
力を回路およびシステム設計者に与える。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バッテリが新しいかまたは完全充電されている場合、回
路は全速(公称速度)で駆動する。しかし、バッテリの
放電により電圧が低下するにつれて、回路の内部クロッ
クまたはシステムクロックの周波数も比例して低下す
る。システムクロックの低下周波数によるプロセッサの
低電力消費はたとえ緩慢なペースであったとしても、回
路の継続的な動作を可能にする。この動作継続時間は従
来技術による場合よりも遥かに長い時間である。従っ
て、バッテリ電圧が低下するにつれて、デバイス能力の
緩やかな低下が起こり始める。
【0037】本発明によれば、デバイス中に含まれてい
る電子部品を(a) 可変速度および一定または可変電圧で
動作できる部品類と、(b) 機能上、一定の電圧と一定の
速度を必要とする部品類に分類し、(a) の部品群の場
合、バッテリの電圧出力は、電圧制御方式オシレータの
ような可変速度タイミング源に供給される。このクロッ
ク速度はバッテリ電圧に比例する。従って、バッテリが
放電し、その結果、電圧が低下するにつれて、タイミン
グ源のクロック速度は所定の態様で正比例して低下す
る。タイミング源は可変速度部品に電気的に接続されて
おり、オシレータ周波数にこれらの部品のクロック速度
を指図させる。例えば、CMOS系プロセッサの場合、
可変速度タイミング源からの制御された周波数は、プロ
セッサの速度を予想可能な態様で低下させる。従って、
バッテリ電圧の低下によりタイミング源の周波数が低下
するにつれて、プロセッサの速度も比例して低下し、そ
の結果、電力消費量が低下し、緩慢ではあるがデバイス
は継続的に動作し続けることができる。尚、特許請求の
範囲に記載した参照番号は、発明の容易なる理解の為の
もので、その権利解釈に影響を与えるものではないと理
解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 一定の電圧レベルを必要とするが可変速度
で動作できる部品類,および(b) 定電圧を必要とし、定
速度で動作する部品類からなるバッテリ式電子デバイス
の一例の回路を示すブロック図である。
【図2】(a) 可変速度で動作する可変電圧部品類および
(b) 定電圧を必要とし定速度で動作する部品類からなる
バッテリ式電子デバイスの一例の回路を示すブロック図
である。
【図3】低下したバッテリ電圧に応答して比例的に低下
した周波数を出力する、本発明により配列された可変速
度タイミング源の一例のブロック図である。
【図4】可変速度タイミング源の別の例のブロック図で
ある。
【図5】電圧の関数として、可変タイミング源の出力を
示す特性図である。
【符号の説明】
101,201 バッテリ 102,202 可変速度タイミング源 103,204 レベルシフター 104,206 レギュレータ 105,203 タイプI回路 106 電力バス 107 信号路 109,209 定速度タイミング源 111,211 タイプII回路 112 タイミングバス 302 非線形制御ネットワーク 303 電圧制御方式オシレータ 304 電力ライン 401,402,403 インバータ 405 バッファ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−105629(JP,A) 特開 昭61−138356(JP,A) 特開 平3−241403(JP,A) 特開 平3−269711(JP,A) 特開 平4−96810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/26 G06F 1/28 G06F 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリから電圧入力を受け、該バッテ
    リ電圧入力に比例する関数である周波数でタイミング信
    号を発生する可変速度タイミング源と、 クロック速度の関数として電力を消費する複数個の部品
    を有する回路と、 前記回路のクロック速度を決定するために前記回路に前
    記タイミング信号を出力する手段とからなり、 前記回路のクロック速度が小さい場合に、前記回路の少
    なくとも1個の部品への電力供給をオンオフ循環させる
    ことにより、前記バッテリ電圧が低下したときに、電力
    消費量を低下させ、前記バッテリの寿命を延ばすことを
    特徴とするバッテリ式電子デバイス用装置。
  2. 【請求項2】 可変クロック速度で動作し、電力消費量
    がクロック速度の関数である第1の部品群と、 定クロック速度で動作する第2の部品群と、 バッテリから電圧入力を直接受け、該バッテリ電圧入力
    に比例する関数である周波数でタイミング信号を発生す
    る可変速度タイミング源と、 前記第1の部品群のクロック速度を低下させることによ
    り電力消費量を低下させるために、前記第1の部品群に
    前記タイミング信号を出力する手段と、 前記タイミング信号により表される低バッテリ電圧を示
    す前記第2の部品群からの信号に応じて、前記第2の部
    品群への電力供給をオンオフ循環させる手段とからなる
    ことを特徴とするバッテリ式電子デバイス用装置。
JP5109755A 1992-04-28 1993-04-14 バッテリ式電子デバイス用装置 Expired - Lifetime JP2949005B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US87493592A 1992-04-28 1992-04-28
US874935 1992-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06138983A JPH06138983A (ja) 1994-05-20
JP2949005B2 true JP2949005B2 (ja) 1999-09-13

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