JP2948117B2 - 背面投写形ディスプレイシステム - Google Patents

背面投写形ディスプレイシステム

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JP2948117B2
JP2948117B2 JP7034909A JP3490995A JP2948117B2 JP 2948117 B2 JP2948117 B2 JP 2948117B2 JP 7034909 A JP7034909 A JP 7034909A JP 3490995 A JP3490995 A JP 3490995A JP 2948117 B2 JP2948117 B2 JP 2948117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コントラスト比及び水
平指向特性の改善された単一投写レンズ式の高精細背面
投写形ディスプレイシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来の単一投写レンズ式の背面投
写形ディスプレイの構成を示す。1は原画像形成手段を
形成するカラーCRT、2は投写レンズ手段、3は透過
式スクリン手段である。
【0003】図2に従来技術の透過式スクリンの構成を
示す。その動作原理の詳細はJP−A−56−1580
62及びJP−A−59−119997を参照された
い。4は投写光を平行光化するためのフレネルシート、
5は水平方向に光を発散するためのレンチキュラシート
である。
【0004】図3(a)にレンチキュラシート(5)の
局所拡大水平断面図を示す。6は光入射側に形成された
レンチキュラレンズ面、7は外光吸収用ブラックストラ
イプ、8は光透過部、4′は垂直方向に光を発散するた
めのレンチキュラレンズである。9は左右約40度以内
の領域に発散される光、10,10′は左右約50度以
上の方向に本来発散されるべき光である。
【0005】上記従来技術において、少く共下記3つの
問題点があった。
【0006】(1)図3(a)において、画像のコント
ラスト比を向上するには光透過部(8)の幅Tを極力狭
くし、レンチキュラレンズ(6)の配列周期Wの約40
%以下とする必要がある。(このT/W比を光透過のデ
ューティファクタと称する。)しかしその場合に、本来
左右約50度以上の領域へと発散されるべき光(10,
10′)が、図示の通り、ブラックストライプ(7)に
よって阻止されてしまう。即ち、従来技術においては、
コントラスト比を向上させようとすると、左右50度以
上の領域において画像を観視できなくなるという問題が
あった。
【0007】(2)通常レンチキュラシート(5)は透
明メタクリル樹脂を押出しロール法によって製造され
る。対角約50インチ(幅1m,高さ0.75m)のス
クリン上に高精細画像を映出するには、レンチキュラレ
ンズ(6)の周期(T)を約0.4mm以下とする必要
がある。これに伴い、レンチキュラシート()の厚み
を約0.6mm以下とする必要がある。押出しロール成
形法の成形精度の限界に起因する問題点を図4(a),
(b)によって説明する。同図で5,6,7,8は既述
のものに対応する。光透過部(8)は、成形精度の不足
に起因して、その出射面のエッジ部がなまっている場合
を示す。図4(a),(b)は各々レンチキュラシート
(5)の厚みが過小,過大側にばらついた場合を示す。
(a)の矢印14,14′は上記エッジ部のなまりに起
因して、左右方向への発散角が不足していることを示し
ている。矢印15,15′は出射面において、光の全反
射障害が発生していることを示している。即ち、従来技
術においては、高品質の高精細画像用スクリンの製造が
困難であった。このため配列周期0.5mm以下のブラ
ックストライプ式スクリンの実用化例がなかった。
【0008】(3)上記の如くレンチキュラシートの厚
みを約0.6mm以下とした場合において、レンチキュ
ラシートが自重によって座屈するという問題を発明者は
見い出した。これを図3(b)に示す。同図は垂直断面
図であり、60,60′はスクリンをトルク支持するた
めのスクリン枠、5は座屈したレンチキュラシートであ
る。
【0009】オイラーの座屈公式によって解析した結果
を次式に示す。
【0010】
【数1】
【0011】上式において式(1)は一般的なオイラー
の座屈防止条件、式(2)は、自重圧力である。
【0012】上式から判るように、理論的にも、対角5
0インチのスクリンにおいて、その厚みを0.62mm
以下とすると、自重座屈現象を発生することが裏付けさ
れた。
【0013】従来技術の他のひとつの問題点は、室内照
明用外光を零とした場合においても、投写レンズ手段
(2)と原画像形成手段(1)との結合部の迷光(フレ
ア)によってコントラスト比が約160対1以下に制約
されることにあった。人間の目の視覚心理上のコントラ
スト比の検知限界は約300対1であるため、更にコン
トラスト比を増大させることが望まれていた。
【0014】従来技術の他のひとつの問題点は、室内照
明用外光が非常に明るい場合において、スクリン面での
外光の反射に起因して再生画像のコントラスト比が劣化
することにあった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明のひとつの目的
は、上記従来技術の問題点を克服し、コントラスト比の
より優れた背面投写形ディスプレイシステムを提供する
にある。
【0016】本発明の他のひとつの目的は、左右各50
度以上の広い水平発散角を有する、従って、水平指向特
性の改善された透過式スクリンを提供するにある。
【0017】本発明の他のひとつの目的は、自重座屈障
害の克服された透過式スクリンを提供するにある。
【0018】本発明の他のひとつの目的は、背面投写式
ディスプレイの応用分野を拡大するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のひとつの実施例においては、透過式スクリ
ンが、従来のフレネルシート、レンチキュラシートに加
えて、光透過層によって構成される。本発明のひとつの
実施例においては、前記光透過層が補強板手段及び結合
手段によって形成される。該フレネルシートはその光入
射側に少なくとも垂直方向に光を発散するレンチキュラ
レンズ面が形成され、更にその光出射側にフレネルレン
ズ面が形成される。
【0020】本発明の他のひとつの実施例においては、
原画像形成手段と投写レンズ手段との間に偏光板手段と
1/4波長位相差板手段とによって形成される迷光阻止
手段が配置される。
【0021】本発明の他のひとつの実施例においては、
室内照明用外光に偏光板手段が適用される。
【0022】本発明の他のひとつの実施例においては、
上記透過式スクリンの補強板手段に導電膜手段が付加さ
れる。
【0023】本発明の他のひとつの実施例においては、
対角100インチ以上の大形スクリンへの応用に際して
の実装手段が示される。
【0024】
【作用】上記光透過層は、レンチキュラシートの光出射
側に空気層を排除して結合される。光透過層の屈折率
は、レンチキュラシートの屈折率(約1.5)との差が
0.1以内のものが使用される。従って界面反射損失の
増大が防止される。また、スネルの法則に基き、結合手
段の部分を光が透過する際の光の発散角の正弦が約1/
1.5に低減される。
【0025】従って、従来技術で問題とされていたブラ
ックストライプによる光のケラレ損失を防止できる。従
って空気中換算左右方向に50度以上の水平発散角を確
保できる。
【0026】更に、光透過部のデューティファクタを4
0%以下とし、ブラックストライプ部のデューティファ
クタを60%以上とできるため、コントラスト比を向上
できる。これは、従来技術における値(ブラックストラ
イプ40%)に比べて大幅な改良である。更に、成形条
件のばらつきに起因するレンチキュラシートの厚みのば
らつきが上記屈折率の整合化によって水平発散角に悪影
響することが防止される。更に変形例において付加され
た偏光板は周囲照明用外光の約50%を吸収するため、
コントラスト比の劣化を防止するように作用する。
【0027】上記迷光阻止手段は、投写レンズ手段にお
いて部分的に反射された光が原画像形成手段へともどっ
てくる際に、偏波面を90度回転することによって阻止
する作用を有する。従って、迷光に起因するコントラス
ト比の劣化を低減できる。
【0028】上記室内照明用外光に適用された偏光板手
段の光偏波方向は、透過式スクリンに施こされた偏光板
手段の光偏波方向と互いに直交するように選定される。
従って室内照明用外光は透過式スクリン内の偏光板によ
って吸収される。従ってコントラスト比が向上される。
【0029】上記導電膜手段は、投写形ディスプレイの
電気系へと接続される。従って、スクリンの静電気的帯
電に起因するほこりの付着を防止できる。従ってほこり
の付着に起因するコントラスト比の劣化が防止される。
また、この導電膜を活用して、周知のいわゆるノート式
パーソナルコンピュータにおけると同様のスクリン経由
のマンマシンインタフェース技術を使用することにより
操作性を向上することができる。
【0030】上記実装手段は、レンチキュラシートの幅
の2倍以上の幅を有する補強板手段の裏面に、前記結合
手段によって複数のレンチキュラシートを並列に整列し
て結合する。従って、レンチキュラシート製造装置の最
大横幅を越える巨大画面用スクリンを容易に構築でき
る。従って背面投写式ディスプレイの応用分野を拡大す
ることができる。
【0031】
【実施例】本発明の基本実施例の要部を図5に示す。同
図において、5は既述のレンチキュラシート、6,7,
8は各々既述のレンチキュラレンズ面,ブラックストラ
イプ、及び光透過部である。本実施例は、高精細画像の
映出のために、レンチキュラレンズの配列周期を、既述
の通り0.4mm以下に形成する。
【0032】11は本発明の補強板手段であって、その
厚みとレンチキュラシートの厚みとの合計が式(1),
(2)を満たすように選定される。12は本発明の結合
手段である。両手段11、12は光透過層を形成し、そ
屈折率は、レンチキュラシート(5)の屈折率(約
1.5)との差が約0.1以内となるように選定され
る。
【0033】結合手段(12)の材質としてはアクリル
樹脂系粘着材またはシリコーンゲル等を使用できる。
【0034】補強板手段(11)の材質としてはガラ
ス,メタクリル樹脂,スチレン樹脂,ポリカーボネート
樹脂等を使用できる。
【0035】具体的な結合手段の一例としては、 (1)レンチキュラシート5の光出射側にブラックスト
ライプ7を印刷する。
【0036】(2)結合手段12をレンチキュラシート
5の光出射側に塗布する。
【0037】(3)補強板手段11の上に上記加工後の
レンチキュラシートを貼り付ける。
【0038】その際、ローラ等を使って、補強板手段1
1と加工後のレンチキュラシートとを互いに密着するよ
うに加圧することにより、空気層,泡の混入を防止す
る。
【0039】(4)紫外線照射または高温放置によっ
て、上記結合手段12を硬化させる。
【0040】上記構成によって、図5の光透過部(8)
及び光透過層11を通過する光の発散角を約40度(sin
-1 1/1.5)以下に保つことができる。従って、ブラ
ックストライプ(7)によって、光が阻止されることを
防止できる。図5において、9は左右約40度以内の方
向に発散される光であり、10,10′は左右約50度
以上の方向に発散される光である。
【0041】図6(a),(b)にレンチキュラシート
(5)の厚みが過小及び過大の場合を示す。(a),
(b)共に、光透過部(8)のデューティファクタを4
0%以下であって、かつ、その形状が成形精度不足に起
因してなまっている場合を示す。15,15′,16,
16′は左右約50度以上の発散角を有する光である。
【0042】図5,図6から理解されるように、本構成
によれば次の効果が得られる。
【0043】(1)左右各50度以上の水平発散角を確
保できる。従って部屋の隅々から画像を観視することが
できる。
【0044】(2)製造装置の成形精度に対する要求を
緩和できる。従って歩留りを向上でき、従って、より廉
価に具現化できる。
【0045】(3)ブラックストライプのデューティフ
ァクタを60%以上に増大できるため、コントラスト比
を向上できる。
【0046】(4)5〜12,12〜11の間の界面反
射率は、平均屈折率を1.5、屈折率差を0.1とした
場合、次式に示される通りその反射率Rは各々約0.1
%と小さなレベルである。従って、コントラスト比の劣
化を防止できる。
【0047】
【数2】
【0048】(5)補強板手段(11)の出射面が平面
状であるため、図示していないがその出射面に反射防止
膜を形成してコントラスト比を向上することが容易化さ
れる。
【0049】尚、補強板手段(11)の媒質中に、ネオ
ジウム原素またはカーボン原素等の光減衰剤を混入させ
ておいても良い。そうすることによって、光伝送効率は
若干低下するが、コントラスト比を更に向上できる。
【0050】但し、本発明は、3個の各原色投写管を水
平配置して、3個の投写レンズを用いた形式のものに対
しては適用することができない。何故なら、そのような
形式の投写形ディスプレイにおいてはレンチキュラシー
トの光出射部に、カラーシフト低減用のレンチキュラレ
ンズ面を設ける必要があるからである。即ち、本発明
は、単一投写レンズ方式または、3原色垂直インライン
配置方式にのみ適用可能なものである。
【0051】以上で基本実施例の説明を終り、次にその
変形例を図7に示す。同図で13以外は図5,図6と同
一である。13は(光波の電界の)水平偏波成分のみを
通過する偏光板である。
【0052】該偏光板を付加することによって、投写光
の明るさは約半減するが、一方、室内照明用外光に起因
するコントラスト比の劣化を防止できるという効果を有
する。尚、本変形例は後述の図8,図10、及び図11
の構成と組合せることによってその効果が更に大となる
ものである。
【0053】図17に本発明の他のひとつの実施例を示
す。同図で4,5,6,7,8,11,12は既述のも
のである。17は垂直方向に光を±5度以上発散するた
めの垂直拡散用レンチキュラレンズ手段である。該手段
(17)は、透明補強板手段(11)の光入射側に、前
述の一体化結合に先だって、予め形成される。垂直拡散
用レンチキュラレンズ手段(17)のレンズ部に必要と
される最大プリズム角θを求める手法を図18(光路追
跡図)と次式に示す。
【0054】
【数3】
【0055】同図及び上式でn2は透明補強板手段(1
1)の屈折率、n1は結合手段(12)の屈折率であ
る。発散角γを5度以上とするには、n2≒1.6,n1
≒1.5の場合、これらの値を上式に代入してθの値は
約42度となる。従って、垂直拡散用レンチキュラレン
ズ(17)のプロファイルを±約42度以上の円弧状に
構成することによって±5度以上の光発散角(γ)を得
ることができる。
【0056】図17に示した通りの一体化構造によれ
ば、垂直拡散用レンチキュラレンズは空気層に露出して
いないので、その界面反射を既述式の通り約0.1%
以内とすることができる。即ち、コントラスト比を劣化
させることなしに所望の垂直発散角を得ることができ
る。尚、図17の垂直レンチキュラレンズ(17)の円
弧状プロファイルに加えて、更に、くさび状プロファイ
ルまたはリニアフレネル状プロファイルを加えて、垂直
方向に光を屈折する作用を追加しても良い。以上で本実
施例の説明を終る。
【0057】図8に本発明の他のひとつの実施例を示
す。同図において、1,2,3′は既述のものである。
【0058】2′は投写レンズ手段(2)の鏡筒、1
8,19,20は投写レンズ手段(2)を構成するレン
ズ要素、21は冷媒液、22は冷媒液の容器、23は、
水平偏波成分のみを通過する偏光板手段、24,25は
各々その光学的基準軸を水平方向に対して45度傾斜さ
せた1/4波長位相差板手段である。23,24は、本
発明の迷光阻止手段を形成する。25は、上記図7と共
に用いることが有効な手段である。以上で図8の構成の
説明を終り、次に動作原理を図9に示す。
【0059】図9において、26〜33は光波の電界成
分の偏波方向を示す。26は、原画像形成手段から出射
された光が、水平,垂直の両方向成分を有することを示
す。27は、偏光板手段(23)によって水平偏波成分
のみが抽出されたことを示す。28は、1/4波長位相
差板手段(24)によって水平偏波が円偏波に変換され
たことを示す。29は1/4波長位相差板手段(25)
によって円偏波が水平偏波に変換されたことを示す。3
0は既述スクリンの中に含まれる偏光板手段(13)を
経た後も水平偏波であることを示す。31はレンズ要素
(18,19,20)の界面で部分的に反射された迷光
を示す。32は迷光が、1/4波長位相差板手段(2
4)によって、垂直偏波に変換されることを示す。33
は、偏光板手段(23)が水平偏波成分のみを通過し、
垂直偏波成分を阻止するが故に、迷光が阻止されること
を示す。
【0060】従って、迷光が原画像形成手段(1)へも
どることが防止される。従って画像のコントラスト比の
劣化が防止される。以上で図8,図9の説明を終る。
【0061】次に上記実施例の変形例を図10に示す。
同図で、2,2′,3′,18,19,20,21,2
2,23,24,25は、図8のそれらと同類である。
34は投写用白色光源、35は反射鏡、36は原画像形
成手段であるところの液晶パネルである。37は集光用
フレネルレンズである。本図の動作原理は、図9と同様
であるのでその説明を省略する。
【0062】図11に本発明の他のひとつの実施例を示
す。同図で38はプレゼンテーション室である。39は
プレゼンテーション室の一方の壁面に配置された既述の
本発明の透過式スクリンであって、水平偏波成分のみを
通過する偏光板が含まれている。40,41,42は採
光窓であって、垂直偏光板が付加されている。43,4
4は室内照明用光源、45,46は垂直偏波成分のみを
通過する偏光板である。47は壁面に垂直偏光板が適用
されていることを示す。
【0063】以上で図11の構成の説明を終り、次にそ
の動作原理を図12に示す。同図で48,49は各々S
−波,P−波に対する界面反射率である。室内を構成す
る各種非金属物質の屈折率は約1.5に近いため、同図
は、そのように仮定している。S−波とはその偏波方向
が界面に平行な光波成分であり、P−波とは、その偏波
方向が、界面の法線と光線進路とで決まる平面(即ち入
射面)内に存在する光波成分である。
【0064】同図に示される通り、P−波の反射率はい
わゆるブルースタ角(tan~11/1.5:約55度)に
おいて零となる。また、P−波の反射率は常にS−波の
反射率に比べて小さい。プレゼンテーション室におい
て、机上の文書類は水平面状である。従って、文書に対
してS−波は水平偏波に相当し、P−波は垂直偏波に相
当する。従って、周囲照明光中の垂直偏波成分のみが遠
方へと伝送されるように構成することによって文書面の
有害なギラツキ(グレア)を防止できる。従って、図1
1の構成によって、机上の文書類の判読が容易化され
る。更に、スクリン(39)へ到達する外光照明は主と
して垂直偏波成分のみとなり、これは、スクリン中に含
まれる水平偏波通過用偏光板手段(13)によって吸収
される。従って、スクリン上の画像のコントラスト比の
劣化を最小限に抑えることが可能となる。以上で図1
1,12の説明を終る。
【0065】図13に本発明の他のひとつの実施例を示
す。同図は透過式スクリンの垂直断面図である。同図で
50は補強板手段(11)の光出射側に形成された導電
膜手段である。その材質は例えばITOが使用される。
51は投写形ディスプレイの電気系統である。電気系統
(51)を経て、導電膜手段(50)は大地に接地され
る。従って、スクリンの静電気に起因する帯電が防止さ
れる。従って、ごみやほこりがスクリンの出射面に集積
する速度が低減される。従ってコントラスト比の劣化が
軽減される。また、この導電膜を活用して、周知のいわ
ゆるノート式パーソナルコンピュータにおけると同様の
スクリン経由のマンマシンインタフェース技術を使用す
ることが可能となる。従って、操作性を向上できる。
(例えば従来の手書き黒板または白板と類似の使い方が
可能となる。) 図14,図15に対角約100インチ以上の大形スクリ
ンの実装手段を示す。
【0066】図14において、11は横幅が約2m以
上、厚み約3mmの透明補強板手段である。5,5′は
各々横幅約1mのレンチキュラシートであってその出射
面には図示しないが既述結合手段(12)が予め塗布さ
れている。これを補強板手段(11)の光入射側に整列
して貼りつけることによって、大形のスクリンの構成が
可能となる。
【0067】従来技術においては、52で示される側壁
においてレンチキュラシート同志を接着すると云う困難
な作業が行われていたが本構成法によれば、作業が容易
化される。
【0068】図15は大形のスクリンを約7度前傾させ
て実装した状態を垂直断面図にて示す。同図で60,6
0′はスクリン支持枠、4はその厚みが約2mm以下の
フレネルシート、5は約0.5mm厚のレンチキュラシ
ート、12は約0.2mm厚の結合手段、11は約3m
m厚の透明補強板手段である。
【0069】本構成によれば、自重によって、自然に、
フレネルシート(4)とレンチキュラシート(5)の間
を密着させることができる。図16に変形実装例を示
す。同図において61は、フレネルシート(4)の上端
部に接着された角柱であって、フレネルシートの自重を
補強板(11)の上端にかけることによって、フレネル
シート(4)の座屈を防ぐ構成としたものである。
【0070】以上で本発明の各実施例及び変形例の説明
を終る。
【0071】
【発明の効果】本発明の構成によって、スクリンの水平
指向特性において、左右各50度以上の発散角を確保で
きる。また、光透過部のデューティファクタを40%以
下とし、ブラックストライプ部のデューティファクタを
60%以上とすることができ、従ってコントラスト比を
向上できる。更に製造時の成形条件のばらつきに起因す
る収率の劣化を防止できる。更に、レンチキュラシート
の自重座屈を未然に防止することができる。
【0072】本発明によれば、水平偏波通過用偏光板手
段によってスクリン面入射する室内照明用外光の約50
%を吸収できるため、更にコントラスト比を向上でき
る。
【0073】本発明によれば、迷光阻止手段によって、
更にコントラスト比を向上できる。
【0074】本発明によれば、垂直偏波通過用偏光板手
段をスクリンと室内照明用光源との間に配置することに
よって、再生画像のコントラスト比を更に向上でき、か
つ机上文書のグレア妨害を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な単一投写レンズ式背面投写形ディスプ
レイの構成。
【図2】従来技術の透過式スクリンの構成。
【図3】従来技術の問題点を示す図。
【図4】従来技術の問題点を示す水平断面図。
【図5】本発明のレンチキュラシートの局所拡大水平断
面図。
【図6】本発明の効果説明用水平断面図。
【図7】本発明の他のひとつの実施例を示す局所拡大水
平断面図。
【図8】本発明の他のひとつの実施例。
【図9】図8の動作説明図。
【図10】本発明の他のひとつの実施例。
【図11】本発明の他のひとつの実施例。
【図12】図11の原理説明用グラフ。
【図13】本発明の他のひとつの実施例。
【図14】本発明のひとつの実装法を示す図。
【図15】本発明の他のひとつの実装法を示す図。
【図16】本発明の他のひとつの実装法を示す図。
【図17】本発明の他のひとつの実施例の斜視図。
【図18】プリズム角設計用の光線追跡図。
【符号の説明】
1,36…原画像形成手段、2…投写レンズ手段、3,
3′…透過式スクリン手段、4…フレネールシート、5
…レンチキュラシート、6…レンチキュラレンズ面、7
…ブラックストライプ、8…光透過部、11…補強板手
段、12…結合手段、13,23…偏光板手段、17…
媒質内部に形成された垂直拡散用レンチキュラレンズ手
段、24,25…1/4波長位相差板手段。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像形成手段、単一投写レンズ式投写レ
    ンズ手段透過式スクリン手段を備え、該透過式スクリ
    ン手段が、少なくとも、光入射側に配置されるフレネル
    シートと光出射側に配置されるレンチキュラシートとか
    ら形成され、該フレネルシートはその光入射側に少なく
    とも垂直方向に光を発散するレンチキュラレンズ面が形
    成され、更にその光出射側にフレネルレンズ面が形成さ
    れ、該レンチキュラシート水平方向に光を発散する
    列周期0.4mm以下の縦縞状レンチキュラレンズ面が
    その光入射側にのみ形成され、該レンチキュラシートの
    光出射側には短冊状のブラックストライプが形成
    れ、該ブラックストライプ部の幅は該レンチキュラレン
    ズ面の配列周期の60%以上に形成され、更に光透過層
    を形成する補強板手段結合手段とを備え、該結合手段
    によって該補強板手段が該レンチキュラシートの光出射
    側に空気層を排除して結合され、かつ、該レンチキュラ
    シートの厚みと該補強板手段の厚みの合計値が自重座屈
    防止条件即ち、合計厚みtとスクリン高さlとの比t/
    lが自重圧力F 2 とヤング率Eとの比の平方根の0.5
    5倍より大きいという条件を満たすように形成され、更
    に、前記光透過層を光が通過する際に光の発散角の正弦
    が該光透過層の光の屈折率の逆数倍に低減されることに
    よって該透過式スクリン手段の水平発散角が左右各50
    度以上に形成されるように構成したことを特徴とする
    面投写形ディスプレイシステム。
  2. 【請求項2】原画像形成手段、単一投写レンズ式投写レ
    ンズ手段、透過式スクリン手段を備え、該透過式スクリ
    ン手段が、少なくとも、光入射側に配置されるフレネル
    シートと光出射側に配置されるレンチキュラシートとか
    ら形成され、該フレネルシートはその光入射側に少なく
    とも垂直方向に光を発散するレンチキュラレンズ面が形
    成され、更にその光出射側にフレネルレンズ面が形成さ
    れ、該レンチキュラシートは水平方向に光を発散する配
    列周期0.4mm以下の縦縞状レンチキュラレンズ面が
    その光入射側にのみ形成され、該レンチキュラシートの
    光出射側には、短冊状のブラックストライプが形成さ
    れ、該ブラックストライプ部の幅は該レンチキュラレン
    ズ面の配列周期の60%以上に形成され、更に光透過層
    を形成する 補強板手段と結合手段とを備え、該結合手段
    によって該補強板手段が該レンチキュラシートの光出射
    側に空気層を排除して結合され、かつ、該レンチキュラ
    シートの厚みと該補強板手段の厚みの合計値が自重座屈
    防止条件即ち、合計厚みtとスクリン高さlとの比t/
    lが自重圧力F 2 とヤング率Eとの比の平方根の0.5
    5倍より大きいという条件を満たすように形成され、更
    に、前記光透過層を光が通過する際に光の発散角の正弦
    が該光透過層の光の屈折率の逆数倍に低減されることに
    よって該透過式スクリン手段の水平発散角が左右各50
    度以上に形成され、更に、水平偏波成分通過用偏光板手
    段を備え、該偏光板手段が前記補強板手段の光入射側に
    一体化形成されるように構成したことを特徴とする背面
    投写形ディスプレイシステム。
  3. 【請求項3】原画像形成手段、単一投写レンズ式投写レ
    ンズ手段、透過式スクリン手段を備え、該透過式スクリ
    ン手段が、少なくとも、光入射側に配置されるフレネル
    シートと光出射側に配置されるレンチキュラシートとか
    ら形成され、該フレネルシートはその光入射側に少なく
    とも垂直方向に光を発散するレンチキュラレンズ面が形
    成され、更にその光出射側にフレネルレンズ面が形成さ
    れ、該レンチキュラシートは水平方向に光を発散する配
    列周期0.4mm以下の縦縞状レンチキュラレンズ面が
    その光入射側にのみ形成され、該レンチキュラシートの
    光出射側には、短冊状のブラックストライプが形成さ
    れ、該ブラックストライプ部の幅は該レンチキュラレン
    ズ面の配列周期の60%以上に形成され、更に光透過層
    を形成する補強板手段と結合手段とを備え、該結合手段
    によって該補強板手段が該レンチキュラシートの光出射
    側に空気層を排除して結合され、かつ、該レンチキュラ
    シートの厚みと該補強板手段の厚みの合計値が自重座屈
    防止条件即ち、合計厚みtとスクリン高さlとの比t/
    lが自重圧力F 2 とヤング率Eとの比の平方根の0.5
    5倍より大きいという条件を満たすように形成され、更
    に、前記光透過層を光が通過する際に光の発散角の正弦
    が該光透過層の光の屈折率の逆数倍に低減されることに
    よって該透過式スクリン手段の水平発散角が左右各50
    度以上に形成され、更に、迷光阻止手段を備え、該迷光
    阻止手段が、前記投写レンズ手段と前記原画像形成手段
    との間に配置された偏光板手段と1/4波長位相差板手
    段とによって形成され、かつ、該1/4波長位相差板手
    段の光軸の方向が該偏光板手段の通過偏波面の方向と約
    45度をなすように構成したことを特徴とする背面投写
    形ディスプレイシステム。
  4. 【請求項4】原画像形成手段、単一投写レンズ式投写レ
    ンズ手段、透過式スクリン手段を備え、該透過式スクリ
    ン手段が、少なくとも、光入射側に配置されるフレネル
    シートと光出射側に配置されるレンチキュラシートとか
    ら形成され、該フレネルシートはその光入射側に少なく
    とも垂直方向に光を発散するレンチキュラレンズ面が形
    成され、更にその光出射側にフレネルレンズ面が形成さ
    れ、該レンチキュラシートは水平方向に光を発散する配
    列周期0.4mm以下の縦縞状レンチキュラレンズ面が
    その光入射側にのみ形成され、該レンチキュラシートの
    光出射側には、短冊状のブラックストライプが形成さ
    れ、該ブラックストライプ部の幅は該レンチキュラレン
    ズ面の配列周期の60%以上に形成され、更に光透過層
    を形成する補強板手段と結合手段とを備え、該結合手段
    によって該補強板手段が該レンチキュラシートの光出射
    側に空気層を排除して結合され、かつ、該レンチキュラ
    シートの厚みと該補強板手段の厚みの合計値が自重座屈
    防止条件即ち、合計厚みtとスクリン高さlとの比t/
    lが自重圧力F 2 とヤング率Eとの比の平方根の0.5
    5倍より大きいという条件を満たすように形成され、更
    に、前記光透過層を光が通過する際に光の発散角の正弦
    が該光透過層の光の屈折率の逆数倍に低減されることに
    よって該透過式スクリン手段の水平発散角が左右各50
    度以上に形成され、更に、水平偏波成分通過用偏光板手
    段を備え、該偏光板手段が前記補強板手段の光入射側に
    一体化形成され、室内照明用外光源と前記透過スクリン
    手段との間に垂直偏波通過用偏光板手段を配置したこと
    を特徴とする背面投写形ディスプレイシステム。
  5. 【請求項5】請求項1において、該補強板手段の光入射
    側に垂直拡散用レンチキュラレンズ手段が形成され、か
    つ、空気層を排除して一体化結合されてなる背面投写形
    ディスプレイシステム。
  6. 【請求項6】請求項1において、該補強板手段の出射面
    に反射防止膜を形成してなる背面投写形ディスプレイシ
    ステム。
  7. 【請求項7】請求項1において、該補強板手段の媒質中
    に光減衰剤を混入させてなる背面投写形ディスプレイシ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項1において、該補強板手段の出射面
    に導電膜手段を形成してなる背面投写形ディスプレイシ
    ステム。
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