JP2947481B2 - 抗体産生促進物質及び抗体産生方法 - Google Patents

抗体産生促進物質及び抗体産生方法

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ヒトリンパ球の抗体産生能及び抗体産生細
胞株のモノクローナル抗体産生能を上昇させる抗体産生
促進物質、及びこの物質を用いた抗体産生方法に関する
ものである。
「従来の技術」 抗体は、生体を種々の病気から防御する中心的な役割
を果たす物質として知られている。従って、生体中にお
いては抗体が十分産生される状態に維持する必要があ
る。しかし、病気あるいは体力低下等で生体が弱った時
には、この状態を維持するとが難しくなる。現在まで、
このような場合に有効に働く抗体産生促進物質について
の研究は数少ない。また食品中にこのような促進物質が
あれば、抗体産生を増強し、健康時に極めて有効である
が、そのような物質は現在まで見出されていない。
一方、近年、ハイブリドーマのような抗体産生細胞株
を培養してモノクローナル抗体を産生させ、このモノク
ローナル抗体を微量物質の単離、感染症や癌などの診
断、治療に利用する試みがなされている。しかし、従来
の方法では、モノクローナル抗体の生産効率が悪く、大
量に生産することは困難であった。特にヒト型モノクロ
ーナル抗体を生産する場合には生産量が極端に少なく、
その利用に限界があった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、生体内の抗体産生を増
強して健康維持を図ることができ、また、生体外におけ
るモノクローナル抗体の生産効率を高めることができる
抗体産生促進物質及びその物質を利用した抗体産生方法
を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明者らは、上記目的を達成するため、ヒトリンパ
球の抗体産生を上昇させる抗体産生促進物質の検索を行
なった結果、食品由来のローヤルゼリー、卵黄リポタン
パク質、ラクトフェリン、更にリンパ球増殖因子である
リポ・ポリサッカライド、ポーク・ウィード・マイトー
ゲン、フィトヘマグルチニン、コンカナバリンAが、ヒ
トリンパ球の抗体産生を上昇させる効果を有することを
見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の抗体産生促進物質は、ローヤルゼ
リーと、卵黄リポタンパク質、ラクトフェリン、リンパ
球増殖因子から選ばれた少なくとも1種とを含有するこ
とを特徴とする。
また、本発明の抗体産生方法は、培地中にローヤルゼ
リーと、卵黄リポタンパク質、ラクトフェリン、リンパ
球増殖因子から選ばれた少なくとも1種とを添加し、抗
体産生細胞株を培養し、モノクローナル抗体を産生させ
ることを特徴とする。
以下、本発明について更に詳細に説明する。
本発明において、食品由来のローヤルゼリー、卵黄リ
ポタンパク質(以下「YLP」と略記する)、ラクトフェ
リンは、いずれも公知の物質であり、容易に入手又は調
製することができる。
ローヤルゼリーは、ミツバチの唾液線から分泌される
物質であり、女王バチを育てるための特別な餌となるも
のである。ローヤルゼリーは、健康食品として市販され
ており、容易に入手できる。
YLPは、ニワトリの卵黄から塩祈、ゲル濾過、等電点
電気泳動により精製された低密度リポタンパク質であ
り、コスモバイオ(株)から入手できる。
ラクトフェリン(Lactoferrin)は、ヒト、ウシ等の
乳から得ることができ、例えばシグマ社などから市販さ
れている製品を利用することができる。
また、本発明において、リンパ球増殖因子としては、
例えばリポ・ポリサッカライド(以下「LPS」と略記す
る)、ポーク・ウィード・マイトーゲン(以下「PWM」
と略記する)、フィトヘマグルチニン(以下「PHA」と
略記する)、コンカナバリンA(以下「Con.A」と略記
する)が好ましく使用できる。これらのリンパ球増殖因
子も公知の物質で、各社から市販されており、例えばシ
グマ社製の製品を利用することができる。
本発明の抗体産生促進物質は、ローヤルゼリーと、YL
P、ラクトフェリン、リンパ球増殖因子から選ばれた少
なくとも1種とを有効成分とするものであるが、特に抗
体産生促進効果の高い組み合わせとしては、ローヤルゼ
リーとYLPの組み合わせが挙げられる。
なお、上記各物質の抗体産生促進効果は、後述するよ
うに測定培地中に上記各物質を添加し、ヒトリンパ球を
培養して、培養上清中に含まれる抗体量を測定すること
によって確認した。このように、ヒトリンパ球に対する
抗体産生促進効果を有するということは、これらの物質
を摂取することにより、体内における抗体産生を増強し
て健康維持が図られることを意味している。
本発明の抗体産生方法は、上記のような抗体産生物質
を培地中に添加し、抗体産生細胞株を培養することによ
り、モノクローナル抗体を効率的に産生させる方法であ
る。
ここで、抗体産生細胞株としては、例えばヒト−ヒト
ハイブリドーマ、マウス−マウスハイブリドーマ、EBウ
ィルスで形質転換した細胞株等が利用できる。
また、抗体産生用培地としては、通常用いられる無血
清培地または血清培地が利用できる。血清培地として
は、5〜10%牛胎児血清(以下「FCS」と略記する)を
添加した培地が例示できる。しかし、モノクローナル抗
体生産用培地としては、抗体の精製が容易であること、
培地が安価であること等の理由から無血清培地が望まし
い。無血清培地としては、基本合成培地に、インシュリ
ン(1〜20μg/ml)、トランスェリン(1〜80μg/m
l)、エタノールアミン(1〜50μM)及びセレニウム
(0.1〜50nM)の因子を添加した培地が好ましく用いら
れる。基本合成培地としては、例えばダルベッコMEM培
地(DME)、ハムF−12培地、RDF培地(RPMI 1640、DM
E及びハムF−12培地を2:1:1で混合した培地)、E−RD
F培地(上記RDF培地の構成成分の中のアミノ酸及びビタ
ミンを更に強化した培地、極東製薬製)等が用いられる
が、好ましくはE−RDFあるいはRDF培地が用いられる。
抗体産生促進物質の培地中への添加量は、特に限定さ
れないが、ローヤルゼリーは50〜500μg/ml、YLP、ラク
トフェリン、LPS、PWM及びCon.Aは10〜200μg/ml、PHA
は1〜100μg/mlが適当である。
培養は、例えばペトリ皿、回転撹拌式培養槽又はホロ
ーファイバー型の培養装置を用いて行なうことができ
る。培養条件は、通常の条件が利用でき、例えば、37℃
の炭酸ガスインキューベーター中で1〜5日間程度培養
すればよい。
こうして特定の抗体産生細胞株を培養することによ
り、培地中に目的とするモノクローナル抗体が産生され
る。この場合、本発明の抗体産生促進物質を培地に添加
することにより、抗体産生量を顕著に増大させることが
できる。
「実施例」 以下、実施例及び参考例を挙げて本発明を説明する。
実施例1(ヒトリンパ球に対する抗体産生促進効果) 各種の物質について、ヒトリンパ球に対する抗体産生
促進効果を調べた。実験条件及び方法は、次の通りであ
る。
(1) ヒトリンパ球 ヒトリンパ球は、ヒト末梢血あるいはがん患者から摘
出したリンパ節等から得たリンパ球を用いた。ヒト未梢
血からは、LSM(Litton Bio.)を用いた密度勾配遠心に
より、リンパ球画分を分離した。一方、リンパ節リンパ
球については、リンパ節を細切した後、2枚のスライド
ガラスの間で、細切したリンパ切を挾み、多少圧力を加
えることにより、しみ出てくるリンパ球を集めるという
方法によりリンパ球画分を得た。更に、これらのリンパ
球画分を5%FCS添加培地中で1日培養することによ
り、接着細胞を除去し、リンパ球を得た。
(2) 試験物質 試験物質としては、前述したローヤルゼリー、YLP、
ラクトフェリン(ウシ由来)、及びリンパ球増殖因子と
してLPS、PWM、PHA、Con.Aを用いた。また、各試験物質
は市販の製品を用いた。
(3) 測定用培地 測定用培地としては、10μg/mlインシュリン、35μg/
mlトランスウェリン、10μMエタノールアミン及び2.5m
Mセレニウムを添加したE−RDF培地を用いた。
(4) 実験方法 上記測定用培地に、上記各種の試験物質を添加し、ヒ
トリンパ球を1×106個/mlの細胞密度で35mmプラスチッ
クペトリ皿にまき込み、5%CO2−95%空気の雰囲気
下、37℃にて5日間培養した後、その培養上清中の抗体
量を通常の酵素抗体法(イムノケミストリー(Immunoch
emistry),8,871(1971)参照)で定量した。抗体量
は、IgM及びIgGの培地中における濃度(ng/ml)で表示
した。なお、5日間培養後における細胞密度も測定し
た。
ヒトリンパ節由来のリンパ球を用いて行なった実験結
果を第1表に示す。また、ヒト未梢血由来のリンパ球を
用いて行なった実験結果を第2表に示す。
第1表に示す結果から、5日間の培養により細胞数の
上昇はほとんど認められなかったが、IgMタイプの抗体
産生能は、ローヤルゼリー単独で2倍以上に上昇、YLP
単独で4倍程度に上昇し、ローヤルゼリーとYLPを同時
添加することにより35倍に上昇することがわかった。ま
た、YLPにLPS、PWM或いはPHAを添加することにより10倍
程度の上昇が認められた。一方、IgGタイプの抗体産生
能については、ローヤルゼリーとYLPを同時添加するこ
とにより5倍以上の上昇が認められた。
また、第2表に示す結果から、5日間の培養により細
胞数の上昇は認められなかったが、IgMタイプの抗体産
生能は、YLP単独で6倍以上に上昇し、YLPに更にローヤ
ルゼリーあるいはLPSを添加することにより15倍以上に
上昇することがわかった。一方、IgGタイプの抗体産生
能については、YLPと、ローヤルゼリー、ラクトフェリ
ンあるいはLPSとを同時に添加することにより2倍以上
の上昇が認められた。
実施例2(ヒト−ヒトハイブリドーマHB4C5に対する
抗体産生促進効果)IgMタイプの抗体産生ヒト−ヒトハ
イブリドーマHB4C5[イン・ビトロ・セルラーアンド・
デベロップメンタル・バイオロジー(In Vitro Cell.De
velop.Biol.)、21、593(1985)参照、微工研条寄第18
79号]を培養し、培地に各種の物質を添加してモノクロ
ーナル抗体産生量に及ぼす効果を調べた。
まず、実施例1の測定用培地と同じ培地に、試験物質
を所定の濃度で添加し、35mmプラスチックペトリ皿に上
記のハイブリドーマHB4C5を5×104細胞/mlになるよう
に植え込み、37℃の炭酸ガスインキュベーターで2日間
培養した後、その培養上清中の抗体量を実施例1と同様
な酵素抗体法で測定した。
この結果を第3表に示す。なお、第3表において、相
対細胞数は、None(無添加区)の細胞数を1として相対
値で示したものである。また、相対IgM濃度は、Noneの
培地上清中のIgM濃度を1として相対値で示したもので
ある。更に、相対IgM産生量は、細胞1個当たりのIgM産
生量についてNoneを1とした相対値で示したものであ
る。
第3表から、細胞数の上昇はほとんど認められなかっ
たが、モノクローナル抗体産生は、ローヤルゼリー、YL
P、ラクトフェリンを添加することにより、数倍上昇す
ることがわかる。
参考例1(種々のハイブリドーマに対する抗体産生促進
効果) 種々のハイブリドーマを用い、実施例2と同様に培養
して、抗体産生量を測定した。試験物質としては、ラク
トフェリン(50μg/ml)、YLP(50μg/ml)を用いた。
比較のため、無添加(None)のものについても同様に実
験した。また、ハイブリドーマとしては、ヒト−ヒトハ
イブリドーマであるHB4C5(IgMタイプ)、HF10B4(IgM
タイプ)、K−1−5(IgGタイプ)、H15F1(IgMタイ
プ)、9P−13−4(IgA2M3タイプ)、並びにマウス−マ
ウスハイブリドーマである4F12(IgGタイプ)、4C10B6
(IgGタイプ)、D6(IgMタイプ)、F6(IgMタイプ)で
ある。
この結果を第4表に示す。
第4表から、ラクトフェリン、YLPは、ヒト−ヒトハ
イブリドーマに対しても優れた抗体産生促進効果を有し
ていることがわかる。
参考例2(ヒト−ヒトハイブリドーマHB4C5に対する抗
体産生促進効果) 基本合成培地としてRDF培地を用い、この培地に種々
の物質を添加し、前記ヒト−ヒトハイブリドーマHB4C5
を、35mmプラスチックぺトリ皿に5×104細胞/mlになる
ように植え込み、37℃の5%炭酸ガスインキュベーター
中で2日間培養して、培地中の抗体濃度を実施例1と同
様な方法で測定した。試験した添加物質及びその濃度
は、下記の通りである。
インシュリン (ウシ)(I) 5μg/ml トランスフェリン(ヒト)(T) 35μg/ml エタノールアミン (E) 20μM セレニウム (S) 2.5nM ラクトフェリン(ヒト) (L) 35μg/ml この結果を第5表に示す。
第5表から明らかなように、無血清培地用の添加物と
して広く用いられているインシュリン、トランスフェリ
ン、エタノールアミン、セレニウムの組合せ(ITES)で
は、培地中の抗体濃度は32ng/mlであったのに対して、
ラクトフェリンのみを添加した培地(L)では291ng/ml
と9.1倍に抗体産生量が増強された。この効果はラクト
フェリン単独添加のみならず、他の因子との組合わせで
も認められた。
参考例3(種々のハイブリドーマに対する抗体産生促進
効果) 培地として、インシュリン、トランスフェリン、エタ
ノールアミン、セレニウムを含むRDF培地(ITES)と、
このITESにラクトフェリンを添加した培地(ITESL)を
用い、各種の抗体産生ハイブリドーマを参考例2と同様
に35mmプラスチックペトリ皿に5×104細胞/mlになるよ
うに植え込み、37℃の5%炭酸ガスインキュベーター中
で2日間培養して、培地中の抗体濃度を実施例1と同様
な方法で測定した。なお、実験に供したハイブリドーマ
は、参考例1と同様である。
この結果を第6表に示す。
第6表から明らかなようにラクトフェリンの抗体生産
増強効果は、HB4C5のみならず他のヒト−ヒトハイブリ
ドーマ、マウス−マウスハイブリドーマでも見られた。
また、生産する抗体のタイプに無関係にラクトフェリン
は抗体生産増強効果を示すことが明らかとなった。
「作用及び効果」 食品由来のローヤルゼリーと、YLP、ラクトフェリン
あるいはリンパ球増殖促進因子から選ばれた少なくとも
1種とを添加することにより、ヒトリンパ球の抗体産生
が最高で数倍上昇することが明らかとなった。特に、ロ
ーヤルゼリーとYLPの組み合わせでは、最高で35倍の抗
体産生の上昇が認められた。すなわち、これらの物質、
特に食品由来の場合には、これらの物質を食することに
より、生体内に吸収され、生体中での抗体産生を活性化
することが考えられ、健康維持のために大いに役立つも
のと考えられる。
また、上記の物質を培地に添加することにより、ハイ
ブリドーマなどの抗体産生細胞株が産生するモノクロー
ナル抗体量が数倍上昇した。この抗体産生促進効果は、
各種のハイブリドーマを用いた場合にも認められた。す
なわち、これらの物質を用いることにより、モノクロー
ナル抗体の生産を効率よく行なうことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/64 C12N 5/00 B 38/00 A61K 37/02 38/16 37/14 (C12P 21/08 C12R 1:91) (56)参考文献 特開 平2−39882(JP,A) 特開 平2−92277(JP,A) 特開 昭64−83100(JP,A) 特開 昭61−33125(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローヤルゼリーと、卵黄リポタンパク質、
    ラクトフェリン、リンパ球増殖因子から選ばれた少なく
    とも1種とを含有することを特徴とする抗体産生促進物
    質。
  2. 【請求項2】前記リンパ球増殖因子が、リポ・ポリサッ
    カライド、ポーク・ウィード・マイトーゲン、フィトヘ
    マグルチニン、コンカナバリンAから選ばれた少なくと
    も1種である請求項1記載の抗体産生促進物質。
  3. 【請求項3】培地中にローヤルゼリーと、卵黄リポタン
    パク質、ラクトフェリン、リンパ球増殖因子から選ばれ
    た少なくとも1種とを添加し、抗体産生細胞株を培養
    し、モノクローナル抗体を産生させることを特徴とする
    抗体産生方法。
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