JP2947360B2 - 画像の動きを測定する方法および装置 - Google Patents
画像の動きを測定する方法および装置Info
- Publication number
- JP2947360B2 JP2947360B2 JP1227641A JP22764189A JP2947360B2 JP 2947360 B2 JP2947360 B2 JP 2947360B2 JP 1227641 A JP1227641 A JP 1227641A JP 22764189 A JP22764189 A JP 22764189A JP 2947360 B2 JP2947360 B2 JP 2947360B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motion
- image
- measuring
- motion vector
- correlation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0135—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes
- H04N7/014—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes involving the use of motion vectors
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/20—Analysis of motion
- G06T7/223—Analysis of motion using block-matching
- G06T7/231—Analysis of motion using block-matching using full search
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/523—Motion estimation or motion compensation with sub-pixel accuracy
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/527—Global motion vector estimation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/144—Movement detection
- H04N5/145—Movement estimation
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2つの又はそれ以上の数の領域に画面を再
分割することと;2つの画像の対応する領域を相関させ
て、変位の関数として相関を定め、それによって各領域
ごとにピークの相関値から複数の動きベクトルを定める
ことと;を含んで成る画像の動きを測定する方法に関す
る。本発明は又、そのような方法を用いる装置にも関す
る。
分割することと;2つの画像の対応する領域を相関させ
て、変位の関数として相関を定め、それによって各領域
ごとにピークの相関値から複数の動きベクトルを定める
ことと;を含んで成る画像の動きを測定する方法に関す
る。本発明は又、そのような方法を用いる装置にも関す
る。
上述のような型の方法は、英国特許出願第GB 2188510
A号に記載されており、それは特にテレビジョンの画像
の動きベクトルの生成に関するものである。高品位テレ
ビジョン(HDTV)の分野では、そのような動きベクトル
はテレビジョン信号と共に送られ、受信した信号中のラ
インに追加ラインを生成するのを援助するか、又は受信
した信号中のフィールドに追加フィールドを生成するの
を援助することによって、受信機で品質を高めた表示を
もたらすのに用いられる。容量が限定されているので、
生成された動きベクトルをすべて伝送することは必ずし
もできないし、従って生成された動きベクトルから選別
をすることが必要になってくるのでである。
A号に記載されており、それは特にテレビジョンの画像
の動きベクトルの生成に関するものである。高品位テレ
ビジョン(HDTV)の分野では、そのような動きベクトル
はテレビジョン信号と共に送られ、受信した信号中のラ
インに追加ラインを生成するのを援助するか、又は受信
した信号中のフィールドに追加フィールドを生成するの
を援助することによって、受信機で品質を高めた表示を
もたらすのに用いられる。容量が限定されているので、
生成された動きベクトルをすべて伝送することは必ずし
もできないし、従って生成された動きベクトルから選別
をすることが必要になってくるのでである。
本発明の目的は、上述のタイプの方法、及び最も突出
した動きベクトルをたやすく選び出すことのできる装置
を提供することである。
した動きベクトルをたやすく選び出すことのできる装置
を提供することである。
本発明の第一の態様では、2つ又はそれ以上の数の領
域に画面を再分割することと;2つの画像の対応する領域
を相関させて、変位の関数として相関を定め、それによ
って各領域ごとにピークの相関値から複数の動きベクト
ルを定めることと;を含んで成るところの画像の動きを
測定する方法において、該方法は次の諸ステップ、すな
わち: (i)上記変位の関数として定める相関関数中のピーク
の、所与の相対的な量に依存して、上記再分割された画
像の領域からの動きベクトルに重み付けをするステップ
と; (ii)上記画面を再分割された画像の領域から、対応す
る座標を持っているこれらの重み付けをした動きベクト
ルを個別に合計して、その各々が特定の動きベクトルの
座標に関連する量であるところの、複数個の合計された
量を生成するステップと; (iii)上記合計された量のうちで最も大きい量を所与
の数だけ選んで、それらの座標を選定し、上記動きベク
トルのうちの最も突出したものを形成するステップと;
を更に含むことを特徴とする。
域に画面を再分割することと;2つの画像の対応する領域
を相関させて、変位の関数として相関を定め、それによ
って各領域ごとにピークの相関値から複数の動きベクト
ルを定めることと;を含んで成るところの画像の動きを
測定する方法において、該方法は次の諸ステップ、すな
わち: (i)上記変位の関数として定める相関関数中のピーク
の、所与の相対的な量に依存して、上記再分割された画
像の領域からの動きベクトルに重み付けをするステップ
と; (ii)上記画面を再分割された画像の領域から、対応す
る座標を持っているこれらの重み付けをした動きベクト
ルを個別に合計して、その各々が特定の動きベクトルの
座標に関連する量であるところの、複数個の合計された
量を生成するステップと; (iii)上記合計された量のうちで最も大きい量を所与
の数だけ選んで、それらの座標を選定し、上記動きベク
トルのうちの最も突出したものを形成するステップと;
を更に含むことを特徴とする。
このような方法は、突出した動きベクトルが信頼の置
けるやり方で確立できるという利点がある。
けるやり方で確立できるという利点がある。
本発明は更に、上記動きベクトルの重み付けが、相関
関数の中のピークの相対的な大きさに依存することを特
徴とする。それによって、ピークの規模が大きくなれば
大きくなるほど、同じ程度の動きをもつ領域内の画素の
数も多くなり、もしその程度の動きが他の領域で突出す
るならば、その重要度は重み付けによって強調される。
これに代替して又はこれに追加して、重み付けはピーク
の相対的な幅に依存するものとすることもでき、この重
み付けは、起こる可能性のある結合(possible integra
tion)によって画像源で生成される不鮮明さに関連する
ものである。
関数の中のピークの相対的な大きさに依存することを特
徴とする。それによって、ピークの規模が大きくなれば
大きくなるほど、同じ程度の動きをもつ領域内の画素の
数も多くなり、もしその程度の動きが他の領域で突出す
るならば、その重要度は重み付けによって強調される。
これに代替して又はこれに追加して、重み付けはピーク
の相対的な幅に依存するものとすることもでき、この重
み付けは、起こる可能性のある結合(possible integra
tion)によって画像源で生成される不鮮明さに関連する
ものである。
与えられた数の突出した動きベクトルは、2つの画像
の間の間隔に正比例する。従って、もし2つの画像が2
つのテレビジョンフレームだけ離れた間隔を置いている
ならば、動きベクトルの数は間隔が1テレビジョンフレ
ームの場合の2倍になる。
の間の間隔に正比例する。従って、もし2つの画像が2
つのテレビジョンフレームだけ離れた間隔を置いている
ならば、動きベクトルの数は間隔が1テレビジョンフレ
ームの場合の2倍になる。
もし、少なくとも上記所与の数の上記合計された量も
同様に規模の大きいものであるならば、最も突出した動
きベクトルを形成するために座標を選定するのに追加し
て、又はそれを選定する代わりに、複雑さの信号が生成
され、該複雑さの信号とは、上記画像が、程度の大きい
動きの複雑さを含んでいることを示すものであろう。
同様に規模の大きいものであるならば、最も突出した動
きベクトルを形成するために座標を選定するのに追加し
て、又はそれを選定する代わりに、複雑さの信号が生成
され、該複雑さの信号とは、上記画像が、程度の大きい
動きの複雑さを含んでいることを示すものであろう。
本発明は更にまた、上述の方法を用いる装置をも提供
する。本発明の第2の態様では、画像の動きを測定する
装置が、2つの画像の対応する領域を相関させ、変位の
関数として相関を定めて、各領域ごとにピークの相関値
から複数の動きベクトルを定める手段を有して成る画像
の動きを測定する装置であって、更に:上記変位の関数
として定める相関関数中のピークの、所与の相対的な量
に依存して、上記再分割された画像の領域からの動きベ
クトルに重み付けをする手段と;上記画面を再分割され
た画像の領域から、対応する座標を持つこれらの重み付
けをした動きベクトルを個別に合計して、その各々が特
定の動きベクトルの座標に関連する量であるところの、
複数個の合計された量を生成する手段と;上記合成され
た量のうちで最も大きい量を所与の数だけ選んで、それ
らの座標を選定し、上記動きベクトルのうちの最も突出
したものを形成する手段と;を追加して有することを特
徴とする。
する。本発明の第2の態様では、画像の動きを測定する
装置が、2つの画像の対応する領域を相関させ、変位の
関数として相関を定めて、各領域ごとにピークの相関値
から複数の動きベクトルを定める手段を有して成る画像
の動きを測定する装置であって、更に:上記変位の関数
として定める相関関数中のピークの、所与の相対的な量
に依存して、上記再分割された画像の領域からの動きベ
クトルに重み付けをする手段と;上記画面を再分割され
た画像の領域から、対応する座標を持つこれらの重み付
けをした動きベクトルを個別に合計して、その各々が特
定の動きベクトルの座標に関連する量であるところの、
複数個の合計された量を生成する手段と;上記合成され
た量のうちで最も大きい量を所与の数だけ選んで、それ
らの座標を選定し、上記動きベクトルのうちの最も突出
したものを形成する手段と;を追加して有することを特
徴とする。
動きベクトルのための手段は、動きベクトルを相関関
数の中のピークの相対的な大きさと相対的な幅との双方
又はいずれか一方に依存して重み付けする手段を含むこ
とができる。
数の中のピークの相対的な大きさと相対的な幅との双方
又はいずれか一方に依存して重み付けする手段を含むこ
とができる。
所与の数の合計された量も同様に規模の大きいもので
ある場合には、複雑さの信号を生成するための手段が設
けられ、該複雑さの信号とは、最も突出した動きベクト
ルに追加して、又はそれの代わりに、生成されることの
できるものである。
ある場合には、複雑さの信号を生成するための手段が設
けられ、該複雑さの信号とは、最も突出した動きベクト
ルに追加して、又はそれの代わりに、生成されることの
できるものである。
〔実施例〕 以下、図面により上述の特徴その他を詳細に説明す
る。
る。
第1図に示す概略ブロック図の中で引用番号1は、輝
度入力Yを持つ動きベクトル生成器であり、該生成器中
で、あるテレビジョン方式のテレビジョン画像が多数の
小領域に分割される。当面の目的に対しては各領域とも
32画素×32行と仮定するが、これ以外の大きさの領域が
可能なことは勿論である。2つの隣接するテレビ画面の
対応する領域の輝度情報には相関があり、対応する1対
の領域ごとに相関関数が生成し、そのような関数の典型
的な相関を表す面が第2図に示されている。第2図で
は、X方向及びY方向の変位は、−16から+16までのサ
ンプル位置の範囲内で変動する。但し各サンプルは1画
素ずつ離れている。実際には第2図は、連続的な相関関
数のようには見えず、寧ろ1画素だけ離れた間隔をもつ
所与の大きさの一連の離散的なサンプルのシリーズのよ
うに見える。尤も、1画素より小さい精度で測れば連続
関数にもっと近くなる。相関を表す面が位相相関を用い
て達成されることは、前記英国特許出願第GB 2188510A
号、或いはSPIE誌Vol.119,Application of Digital Ima
ge Processing(IOCC 1977)「ディジタル画像処理の応
用」所謂のJ.J.Pearson,D.C.Hines Jr.,S.Golosman,C.
D.Kinglinによる“Video−rate Image Correlation Pro
cessor"という文献に記載されているし、それ以外にも
対応領域の最適整合のような然るべきやり方で達成され
る。ゼロ変位は動きの欠落を表し、ゼロ変位の座標から
離れて位置するピークは、領域内のコンポネントの動き
の変化の程度を示している。
度入力Yを持つ動きベクトル生成器であり、該生成器中
で、あるテレビジョン方式のテレビジョン画像が多数の
小領域に分割される。当面の目的に対しては各領域とも
32画素×32行と仮定するが、これ以外の大きさの領域が
可能なことは勿論である。2つの隣接するテレビ画面の
対応する領域の輝度情報には相関があり、対応する1対
の領域ごとに相関関数が生成し、そのような関数の典型
的な相関を表す面が第2図に示されている。第2図で
は、X方向及びY方向の変位は、−16から+16までのサ
ンプル位置の範囲内で変動する。但し各サンプルは1画
素ずつ離れている。実際には第2図は、連続的な相関関
数のようには見えず、寧ろ1画素だけ離れた間隔をもつ
所与の大きさの一連の離散的なサンプルのシリーズのよ
うに見える。尤も、1画素より小さい精度で測れば連続
関数にもっと近くなる。相関を表す面が位相相関を用い
て達成されることは、前記英国特許出願第GB 2188510A
号、或いはSPIE誌Vol.119,Application of Digital Ima
ge Processing(IOCC 1977)「ディジタル画像処理の応
用」所謂のJ.J.Pearson,D.C.Hines Jr.,S.Golosman,C.
D.Kinglinによる“Video−rate Image Correlation Pro
cessor"という文献に記載されているし、それ以外にも
対応領域の最適整合のような然るべきやり方で達成され
る。ゼロ変位は動きの欠落を表し、ゼロ変位の座標から
離れて位置するピークは、領域内のコンポネントの動き
の変化の程度を示している。
相関を表す面のピークは、当面対象となる領域の動き
ベクトルの座標を示し、それから先の処理は座標の精度
を上げるためのピークの位置の精度の向上に用いられ
る。このことは同じ出願人により同時になされた英国特
許出願第8820837.6号及び第8820838.4号(これらは特願
平1−227643号及び特願平1−227638号に相当する)に
記載する処に依り達成される。1画面中の各領域の動き
ベクトル座標、あるいは少なくともそのうちから各領域
で最も抜きんでて突出しているもの(例えば10個)が、
接続線2を通して重み付け回路3に与えられ、また同時
に該重み付け回路3は、各動きベクトルごとにそのピー
クの相対的な大きさと相対的な幅との双方又はいずれか
一方を表わす信号を、動きベクトル生成器1から接続線
4を通して受取る。ピークの大きさは領域内の同じ程度
の動きをする画素の数に関連し、また、ピークの幅は、
起こる可能性のある結合(possible integration)によ
って画像源で生成される不鮮明さに関連する。重み付け
回路3によって、各領域からの各動きベクトルは、接続
線4からの入力に従って重み付けされる。
ベクトルの座標を示し、それから先の処理は座標の精度
を上げるためのピークの位置の精度の向上に用いられ
る。このことは同じ出願人により同時になされた英国特
許出願第8820837.6号及び第8820838.4号(これらは特願
平1−227643号及び特願平1−227638号に相当する)に
記載する処に依り達成される。1画面中の各領域の動き
ベクトル座標、あるいは少なくともそのうちから各領域
で最も抜きんでて突出しているもの(例えば10個)が、
接続線2を通して重み付け回路3に与えられ、また同時
に該重み付け回路3は、各動きベクトルごとにそのピー
クの相対的な大きさと相対的な幅との双方又はいずれか
一方を表わす信号を、動きベクトル生成器1から接続線
4を通して受取る。ピークの大きさは領域内の同じ程度
の動きをする画素の数に関連し、また、ピークの幅は、
起こる可能性のある結合(possible integration)によ
って画像源で生成される不鮮明さに関連する。重み付け
回路3によって、各領域からの各動きベクトルは、接続
線4からの入力に従って重み付けされる。
以上の結果として得られる重み付けされた動きベクト
ルは、2次元の合算器5に与えられる。該合算器5は、
32×32個の個別記憶部又は「ビン」(“bins")と呼ば
れるものを有し、その各々が32×32個の動きベクトルの
1つ1つにそれぞれ対応している。従って、各記憶部
は、ベクトルの現れる領域数とそのベクトルの相対的な
大きさと幅に依存して、対応する動きベクトルの重み付
けされた量を多数、受信し記憶する。そしてそれらの量
はそれぞれの記憶部に累積加算される。合算器5は2次
元ベクトルのヒストグラム(柱状グラフ)を作っている
と考えることができる。その結果として得られた合計量
は、最大ベクトル選択器6に与えられ、そこで合算器5
において最大量が記憶されている動きベクトルを所与の
数(例えば16)だけ選び出す。この所与の数は、テレビ
ジョン信号と共に送信されるのに先立って符号化するた
めに、どの動きベクトルが端子7に与えられるかを考慮
しながら、隣接テレビジョンフレームに対して最も突出
している動きベクトルを形成する。
ルは、2次元の合算器5に与えられる。該合算器5は、
32×32個の個別記憶部又は「ビン」(“bins")と呼ば
れるものを有し、その各々が32×32個の動きベクトルの
1つ1つにそれぞれ対応している。従って、各記憶部
は、ベクトルの現れる領域数とそのベクトルの相対的な
大きさと幅に依存して、対応する動きベクトルの重み付
けされた量を多数、受信し記憶する。そしてそれらの量
はそれぞれの記憶部に累積加算される。合算器5は2次
元ベクトルのヒストグラム(柱状グラフ)を作っている
と考えることができる。その結果として得られた合計量
は、最大ベクトル選択器6に与えられ、そこで合算器5
において最大量が記憶されている動きベクトルを所与の
数(例えば16)だけ選び出す。この所与の数は、テレビ
ジョン信号と共に送信されるのに先立って符号化するた
めに、どの動きベクトルが端子7に与えられるかを考慮
しながら、隣接テレビジョンフレームに対して最も突出
している動きベクトルを形成する。
当面検討している画像の動作の複雑さの程度が大きい
とき、すなわち1つだけ突出しているベクトルのない画
面をズームするような場合には、限定された数の動きベ
クトルを用いる受信機における通常の動きベクトル技術
では、画像中の真の位置を描かないであろう。そのよう
な場合、合算器5の沢山の記憶には対応する大きさの合
計された量が入っているであろう。選択器6がそのよう
な状態(例えば16を超える同じような大きい規模の量が
ある)を確認すると、該選択器6は出力点8に複雑さの
フラグ信号(complexity flag signal)を出す。これが
起きるときには、受信機は動きベクトルに依存しない更
に簡単な内挿法を用いることになろう。
とき、すなわち1つだけ突出しているベクトルのない画
面をズームするような場合には、限定された数の動きベ
クトルを用いる受信機における通常の動きベクトル技術
では、画像中の真の位置を描かないであろう。そのよう
な場合、合算器5の沢山の記憶には対応する大きさの合
計された量が入っているであろう。選択器6がそのよう
な状態(例えば16を超える同じような大きい規模の量が
ある)を確認すると、該選択器6は出力点8に複雑さの
フラグ信号(complexity flag signal)を出す。これが
起きるときには、受信機は動きベクトルに依存しない更
に簡単な内挿法を用いることになろう。
上に述べた処では、2つの画面は隣接しており、従っ
て所与の数、例えば16の突出した動きベクトルを生成す
るために1画面すなわち1フレーム周期だけ離れてい
る。突出した動きベクトルが導かれる周期は、1より大
きい整数個の画像周期であってはならない、という理由
は存在しない。その場合には突出した動きベクトルの所
与の数をその整数倍すればよいのである。従って2つの
画像周期に対応する突出した動きベクトル数は32とする
ことができる。例えば2つの画像すなわち2フレーム周
期に亙って生成される突出した動きベクトルを操作する
ことにより、もっと沢山の突出した動きベクトルを選び
出すことはできるけれども、その場合も2次元の合計演
算は、まず第1のフレーム周期に対し上述のやり方を行
い、然る後に、第2のフレーム周期に対し同じことを行
うというやり方の方が簡単であろう。換言すれば、まず
第1のフレーム周期に対して2次元ヒストグラムを作
り、第2のフレーム周期ではそれに「上積み」して生成
するのである。そして最も突出した動きベクトルが、合
計演算の結果として採り上げられる。
て所与の数、例えば16の突出した動きベクトルを生成す
るために1画面すなわち1フレーム周期だけ離れてい
る。突出した動きベクトルが導かれる周期は、1より大
きい整数個の画像周期であってはならない、という理由
は存在しない。その場合には突出した動きベクトルの所
与の数をその整数倍すればよいのである。従って2つの
画像周期に対応する突出した動きベクトル数は32とする
ことができる。例えば2つの画像すなわち2フレーム周
期に亙って生成される突出した動きベクトルを操作する
ことにより、もっと沢山の突出した動きベクトルを選び
出すことはできるけれども、その場合も2次元の合計演
算は、まず第1のフレーム周期に対し上述のやり方を行
い、然る後に、第2のフレーム周期に対し同じことを行
うというやり方の方が簡単であろう。換言すれば、まず
第1のフレーム周期に対して2次元ヒストグラムを作
り、第2のフレーム周期ではそれに「上積み」して生成
するのである。そして最も突出した動きベクトルが、合
計演算の結果として採り上げられる。
今までに述べた処では、この方法は特定の機能をもつ
装置ユニットにより実行されるものとして記述したが、
専用のソフトウエアによる制御の下に、マイクロコンピ
ュータで行なうことも当然実現されよう。
装置ユニットにより実行されるものとして記述したが、
専用のソフトウエアによる制御の下に、マイクロコンピ
ュータで行なうことも当然実現されよう。
その他、当業者にとって容易に到達できる種々の変
形、拡張、組合せ等がある。
形、拡張、組合せ等がある。
第1図は、本発明による方法を用いる装置のブロック図
であり、 第2図は、テレビジョン信号の2つの画像の同じ領域
の、典型的な相関を表す面を示す図である。 〔符号の説明〕 1……動きベクトル生成器 3……重み付け回路 5……合算器 6……最大ベクトル選択器
であり、 第2図は、テレビジョン信号の2つの画像の同じ領域
の、典型的な相関を表す面を示す図である。 〔符号の説明〕 1……動きベクトル生成器 3……重み付け回路 5……合算器 6……最大ベクトル選択器
Claims (11)
- 【請求項1】画像の動きを測定する方法であって、2つ
又はそれ以上の数の領域に画面を再分割することと;2つ
の画像の対応する領域を相関させて、変位の関数として
相関を定め、それによって各領域ごとにピークの相関値
から複数の動きベクトルを定めることと;を含んで成る
方法において、 該方法は次の諸ステップ、すなわち: (i)上記変位の関数として定める相関関数中のピーク
の、所与の相対的な量に依存して、上記再分割された画
像の領域からの動きベクトルに重み付けをするステップ
と; (ii)上記画面を再分割された画像の領域から、対応す
る座標を持つこれらの重み付けをした動きベクトルを個
別に合計して、その各々が特定の動きベクトルの座標に
関連する量であるところの、複数個の合計された量を生
成するステップと; (iii)上記合計された量のうちで最も大きい量を所与
の数だけ選んで、それらの座標を選定し、上記動きベク
トルのうちの最も突出したものを形成するステップと; を更に含むことを特徴とする画像の動きを測定する方
法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法において、上記動き
ベクトルの重み付けは、上記相関関数の中のピークの相
対的な大きさに依存することを特徴とする画像の動きを
測定する方法。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の方法において、上
記動きベクトルの重み付けは、上記相関関数の中のピー
クの相対的な幅に依存することを特徴とする画像の動き
を測定する方法。 - 【請求項4】請求項1,2又は3に記載の方法において、
上記所与の数の突出した動きベクトルは、上記2つの画
像の間隔に正比例することを特徴とする画像の動きを測
定する方法。 - 【請求項5】テレビジョンシステムに用いるところの請
求項1,2又は3に記載の方法において、上記所与の数の
突出した動きベクトルは、上記2つの画像の間のフレー
ム数に正比例することを特徴とする画像の動きを測定す
る方法。 - 【請求項6】請求項1ないし5のうちのいずれか1項に
記載の方法において、少なくとも上記所与の数の上記合
計された量も同様に規模の大きいものである場合には、
最も突出した動きベクトルを形成するために座標を選定
するのに追加して、又はそれを選定する代わりに、複雑
さの信号が生成され、該複雑さの信号とは、上記画像
が、程度の大きい動きの複雑さを含むことを示すことを
特徴とする画像の動きを測定する方法。 - 【請求項7】請求項1ないし6のうちのいずれか1項に
記載の画像の動きを測定する方法を用いる装置。 - 【請求項8】2つの画像の対応する領域を相関させ、変
位の関数として相関を定めて、各領域ごとにピークの相
関値から複数の動きベクトルを定める手段を有して成る
画素の動きを測定する装置において、 該装置は:上記変位の関数として定める相関関数中のピ
ークの、所与の相対的な量に依存して、上記再分割され
た画像の領域からの動きベクトルに重み付けをする手段
と;上記画面を再分割された画像の領域から、対応する
座標を持つこれらの重み付けをした動きベクトルを個別
に合計して、その各々が特定の動きベクトルの座標に関
連する量であるところの、複数個の合計された量を生成
する手段と;上記合計された量のうちで最も大きい量を
所与の数だけ選んで、それらの座標を選定し、上記動き
ベクトルのうちの最も突出したものを形成する手段と;
を追加して有することを特徴とする画像の動きを測定す
る装置。 - 【請求項9】請求項8に記載の画像の動きを測定する装
置において、上記動きベクトルに重み付けをする上記手
段は、上記相関関数の中のピークの相対的な大きさに依
存して、上記動きベクトルに重み付けをする手段を含む
ことを特徴とする画像の動きを測定する装置。 - 【請求項10】請求項8又は9に記載の画像の動きを測
定する装置において、上記動きベクトルに重み付けをす
る上記手段は、上記相関関数の中のピークの相対的な幅
に依存して、上記動きベクトルに重み付けをする手段を
含むことを特徴とする画像の動きを測定する装置。 - 【請求項11】請求項8,9又は10に記載の画像の動きを
測定する装置において、上記所与の数の上記合計された
量も同様に規模の大きいものである場合には、複雑さの
信号を生成するための手段が設けられ、該複雑さの信号
とは、最も突出した動きベクトルに追加して、又はそれ
の代わりに、生成されることのできるものであることを
特徴とする画像の動きを測定する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8820839.2 | 1988-09-05 | ||
GB8820839A GB2222500A (en) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | Picture motion measurement |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02108393A JPH02108393A (ja) | 1990-04-20 |
JP2947360B2 true JP2947360B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=10643111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1227641A Expired - Lifetime JP2947360B2 (ja) | 1988-09-05 | 1989-09-04 | 画像の動きを測定する方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4974084A (ja) |
EP (1) | EP0358267B1 (ja) |
JP (1) | JP2947360B2 (ja) |
DE (1) | DE68919947T2 (ja) |
GB (1) | GB2222500A (ja) |
HK (1) | HK76696A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5237405A (en) * | 1990-05-21 | 1993-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image motion vector detecting device and swing correcting device |
GB2246488B (en) * | 1990-07-24 | 1994-04-20 | Sony Corp | Motion dependant video signal processing |
GB2248361B (en) * | 1990-09-28 | 1994-06-01 | Sony Broadcast & Communication | Motion dependent video signal processing |
GB9204117D0 (en) * | 1992-02-26 | 1992-04-08 | British Broadcasting Corp | Video image processing |
GB2278972B (en) * | 1993-06-09 | 1997-06-04 | Sony Uk Ltd | Motion vector generation |
GB9325914D0 (en) * | 1993-12-18 | 1994-02-23 | Kodak Ltd | Detection of global translations between images |
GB9502748D0 (en) * | 1995-02-13 | 1995-03-29 | Snell & Wilcox Ltd | Video signal processing |
EP2129133A3 (en) * | 1995-08-29 | 2012-02-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Video coding device and video decoding device with a motion compensated interframe prediction |
US6809758B1 (en) | 1999-12-29 | 2004-10-26 | Eastman Kodak Company | Automated stabilization method for digital image sequences |
EP1237375A1 (en) * | 2001-03-02 | 2002-09-04 | Sony International (Europe) GmbH | Method for picture improvement |
KR100850705B1 (ko) * | 2002-03-09 | 2008-08-06 | 삼성전자주식회사 | 시공간적 복잡도를 고려한 적응적 동영상 부호화 방법 및그 장치 |
KR20040079084A (ko) * | 2003-03-06 | 2004-09-14 | 삼성전자주식회사 | 시간적 복잡도를 고려한 적응적 동영상 부호화와 그 장치 |
GB0305304D0 (en) | 2003-03-07 | 2003-04-09 | Qinetiq Ltd | Scanning apparatus and method |
CN101189878B (zh) * | 2005-05-31 | 2010-10-27 | 三叉微系统(远东)有限公司 | 计算用于图像处理的变换参数 |
JP4363450B2 (ja) | 2007-02-23 | 2009-11-11 | 日本電気株式会社 | ディスクアレイ装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4220967A (en) * | 1976-09-27 | 1980-09-02 | Hughes Aircraft Company | Scene tracker using multiple independent correlators |
JPS61113377A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-05-31 | Sony Corp | テレビジヨン信号の動き検出装置 |
GB8604253D0 (en) * | 1986-02-20 | 1986-03-26 | British Broadcasting Corp | Video signal processing systems |
DE3682068D1 (de) * | 1986-03-19 | 1991-11-21 | British Broadcasting Corp | Fernsehbild-bewegungsmessung. |
GB8713455D0 (en) * | 1987-06-09 | 1987-07-15 | Sony Corp | Television standards converters |
-
1988
- 1988-09-05 GB GB8820839A patent/GB2222500A/en not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-08-22 US US07/397,055 patent/US4974084A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-01 EP EP89202210A patent/EP0358267B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-01 DE DE68919947T patent/DE68919947T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-04 JP JP1227641A patent/JP2947360B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-05-02 HK HK76696A patent/HK76696A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0358267A2 (en) | 1990-03-14 |
US4974084A (en) | 1990-11-27 |
GB2222500A (en) | 1990-03-07 |
HK76696A (en) | 1996-05-10 |
EP0358267B1 (en) | 1994-12-14 |
GB8820839D0 (en) | 1988-10-05 |
JPH02108393A (ja) | 1990-04-20 |
EP0358267A3 (en) | 1990-08-16 |
DE68919947T2 (de) | 1995-06-29 |
DE68919947D1 (de) | 1995-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2947360B2 (ja) | 画像の動きを測定する方法および装置 | |
KR100362038B1 (ko) | 화상움직임을추정하는계산상효율적인방법 | |
EP0918439B1 (en) | Device for converting two-dimensional video into three-dimensional video | |
CN101889452B (zh) | 图像生成装置及图像生成方法 | |
US5253064A (en) | Video camera apparatus with electronic zoom control and method therefor | |
JPH0325119B2 (ja) | ||
EP0194066A2 (en) | Video signal processing | |
US6035075A (en) | Image deforming method and apparatus | |
KR100935173B1 (ko) | 2차원 이미지의 투시 변환 | |
JPS60229594A (ja) | 動物体の動き内挿装置 | |
US4700232A (en) | Interpolator for television special effects system | |
JP2947359B2 (ja) | 画像の動き測定方法及び装置 | |
JP4236705B2 (ja) | 直前の原フレームのみに基づく1つ以上の中間フレームを合成することにより原フレームの系列からディスプレイフレームを発生させる方法及びデバイス | |
KR20010024416A (ko) | 정적 이미지 발생 방법 및 장치 | |
JP3957343B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する装置および方法 | |
JP2782432B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
EP1287684A1 (en) | Method and system for fusing images | |
JPH09116930A (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する方法 | |
JPH11150741A (ja) | ステレオ写真撮影による3次元画像表示方法および装置 | |
JP3485764B2 (ja) | 2次元映像を3次元映像に変換する装置および方法 | |
JP3017239B2 (ja) | 画像生成方法 | |
JP3271387B2 (ja) | 動き量検出装置及び動き量検出方法 | |
JP3179475B2 (ja) | 信号処理装置及び信号処理方法 | |
JP3271271B2 (ja) | 画像の動きベクトル検出装置、画像の動きベクトル検出方法、画像の振動補正装置及び画像の振動補正方法 | |
JP3303311B2 (ja) | 画像の振動補正装置及び画像の振動補正方法 |