JP2945335B2 - 吊り上げ治具 - Google Patents

吊り上げ治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば側面に把手
用開口,縦リブ,横リブが形成されているミカンコンテ
ナ,工具コンテナ等のコンテナ容器を吊り上げて搬送し
た後、コンテナ容器を回転させて内容物を落下させるよ
うにした吊り上げ治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吊り上げ治具としては、本発明者
により開発され既に特開平7−237881号公報に開
示されたものが知られている。この従来治具は、側面視
L字状のフック部を治具本体の前面に設け、ミカンなど
を収容するコンテナ容器側面の把手用開口を前記のフッ
ク部で掛脱自在にそれぞれ掛止するとともに、治具本体
の上方に吊り上げ用環具を配置して、この吊り上げ用環
具に弾性部材を介して前記の治具本体を遊動自在に釣支
するようになっている。この吊り上げ治具によれば、コ
ンテナ容器の把手用開口に対してフック部を掛止したり
取外したりする際に、弾性部材の伸縮により、フック部
の位置決め調整を極めて容易に行えるようになってい
る。これによって、従前汎用のクレーン装置のフック式
吊り上げ治具や無重力方式増力機の挟持式吊り上げ治具
を用いた場合における、治具位置決めの困難性を解消す
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミカン農家
などにおける収穫作業、集荷作業、あるいは出荷作業な
どにおいては、ミカンを収容した重量のあるコンテナ容
器が数千にもわたって取り扱われる。しかも近年、かか
る作業に婦女子やご老人が従事することが多くなってい
るが、かかる作業は婦女子やご老人にとって極めて重労
働であり、労力作業の軽減化が嘱望されてきた。ところ
が、上記した従来の吊り上げ治具は、簡単に位置決めし
て吊り上げることはできても、コンテナ容器を吊り上げ
た状態のままでは商品をコンテナ容器から荷おろしでき
ない。そのため、コンテナ容器を集荷場などの床面に一
旦おろし更に手で運搬した後に、コンテナ容器から商品
を取り出さなければならなかった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ミカンなどの商品を収容したコ
ンテナ容器を容易に吊り上げられるうえ、吊り上げた状
態のコンテナ容器から商品を荷おろしすることのできる
吊り上げ治具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る吊り上げ治具は、外側面に上下に沿っ
て配された縦リブ、横に沿って配された横リブ、および
把手用開口を有し上面が開口して形成されたコンテナ容
器を、保持する治具本体と、治具本体の上方に配置され
る吊り上げ用環具とを備え、吊り上げ用環具に弾性部材
を介して治具本体を遊動自在に釣支してなる吊り上げ治
具において、治具本体の前面に、横軸回りに回転する回
転フレームを枢支し、回転フレームの枢支軸と連結され
て回転フレームを回転駆動する駆動源を治具本体に設
け、回転フレームを、コンテナ容器の背面があてがわれ
る正面視略矩形状のフレーム本体と、フレーム本体の縦
辺に前向きに突設されコンテナ容器の側面があてがわれ
る側方支持板とから構成し、フレーム本体の前面に、コ
ンテナ容器の把手用開口を掛脱自在に掛止してコンテナ
容器を保持する側面視略L字状のフック部を設け、フレ
ーム本体の前面または側方支持板の内側面に、コンテナ
容器の縦リブまたは横リブと係合するリブ支持突部を設
けるとともに、回転したときのコンテナ容器をリブ支持
突部で支持するようにしたものである。
【0006】また、前記した構成に加えて、治具本体の
前面に対をなす複数の回転フレームを横並びに枢支し、
各側方支持板を各フレーム本体の隣合った縦辺にそれぞ
れ設けるとともに、各回転フレームの枢支軸を、回転し
たときの回転フレームが互いに干渉しない位置に配置し
てなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 実施形態1.図1は本発明の実施形態1に係る吊り上げ
治具を示す斜視図、図2は吊り上げ治具の要部を示す平
面図、図3はコンテナ容器を保持した吊り上げ治具を側
面からみた説明図である。これらの図において、1は実
施形態1に係る吊り上げ治具であり、コンテナ容器80
を間接的に保持する治具本体2と、横軸である枢支軸1
6を介して治具本体2前面に回動自在に枢支された回転
フレーム3と、治具本体2の上方に配置されクレーンフ
ック31を掛けられる吊り上げ用環具30とから主に構
成されている。治具本体2は、平面視コ字状の前出アー
ム5と、前出アーム5の後端両側に垂設された脚部フレ
ーム6,6と、脚部フレーム6,6間に横架された正面
視矩形状の支持フレーム7と、脚部フレーム6,6の後
背部に横架された横ロッド8とからなっている。
【0008】治具本体2と吊り上げ用環具30とは、一
端が前出アーム5の前部に取り付けられる鎖33,33
と、一端が前出アーム5の後部に取り付けられる鎖35
と、一端が横ロッド8に取り付けられるコイルバネ34
(弾性部材の一例)を介して連結されている。この場
合、コンテナ容器80やミカンの荷重がかかっていない
状態で、治具本体2はコイルバネ34により吊り上げ用
環具30に遊動自在に釣支されている。クレーンフック
31は、吊り上げ治具1の上方に位置するクレーン装置
(図示せず)で巻き上げられる索条32の下端に繋がれ
ている。
【0009】ここで、吊り上げ用環具30の内径は、吊
り荷時におけるコイルバネ34の伸び量を極力小さくす
るために、所要径の3倍程度大きく設定してある。ま
た、コイルバネ34は、空荷時の治具本体2を吊り上げ
用環具30に遊動自在に釣支し得る弾性力を備えたもの
が採用される。そして、鎖35は、吊り荷時に受ける荷
重によりコイルバネ34が降伏点に達して伸びきるのを
防止できる長さに設定されている。
【0010】そして、治具本体2の支持フレーム7上面
には、減速ギヤ組を内装したギヤボックス10およびモ
ータ9(駆動源の一例)が設けられており、これらはカ
ップリング11を介して連結されている。枢支軸16は
支持フレーム7に設けられた軸受15に枢支されてお
り、枢支軸16の先端は回転フレーム3の軸支板18に
固着されている。そして、モータ9からの動力は、ギヤ
ボックス10のギヤ軸17に設けられたギヤ12、枢支
軸16に設けられたギヤ14、これらのギヤ12,14
を連結する伝動チェーン13を介して回転フレーム3に
減速伝達されるようになっている。
【0011】更に、回転フレーム3は、コンテナ容器8
0の背面があてがわれる正面視略矩形状のフレーム本体
20と、フレーム本体20の背面に固設された軸支板1
8と、フレーム本体20の縦辺19に前向きに突設され
コンテナ容器80の側面があてがわれる側方支持板21
とから基本的に構成されている。
【0012】フレーム本体20の前面上部には、コンテ
ナ容器80の把手用開口81を掛脱自在に掛止してコン
テナ容器80を保持する側面視L字状のフック部23が
固設されている。フレーム本体20の前面下端部には、
コンテナ容器80の両側面を軽く抱え込む平面視コ字状
の抱き込みアーム24が前方に突出して設けられてい
る。フック部23側方のフレーム本体20前面には、コ
ンテナ容器80背面の縦リブ84と係合する縦リブ支持
突部25(リブ支持突部の一例)が設けられている。縦
リブ支持突部25の真下位置となる抱き込みアーム24
前面にも、前記の縦リブ84と係合する縦リブ支持突部
26(リブ支持突部の一例)が設けられている。更に、
側方支持板21の前端近傍の上辺には、コンテナ容器8
0側面の横リブ82,85間に差し入れられる横リブ支
持突部22(リブ支持突部の一例)が内向きに突設され
ている。尚、上記の縦リブ支持突部25,26,横リブ
支持突部22は、必ずしも全てを設ける必要はなく、回
転時のコンテナ容器80が回転フレーム3から転落しな
いようにしっかりと保持できれば、一部省略しても構わ
ない。
【0013】コンテナ容器80は、図3および図4に示
すように、容器背面に上下に沿って配された縦リブ8
4、横に沿って配された横リブ82,85、および把手
用開口81,83を有しており、上面が開口して形成さ
れている。このコンテナ容器80はミカンを収容するた
めに用いられるが、収容される物品はミカンに限らな
い。
【0014】引続き、上記構成の吊り上げ治具1を用い
て、ミカンを収容したコンテナ容器80を吊り上げて目
的場所まで搬送する動作を説明する。先ず、クレーン装
置を駆動してクレーンフック31を下降させた後、吊り
上げ治具1がコンテナ容器80に届く上方位置にきたと
き、クレーンフック31を中空で停止させる。次に、作
業者は治具本体2の位置を手で微調整して、フック部2
3をコンテナ容器80の把手用開口81の位置に合わせ
る。そして、フレーム本体20をコンテナ容器80の側
面に近づけて、フック部23を把手用開口81に挿入す
る。
【0015】このとき、吊り上げ用環具30が上空で静
止されていたとしても、治具本体2はコイルバネ34の
伸び縮みにより上下方向に容易に移動させることができ
る。従って、コンテナ容器80の把手用開口81に対し
てフック部23を掛止したり取外したりする際に、フッ
ク部23の正確な位置決め調整を極めて容易に行うこと
ができるのである。
【0016】続いて、クレーン装置を再び駆動して索条
32を巻き上げると、吊り上げ用環具30が引き上げら
れる。それに伴って、コイルバネ34がミカンおよびコ
ンテナ容器80の荷重に屈して伸びる。更に、吊り上げ
用環具30を引き上げると、鎖35が展張状態になって
コンテナ容器80を吊り上げる状態となる。
【0017】このときの吊り上げ治具1の状態は図1に
示したものと同様であり、治具本体2、回転フレーム3
およびミカンを含むコンテナ容器80の荷重は殆ど鎖3
3,33,35を介して吊り上げ用環具30に支持され
る。以上のように吊り上げられたコンテナ容器80は、
クレーン装置の走行により、例えばミカン集荷場などの
目的場所上方まで搬送される。
【0018】続いて、目的場所上方まで搬送されたミカ
ンをコンテナ容器80からおろす動作につき、主に図5
(a)乃至(c)により説明する。この状態のとき、コ
ンテナ容器80は、図5(a)に示すように、フック部
23により回転フレーム3に支持されている。このと
き、横リブ支持突部22,抱き込みアーム24,縦リブ
支持突部25,26はコンテナ容器80を位置決めする
機能を持っている。そこで、図外の電源スイッチをオン
すると、同図(b)に示すように、モータ9が起動して
回転フレーム3を図中時計回りに回転駆動させる。する
と、コンテナ容器80は横リブ支持突部22,フック部
23,縦リブ支持突部25,26で支持される。
【0019】そうして、同図(c)のように、更に回転
フレーム3が回転すると、コンテナ容器80は横リブ支
持突部22,縦リブ支持突部26,26で支持される。
このとき、横リブ85が横リブ支持突部22により掛止
されてコンテナ容器80の脱落が阻止される。これによ
り、ミカン70がコンテナ容器80の上面開口から転落
してミカン集荷場の床面に落とされる。即ち、この吊り
上げ治具1によれば、目的場所の上方でコンテナ容器8
0を回転させてミカン70を荷おろしすることができる
のである。
【0020】ミカン70の荷おろしが終了すると、コン
テナ容器80を逆回転させて元の姿勢に戻した後、吊り
上げ治具1全体を下降させてコンテナ容器80を着地さ
せる。更に、吊り上げ用環具30を下げて治具本体2を
遊動状態にすると、フック部23が把手用開口81から
ほとんど自然に外れてフック部23から空のコンテナ容
器80を容易に取外すことができる。
【0021】ところで、ミカンは採れた木によって味や
風合いが違うので、ミカン集荷場では異なる木から採れ
たミカンを混ぜ合わすといった重労働の作業が行われて
いる。因みに、この吊り上げ治具1を用いれば、異なる
木のミカンを混ぜ合わせる場合に非常に便利である。例
えば、ミカン畑と集荷場との間に走行クレーンを配備
し、コンテナ容器複数台分のミカンを集荷場まで搬送す
るものとする。まず、ミカンを収容したコンテナ容器1
台を吊り上げ治具1で吊り上げ、集荷場上方まで走行ク
レーンで搬送する。そこで、走行しながら回転フレーム
3を回転させると、ミカンを広範囲にばらまいて荷おろ
しすることができる。以降のコンテナ容器についても同
様に、同じ場所で搬送しながらミカンを重ねてばらまく
だけで、異なる木のミカンを労力を要することなく簡単
に混ぜ合わすことができるのである。
【0022】尚、上記した実施の形態1では、吊り上げ
用環具に治具本体を遊動自在に釣支する弾性部材として
コイルバネ34を用いたが、それに限定されず、例えば
板バネ,ゴム状体等を用いることもできる。また、上記
では回転フレーム3の回転方向を正面視時計回りとした
が、側方支持板21,横リブ支持突部22,縦リブ支持
突部25,26の配置を左右対称とし反時計回りに回転
させることもできる。
【0023】実施形態2.実施形態1では回転フレーム
が1個のものを例示したが、図6に示すように、対をな
す回転フレーム6,6aを横並びに枢支した吊り上げ治
具1aにも本発明は適用できる。実施形態2の吊り上げ
治具1aでは、治具本体2aの前面に1対の回転フレー
ム3,3aが横並びに枢支されている。そして、各回転
フレーム3,3aの側方支持板21,21は各フレーム
本体20,20の隣合った縦辺に背中合わせの状態でそ
れぞれ設けられている。また、各回転フレーム3,3a
の枢支軸16,16は、各フレーム本体20,20の上
方に突設された軸支板27,27にそれぞれ固着されて
おり、ギヤ12,12と連結されるギヤ14a,14a
をそれぞれ有している。すなわち、これらの枢支軸1
6,16は、回転時の回転フレーム3,3aが互いに干
渉しないように、保持された状態のコンテナ容器80,
80の中心(ほぼフレーム本体20,20の中心に相
当)から上方に偏らせた位置で治具本体2aに枢支され
ている。
【0024】治具本体2aは、前向きに突出した棒状の
前出アーム5aと、前出アーム5aの後端に垂設された
一本の脚部フレーム6aと、脚部フレーム6aの前面に
固設された正面視矩形状の支持フレーム7aとから構成
されている。支持フレーム7a上には、1対のモータ
9,9およびギヤボックス10,10などが固定されて
いる。また、回転フレーム3と回転フレーム3aにおけ
る側方支持板21,横リブ支持突部22,縦リブ支持突
部25,26の配置、および支持フレーム7aにおける
モータ9,9,ギヤボックス10,10の配置は、左右
対称に構成されている。但し、残りの構成は実施形態1
で述べたと同様であるので、詳述は省略する。また、こ
の場合も、治具本体2aの上方に鎖33,33,35お
よびコイルバネ34を介して連結される吊り上げ用環具
30(図示省略、図1参照)が配備されている。
【0025】従って、この吊り上げ治具1aによれば、
図7に示すように、吊り上げた状態のコンテナ容器8
0,80からミカンを荷おろしできるのは無論のこと、
治具本体2aに対をなす2つの回転フレーム3,3aを
配備してあるので、一度に多量のミカンを吊り上げ・搬
送・荷おろしすることができる。ところで、全く干渉し
ない離れた位置に各回転フレーム3,3aを配置するこ
とも考えられるが、それでは治具全体が大きく嵩張るの
で、ミカンの木々などの間を走行するうえで不便とな
る。しかしながら、この吊り上げ治具1aはできるだけ
回転フレーム3,3aを近づけて配置した構成を採用し
コンパクトにしてあるので、夾雑な作業場所であっても
場所をとらずスムースに作業を行うことができる。しか
も、回転フレーム3,3aは互いに干渉することなく回
転することができる。
【0026】尚、上記のような横並びに回転フレームを
設ける構成は、1対の回転フレームを枢支したものに限
らない。例えば、2対以上の回転フレームを枢支させた
ものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記したように構成されている
ので、コンテナ容器を効率よく吊り上げることができる
うえ、吊り上げた状態のコンテナ容器から商品を荷おろ
しすることができる。すなわち、本発明の吊り上げ治具
を用いれば、容器の吊り上げ作業および荷おろし作業を
極めて高能率で行うことができるのである。
【0028】また、前記した効果に加えて、治具本体に
対をなす回転フレームを配備したので、一度に多量の商
品を吊り上げ・搬送・荷おろしすることができる。しか
も、コンパクトに構成できるので、夾雑な作業場所であ
っても場所をとらずスムースに作業を行うことができ
る。そのうえ、コンパクトであるにも拘らず回転したと
きの回転フレームが互いに干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る吊り上げ治具を示す
斜視図である。
【図2】上記吊り上げ治具の要部を示す平面図である。
【図3】コンテナ容器を保持した上記吊り上げ治具を側
面からみた説明図である。
【図4】上記吊り上げ治具に保持されるコンテナ容器を
示す外観図である。
【図5】上記吊り上げ治具の回転フレームの回転により
コンテナ容器からミカンを荷おろしする動作を(a)乃
至(c)に順次示した動作説明図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る吊り上げ治具を示す
正面図である。
【図7】上記実施形態2に係る吊り上げ治具の回転フレ
ームの動作を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1,1a 吊り上げ治具 2,2a 治具本体 3,3a 回転フレーム 9 モータ(駆動源) 16 枢支軸 18,27 軸支板 19 縦辺 20 フレーム本体 21 側方支持板 22 横リブ支持突部(リブ支持突部) 23 フック部 25,26 縦リブ支持突部(リブ支持突部) 30 吊り上げ用環具 34 コイルバネ(弾性部材) 70 ミカン 80 コンテナ容器 81,83 把手用開口 82,85 横リブ 84 縦リブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面に上下に沿って配された縦リブ、
    横に沿って配された横リブ、および把手用開口を有し上
    面が開口して形成されたコンテナ容器を、保持する治具
    本体と、治具本体の上方に配置される吊り上げ用環具と
    を備え、吊り上げ用環具に弾性部材を介して治具本体を
    遊動自在に釣支してなる吊り上げ治具において、治具本
    体の前面に、横軸回りに回転する回転フレームを枢支
    し、回転フレームの枢支軸と連結されて回転フレームを
    回転駆動する駆動源を治具本体に設け、回転フレーム
    を、コンテナ容器の背面があてがわれる正面視略矩形状
    のフレーム本体と、フレーム本体の縦辺に前向きに突設
    されコンテナ容器の側面があてがわれる側方支持板とか
    ら構成し、フレーム本体の前面に、コンテナ容器の把手
    用開口を掛脱自在に掛止してコンテナ容器を保持する側
    面視略L字状のフック部を設け、フレーム本体の前面ま
    たは側方支持板の内側面に、コンテナ容器の縦リブまた
    は横リブと係合するリブ支持突部を設けるとともに、回
    転したときのコンテナ容器をリブ支持突部で支持するこ
    とを特徴とする吊り上げ治具。
  2. 【請求項2】 治具本体の前面に対をなす複数の回転フ
    レームを横並びに枢支し、各側方支持板を各フレーム本
    体の隣合った縦辺にそれぞれ設けるとともに、各回転フ
    レームの枢支軸を、回転したときの回転フレームが互い
    に干渉しない位置に配置してなる請求項1に記載の吊り
    上げ治具。
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