JP2944884B2 - 手摺り連結装置 - Google Patents
手摺り連結装置Info
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- JP2944884B2 JP2944884B2 JP10078994A JP10078994A JP2944884B2 JP 2944884 B2 JP2944884 B2 JP 2944884B2 JP 10078994 A JP10078994 A JP 10078994A JP 10078994 A JP10078994 A JP 10078994A JP 2944884 B2 JP2944884 B2 JP 2944884B2
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- JP
- Japan
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- handrail
- plate
- shaped main
- connecting member
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
連結装置に関する。
下の如きものは知られている。即ち、相互に連結され
る、断面円形状の一対の手摺りと、これら手摺りの一方
の端に設けられる、手摺りの中心と軸心を一致させる雌
ねじ筒が板状本体に突設された第1連結部材と、他方の
手摺りの端に設けられる、手摺りの中心と軸心を一致さ
せる雄ねじ部が板状本体に突設された第2連結部材と、
前記雌ねじ筒に嵌められると共に、手摺りの外径より大
きな外径を有する見切り鍔とを有しており、前記雄ねじ
部又は雌ねじ筒の一方が回転自在となされ、回転自在と
なされた部材と見切り鍔とが係合して共回りするように
なされているものは知られている(実願平3−4129
2号参照)。
の如き欠点があった。即ち、見切り鍔の両端に当接する
第1及び第2連結部材の板状本体が外部から見えるもの
であったため、それら板状本体が目に付き、意匠の点で
問題があった。
解消するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
前記第1及び第2連結部材の板状本体の形状が手摺りの
断面形状に等しいかそれより小さくなされ、前記見切り
鍔の、連結部材に対向する端部に、少なくとも板状本体
が嵌まり込み、且つ見切り鍔の回転を許容する凹所が形
成されているものである。
る。見切り鍔によって第1及び第2連結部材の板状本体
を隠蔽することが出来るので、従来のものに比較して外
観をスッキリしたものとすることが出来る。
説明する。手摺り連結装置1は、相互に連結される、断
面円形状の一対の木製等の手摺り3と、これら手摺り3
の一方の端に設けられる金属製等の第1連結部材4と、
他方の手摺り3の端に設けられる金属製等の第2連結部
材16と、第1連結部材4と第2連結部材16との間に
介在される手摺り3の外径より大きな外径を有する、外
周面が中高の凸湾曲面となされた、金属製・合成樹脂製
等の見切り鍔22とを有している。
孔6を有すると共に、手摺り3の外径と等しいか又は手
摺り3の外径以下の外径を有する円盤からなる板状本体
5を備えており、この板状本体5の中央には貫通孔7が
形成され、この貫通孔7の、手摺り3がわ周縁に環状段
部8が形成されている。前記貫通孔7に、フランジ10
を有する雌ねじ筒9が、フランジ10が環状段部8に嵌
まるようにして、回転自在に嵌められている。このよう
な構成によって、上記のごとく板状本体5と雌ねじ筒9
とを組み合わせた後、板状本体5をねじ12によって手
摺り3に取り付けることによって、雌ねじ筒9を板状本
体5(手摺り3)に対して、回転自在とすることが出来
る。前記雌ねじ筒9の外周には回り止め突起11が設け
られている。
通孔18を有すると共に、手摺り3の外径と等しいか又
は手摺り3の外径以下の外径を有する円盤からなる板状
本体17を備えており、この板状本体17の中央には、
前記雌ねじ筒9に螺合する雄ねじ部19が突設されてい
る。第2連結部材16もねじ12によって手摺り3に固
定される。
が係合する溝23が形成されている。また、見切り鍔2
2の、板状本体5及び板状本体17に対向する端部に、
少なくとも板状本体5、17が嵌まり込み、且つ見切り
鍔22の回転を許容する凹所24が形成されている。な
お、凹所24の深さが、板状本体5、17の厚み以上と
なされている場合は、見切り鍔22は手摺り3の端部を
も覆うことになる。
する。手摺り3を施工現場において切断し、相互に連結
される手摺り3の一方に、板状本体5と雌ねじ筒9とを
前記のごとく組み合わせてなる第1連結部材4をねじ1
2によって固定し、他方の手摺り3に第2連結部材16
をねじ12によって固定し、その後、雌ねじ筒9に見切
り鍔22を係合させ、然る後、見切り鍔22を回転させ
て雌ねじ筒9と雄ねじ部19とを螺合することによっ
て、手摺り3を連結することが出来る。そして、連結が
完了すると、板状本体5、17は凹所24内に入り込
む。なお、図3には、手摺り3の外径と等しい外径の円
盤からなる板状本体5を有する第1連結部材4の中心と
手摺り3の中心とを一致させる環状治具26が示されて
いる。手摺り3にほぼ遊びなく嵌まる環状治具26を手
摺り3の端からやや突出状態で手摺り3に嵌めた後、環
状治具26に嵌め入れるようにして第1連結部材4を手
摺り3に当てがえば、第1連結部材4の中心を手摺り3
のそれと一致させることが出来る。なお、環状治具26
は、第2連結部材16の取り付けの際にも使用されるこ
とは云うまでもない。
おいては、雄ねじ部19が板状本体17に対して回転自
在となされている。そのため、貫通孔7、環状段部8が
板状本体17に形成され、フランジ10、回り止め突起
11が雄ねじ部19に設けられている。
いる。環状治具26を使用することによって、第1連結
部材4及び第2連結部材16を、手摺り3の中心と一致
させて取り付ける作業が極めて楽となる。
状本体5、17は、手摺り3の断面形状より小さけれ
ば、円盤状以外のもの、例えば多角形状・欠円形状であ
ってもよい。なお、その場合、見切り鍔22の凹所24
内で板状本体5、17が回転し得るような形状に凹所2
4の形状が決定される。
の如き効果を奏するものである。第1及び第2連結部材
の板状本体の形状が手摺りの断面形状に等しいかそれよ
り小さくなされ、前記見切り鍔の、連結部材に対向する
端部に、少なくとも板状本体が嵌まり込み、且つ見切り
鍔の回転を許容する凹所が形成されていて、見切り鍔に
よって第1及び第2連結部材の板状本体を隠蔽すること
が出来るので、従来のものに比較して外観をスッキリし
たものとすることが出来る。
示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に連結される、断面円形状の一対の
手摺りと、これら手摺りの一方の端に設けられる、手摺
りの中心と軸心を一致させる雌ねじ筒が板状本体に突設
された第1連結部材と、他方の手摺りの端に設けられ
る、手摺りの中心と軸心を一致させる雄ねじ部が板状本
体に突設された第2連結部材と、前記雌ねじ筒に嵌めら
れると共に、手摺りの外径より大きな外径を有する見切
り鍔とを有しており、前記雄ねじ部又は雌ねじ筒の一方
が回転自在となされ、回転自在となされた部材と見切り
鍔とが係合して共回りするようになされている手摺り連
結装置において、前記第1及び第2連結部材の板状本体
の形状が手摺りの断面形状に等しいかそれより小さくな
され、前記見切り鍔の、連結部材に対向する端部に、少
なくとも板状本体が嵌まり込み、且つ見切り鍔の回転を
許容する凹所が形成されている手摺り連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078994A JP2944884B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 手摺り連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078994A JP2944884B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 手摺り連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279343A JPH07279343A (ja) | 1995-10-27 |
JP2944884B2 true JP2944884B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=14283213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10078994A Expired - Lifetime JP2944884B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 手摺り連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944884B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP10078994A patent/JP2944884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07279343A (ja) | 1995-10-27 |
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Legal Events
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