JP2943062B2 - 電気光学素子 - Google Patents

電気光学素子

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JP2943062B2 JP8293152A JP29315296A JP2943062B2 JP 2943062 B2 JP2943062 B2 JP 2943062B2 JP 8293152 A JP8293152 A JP 8293152A JP 29315296 A JP29315296 A JP 29315296A JP 2943062 B2 JP2943062 B2 JP 2943062B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電気光学素子に関す
る。さらに詳しくは、液晶を用いた電気光学素子に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のスーパーツイステッドネマチック
(以下「STN」という。)モードを利用した電気光学
素子は波長に対する透過率特性が平坦ではなく、そのた
め黄色や緑の着色が避けられなかった。そこで表示用S
TN液晶パネルの複屈折で生じた着色を色消し用の光学
異方体(補償セル)を通過させることにより補償し、着
色を発生させないようにすることが考えられる。 【0003】以下、この原理を詳述する。図3は従来の
STNを利用した電気光学素子にさらに補償セルを備え
た電気光学素子である。1は検光子(出射側の偏光板)
であり、その偏光軸は方向19、2は補償セル、3は表
示セルであってSTNモードを利用した電気光学素子、
4は偏光子(入射側の偏光板)であり、その偏光軸は方
向18である。 【0004】入射光(白色)25には偏光はなく進行方
向の直角方向251のすべてに対し均一である。これが
偏光子4を通過すると、各波長の光(例えば青261、
緑262、赤263)も直線偏光261、262、26
3、となり、その偏光方向は方向18と同じ方向とな
る。 【0005】そして直線偏光26が表示セル3を通ると
き、表示セル3には複屈折性があるため直線偏光26
1、262、263はいずれも楕円偏光271、27
2、273に変わり、楕円偏光の状態は波長(色)によ
って異なる。従って楕円偏光27がこのまま検光子1を
通るとすれば波長(色)によって透過光量に差が生じ、
透過光29は色付いて見えることになる。 【0006】このような着色の発生をなくすために、楕
円偏光27を補償セル2に通過させることにより、各波
長につき元の直線偏光281、282、283に戻すこ
とができる。検光子1の偏光方向19が直線偏光28の
偏光方向281、282、283と互いに直交していれ
ば光はほとんど通らず、つまり黒色表示が得られること
になる。 【0007】以上は表示セル3に電圧を印加しない場合
であり、表示セル3に電圧を印加した場合は、白色表示
が得られる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気光学素
子においては、着色のない完全な白黒表示を得るために
は、補償セルは表示セルと同じ液晶材料、同じ層厚(セ
ルギャップ)、同じねじれ角(ねじれ配向角が同一でか
つねじれ方向が逆向き)である液晶でなければならな
い。厳密にいうならば液晶材料の屈折率異方性Δnと層
厚dの積である複屈折の光路長Δndを同一にするため
に、同一の液晶材料である場合(Δnが等しい)は、層
厚dが同一でなければならない。 【0009】一方、表示セルに使用される液晶は、良好
な応答スピード性能や良好な温度特性の要求から高価な
添加剤等の添加によって液晶材料を調整する必要があ
り、このため材料費の高騰、製造工程の複雑化、製造時
間の増大等をまねき、表示セルの液晶材料のコストは高
い。上記従来の電気光学素子においては、補償セルの液
晶を表示セルの液晶と同一のものを用いるので、材料コ
ストの高騰になるばかりではなく、補償セルと表示セル
の各層厚dを等しくするための製造工程が不可欠となる
欠点を有している。 【0010】本発明は上記従来の欠点を解消し、着色の
ない電気光学素子を提供するとともに、より簡素化され
た構造の電気光学素子を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による電気光学素子は、以下の構成としたも
のである。 【0012】すなわち、液晶の屈折率異方性Δn1と液
晶層の厚さd1の積Δn1・d1、液晶のねじれ角の値
とをバラメータとして有する液晶セルと、該液晶セルに
隣接して配置され、屈折率異方性Δn2と厚さd2の積
Δn2・d2をパラメータとして有する補償手段とを有
する電気光学素子において、前記液晶セルのΔn1・d
1の値と液晶のねじれ角との値に応じた、前記Δn2・
d2の値に対応する視感透過率の関係に基づき前記視感
透過率が最小付近となるように前記補償手段が有するΔ
n2・d2の値が設定されてなることを特徴とする。 【0013】 【0014】本発明の電気光学素子としては、従来より
周知の液晶表示装置の他に光学シャッター等にも適用可
能である。また、用いられている液晶組成物は周知の配
向処理により、ねじれ配向されるものばかりではなく基
板と平行に配向(ねじれていない)するものでも適用で
きるので以下に述べる実施例に限定されるものではな
い。さらに、ねじれ配向させる場合には、そのねじれ角
に制限があるわけではないが、コントラストや表示特性
また製造する上から90°〜360°が望ましい範囲で
ある。しかし、90°未満や360°を超えるねじれ配
向であっても本発明は適用できるものである(以上のこ
とは補償セルと表示セルの両方に適用できる。)。 【0015】次に、光学的異方体の配置に関しては、図
1ではBセルの上方に配置したが、Bセルの下方に配置
してもよいし、Bセルの上方及び下方に配置してもよ
い、さらに光学的異方体を積層しても同様の効果が得ら
れる。また、図1では透過型の電気光学素子を示してい
るが、例えば下側偏光板4の下方に従来より周知の反射
板を設けて反射型の電気光学素子とすることもできる。 【0016】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の電気光学素子の
一実施例の構造を示した断面図である。1は上側偏光
板、2は光学的異方体としての液晶セル(以下「Aセ
ル」という。)、3は表示を行う液晶セル(以下「Bセ
ル」という。)、4は下側偏光板、5はAセルの液晶、
6はBセルの液晶、7、8はそれぞれAセル2の上基板
と下基板、9は配向膜、10はスペーサー、11、12
はそれぞれBセル3の上基板と下基板、13は透明電極
である。 【0017】配向膜9はAセル2とBセル3のそれぞれ
の上基板7、11とそれぞれの下基板8、12の対向す
る面上に形成され、それぞれラビング処理(配向処理)
されている。Aセル2とBセル3のそれぞれの層厚(セ
ルギャップ)はスペーサー10によって一定の間隔にさ
れ、スペーサー10は上基板7、11と下基板8、12
に接着している。透明電極13はBセル3の上基板11
と下基板12の対向する面上に形成され、Bセル3の配
向膜9は透明電極13上に形成されている。Aセル2に
透明電極が形成されていてもよいが本実施例では形成し
なかった。 【0018】Aセル2の液晶5は、フェニルシクロヘキ
サン系又はビフェニル系の液晶組成物にBDH社製CB
−15が適量添加され、右ねじれ(Aセル2からBセル
3に向かっての回転を示す。以下同じ)のらせん構造に
なっている。液晶5はスメクチック型あるいはコレスチ
ック型の液晶でもよいが本実施例においてはネマチック
型である。 【0019】なお、本実施例ではネマチック型液晶組成
物に光学活性剤又はコレステリック型液晶等が添加混合
されたものを総称してネマチック液晶と呼ぶことにす
る。本発明においては、このネマチック液晶のみなら
ず、複数のネマチック液晶の混合されたものやネマチッ
ク液晶に他の物質を添加したものでもよい。Bセル3の
液晶6はフェニルシクロヘキサン系の液晶組成物にメル
ク社製の光学活性剤S−811が適量添加され、左ねじ
れのらせん構造になっている。 【0020】偏光板1、4は三立電気社製LLC2 −8
1−18を使用し、偏光軸(吸収軸)は、それぞれ隣接
する基板7、12のラビング方向(配向膜9のラビング
方向)と45°の角度を有する。なお、この45°の配
置の仕方、即ち基板のラビング方向を基準として右側か
左側かは、本実施例の電気光学素子をネガ状態で実験し
ているので、常にネガ状態になる側に選択して配置し
た。 【0021】Aセル2の下基板8におけるラビング方向
とBセル3の上基板11におけるラビング方向とは直交
している。ただし、この下基板8におけるラビング方向
と上基板11におけるラビング方向とのなす角度は70
°〜110°の範囲が望ましく最も望ましいのは90°
(直交)である。従って、本実施例では90°で行っ
た。 【0022】図2は本発明の電気光学素子の各軸の関係
を示した図である。14はBセルの下基板のラビング方
向、15はBセルの上基板のラビング方向、16はAセ
ルの下基板のラビング方向、17はAセルの上基板のラ
ビング方向、18は下側偏光板の偏光軸の方向、19は
上側偏光板の偏光軸の方向、20は上側偏光板の偏光軸
の方向とAセルの上基板のラビング方向とのなす角度、
21はAセルの液晶のねじれ角の大きさ、22はAセル
の下基板のラビング方向とBセルの上基板のラビング方
向とのなす角度、23はBセルの液晶のねじれ角の大き
さ、24はBセルの下基板のラビング方向と下側偏光板
の偏光軸とのなす角度を示す。 【0023】電気光学素子としての電界効果型液晶はネ
ガタイプ(電圧無印加状態で光が透過せず黒色、電圧印
加状態で光が透過して白色の表示をするものすなわち表
示文字が白、背景が黒)と逆の関係のポジタイプがあ
り、本発明はいずれかのタイプのものに限定されないが
本実施例においてはネガタイプのものである。 【0024】〔実施例1〕Bセルは、液晶のねじれ角が
左ねじれの240°、α=1.10、Δn(590)d
=0.9μのものを用い、Aセルは液晶のねじれが右ね
じれの角240°の液晶である。Δn(590)dは、
波長λ=590nmにおける屈折率異方性Δn(59
0)と層厚dとの積である光路長を表す。 【0025】図4はAセルのαとΔn(590)dの視
感透過率Tに対する関係を示した図である。αは主成分
若しくは主成分以外の組成を変化させ又は添加物等の添
加によって適宜調整した。視感透過率Tは光がBセル及
びAセルを透過する時の透過率を測定し、各波長におけ
る透過率に視感度補正をしたものである。この値が小さ
いほど黒色の良好な状態すなわちAセルによって着色の
補正が良好に行われたことを示す。例えば、α=1.1
6の液晶のAセルはΔn(590)d=0.89μにお
いて視感透過率Tは最少になりその値T=0.14%と
なる。視感透過率Tが最少(その時の値をTminとす
る)となる点は下記表1の通りである。 【0026】 【0027】図5はαに対するTminの関係を示した
図であり、α=1.10の場合がTminが最少となり
最も良好な状態であることがわかる。本実施例は、Aセ
ルとBセルの液晶ねじれ角の大きさが同じで、方向が異
なる(右ねじれと左ねじれ)の場合、AセルとBセルの
αを同じ値にすると(この場合AセルとBセルの光路長
はΔn(590)d=0.90μで同じ)最も良好な電
気光学素子が得られることを示す。 【0028】図6及び図7はそれぞれ上記(I)、(I
I)の各状態の電気光学素子についての光透過率のスペ
クトラムを示したものである。波長(横軸)に対する透
過率(縦軸)の変化が平坦かつ低い値であるほど着色の
ない良好な黒色表示となる。Aセルが(II)の場合(図
7)、すなわちTminの値が最も小さい場合が最も良
好な電気光学素子であることを裏づけている。 【0029】本実施例において最も良好な電気光学素子
となるAセルとBセルの各液晶の特性をまとめると下記
表2の通りになる。 【0030】 【0031】〔実施例2〕図8はBセルは前記実施例1
と同じものとし、Aセルはねじれ角160°(右)の液
晶を用いた場合のAセルのα、Δn(590)dとTと
の関係を示した図である。Tが最少となる点は下記表3
の通りである。 【0032】 【0033】図9はαに対するTminの関係を示した
図である。図10、図11は上記(I)(II)(III)
の各スペクトラムを表したものであり、Tminの値が
最も小さい(III)の状態が最も良好な電気光学素子で
あることがわかる。前記実施例1と同様に最も良好な電
気光学素子なるAセルとBセルの各液晶の特性をまとめ
ると下記表4のとおりになる。 【0034】 【0035】〔実施例3〕図12は前記実施例2の実施
例につき、Δn(590)dがさらに高い範囲の電気光
学素子の例につき、Aセルのα、Δn(590)dとT
との関係を示したものである。Tが最少となる点を例示
すれば、下記表5の通りである。 【0036】 【0037】図13はαに対するTminの関係を示し
たものである。最も良好な電気光学素子が得られる場合
を示すと、下記表6の通りである。 【0038】 【0039】〔実施例4〕前記実施例1〜3と同様の方
法により、ねじれ角300°(右)のAセルについて最
も良好な電子光学素子を得た結果を示す。Tminが得
られる点は下記表7の通りであった。 【0040】 【0041】図14はαに対するTminの関係を示
す。最も良好な電気光学素子が得られる場合は下記表8
の通りである。 【0042】 【0043】〔実施例5〕前記実施例4につきΔn(5
90)dがさらに高い範囲についての電気光学素子の例
を示す。Tminが得られる点は、下記表9の通りであ
った。 【0044】 【0045】図15はαに対するTminの関係を示
す。最も良好な電気光学素子が得られる場合は下記表1
0のとおりである。 【0046】 【0047】〔実施例6〕Bセルは液晶のねじれ角が左
ねじれの270°、α=1.20、Δn(590)d=
0.8μ、Aセルは液晶のねじれ角が右ねじれの140
°とし、Aセルのα、Δn(590)dとTとの関係を
測定した結果、Tが最少となる点は下記表11の通りで
あった。 【0048】 【0049】図16はαに対するTminの関係を示
す。最も良好な電気光学素子が得られる場合は表12の
通りである。 【0050】 【0051】〔実施例7〕図17は、実施例1〜5で用
いられたBセルに対し、Aセルのねじれ角を変化させ、
実施例1〜5と同様に最も良好な電子光学素子を得た場
合のAセルのねじれ角、α、Δn(590)dの関係を
プロットした図である。各点に記載された数値は最適な
αの値である。A、B各点はそれぞれ前記実施例1、実
施例2のものである。 【0052】〔実施例8〕図18は実施例6で用いられ
たBセルに対し、Aセルのねじれ角を変化させ、最も良
好な電子光学素子を得た場合のAセルのねじれ角、α、
Δn(590)dの関係をプロットした図である。 【0053】図17、図18によれば、Aセルのねじれ
角(但し回転方向は反対)、α、Δn(590)dがす
べてBセルと相等しい場合最適な電気光学素子となるが
(図17のA点、図18のC点)、Aセルのねじれ角が
Bセルと異なっていてもαとΔn(590)dを適宜選
択すれば最適な電子光学素子が得られることを示す。 【0054】また、図17、図18の各点以外の領域に
関しては、白黒表示が得られないというものではなく、
各点を中心として、ある範囲において実用上支障のない
条件として存在する。その範囲は、白黒として要求され
るレベル(例えば黒さ加減といったもの)により電気光
学素子の用途や使用者側の基準により許容範囲が広くな
ったりするので変動する。 【0055】〔実施例9〕図19は、本発明の他の実施
例として反射型の電気光学素子の構造を示した断面図で
ある。図中の符号1〜13は図1と同じであり、30は
反射板である。本実施例においては、上側偏光板1から
入射し下側偏光板4を通過した光は反射板30によって
反射され上側偏光板1から出射される。反射板30につ
き、偏光機能を有する反射板を用いると、反射板が偏光
機能と反射機能を兼ね備えているので下側偏光板4は不
要となり、より簡素化された構造の電気光学素子とな
る。 【0056】 【発明の効果】本発明は前記の構成であるから、前記従
来技術の問題点が解消され、着色のない、しかもコント
ラストのよい電気光学素子を容易・安価に得ることがで
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の電気光学素子を説明した断面図。 【図2】本発明の電気光学素子の各軸の関係を示した
図。 【図3】従来技術の原理を簡単に説明した図。 【図4】本発明の実施例につき、α、Δn(590)d
とTとの関係を示した図。 【図5】本発明の実施例につきαとTminとの関係を
示した図。 【図6】スペクトラムの比較図。 【図7】本発明の実施例のスペクトラム図。 【図8】本発明の実施例につき、α、Δn(590)d
とTとの関係を示した図。 【図9】本発明の実施例につきαとTminとの関係を
示した図。 【図10】スペクトラムの比較図。 【図11】本発明の実施例のスペクトラム図。 【図12】本発明の実施例につき、α、Δn(590)
dとTとの関係を示した図。 【図13】本発明の実施例につきαとTminとの関係
を示した図。 【図14】本発明の実施例につきαとTminとの関係
を示した図。 【図15】本発明の実施例につきαとTminとの関係
を示した図。 【図16】本発明の実施例につきαとTminとの関係
を示した図。 【図17】Aセルのねじれ角を変えたときの最適な電子
光学素子となるα、Δn(590)dの関係をプロット
した図。 【図18】Aセルのねじれ角を変えたときの最適な電子
光学素子となるα、Δn(590)dの関係をプロット
した図。 【図19】反射型の電気光学素子を説明した断面図。 【符号の説明】 1 上側偏光板 2 補償手段(光学的異方体) 3 液晶セル 4 下側偏光板 5、6 液晶 30 反射板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.液晶の屈折率異方性Δn1と液晶層の厚さd1の積
    Δn1・d1、液晶のねじれ角の値とをバラメータとし
    て有する液晶セルと、該液晶セルに隣接して配置され、
    屈折率異方性Δn2と厚さd2の積Δn2・d2をパラ
    メータとして有する補償手段とを有する電気光学素子に
    おいて、 前記液晶セルのΔn1・d1の値と液晶のねじれ角との
    値に応じた、前記Δn2・d2の値に対応する視感透過
    率の関係に基づき前記視感透過率が最小付近となるよう
    に前記補償手段が有するΔn2・d2の値が設定されて
    なることを特徴とする電気光学素子。 2.請求項1において、偏光機能と反射機能とを兼ね備
    えた反射手段が配置されてなることを特徴とする電気光
    学素子。
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