JP2941734B2 - 移動物体の追跡システム及び方法 - Google Patents

移動物体の追跡システム及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、移動物体
を追跡するシステムに係り、より詳細には、ターゲット
とする物体を追跡しそして交戦する非像形成のレーザベ
ースシステム及び方法と、ターゲット命中を識別する方
法とに係る。
【0002】
【従来の技術】ロケットやミサイルのようなターゲット
とする移動物体を追跡し、その物体と一般的に交戦し、
そしてその物体を軍事上破壊又は運転不能にする目的で
追跡システムが開発され配備されている。一般に、従来
の追跡システムは、像形成追跡装置と称され、電子カメ
ラのような像形成装置を使用して、像を捕らえ、像の一
部分を選択し、そして像のフレームに対してその部分に
ロックするよう試みる。1つの追跡システムによれば、
ターゲットを収集するプロセスは、一般に、ターゲット
を探索し、大きな視野の追跡装置にターゲットを固定
し、そしてターゲットの位置の瞬時測定値を狭い視野の
追跡装置へと移行することを含む。次いで、狭い視野の
追跡装置は、ターゲットの画像を、追跡ゲートとして一
般に知られているフレームの境界に対して固定する。像
がフレームに固定された状態で、サーボループとして構
成された電子回路がエラー信号を発生し、大電力レーザ
ビーム又は他の兵器でターゲットを追跡して交戦し、タ
ーゲットを破壊するように試みる。
【0003】従って、従来の像形成追跡装置は、一般的
に、電子カメラのような1つ以上の像形成装置を連続的
に使用して、先ず、ターゲット物体のおおよその位置を
決定し、次いで、その現在瞬時位置を決定する。更に、
ある従来型の像形成追跡装置は、ターゲットの速度情報
を決定するように試み、そしてターゲットの予想投影を
予測するように試みる。光学的にターゲットを捕らえる
兵器では、既知の従来型像形成追跡装置に個別の大電力
レーザビーム又は他の兵器交戦手段が組み合わされ、タ
ーゲットとする検出物体を破壊又は運転不能にするよう
試みる。大電力レーザビーム兵器は、像形成装置とは独
立しており、通常は、ターゲットの最適なもろいゾーン
を攻撃するために、像形成装置の処理された積と、ター
ゲットオフセット角とによって決定された計算された最
適な位置及び速度ベクトルに応答して操向される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の像形成追跡シス
テムは、ターゲットを効果的に探索するが、移動物体を
連続的に追跡しそしてそれと効果的に交戦する能力に関
して多数の制約がある。先ず、従来の像形成の解決策で
は、交戦に使用される大電力レーザビームが像形成装置
と干渉して追跡点を抹消し、ターゲット物体を見失うこ
とが分かった。レーザビームと像形成装置との干渉を減
少するために、大電力レーザビームを像形成装置からオ
フセットすることができる。しかしながら、オフセット
されたレーザビームは、追跡機構全体に付加的なエラー
を導入し、干渉問題を常に効果的に減少又は排除するも
のではない。第2に、像形成センサデータを使用してレ
ーザを効果的に指向する能力は、センサの視線及びレー
ザの視線の正確なボアサイトに基づいている。歴史的
に、ストレスのある環境条件のもとで充分なボアサイト
を維持することは困難である。第3に、従来の像形成追
跡装置は、一般に、その像形成追跡装置自体の解像度に
制限される。即ち、ターゲットが非常に小さく、像形成
追跡装置の解像度限界より低いときには、ターゲットの
位置を決定する能力が追跡装置の解像度によって制限さ
れる。従って、従来の像形成追跡装置は、一般的に、受
け入れられない大きな追跡エラーを示すことなく追跡装
置の解像度限界より小さいターゲットを追跡することが
できない。分析可能なターゲットであっても、時間に対
する追跡角度の二次及び三次導関数と、照準点オフセッ
ト角度の導関数とに比例する追跡エラーが、特に接近低
空飛行交戦の場合に受け入れられないほど大きなものと
なる。これは、効果的に追跡することのできるターゲッ
トにサイズに制約を課する。従来の大電力レーザ兵器
は、矯正しないと、その有効性が限定されず。従って、
所与の電力に対し、充分な撃墜性を得るためには長いド
ウェル時間が一般に必要とされ、従って、キープアウト
距離を短縮すると共にレーザ燃料システムを消耗するこ
とになる。
【0005】加えて、擾乱、即ち指向又は追跡システム
の小さな擾乱或いは大電力レーザビームの伝播により、
レーザビームがターゲットから外れることがある。同様
に、光学的に非均一の大気中を通るレーザビームの伝播
により、レーザビームがターゲットからそれることもあ
る。レーザビームに対するこのような擾乱は、ターゲッ
トを追跡する従来の像形成装置が大電力レーザビームの
攻撃兵器と独立したものであるために、未検出となる傾
向がある。
【0006】更に、ターゲットに対するレーザビームの
有効な撃墜交戦の潜在性を決定することによりレーザ兵
器追跡システムの精度を効果的に決定する必要がある。
換言すれば、所与のレーザ兵器追跡システムの有効性を
決定するために、特に、低電力レーザを用いた予めの追
跡テストにおいて移動ターゲットに対するレーザビーム
の「命中」を記録できることが望まれる。現在では、タ
ーゲットの破壊を実際に必要とせずに有効性をテストす
るために移動ミサイルターゲットに当たるレーザビーム
の瞬時位置を独立して評価することが望まれる。
【0007】従って、エラーや干渉の問題にあまり影響
されないレーザビームで移動物体を追跡するシステム及
び方法を提供することが望ましい。
【0008】更に、良好にボアサイトが決められた像形
成追跡装置に関わりなく大エネルギーのレーザビームで
移動物体を追跡しそしてそれにロックするレーザビーム
追跡システムを提供することが望まれる。
【0009】又、像形成追跡装置の解決策に関わりな
く、分析不能なターゲットを含む小さなターゲットを追
跡することのできるレーザ追跡装置を提供することも要
望される。
【0010】更に、レーザ兵器システムの撃墜有効性を
テストする目的で移動ターゲットに対するレーザビーム
の「命中」を独立して評価するシステム及び方法を提供
することも要望される。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の教示によれば、
レーザエネルギーで移動物体を追跡するシステム及び方
法が提供される。このシステムは、レーザエネルギーの
ビームを発生するためのレーザ発生器と、ターゲット移
動物体を追跡するようにレーザエネルギーのビームを操
向するビーム操向器とを備えている。ビーム操向器は、
好ましくは2つの直交する方向に振動形態でレーザエネ
ルギーのビームを操向する。大電力レーザビームは、第
1のディザ周波数で第1の方向に振動すると共に、第1
のディザ周波数とは区別できる第2のディザ周波数で第
2に方向に振動する。ターゲット物体から反射したレー
ザエネルギーは望遠鏡により収集され、そして受け取っ
た反射エネルギーの量が検出器で検出される。検出され
たエネルギーは、各チャンネルに対して第1及び第2の
ディザ周波数を分離するようにフィルタされる。フィル
タされた信号は、各チャンネルに対してレーザミラー発
生器から導出された正弦波関数でそのチャンネルを乗算
することにより同期的に検出される。観察される事実と
して、ビームの図心(セントロイド)が、例えば、円筒
状ターゲットの中心線に厳密にセンタリングされたとき
は、反射電力がディザ周波数の高調波のみを含む。いず
れかの側に変位した場合には、ディザ周波数成分の大き
さがその変位に比例して増加し、いずれの側かを指示す
る信号を伴う。ターゲット中心線からのビーム図心の変
位に比例する受け取られ反射され同期的に検出された電
力から、ビーム図心がいずれの側に入るかに基づいてプ
ラス又はマイナスのいずれかの符号を有するバイアス信
号が発生される。これにより、ビーム操向器は、レーザ
ビームをターゲットにセンタリングするように操向し、
ターゲット物体を追跡する。
【0012】本発明の追跡システムは、図心追跡モード
において各チャンネルごとに物体の中心部分を追跡する
か又は縁追跡モードにおいて縁を検出及び追跡するよう
に動作する。図心追跡モードにおいては、1つ又は両方
のチャンネルにより走査される方向に対してターゲット
物体の中央部分にレーザビームがロックされる。縁追跡
モードにおいては、収集された信号が1つ又は両方のチ
ャンネルに対し同期検出の前に微分され、縁を区別する
と共に所与のチャンネルに対しその縁にロックする。
【0013】更に、本発明の追跡システムは、ビームエ
ネルギーの一部分を使用してターゲットの図心又は1つ
以上の縁に対してターゲット追跡し、そして更にビーム
エネルギーのかたまりをターゲット上の別々の既知のも
ろい領域に対してオフセットすることにより動作する。
このオフセットは、時間ドメイン又は空間ドメインのい
ずれにおいて行うこともできる。時間ドメインにおいて
は、追跡ループを交互に閉じそして高い周波数において
所望の量だけビームをオフセットすることによりオフセ
ットを実現することができる。空間ドメインにおいて
は、ビームを、既知の角度オフセットをもつ大きな部分
及び小さな部分に物理的に分割することによりオフセッ
トを達成することができ、ビームの低電力セグメントを
用いて追跡機能が達成される。この解決策では、本発明
の追跡システムは、追跡目的に最適なターゲットの縁又
は特徴部に対して追跡維持することができる一方、ほん
どのエネルギーを攻撃に最適なもろいゾーンにむけるこ
とができる。
【0014】本発明の別の特徴によれば、移動ターゲッ
トに対するレーザビームの「命中」を独立して評価する
システム及び方法が提供される。このテスト方法は、タ
ーゲットミサイルの複数の帯内の得点領域を評価するこ
とを含む。各帯は、選択された数の反射ストリップを含
み、好ましくはこれらの反射ストリップを分離する吸収
ペイントが設けられている。各領域は、異なる数のスト
リップを有し、これにより、ある帯が他の帯と区別され
る。レーザエネルギーは、ミサイルターゲットから反射
され、そして攻撃領域がストリップの数及びミサイルロ
ールレートの関数として決定される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的及び効果は、添
付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかとなろ
う。図1を参照すれば、追跡角度がミサイルターゲット
12及び追跡システム10に関して定義される。追跡角
度は、本発明の追跡システム10を説明するのに使用さ
れる選択されたベクトルに関して定義される。ミサイル
12のような移動ターゲットは、追跡システム10から
瞬時距離Rにおいて低空飛行(fly-by)を実行するように
示されている。ターゲットミサイル12は速度Vを有
し、ターゲット及びボアサイト角度は、接頭語Δで示さ
れた小さな差の角度に比して一般的に大きなものであ
る。又、図1には、追跡装置10とミサイル12の前端
図心とによって定められた照準点視線ベクトル14が示
されている。追跡装置の視線ベクトル16は、追跡装置
10とミサイル12の後端付近の縁−縁点とによって定
められる。又、HELビーム軸15及び追跡装置ボアサ
イトベクトル17も含まれる。
【0016】システムエラーεsys は、瞬時HELビー
ム軸15と選択された照準点視線ベクトル14との間の
差として定められる。追跡エラーεtrack は、追跡装置
ボアサイトベクトル17と追跡装置視線ベクトル16と
の間の差として定められる。以下に述べる本発明の追跡
システム10は、従来の像形成追跡装置においてターゲ
ットの解像度が低いことや、測定されたミサイル速度ベ
クトル又は角速度に基づくミサイルロール軸の推定が悪
いことや、特に最接近距離レンジの付近で生じる加速度
エラー率のために発生するシステムエラーεsys を減少
又は排除する。
【0017】図示された差の角度は、追跡装置ボアサイ
トベクトル17とHELビーム軸15との間の角度変位
として定められるHELレーザビーム変位ΔθHEL を含
む。差の照準角度Δθaim は、追跡装置視線ベクトル1
6と照準点視線ベクトル14との間の角度変位として定
められる。追跡装置のボアサイト変位θboreは、垂直軸
からの追跡装置ボアサイトベクトル17の角度変位とし
て定められ、一方、ターゲット角度θtargetは、垂直軸
からの追跡装置視線ベクトル16の角度変位として定め
られる。
【0018】図2には、本発明の追跡システム10が、
従来の像形成追跡装置20と一体化されて示されてい
る。従来の像形成追跡装置20は、ターゲット物体のお
およその位置を最初に決定するために本発明の追跡シス
テム10と共に使用される。これにより、本発明の追跡
システム10の大電力レーザビームは、一般的にターゲ
ットの付近であってターゲットを追跡しそしてその後に
ターゲットを攻撃するためにそれにロックするに充分な
至近点に配置することができる。従来の像形成追跡装置
20が本発明に関連して示されているが、本発明の追跡
システム10は、像形成追跡装置20と共に使用されて
も像形成追跡装置20を伴わずに使用されてもよく且つ
像形成追跡装置20に代わって他の形態の追跡装置を使
用してもよいことを理解されたい。
【0019】従来の像形成追跡装置20は、図示された
ように、電子カメラ(図示せず)のような像形成装置を
備えている。像形成追跡装置20は、広い視野内で物体
から反射されるエネルギーを検出する。像形成追跡装置
20は、像フレーム内にターゲットを定め、そしてター
ゲット角度θtargetと、照準点の変化Δθaim とを決定
する。ターゲット角度θtargetは、追跡ループ25から
決定されたボアサイト角度θboreと共に加算器22に入
力される。この加算は、一般的に、追跡エラーεtrack
を定め、これは、第1フィルタ24に入力される。照準
点変化Δθaimは、追跡エラーεtrack と共に加算器2
7を経て加算され、その和は、第2のフィルタF(s)
28に入力され、これはΔθHEL を導出する。この出力
ΔθHELは、第1フィルタL(s)24の出力と加算器
26により加算され、レーザビーム角θHEL の推定値を
与える。像形成追跡装置20から導出されたこの情報
は、ターゲット物体の位置のおおおその推定値を効果的
に与えることができる。
【0020】本発明の追跡システム10は、好ましくは
二次元のターゲット追跡を行うが、本発明の教示によれ
ば、一次元のターゲット追跡を使用することもできる。
図2に示されたように、X座標で定められた第1方向に
おいてターゲット追跡を行うために、第1サーボループ
30xが設けられている。同様に、Y座標で定められた
第1方向においてターゲット追跡を行うために、第2サ
ーボループ30yが設けられている。第1サーボループ
30xは、X座標に沿って図心又は縁追跡を与え、一
方、第2サーボループ30yは、Y座標に沿って図心又
は縁追跡を与える。好ましい実施形態によれば、X及び
Y座標は互いに直交しており、そして好ましくは、ター
ゲット12のロール軸に平行及び垂直に配置される。
【0021】追跡システム10は、更に、比較的広い視
野から散乱したレーザエネルギーを受け取る受信望遠鏡
及びバンドパスフィルタ58を備えている。この受信望
遠鏡及びバンドパスフィルタ58は、個々の第1及び第
2のディザ周波数をフィルタし、そしてそれに対応する
ディザ周波数信号を各々第1及び第2のサーボループ3
0x及び30yに通す。即ち、第1ディザ周波数を含む
信号は、望遠鏡及びバンドパスフィルタ58を経てフィ
ルタされ、そして第1サーボループ30xに通され、一
方、第2のディザ周波数は、同様に、第2のサーボルー
プ30yに通される。
【0022】又、図2には、像回転解除器(derotator)
56も示されており、これは、ディザ発生器32x及び
32yに接続される。像回転解除器56は、適当な直線
的な組み合わせを取り上げることによってX及びY発生
器からの2つのディザ周波数信号を回転解除し、直交す
るディザ周波数信号が好ましくはターゲットロール軸に
平行及び垂直になるようにする。回転解除を行うのに必
要な角度情報は、像形成追跡装置20から導出される。
像回転解除器56は、その出力として、対応する直交信
号U及びVをディザミラー駆動装置54に与える。
【0023】第1及び第2のサーボループ30x及び3
0yは、同一のサーボ制御ループであり、指定の座標に
対する信号を各々処理する。第1のサーボループ30x
を参照すれば、スイッチ46xは、縁追跡微分器44x
と、図心追跡動作モードとの間を選択する。縁追跡微分
モードにおいては、追跡システム10は、X座標に沿っ
た縁方向を与え、一方、図心追跡動作モードは、追跡シ
ステム10がX座標に沿ったターゲットの中央部分を追
跡できるようにする。1つの実施形態によれば、X座標
は、ミサイルターゲット12のロール軸として定義され
る。
【0024】又、第1のサーボループ30xには加算器
40xが含まれ、これは、縁追跡微分器出力又は図心追
跡出力のいずれかを受け取る。更に、加算器40xは、
光学路ループ閉止信号38xを包囲されたループ経路の
一部分として受け取る。加算器40xにより与えられる
和は、乗算器34xに送られ、該乗算器は、第1ディザ
発生器32xからの信号にこの和を乗算する。第1のデ
ィザ発生器32xは、X座標に沿った振動信号のための
第1ディザ周波数を与える。乗算器34xの出力は、フ
ィルタH(s)36xに通され、これは、次いで光学路
ループ閉止信号38xを与える。実際には、フィルタ3
6xは、積分及びフィルタ動作を行う。別のフィルタL
P(s)42xは、加算器45にバイアス出力を与え
る。
【0025】第1のサーボループ30xと同様に、第2
のサーボループ30yは、縁追跡微分器44yと図心追
跡動作モードとの間を切り換えるためのスイッチ46y
を含んでいる。又、加算器40y、乗算器34y、及び
第2のディザ周波数を発生するディザ発生器32yも含
まれる。第1及び第2のディザ周波数は、互いに区別で
き、しかもその比を小さな全数に通分できないような約
分不能なものであるのが好ましい。フィルタH(s)3
6yは、同様に、積分及びフィルタ動作を行い、これ
は、光学路ループ閉止信号38yに沿って加算器40y
にフィードバックされる。更に、別のフィルタLP
(s)42yは、加算器40yから加算器45にバイア
ス出力を与え、これは、次いで両サーボループ30x及
び30yからの出力を加算する。加算器45からの出力
は、像形成追跡装置20の出力と共に加算器49へ入力
として与えられる。
【0026】図3を参照し、サーボループ30xのよう
な1つのサーボループが与えられた場合に、一次元にお
いてターゲットを追跡することについて追跡システム1
0を詳細に説明する。大電力レーザビーム発生器50
は、大電力レーザビーム60を高速指向ミラー52に収
束し、レーザビームをターゲット12に向けて制御指向
する。高速指向ミラー52は、バイアス信号55に応答
して操向されるジンバル(図示せず)に一般的に取り付
けられたサーボ制御型の指向ミラーである。レーザビー
ム60がターゲット12を攻撃するか又はその非常に近
くにあるときに、レーザエネルギーがターゲット12か
ら反射される。
【0027】追跡システム10は、更に、比較的広い視
野からレーザエネルギーを収集するように一般的に配置
された望遠鏡/検出器64も備えている。この望遠鏡/
検出器64は、充分に大きな視野を有するので、望遠鏡
/検出器64を正確に指向させる必要はない。この望遠
鏡/検出器64は、望遠鏡及びその焦点面に配置された
検出器を備え、望遠鏡により受け取られる全散乱エネル
ギーを検出する。望遠鏡/検出器64は、これにより収
集された光の強度に比例する電気信号を発生する。望遠
鏡/検出器64は、受け取られるエネルギーを大電力レ
ーザビーム60のレーザ波長に制限するバンドパスフィ
ルタのようなフィルタを備えているのが好ましい。又、
望遠鏡/検出器64は、特に二次元追跡に使用されると
きにディザ周波数を分離するためのバンドパスフィルタ
を有するのが好ましい。
【0028】望遠鏡/検出器64からの電気信号出力
は、増幅器66を経て増幅され、そしてキャパシタC及
び抵抗Rで形成されたR−C回路に通される。乗算器3
4は、この電気信号を、ディザ発生器32及び可変移相
ブロック69により発生された振動信号と混合する。乗
算器34の出力は、積分器及びフィルタ68を経て送信
される。従って、所与のチャンネルのフィルタされた信
号は、これにレーザミラーディザ発生器32から導出さ
れたコサイン信号を乗算しそして積分器及びフィルタ6
8に通すことにより同期的に検出される。積分器及びフ
ィルタ68の出力は、ディザ発生器32により発生され
た振動信号と加算され、それにより、バイアス信号が発
生される。このバイアス信号により、高速操向ミラー5
2は、その反射面をバイアス信号に比例するレートで、
対応する次元即ちディザ軸に沿ってそのバイアス即ちエ
ラー信号をゼロにする方向に移動させる。
【0029】図3に示された一次元追跡構成体に関連し
て追跡システム10の動作を以下に説明する。大電力レ
ーザビーム発生器50は、高速指向ミラー52からミサ
イル12のようなターゲットに向けて大電力レーザビー
ム60を発生する。前記したように、従来の像形成追跡
装置20は、ターゲットのおおよその位置を決定するよ
うに最初に使用され、これにより、大電力レーザビーム
60を一般的にターゲットミサイル12の付近に配置す
ることができる。特に、図4を参照すれば、大電力レー
ザビーム60は、ミサイル12のロール軸に垂直なY軸
として示されたディザ軸に沿ってディザ周波数に基づい
て振動するように示されている。大電力レーザビーム6
0は、ミラー駆動信号32に応答して振動し、振動周波
数に基づきY軸に沿ってミサイル12の本体部分を通過
する。レーザビーム60は、ミサイル本体の短い次元を
横切って周期的走査を実行するように操向され、そして
それに応答して、図4の右側に2つの検出波形70a及
び70bで示されたように反射エネルギー信号を発生す
る。2つの検出信号波形70a及び70bは、レーザビ
ーム60の平均ビーム中心がターゲット12の中心線に
対して片側にあるか他側にあるか(即ち、高いか低い
か)に基づいて位相が互いに180°異なる。従って、
ミラー駆動装置に対してこの位相を検出することによ
り、追跡システム10は、大電力レーザビーム60をダ
ウン方向に操向すべきかアップ方向に操向すべきかが分
かる。
【0030】従って、本発明のレーザ追跡システム10
は、一次元又は二次元でターゲット12を横切って走査
し、そしてターゲットからの反射エネルギーを検出す
る。反射エネルギーは、レーザビームに対するターゲッ
トの位置を決定すると共に、レーザビームをターゲット
ミサイル12を攻撃するように接近させるに必要なバイ
アス信号を決定するように分析される。ロックが達成さ
れると、ディザ振幅が維持値に減少される。例えば、一
例によれば、ターゲットとのスポットの10%の位置値
で充分である。軍用の破壊目的では、ターゲットミサイ
ル12を迅速に運転不能に又は破壊するに充分なエネル
ギーの大エネルギーレーザビームを与えることができ
る。
【0031】図5には、望遠鏡/検出器64の出力が示
されており、単一次元におけるディザに対して検討す
る。δは、ビーム半径の単位で測定されたターゲット中
心線からのレーザビーム中心の変位を表す。望遠鏡/検
出器64の出力振幅は、大電力レーザビーム60がター
ゲット12の中心へと接近して移動するにつれて増加す
る。又、ビームがターゲットの中心にきたときに残って
いる検出信号は、δ=0.0により示されたように周期
の1/2を一般的に示す第2高調波である。図5のグラ
フをゼロを通して続けるべき場合には、δ=0.2、
0.4、0.8で示された曲線が再現されるが、その位
相は180°シフトされる。
【0032】図6は、積分器/フィルタ68の出力を示
すエラー特性曲線のグラフである。エラー信号は、平均
レーザビームの中心がターゲットの中心線を通過すると
きにゼロを通過しそして符号を変える。このエラー信号
は、ディザの大きさに正比例し、ここでは、小さな大き
さにおいてビーム半径の単位で表される。相対エラー信
号は、ビーム中心変位がゼロを通過するときに一定のま
まである傾斜を有し、これは、サーボ制御ドメインに基
本的に「デッドゾーン」がなく、従って、静的な残留エ
ラーがないことを意味する。又、図示されたレーザビー
ムの捕獲範囲はターゲットの中心からビームの中心まで
2ビーム半径の捕獲範囲を与える。
【0033】以上、追跡システム10の動作を図心追跡
モードについて説明した。この概念は、好ましくは望遠
鏡の後であって且つ同期検出器の前に微分フィルタを導
入することにより、ターゲットの縁の追跡にも適用され
ることが明らかである。追跡システム10での縁−縁及
び図心−縁追跡の例が図7に示されている。参照番号7
6は、ターゲットミサイル12の先端部分に対する縁−
縁追跡を示している。追跡システム10は、X座標及び
Y座標の両方において縁を検出し、縁−縁検出を区別す
る。参照番号78は、ターゲットミサイル12の先端部
分に対する図心−縁追跡を示している。この例では、図
心検出がY座標において実行され、一方、縁検出がX座
標に沿って行われる。更に、参照番号80は、ターゲッ
トミサイル12の後部付近の先鋭な特徴部に対する縁−
縁追跡を示している。本発明では、縁及び図心追跡の種
々の組み合わせを行って、ターゲットとなる種々の物体
を追跡及び攻撃することができる。
【0034】十字線を中心とする長方形領域は、大電力
ビーム60が直交する方向において2つの異なるディザ
周波数でディザを生じるときに大電力ビーム60の図心
(セントロイド)がたどるリサージュパターンである。
このリサージュパターンは、二次元ディザ追跡の顕著な
特徴である。実際に、二次元追跡は、2つのディザ周波
数が濃度を形成するように選択された円錐型走査を与
え、検出プロセスの均一に満たされた走査パターンは、
一定の次元をもつ二次元ターゲットに適用することがで
きる。種々のターゲット形状からの散乱信号の分析は、
各次元において、大電力レーザビーム60をターゲット
の所望の追跡縁又は図心に係合させるに必要な対応する
エラー信号を決定するように行われる。
【0035】縁検出を更に説明するために、図8は、平
らな長方形ストリップ及び同様の巾をもつ円筒より成る
ターゲットからの受信信号がいかに見えるかを示してい
る。ビームの視線は、ターゲット上ではなくその付近に
ある。長方形ストリップに対するターゲット応答は信号
82で示され、一方、その縁微分応答は信号84で示さ
れている。同様に、円筒ターゲットの縁走査は信号86
で示され、一方、その縁微分波形は信号88で与えられ
る。従って、微分器を追加すると、図心の検出器が縁の
検出器に変わり、それ故、上記概念を用いて、2つの一
次元ディザロック線の交点にターゲットのロック点を確
立する。図9に示すように、縁検出器からエラー信号が
導出される。
【0036】或いは又、本発明の追跡システム10は、
空間的又は時間的動作モードに基づいてオフセット追跡
を行うように実施することができる。図10を参照すれ
ば、参照番号130及び132は、ターゲットの図心又
は1つ以上の縁においてターゲット追跡するためにレー
ザビームエネルギー60の小部分60aを使用すると共
に、ターゲット12の個別の既知のもろい領域にレーザ
ビームエネルギー60のかたまり即ち大きな部分60b
を使用することを示している。従って、レーザビームの
低エネルギー部分60aはターゲット12を追跡し、一
方、レーザエネルギーの大きさ部分60bは、一般に、
ターゲット12を破壊する試みにおいてターゲット12
の所望の領域を攻撃するように所望の量だけオフセット
される。参照番号130で示されたように、低エネルギ
ー部分60aは、ターゲット12の先端部分に対して図
心−縁を追跡し、一方、大エネルギー部分60bは、タ
ーゲット12の中央部分に向かってオフセットされてい
る。参照番号132は、ターゲット12の後端付近の先
鋭な特徴部に対し低エネルギー部分60aでの縁−縁追
跡を示し、一方、高エネルギー部分60bは、ターゲッ
ト12の所望の中心領域に向けられる。
【0037】所望のレーザビームオフセットを得るため
に、時間的又は空間的ドメインを使用することができ
る。時間的ドメインにおいては、追跡ループを交互に閉
じそしてレーザビームを高い周波数で所望の量だけオフ
セットすることによりオフセットを得ることができる。
従って、時間ドメインは、レーザビームがターゲット領
域と撃墜領域との間を交番できるようにする。このよう
にするときは、レーザビームがターゲット領域において
低いエネルギーレベルをもちそして撃墜領域において高
いエネルギーレベルに切り換わるのが好ましい。空間的
ドメインにおいては、レーザエネルギーの低エネルギー
部分60aと高エネルギー部分60bとの間のオフセッ
トを、レーザビームを既知の角度オフセットで大エネル
ギー部分と小エネルギー部分に物理的に分割することに
よって得ることができ、ビームの低電力部分を用いて追
跡機能を実行するのが好ましい。この解決策では、本発
明の追跡システム10は、追跡目的に最適なターゲット
12の縁又は特徴部に対して追跡維持する一方、ほとん
どの使用可能なエネルギーを攻撃に最適なもろい領域に
向けることができる。時間的又は空間的ドメインのいず
れにおいても、オフセットの量は、所望の攻撃領域及び
ターゲット12までの距離に基づいて決定することので
きる角度オフセットによって与えることができる。
【0038】図11は、空間的ドメインに基づきレーザ
エネルギーの分割された高エネルギー部分60b及び低
エネルギー部分60aを実現するのに使用できるミラー
組立体154を示す。ミラー組立体154は、支持支柱
170を経て凸面二次ミラー組立体160に一定関係で
接続された凹面一次ミラー156の組合せを含む。この
一次ミラー156は、大エネルギーレーザビーム60を
受け入れるために中央穴158が形成されている。二次
ミラー組立体160は、該組立体160の中央部分にお
いて中央ミラー取付部168を経て位置固定された凸面
ミラー164を備えている。二次ミラー組立体160
は、更に、反射面164の外周に形成された環状反射面
162も備えている。この外側の環状反射面162は、
複数の可動ピストンアクチュエータ166により位置設
定される。1つの実施形態では4つのピストンアクチュ
エータで充分である。ピストンアクチュエータ166
は、外側の環状反射面162の向きをミラー組立体16
0に対して変化させ、X及びY座標方向に適当なディザ
周波数で変調する低エネルギーレーザビーム60aを与
える。
【0039】動作に際し、エネルギー60のようなレー
ザエネルギーが一次ミラー166の中央の穴158を通
して受け取られる。レーザエネルギーは、凸面二次ミラ
ーの表面164で反射して、一次ミラー156に充満
し、該一次ミラー156は、エネルギーを所望の位置に
向けて収束し、大エネルギービーム60bを形成する。
同時に、レーザエネルギーは、二次ミラー組立体160
の外側の環状反射面162から反射され、そして二次ミ
ラー164の中央部分とは独立して低エネルギービーム
60aとして一次ミラー156から反射される。ピスト
ンアクチュエータ166の相対的な変位により、環状の
光ビーム60aは、大電力ビーム60b自体の主部分か
らオフセットしたターゲット12の異なる位置に向かっ
て集束される。更に、ピストンアクチュエータ166
は、変位される環状ビームの焦点に上記のようにディザ
を生じさせるように振動する。二次ミラーのディザ移動
及び傾斜オフセットは、おそらく、マイクロラジアンの
範囲であり、ひいては、他のシステム要求に合致する標
準的な無限遠焦点(afocal)望遠鏡設計を使用することが
できる。
【0040】従って、追跡位置及びオフセットした攻撃
位置に付与されるビーム電力間に空間的又は時間的なオ
フセットを与えることにより追跡が達成される。ビーム
電力の一部分Pf は、空間的ドメインにおける追跡に使
用され、一方、ビームの追跡周期TP (このTP は、ビ
ームが追跡位置に再到達する間の時間に等しい)の周期
的部分Tf は、時間的ドメインにおける追跡に使用され
る。時間的オフセットの場合には、攻撃位置を照射する
のに費やされる時間Tf は、全追跡周期又は再到達時間
P より短い。空間的オフセットの場合には、追跡に使
用されるビーム電力の一部分Pf は、当然、効率的な攻
撃のためには、全ビーム電力PTotal に比して小さくな
ければならない。
【0041】空間的オフセットにおいては、ビームセグ
メント即ちビーム片(Pf )が指向追跡装置において攻
撃ビーム(PT −Pf )から角度的に分離され、θ
offsetを変えることにより所望の追跡位置を常時追跡す
る状態で所望の攻撃位置を調整することができる。時間
的なオフセットにおいては、ビームが時間周期Tf の間
にその最適な追跡位置にロックされ、そして時間TP
f の間に所望の攻撃照準点に対してθoffsetだけオフ
セットされる。次いで、エネルギービームは、時間Tf
の間に所望の追跡点に復帰し、そして切り換えられた時
間サイクルを繰り返す。
【0042】図12及び13には、レーザ追跡システム
の性能を評価する目的で移動ターゲットに対する赤外線
レーザビームの命中を「採点」するのに使用するレーザ
追跡システムが示されている。追跡システムは時々エラ
ーを生じるので、レーザ追跡テストシステム100は、
ターゲットに対するレーザの命中をテスト採点するため
の独立した方法を与える。特に、図12を参照すると、
ミサイルターゲット12が追跡システム10及びレーザ
ビーム60に関連して示されている。一般的に上記した
追跡システム10は、大電力レーザビームを与えるが、
レーザビームの追跡及び攻撃をテストするためには、低
電力レーザビームで充分であり、一般的に好ましい。
【0043】又、図12には、ミサイル12の前部が分
解図で示されている。このテスト方法によれば、得点領
域が最初に決定され、そして得点帯102、104及び
106のような複数の帯に分割される。これらの得点帯
102、104及び106の各々は、互いに他の帯のス
トリップ数とは異なる独特の数の反射ストリップを含ん
でいる。好ましい実施形態では、得点帯102、104
及び106の巾は、ほぼ予想されるレーザビーム巾であ
る。各帯は、所定数の反射ストリップ110を含み、こ
れらは、非反射領域108で分離されている。図示され
た例では、得点帯102は、3つの反射ストリップを含
み、得点帯104は、4つの反射ストリップを含み、そ
して得点帯106は、5つの反射ストリップを含む。各
帯の反射ストリップ110は、ミサイルの外面において
得点領域の各帯全体に赤外線吸収材を最初にペイント
し、そして反射ストリップ110を形成するように吸収
材のペイントを剥離する一方、非反射領域108を形成
するようにIR吸収材ペイントの領域を残すことによっ
て形成される。反射ストリップ110及び非反射領域1
08は、ミサイル12の周囲の得点帯の周りでミサイル
のロール軸に平行に等しい間隔で形成されるのが好まし
い。反射ストリップを3つ、4つ及び5つ含む3つの得
点帯が得点領域内に示されているが、本発明の精神から
逸脱せずに異なる数の得点帯及び種々の組合せの反射ス
トリップを使用できることを理解されたい。
【0044】レーザ追跡システムをテストする場合、レ
ーザビーム60が所与の追跡システム動作に基づいてミ
サイル12の得点領域に集束される。低電力のレーザビ
ーム60がミサイル12のロール軸に沿って集束される
と、反射した戻りエネルギーが簡単な望遠鏡114によ
ってピックアップされそして受け取られ、検出器116
に集束される。検出器116により検出された集束され
たエネルギーは、電気的信号として増幅器118に送ら
れ、増幅された信号が周波数カウンタ120に通され
る。周波数カウンタ120は、散乱レーザ光線変調周波
数を発生し、これは、好ましくはプロセッサ122又は
他の計算装置に通され、得点領域内のどの得点帯をレー
ザビーム60が追跡しそしてそれを攻撃するかを決定す
る。
【0045】レーザビーム60が得点領域102、10
4又は106の1つをさえぎると、反射エネルギーは、
反射ストリップ110の数にミサイルのロールレートを
乗算したものに等しい割合で変調される。ミサイルのロ
ールレートは、基準ストリップを監視することにより決
定されるか又はもし使用できれば独立したレーダから決
定される。基準ストリップでは、基準ストリップが独特
の長さを有し、これを用いてミサイル12のロールレー
トがカウントされる。従って、プロセッサ122は、変
調された周波数を収集し、そしてそれを決定されたミサ
イルロールレートで除算して、攻撃領域内のストリップ
の数を決定し、ひいては、どの得点帯102、104又
は106からエネルギーが反射するかを決定する。レー
ザ追跡テストシステム100は、所望の追跡点を特定の
得点のレーザビームの実際の位置と比較し、所与の追跡
システムのエラーを決定する。追跡テストシステム10
0は、好都合にも、像形成追跡装置の性能を評価する独
立した手段を与え、そして大気の影響やビーム放射障害
に不感である。
【0046】以上、特定の実施形態について本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
当業者であれば、上記説明及び添付図面に鑑み、本発明
の精神から逸脱せずに、他の変更がなされ得ることが明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミサイルターゲットを追跡装置で追跡するため
の角度の定義を示す図である。
【図2】像形成追跡装置と組み合わせて一体化された本
発明の追跡システムを示すブロック図である。
【図3】本発明の1つの実施形態により一次元追跡を行
う追跡システムを詳細に示す図である。
【図4】ターゲットの中心線軸に沿った一次元ディザ追
跡を示すと共に、ビームの図心がターゲットの中心線を
通過するときの検出信号の位相変化を示す図である。
【図5】一次元に沿ったミサイルの中心からの種々のレ
ーザビーム変位に対する反射信号振幅を示すグラフであ
る。
【図6】多数のディザの大きさに対する相対的なエラー
を示すエラー特性曲線(ビーム図心−ターゲット中心の
変位の関数としてのエラー信号)を示すグラフである。
【図7】本発明の縁及び図心追跡の種々の考えられる組
合せによるミサイルの縁追跡を示す図である。
【図8】平らな及び円筒状のターゲットからの微分の前
後の縁検出に対する受信信号を示すグラフである。
【図9】本発明の1つの実施形態による縁検出から導出
されたエラー信号を示すグラフである。
【図10】別の実施形態により時間的又は空間的ドメイ
ンを用いて2つのオフセットしたビーム位置で追跡する
場合を示す図である。
【図11】別の実施形態により空間的ドメインにおいて
2つのオフセットしたビームを与えるための一次ミラー
及び作動式二次ミラー組立体を示す側面図である。
【図12】本発明のレーザ攻撃テストに基づきテストミ
サイルを用いたレーザ追跡テストシステムを示す図であ
る。
【図13】本発明のレーザ追跡テストシステムを示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 追跡システム 12 ミサイルターゲット 14 照準点視線ベクトル 15 HELビーム軸 16 追跡装置視線ベクトル 17 追跡装置ボアサイトベクトル 20 従来の像形成追跡装置 22、26、27 加算器 24 第1フィルタ 25 追跡ループ 28 第2フィルタ 30x、30y サーボループ 32x,32y 第1ディザ発生器 34x、34y 乗算器 38x,38y 光学路ループ閉止信号 44x、44y 縁追跡微分器 46x、46y スイッチ 50 ビーム発生器 52 高速指向ミラー 54 ディザミラー駆動装置 55 バイアス信号 56 像回転解除器 58 受信望遠鏡及びバンドパスフィルタ 60 大電力レーザビーム 64 望遠鏡/検出器 68 積分器及びフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−62087(JP,A) 特開 平1−142397(JP,A) 特開 平1−121698(JP,A) 特開 平1−312399(JP,A) 特開 昭59−26081(JP,A) 米国特許5780838(US,A) 米国特許5780839(US,A) 米国特許5216236(US,A) 米国特許5198607(US,A) 米国特許3427611(US,A) 米国特許3946233(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95 F41G 3/00 F41G 7/20 F41H 11/02

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動物体をレーザエネルギーで追跡する
    ための追跡システムにおいて、 レーザエネルギーのビームを発生するためのレーザ発生
    器と、 レーザエネルギーのビームを操向するためのビーム操向
    器と、 上記ビーム操向器が第1周波数に基づき第1の方向にレ
    ーザエネルギーのビームにディザを生じさせるようにす
    るための第1のディザ発生器と、 上記ビーム操向器が第2周波数に基づき第2の方向にレ
    ーザエネルギーのビームにディザを生じさせるようにす
    るための第2のディザ発生器と、 ターゲット物体から反射されたレーザエネルギーを検出
    するためのレーザエネルギー検出器と、 検出されたレーザエネルギーに応答してターゲット物体
    を追跡するように上記ビーム操向器がレーザエネルギー
    のビームを操向するためのバイアス信号を発生する手段
    とを備えたことを特徴とする追跡システム。
  2. 【請求項2】 上記ビーム操向器は、上記第1及び第2
    の両方の方向に正弦波運動でレーザエネルギーのビーム
    を振動する請求項1に記載の追跡システム。
  3. 【請求項3】 上記バイアス信号を発生する上記手段
    は、検出されたエネルギーにディザ発生周波数の1つを
    乗算するための乗算器と、該乗算器に接続されて上記バ
    イアス信号を発生するローパスフィルタ/積分器とを備
    えた請求項1に記載の追跡システム。
  4. 【請求項4】 上記バイアス信号を発生する上記手段
    は、基本及び第2高調波周波数エネルギーを通すための
    フィルタを更に備えた請求項3に記載のレーザ追跡シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の周波数を反射信号か
    ら区別するためのフィルタを更に備えた請求項1に記載
    のレーザ追跡システム。
  6. 【請求項6】 上記第1及び第2の方向は、互いに直交
    する請求項1に記載の追跡システム。
  7. 【請求項7】 レーザエネルギーの上記操向されるエネ
    ルギーは、第1及び第2のビームに分割され、第1ビー
    ムはターゲット物体を追跡し、そして第2ビームは所望
    の領域を攻撃するように第1ビームからオフセットされ
    る請求項1に記載の追跡システム。
  8. 【請求項8】 上記第1ビームは、上記第1及び第2の
    周波数に応答してピストン作動の反射面を介して操向さ
    れ、一方、上記第2ビームは、上記所望の領域に集束さ
    れる請求項7に記載の追跡システム。
  9. 【請求項9】 レーザエネルギーの上記操向されるエネ
    ルギーは、ターゲット物体を追跡するための追跡領域
    と、ターゲットの所望の攻撃領域を攻撃するためのオフ
    セットした攻撃領域との間で切り換えられる請求項1に
    記載の追跡システム。
  10. 【請求項10】 上記レーザエネルギービームは、追跡
    時には低いエネルギーレベルを与え、そして所望の攻撃
    領域を攻撃するときには高いエネルギーレベルを与える
    請求項9に記載のレーザ追跡システム。
  11. 【請求項11】 移動物体をレーザエネルギーで追跡す
    るための追跡システムにおいて、 レーザエネルギーのビームを発生するためのレーザ発生
    器と、 レーザエネルギーのビームを操向しそして第1周波数に
    おいて第1の軸に沿ってビームを振動するためのビーム
    操向器と、 ターゲット物体から反射されたレーザエネルギーを検出
    するためのレーザエネルギー検出器と、 検出されたレーザエネルギーに応答してターゲット物体
    を追跡するように上記ビーム操向器がレーザエネルギー
    のビームを操向するためのバイアス信号を発生する手段
    とを備えたことを特徴とする追跡システム。
  12. 【請求項12】 上記第1周波数を有する検出されたレ
    ーザエネルギーを通すためのフィルタ手段を更に備えた
    請求項11に記載の追跡システム。
  13. 【請求項13】 移動物体をレーザエネルギーで追跡す
    るための追跡システムにおいて、 レーザエネルギーを発生するためのレーザ発生器と、 上記レーザエネルギーの少なくともあるものが移動物体
    を追跡しそして上記レーザエネルギーの少なくともある
    ものが上記移動物体の所望の領域を攻撃するようにレー
    ザエネルギーを操向するための手段と、 上記操向手段が第1周波数に基づき第1の方向に追跡す
    るように上記レーザエネルギーの上記少なくともあるも
    のにディザを生じさせるための第1のディザ発生器と、 上記操向手段が第2周波数に基づき第2の方向に追跡す
    るように上記レーザエネルギーの上記少なくともあるも
    のにディザを生じさせるための第2のディザ発生器と、 ターゲット物体から反射されたレーザエネルギーを検出
    するためのレーザエネルギー検出器と、 検出されたレーザエネルギーに応答してターゲット物体
    を追跡するように上記操向手段が上記レーザエネルギー
    の上記少なくともあるものをターゲット攻撃のために操
    向するための信号を発生する手段とを備えたことを特徴
    とする追跡システム。
  14. 【請求項14】 上記レーザエネルギーは、第1及び第
    2のビームに分割され、その第1ビームはターゲット物
    体を追跡し、そしてその第2ビームは、物体の所望の領
    域を攻撃するように第1ビームからオフセットされる請
    求項13に記載の追跡システム。
  15. 【請求項15】 上記操向手段は、上記第2ビームを与
    えるための二次ミラーと固定関係に配置された一次ミラ
    ーを備え、上記ミラーは、更に、上記第1ビームを与え
    るように上記レーザエネルギーの一部分を操向するため
    の操向可能な反射面を含む請求項14に記載の追跡シス
    テム。
  16. 【請求項16】 上記レーザエネルギーは、ターゲット
    物体の追跡領域と攻撃領域との間で切り換えられ、上記
    レーザエネルギーは、追跡位置と、この追跡位置からオ
    フセットした攻撃位置との間で繰り返し切り換えること
    ができる請求項13に記載の追跡システム。
  17. 【請求項17】 移動物体をレーザエネルギーで追跡す
    る方法において、 レーザエネルギーのビームを発生し、 レーザエネルギーのビームを第1周波数に基づき第1の
    方向に振動するように操向し、 ターゲット物体から反射されたレーザエネルギーを検出
    し、 上記検出されたレーザエネルギー及び上記第1周波数に
    応答してバイアス信号を発生し、そして上記バイアス信
    号に応答してターゲット物体を追跡するようにレーザエ
    ネルギーのビームを操向する、という段階を備えたこと
    を特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 第2周波数に基づき第2の方向にレー
    ザエネルギーのビームを操向し、そして上記検出された
    信号をフィルターして第1及び第2の周波数を分離する
    という段階を更に備えた請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 移動物体をレーザエネルギーで追跡す
    る方法において、 レーザエネルギーのビームを発生し、 レーザエネルギーのビームを第1周波数に基づき第1軸
    に沿って振動するように操向し、 レーザエネルギーのビームを第2周波数に基づき第2軸
    に沿って振動するように操向し、 ターゲット物体から反射されたレーザエネルギーを検出
    し、 上記検出されたレーザエネルギーに応答して信号を発生
    し、 上記第1周波数を第2周波数から区別するように上記信
    号をフィルタし、そして上記レーザエネルギーのビーム
    でターゲット物体を追跡しそしてターゲット物体を攻撃
    するように上記フィルタされた信号に応答して上記レー
    ザエネルギーのビームを操向する、という段階を備えた
    ことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 上記レーザエネルギーのビームを第1
    及び第2のビームに分割し、その第1ビームで上記ター
    ゲット物体を追跡し、そしてその第1ビームからオフセ
    ットした第2ビームで所望の攻撃領域を攻撃するという
    段階を更に備えた請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記第1ビームは、上記第2ビームよ
    りもエネルギーレベルが低い請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記レーザエネルギーのビームは、追
    跡領域と、追跡領域からオフセットした攻撃領域との間
    で切り換えられ、上記レーザエネルギーのビームは、上
    記ターゲットを追跡し、そして時分割式に上記攻撃領域
    に切り換えられる請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 スピンするターゲットに対するレーザ
    追跡装置の得点をテストするシステムにおいて、 スピンするターゲットの得点領域に設けられた複数の得
    点帯であって、独特の数の反射ストリップを各々含んで
    いる複数の得点帯と、 上記スピンするターゲットを攻撃するように試みるレー
    ザエネルギーのビームをレーザ追跡装置から放射するた
    めのレーザエネルギー源と、 上記得点帯内の反射ストリップから反射された反射レー
    ザエネルギーを検出する手段と、 上記反射ストリップから受け取られた反射エネルギーの
    周波数を検出する手段と、 上記スピンするターゲットのロールレートを決定する手
    段と、 どの得点帯がレーザビームにより攻撃されたかをロール
    レート及び周波数の関数として決定する手段とを備えた
    ことを特徴とするシステム。
  24. 【請求項24】 スピンするターゲットに対するレーザ
    追跡装置の得点をテストする方法において、 スピンするターゲットの得点領域に複数の得点帯を設
    け、各得点帯は、独特の数の反射ストリップを含み、 上記スピンするターゲットを攻撃するように試みるレー
    ザエネルギーのビームをレーザ追跡装置から放射し、 上記スピンするターゲットの上記得点帯内の反射ストリ
    ップから反射された反射レーザエネルギーを検出し、 上記反射ストリップから受け取られた反射エネルギーの
    周波数を検出し、 上記スピンするターゲットのロールレートを決定し、そ
    してどの得点帯がレーザビームにより攻撃されたかをロ
    ールレート及び決定された周波数の関数として決定す
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
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