JP2940596B2 - Atmセルフォーマット変換方法および回路 - Google Patents

Atmセルフォーマット変換方法および回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、53バイトのAT
M(Asynchronous Transfer Mode) セルを一つのセル当
たり54バイトのセル長に変換するATMセルフォーマ
ット変換方法および回路に関し、特に、入力する53バ
イトのATMセルのメモリ数を削減して1バイトを付加
できるATMセルフォーマット変換方法および回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATMセルフォーマット
変換方法および回路では、53バイトのATMセルを一
つのセル当たり54バイトのセル長に変換する技術が、
例えば特開平5−7219号公報に記載されている。
【0003】この記載された方式では、変換装置が、S
DH(Synchronous Digital Hierarchy)終端回路により
STM(Synchronous Transport Moduel)−Nフレーム
に構成された入力信号からVC(Virtual Container)−
4−NC(N Concatenation)のペイロード領域に含まれる
長さ53オクテットのATMセルを識別し、セル単位で
メモリに書込み、このフレームに同期した基準フレーム
パルスに基づいて読取りアドレスカウンタを制御してメ
モリからATMセルを読出し、53オクテットのATM
セル毎にセルオーバヘッド(COH)情報を付加して長
さ54オクテットの1オクテット付加ATMセルに変換
している。
【0004】次に、図5を参照して上記公開公報による
方式を含む従来の基本的な変換回路について説明する。
【0005】図示されるように、従来の変換回路は、バ
イト単位のN個のパラレルデータを書込み制御部100
によりパラレル単位に備えられたN個のメモリ111〜
11Nそれぞれに書き込む。書き込まれたデータは、N
個の読出し制御部121〜12Nそれぞれの制御により
メモリ111〜11Nそれぞれから読出され、N個の
“(N+1):1”セレクタ131〜13Nにより構成
される多重回路130によりバイト単位に多重され、こ
の際、“N+1”番目にCOH情報を加えたセルに組み
立て直しされる。
【0006】この回路の特徴は、N個のパラレル単位に
メモリ111〜11Nが備えられており、書込みは一つ
の書込み制御部100によって一様に行なわれるが、読
出しはメモリ111〜11Nそれぞれに対応した読出し
制御部121〜12Nに従って行なわれセレクタ131
〜13Nに分配されることである。
【0007】すなわち、読出し制御部121〜12N
は、COH情報1バイト分の領域を確保するためセルの
先頭バイトが存在するタイムスロット(読出しアドレス
対応位置)を認識し、このタイムスロットの中で最下位
のバイトが格納されているメモリの読出しを1タイムス
ロット分停止する制御を行なっている。
【0008】従って、読出されたデータは多重回路13
0のセレクタ131〜13Nそれぞれにおいて順次多重
され、この間、COH情報が1タイムスロット分の読出
し停止期間に付加されバイト単位に多重される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のATM
セルフォーマット変換回路における問題点は、入力デー
タを書き込むメモリをパラレル単位のN個それぞれに対
応して備える必要があることである。
【0010】この理由は、メモリに対する書込みは一つ
の書込み制御部によって全てのタイムスロットに亘って
一様に行なわれるのに対し、読出しはメモリそれぞれに
対応した読出し制御部に従ってパラレル単位に行なわれ
るからである。
【0011】本発明の課題は、入力する53バイトのA
TMセルを1バイト付加して54バイトに構成する際、
入力データのメモリの数をパラレル単位の数Nに無関係
に最小限の構成とし、かつ読出し制御を簡素化できるA
TMセルフォーマット変換方法および回路を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるATMセル
フォーマット変換方法は、53バイトのATMセルを一
つのセル当たり54バイトのセル長に変換するATMセ
ルフォーマット変換方法において、バイト単位でN(N
<53)個にパラレル展開されメモリに書き込まれた5
3バイトのATMセルをNセル分(53タイムスロット
対応)読出したのち、一つのタイムスロットの読出しを
停止しバイト単位でN個のダミーデータを付加してお
り、また、前記メモリから読み出されたデータとこのデ
ータをシフトレジスタにより一つのタイムスロット分シ
フトしたデータとをN個のセレクタによりバイト単位に
多重してセルを組み立て直し、1バイトの付加情報をセ
ルオーバヘッド(COH)として付加している。
【0013】また、本発明によるATMセルフォーマッ
ト変換回路の具体的手段の一つは、バイト単位でN(N
<53)個にパラレル展開された53バイトのATMセ
ルを記憶するメモリと、N個の53バイトのセルフォー
マットをタイムスロット0〜52毎にNバイトずつのデ
ータを前記メモリに順次書き込むと共にこのN個のセル
フォーマットのセル先頭位置を通知するセル先頭通知信
号を出力する書き込み制御部と、前記セル先頭通知信号
を受け、前記メモリに書き込まれた53バイトのATM
セルをNセル分(53タイムスロット対応)読出したの
ち、一つのタイムスロットの読出しを停止しバイト単位
でN個のダミーデータを付加する読出し制御部と、前記
メモリから読み出された読出しデータを入力し一つのタ
イムスロット分シフトしてシフトデータとして出力する
シフトレジスタと、前記読出しデータおよびシフトデー
タを入力しN個のバイト列による54個のタイムスロッ
トに、COH情報を先頭とする53バイトのATMセル
で構成されるセルフォーマットのN個分に組み立てて多
重出力する多重回路とを備えている。
【0014】また、前記多重回路の具体的手段の一つ
は、前記シフトデータの下位バイト列データから上位バ
イト列データの順序でN個の入力端子に接続され、“N
+1”番目の入力端子にCOH情報を接続し、セレクト
信号を受けて最上位バイト列として多重出力される第1
のセレクタと、前記読出しデータの上位から“n−1”
番目のバイトデータから上位に対して“n−1”個、続
いて前記シフトデータの最下位バイトから上位に対して
“N−n+1”個、かつ“N+1”番目の入力端子にC
OH情報を接続し、セレクト信号を受けて第n番目のバ
イト列として多重出力される“N−1”個の第n(n=
2〜N)のセレクタと、前記各セレクタからN個のバイ
ト列による54個のタイムスロットに、COH情報を先
頭とする53バイトのATMセルで構成されるセルフォ
ーマットのN個分に組み立てて多重出力する前記セレク
ト信号を出力するN分周カウンタとを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示されたATMセルフォーマッ
ト変換回路では、メモリ1、割込み制御部2、読出し制
御部3、シフトレジスタ5、および多重回路6が備えら
れているものとする。
【0017】メモリ1では、書込み制御部2により入力
データが、バイト単位でN個にパラレル展開されて書き
込まれ、読出し制御部3により読出されるものとする。
【0018】書込み制御部2は、書込み側のアドレスを
カウントするアドレスカウンタ21と、セルパルスを受
けてセルの先頭バイトを認識するセル先頭認識回路22
とを有しており、バイト単位でN個にパラレル展開され
た入力データをメモリ1に書き込むと共にセル先頭通知
信号40を読出し制御部3へ出力するものとする。
【0019】読出し制御部3は、読出し側のアドレスを
カウントするアドレスカウンタ31と、54分周カウン
タ32とを有しており、メモリ1に書き込まれた1セル
当たり53バイトのセル長を54バイトに変換する制御
を行ない、読出しデータ70を読み出してシフトレジス
タ5および多重回路6へ送出するものとする。
【0020】シフトレジスタ5は、メモリ1から読み出
された読出しデータ70を入力し、一つのタイムスロッ
ト分シフトしたシフトデータとして読出しデータ80を
多重回路6へ出力するものとする。
【0021】多重回路6は、図2に示されるようにN個
の“(N+1):1”セレクタ61〜6Nを備えてお
り、読出しデータ70および読出しデータ80に対して
N個のパラレルデータをセレクタ61〜6Nに所定のパ
ターンで接続することによりバイト単位で多重すると共
にCOH情報の1バイトを付加するものとする。
【0022】次に、図1に図2の多重回路構成図を併せ
参照して図1の多重回路6について説明する。
【0023】多重回路6は、図示されるように、N個の
セレクタ61〜6Nを出力データのバイト列単位に備え
ており、バイト列それぞれにおいてバイト単位の多重を
行なうものとする。各セレクタ61〜6Nの入力は読出
しデータ71〜7Nおよび読出しデータ81〜8Nと図
示されるように固定して接続されており、各セレクタ6
1〜6Nを制御するセレクト信号611〜61NはN分
周カウンタ601〜60Nのカウンタ値となっている。
【0024】固定されている接続としては、図示される
ように、セレクタ61の入力端子I0〜IN−1それぞ
れに読出しデータ8N〜81それぞれが接続され、セレ
クタ62の入力端子I0〜IN−1それぞれに読出しデ
ータ71,8N〜82それぞれが接続され、また、セレ
クタ6Nの入力端子I0〜IN−1それぞれに読出しデ
ータ7N−1〜71,8Nそれぞれが接続され、かつ、
全てのセレクタ61〜6Nの入力端子INにはCOH情
報が接続されているものとする。
【0025】
【実施例】次に、図1に図3を併せ参照してメモリ1の
書込みおよび読出しの制御について説明する。図3は、
バイト単位のパラレル展開が“N=6”の場合の実施例
を示すセルフォーマット説明図である。
【0026】書込み側セルフォーマットは、セル先頭通
知信号が書込みアドレス“3”であるとし、タイムスロ
ット“0”に、まずセルフォーマット1のバイト番号1
〜6がバイト列1〜6それぞれに書き込まれ、次の書込
みアドレス“4”のタイムスロット“1”には、セルフ
ォーマット1のバイト番号7〜12がバイト列1〜6そ
れぞれに書き込まれ、書込みアドレス“11”のタイム
スロット“8”では、セルフォーマット1のバイト番号
49〜53およびセルフォーマット2のバイト番号1が
バイト列1〜6それぞれに書き込まれる。
【0027】従って、書込みアドレス“55”に当たる
53番目のタイムスロット“52”ではセルフォーマッ
ト(N=)6のバイト番号48〜53がバイト列1〜6
それぞれに丁度一杯に書き込まれることになり、次の書
込みアドレス“56”では、最初のタイムスロット
“0”に戻り、セルフォーマット1のバイト番号1〜6
がバイト列1〜6それぞれに書き込まれる。
【0028】書込み制御部2は、アドレスカウンタ21
のアドレス値により上述のように各タイムスロット毎に
一様に入力データをバイト単位にメモリ1に書込むこと
になる。また、セル先頭認識回路22は、セルの先頭バ
イト(バイト番号1)がタイムスロット“0”に示され
るようにバイト列1に位置した際のタイムスロット位
置、例えば書込みアドレス“3”をセル先頭通知信号4
0として読出し制御部3へ通知するものとする。
【0029】読出し制御部3では、読出し側セルフォー
マットとして図示されるように、アドレスカウンタ31
のカウンタ値がセル先頭通知信号40として受けたアド
レス数値“3”と一致した際、54分周カウンタ32の
カウンタ値が“0”から起動し、54分周カウンタ32
が53番目のカウンタ値52まで、各タイムスロット毎
に書込み側と同様にデータが一様に読出しデータ70と
して読み出される。従って、54分周カウンタ32のカ
ウンタ値52でセルフォーマット(N=)6のバイト番
号48〜53までバイト列1〜6の全てが読み出される
ことになる。
【0030】54分周カウンタ32の最後となる次のカ
ウンタ値53では、読出し制御部3は、アドレスカウン
タ31の計数を停止し、メモリ1からのデータの読出し
を停止する。従って、読出しアドレス55は、54分周
カウンタ32のカウンタ値53では変わらず、N個のセ
ル単位でこのタイムスロットにNバイトのダミーデータ
が付加されるので、1セル単位のセル長が54バイトに
変換されたと考えることができる。
【0031】また、54分周カウンタ32は、カウンタ
値53の次では初期値の“0”に戻るので次の読出しア
ドレス56では最初のセルフォーマット1のバイト番号
1〜6がバイト列1〜6それぞれから読み出され、これ
までの動作を繰り返す。
【0032】読み出された読出しデータ70は、一方で
は直接、他方ではシフトレジスタ5により1タイムスロ
ット分シフトされた読出しデータ80として、併せて2
N個のパラレルデータとなり、多重回路6へ入力され
る。
【0033】多重回路6では、図2に示されるように、
セレクタ61〜6Nそれぞれは、出力データのバイト列
単位にバイト列の多重を行なう。例えば、セレクタ61
は出力データのバイト列1のバイト単位の多重を行な
い、またセレクタ6Nは出力データのバイト列Nのバイ
ト単位の多重を行なうものとする。セレクタ61〜6N
それぞれは、タイムスロット毎に読出しデータ71〜7
Nおよび読出しデータ81〜8Nから1バイトのデータ
を選択する。また、セル先頭バイト位置にはCOH情報
が選択されるものとする。
【0034】図2を参照して説明したように、読出しデ
ータ70,80の各バイト単位のデータ71〜7N,8
1〜8Nとセレクタ61〜6Nそれぞれの入力端子I0
〜INとの接続はバイト単位で展開されたパラレル数
“N”には無関係に固定されており、セレクト信号61
1〜61Nは一つのセル内ではバイト列に関係なくセレ
クタ61〜6Nそれぞれの同じ入力端子Inを選択す
る。
【0035】また、セレクト信号611〜61Nの切替
えタイミングおよびセル先頭バイト位置は、各バイト列
で異なり54分周カウンタ32のカウンタ値で示され
る。N分周カウンタ601〜60Nそれぞれは、セル先
頭バイト位置を除き、それぞれの切替えタイミングにお
いて、セレクト信号611〜61Nをインクリメントす
る。セル先頭バイト位置のタイミングでは、セレクト信
号によりセレクタ6nの入力端子INからCOH情報を
選択する値が割り込まれる。
【0036】次に、図1および図2に図4を併せ参照し
て、パラレル数(N=)6の場合を例に、図1の多重回
路6の動作制御について具体的に説明する。
【0037】上述のように、読出しデータ70における
データ71〜76は、54分周カウンタ32のカウンタ
値0〜52の53個のタイムスロットに亘り、6個のセ
ルフォーマット分を順次多重回路6へ送っている。一
方、読出しデータ80におけるデータ81〜86は、一
つのタイムスロット分シフトされているので、54分周
カウンタ32のカウンタ値1〜53の53個のタイムス
ロットに亘り、6個のセルフォーマット分を順次多重回
路6へ送っている。
【0038】また、上述のように、54分周カウンタ3
2の次のタイムスロット、読出しデータ70ではカウン
タ値53、および読出しデータ80ではカウンタ値0、
それぞれではダミーデータが送られる。
【0039】セレクト信号611〜616の切替えタイ
ミングは、セル先頭バイト位置を除き、各バイト列で5
4分周カウンタ32のカウンタ値0,9,…,45と
(54/6=)9個のタイムスロット毎にセレクト信号
値0,1,〜,5それぞれで示される。セレクト信号6
11は、これら切替えタイミングのセル先頭バイト位置
に、COH情報を選択するセレクト信号値“6”を図4
に示されるように、割り込ませる。
【0040】セレクタ61〜66では、図2および図4
に示されるように、54分周カウンタ32のカウンタ値
0で、先頭セレクタ61はセレクト信号値6に従って入
力端子I6からCOH情報を出力し、他のセレクタ62
〜66それぞれは入力端子I0へ入力する読取りデータ
71〜75を出力する。従って、実際に、読取りデータ
として入力するセルフォーマット1のデータ番号1から
データ番号53までのバイト単位のデータが54分周カ
ウンタ32のカウンタ値8までバイト列1〜6を埋め尽
くす。
【0041】同様に、54分周カウンタ32のカウンタ
値9〜17で、読取りデータとして入力するセルフォー
マット2のCOH情報に続くデータ番号1からデータ番
号53までの54個のバイト単位のデータがバイト列1
〜6を埋め尽くす。
【0042】上記説明では、“N=6”の場合を図示し
て説明したが、他の数値でも同様であり、バイト列Nに
対してタイムスロット53で53バイトのN個のセルフ
ォーマット1〜Nが丁度充当され、読出しでは次のタイ
ムスロットをダミーデータとして再度先頭のセルデータ
からの読出しが繰返される。
【0043】また、セレクト信号0〜(N−1)による
セルフォーマット1〜Nの多重に対しては、各セルフォ
ーマットの先頭バイト位置にセレクト信号Nが割り込
み、COH情報が挿入されることになる。通常では
“N”の数値が“6”の例のように“54”を丁度割り
切れる数値ではないので、このCOH情報が挿入される
先頭バイト位置はバイト列1とは限らず、少なくとも5
4タイムスロット分の54分周カウンタ32のカウンタ
値0〜53で丁度埋め尽くされることになる。
【0044】
【発明の効果】第1の効果はメモリ数の削減にある。
【0045】この理由は、上記説明のように、バイト単
位にN個のパラレルデータに展開された入力セルをメモ
リする際、パラレル別のメモリではなく、一括したメモ
リ制御を行なっているので、パラレル数N個のメモリで
はなく最小限のメモリ数で構成できるためである。
【0046】第2の効果はメモリ読出し制御の簡素化に
ある。
【0047】この理由は、上記説明のように、メモリか
ら読み出した読出しデータとこの読出しデータをシフト
レジスタを介して得られたシフトデータとを入力する多
重回路によりパラレル数に依存せず一括した多重制御が
できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1の部分詳細の一形態を示す機能ブロック図
である。
【図3】図1におけるメモリ制御の一形態を示すタイム
チャートである。
【図4】図2における多重制御の一形態を示すタイムチ
ャートである。
【図5】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 書込み制御部 3 読出し制御部 5 シフトレジスタ 6 多重回路 21、31 アドレスカウンタ 22 セル先頭認識回路 32 54分周カウンタ 61〜6N セレクタ 601〜60N N分周カウンタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 53バイトのATM(Asynchronous Tra
    nsfer Mode) セルを一つのセル当たり54バイトのセル
    長に変換するATMセルフォーマット変換方法におい
    て、バイト単位でN(N<53)個にパラレル展開され
    メモリに書き込まれた53バイトのATMセルをNセル
    分(53タイムスロット対応)読出したのち、一つのタ
    イムスロットの読出しを停止しバイト単位でN個のダ
    ミーデータを付加した後、前記メモリから読み出された
    データとこのデータをシフトレジスタにより一つのタイ
    ムスロット分シフトしたデータとをN個のセレクタによ
    りバイト単位に多重してセルを組み立て直し、1バイト
    の付加情報をセルオーバヘッド(COH)として付加す
    ることを特徴とするATMセルフォーマット変換方法。
  2. 【請求項2】 53バイトのATMセルを一つのセル当
    たり54バイトのセル長に変換するATMセルフォーマ
    ット変換回路において、バイト単位でN(N<53)個
    にパラレル展開された53バイトのATMセルを記憶す
    るメモリと、N個の53バイトのセルフォーマットをタ
    イムスロット0〜52毎にNバイトずつのデータを前記
    メモリに順次書き込むと共にこのN個のセルフォーマッ
    トのセル先頭位置を通知するセル先頭通知信号を出力す
    る書き込み制御部と、前記セル先頭通知信号を受け、前
    記メモリに書き込まれた53バイトのATMセルをNセ
    ル分(53タイムスロット対応)読出したのち、一つの
    タイムスロットの読出しを停止しバイト単位でN個のダ
    ミーデータを付加する読出し制御部と、前記メモリから
    読み出された読出しデータを入力し一つのタイムスロッ
    ト分シフトしてシフトデータとして出力するシフトレジ
    スタと、前記読出しデータおよびシフトデータを入力し
    N個のバイト列による54個のタイムスロットに、CO
    H情報を先頭とする53バイトのATMセルで構成され
    るセルフォーマットのN個分に組み立てて多重出力する
    多重回路とを備えることを特徴とするATMセルフォー
    マット変換回路。
  3. 【請求項3】 請求項において、前記多重回路は、前
    記シフトデータの下位バイト列データから上位バイト列
    データの順序でN個の入力端子に接続され、“N+1”
    番目の入力端子にCOH情報を接続し、セレクト信号を
    受けて最上位バイト列として多重出力される第1のセレ
    クタと、前記読出しデータの上位から“n−1”番目の
    バイトデータから上位に対して“n−1”個、続いて前
    記シフトデータの最下位バイトから上位に対して“N−
    n+1”個、かつ“N+1”番目の入力端子にCOH情
    報を接続し、セレクト信号を受けて第n番目のバイト列
    として多重出力される“N−1”個の第n(n=2〜
    N)のセレクタと、前記各セレクタからN個のバイト列
    による54個のタイムスロットに、COH情報を先頭と
    する53バイトのATMセルで構成されるセルフォーマ
    ットのN個分に組み立てて多重出力する前記セレクト信
    号を出力するN分周カウンタとを備えることを特徴とす
    るATMセルフォーマット変換回路。
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