JP2939941B2 - 情報問合せ方式 - Google Patents

情報問合せ方式

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JP2939941B2
JP2939941B2 JP8210557A JP21055796A JP2939941B2 JP 2939941 B2 JP2939941 B2 JP 2939941B2 JP 8210557 A JP8210557 A JP 8210557A JP 21055796 A JP21055796 A JP 21055796A JP 2939941 B2 JP2939941 B2 JP 2939941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報問合せ方式に関
し、特に移動プログラムを用いて、例えば、都合が合う
まで予定を問い合わせて会議の日程などを調整するシス
テムや、電子商店など商品を購入してもらうために各種
商品の販売価格の問合せや交渉を許可しているシステ
ム、ソフトウェアや計算機やデータベースの制限つき無
料サービスなどの分野における情報問合せ方式に関す
る。
【0002】従来、移動プログラムについては、特開平
6−295286号公報等に開示されているものが知ら
れている。
【0003】従来の移動プログラムを使用するシステ
ム、例えば、会議の日程などを調整するシステムでは、
ある日の都合を問い合わせて、その日の都合が悪かった
場合には、別の日の都合を問い合わせるといった処理を
繰り返すことにより都合の合う日を見つけ出す。このと
き、予定を聞かれた側では、都合の合う日が見つかるま
で問合せが繰り返されるため、返答した情報が相手に蓄
積されればスケジュールの漏洩につながりかねないとい
う問題がある。
【0004】また、電子商店の場合も、商店の側では、
顧客の満足する商品が見つかるまで問合せが続くため、
店の品揃えや店頭価格などが漏れる危険性があるという
問題がある。
【0005】さらに、例えば、ソフトウェアや計算機や
データベースの制限つき無料サービスなどでは、一般
に、利用可能な時間や提供可能な情報量が制限されてお
り、試行錯誤的に無駄な問合せをした場合、評価したい
結果を得る前に制限に達してしまうといった問題があ
る。
【0006】すなわち、本発明は、1つ1つの情報の提
供には問題は発生しないが、(1) 情報がある量以上
提供される場合もしくは蓄積される場合や、(2) あ
る情報の組合せが提供される場合もしくは蓄積される場
合に問題が発生する分野における情報問合せ方式に関す
るものである。
【0007】
【従来の技術】従来は、サービス手段の提供した情報量
が一定値を越えるとサービスを打ち切るなど、サービス
手段との問合せの段階で、提供可能な情報量に制限をお
く方式をとっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サービス手段との問合せ段階で提供可能な情報に制限を
課する方式では、受け手の問合せ方法が良くないと、受
け手にとって不要な情報ばかりが返され、必要な情報の
入手に至る前に、情報量が制限値に達してサービスが打
ち切られるという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、問合せ時に情報制限によ
る打ち切りが発生することなく必要な情報を引き出すこ
とができると同時に、ある量以上の情報が外部へ漏れた
り、問題となる情報の組合せが外部へ漏れたりすること
を防ぐことができる情報問合せ方式を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報問合せ方式
は、外部通信路から移動プログラムを受信するプログラ
ム受信手段と、前記移動プログラムを格納するプログラ
ム格納手段と、前記移動プログラムを解釈し実行するプ
ログラム解釈手段と、変数名毎に唯一の格納領域に、実
行要求文とその結果とを読み書きすることが可能なデー
タ格納手段と、前記移動プログラムからの、ローカルマ
シン上の情報へのアクセス要求やローカルマシン上のプ
ログラムの実行要求を受け付け、その実行要求文、およ
び、実行結果を前記データ格納手段に格納し、格納場所
を表す変数名を返すサービス手段と、前記移動プログラ
ムから外部送信要求があった時に起動され、前記移動プ
ログラムによって指定された返送情報中の情報内容が、
前記変数名のみによって構成されていることを確認し、
前記変数名を、実際の格納値に置き換えて送信する外部
送信手段と、前記移動プログラムによって指定された返
送情報から、前記変数名を抽出する情報抽出手段と、前
記情報抽出手段の抽出結果を格納する送出情報記憶手段
と、前記送出情報記憶手段を調べて制限を満たしている
ことをチェックし、違反している場合には、前記外部送
信手段へ送信動作の抑制を指示する情報制限確認手段と
から構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
情報問合せ方式の構成を示すブロック図である。本実施
の形態に係る情報問合せ方式は、外部通信路から移動プ
ログラムを受信するプログラム受信手段101と、移動
プログラムを格納するプログラム格納手段102と、移
動プログラムを解釈し実行するプログラム解釈手段10
3と、変数名毎に唯一の格納領域に実行要求文とその結
果とを読み書きすることが可能なデータ格納手段104
と、移動プログラムからのローカルマシン(移動プログ
ラムが移動した先のマシンをいう)上の情報へのアクセ
ス要求やローカルマシン上のプログラムの実行要求を受
け付け、その実行要求文および実行結果をデータ格納手
段104に格納し、格納場所を表す変数名を返すサービ
ス手段105と、移動プログラムから外部送信要求があ
ったときに起動され、移動プログラムによって指定され
た返送情報中の情報内容が変数名のみによって構成され
ていることを確認し、変数名を実際の実行結果に置き換
えて送信する外部送信手段106と、移動プログラムに
よって指定された返送情報から変数名を抽出する情報抽
出手段107と、情報抽出手段107の抽出結果を格納
する送出情報記憶手段108と、送出情報記憶手段10
8を調べて制限を満たしていることをチェックし、違反
している場合には外部送信手段106へ送信動作の抑制
を指示する情報制限確認手段109とから構成されてい
る。
【0013】図2を参照すると、プログラム受信手段1
01の処理は、プログラム受信するステップ201
と、プログラム格納手段へ格納するステップ202と、
プログラム解釈手段起動するステップ203とからな
る。
【0014】図3を参照すると、プログラム解釈手段1
03の処理は、プログラム受信通知するステップ30
1と、プログラム解釈するステップ302と、サービ
ス手段への問合せ要求判定するステップ303と、サ
ービス手段へ実行要求文通知するステップ304と、
実行結果格納先変数名受理するステップ305と、外
部送信要求判定するステップ306と、返送情報を外
部送信手段および情報抽出手段へ通知するステップ30
7と、外部送信手段から実行結果受理するステップ3
08と、その他のオペレーション実行するステップ3
09とからなる。
【0015】図4を参照すると、サービス手段105の
処理は、プログラム解釈手段からの実行要求受理する
ステップ401と、サービス実行するステップ402
と、実行結果受理するステップ403と、データ格納
手段へ格納領域を要求し新しい変数名を受理するステッ
プ404と、実行要求文および実行結果を新変数名の領
域へ格納要求するステップ405と、新変数名を返却
ステップ406とからなる。
【0016】図5を参照すると、外部送信手段106の
処理は、返送情報受理するステップ501と、返送情
報中に変数名以外のものが含まれるかどうかを判定する
ステップ502と、送信拒否するステップ503と、
各変数名についてデータ格納手段へ格納値要求する
テップ504と、返送情報中の変数名を置き換えステ
ップ505と、情報制限確認手段確認待ちをするステ
ップ506と、情報制限確認OK判定するステップ5
07と、送信拒否するステップ508と、返送情報
送信するステップ509とからなる。
【0017】図6を参照すると、情報抽出手段107の
処理は、返送情報受理するステップ601と、変数名
抽出するステップ602と、送出情報記憶手段へ通知
するステップ603とからなる。
【0018】図7を参照すると、送出情報記憶手段10
8の処理は、変数名受理するステップ701と、格納
処理実行するステップ702と、情報制限確認手段へ
更新通知するステップ703とからなる。
【0019】図8を参照すると、情報制限確認手段10
9の処理は、送出情報記憶手段からの更新通知する
テップ801と、送出情報記憶手段の内容が制限違反
どうかを判定するステップ802と、外部送信手段へN
通知するステップ803と、外部送信手段へOK
通知するステップ804とからなる。
【0020】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る情報問合せ方式の動作について説明する。
【0021】ローカルマシンに移動プログラムが到着す
ると、プログラム受信手段101は、図2に示す処理に
従い、移動プログラムを受信し(ステップ201)、受
信した移動プログラムをプログラム格納手段へ格納して
(ステップ202)、プログラム解釈手段103を起動
する(ステップ203)。
【0022】プログラム解釈手段103は、図3に示す
処理に従い、プログラム受信手段101からプログラム
受信通知を受けると(ステップ301)、プログラム格
納手段102の内容を逐一参照して移動プログラムを解
釈する(ステップ302)。移動プログラムの解釈中の
位置にある命令がサービス手段105への問合せ要求で
あった場合には(ステップ303)、プログラム解釈手
段103は、サービス手段105へ実行要求文を通知し
て(ステップ304)、実行結果を格納した変数名を受
け取り(ステップ305)、プログラム解釈処理に戻り
次の命令を解釈する。また、移動プログラムの解釈中の
位置にある命令が外部送信要求であった場合には(ステ
ップ306)、プログラム解釈手段103は、送信すべ
き返送情報を外部送信手段106および情報抽出手段1
07へ通知し(ステップ307)、外部送信手段106
から実行結果を受け取り(ステップ308)、プログラ
ム解釈処理に戻り次の命令を解釈する。また、移動プロ
グラムの解釈中の位置にある命令がサービス手段105
への問合せ要求でも外部送信要求でもなかった場合に
は、プログラム解釈手段103は、命令に該当する操作
を実行し(ステップ309)、プログラム解釈処理に戻
り次の命令を解釈する。
【0023】プログラム解釈手段103から実行要求文
を通知されたサービス手段105は、図4に示す処理に
従い、実行要求文を受理して(ステップ401)、ロー
カルマシン上の情報へのアクセスやローカルマシン上の
プログラムの実行などのサービスを実行して(ステップ
402)、実行結果を受け取り(ステップ403)、デ
ータ格納手段104へ新しい格納領域の割り当てを要求
して、割り当てられた格納領域を示す新しい変数名を受
け取り(ステップ404)、実行要求文と実行結果を新
しい変数名の領域に格納する要求をデータ格納手段10
4へ出し(ステップ405)、プログラム解釈手段10
3へ新しい変数名を返却する(ステップ406)。
【0024】プログラム解釈手段103から返送情報を
通知された外部送信手段106は、図5に示す処理に従
い、返送情報を受理して(ステップ501)、返送情報
の内容に変数名以外のものが含まれていないかどうかを
確認し(ステップ502)、含まれている場合は送信拒
否をプログラム解釈手段103へ返却する(ステップ5
03)。一方、返送情報の内容が変数名のみの場合に
は、外部送信手段106は、各変数名の指す領域に格納
された実行結果の値をデータ格納手段104から得て
(ステップ504)、返送情報中の変数名をその値に置
き換え(ステップ505)、情報制限確認手段109か
らの通知を待ち(ステップ506)、その内容を調べて
(ステップ507)、NGが通知された場合には、送信
拒否をプログラム解釈手段103へ返却する(ステップ
508)。また、OKが通知された場合には、外部送信
手段106は、返送情報を送信し、送信完了をプログラ
ム解釈手段103へ返却する(ステップ509)。
【0025】プログラム解釈手段103から返送情報を
通知された情報抽出手段107は、図6に示す処理に従
い、返送情報を受理して(ステップ601)、返送情報
に含まれている変数名を抽出し(ステップ602)、送
出情報記憶手段108へ抽出した変数名を通知する(ス
テップ603)。
【0026】送出情報記憶手段108は、図7に示す処
理に従い、通知された変数名を受理して(ステップ70
1)、格納処理を実行し(ステップ702)、情報制限
確認手段109へ格納情報の更新を通知する(ステップ
703)。
【0027】情報制限確認手段109は、図8に示す処
理に従い、送出情報記憶手段108から格納情報の更新
が通知されると(ステップ801)、格納されている内
容が制限を違反していないかを確認し(ステップ80
2)、違反している場合には、外部送信手段106へN
Gを通知する(ステップ803)。また、制限を違反し
ていない場合には、情報制限確認手段109は、外部送
信手段106へOKを通知する(ステップ804)。
【0028】次に、図1に示した第1の実施の形態に係
る情報問合せ方式において、プログラム解釈手段10
3, 外部送信手段106および情報抽出手段107の処
理の変形例について説明する。なお、プログラム受信手
段101, サービス手段105, 送出情報記憶手段10
8および情報制限確認手段109の動作は、前述した説
明と同一である。
【0029】図9を参照すると、プログラム解釈手段1
03の処理の変形例は、プログラム受信通知するステ
ップ901と、プログラム解釈するステップ902
と、サービス手段への問合せ要求判定するステップ9
03と、サービス手段へ実行要求文通知するステップ
904と、実行結果格納先変数名受理するステップ9
05と、移動要求判定するステップ906と、移動実
体を外部送信手段および情報抽出手段へ通知するステッ
プ907と、外部送信手段から実行結果受理するステ
ップ908と、その他のオペレーション実行するステ
ップ909とからなる。
【0030】この変形例では、プログラム解釈手段10
3は、図9に示す処理に従い、プログラム受信手段10
1からプログラム受信通知を受けると(ステップ90
1)、プログラム格納手段102の内容を逐一参照して
移動プログラムを解釈する(ステップ902)。移動プ
ログラムの解釈中の位置にある命令がサービス手段10
5への問合せ要求であった場合には(ステップ90
3)、プログラム解釈手段103は、サービス手段10
5へ実行要求文を通知して(ステップ904)、実行結
果を格納した変数名を受け取り(ステップ905)、プ
ログラム解釈処理に戻り次の命令を解釈する。また、移
動プログラムの解釈中の位置にある命令が移動要求であ
った場合には(ステップ906)、プログラム解釈手段
103は、移動実体を外部送信手段106および情報抽
出手段107へ通知し(ステップ907)、外部送信手
段106から実行結果を受け取り(ステップ908)、
プログラム解釈処理に戻り次の命令を解釈する。また、
移動プログラムの解釈中の位置にある命令がサービス手
段105への問合せ要求でも外部送信要求でもなかった
場合には、プログラム解釈手段103は、命令に該当す
る操作を実行し(ステップ909)、プログラム解釈処
理に戻り次の命令を解釈する。
【0031】図10を参照すると、外部送信手段106
の処理の変形例は、移動実体受理するステップ100
1と、情報内容に変数名以外のものが含まれるかどうか
判定するステップ1002と、送信拒否するステッ
プ1003と、各変数名についてデータ格納手段へ格納
要求するステップ1004と、移動実体中の変数名
を置き換えステップ1005と、情報制限確認手段
確認待ちをするステップ1006と、情報制限確認OK
判定するステップ1007と、送信拒否するステッ
プ1008と、移動実体送信するステップ1009と
からなる。
【0032】この変形例では、外部送信手段106は、
プログラム解釈手段103から移動実体を通知される
と、図10に示す処理に従い、移動実体(移動プログラ
ムにローカルマシンで新たな情報を追加したものをい
う)を受理して(ステップ1001)、移動実体中の情
報内容に変数名以外のものが含まれていないかどうかを
確認し(ステップ1002)、含まれている場合は送信
拒否をプログラム解釈手段103へ返却する(ステップ
10O3)。一方、移動実体中の情報内容が変数名のみ
の場合には、外部送信手段106は、各変数名の指す領
域に格納された実行結果の値をデータ格納手段104か
ら得て(ステップ1004)、移動実体中の変数名をそ
の値に置き換え(ステップ1005)、情報制限確認手
段109からの通知を待ち(ステップ1006)、その
内容を調べて(ステップ1007)、NGが通知された
場合には、送信拒否をプログラム解釈手段103へ返却
する(ステップ1008)。また、OKが通知された場
合には、外部送信手段106は、返送情報を送信し、送
信完了をプログラム解釈手段103へ返却する(ステッ
プ1009)。
【0033】図11を参照すると、情報抽出手段107
の処理の変形例は、移動実体受理するステップ110
1と、変数名抽出するステップ1102と、送出情報
記憶手段へ通知するステップ1103とからなる。
【0034】この変形例では、情報抽出手段107は、
プログラム解釈手段103から移動実体を通知される
と、図11に示す処理に従い、移動実体を受理して(ス
テップ1101)、移動実体に含まれている変数名を抽
出し(ステップ1102)、送出情報記憶手段108へ
抽出した変数名を通知する(ステップ1103)。
【0035】続いて、図1に示した第1の実施の形態に
係る情報問合せ方式で、送出情報記憶手段108の処理
の第1ないし第5の変形例について説明する。
【0036】図12を参照すると、送出情報記憶手段1
08の処理の第1の変形例は、変数名受理するステッ
プ1201と、以前の格納情報削除するステップ12
02と、受理した変数名記憶するステップ1203
と、情報制限確認手段へ更新通知するステップ120
3とからなる。
【0037】第1の変形例では、送出情報記憶手段10
8は、図12に示す処理に従い、通知された変数名を受
理すると(ステップ1201)、以前の格納情報は削除
し(ステップ1202)、受理した変数名のみを格納し
(ステップ1203)、情報制限確認手段109へ格納
情報の更新を通知する(ステップ1204)。
【0038】図13を参照すると、送出情報記憶手段1
08の処理の第2の変形例は、変数名受理するステッ
プ1301と、受理した変数名記憶するステップ13
02と、情報制限確認手段へ更新通知するステップ1
303とからなる。
【0039】第2の変形例では、送出情報記憶手段10
8は、図13に示す処理に従い、通知された変数名を受
理すると(ステップ1301)、以前の格納情報ととも
に受理した変数名を格納し(ステップ1302)、情報
制限確認手段109へ格納情報の更新を通知する(ステ
ップ1303)。
【0040】図14を参照すると、送出情報記憶手段1
08の処理の第3の変形例は、変数名受理するステッ
プ1401と、送付する相手毎に受理した変数名を記憶
するステップ1402と、情報制限確認手段へ更新
するステップ1403とからなる。
【0041】第3の変形例では、送出情報記憶手段10
8は、図14に示す処理に従い、通知された変数名を受
理すると(ステップ1401)、送付する相手毎に分類
して格納してある以前の格納情報に、受理した変数名を
追加して格納し(ステップ1402)、情報制限確認手
段109へ格納情報の更新を通知する(ステップ140
3)。
【0042】図15を参照すると、送出情報記憶手段1
08の処理の第4の変形例は、変数名受理するステッ
プ1501と、移動プログラムのID毎に受理した変数
記憶するステップ1502と、情報制限確認手段へ
更新通知するステップ1503とからなる。
【0043】第4の変形例では、送出情報記憶手段10
8は、図15に示す処理に従い、通知された変数名を受
理すると(ステップ1501)、送付要求した移動プロ
グラムのID毎に分類して格納してある以前の格納情報
に、受理した変数名を追加して格納し(ステップ150
2)、情報制限確認手段109へ格納情報の更新を通知
する(ステップ1503)。
【0044】図16を参照すると、送出情報記憶手段1
08の処理の第5の変形例は、変数名受理するステッ
プ1601と、移動プログラムの所有者毎に受理した変
数名を記憶するステップ1602と、情報制限確認手段
へ更新通知するステップ1603とからなる。
【0045】第5の変形例では、送出情報記憶手段10
8は、図16に示す処理に従い、通知された変数名を受
理すると(ステップ1601)、送付要求した移動プロ
グラムの所有者毎に分類して格納してある以前の格納情
報に、受理した変数名を追加して格納し(ステップ16
02)、情報制限確認手段109へ格納情報の更新を通
知する(ステップ1603)。
【0046】次に、図1に示した第1の実施の形態に係
る情報問合せ方式で、情報制限確認手段109の処理の
第1ないし第4の変形例について説明する。
【0047】図17を参照すると、情報制限確認手段1
09の処理の第1の変形例は、送出情報記憶手段からの
更新通知するステップ1701と、送出情報記憶手段
に含まれる変数名の領域に格納された実行要求文をデー
タ格納手段へ問ステップ1702と、禁止さ
れた問合せの組が存在するかどうかを判定するステップ
1703と、外部送信手段へNG通知するステップ1
704と、外部送信手段へOK通知するステップ17
05とからなる。
【0048】第1の変形例では、情報制限確認手段10
9は、図17に示す処理に従い、送出情報記憶手段10
8から格納情報の更新が通知されると(ステップ170
1)、送出情報記憶手段108に格納されている変数名
の指す領域に格納された実行要求文をデータ格納手段1
04へ問い合わせ(ステップ1702)、実行要求文の
中に禁止された問合せの組が存在していないかどうかを
確認し(ステップ1703)、違反している場合には、
外部送信手段106へNGを通知する(ステップ170
4)。また、違反していない場合には、情報制限確認手
段109は、外部送信手段106へOKを通知する(ス
テップ1705)。
【0049】図18を参照すると、情報制限確認手段1
09の処理の第2の変形例は、送出情報記憶手段からの
更新通知するステップ1801と、送出情報記憶手段
に含まれる変数の数をカウントするステップ1802
と、変数の数が制限値以上であるかどうかを判定する
テップ1803と、外部送信手段へNG通知するステ
ップ1804と、外部送信手段へOK通知するステッ
プ1805とからなる。
【0050】第2の変形例では、情報制限確認手段10
9は、図18に示す処理に従い、送出情報記憶手段10
8から格納情報の更新が通知されると(ステップ180
1)、送出情報記憶手段108に格納されている変数名
の数を数え(ステップ1802)、その数が制限値以上
であるかどうかを調べ(ステップ1803)、制限値以
上である場合には外部送信手段106へNGを通知する
(ステップ1804)。また、制限値に満たない場合に
は、情報制限確認手段109は、外部送信手段106へ
OKを通知する(ステップ1805)。
【0051】図19を参照すると、情報制限確認手段1
09の処理の第3の変形例は、送出情報記憶手段からの
更新通知するステップ1901と、送出情報記憶手段
に含まれる変数名の領域に格納された実行結果をデータ
格納手段へ問ステップ1902と、値のサイ
ズの総和を計算するステップ1903と、サイズの総和
が制限値以上かどうかを判定するステップ1904と、
外部送信手段へNG通知するステップ1905と、外
部送信手段へOK通知するステップ1906とからな
る。
【0052】第3の変形例では、情報制限確認手段10
9は、図19に示す処理に従い、送出情報記憶手段10
8から格納情報の更新が通知されると(ステップ190
1)、送出情報記憶手段108に格納されている変数名
の指す領域に格納された実行結果の値をデータ格納手段
104へ問い合わせ(ステップ1902)、値のサイズ
の総和を計算し(ステップ1903)、その数が制限値
以上であるかどうかを調べ(ステップ1904)、制限
値以上である場合には、外部送信手段106へNGを通
知する(ステップ1905)。また、制限値に満たない
場合には、情報制限確認手段109は、外部送信手段1
06へOKを通知する(ステップ1906)。
【0053】図20を参照すると、情報制限確認手段1
09の処理の第4の変形例は、送出情報記憶手段からの
更新通知するステップ2001と、送出情報記憶手段
に含まれる変数名の領域に格納された実行結果をデータ
格納手段へ問ステップ2002と、送出情報
記憶手段に含まれる変数の数をカウントするステップ2
003と、送出情報記憶手段に含まれる変数名の領域に
格納された実行要求文をデータ格納手段へ問
ステップ2004と、実行結果のサイズを計算するステ
ップ2005と、実行要求文, 変数の数, 実行結果のサ
イズの組が禁止規則を満たすかどうかを判定するステッ
プ2006と、外部送信手段へNG通知するステップ
2007と、外部送信手段へOK通知するステップ2
008とからなる。
【0054】第4の変形例では、情報制限確認手段10
9は、図20に示す処理に従い、送出情報記憶手段10
8から格納情報の更新が通知されると(ステップ200
1)、送出情報記憶手段108に格納されている変数名
の指す領域に格納された実行要求文をデータ格納手段1
04へ問い合わせ(ステップ2002)、送出情報記憶
手段108に格納されている変数名の数を数え(ステッ
プ2003)、送出情報記憶手段108に格納されてい
る変数名の指す領域に格納された実行結果の値をデータ
格納手段104へ問い合わせ(ステップ2004)、実
行結果の値のサイズを計算し(ステップ2005)、実
行要求文, 変数の数, 実行結果のサイズの組が禁止規則
を満たすかどうかを調べ(ステップ2006)、違反し
ている場合には、外部送信手段106へNGを通知する
(ステップ2007)。また、違反していない場合に
は、情報制限確認手段109は、外部送信手段106へ
OKを通知する(ステップ2008)。
【0055】図21は、本発明の第2の実施の形態に係
る情報問合せ方式の構成を示すブロック図である。本実
施の形態に係る情報問合せ方式は、図1に示した第1の
実施の形態に係る情報問合せ方式に加えて、移動プログ
ラムから移動要求があったときにプログラム受信手段2
101の受信した移動プログラムと移動実体との差分を
調べ、サービス手段2105の返却値である変数名以外
の値が差分に含まれる場合には、外部送信手段2106
へプログラム移動動作の抑制を指示する移動実体検査手
段2110をさらに有する。
【0056】なお、図21に示す第2の実施の形態に係
る情報問合せ方式では、図1に示した第1の実施の形態
に係る情報問合せ方式におけるのと同一の構成要素を併
せて記載している。すなわち、図1におけるプログラム
受信手段101は、図21ではプログラム受信手段21
01であり、図1におけるプログラム格納手段102
は、図21ではプログラム格納手段2102であり、図
1におけるプログラム解釈手段103は、図21ではプ
ログラム解釈手段2103であり、図1におけるデータ
格納手段104は、図21ではデータ格納手段2104
であり、図1におけるサービス手段105は、図21で
はサービス手段2105であり、図1における外部送信
手段106は、図21では外部送信手段2106であ
り、図1における情報抽出手段107は、図21では情
報抽出手段2107であり、図1における送出情報記憶
手段108は、図21では送出情報記憶手段2108で
あり、図1における情報制限確認手段109は、図21
では情報制限確認手段2109である。
【0057】図22を参照すると、プログラム解釈手段
2103の処理は、移動実体受理するステップ220
1と、情報内容に変数名以外のものが含まれるかどうか
判定するステップ2202と、送信拒否するステッ
プ2203と、各変数名についてデータ格納手段へ格納
要求するステップ2204と、移動実体中の変数名
を置き換えステップ2205と、情報制限確認手段
確認待ちをするステップ2206と、情報制限確認OK
判定するステップ2207と、送信拒否するステッ
プ2208と、移動実体検査手段確認待ちをするステ
ップ2209と、移動実体検査OK判定するステップ
2210と、送信拒否するステップ2211と、移動
実体送信するステップ2212とからなる。
【0058】図23を参照すると、移動実体検査手段2
110の処理は、移動実体受理するステップ2301
と、受信時の移動プログラムと移動実体との差分を調べ
るステップ2302と、差分中に変数名以外のものが含
まれるかどうかを判定するステップ2303と、外部送
信手段へプログラム移動拒否通知するステップ230
4と、外部送信手段へプログラム移動許可通知する
テップ2305とからなる。
【0059】なお、その他の構成要素の動作は、図1に
示した第1の実施の形態に係る情報問合せ方式における
動作と同一である。
【0060】次に、第2の実施の形態に係る情報問合せ
方式における外部送信手段2106および移動実体検査
手段2110の動作について説明する。
【0061】外部送信手段2106は、プログラム解釈
手段2103から移動実体を通知されると、図22に示
す処理に従い、移動実体を受理して(ステップ220
1)、移動実体中の情報内容に変数名以外のものが含ま
れていないかどうかを確認し(ステップ2202)、含
まれている場合は送信拒否をプログラム解釈手段210
3へ返却する(ステップ2203)。一方、移動実体中
の情報内容が変数名のみの場合には、外部送信手段21
06は、各変数名の指す領域に格納された実行結果の値
をデータ格納手段2104から得て(ステップ220
4)、移動実体中の変数名をその値に置き換え(ステッ
プ2205)、情報制限確認手段2109からの通知を
待ち(ステップ2206)、その内容を調べて(ステッ
プ2207)、NGが通知された場合には、送信拒否を
プログラム解釈手段2103へ返却する(ステップ22
08)。また、OKが通知された場合には、外部送信手
段2106は、さらに移動実体検査手段2110からの
通知を待ち(ステップ2209)、その内容を調べて
(ステップ2210)、NGが通知された場合には、送
信拒否をプログラム解釈手段2103へ返却する(ステ
ップ2211)。OKが通知された場合には、外部送信
手段2106は、返送情報を送信し、送信完了をプログ
ラム解釈手段2103へ返却する(ステップ221
2)。
【0062】移動実体検査手段2110は、プログラム
解釈手段2103から移動実体を通知されると、図23
に示す処理に従い、移動実体を受理して(ステップ23
01)、受信時の移動プログラムと移動実体との差分を
調べ(ステップ2302)、差分中に変数名以外のもの
が含まれる場合には(ステップ2303)、外部送信手
段2106へNGを通知し(ステップ2304)、差分
中に変数名以外のものが含まれない場合には、外部送信
手段2106へOKを通知する(ステップ2305)。
【0063】なお、データ格納手段104および210
4の管理する格納領域は、例えば図24に示すように、
変数名と実行要求文と実行結果の3つのフィールドから
なっており、格納領域へのアクセス要求があった場合に
は、変数名フィールドを参照して、指定された変数名と
一致する領域を探し、該当する領域に対してアクセスす
る。
【0064】また、返送情報は、例えば図25に示すよ
うに、宛先と送信内容とから構成されている。送信内容
は、移動プログラムの実行によってサービス手段105
から得た変数名が記述されている。
【0065】また、移動実体は、例えば図26に示すよ
うに、宛先とプログラム本体とから構成されている。プ
ログラム本体は、さらに、プログラム解釈手段103お
よび2103によって解釈されるプログラムコードと、
プログラムコードの実行によって得られた変数名を格納
する変数名領域とから構成されている。
【0066】
【実施例】次に、本発明の実施例について会議の日程調
整を例にとって簡単に説明する。
【0067】例えば、1日〜4日のうちでA氏との都合
のつく日の午前中に会議を持ちたいとする。
【0068】A氏のローカルマシンには、A氏のスケジ
ュールがデータ格納手段104にデータベース化されて
おり、その内容が以下のようなものであるとする。 1日の予定:午前午後とも予定あり 2日の予定:午前のみ予定あり 3日の予定:午前午後とも予定なし 4日の予定:午前のみ予定あり
【0069】また、A氏のスケジュールの通知に関する
制限は、次の2つであるとする。 制限1:3日分以上の予定を同時に通知することは禁止 制限2:連続した2日分の予定を同時に通知することは
禁止
【0070】一方、会議の日程を調整するプログラム
は、移動せず特定のマシン上で稼働しており、出席者の
予定の確認は移動プログラムが行うとする。移動プログ
ラムは、出席者のスケジュールを問い合わせることので
きるローカルマシンへ移動し、1日, 2日, 3日, 4日
の予定をこの順に問い合わせ、その回答の中で午前が空
いている日を選ぶという処理を行うものとする。
【0071】この例の場合、従来の技術では、制限1お
よび制限2が、そのままA氏のスケジュールの問合せに
関する制限となるため、前記出席者の予定を確認する移
動プログラムが、1日のA氏のスケジュールを聞くと、
午前が空いていないため、次に2日のA氏のスケジュー
ルを聞きこうとし、制限2に違反して問合せが失敗す
る。
【0072】本実施例の情報問合せ方式では、移動プロ
グラムが、サービス手段105に対し、まず、「1日の
予定は?」という実行要求文を与えると、サービス手段
105は、図4に示した処理に従い、実行要求文を受理
し(ステップ401)、「1日の予定」をデータ格納手
段104へ問い合わせ(ステップ402)、実行の結果
「午前午後とも予定あり」を得て(ステップ403)、
データ格納手段104から新たな変数名var1の領域
の割当を受け(ステップ404)、変数名var1の領
域へ実行要求文「1日の予定は?」と実行結果「午前午
後とも予定あり」を格納し(ステップ405)、変数名
var1を返却する(ステップ406)。
【0073】移動プログラムは、返却された変数名va
r1の領域の実行結果を調べ、午前が空いていないこと
を知り、サービス手段105に対し、「2日の予定は
?」という実行要求文を与える。
【0074】サービス手段105は、情報の提供を制限
していないため、同様の処理により、「2日の予定」を
データ格納手段104へ問い合わせて回答を得、新変数
名var2の領域へ実行要求文「2日の予定は?」と実
行結果「午前のみ予定あり」とを格納し、変数名var
2を返却する。
【0075】移動プログラムは、返却された変数名va
r1の領域の実行結果を調べ、午前が空いていないこと
を知り、サービス手段105に対し、「3日の予定は
?」という実行要求文を与える。
【0076】サービス手段105は、同様の処理によ
り、変数名var3の領域へ実行要求文「3日の予定は
?」と実行結果「午前午後とも予定なし」とを格納し、
変数名var3を返却する。
【0077】以上のように問合せが繰り返されて、移動
プログラムは、3日は午前午後とも予定がないために会
議の設定が可能であることが分かる。
【0078】次に、移動プログラムは、3日の午前はA
氏の都合が良いことを、外部の会議日程調整プログラム
へ通知する要求を外部送信手段106へ出す。
【0079】返送情報は、「宛先:会議日程調整プログ
ラム」および「送信内容:var3」である。
【0080】外部送信手段106は、図5に示した処理
に従い、上記の返送情報を受理すると(ステップ50
1)、送信内容に変数名以外のものが含まれていないか
どうかをチェックし(ステップ502)、含まれていな
いことを確認すると、上記返送情報中の変数名var3
を、実行結果「午前午後とも予定なし」に置き換え(ス
テップ505)、情報制限確認手段109からの通知を
待つ(ステップ506)。
【0081】一方、情報抽出手段107は、図6に示し
た処理に従い、上記の返送情報を受理すると(ステップ
601)、変数名var3を抽出し(ステップ60
2)、送出情報記憶手段108へ変数名var3を通知
する(ステップ603)。
【0082】送出情報記憶手段108は、図7に示した
処理に従い、変数名var3を受理すると(ステップ7
01)、それを格納し(ステップ702)、更新通知を
情報制限確認手段109へ通知する(ステップ70
3)。
【0083】情報制限確認手段109は、図8に示した
処理に従い、送出情報記憶手段108からの更新通知を
受理すると(ステップ801)、送出情報記憶手段10
8の内容の制限違反を調べる(ステップ802)。
【0084】この例の場合、制限1は、スケジュールの
問合せに関する変数は2つまで、という制限であり、制
限2は、変数名の指す領域に格納された実行要求文の組
が、連続した2日分の予定を問い合わせるものであって
はならない、という制限である。
【0085】上記返送情報は、これらの制限に違反しな
いため、情報制限確認手段109は、外部送信手段10
6へOKを通知する(ステップ804)。
【0086】情報制限確認手段109からの通知を待っ
ていた外部送信手段106は、OKが通知されたため、
上記返送情報を送信することができる(ステップ50
9)。
【0087】以上のように、本実施例の情報問合せ方式
により、会議日程調整が可能となる。
【0088】なお、移動プログラムが、上記実施例の通
りサービス手段105への問合せを行った場合でも、返
送情報が、例えば、「宛先:会議日程調整プログラム」
および「送信内容:var2,var3」となっている
場合には、情報制限確認手段109が送出情報記憶手段
108の内容の制限違反を調べる段階で、制限2に違反
することを検出し、上記返送情報は送信されない。
【0089】このように、本実施例の情報問合せ方式で
は、外部へ送出される情報は制限を満たすものに限られ
ることが保証される。
【0090】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、移
動プログラムがローカルマシンにある間は、サービス手
段への問合せに対し、個々の情報の提供に問題のないも
のは特に制限せずに回答するため、問合せ側の問合せ方
法が良くない場合でも、問合せ時に情報制限による打ち
切りが発生することなく、必要な情報を引き出すことが
できるという効果がある。
【0091】また、移動プログラムが入手した情報を外
部へ送信する時、あるいは、入手した情報を持って他へ
移動するときには、情報内容を変数名表現に限定してい
るため、外部へ送信あるいは持ち出されようとしている
情報が容易に抽出でき、かつ、送信前あるいは移動前に
情報の制限をチェックするため、ある量以上の情報が外
部へ漏れたり、問題となる情報の組合せが外部へ漏れた
りすることを防ぐことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報問合せ方
式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のプログラム受信手段の処理を示す流れ
図である。
【図3】図1中のプログラム解釈手段の処理を示す流れ
図である。
【図4】図1中のサービス手段の処理を示す流れ図であ
る。
【図5】図1中の外部送信手段の処理を示す流れ図であ
る。
【図6】図1中の情報抽出手段の処理を示す流れ図であ
る。
【図7】図1中の送出情報記憶手段の処理を示す流れ図
である。
【図8】図1中の情報制限確認手段の処理を示す流れ図
である。
【図9】図1中のプログラム解釈手段の処理の変形例を
示す流れ図である。
【図10】図1中の外部送信手段の処理の変形例を示す
流れ図である。
【図11】図1中の情報抽出手段の処理の変形例を示す
流れ図である。
【図12】図1中の送出情報記憶手段の処理の第1の変
形例を示す流れ図である。
【図13】図1中の送出情報記憶手段の処理の第2の変
形例を示す流れ図である。
【図14】図1中の送出情報記憶手段の処理の第3の変
形例を示す流れ図である。
【図15】図1中の送出情報記憶手段の処理の第4の変
形例を示す流れ図である。
【図16】図1中の送出情報記憶手段の処理の第5の変
形例を示す流れ図である。
【図17】図1中の情報制限確認手段の処理の第1の変
形例を示す流れ図である。
【図18】図1中の情報制限確認手段の処理の第2の変
形例を示す流れ図である。
【図19】図1中の情報制限確認手段の処理の第3の変
形例を示す流れ図である。
【図20】図1中の情報制限確認手段の処理の第4の変
形例を示す流れ図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係る情報問合せ
方式の構成を示すブロック図である。
【図22】図21中のプログラム解釈手段の処理を示す
流れ図である。
【図23】図21中の移動実体検査手段の処理を示す流
れ図である。
【図24】図1および図21中のデータ格納手段の持つ
格納領域の実現例を示す説明図である。
【図25】第1および第2の実施の形態に係る情報問合
せ方式における返送情報の実現例を示す説明図である。
【図26】第1および第2の実施の形態に係る情報問合
せ方式における移動実体の実現例を示す説明図である。
【符号の説明】
101,2101 プログラム受信手段 102,2102 プログラム格納手段 103,2103 プログラム解釈手段 104,2104 データ格納手段 105,2105 サービス手段 106,2106 外部送信手段 107,2107 情報抽出手段 108,2108 送出情報記憶手段 109,2109 情報制限確認手段 2110 移動実体検査手段 2401 データ格納手段の持つ格納領域 2501 返送情報 2601 移動実体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−128161(JP,A) 特開 平6−295286(JP,A) 特開 平7−253989(JP,A) 特開 平9−146857(JP,A) DAVID CHESS,BENJA MIN GROSOF et.al." Itinerant Agents f or Mobile Computin g”,IEEE Personal C ommunications Vol. 2,No.5(October 1995),p.p.34−49 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/30 G06F 13/00 351

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動プログラムが外部送信する返送情
    の中から、ローカルマシン内で得た情報を抽出し、前
    記抽出した情報に、禁止された情報の組が含まれる場合
    や情報の総量が許容量を超える場合には、前記返送情報
    の外部への送信を抑制する情報抽出手段を有することに
    より、ローカルマシンの外部へ通信される情報の総量や
    組合せを制限することを特徴とする情報問合せ装置
  2. 【請求項2】 移動プログラムが外部へ移動する際に、
    前記移動プログラムの中から、ローカルマシン内で得た
    情報を抽出し、前記抽出した情報に、禁止された情報の
    組が含まれる場合や情報の総量が許容量を超える場合に
    は、移動プログラムの外部への移動を抑制する情報抽出
    手段を有することにより、ローカルマシンの外部へ持ち
    出される情報の総量や組合せを制限することを特徴とす
    る情報問合せ装置
  3. 【請求項3】 外部通信路から移動プログラムを受信す
    るプログラム受信手段と、 前記移動プログラムを格納するプログラム格納手段と、 前記移動プログラムを解釈し実行するプログラム解釈手
    段と、 変数名毎に唯一の格納領域に実行要求文とその結果とを
    読み書きすることが可能なデータ格納手段と、 前記移動プログラムからのローカルマシン上の情報への
    アクセス要求やローカルマシン上のプログラムの実行要
    求を受け付け、その実行要求文および実行結果を前記デ
    ータ格納手段に格納し、格納場所を表す変数名を返すサ
    ービス手段と、 前記移動プログラムから外部送信要求があったときに起
    動され、前記移動プログラムによって指定された返送情
    報中の情報内容が前記変数名のみによって構成されてい
    ることを確認し、前記変数名を実際の実行結果に置き換
    えて送信する外部送信手段と、 前記移動プログラムによって指定された返送情報から前
    記変数名を抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段の抽出結果を格納する送出情報記憶手
    段と、 前記送出情報記憶手段を調べて制限を満たしていること
    をチェックし、違反している場合には前記外部送信手段
    へ送信動作の抑制を指示する情報制限確認手段とを有す
    ることを特徴とする情報問合せ方式。
  4. 【請求項4】 前記外部送信手段が、前記移動プログラ
    ムから移動要求があったときに起動され、移動実体中に
    含まれている情報内容が前記変数名のみによって構成さ
    れていることを確認し、前記変数名を実際の格納値に置
    き換えて送信し、前記情報抽出手段が、前記移動実体か
    ら前記変数名を抽出する請求項3記載の情報問合せ方
    式。
  5. 【請求項5】 前記送出情報記憶手段が、以前の格納情
    報は捨て、前記情報抽出手段から渡された最新の抽出結
    果のみを格納する請求項3または請求項4記載の情報問
    合せ方式。
  6. 【請求項6】 前記送出情報記憶手段が、前記情報抽出
    手段から渡された抽出結果を全て蓄積する請求項3また
    は請求項4記載の情報問合せ方式。
  7. 【請求項7】 前記送出情報記憶手段が、前記情報抽出
    手段から渡された抽出結果を、送付する相手毎に分類し
    て蓄積する請求項3または請求項4記載の情報問合せ方
    式。
  8. 【請求項8】 前記送出情報記憶手段が、前記情報抽出
    手段から渡された抽出結果を移動プログラムに付けられ
    たID毎に分類して蓄積する請求項3または請求項4記
    載の情報問合せ方式。
  9. 【請求項9】 前記送出情報記憶手段が、前記情報抽出
    手段から渡された抽出結果を移動プログラムの所有者毎
    に分類して蓄積する請求項3または請求項4記載の情報
    問合せ方式。
  10. 【請求項10】 前記情報制限確認手段が、前記送出情
    報記憶手段に含まれる前記変数名の指す領域に格納され
    た実行要求文に、禁止された問合せの組が存在するかど
    うかを調べ、存在する場合には前記外部送信手段へ送信
    動作の抑制を指示する請求項3または請求項4記載の情
    報問合せ方式。
  11. 【請求項11】 前記情報制限確認手段が、前記送出情
    報記憶手段に含まれる前記変数名の数を数え、制限値以
    上である場合には前記外部送信手段へ送信動作の抑制を
    指示する請求項3または請求項4記載の情報問合せ方
    式。
  12. 【請求項12】 前記情報制限確認手段が、前記送出情
    報記憶手段に含まれる前記変数名の指す領域に格納され
    た実行結果のサイズの総和を求め、制限値以上である場
    合には前記外部送信手段へ送信動作の抑制を指示する請
    求項3または請求項4記載の情報問合せ方式。
  13. 【請求項13】 前記情報制限確認手段が、前記送出情
    報記憶手段において、前記変数名の指す領域に格納され
    た実行要求文と変数名の出現数と変数名の指す領域に格
    納された実行結果のサイズとの組合せで表現されている
    制限規則の成立の有無を調べ、制限にふれる場合には前
    記外部送信手段へ送信動作の抑制を指示する請求項3ま
    たは請求項4記載の情報問合せ方式。
  14. 【請求項14】 前記移動プログラムから移動要求があ
    ったときに前記プログラム受信手段の受信した移動プロ
    グラムと前記移動実体との差分を調べ、前記サービス手
    段の返却値である変数名以外の値が差分に含まれる場合
    には前記外部送信手段へプログラム移動動作の抑制を指
    示する移動実体検査手段をさらに有する請求項4記載の
    情報問合せ方式。
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DAVID CHESS,BENJAMIN GROSOF et.al."Itinerant Agents for Mobile Computing",IEEE Personal Communications Vol.2,No.5(October 1995),p.p.34−49

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