JP2939789B2 - ビデオモニタの自動調整システム - Google Patents

ビデオモニタの自動調整システム

Info

Publication number
JP2939789B2
JP2939789B2 JP7007171A JP717195A JP2939789B2 JP 2939789 B2 JP2939789 B2 JP 2939789B2 JP 7007171 A JP7007171 A JP 7007171A JP 717195 A JP717195 A JP 717195A JP 2939789 B2 JP2939789 B2 JP 2939789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
vertical
circuit
signal
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7007171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08194444A (ja
Inventor
雅之 橋本
忠彦 平加
秀雄 堅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eizo Nanao Corp
Original Assignee
Eizo Nanao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eizo Nanao Corp filed Critical Eizo Nanao Corp
Priority to JP7007171A priority Critical patent/JP2939789B2/ja
Priority to PCT/JP1995/001173 priority patent/WO1995034880A1/ja
Priority to US08/750,466 priority patent/US5990940A/en
Priority to EP95921158A priority patent/EP0766220B1/en
Priority to DE69525532T priority patent/DE69525532T2/de
Publication of JPH08194444A publication Critical patent/JPH08194444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2939789B2 publication Critical patent/JP2939789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力ビデオ信号の仕
様に合わせ、表示画面の水平サイズ、垂直サイズを自動
調整することができるビデオモニタの自動調整システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムのディスプレイ装
置として使用するビデオモニタは、入力ビデオ信号の仕
様が一様ではないために、マイクロコンピュータを有す
る自動調整システムを一体に組み込み、入力ビデオ信号
の仕様に幅広く対応させる技術が提案されている(たと
えば、特開平5−27698号公報)。
【0003】このものは、入力ビデオ信号のタイミング
を測定するために、マイクロコンピュータからなる制御
部を設けている。制御部は、水平、垂直の双方につい
て、入力ビデオ信号の同期信号からビデオ信号の立上り
までの時間(以下、水平表示開始時間、垂直表示開始時
間という)を実測し、この測定結果に基づき、表示画面
の水平ポジション、垂直ポジションがブラウン管の表示
面の中央に正しく位置するように、水平偏向回路、垂直
偏向回路の作動タイミングを制御することができる。そ
こで、このシステムは、入力ビデオ信号の仕様が変動し
ても、表示画面を自動的に表示面の中央に位置させるこ
とができ、いわゆる水平ポジション調整、垂直ポジショ
ン調整を自動化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、制御部は、表示画面の水平ポジション、垂直ポ
ジションを自動調整することができるが、表示画面のサ
イズ調整機能が全くない上、マイクロコンピュータに内
蔵のタイマを利用し、入力ビデオ信号のタイミングとし
て水平、垂直の各表示開始時間を実測するのみであるか
ら、測定精度が不十分であり、ポジション調整の精度が
よくない上、入力ビデオ信号の水平周波数、垂直周波数
が一定であることを前提としており、適用範囲が限定さ
れているという問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、水平周期、垂直周期を含む入力ビデオ
信号のタイミングを測定する専用の測定回路とマイクロ
コンピュータとを設けることによって、入力ビデオ信号
の水平周波数、垂直周波数が変動しても、表示画面を極
めて精度よく自動調整することができるビデオモニタの
自動調整システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、DA変換器(デ
ィジタルアナログ変換器をいう、以下同じ)を介してビ
デオモニタの水平偏向回路に水平サイズ設定信号を送出
し、垂直偏向回路に垂直サイズ設定信号を送出するマイ
クロコンピュータと、入力ビデオ信号の水平周期、垂直
周期、水平表示開始時間、垂直表示開始時間、水平表示
終了時間(水平同期信号からビデオ信号の立下りまでの
時間をいう、以下同じ)、垂直表示終了時間(垂直同期
信号からビデオ信号の立下りまでの時間をいう、以下同
じ)を測定する測定回路とを備えてなり、測定回路は、
水平偏向回路の作動タイミングを測定し、マイクロコン
ピュータは、測定回路からの測定結果に基づいて水平ポ
ジション設定値を算出し、DA変換器を介して水平偏向
回路に水平ポジション設定信号を送出することをその要
旨とする。
【0007】第2発明の構成は、DA変換器を介してビ
デオモニタの水平偏向回路に水平サイズ設定信号を送出
し、垂直偏向回路に垂直サイズ設定信号を送出するマイ
クロコンピュータと、入力ビデオ信号の水平周期、垂直
周期、水平表示開始時間、垂直表示開始時間、水平表示
終了時間、垂直表示終了時間を測定する測定回路とを備
えてなり、測定回路は、垂直偏向回路の作動タイミング
を測定し、マイクロコンピュータは、測定回路からの測
定結果に基づいて垂直ポジション設定値を算出し、DA
変換器を介して垂直偏向回路に垂直ポジション設定信号
を送出することをその要旨とする。
【0008】なお、第1発明、第2発明において、マイ
クロコンピュータは、測定回路からの測定結果に基づい
て入力ビデオ信号の有効走査比(水平周期と水平表示時
間との比、垂直周期と垂直表示時間との比をいう、以下
同じ)を算出し、有効走査比に対応する水平サイズ設定
値、垂直サイズ設定値を水平サイズ設定信号、垂直サイ
ズ設定信号として出力することができる。
【0009】また、マイクロコンピュータは、水平偏向
回路の周波数依存性を補正して水平サイズ設定値を算出
することができる。
【0010】さらに、測定回路は、表示画面の1垂直周
期に対し、水平表示開始時間の最小値、水平表示終了時
間の最大値を測定することができ、ミキサを介し、ビデ
オ増幅器の出力側からのビデオ信号を入力することがで
きる。
【0011】一方、マイクロコンピュータは、測定回路
が入力ビデオ信号の変動を検出するごとに自動起動させ
ることができる。
【0012】また、測定回路がビデオ増幅器の出力側か
らのビデオ信号を入力する場合において、マイクロコン
ピュータは、測定回路が入力ビデオ信号のタイミングを
測定するとき、DA変換器を介してビデオ増幅器に各色
のゲイン設定信号、コントラスト設定信号を送出するこ
とができる。
【0013】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、測定回路
は、水平周期、垂直周期を含む入力ビデオ信号のタイミ
ング、水平偏向回路の作動タイミングを測定し、マイク
ロコンピュータは水平ポジション設定値を算出するか
ら、マイクロコンピュータは、入力ビデオ信号の水平周
波数が変動しても、表示画面の水平ポジションを正確に
自動調整することができる。一般に、水平偏向回路は、
水平周波数が変動すると、回路のストレイ容量等に基づ
く作動遅れの変動が無視できないが、マイクロコンピュ
ータは、測定回路からの測定結果を利用することによ
り、水平偏向回路の実際の作動タイミングを把握し、水
平偏向回路の作動遅れに基づく水平ポジションの誤差を
有効に補正することができるからである。
【0014】第2発明の構成によるときは、測定回路
は、ビデオ信号のタイミング、垂直偏向回路の作動タイ
ミングを測定し、マイクロコンピュータは、垂直ポジシ
ョン設定値を算出するから、マイクロコンピュータは、
表示画面の垂直ポジションを正確に自動調整することが
できる。測定回路は、垂直偏向回路の実際の作動タイミ
ングを測定し、マイクロコンピュータにフィードバック
するからである。
【0015】一方、マイクロコンピュータは、測定回路
からの測定結果に基づいて入力ビデオ信号の有効走査比
を算出し、有効走査比に対応する水平サイズ設定値、垂
直サイズ設定値を水平サイズ設定信号、垂直サイズ設定
信号として水平偏向回路、垂直偏向回路に出力すること
により、入力ビデオ信号の仕様に拘らず、表示画面を最
適なサイズに自動調整することができる。有効走査比
は、表示画面の水平サイズ、垂直サイズに対し、比例関
係に対応するからである。なお、測定回路は、水平周
期、垂直周期を併せ測定するから、マイクロコンピュー
タは、入力ビデオ信号の水平周波数、垂直周波数が変動
しても、実測データに基づく正しい水平サイズ設定値、
垂直サイズ設定値を算出することができる。
【0016】マイクロコンピュータが水平偏向回路の周
波数依存性を補正するときは、一層正確な水平サイズ調
整が可能である。水平偏向回路は、水平周波数が高くな
ると、出力系のロスが増大し、表示画面の水平サイズが
直線的に減少するのが普通であるが、有効走査比と水平
サイズ設定値との対応関係を水平周波数によって補正す
ることにより、マイクロコンピュータは、このような水
平サイズの減少傾向を有効に補正することができるから
である。なお、このときのマイクロコンピュータは、水
平偏向回路のリニアリティ補正を併せ実行してもよい。
かかるリニアリティ補正は、水平偏向コイルに挿入する
S字補正用のコンデンサが水平周波数に対して不連続に
切り替えられるため、水平サイズの減少傾向が水平周波
数に対して不連続になることを補正するものであり、マ
イクロコンピュータは、水平サイズ設定値を算出するに
際し、水平サイズの不連続性を消去するように補正計算
を加えればよい。
【0017】測定回路が水平表示開始時間の最小値、水
平表示終了時間の最大値を測定するときは、表示画面の
サイズやポジションを自動調整する際の入力ビデオ信号
は、表示画面の少なくとも左端と右端とに各1点の輝点
を有する任意の画面を使用することができ、いわゆるベ
タ画面やクロスハッチング画面のような調整用画面に限
定する必要がない。同様に、測定回路は、表示画面の垂
直周期に対し、垂直表示開始時間の最小値、垂直表示終
了時間の最大値を測定することにより、表示画面の少な
くとも左上端と右下端とに各1点の輝点を有する任意の
画面を調整用画面として使用することができる。
【0018】測定回路がミキサを介してビデオ増幅器の
出力側からのビデオ信号を入力すれば、ミキサは、ビデ
オ増幅器の出力側の各色のビデオ信号を加算して測定回
路に送出することができ、このときの調整用画面は、白
色画面に限らず、赤、緑、青の任意の単色画面を使用す
ることができる。
【0019】測定回路が入力ビデオ信号の変動を検出す
るごとにマイクロコンピュータが自動起動すれば、マイ
クロコンピュータは、新たな入力ビデオ信号に対応して
自動的に作動し、表示画面のサイズやポジションを自動
調整することができる。なお、このときのマイクロコン
ピュータは、糸巻歪、台形歪、弓形歪、平行四辺形歪を
含む表示画面の歪補正動作を併せ実行してもよい。
【0020】マイクロコンピュータが各色のゲイン設定
信号、コントラスト設定信号をビデオ増幅器に送出すれ
ば、ビデオ増幅器は、各色のゲインを高くすることによ
り大きなビデオ信号を出力することができ、測定回路
は、外部からの入力ビデオ信号が小さい場合であって
も、所定の測定動作を安定に実行することができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0022】ビデオモニタの自動調整システムは、マイ
クロコンピュータ11と、DA変換器12と、測定回路
13とを備えてなり(図1)、同期処理回路21、ビデ
オ増幅器22、水平偏向回路23、垂直偏向回路24、
表示部25からなるビデオモニタと一体に組み合わされ
ている。なお、DA変換器12、測定回路13は、メモ
リ14とともに、双方向のバスを介してマイクロコンピ
ュータ11に接続されており、マイクロコンピュータ1
1には、操作スイッチSW、手動のロータリエンコーダ
RCを備える操作部15が付設されている。
【0023】同期処理回路21には、端子TBv 、TB
h を介し、外部からの入力ビデオ信号の垂直同期信号S
1v、水平同期信号S1hが入力されている。また、ビデオ
増幅器22には、端子TBr 、TBg 、TBb を介し、
外部からの入力ビデオ信号の各色のビデオ信号S1r、S
1g、S1bが入力されている。ビデオ信号S1r、S1g、S
1bは、増幅器22r、22g、22bを介し、各色のビ
デオ信号S2r、S2g、S2bとして、表示部25のブラウ
ン管25aに導かれている他、ミキサ22aを介し、各
色を合成したビデオ信号S3 となり、切換スイッチ16
の1接点を介して測定回路13に入力されている。な
お、測定回路13には、同期処理回路21からの垂直同
期信号S2v、水平同期信号S2hが併せ入力されている。
また、切換スイッチ16は、マイクロコンピュータ11
からの操作信号S4 によって切換操作することができ
る。
【0024】垂直同期信号S2vは、垂直偏向回路24の
垂直発振回路24aに分岐入力されている。垂直偏向回
路24は、垂直発振回路24a、垂直ゲイン調整回路2
4b、垂直ポジション調整回路24c、垂直出力回路2
4dを縦続してなり、垂直出力回路24dの出力は、表
示部25の垂直偏向コイルDv に接続されている。な
お、垂直ポジション調整回路24cの出力は、垂直偏向
電圧S5aとしてコンパレータ27に分岐入力されてお
り、コンパレータ27の出力は、垂直タイミング信号S
5bとして、切換スイッチ16の別の接点に接続されてい
る。また、コンパレータ27には、基準電圧Ev が入力
されている。
【0025】水平同期信号S2hは、水平偏向回路23の
遅延回路23aに分岐入力されている。水平偏向回路2
3は、遅延回路23a、水平発振回路23b、水平出力
回路23cを縦続してなり、水平出力回路23cの出力
は、表示部25の水平偏向コイルDh に接続されてい
る。また、水平出力回路23cの別の出力は、水平偏向
パルスS6aとして水平発振回路23b、波形整形回路2
6に分岐入力されており、波形整形回路26の出力は、
水平タイミング信号S6bとして、切換スイッチ16の他
の接点に接続されている。なお、水平出力回路23cに
は、水平サイズ調整回路23dが付設されている。
【0026】DA変換器12は、多チャンネル形のディ
ジタルアナログ変換器であり、垂直ポジション設定信号
Svp、垂直サイズ設定信号Svs、水平ポジション設定信
号Shp、水平サイズ設定信号Shs、各色のゲイン設定信
号Scr、Scg、Scb、コントラスト設定信号Scc、歪補
正設定信号Sd1、Sd2…を出力することができる。垂直
ポジション設定信号Svp、垂直サイズ設定信号Svsは、
それぞれ垂直偏向回路24の垂直ポジション調整回路2
4c、垂直ゲイン調整回路24bに入力されており、水
平ポジション設定信号Shp、水平サイズ設定信号Shs
は、それぞれ水平偏向回路23の遅延回路23a、水平
サイズ調整回路23dに入力されている。各色のゲイン
設定信号Scr、Scg、Scb、コントラスト設定信号Scc
は、ビデオ増幅器22に入力されており、歪補正設定信
号Sd1、Sd2…は、補正対象歪の種類により、それぞれ
水平偏向回路23に含まれる図示しない歪補正回路また
は水平出力回路23cに導かれている。
【0027】ビデオモニタは、端子TBv 、TBh を介
して与えられる垂直同期信号S1v、水平同期信号S1h、
端子TBr 、TBg 、TBb を介して与えられる各色の
ビデオ信号S1r、S1g、S1bからなる入力ビデオ信号に
より、表示部25のブラウン管25a上にカラーの表示
画面Gを表示する(図2)。
【0028】このとき、ビデオ信号S1r、S1g、S1bの
内容が白ベタ画面であるものとすれば、同期処理回路2
1からの垂直同期信号S2v、水平同期信号S2h、ミキサ
22aからのビデオ信号S3 は、図2に図示するとおり
であり、垂直偏向回路24における垂直偏向電圧S5aの
振幅は、表示画面Gの垂直サイズに対応し、直流レベル
は、垂直ポジションに対応する。
【0029】そこで、コンパレータ27は、垂直偏向電
圧S5aと基準電圧Ev とを比較することにより、表示画
面Gの垂直ポジションに対応する垂直タイミング信号S
5bを出力することができる。すなわち、垂直同期信号S
2vから垂直タイミング信号S5bの立上りまでの時間(以
下、垂直タイミング時間という)T4vは、基準電圧Ev
を適切に設定することにより、表示画面Gの垂直ポジシ
ョンに対応させることができる。なお、図2には、垂直
周期T1v、垂直表示開始時間T2v、垂直表示終了時間T
3vが併せ図示されている。
【0030】一方、このとき、水平偏向回路23におけ
る水平偏向パルスS6aは、遅延回路23aや、水平偏向
回路23に含まれるストレイ容量の影響等により、水平
同期信号S2hに対して遅れ時間T4hだけ遅れる(図3
(A))。なお、水平出力回路23cは、このような水
平偏向パルスS6aに同期して鋸歯状の水平偏向電流を発
生し、水平偏向電流の振幅は、水平サイズ調整回路23
dを介して調整される水平出力回路23cの電源電圧に
よって決まり、表示画面Gの水平サイズを決定する。ま
た、波形整形回路26は、水平偏向パルスS6aを波形整
形することにより、水平タイミング信号S6bを出力する
ことができ、水平同期信号S2hから水平タイミング信号
S6bの各周期の中点までの時間T5hは、表示画面Gの水
平ポジションに対応している。表示画面Gを構成する各
走査線は、水平偏向パルスS6a、水平タイミング信号S
6bの各周期に対応しているからである。
【0031】なお、図3(B)は、表示画面Gがクロス
ハッチング画面であるときの水平同期信号S2hと、代表
的なビデオ信号S3 とを示す。また、図3(A)、
(B)には、水平周期T1h、水平表示開始時間T2h、水
平表示終了時間T3hが併せ図示されている。
【0032】測定回路13は、原理的に、クロック信号
Sckを入力するカウンタ13aと、カウンタ13aの内
容をラッチするレジスタ13b、13c、13dと、レ
ジスタ13c、13dの内容を転送するレジスタ13
e、13fと、レジスタ13c、13eの内容、レジス
タ13d、13fの内容を比較するコンパレータ13
g、13hとを備えている(図4)。カウンタ13a、
レジスタ13bには、垂直同期信号S2v、水平同期信号
S2hの一方が同期信号S2i(i=v、h)として選択的
に入力されるものとし、レジスタ13c、13dには、
切換スイッチ16をミキサ22a側に切り換えることに
より、ビデオ信号S3 を入力することができる。
【0033】カウンタ13aは、クロック信号Sckを計
数し、同期信号S2iの立上りごとにクリアされるものと
し、レジスタ13bは、同期信号S2iの立上りごとに、
クリアされる直前のカウンタ13aの内容をラッチする
ものとすると、レジスタ13bの内容は、同期信号S2i
が垂直同期信号S2v、水平同期信号S2hのいずれである
かにより、垂直周期T1vまたは水平周期T1hを示す。す
なわち、カウンタ13a、レジスタ13bは、垂直また
は水平の周期T1i(i=v、h)を計測し、マイクロコ
ンピュータ11に出力することができる。
【0034】レジスタ13cは、ビデオ信号S3 の立上
りごとにカウンタ13aの内容をラッチし、コンパレー
タ13gは、レジスタ13c、13eの内容を比較し
て、レジスタ13cの内容がレジスタ13eの内容より
小さいとき、レジスタ13cの内容をレジスタ13eに
転送する。そこで、レジスタ13eは、垂直または水平
の表示開始時間T2i(i=v、h)の最小値を検出する
ことができる。一方、レジスタ13dは、ビデオ信号S
3 の立下りごとにカウンタ13aの内容をラッチし、コ
ンパレータ13hは、レジスタ13dの内容がレジスタ
13fの内容より大きいときに、レジスタ13dの内容
をレジスタ13fに転送する。そこで、レジスタ13f
は、垂直または水平の表示終了時間T3i(i=v、h)
の最大値を検出することができる。
【0035】なお、レジスタ13c、13e、コンパレ
ータ13g、レジスタ13d、13f、コンパレータ1
3hのかかる動作は、表示画面Gの1垂直周期に対して
実行するものとする。レジスタ13e、13fは、この
ようにして検出した表示開始時間T2iの最小値、表示終
了時間T3iの最大値を、それぞれ入力ビデオ信号のタイ
ミングを示す表示開始時間T2i、表示終了時間T3iとし
て、マイクロコンピュータ11に出力することができ
る。
【0036】また、測定回路13は、カウンタ13a
と、図示しない他のレジスタとを組み合わせ、ビデオ信
号S3 に代えて垂直タイミング信号S5bを入力すること
により垂直タイミング時間T4vを計測し、水平タイミン
グ信号S6bを入力することにより、遅れ時間T4hを計測
する他、水平タイミング信号S6bの各周期の中点までの
時間T5hを算出するために、水平同期信号S2hから水平
タイミング信号S6bの立下りまでの時間(以下、水平タ
イミング時間という)T6hを計測し、それぞれマイクロ
コンピュータ11に出力することができる。なお、垂直
タイミング時間T4vは、垂直偏向回路24の作動タイミ
ングを示し、遅れ時間T4h、水平タイミング時間T6h
は、水平偏向回路23の作動タイミングを示す。
【0037】マイクロコンピュータ11は、ビデオモニ
タの電源投入と同時に自動起動し、図5のメインプログ
ラムに従って作動する。すなわち、マイクロコンピュー
タ11は、測定回路13を利用して、外部からの入力ビ
デオ信号のタイミングを測定し(図5のプログラムステ
ップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、ブラウ
ン管25a上の表示画面Gの水平サイズ、垂直サイズを
自動調整し((2)、(3))、表示画面Gの歪を自動
補正し(4)、表示画面Gの水平ポジション、垂直ポジ
ションを自動調整して終了する((5)、(6))。
【0038】入力ビデオ信号のタイミング測定動作は、
図6のプログラムフローチャートに従う。すなわち、マ
イクロコンピュータ11は、まず、DA変換器12に対
して最大のコントラスト設定値、各色のゲイン設定値を
出力するので(図6のプログラムステップ(1)、以
下、単に(1)のように記す)、DA変換器12は、対
応するコントラスト設定信号Scc、各色のゲイン設定信
号Scr、Scg、Scbをビデオ増幅器22に出力すること
により、表示画面Gのコントラスト、各色の輝度を最大
にすることができる。
【0039】つづいて、マイクロコンピュータ11は、
測定回路13に対してタイミング測定指令を出力し
(2)、測定完了を待って(3)、表示画面Gのコント
ラスト、各色の輝度を元に復帰させる(4)。なお、マ
イクロコンピュータ11は、タイミング測定指令を出力
するに際し、操作信号S4 を介して切換スイッチ16を
ミキサ22a側に切り換えるものとし、測定回路13
は、マイクロコンピュータ11からのタイミング測定指
令に対応して、入力ビデオ信号のタイミングとして、垂
直周期T1v、水平周期T1h、垂直表示開始時間T2v、水
平表示開始時間T2h、垂直表示終了時間T3v、水平表示
終了時間T3hを測定し、マイクロコンピュータ11に出
力することができる。
【0040】次いで、マイクロコンピュータ11は、水
平サイズの自動調整動作を実行する(図5のプログラム
ステップ(2)、図7)。すなわち、マイクロコンピュ
ータ11は、測定回路13から送出される水平周期T1
h、水平表示開始時間T2h、水平表示終了時間T3hを使
用して、次式により水平方向の有効走査比Rh を算出す
る(図7のプログラムステップ(1)、以下、単に
(1)のように記す)。 Rh =T1h/(T3h−T2h)
【0041】次に、マイクロコンピュータ11は、有効
走査比Rh の一次関数として水平サイズ設定値を算出し
(2)、さらに、水平周波数Fh =1/T1hを使用し
て、算出した水平サイズ設定値を補正する((3)、
(4))。ただし、ここでいう水平周波数Fh による周
波数補正とは、一般に、水平偏向回路23の周波数依存
性を補正するために、水平周波数Fh に比例する定数を
水平サイズ設定値に加算補正することをいうが、さら
に、水平偏向回路23のリニアリティ補正を併せ実行す
るようにしてもよい。
【0042】マイクロコンピュータ11は、このように
して算出した最終の水平サイズ設定値をDA変換器12
に出力する(5)。したがって、DA変換器12は、水
平偏向回路23の水平サイズ調整回路23dに水平サイ
ズ設定信号Shsを送出することにより、表示画面Gの水
平サイズを最適に自動調整することができる。
【0043】なお、マイクロコンピュータ11は、測定
回路13を利用して水平同期信号S2hの信号幅T7hを計
測した上(図3)、有効走査比Rh を次式によって算出
してもよく、これによれば、水平方向の帰線時間の影響
を排除し、一層正確な水平サイズ調整を実現することが
できる。 Rh =(T1h−T7h)/(T3h−T2h)
【0044】次の垂直サイズの自動調整動作は、基本的
に水平サイズのそれと同一である(図5のプログラムス
テップ(3)、図7)。ただし、このときのプログラム
は、図7のプログラムステップ(1)において、次式に
より垂直方向の有効走査比Rv を算出する。 Rv =T1v/(T3v−T2v) また、垂直サイズ設定値は、有効走査比Rv の一次関数
として算出した後、そのままDA変換器12に出力する
ものとする(図7のプログラムステップ(2)、
(3)、(5))。DA変換器12は、垂直サイズ設定
信号Svsを垂直偏向回路24の垂直ゲイン調整回路24
bに送出し、表示画面Gの垂直サイズを自動調整するこ
とができる。なお、プログラムは、有効走査比Rv を算
出するに際し、水平サイズ調整の場合に倣って、垂直方
向の帰線時間の影響を排除するようにしてもよい。
【0045】つづいて、マイクロコンピュータ11は、
表示画面Gの歪を自動補正する(図5のプログラムステ
ップ(4)、図8)。ここで対象とする歪は、糸巻歪、
台形歪、弓形歪、平行四辺形歪とし(図9)、各対象歪
ごとに、DA変換器12からの歪補正設定信号Sd1、S
d2…を対応させるものとする。また、各対象歪に対する
補正設定値は、糸巻歪の場合は(図8のプログラムステ
ップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、水平周
波数Fh の一次関数として算出し(2)、他の歪の場合
は(1)、あらかじめ記憶されている補正設定値を読み
出して(3)、DA変換器12に出力するものとする
(4)。プログラムは、対象歪のすべてについて補正設
定値を出力して完了する(5)。ただし、プログラム
は、糸巻歪以外の各対象歪についても、糸巻歪と同様の
手順により補正設定値を算出してもよい。
【0046】マイクロコンピュータ11は、つづいて、
表示画面Gの水平ポジションを自動調整する(図5のプ
ログラムステップ(5)、図10)。
【0047】プログラムは、まず、測定回路13からの
水平表示開始時間T2h、水平表示終了時間T3hを使用し
て、入力ビデオ信号による表示画面Gの理論上の水平中
点位置Mhoを算出する(図10のプログラムステップ
(1)、以下、単に(1)のように記す)。 Mho=T2h+(T3h−T2h)/2 また、マイクロコンピュータ11は、適当な水平ポジシ
ョン設定値をDA変換器12に出力し(2)、DA変換
器12は、水平ポジション設定信号Shpを遅延回路23
aに送出することにより、ブラウン管25a上の表示画
面Gの水平ポジションを適当に設定する。
【0048】次に、マイクロコンピュータ11は、切換
スイッチ16を波形整形回路26側に切り換えるととも
に、測定回路13に対して水平タイミング測定指令を出
力する(3)。そこで、測定回路13は、切換スイッチ
16を介して水平タイミング信号S6bを入力し、水平偏
向パルスS6a、水平タイミング信号S6bの遅れ時間T4
h、水平タイミング時間T6hを測定してマイクロコンピ
ュータ11に出力することができる。マイクロコンピュ
ータ11は、測定回路13の測定動作が完了することに
より(4)、ブラウン管25a上における表示画面Gの
実際の水平中点位置Mh =T5hを算出することができる
(5)。 Mh =T5h=(T1h−(T6h−T4h))/2
【0049】そこで、マイクロコンピュータ11は、水
平中点位置Mh 、Mhoを比較し(6)、水平ポジション
設定値を修正して(7)、プログラムステップ(2)、
(3)…(7)を繰返し実行することにより、Mh =M
hoを達成することができる(6)。なお、プログラムス
テップ(6)、(7)による水平ポジション設定値の修
正方向は、Mh >Mhoのとき、水平ポジション設定値を
減少させ、Mh <Mhoのとき、それを増加させるものと
する。
【0050】次に、マイクロコンピュータ11は、表示
画面Gの垂直ポジションを自動調整する(図5のプログ
ラムステップ(6)、図11)。
【0051】プログラムは、まず、測定回路13からの
垂直表示開始時間T2v、垂直表示終了時間T3vを使用し
て、入力ビデオ信号による表示画面Gの理論上の垂直中
点位置Mvoを算出する(図11のプログラムステップ
(1)、以下、単に(1)のように記す)。 Mvo=T2v+(T3v−T2v)/2 また、マイクロコンピュータ11は、適当な垂直ポジシ
ョン設定値をDA変換器12に出力し(2)、DA変換
器12は、垂直ポジション設定信号Svpを垂直ポジショ
ン調整回路24cに送出することにより、ブラウン管2
5a上の表示画面Gの垂直ポジションを適当に設定す
る。
【0052】次に、マイクロコンピュータ11は、切換
スイッチ16をコンパレータ27側に切り換え、コンパ
レータ27からの垂直タイミング信号S5bを測定回路1
3に入力させるとともに、測定回路13に対して垂直タ
イミング測定指令を出力する(3)。そこで、測定回路
13は、垂直タイミング時間T4vを計測し、マイクロコ
ンピュータ11に出力することができる。
【0053】いま、コンパレータ27に加える基準電圧
Ev として、表示画面Gの垂直方向の走査位置がブラウ
ン管25aの表示面の垂直中点位置に相当する垂直偏向
電圧S5aのレベルに設定すると、このときの垂直タイミ
ング時間T4vは、表示画面Gの垂直方向の実際の走査位
置が、ブラウン管25aの表示面の垂直中点位置を通過
するタイミングを示す。そこで、マイクロコンピュータ
11は、測定回路13による垂直タイミング時間T4vの
測定を完了したら(4)、T4v=Mvoを判定することに
より、実際の表示画面Gの垂直ポジションの適否を判定
することができる(5)。すなわち、マイクロコンピュ
ータ11は、T4v≠Mvoであるときは、垂直ポジション
設定値を修正して(6)、プログラムステップ(2)、
(3)…(6)を繰返し実行することにより、T4v=M
voを達成すればよい(5)。
【0054】なお、図11のプログラムステップ
(5)、(6)による垂直ポジション設定値の修正方向
は、T4v>Mvoのときは、垂直ポジション設定値を増加
させ、T4v<Mvoのときは、それを減少させるものとす
る。
【0055】さらに、マイクロコンピュータ11は、操
作部15の操作スイッチSWを操作することにより、図
12の画面サイズ調整プログラムを手動起動させること
ができる。
【0056】プログラムは、まず、表示画面G上の適当
な位置にオーバレイして、画面サイズ調整プログラムを
示す項目指示アイコンをブリンク表示する(図12のプ
ログラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す。図13(A))。つづいて、プログラムは、手動の
ロータリエンコーダRCの出力値を読み取り(2)、出
力値が増加していれば(3)、水平サイズ設定値、垂直
サイズ設定値の双方が上限でないことを確認した上
((4)、(5))、水平サイズ設定値、垂直サイズ設
定値をともに増加させてDA変換器12に出力する
(6)。そこで、DA変換器12は、水平サイズ設定信
号Shs、垂直サイズ設定信号Svsを出力することによ
り、表示画面Gの水平サイズ、垂直サイズを同時に増加
させることができる。また、このとき、プログラムは、
画面サイズを拡大操作中であることを示す操作指示アイ
コンを表示画面G上にオーバレイ表示してもよい(図1
3(B))。
【0057】プログラムは、操作スイッチSWを介して
終了させない限り(7)、プログラムステップ(2)、
(3)…(7)を繰返し実行するから、表示画面Gのサ
イズは、ロータリエンコーダRCの増方向操作に従い、
連続的に拡大させることができる。
【0058】また、ロータリエンコーダRCを減方向に
操作すると(3)、プログラムは、水平サイズ設定値、
垂直サイズ設定値の双方が下限でないことを確認して
((8)、(9))、水平サイズ設定値、垂直サイズ設
定値をともに減少させてDA変換器12に出力する(1
0)。よって、DA変換器12は、同様に、水平サイズ
設定信号Shs、垂直サイズ設定信号Svsを出力すること
により、表示画面Gを縮小させることができる。なお、
このとき、プログラムは、画面サイズを縮小操作中であ
ることを示す別の操作指示アイコンをオーバレイ表示し
てもよい(図13(C))。
【0059】プログラムは、操作スイッチSWを介して
終了させない限り(7)、プログラムステップ(2)、
(3)、(8)…(10)、(7)を繰返し実行し、ロ
ータリエンコーダRCの減方向の操作に従い、表示画面
Gのサイズを連続的に縮小させることができる。そこ
で、プログラムは、ロータリエンコーダRCを介して入
力する動作パラメータの増減に従って水平サイズ設定
値、垂直サイズ設定値を増減させ、表示画面Gのサイズ
を連続的に拡大、縮小させることができる。
【0060】なお、図12のプログラムステップ
(6)、(10)において、水平サイズ設定値、垂直サ
イズ設定値を増加させ、減少させるとき、両者の比率
は、表示画面Gの縦横長さ比によって決まる一定比率を
維持するようにして増減させるものとする。
【0061】以上の説明において、測定回路13は、常
時水平周期T1h、垂直周期T1vを計測し、外部からの入
力ビデオ信号の水平周波数Fh =1/T1h、垂直周波数
Fv=1/T1vが変動したことを検出するごとにマイク
ロコンピュータ11に割込信号を出力し、図5のメイン
プログラムを自動起動させてもよい。マイクロコンピュ
ータ11は、測定回路13が外部からの入力ビデオ信号
の変動を検出するごとに自動起動し、所定の自動調整動
作を実行することができる。
【0062】また、測定回路13は、外部からの垂直同
期信号S1v、水平同期信号S1hの極性を監視し、極性変
化を検出する都度、マイクロコンピュータ11を割込起
動し、図5のメインプログラムを自動起動させてもよ
い。ただし、このときの同期処理回路21は、垂直同期
信号S1v、水平同期信号S1hの極性を監視するために、
これらと同極性の垂直同期信号S2v、水平同期信号S2h
を測定回路13に出力するとともに(図14)、垂直同
期信号S1v、水平同期信号S1hの極性に拘らず、所定の
極性の垂直駆動信号S3v、水平駆動信号S3hを垂直偏向
回路24、水平偏向回路23に出力するものとする。
【0063】さらに、図12の画面サイズ調整プログラ
ムに使用する手動のロータリエンコーダRCは、表示画
面Gのサイズを拡大方向、縮小方向に操作指示すること
ができれば足りるから、動作パラメータを増方向、減方
向に指定可能な操作スイッチに代えることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明、第2発明によれば、マイクロコンピュータと測
定回路とを組み合わせることによって、測定回路は、水
平周期、垂直周期を含む入力ビデオ信号のタイミングを
測定し、マイクロコンピュータは、水平サイズ設定信
号、垂直サイズ設定信号を出力することができるから、
入力ビデオ信号の水平周波数、垂直周波数が変動して
も、表示画面を極めて精度よく自動調整することがで
き、入力ビデオ信号の仕様変動に対し、幅広く対応する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成ブロック系統図
【図2】 動作説明図(1)
【図3】 動作説明図(2)
【図4】 動作説明図(3)
【図5】 プログラムフローチャート(1)
【図6】 プログラムフローチャート(2)
【図7】 プログラムフローチャート(3)
【図8】 プログラムフローチャート(4)
【図9】 動作説明表
【図10】 プログラムフローチャート(5)
【図11】 プログラムフローチャート(6)
【図12】 プログラムフローチャート(7)
【図13】 指示アイコンの表示例図
【図14】 他の実施例を示す要部ブロック系統図
【符号の説明】
G…表示画面 Shs…水平サイズ設定信号 Shp…水平ポジション設定信号 Svs…垂直サイズ設定信号 Svp…垂直ポジション設定信号 Scr、Scg、Scb…ゲイン設定信号 Scc…コントラスト設定信号 S3 …ビデオ信号 T1h…水平周期 T1v…垂直周期 T2h…水平表示開始時間 T2v…垂直表示開始時間 T3h…水平表示終了時間 T3v…垂直表示終了時間 Rh 、Rv …有効走査比 11…マイクロコンピュータ 12…DA変換器 13…測定回路 22…ビデオ増幅器 22a…ミキサ 23…水平偏向回路 24…垂直偏向回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 3/227 H04N 3/227 (56)参考文献 特開 平5−35240(JP,A) 特開 平5−297815(JP,A) 特開 平7−261691(JP,A) 特開 昭63−247792(JP,A) 特開 平6−276404(JP,A) 特開 平1−321475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 1/00 G09G 1/04 G09G 1/16 G09G 5/00 H04N 3/223 H04N 3/227

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DA変換器を介してビデオモニタの水平
    偏向回路に水平サイズ設定信号を送出し、垂直偏向回路
    に垂直サイズ設定信号を送出するマイクロコンピュータ
    と、入力ビデオ信号の水平周期、垂直周期、水平表示開
    始時間、垂直表示開始時間、水平表示終了時間、垂直表
    示終了時間を測定する測定回路とを備えてなり、該測定
    回路は、水平偏向回路の作動タイミングを測定し、前記
    マイクロコンピュータは、前記測定回路からの測定結果
    に基づいて水平ポジション設定値を算出し、DA変換器
    を介して水平偏向回路に水平ポジション設定信号を送出
    することを特徴とするビデオモニタの自動調整システ
    ム。
  2. 【請求項2】 DA変換器を介してビデオモニタの水平
    偏向回路に水平サイズ設定信号を送出し、垂直偏向回路
    に垂直サイズ設定信号を送出するマイクロコンピュータ
    と、入力ビデオ信号の水平周期、垂直周期、水平表示開
    始時間、垂直表示開始時間、水平表示終了時間、垂直表
    示終了時間を測定する測定回路とを備えてなり、該測定
    回路は、垂直偏向回路の作動タイミングを測定し、前記
    マイクロコンピュータは、前記測定回路からの測定結果
    に基づいて垂直ポジション設定値を算出し、DA変換器
    を介して垂直偏向回路に垂直ポジション設定信号を送出
    することを特徴とするビデオモニタの自動調整システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記マイクロコンピュータは、前記測定
    回路からの測定結果に基づいて入力ビデオ信号の有効走
    査比を算出し、有効走査比に対応する水平サイズ設定
    値、垂直サイズ設定値を水平サイズ設定信号、垂直サイ
    ズ設定信号として出力することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のビデオモニタの自動調整システム。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータは、水平偏向
    回路の周波数依存性を補正して水平サイズ設定値を算出
    することを特徴とする請求項3記載のビデオモニタの自
    動調整システム。
  5. 【請求項5】 前記測定回路は、表示画面の1垂直周期
    に対し、水平表示開始時間の最小値、水平表示終了時間
    の最大値を測定することを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれか記載のビデオモニタの自動調整システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記測定回路は、ミキサを介し、ビデオ
    増幅器の出力側からのビデオ信号を入力することを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載のビデオ
    モニタの自動調整システム。
  7. 【請求項7】 前記マイクロコンピュータは、前記測定
    回路が入力ビデオ信号の変動を検出するごとに自動起動
    することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    か記載のビデオモニタの自動調整システム。
  8. 【請求項8】 前記マイクロコンピュータは、前記測定
    回路が入力ビデオ信号のタイミングを測定するとき、D
    A変換器を介してビデオ増幅器に各色のゲイン設定信
    号、コントラスト設定信号を送出することを特徴とする
    請求項6記載のビデオモニタの自動調整システム。
JP7007171A 1994-06-14 1995-01-20 ビデオモニタの自動調整システム Expired - Fee Related JP2939789B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7007171A JP2939789B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ビデオモニタの自動調整システム
PCT/JP1995/001173 WO1995034880A1 (en) 1994-06-14 1995-06-12 Video monitor adjusting system
US08/750,466 US5990940A (en) 1994-06-14 1995-06-12 Video monitor system with video monitor adjustment messages overlaid on the video monitor
EP95921158A EP0766220B1 (en) 1994-06-14 1995-06-12 Video monitor adjusting system
DE69525532T DE69525532T2 (de) 1994-06-14 1995-06-12 Videomonitoreinstellsystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7007171A JP2939789B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ビデオモニタの自動調整システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7641699A Division JPH11311961A (ja) 1999-03-19 1999-03-19 ビデオモニタの画面サイズ調整システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08194444A JPH08194444A (ja) 1996-07-30
JP2939789B2 true JP2939789B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=11658643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7007171A Expired - Fee Related JP2939789B2 (ja) 1994-06-14 1995-01-20 ビデオモニタの自動調整システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2939789B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3321749B2 (ja) 1997-10-09 2002-09-09 東京特殊電線株式会社 Crtカラーモニタの画面自動調整方法およびcrtカラーモニタ
KR100672061B1 (ko) * 2002-06-21 2007-01-19 노바텍 마이크로일렉트로닉스 코포레이션 스크린 자동조정 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08194444A (ja) 1996-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0766220B1 (en) Video monitor adjusting system
US5216504A (en) Automatic precision video monitor alignment system
KR100440457B1 (ko) 온스크린디스플레이에서파라메타를조정하기위한비디오디스플레이장치및방법
US5382984A (en) Digital convergence correction apparatus for color television receiver with cursor on screen
JP2939789B2 (ja) ビデオモニタの自動調整システム
US5473391A (en) Convergence displacement correcting device for projection-type image display apparatus and method thereof
JPH11311961A (ja) ビデオモニタの画面サイズ調整システム
US6362579B1 (en) Circuit for correction of deflection errors in a television display
JP2000125225A (ja) 輝度補正装置
US6392369B1 (en) Digital realtime convergence correction circuit and method thereof
JP2001025029A (ja) コンバーゼンス補正方法およびテレビジョンセット
US6404146B1 (en) Method and system for providing two-dimensional color convergence correction
JP3352468B2 (ja) コンバーゼンス自動調整装置
US7045977B2 (en) Vertical/horizontal amplitude controller
EP1734495B1 (en) Picture signal processing device
JPH09107515A (ja) 投射形映像表示装置
JPH05300448A (ja) 映像表示装置
JPS5842382A (ja) デイジタルコンバ−ゼンス装置
JPH11196356A (ja) シェーディング補正回路
JPH10215461A (ja) コンバージェンス補正回路
JPH0548922A (ja) 偏向ひずみ補正回路
KR20040055363A (ko) 멀티모드 프로젝션 텔레비젼의 컨버젼스 보상장치 및 그의보상방법
JPH11155085A (ja) 画質調整装置
JPH03217191A (ja) コンバーゼンス自動補正装置
JPH1098738A (ja) 色むら補正回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees