JP2936896B2 - 光学的情報読取り装置 - Google Patents
光学的情報読取り装置Info
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10821—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード読取り装置に
関するものであり、例えば、読取り装置の可搬性を向上
させて作業者の作業効率を好適にするバーコード読取り
装置に用いられるものである。
関するものであり、例えば、読取り装置の可搬性を向上
させて作業者の作業効率を好適にするバーコード読取り
装置に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンディタイプのバーコード読取
り装置においては、球面レンズを用いた縮小光学系によ
るCCD素子を採用しており、光源によりバーコードを
照射した際に生ずる反射光をミラーにより反射させ、こ
のミラーからの反射光をレンズにより集光してCCD素
子に結像させるものがある。そして、この結像結果をバ
ーコードの読取り内容に対する電気信号の強弱の変化を
表す出力としてCCD素子から発生させ、この出力を、
バーコードの読取り内容を表す電気信号として増幅器、
二値化器、デコーダやインターフェイスを介して発生さ
せるようになっている。
り装置においては、球面レンズを用いた縮小光学系によ
るCCD素子を採用しており、光源によりバーコードを
照射した際に生ずる反射光をミラーにより反射させ、こ
のミラーからの反射光をレンズにより集光してCCD素
子に結像させるものがある。そして、この結像結果をバ
ーコードの読取り内容に対する電気信号の強弱の変化を
表す出力としてCCD素子から発生させ、この出力を、
バーコードの読取り内容を表す電気信号として増幅器、
二値化器、デコーダやインターフェイスを介して発生さ
せるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、バーコード読取り装置は可搬性を有するも
のの、バーコードを読取る時には、装置を片手で把持す
る必要がある。例えば、両手で作業できる場合があって
も、バーコードを読取る際には、作業者の片手が読取り
装置の把持により塞ってしまったり、このバーコード読
取り装置の持ち変えに手間がかかったりして、作業効率
が向上し難いという問題がある。
のものでは、バーコード読取り装置は可搬性を有するも
のの、バーコードを読取る時には、装置を片手で把持す
る必要がある。例えば、両手で作業できる場合があって
も、バーコードを読取る際には、作業者の片手が読取り
装置の把持により塞ってしまったり、このバーコード読
取り装置の持ち変えに手間がかかったりして、作業効率
が向上し難いという問題がある。
【0004】この問題を解決すべく、バーコード読取り
装置の小型化して、実開昭58ー138157号公報お
よび米国特許4766299号公報に開示されたよう
に、装置を手に装着する方法が考えられるが、上述した
電子走査形のバーコード読取り装置では、以下に述べる
光学系の事情から装置を小型化することは不可能であっ
た。
装置の小型化して、実開昭58ー138157号公報お
よび米国特許4766299号公報に開示されたよう
に、装置を手に装着する方法が考えられるが、上述した
電子走査形のバーコード読取り装置では、以下に述べる
光学系の事情から装置を小型化することは不可能であっ
た。
【0005】すなわち、従来のバーコード読取り装置で
は、上述のごとく球面レンズを含む縮小光学系を採用し
ているため、小型化を目指すべく、バーコードと球面レ
ンズとの間の光学系の焦点距離を短くしようとすると、
球面レンズの曲率半径を小さくして球面レンズを小さく
する必要がある。しかし、このようにすると、CCD素
子上でバーコードの映像を判読するのに必要な光量が充
分得られなくなるという問題がある。しかもCCD素子
上でバーコードからの反射光を縮小して結像させる関係
上、CCD素子と球面レンズとの間の焦点距離はある程
度必要になり、これらの理由により、電子走査形のバー
コード読取り装置では、小型化することは不可能であっ
た。
は、上述のごとく球面レンズを含む縮小光学系を採用し
ているため、小型化を目指すべく、バーコードと球面レ
ンズとの間の光学系の焦点距離を短くしようとすると、
球面レンズの曲率半径を小さくして球面レンズを小さく
する必要がある。しかし、このようにすると、CCD素
子上でバーコードの映像を判読するのに必要な光量が充
分得られなくなるという問題がある。しかもCCD素子
上でバーコードからの反射光を縮小して結像させる関係
上、CCD素子と球面レンズとの間の焦点距離はある程
度必要になり、これらの理由により、電子走査形のバー
コード読取り装置では、小型化することは不可能であっ
た。
【0006】これに対し、上記実開昭58ー13815
7号公報に開示されたペン方式バーコード読取り装置
は、指先に固定し得るほど小型化できるものの、バーコ
ードをなぞる方式であるため誤読が多く、その結果、作
業効率の低下につながるおそれがある。
7号公報に開示されたペン方式バーコード読取り装置
は、指先に固定し得るほど小型化できるものの、バーコ
ードをなぞる方式であるため誤読が多く、その結果、作
業効率の低下につながるおそれがある。
【0007】また、上記米国特許4766299号公報
に開示されたバーコード読取り装置は、機械的なミラー
の回転或いは振動を利用してレーザービームを走査させ
る機構が必要とされるため、バーコード読取り装置が、
作業者の手に装着し得る程度の大きさにはなるものの、
それ以上の小型化には限界があり、また、振動や落下に
対し本質的に不利という問題がある。
に開示されたバーコード読取り装置は、機械的なミラー
の回転或いは振動を利用してレーザービームを走査させ
る機構が必要とされるため、バーコード読取り装置が、
作業者の手に装着し得る程度の大きさにはなるものの、
それ以上の小型化には限界があり、また、振動や落下に
対し本質的に不利という問題がある。
【0008】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、誤読を少なくすると共に、作業者の両手
を自由にし得るように小型化することが可能な光学的情
報読取り装置を提供することを目的とするものである。
たものであり、誤読を少なくすると共に、作業者の両手
を自由にし得るように小型化することが可能な光学的情
報読取り装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、光学
的情報に相対する開口部を有し、作業者の手の指に装着
されるケーシングと、このケーシングに対して摺動可能
に嵌装されると共に、前記開口部に対して突出して設け
られた保持部材と、前記光学的情報に向けて光を照射す
る照射手段と、この照射手段によって生じた前記光学的
情報からの反射光を複数の受光素子で受光し、前記受光
素子を電子走査することにより前記光学的情報に対応し
た情報信号を出力する信号出力手段と、を有し、前記保
持部材が前記光学的情報に当接して前記ケーシングに対
して摺動することによって、前記照射手段より前記光学
的情報に対して光が照射されて前記信号出力手段より情
報信号が出力される光学的情報読取り装置であって、さ
らに、前記光学的情報からの反射光を蛇行状に透過させ
て実質的等倍で前記複数の受光素子に結像させる分布屈
折率型ロッドレンズアレイ、を備えることを特徴とする
光学的情報読取り装置を採用するものである。
的情報に相対する開口部を有し、作業者の手の指に装着
されるケーシングと、このケーシングに対して摺動可能
に嵌装されると共に、前記開口部に対して突出して設け
られた保持部材と、前記光学的情報に向けて光を照射す
る照射手段と、この照射手段によって生じた前記光学的
情報からの反射光を複数の受光素子で受光し、前記受光
素子を電子走査することにより前記光学的情報に対応し
た情報信号を出力する信号出力手段と、を有し、前記保
持部材が前記光学的情報に当接して前記ケーシングに対
して摺動することによって、前記照射手段より前記光学
的情報に対して光が照射されて前記信号出力手段より情
報信号が出力される光学的情報読取り装置であって、さ
らに、前記光学的情報からの反射光を蛇行状に透過させ
て実質的等倍で前記複数の受光素子に結像させる分布屈
折率型ロッドレンズアレイ、を備えることを特徴とする
光学的情報読取り装置を採用するものである。
【0010】
【作用】上記構成により、分布屈折率型ロッドレンズア
レイは光学的情報からの反射光を蛇行状に透過させて実
質的等倍で複数の受光素子に結像させるので、分布屈折
率との関係で短光路長にて結像させ得ることができ、こ
れにより光学的情報を判読するのに必要な光量を得るこ
とができると共に、従来のように焦点距離による装置の
大型化を防止することができる。 また、ケーシングを作
業者の手の指に装着した状態においてケーシングの開口
部より突出した保持部材を光学的情報に当接させること
によって照射手段より光学的情報に向けて光が照射され
て信号出力手段より情報信号が出力されて、光学的情報
を読取ることができる。
レイは光学的情報からの反射光を蛇行状に透過させて実
質的等倍で複数の受光素子に結像させるので、分布屈折
率との関係で短光路長にて結像させ得ることができ、こ
れにより光学的情報を判読するのに必要な光量を得るこ
とができると共に、従来のように焦点距離による装置の
大型化を防止することができる。 また、ケーシングを作
業者の手の指に装着した状態においてケーシングの開口
部より突出した保持部材を光学的情報に当接させること
によって照射手段より光学的情報に向けて光が照射され
て信号出力手段より情報信号が出力されて、光学的情報
を読取ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を表す構成図である。
明する。図1は本発明の一実施例を表す構成図である。
【0012】図1および図2は、本発明に係るバーコー
ド読取り装置が作業者の右手10に適用された例を示し
ており、このバーコード読取り装置は、右手10の人差
し指11の第3関節部11aに取り付けたセンサユニッ
トSと、右手10の手首12に取り付けた腕時計と同様
の外形形状を有するデコーダユニットDと、インターフ
ェイスユニットIとによって構成されている。
ド読取り装置が作業者の右手10に適用された例を示し
ており、このバーコード読取り装置は、右手10の人差
し指11の第3関節部11aに取り付けたセンサユニッ
トSと、右手10の手首12に取り付けた腕時計と同様
の外形形状を有するデコーダユニットDと、インターフ
ェイスユニットIとによって構成されている。
【0013】センサユニットSは偏平筒体20を備えて
おり、この偏平筒体20には、図1および図3に示すよ
うに、装着具21が、その二股部21a,21bを偏平
筒体20の外周壁下面中央から指輪状に外方へ延出させ
て形成されている。そして、偏平筒体20は、装着具2
1の二股部21a,21bにより右手10の人差し指1
1の第3関節部11aを外方から挟持するようにして、
同右手10に装着されている。
おり、この偏平筒体20には、図1および図3に示すよ
うに、装着具21が、その二股部21a,21bを偏平
筒体20の外周壁下面中央から指輪状に外方へ延出させ
て形成されている。そして、偏平筒体20は、装着具2
1の二股部21a,21bにより右手10の人差し指1
1の第3関節部11aを外方から挟持するようにして、
同右手10に装着されている。
【0014】偏平筒体20内には、偏平筒状可動体30
が、図3に示すように、環状ゴム部材40を介し偏平筒
体20内にその開口部22から軸方向に変位可動に嵌装
されている。ゴム部材40は、その内端部41にて偏平
筒体20の内周壁中間部位から内方へ突出する環状壁2
3に当接し、また、その外端部42にて可動体30の外
周壁段部31に当接してなるもので、このゴム部材40
は、常時、可動体30を、その環状外端壁33を偏平筒
体20の開口部22の外方へ突出させるように偏平筒体
20の外方に向け付勢している。なお、ゴム部材40
は、偏平筒体20内への水や塵等の侵入を防ぐ役割をも
果たす。
が、図3に示すように、環状ゴム部材40を介し偏平筒
体20内にその開口部22から軸方向に変位可動に嵌装
されている。ゴム部材40は、その内端部41にて偏平
筒体20の内周壁中間部位から内方へ突出する環状壁2
3に当接し、また、その外端部42にて可動体30の外
周壁段部31に当接してなるもので、このゴム部材40
は、常時、可動体30を、その環状外端壁33を偏平筒
体20の開口部22の外方へ突出させるように偏平筒体
20の外方に向け付勢している。なお、ゴム部材40
は、偏平筒体20内への水や塵等の侵入を防ぐ役割をも
果たす。
【0015】拡散板50は、その上面にて、図3に示す
ように、可動体30の中空部32の上壁32aに固着さ
れており、この拡散板50の内端中央部には、発光素子
60が、その内蔵の発光ダイオード61(図7)の導通
に応じて拡散板50内に向け発光するように嵌着されて
いる。拡散板50は、発光素子60からの光を拡散させ
て、その傾斜状外端壁51からほぼこれに直交して一様
に拡散光を出射するようになっている。
ように、可動体30の中空部32の上壁32aに固着さ
れており、この拡散板50の内端中央部には、発光素子
60が、その内蔵の発光ダイオード61(図7)の導通
に応じて拡散板50内に向け発光するように嵌着されて
いる。拡散板50は、発光素子60からの光を拡散させ
て、その傾斜状外端壁51からほぼこれに直交して一様
に拡散光を出射するようになっている。
【0016】但し、可動体30の中空部32の図3にて
図示上下方向中央面に対する拡散板50の外端壁51の
傾斜角は、同外端壁51からの出射拡散光をバーコード
70に入射させ得るように設定されている。かかる場
合、バーコード70は、可動体30の環状外端壁33と
同一面内にて同環状外端壁33の図3にて図示上下方向
中央に位置するものとする。
図示上下方向中央面に対する拡散板50の外端壁51の
傾斜角は、同外端壁51からの出射拡散光をバーコード
70に入射させ得るように設定されている。かかる場
合、バーコード70は、可動体30の環状外端壁33と
同一面内にて同環状外端壁33の図3にて図示上下方向
中央に位置するものとする。
【0017】ロッドレンズアレイ80は、図3に示すよ
うに、拡散板50と共に可動体30の中空部32内に嵌
装されており、このロッドレンズアレイ80は、図3,
図4(A)および図5に示すように、直方体形状のケー
シング81と、このケーシング81内に横方向に互いに
間隔を付与しかつ軸方向に互いに平行に一次元状に形成
した複数の円柱状穴81a〜81a内にそれぞれ嵌装し
た複数のロッドレンズ82〜82とによって構成されて
いる。
うに、拡散板50と共に可動体30の中空部32内に嵌
装されており、このロッドレンズアレイ80は、図3,
図4(A)および図5に示すように、直方体形状のケー
シング81と、このケーシング81内に横方向に互いに
間隔を付与しかつ軸方向に互いに平行に一次元状に形成
した複数の円柱状穴81a〜81a内にそれぞれ嵌装し
た複数のロッドレンズ82〜82とによって構成されて
いる。
【0018】各ロッドレンズ82は、屈折率分布型レン
ズを構成するもので、これら各ロッドレンズ82は、軸
心から半径方向に向け屈折率を増大させるように形成さ
れている。但し、各ロッドレンズ82の光学的特性は次
の数1により特定される。
ズを構成するもので、これら各ロッドレンズ82は、軸
心から半径方向に向け屈折率を増大させるように形成さ
れている。但し、各ロッドレンズ82の光学的特性は次
の数1により特定される。
【0019】
【数1】
【0020】この数式1において、図4(B)に示すよ
うに、符号Loは、物点面P(バーコード70の位置に
相当する)とロッドレンズ82の入射端面82aとの間
の距離、あるいはロッドレンズ82の出射端面82bと
結像面Qとの間の距離を表している。本実施例において
は、Lo=2〜3(mm)とする。符号Aは各ロッドレ
ンズ82の分布屈折率定数を表し、符号Noは各ロッド
レンズ82の光軸上における屈折率を表し、符号Zoは
各ロッドレンズ82の軸長を表し、符号Tは各ロッドレ
ンズ82内における光の蛇行周期長を表す。
うに、符号Loは、物点面P(バーコード70の位置に
相当する)とロッドレンズ82の入射端面82aとの間
の距離、あるいはロッドレンズ82の出射端面82bと
結像面Qとの間の距離を表している。本実施例において
は、Lo=2〜3(mm)とする。符号Aは各ロッドレ
ンズ82の分布屈折率定数を表し、符号Noは各ロッド
レンズ82の光軸上における屈折率を表し、符号Zoは
各ロッドレンズ82の軸長を表し、符号Tは各ロッドレ
ンズ82内における光の蛇行周期長を表す。
【0021】そして、ロッドレンズアレイ80は、物点
面P、すなわちバーコード70に拡散板50から入射し
たとき同バーコード70から反射する光を入射されて、
図4(B)に示すように蛇行状に進行させ、一次元状の
光として出射し結像面Q上に結像させる。
面P、すなわちバーコード70に拡散板50から入射し
たとき同バーコード70から反射する光を入射されて、
図4(B)に示すように蛇行状に進行させ、一次元状の
光として出射し結像面Q上に結像させる。
【0022】ラインセンサ90は、図3に示すように、
可動体30の中空部32内でロッドアレイレンズ80の
後方に配設されているもので、このラインセンサ90
は、基台91と、CCD素子92とにより構成されてい
る。基台91は、可動体30の中空部32の底壁内面中
央突出部34に同軸的に固着されており、また、CCD
素子92は、その受光面92aにて各ロッドレンズ82
の出射端面82bを臨むように、ロッドレンズアレイ8
0と同軸的に基台91に固着されている。
可動体30の中空部32内でロッドアレイレンズ80の
後方に配設されているもので、このラインセンサ90
は、基台91と、CCD素子92とにより構成されてい
る。基台91は、可動体30の中空部32の底壁内面中
央突出部34に同軸的に固着されており、また、CCD
素子92は、その受光面92aにて各ロッドレンズ82
の出射端面82bを臨むように、ロッドレンズアレイ8
0と同軸的に基台91に固着されている。
【0023】但し、CCD素子92の受光面92aは結
像面Qと一致している。また、同受光面92aの有効受
光長はバーコード70の長さと一致している。そして、
ラインセンサ90は、その受光面92aにて、ロッドア
レイレンズ80からの出射光を受光し、バーコード70
の読取り内容を表す受光信号として発生する。
像面Qと一致している。また、同受光面92aの有効受
光長はバーコード70の長さと一致している。そして、
ラインセンサ90は、その受光面92aにて、ロッドア
レイレンズ80からの出射光を受光し、バーコード70
の読取り内容を表す受光信号として発生する。
【0024】常開型トリガースイッチ100は、偏平筒
体20内において可動体30の底壁の図3にて図示後方
に形成した隔壁24の中央部に固着されているもので、
このトリガースイッチ100は、その応動部材101に
て、可動体30の底壁外面中央突出部35に所定狭隙を
介し同軸的に対向している。そして、このトリガースイ
ッチ100は、その応動部材101にて、可動体30の
第3図にて図示右動時にその底壁外面中央突出部35に
より押動されて閉成する。このことは、トリガースイッ
チ100が、その閉成によりトリガー作用を発揮し、充
電可能な直流電源Br(図7)から発光素子60の発光
ダイオードに給電させて同発光ダイオードを導通させ
る。
体20内において可動体30の底壁の図3にて図示後方
に形成した隔壁24の中央部に固着されているもので、
このトリガースイッチ100は、その応動部材101に
て、可動体30の底壁外面中央突出部35に所定狭隙を
介し同軸的に対向している。そして、このトリガースイ
ッチ100は、その応動部材101にて、可動体30の
第3図にて図示右動時にその底壁外面中央突出部35に
より押動されて閉成する。このことは、トリガースイッ
チ100が、その閉成によりトリガー作用を発揮し、充
電可能な直流電源Br(図7)から発光素子60の発光
ダイオードに給電させて同発光ダイオードを導通させ
る。
【0025】デコーダユニットDは、中空円盤状ケーシ
ング110を備えており、このケーシング110には、
腕時計のバンドと同様の形状を有する装着具120が取
り付けられている。そしてケーシング110は、図1に
示すように、装着具120を右手10の手首12に嵌装
して取り付けられている。ケーシング110内には、図
6に示すように、充電可能直流電源Brおよび電子回路
部130が収容されており、ケーシング110の表面1
11の中央には、表示器140が表示面141を外方に
露呈させて埋め込まれている。
ング110を備えており、このケーシング110には、
腕時計のバンドと同様の形状を有する装着具120が取
り付けられている。そしてケーシング110は、図1に
示すように、装着具120を右手10の手首12に嵌装
して取り付けられている。ケーシング110内には、図
6に示すように、充電可能直流電源Brおよび電子回路
部130が収容されており、ケーシング110の表面1
11の中央には、表示器140が表示面141を外方に
露呈させて埋め込まれている。
【0026】電子回路部130は、CCD素子92に接
続した増幅器131と、この増幅器131に接続した二
値化器132と、この二値化器132に接続したデコー
ダ133と、インターフエイス134を備えており、増
幅器131は、CCD素子92からの受光信号を増幅し
増幅信号として発生する。二値化器132は、増幅器1
31からの増幅信号の値を二値化して二値化信号を発生
する。
続した増幅器131と、この増幅器131に接続した二
値化器132と、この二値化器132に接続したデコー
ダ133と、インターフエイス134を備えており、増
幅器131は、CCD素子92からの受光信号を増幅し
増幅信号として発生する。二値化器132は、増幅器1
31からの増幅信号の値を二値化して二値化信号を発生
する。
【0027】デコーダ133は、トリガースイッチ10
0の閉成に応答し、トリガーされて二値化器132から
の二値化信号をデコードしデコード信号を発生する。イ
ンターフェイス134は、出力端子137を介し、デコ
ーダ133からのデコード信号を出力する。表示器14
0は、デコーダ133からのデコード信号に応答して同
デコード信号の内容を表示する。
0の閉成に応答し、トリガーされて二値化器132から
の二値化信号をデコードしデコード信号を発生する。イ
ンターフェイス134は、出力端子137を介し、デコ
ーダ133からのデコード信号を出力する。表示器14
0は、デコーダ133からのデコード信号に応答して同
デコード信号の内容を表示する。
【0028】なお、本実施例において、デコーダユニッ
トD内の直流電源Brおよび増幅器131と、センサユ
ニットS内の発光ダイオード61,CCD素子92およ
びトリガースイッチ100との間の電気的接続は、図
1,図3および図6に示すように、接続コードLにより
なされている。また、図6および図7において、両符号
135,136は、外部電源接続端子をそれぞれ表し、
また、符号138はインターフェイス134の入力端子
を表す。
トD内の直流電源Brおよび増幅器131と、センサユ
ニットS内の発光ダイオード61,CCD素子92およ
びトリガースイッチ100との間の電気的接続は、図
1,図3および図6に示すように、接続コードLにより
なされている。また、図6および図7において、両符号
135,136は、外部電源接続端子をそれぞれ表し、
また、符号138はインターフェイス134の入力端子
を表す。
【0029】インターフェイスユニットIは、図2に示
すように、基台150を有するものであり、この基台1
50の上面には、凹面150aがデコーダユニットDの
ケーシング110の表面形状に合わせて形成されてい
る。また、図2に示すように、凹面150aの環状外周
縁部には、各接続端子151,152,153および1
54が、配設されている。かかる場合、ケーシング11
0の上面を凹面150aに重ね合わせたとき、ケーシン
グ110の各外部接続端子135,136、出力端子1
37および入力端子138が各接続端子151,15
2,153および154にそれぞれ接続されるようにな
っている。
すように、基台150を有するものであり、この基台1
50の上面には、凹面150aがデコーダユニットDの
ケーシング110の表面形状に合わせて形成されてい
る。また、図2に示すように、凹面150aの環状外周
縁部には、各接続端子151,152,153および1
54が、配設されている。かかる場合、ケーシング11
0の上面を凹面150aに重ね合わせたとき、ケーシン
グ110の各外部接続端子135,136、出力端子1
37および入力端子138が各接続端子151,15
2,153および154にそれぞれ接続されるようにな
っている。
【0030】基台150の各接続端子151,152
は、外部電源に接続されるようになっており、また、同
基台150の残余の各接続端子153,154は、外部
のコンピュータに接続されるようになっている。しかし
て、上述のようにケーシング110の各外部接続端子1
35,136、出力端子137および入力端子138が
インターフェイスユニットIの各接続端子151,15
2,153および154にそれぞれ接続されたとき、前
記外部電源が直流電源Brを充電するとともに、インタ
ーフェイス134がデコーダ133からのデコード信号
を前記コンピュータに出力する一方、同コンピュータか
らのデータをインターフェイス134に転送する。
は、外部電源に接続されるようになっており、また、同
基台150の残余の各接続端子153,154は、外部
のコンピュータに接続されるようになっている。しかし
て、上述のようにケーシング110の各外部接続端子1
35,136、出力端子137および入力端子138が
インターフェイスユニットIの各接続端子151,15
2,153および154にそれぞれ接続されたとき、前
記外部電源が直流電源Brを充電するとともに、インタ
ーフェイス134がデコーダ133からのデコード信号
を前記コンピュータに出力する一方、同コンピュータか
らのデータをインターフェイス134に転送する。
【0031】上記のように構成した本実施例において、
バーコード70の読取り作業に先立って、作業者がデコ
ーダユニットDおよびセンサユニットSを右手10に装
着する際には、図1(A)に示すように、デコーダユニ
ットDの装着具120を、腕時計のバンドと同様にし
て、右手10の手首12に装着し、然る後、センサユニ
ットSの装着具21を、その二股部21a,21bによ
り右手10の人差し指11の第3関節部11aを挟持す
るようにして、人差し指11に装着する。
バーコード70の読取り作業に先立って、作業者がデコ
ーダユニットDおよびセンサユニットSを右手10に装
着する際には、図1(A)に示すように、デコーダユニ
ットDの装着具120を、腕時計のバンドと同様にし
て、右手10の手首12に装着し、然る後、センサユニ
ットSの装着具21を、その二股部21a,21bによ
り右手10の人差し指11の第3関節部11aを挟持す
るようにして、人差し指11に装着する。
【0032】このようにしてデコーダユニットDおよび
センサユニットSを右手10に装着した後は、図1
(B)にて示すように、作業者が、人差し指11を折り
曲げてセンサユニットSの偏平筒体20の開口部22を
バーコード70に対向させる。然る後、可動体30を、
その外端壁33をバーコード70の表面に当接させるよ
うにして、バーコード70に押し付けると、可動体30
がゴム部材40の弾力に抗して偏平筒体20内に変位
し、底壁外面中央突出部35によりトリガースイッチ1
00の押動部材101を押動する。このため、同トリガ
ースイッチ100が閉成する。
センサユニットSを右手10に装着した後は、図1
(B)にて示すように、作業者が、人差し指11を折り
曲げてセンサユニットSの偏平筒体20の開口部22を
バーコード70に対向させる。然る後、可動体30を、
その外端壁33をバーコード70の表面に当接させるよ
うにして、バーコード70に押し付けると、可動体30
がゴム部材40の弾力に抗して偏平筒体20内に変位
し、底壁外面中央突出部35によりトリガースイッチ1
00の押動部材101を押動する。このため、同トリガ
ースイッチ100が閉成する。
【0033】すると、発光素子60がトリガースイッチ
100を介し直流電源Brから給電されて、発光ダイオ
ード61の導通のもとに拡散板50内に向け発光し、拡
散板50がその入射光を拡散させて外端壁51からバー
コード70に向けて拡散光として出射する。また、デコ
ーダ133がトリガースイッチ100の閉成によりトリ
ガーされてデコード作用を発揮する。
100を介し直流電源Brから給電されて、発光ダイオ
ード61の導通のもとに拡散板50内に向け発光し、拡
散板50がその入射光を拡散させて外端壁51からバー
コード70に向けて拡散光として出射する。また、デコ
ーダ133がトリガースイッチ100の閉成によりトリ
ガーされてデコード作用を発揮する。
【0034】拡散板50からの出射拡散光がバーコード
70に入射すると、同入射拡散光がバーコード70によ
り反射され、ロッドレンズアレイ80の各ロッドレンズ
82内に入射する。そして、このように入射したバーコ
ード70からの反射光は、各ロッドレンズ82内をその
分布屈折率のもとに図4(B)に示すように蛇行状に進
行し出射端面82bから出射する。
70に入射すると、同入射拡散光がバーコード70によ
り反射され、ロッドレンズアレイ80の各ロッドレンズ
82内に入射する。そして、このように入射したバーコ
ード70からの反射光は、各ロッドレンズ82内をその
分布屈折率のもとに図4(B)に示すように蛇行状に進
行し出射端面82bから出射する。
【0035】ついで、各ロッドレンズ82の出射端面8
2bから出射した出射光がラインセンサ90のCCD素
子92の受光面92aに入射する(図5)。このこと
は、バーコード70からの反射拡散光が、ロッドレンズ
アレイ80の分布屈折率に基づく光学的作用のもとに数
1に従いCCD素子92の受光面92aにて入射結像す
ることを意味する。
2bから出射した出射光がラインセンサ90のCCD素
子92の受光面92aに入射する(図5)。このこと
は、バーコード70からの反射拡散光が、ロッドレンズ
アレイ80の分布屈折率に基づく光学的作用のもとに数
1に従いCCD素子92の受光面92aにて入射結像す
ることを意味する。
【0036】このようにしてバーコード70からの反射
拡散光がロッドレンズアレイ80を通りCCD素子92
の受光面92aに入射結像すると、CCD素子92が受
光信号を発生する。すると、この受光信号が増幅器13
1により増幅信号として増幅され、この増幅信号が二値
化器132により二値化信号として二値化されて、デコ
ーダ133に入力される。
拡散光がロッドレンズアレイ80を通りCCD素子92
の受光面92aに入射結像すると、CCD素子92が受
光信号を発生する。すると、この受光信号が増幅器13
1により増幅信号として増幅され、この増幅信号が二値
化器132により二値化信号として二値化されて、デコ
ーダ133に入力される。
【0037】ついで、デコーダ133が二値化器132
からの二値化信号をデコードしデコード信号として発生
し表示器140およびインターフェイス134に付与す
る。すると、表示器140がデコーダ133からのデコ
ード信号に応答してこのデコード信号の内容をバーコー
ド70のバーコード情報として表示する。
からの二値化信号をデコードしデコード信号として発生
し表示器140およびインターフェイス134に付与す
る。すると、表示器140がデコーダ133からのデコ
ード信号に応答してこのデコード信号の内容をバーコー
ド70のバーコード情報として表示する。
【0038】然る後、可動体30の外端壁33をバーコ
ード70の表面から解離すると、可動体30がゴム部材
40の反発力のもとに偏平筒体20の外方に向け変位し
て、底壁外面中央突出部35をトリガースイッチ100
の押動部材101から解離させる。このため、同トリガ
ースイッチ100が開成し発光素子60からの発光およ
びデコーダ133のデコード作用を停止させる。
ード70の表面から解離すると、可動体30がゴム部材
40の反発力のもとに偏平筒体20の外方に向け変位し
て、底壁外面中央突出部35をトリガースイッチ100
の押動部材101から解離させる。このため、同トリガ
ースイッチ100が開成し発光素子60からの発光およ
びデコーダ133のデコード作用を停止させる。
【0039】このような段階にて、デコーダユニットD
をセンサユニットSと共に作業者の右手10から取り外
した後、デコーダユニットDのケーシング110の上面
をインターフェイスユニットIの基台150の凹面15
0a上に重ね合わせて、ケーシング110の各外部接続
端子135,136、出力端子137および入力端子1
38を基台150の各接続端子151,152,153
および154にそれぞれ接続すると、インターフェイス
ユニットIは、デコーダ133からのデコード信号をイ
ンターフェイス134を介して入力されて前記コンピュ
ータに出力するとともに、前記外部電源による直流電源
Brの充電を許容する。
をセンサユニットSと共に作業者の右手10から取り外
した後、デコーダユニットDのケーシング110の上面
をインターフェイスユニットIの基台150の凹面15
0a上に重ね合わせて、ケーシング110の各外部接続
端子135,136、出力端子137および入力端子1
38を基台150の各接続端子151,152,153
および154にそれぞれ接続すると、インターフェイス
ユニットIは、デコーダ133からのデコード信号をイ
ンターフェイス134を介して入力されて前記コンピュ
ータに出力するとともに、前記外部電源による直流電源
Brの充電を許容する。
【0040】以上説明したように、センサユニットSに
おけるバーコード70の光学的読取り検出機構として、
分布屈折率との関係で短光路長にて結像させ得る小さな
ロッドレンズアレイ80を採用したので、このロッドレ
ンズアレイ80によって読取りに必要な受光量を得つつ
焦点距離を短くすることができ、センサユニットSの形
状寸法を作業者の指の大きさに合致する程に大幅に小さ
くすることができる。
おけるバーコード70の光学的読取り検出機構として、
分布屈折率との関係で短光路長にて結像させ得る小さな
ロッドレンズアレイ80を採用したので、このロッドレ
ンズアレイ80によって読取りに必要な受光量を得つつ
焦点距離を短くすることができ、センサユニットSの形
状寸法を作業者の指の大きさに合致する程に大幅に小さ
くすることができる。
【0041】また、デコーダユニットDをセンサユニッ
トSから分離して構成したので、同デコーダユニットD
の寸法形状を、作業者の手首の大きさに合致する程に小
さくし得る。このことは、バーコード読取り装置を非常
に小型のものにて提供し得ることを意味する。
トSから分離して構成したので、同デコーダユニットD
の寸法形状を、作業者の手首の大きさに合致する程に小
さくし得る。このことは、バーコード読取り装置を非常
に小型のものにて提供し得ることを意味する。
【0042】さらに、バーコード70の読取り作業にあ
たっては、上述のように、作業者がデコーダユニットD
を右手10の手首12に、センサユニットSを右手10
の人差し指11の第3関節部11aに装着した後、人差
し指11を折り曲げた状態にてセンサユニットSをバー
コード70に押し付けるのみでよい。換言すれば、バー
コード70を読み取るにあたり、操作者が、バーコード
読取り装置を従来のように片手で把持する必要もなく、
両手を自由にした状態に維持することができ、その結
果、作業効率を著しく向上させることができる。
たっては、上述のように、作業者がデコーダユニットD
を右手10の手首12に、センサユニットSを右手10
の人差し指11の第3関節部11aに装着した後、人差
し指11を折り曲げた状態にてセンサユニットSをバー
コード70に押し付けるのみでよい。換言すれば、バー
コード70を読み取るにあたり、操作者が、バーコード
読取り装置を従来のように片手で把持する必要もなく、
両手を自由にした状態に維持することができ、その結
果、作業効率を著しく向上させることができる。
【0043】また、センサユニットSをバーコード70
に押し付けたときにトリガースイッチ100を閉成する
ことにより、発光素子60から発光させるとともにデコ
ーダ133をトリガーするようにしたので、発光素子6
0からの発光とデコーダ133のトリガーとを単一の操
作でなし得るという簡便さがある。
に押し付けたときにトリガースイッチ100を閉成する
ことにより、発光素子60から発光させるとともにデコ
ーダ133をトリガーするようにしたので、発光素子6
0からの発光とデコーダ133のトリガーとを単一の操
作でなし得るという簡便さがある。
【0044】また、デコーダユニットI内に重量のかさ
む直流電源Brを収容し、かつ同デコーダユニットIを
腕時計と同様に手首12に装着するようにしたため、操
作者の人差し指11に対する負担を軽減できる。そし
て、センサユニットSとデコーダユニットDとが操作者
の人差し指11から手首12にかけてまとまっているの
で携帯に便利である。
む直流電源Brを収容し、かつ同デコーダユニットIを
腕時計と同様に手首12に装着するようにしたため、操
作者の人差し指11に対する負担を軽減できる。そし
て、センサユニットSとデコーダユニットDとが操作者
の人差し指11から手首12にかけてまとまっているの
で携帯に便利である。
【0045】さらに、近年のバーコードのラベル印刷技
術の進歩によって、かなりの高密度(300〜600
(dpi))で印刷が可能となり、例えば、ITFコー
ドで8桁のバーコード情報であれば、バーコードのバー
の幅が5〜7(mm)にて印刷できるが、このような小
型のバーコードを読取る場合でも、上記一実施例におけ
るバーコード読取り装置では、ロッドレンズアレイによ
るバーコードの映像の実質的等倍結像によって、好適に
小型のバーコードを読取ることかできる。
術の進歩によって、かなりの高密度(300〜600
(dpi))で印刷が可能となり、例えば、ITFコー
ドで8桁のバーコード情報であれば、バーコードのバー
の幅が5〜7(mm)にて印刷できるが、このような小
型のバーコードを読取る場合でも、上記一実施例におけ
るバーコード読取り装置では、ロッドレンズアレイによ
るバーコードの映像の実質的等倍結像によって、好適に
小型のバーコードを読取ることかできる。
【0046】次に、他の実施例について説明する。な
お、図8および図9の図番号で、図1〜図4の図番号と
同番号である部分については、図1〜図4の図番号と均
等部分を示す。
お、図8および図9の図番号で、図1〜図4の図番号と
同番号である部分については、図1〜図4の図番号と均
等部分を示す。
【0047】上記一実施例では、光源手段として、偏平
筒状の可動体30の中空部32の上壁32aに固着され
た拡散板50と、可動体30に内蔵された発光素子60
とにより構成されていたが、図8および図9に示すよう
に構成してもよい。
筒状の可動体30の中空部32の上壁32aに固着され
た拡散板50と、可動体30に内蔵された発光素子60
とにより構成されていたが、図8および図9に示すよう
に構成してもよい。
【0048】すなわち、この他の実施例においては、図
8および図9に示すように、ロッドレンズアレイ180
は、バーコード70の走査方向に平行な方向に複数のロ
ッドレンズ183が配設された第1のレンズアレイ18
1と、この第1のレンズアレイ181の配列方向に平行
な位置に複数のロッドレンズ183が配設された第2の
レンズアレイ182とにより構成されている。そして、
CCD素子92の上部には発光ダイオード184が設け
られている。
8および図9に示すように、ロッドレンズアレイ180
は、バーコード70の走査方向に平行な方向に複数のロ
ッドレンズ183が配設された第1のレンズアレイ18
1と、この第1のレンズアレイ181の配列方向に平行
な位置に複数のロッドレンズ183が配設された第2の
レンズアレイ182とにより構成されている。そして、
CCD素子92の上部には発光ダイオード184が設け
られている。
【0049】そして、第1のレンズアレイ182は、発
光ダイオード184からの出射光を蛇行状に透過させ、
出射端面182bよりバーコード70に向けて該出射光
を出射し、第2のレンズアレイ181は、入射端面18
2aよりバーコード70からの反射光を入射し、蛇行状
に透過させて、該反射光をCCD素子92に向けて出射
する。
光ダイオード184からの出射光を蛇行状に透過させ、
出射端面182bよりバーコード70に向けて該出射光
を出射し、第2のレンズアレイ181は、入射端面18
2aよりバーコード70からの反射光を入射し、蛇行状
に透過させて、該反射光をCCD素子92に向けて出射
する。
【0050】すなわち、本実施例では、ロッドレンズア
レイ180を、バーコード70の映像をCCD素子92
上に実質的等倍で結像させる結像手段として使用するだ
けでなく、発光ダイオード184からの出射光をパター
ン70に照射するライトガイドとして使用することによ
り、可動体30部分に余分なスペースを設ける必要がな
いので、スイッチ機構として可動する可動体30を密に
して、可動体30の強度を向上させることができる。
レイ180を、バーコード70の映像をCCD素子92
上に実質的等倍で結像させる結像手段として使用するだ
けでなく、発光ダイオード184からの出射光をパター
ン70に照射するライトガイドとして使用することによ
り、可動体30部分に余分なスペースを設ける必要がな
いので、スイッチ機構として可動する可動体30を密に
して、可動体30の強度を向上させることができる。
【0051】さらに、複数のロッドレンズ183によっ
て発光ダイオード184からの出射光を結像してバーコ
ード70に出射しているので、バーコード70に対する
発光ダイオード184の照射効率を、上記一実施例にお
ける拡散板による照明方法に比して向上させることがで
き、発光ダイオード184の消費電力を低減することが
できる。
て発光ダイオード184からの出射光を結像してバーコ
ード70に出射しているので、バーコード70に対する
発光ダイオード184の照射効率を、上記一実施例にお
ける拡散板による照明方法に比して向上させることがで
き、発光ダイオード184の消費電力を低減することが
できる。
【0052】これは、本発明のような装着型のバーコー
ド読取り装置においては、特に有用な構成となる。すな
わち、装着型のバーコード読取り装置では、作業者の体
に装着する関係上、体格の大きい装置や重量の重い装置
を採用することができないため、読取り装置を駆動する
バッテリもできるだけ電池容量を小さくして、軽量化す
ることが望ましい。そのため、バーコード70に対する
発光ダイオード184の照射効率を向上させて発光ダイ
オード184の消費電力を低減させるということは、バ
ッテリの電池容量を小さくし、軽量化を可能にして、上
記要望を満足することができる。
ド読取り装置においては、特に有用な構成となる。すな
わち、装着型のバーコード読取り装置では、作業者の体
に装着する関係上、体格の大きい装置や重量の重い装置
を採用することができないため、読取り装置を駆動する
バッテリもできるだけ電池容量を小さくして、軽量化す
ることが望ましい。そのため、バーコード70に対する
発光ダイオード184の照射効率を向上させて発光ダイ
オード184の消費電力を低減させるということは、バ
ッテリの電池容量を小さくし、軽量化を可能にして、上
記要望を満足することができる。
【0053】なお、本発明の実施にあたっては、発光素
子60を、センサユニットSに代えて、デコーダユニッ
トD内に配設して、発光素子60からの光を光ファイバ
によりセンサユニットS内の拡散板50内に入射させる
ようにしてもよい。
子60を、センサユニットSに代えて、デコーダユニッ
トD内に配設して、発光素子60からの光を光ファイバ
によりセンサユニットS内の拡散板50内に入射させる
ようにしてもよい。
【0054】また本発明の実施にあたっては、作業者の
人差し指に限ることなく、例えば、中指の第3関節部に
センサユニットSを装着するようにしてもよい。
人差し指に限ることなく、例えば、中指の第3関節部に
センサユニットSを装着するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、光
学的情報からの反射光を信号出力手段に受光させる光学
的手段として、光学的情報からの反射光を蛇行状に透過
させて実質的等倍で結像させる分布屈折率型ロッドレン
ズアレイを採用したので、従来のように焦点距離による
装置の大型化を防止することができる。
学的情報からの反射光を信号出力手段に受光させる光学
的手段として、光学的情報からの反射光を蛇行状に透過
させて実質的等倍で結像させる分布屈折率型ロッドレン
ズアレイを採用したので、従来のように焦点距離による
装置の大型化を防止することができる。
【0056】その結果、ケーシングを作業者の指に、こ
れに合致した大きさでもって容易に装着することができ
る。
れに合致した大きさでもって容易に装着することができ
る。
【0057】これにより、作業者の両手は何も把持しな
い状態にしながら光学的情報を読取らせることができる
ので、その結果、作業効率を著しく向上させ得るという
優れた効果がある。しかも、光学的情報に保持部材を当
接させることによって照射手段より光が照射されるの
で、読取り動作をさせたい時にのみ装置を作動させるこ
とができ、正確な読取りが可能となるという優れた効果
がある。
い状態にしながら光学的情報を読取らせることができる
ので、その結果、作業効率を著しく向上させ得るという
優れた効果がある。しかも、光学的情報に保持部材を当
接させることによって照射手段より光が照射されるの
で、読取り動作をさせたい時にのみ装置を作動させるこ
とができ、正確な読取りが可能となるという優れた効果
がある。
【図1】本発明の一実施例であるバーコード読取り装置
のセンサユニットおよびデコーダユニットを作業者の右
手に装着した例を示す装着図である。
のセンサユニットおよびデコーダユニットを作業者の右
手に装着した例を示す装着図である。
【図2】上記バーコード読取り装置のデコーダユニット
およびインターフェイスユニットを示す斜視図である。
およびインターフェイスユニットを示す斜視図である。
【図3】上記センサユニットの縦断面図である。
【図4】バーコード、ロッドレンズアレイおよび拡散板
の斜視図並びにロッドレンズの光学的特性の説明図であ
る。
の斜視図並びにロッドレンズの光学的特性の説明図であ
る。
【図5】バーコード、ロッドレンズアレイおよび拡散板
の模形的斜視図である。
の模形的斜視図である。
【図6】上記デコーダユニットの拡大斜視図である。
【図7】上記デコーダユニット内のブロック図である。
【図8】他の実施例におけるセンサユニットの縦断面図
である。
である。
【図9】上記他の実施例におけるバーコード、ロッドレ
ンズアレイおよび拡散板の斜視図である。
ンズアレイおよび拡散板の斜視図である。
D デコーダユニット S センサユニット 11 人差し指 20 偏平筒体 30 可動体 50 拡散板 60 発光素子 70 バーコード 80 ロッドレンズアレイ 92 CCD素子
Claims (3)
- 【請求項1】 光学的情報に相対する開口部を有し、作
業者の手の指に装着されるケーシングと、 このケーシングに対して摺動可能に嵌装されると共に、
前記開口部に対して突出して設けられた保持部材と、 前記光学的情報に向けて光を照射する照射手段と、この照射手段によって生じた前記光学的情報からの反射
光を複数の受光素子で受光し、前記受光素子を電子走査
することにより 前記光学的情報に対応した情報信号を出
力する信号出力手段と、 を有し、前記保持部材が前記光学的情報に当接して前記
ケーシングに対して摺動することによって、前記照射手
段より前記光学的情報に対して光が照射されて前記信号
出力手段より情報信号が出力される光学的情報読取り装
置であって、 さらに、 前記光学的情報からの反射光を蛇行状に透過させて実質
的等倍で前記複数の受光素子に結像させる分布屈折率型
ロッドレンズアレイ、を備える ことを特徴とする光学的
情報読取り装置。 - 【請求項2】 前記ロッドレンズアレイは、前記光学的
情報の走査方向に平行な方向に複数のロッドレンズが配
設された第1のレンズアレイと、この第1のレンズアレ
イの配列方向に平行な位置に複数のロッドレンズが配設
された第2のレンズアレイとにより構成され、 前記第1のレンズアレイは、前記照射手段からの光を蛇
行状に透過させて前記光学的情報に向けて照射すると共
に、前記第2のレンズアレイは、前記光学的情報からの
反射光を蛇行状に透過させて前記複数の受光素子に結像
させる ことを特徴とする請求項1記載の光学的情報読取
り装置。 - 【請求項3】 前記複数の受光素子は1次元的に配列さ
れていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記
載の光学的情報読取り装置。
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