JP2936442B2 - 三次元レーザ加工機 - Google Patents

三次元レーザ加工機

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JP2936442B2 JP4124828A JP12482892A JP2936442B2 JP 2936442 B2 JP2936442 B2 JP 2936442B2 JP 4124828 A JP4124828 A JP 4124828A JP 12482892 A JP12482892 A JP 12482892A JP 2936442 B2 JP2936442 B2 JP 2936442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、P点出し制御パラメー
タの自動決定機能を備えた三次元レーザ加工機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】支持枠に回動自在に軸支した中空状の第
1の回転体と、第1の回転体を回転駆動する第1のモー
タと、第1の回転体に回動自在に軸支した中空状の第2
の回転体と、第2の回転体を回転駆動する第2のモータ
と、第2の回転体よりも先端部側に取り付けたノズル
と、第1の回転体に設けられその軸線上に放射されたレ
ーザ光線を第2の回転体に案内する第1の反射手段と、
第2の回転体に設けられその軸線上に放射されたレーザ
光線をノズルに向けて案内する第2の反射手段とを備
え、第2の反射手段で反射されたレーザ光線をノズルか
ら被加工物へ向けて照射する加工ヘッドを、以下、オフ
セット型加工ヘッド又は単に加工ヘッドと呼ぶこととす
る。
【0003】図4は三次元レーザ加工機のオフセット型
加工ヘッドの構成図である。図において、8は加工ヘッ
ドの駆動端に位置するA軸、9はA軸8に接続されたC
軸、10はC軸9に接続されたZ軸であり、これらの3
つの軸はアーム17を構成している。また、A軸8の先
端にはノズル6が取り付けられて、ワークW上の加工線
Kに沿って進行するように制御される。ノズル6の先端
には静電センサ7が付けられ、ワークWとノズル6間の
距離を制御するのに利用されている。13はモータM5
によりA軸8を矢印の方向に回転させるA軸受、14は
モータM4によりC軸9を矢印の方向に回転させるC軸
受、5はモータM3により加工ヘッドをZ(上下)方向
に移動させるZ軸受、4はモータM2により加工ヘッド
を矢印Y方向に移動させるY軸受、3はモータM1によ
り加工ヘッドを矢印X方向に移動させるX軸受である。
【0004】なお、各モータM1〜M5は、NC制御装
置(図示せず)からの駆動信号により駆動され、加工プ
ログラムに従って、ワークWに対してノズル6の距離を
一定に保持しながら、レーザ光Lのスポットが加工線K
を倣うように、かつノズル6の姿勢がワークWの表面に
対してほぼ垂直となるように制御される。
【0005】図5はオフセット型加工ヘッドのZY平面
図、図6はXZ平面図である。図5に示すように、C軸
の原点は位置21、プラス方向は位置23の方向、マイ
ナス方向は位置22の方向であり、A軸の原点は位置2
4、A軸のプラス方向は位置25の方向、マイナス方向
は位置26の方向である。また、図6に示すように、L
1 は第1の反射手段29から第2の反射手段30までの
第1の回転体27の軸線と平行な第1の回転体27中の
レーザ光線の光路長、L2 は第2の反射手段30から第
2の回転体28中を通りワークWに至るまでの第2の回
転体28の軸線と平行なレーザ光線の光路長である。以
下、L1 はC軸のリンク長さ、L2 はA軸のリンク長さ
と呼ぶこととする。
【0006】次に、加工ヘッドを交換した時や加工ヘッ
ドをワーク等に衝突させた時、必ずオペレータが実施す
る必要があるP点出しについて説明する。P点出しと
は、実際の加工ヘッドにおけるC軸,A軸のリンク長さ
1 ,L2 及びC軸,A軸の原点復帰時の回転量φ1
φ2 (原点復帰時の位置とは原点ドグをふみ終りさらに
シフトさせる回転量)を正しく決定して、NC制御装置
へ登録することである。NC制御装置はこの入力パラメ
ータに基づいて各モータM1〜M5を動作させるので、
このパラメータ入力値が適正値でないと、P点出しの前
後で、加工軌跡がずれることになる。
【0007】図7は従来のP点出し動作を示すフローチ
ャートである。これに基づいて従来のレーザ加工機にお
けるP点出しを説明する。レーザ加工機の加工テーブル
にアクリル板をセットし、C軸,A軸を0°として、焦
点高さ3mmの位置にノズルを動かす(S21,S2
2)。次に、図9に示す姿勢1(C=0°かつA=30
°)及び姿勢2(C=0°かつA=−30°)で、出力
50W,照射時間500ms程度にてアクリル板にレー
ザを照射する(S23〜S26)。その照射位置によ
り、C軸のシフト回転量φ1 及びA軸のリンク長さL2
が適正値かどうかを目視判断する(S27)。
【0008】この時の照射位置関係の全パターンを図1
1に示す。C=0°,A=30°の照射位置がC=0
°,A=−30°の照射位置よりx方向において小さけ
れば(図11(c)(d))、C軸のマイナス方向へシ
フト回転量を加える。反対にC=0°,A=30°の照
射位置がC=0°,A=−30°の照射位置よりx方向
において大きければ(図11(a)(b))、C軸のプ
ラス方向へシフト回転量を加える。また、C=0°,A
=30°の照射位置がC=0°,A=−30°の照射位
置よりもy方向において小さければ(図11(a)
(d))、L2 の長さを大きくする。反対にC=0°,
A=30°の照射位置がC=0°,A=−30°の照射
位置よりy方向において大きければ(図11(b)
(c))、L2 の長さを小さくする。そして、C軸のシ
フト回転量φ1 及びA軸のリンク長さL2 をNC制御装
置へパラメータとして登録する。そして、再度同一動作
を行って、入力パラメータが適正値かどうかを目視判断
する。これがS27の動作である。入力パラメータを適
正値でないと判断すれば、図11(e)に示す様に、2
つの照射位置が一致するまで繰り返す(S28〜S3
3,S22〜S27)。
【0009】次に、C=0,A=0にて、焦点高さ3m
mの位置にノズルを動かす(S34)。さらに、図10
に示す姿勢3(C=90°かつA=0°)及び姿勢4
(C=−90°かつA=0°)で、出力50W,照射時
間500ms程度にてアクリル板にレーザを照射する。
そして、その照射位置により、A軸のシフト回転量φ2
及びC軸のリンク長さL1 が適正値かどうかを目視判断
する(S34〜S39)。
【0010】この時の照射位置関係の全パターンを図1
2に示す。C=90°,A=0°の照射位置がC=−9
0°,A=0°の照射位置よりx方向において小さけれ
ば(図12(a)(b))、A軸のシフト回転量φ2
マイナス方向へ加える。この反対の場合(図12(c)
(d))には、プラス方向へ加える。また、C=90
°,A=0°の照射位置がC=−90°,A=0°の照
射位置よりy方向において小さければ(図12(b)
(c))、L1 を小さくする。この反対の場合(図12
(a)(d))には、L1 を大きくする。そして、A軸
のシフト回転量φ2及びC軸のリンク長さL1 をNC制
御装置へパラメータとして登録する。そして、再度同一
動作を行って、入力パラメータが適正値かどうかを目視
判断する。これがS39の動作である。入力パラメータ
を適正値でないと判断すれば、図11(e)に示す様
に、2つの照射位置が一致するまで繰り返す(S40〜
S45,S34〜S39)。従来は以上の様な操作をす
べて、オペレータが目視レベルにて行ない、入力パラメ
ータL1 ,L2 ,φ1 ,φ2 を決定していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】P点出し作業は、加工
ヘッドを交換した時や加工ヘッドをワーク等に衝突させ
た時に、オペレータが必ず実施しなければならない事項
であり、もし実施しないと、加工軌跡がずれる結果とな
る。しかし前述したような煩雑なP点出し作業を全てオ
ペレータが行うのでは、作業に時間がかかり、また、正
確なP点出しができない等の課題があった。本発明は、
上記課題を解決するためになされたもので、P点出し作
業を自動化させる三次元レーザ加工機を得ることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持枠に回動
自在に軸支した中空状の第1の回転体と、第1の回転体
に回動自在に軸支した中空状の第2の回転体と、第2の
回転体の先端に取り付けたノズルと、前記第1の回転体
に設けられその軸線上に放射されたレーザ光線を前記第
2の回転体に案内する第1の反射手段と、前記第2の回
転体に設けられその軸線上に放射されたレーザ光線を前
記ノズルに向けて案内する第2の反射手段とを備え、こ
れら第1の回転体及び第2の回転体を経てノズルから被
加工物に向けて加工用レーザ光線を照射する加工ヘッド
を有した三次元レーザ加工機において、前記加工用レー
ザ光線と同じ光路をとる位置測定用レーザ光線を発生す
るレーザ光源と、前記ノズルから照射された位置測定用
レーザ光線が位置測定用ワークに当たった位置を検出す
るセンサと、前記第1の回転体を回転させて得た前記加
工ヘッドの異なる2つの姿勢における前記センサからの
位置情報と、前記第2の回転体を回転させて得た前記加
工ヘッドの異なる2つの姿勢における前記センサからの
位置情報とから、前記第1の反射手段から前記第2の反
射手段までの光路長、前記第2の反射手段から前記第2
の回転体中を通り前記ワークに至るまでの光路長、及
び、前記第1の回転体と第2の回転体の原点復帰時の回
転量を算出し、これらの算出値をあらかじめ入力してい
た位置ずれ許容量と比較しながら、前記各光路長及び回
転量を決定する演算制御手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】演算制御手段でP点出し機能を選択すると、加
工ヘッドが所定の位置へ動き、この時照射された位置測
定用レーザ光線の位置情報をセンサにて検出し、この位
置情報を演算制御手段に取り込む。演算制御手段ではこ
の位置情報の取り込みを加工ヘッドの異なる複数の姿勢
で行い、あらかじめ入力しておいた位置ずれ許容量と比
較し、その許容量を越える場合には、あらかじめ設定し
ておいた計算方法により、パラメータL1 ,L2
φ1 ,φ2 を決定する。
【0014】
【実施例】本発明の三次元レーザ加工機は自動P点出し
機能を備えたものであり、図1は本発明のレーザ加工機
における自動P点出し機能の構成図である。本構成は従
来例で示した構成に加えて、発振器1に内蔵されている
位置測定用のHe−Neレーザ光源2、位置測定用ワー
ク11、位置測定用ワーク11に当ったHe−Neレー
ザの位置を検出するCCDカメラ12、CCDカメラ1
2の画像情報を解析して位置情報とする処理ユニット1
5、処理ユニット15から位置情報を取り込んで、C
軸,A軸のリンク長さL1 ,L2 及びC軸,A軸のシフ
ト回転量φ1 ,φ2 を決定するNC制御装置16から成
っている。なお、図2で図4と同符号を付した部分は、
従来例と同一又は相当物を示すものとする。
【0015】He−Neレーザ光源2は、実際の加工時
に被加工物に照射されるCO2 レーザ光源(図示せず)
と位置的に同期がとられ、被加工物にレーザが照射され
る位置は、He−NeレーザとCO2 レーザとで同一点
になる様に構成されている。CCDカメラ12はP点出
しを行なう時のみノズル6に着装され、P点出し終了後
は取りはずされる。また、位置測定用ワーク11には、
図2に示す様にx軸方向に基準線Xを入れておき、位置
測定用ワーク11をレーザ加工機の加工テーブルにセッ
トする場合には、加工機のx軸に本基準線Xを合わせて
セットする。
【0016】図3はNC制御装置16による、パラメー
タL1 ,L2 ,φ1 ,φ2 を決定するP点出し動作のア
ルゴリズムを示している。このアルゴリズムに基づい
て、図2の各構成の動作を説明する。まず、レーザ加工
機の加工テーブル上に、位置測定用ワーク11をその基
準線Xを加工機のx軸と平行にしてセットする。基準線
XはCCDカメラ12による位置検出の際の基準座標と
なるものである。また、C=0°かつA=0°で加工ヘ
ッドを位置測定用ワーク11の上方へ退避させておく。
【0017】上記の状態から自動P点出し機能を実行さ
せると、Z軸10が下がり、静電センサ7により、ノズ
ル6と位置測定用ワーク11間の距離を計算しながら焦
点高さ3mmまで加工ヘッドが移動する(S1)。次に、
ノズル6の先端位置固定にて、C=0°,A=30°に
加工ヘッドを移動させ(S2)、He−Neレーザの位
置測定用ワーク11への照射位置をCCDカメラ12で
とらえて、処理ユニット15経由でNC制御装置16へ
送る(S3,S4)。次に、ノズル6の先端位置固定に
て、C=0°,A=−30°に加工ヘッドを移動させ
(S5)、He−Neレーザの位置測定用ワーク11ヘ
の照射位置をCCDカメラ12でとらえて、処理ユニッ
ト15経由でNC制御装置16へ送る(S6,S7)。
次に、ノズル6の先端位置固定にて、C=90°,A=
0°位置に加工ヘッドを移動させ(S8)、He−Ne
レーザの位置測定用ワーク11ヘの照射位置をCCDカ
メラ12でとらえて、処理ユニット15経由でNC制御
装置16へ送る(S9,S10)。さらに、ノズル6の
先端位置固定にて、C=−90°,A=0°に加工ヘッ
ドを移動させ(S11)、He−Neレーザの位置測定
用ワーク11ヘの照射位置をCCDカメラでとらえて、
処理ユニット15経由でNC制御装置16へ送る(S1
2,S13)。
【0018】NC制御装置16では、これらの4つの位
置情報が、パラメータの確認のためものか又は決定のた
めのものかを判断し(S14)、決定のためものであれ
ば、以上4つの場合の加工ヘッドの姿勢における、He
−Neレーザの位置情報より、C軸,A軸のシフト回転
量φ1 ,φ2 、及びC軸,A軸のリンク長さL1 ,L2
を計算する(S15)。次に、その計算方法について説
明する。はじめに、ここで使用する記号の意味を示して
おく。 Δx1 :図9(a)において実測した点1点2間のx方
向距離 Δy1 :図9(a)において実測した点1点2間のy方
向距離 Δx2 :図10(a)において実測した点1点2間のx
方向距離 Δy2 :図10(a)において実測した点1点2間のy
方向距離 Δεcr:あらかじめNC制御装置16に入力した位置づ
れ許容量 L1 :求めようとするC軸の実際のリンク長さ L2 :求めようとするA軸の実際のリンク長さ L3 :あらかじめNC制御装置16に入力したC軸のリ
ンク長さ L4 :あらかじめNC制御装置16に入力したA軸のリ
ンク長さ φ1 :求めようとするC軸のシフト回転量 φ2 :求めようとするA軸のシフト回転量
【0019】NC制御装置16は、まず以下の(1)〜
(4)式を判定し、これらがすべて成り立たない場合に
は、加工上問題がないとしてP点出しをしない。 Δx1 >Δεcr (1) Δy1 >Δεcr (2) Δx2 >Δεcr (3) Δy2 >Δεcr (4) 一方、上記(1)〜(4)式のいずれかが成り立つ場
合、NC制御装置16は以下のような方法で計算を行
い、φ1 ,φ2 、L1 ,L2 を決定する。
【0020】姿勢1(C=0°,A=30°),姿勢2
(C=0°,A=−30°)のHe−Neレーザの位置
測定用ワーク11への照射位置より次の(5),(6)
式がなり立つ。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】姿勢3(C=90°,A=0°),姿勢4
(C=−90°,A=0°)のHe−Neレーザの位置
測定用ワーク11への照射位置より次の(7),(8)
式がなり立つ。
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】
【0026】(5)式,(6)式からは、それぞれ次の
(9),(10)式が得られる。
【0027】
【数5】
【0028】この(9),(10)式より、次の(1
1),(12)式でφ1 が求まる。
【0029】
【数6】
【0030】また、(8)式により、次の(13)式が
得られる。
【0031】
【数7】
【0032】(13)式を(7)式に代入すると次の
(14)式となり、(14)式から(15)式でL1
求まる。
【0033】
【数8】
【0034】また、(5)式より、(16)式でL2
求まる。
【0035】
【数9】
【0036】次に、(16)式を(7)式に代入して次
の(17)式を得、さらに変形して(18)式とする。
【0037】
【数10】
【0038】また、(16)式を(8)式に代入して次
の(19)式を得、さらに変形して(20)式とする。
【0039】
【数11】
【0040】さらに、(18),(20)式より、(2
1)式でφ2 が求まる。
【0041】
【数12】
【0042】以上がS15における、パラメータL1
2 ,φ1 ,φ2 の計算方法の例であり、この計算方法
はあらかじめNC制御装置16にプログラムしておく。
算出されたL1 ,L2 ,φ1 ,φ2 は、以前のそれらに
代わって登録され(S16)、登録されたパラメータL
1 ,L2 ,φ1 ,φ2 に基づいて、再度、(1)〜
(4)式のチェックを行う(S2〜S14,S17)。
もし、(1)〜(4)式のいづれか1つでも満足してい
れば、これらの式のいづれもが満足しなくなるまで同様
の計算を繰り返す。そして、式(1)〜(4)のいづれ
も満足しなくなった時点の、L1 ,L2 ,φ1 ,φ2
適正値として決定し、P点出しを終了する。
【0043】本実施例は図5、図6に示すオフセット型
加工ヘッドを有するレーザ加工機の場合について説明し
たが、オフセットタイプの軸構成をもつ他のロボット等
の場合にも応用できる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明した様に、本発明によれば、
演算制御手段により自動的にP点出しが行なわれること
になり、操作の単純化及び作業時間の短縮が可能とな
り、また、P点出しの精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工機におけるP点出し機能の
構成図である。
【図2】位置測定用ワークの斜視図である。
【図3】本発明のNC制御装置におけるP点出し動作の
アルゴリズムである。
【図4】従来のレーザ加工機のオフセット型加工ヘッド
部の構成図である。
【図5】従来のレーザ加工機のオフセット型加工ヘッド
のY−Z平面図である。
【図6】従来のレーザ加工機のオフセット型加工ヘッド
のX−Z平面図である。
【図7】従来のP点出しの方法を示すフローチャートで
ある。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【図9】P点出しを行う際の加工ヘッドの姿勢表示図で
ある。
【図10】P点出しを行う際の加工ヘッドの姿勢表示図
である。
【図11】加工ヘッドを所定の姿勢に置いた状態の照射
位置関係図である。
【図12】加工ヘッドを所定の姿勢に置いた状態の照射
位置関係図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 He−Neレーザ光源 6 ノズル 7 静電センサ 8 A軸 9 C軸 10 Z軸 11 位置測定用ワーク 12 CCDカメラ 15 処理ユニット 16 NC制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/18 B23K 26/02 - 26/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠に回動自在に軸支した中空状の第
    1の回転体と、第1の回転体に回動自在に軸支した中空
    状の第2の回転体と、第2の回転体の先端に取り付けた
    ノズルと、前記第1の回転体に設けられその軸線上に放
    射されたレーザ光線を前記第2の回転体に案内する第1
    の反射手段と、前記第2の回転体に設けられその軸線上
    に放射されたレーザ光線を前記ノズルに向けて案内する
    第2の反射手段とを備え、これら第1の回転体及び第2
    の回転体を経てノズルから被加工物に向けて加工用レー
    ザ光線を照射する加工ヘッドを有した三次元レーザ加工
    機において、 前記加工用レーザ光線と同じ光路をとる位置測定用レー
    ザ光線を発生するレーザ光源と、 前記ノズルから照射された位置測定用レーザ光線が位置
    測定用ワークに当たった位置を検出するセンサと、前記第1の回転体を回転させて得た前記加工ヘッドの異
    なる2つの姿勢における前記センサからの位置情報と、
    前記第2の回転体を回転させて得た前記加工ヘッドの異
    なる2つの姿勢における前記センサからの位置情報とか
    ら、前記第1の反射手段から前記第2の反射手段までの
    光路長、前記第2の反射手段から前記第2の回転体中を
    通り前記ワークに至るまでの光路長、及び、前記第1の
    回転体と第2の回転体の原点復帰時の回転量を算出し、
    これらの算出値をあらかじめ入力していた位置ずれ許容
    量と比較しながら、前記各光路長及び回転量を決定する
    演算制御手段とを、 備えたことを特徴とする三次元レー
    ザ加工機。
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