JP2935348B2 - Atm接続機器におけるトラヒック調節装置 - Google Patents
Atm接続機器におけるトラヒック調節装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Async
hronous Transfer Mode)網に接
続する機器(以下、ATM接続機器という)におけるト
ラヒック調節装置に関し、特にATM網における端末装
置およびネットワーク中継装置に関する。
hronous Transfer Mode)網に接
続する機器(以下、ATM接続機器という)におけるト
ラヒック調節装置に関し、特にATM網における端末装
置およびネットワーク中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信など、高速,高帯域,マ
ルチメディアを実現する技術としてATM方式が注目を
集め、公衆網のみならずLAN(Local Area
Network)の伝送技術としても使用されるよう
になってきている。しかし、LANの基盤技術としてA
TMを使用するには、マルチメディア等のATM指向の
新しいアプリケーションプログラムだけでなく、LAN
エミュレーションなどの技術を用いて、既存LANとの
相互接続や、既存LAN指向の従来型アプリケーション
プログラムをも実現することが必須である。
ルチメディアを実現する技術としてATM方式が注目を
集め、公衆網のみならずLAN(Local Area
Network)の伝送技術としても使用されるよう
になってきている。しかし、LANの基盤技術としてA
TMを使用するには、マルチメディア等のATM指向の
新しいアプリケーションプログラムだけでなく、LAN
エミュレーションなどの技術を用いて、既存LANとの
相互接続や、既存LAN指向の従来型アプリケーション
プログラムをも実現することが必須である。
【0003】ところで、一般に、既存LANの代表プロ
トコルであるイーサネットやトークンリング,FDDI
(Fiber Distributed Data I
nterface)は媒体共有型プロトコルであり、そ
の上で実現される従来型アプリケーションプログラム
は、通信のセットアップや制御にブロードキャストデー
タを多用するのに対し、ATMは媒体占有型プロトコル
であり、各データストリームは仮想チャンネルとして個
々にコネクション型通信を行う。
トコルであるイーサネットやトークンリング,FDDI
(Fiber Distributed Data I
nterface)は媒体共有型プロトコルであり、そ
の上で実現される従来型アプリケーションプログラム
は、通信のセットアップや制御にブロードキャストデー
タを多用するのに対し、ATMは媒体占有型プロトコル
であり、各データストリームは仮想チャンネルとして個
々にコネクション型通信を行う。
【0004】従って、ATM上で従来型アプリケーショ
ンプログラムを実行したり、ATMに既存LANを接続
すると、制御用のブロードキャストデータによる多数の
ストリームがATM接続機器に着信する。
ンプログラムを実行したり、ATMに既存LANを接続
すると、制御用のブロードキャストデータによる多数の
ストリームがATM接続機器に着信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おける問題点は、既存LANおよび従来型アプリケーシ
ョンプログラムが発生し、ATM接続機器に着信するブ
ロードキャストデータが、該ATM接続機器の受信性能
を著しく低下させることである。その理由は、ブロード
キャストデータは単位ストリーム当たりのトラヒックは
小さくてもストリーム数が多いため、コネクションの設
定および解放のオーバヘッドの増加や、ATM接続機器
内で受信データ蓄積装置との間でのバーストデータ転送
のメリットが生かせないことによる。
おける問題点は、既存LANおよび従来型アプリケーシ
ョンプログラムが発生し、ATM接続機器に着信するブ
ロードキャストデータが、該ATM接続機器の受信性能
を著しく低下させることである。その理由は、ブロード
キャストデータは単位ストリーム当たりのトラヒックは
小さくてもストリーム数が多いため、コネクションの設
定および解放のオーバヘッドの増加や、ATM接続機器
内で受信データ蓄積装置との間でのバーストデータ転送
のメリットが生かせないことによる。
【0006】本発明の目的は、上述した従来の問題点を
解決し、受信ブロードキャストデータを除去してトラヒ
ックを抑制することにより、データ伝送効率を向上させ
るようにしたATM接続機器におけるトラヒック調節装
置を提供することにある。
解決し、受信ブロードキャストデータを除去してトラヒ
ックを抑制することにより、データ伝送効率を向上させ
るようにしたATM接続機器におけるトラヒック調節装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のATM接続機器
におけるトラヒック調節装置は、ATM網に接続するA
TM接続機器の受信部において、ブロードキャストデー
タと宛先指定データとを識別する受信データ判定部と、
前記ATM接続機器が送受信しているトラヒックと、そ
れに応じて許容できる受信ブロードキャストデータのト
ラヒックの閾値とを対比するフィルター制御部と、この
フィルター制御部の判定結果に基づき受信ブロードキャ
ストデータのトラヒックが所定の閾値を超えた場合に当
該閾値を超える分の受信ブロードキャストデータを除去
することにより受信ブロードキャストデータのトラヒッ
クのみを所定の閾値まで減少させるフィルター部とを有
する。
におけるトラヒック調節装置は、ATM網に接続するA
TM接続機器の受信部において、ブロードキャストデー
タと宛先指定データとを識別する受信データ判定部と、
前記ATM接続機器が送受信しているトラヒックと、そ
れに応じて許容できる受信ブロードキャストデータのト
ラヒックの閾値とを対比するフィルター制御部と、この
フィルター制御部の判定結果に基づき受信ブロードキャ
ストデータのトラヒックが所定の閾値を超えた場合に当
該閾値を超える分の受信ブロードキャストデータを除去
することにより受信ブロードキャストデータのトラヒッ
クのみを所定の閾値まで減少させるフィルター部とを有
する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ATM接続機器におけるトラヒック調節装置の構成を示
すブロック図である。図1を参照すると、第1の実施の
形態に係るトラヒック調節装置1は、ATM接続機器9
の一部分として実装される。ATM接続機器9は、AT
M網11に接続する機器で、ATM端末,ATMハブ,
ATM交換機,ATMサーバなどの機器として具体化さ
れるものである。ATM接続機器9に必要とされる最小
の構成部品は、トラヒック調節装置1および受信データ
蓄積装置10である。トラヒック調節装置1の入力は、
受信データ入力パス5を通してATM網11に接続され
る。一方、トラヒック調節装置1の出力は、受信データ
出力パス8を通して受信データ蓄積装置10に接続され
る。
ATM接続機器におけるトラヒック調節装置の構成を示
すブロック図である。図1を参照すると、第1の実施の
形態に係るトラヒック調節装置1は、ATM接続機器9
の一部分として実装される。ATM接続機器9は、AT
M網11に接続する機器で、ATM端末,ATMハブ,
ATM交換機,ATMサーバなどの機器として具体化さ
れるものである。ATM接続機器9に必要とされる最小
の構成部品は、トラヒック調節装置1および受信データ
蓄積装置10である。トラヒック調節装置1の入力は、
受信データ入力パス5を通してATM網11に接続され
る。一方、トラヒック調節装置1の出力は、受信データ
出力パス8を通して受信データ蓄積装置10に接続され
る。
【0010】トラヒック調節装置1は、ブロードキャス
トデータと宛先指定データとを識別する受信データ判定
部2と、ATM接続機器9が送受信しているトラヒック
と、それに応じて許容できる受信ブロードキャストデー
タのトラヒックの閾値とを対比するフィルター制御部3
と、フィルター制御部3の判定結果に基づき受信ブロー
ドキャストデータのトラヒックのみを所定の閾値まで減
少させるフィルター部4とから、その主要部が構成され
ている。
トデータと宛先指定データとを識別する受信データ判定
部2と、ATM接続機器9が送受信しているトラヒック
と、それに応じて許容できる受信ブロードキャストデー
タのトラヒックの閾値とを対比するフィルター制御部3
と、フィルター制御部3の判定結果に基づき受信ブロー
ドキャストデータのトラヒックのみを所定の閾値まで減
少させるフィルター部4とから、その主要部が構成され
ている。
【0011】ATM網11からトラヒック調節装置1に
着信するデータには、宛先指定データとブロードキャス
トデータとの2種類の形式のデータがランダムに存在し
ている。
着信するデータには、宛先指定データとブロードキャス
トデータとの2種類の形式のデータがランダムに存在し
ている。
【0012】受信データ判定部2の出力は、受信データ
通知パス6を通してフィルター制御部3に伝達される。
通知パス6を通してフィルター制御部3に伝達される。
【0013】フィルター制御部3の出力は、フィルター
制御パス7を通してフィルター部4に伝達される。
制御パス7を通してフィルター部4に伝達される。
【0014】トラヒック調節装置1の出力は、フィルタ
ー部4より受信データ出力パス8を通して外部、例え
ば、受信データ蓄積装置10に伝達される。
ー部4より受信データ出力パス8を通して外部、例え
ば、受信データ蓄積装置10に伝達される。
【0015】図2を参照すると、第1の実施の形態に係
るATM接続機器におけるトラヒック調節装置1の処理
は、データ受信ステップ101と、ブロードキャストデ
ータ判定ステップ102と、トラヒック計算ステップ1
03と、トラヒック閾値超過判定ステップ104と、ト
ラヒック抑制ステップ105とからなる。
るATM接続機器におけるトラヒック調節装置1の処理
は、データ受信ステップ101と、ブロードキャストデ
ータ判定ステップ102と、トラヒック計算ステップ1
03と、トラヒック閾値超過判定ステップ104と、ト
ラヒック抑制ステップ105とからなる。
【0016】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係るATM接続機器におけるトラヒック調節装置
の動作について、図1および図2を参照して説明する。
形態に係るATM接続機器におけるトラヒック調節装置
の動作について、図1および図2を参照して説明する。
【0017】まず、ATM網11からデータがトラヒッ
ク調節装置1に入力されると、このデータは、受信デー
タ入力パス5を通して受信データ判定部2とフィルター
部4とに分配され、それぞれのブロックにて受信される
(ステップ101)。
ク調節装置1に入力されると、このデータは、受信デー
タ入力パス5を通して受信データ判定部2とフィルター
部4とに分配され、それぞれのブロックにて受信される
(ステップ101)。
【0018】受信データ判定部2は、受信データ入力パ
ス5を通して受信したデータの形式がブロードキャスト
データまたは宛先指定データのいずれであるかを判別す
る(ステップ102)。判別する方法としては、本発明
を実施するシステムで用いられるプロトコルにおいて、
ブロードキャストデータであることがいかにしてデータ
形式から判別できるかをルール化し、あらかじめ受信デ
ータ判定部2に該判別法を記憶しておく。例えば、ある
ユーザのシステムでは、VIP(Virtual Pa
th Identifier)=10,VCI(Vir
tual Channel Identifier)=
10であるデータはブロードキャストデータであると判
断できるとすると、この場合にはそのルールを受信デー
タ判定部2に予め登録しておく。すると、受信データ判
定部2は、受信データに含まれるVPIおよびVCIの
情報を抽出し、予め登録されているVIP=10および
VCI=10と比較し、両者が一致すればブロードキャ
ストデータであると判断する。
ス5を通して受信したデータの形式がブロードキャスト
データまたは宛先指定データのいずれであるかを判別す
る(ステップ102)。判別する方法としては、本発明
を実施するシステムで用いられるプロトコルにおいて、
ブロードキャストデータであることがいかにしてデータ
形式から判別できるかをルール化し、あらかじめ受信デ
ータ判定部2に該判別法を記憶しておく。例えば、ある
ユーザのシステムでは、VIP(Virtual Pa
th Identifier)=10,VCI(Vir
tual Channel Identifier)=
10であるデータはブロードキャストデータであると判
断できるとすると、この場合にはそのルールを受信デー
タ判定部2に予め登録しておく。すると、受信データ判
定部2は、受信データに含まれるVPIおよびVCIの
情報を抽出し、予め登録されているVIP=10および
VCI=10と比較し、両者が一致すればブロードキャ
ストデータであると判断する。
【0019】現在受信中のデータが宛先指定データであ
ると判断されれば(ステップ102でノー)、受信デー
タ判定部2は、その結果を受信データ通知パス6を通し
てフィルター制御部3に伝達する。
ると判断されれば(ステップ102でノー)、受信デー
タ判定部2は、その結果を受信データ通知パス6を通し
てフィルター制御部3に伝達する。
【0020】フィルター制御部3は、受信データ判定部
2での判定結果に基づいて該受信データのフィルタリン
グが不要である旨をフィルター制御パス7を通してフィ
ルター部4に伝達する。
2での判定結果に基づいて該受信データのフィルタリン
グが不要である旨をフィルター制御パス7を通してフィ
ルター部4に伝達する。
【0021】フィルター部4は、フィルター制御部3か
らの入力により、受信データ入力パス5を通して受信デ
ータをフィルタリングすることなく、そのまま受信デー
タ出力パス8を通して外部、例えば、受信データ蓄積装
置10へ出力する。
らの入力により、受信データ入力パス5を通して受信デ
ータをフィルタリングすることなく、そのまま受信デー
タ出力パス8を通して外部、例えば、受信データ蓄積装
置10へ出力する。
【0022】一方、受信データ判定部2は、受信データ
がブロードキャストデータであると判定されると(ステ
ップ102でイエス)、受信データ判定部2が測定した
現時点での機器全体のトラヒックと受信ブロードキャス
トデータのトラヒックとを計算し(ステップ103)、
ともに受信データ通知パス6を通してフィルター制御部
3に通知する。
がブロードキャストデータであると判定されると(ステ
ップ102でイエス)、受信データ判定部2が測定した
現時点での機器全体のトラヒックと受信ブロードキャス
トデータのトラヒックとを計算し(ステップ103)、
ともに受信データ通知パス6を通してフィルター制御部
3に通知する。
【0023】フィルター制御部3は、予め機器全体のト
ラヒックに対して許容される受信ブロードキャストデー
タの最大トラヒックとしての閾値を記憶しており、受信
データ通知パス6を通して受信した機器全体のトラヒッ
クに対応する閾値より受信ブロードキャストデータのト
ラヒックが小さい場合(ステップ104でノー)、前記
ブロードキャストデータでなかった場合と同様に、フィ
ルター部4における受信データのフィルタリングが不要
である旨をフィルター制御パス7を通してフィルター部
4に伝達する。
ラヒックに対して許容される受信ブロードキャストデー
タの最大トラヒックとしての閾値を記憶しており、受信
データ通知パス6を通して受信した機器全体のトラヒッ
クに対応する閾値より受信ブロードキャストデータのト
ラヒックが小さい場合(ステップ104でノー)、前記
ブロードキャストデータでなかった場合と同様に、フィ
ルター部4における受信データのフィルタリングが不要
である旨をフィルター制御パス7を通してフィルター部
4に伝達する。
【0024】フィルター部4は、フィルター制御部3か
らの入力により、受信データ入力パス5を通して受信デ
ータをフィルタリングすることなく、そのまま受信デー
タ出力パス8を通して外部、例えば、受信データ蓄積装
置10へ出力する。
らの入力により、受信データ入力パス5を通して受信デ
ータをフィルタリングすることなく、そのまま受信デー
タ出力パス8を通して外部、例えば、受信データ蓄積装
置10へ出力する。
【0025】これに対して、前記閾値と受信ブロードキ
ャストデータのトラヒックとの比較において、受信ブロ
ードキャストデータのトラヒックの方が大きい場合(ス
テップ104でイエス)、フィルター制御部3は、あら
かじめどの程度の割合で、どういう内容のデータを除去
することにより受信ブロードキャストデータのトラヒッ
クを減少させるかの手順をシステムに最適な内容で記憶
しており、それに基づいてフィルター制御パス7を通し
てフィルター部4にフィルタリングの実行を指示する。
ャストデータのトラヒックとの比較において、受信ブロ
ードキャストデータのトラヒックの方が大きい場合(ス
テップ104でイエス)、フィルター制御部3は、あら
かじめどの程度の割合で、どういう内容のデータを除去
することにより受信ブロードキャストデータのトラヒッ
クを減少させるかの手順をシステムに最適な内容で記憶
しており、それに基づいてフィルター制御パス7を通し
てフィルター部4にフィルタリングの実行を指示する。
【0026】フィルター部4は、フィルター制御部3か
らの指示に基づいて、受信データ入力パス5を通して受
信したデータを定められた方法でフィルタリングし、よ
り小さなトラヒックにした上で受信データ出力パス8を
通して外部、例えば、受信データ蓄積装置10へ出力す
る(ステップ105)。例えば、一定時間間隔で閾値を
超えたもの(例えば、100個のデータ時間にブロード
キャストデータが20個以内が閾値であるとすると、2
1個目から現在の100個分の時間が終わるまで)ブロ
ードキャストデータをすべて除去するようにする。さら
に具体的には、フィルター制御部3は、永遠に続く時間
というものを一定間隔に区切って考え、データは固定長
であるから、この間隔を今、データが100個入る時間
とすると、この100個分の時間の間にブロードキャス
トデータが15個しかこなければ除去せず、30個きた
ならば21個目から10個分を除去するようにする。他
にも、一定時間以内のブロードキャストデータ数が閾値
に近づいたならば(例えば、2/3など)、1/2の確
率で間引きを初めて、それでも閾値を超えてしまったな
らば、それからは連続的に除去を始めるなどという方法
も考えられる。
らの指示に基づいて、受信データ入力パス5を通して受
信したデータを定められた方法でフィルタリングし、よ
り小さなトラヒックにした上で受信データ出力パス8を
通して外部、例えば、受信データ蓄積装置10へ出力す
る(ステップ105)。例えば、一定時間間隔で閾値を
超えたもの(例えば、100個のデータ時間にブロード
キャストデータが20個以内が閾値であるとすると、2
1個目から現在の100個分の時間が終わるまで)ブロ
ードキャストデータをすべて除去するようにする。さら
に具体的には、フィルター制御部3は、永遠に続く時間
というものを一定間隔に区切って考え、データは固定長
であるから、この間隔を今、データが100個入る時間
とすると、この100個分の時間の間にブロードキャス
トデータが15個しかこなければ除去せず、30個きた
ならば21個目から10個分を除去するようにする。他
にも、一定時間以内のブロードキャストデータ数が閾値
に近づいたならば(例えば、2/3など)、1/2の確
率で間引きを初めて、それでも閾値を超えてしまったな
らば、それからは連続的に除去を始めるなどという方法
も考えられる。
【0027】図3は、図1中に示した本実施の形態に係
るトラヒック調節装置1の他の配置例を示すブロック図
である。本配置例は、ATM網11と既存LAN網13
とを相互接続するATM−LAN間接続機器12の既存
LAN網側受信部に実装させるように構成した例であ
る。トラヒック調節装置1の入力である受信データ入力
パス5は既存LAN網13からの受信側に接続され、一
方、出力である受信データ出力パス8は、プロトコル変
換装置14を介してATM網11の送信側に接続され
る。
るトラヒック調節装置1の他の配置例を示すブロック図
である。本配置例は、ATM網11と既存LAN網13
とを相互接続するATM−LAN間接続機器12の既存
LAN網側受信部に実装させるように構成した例であ
る。トラヒック調節装置1の入力である受信データ入力
パス5は既存LAN網13からの受信側に接続され、一
方、出力である受信データ出力パス8は、プロトコル変
換装置14を介してATM網11の送信側に接続され
る。
【0028】なお、本配置例におけるトラヒック調節装
置1の内部構造は、図1に示したものと同様であり、ま
た動作も図2と同様である。
置1の内部構造は、図1に示したものと同様であり、ま
た動作も図2と同様である。
【0029】このようなトラヒック調節装置1の配置例
によれば、ブロードキャストデータをより頻繁に用いる
既存LAN網13の受信側にトラヒック調節装置1が位
置するので、より一層の効果が期待できる。
によれば、ブロードキャストデータをより頻繁に用いる
既存LAN網13の受信側にトラヒック調節装置1が位
置するので、より一層の効果が期待できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の効果は、ATM接続機器におい
て高負荷時にブロードキャストデータを多数受信するこ
とによる性能低下を防ぐことができることである。その
理由は、受信データがブロードキャストデータか宛先指
定データかを判別でき、ATM接続機器の負荷に対して
受信ブロードキャストデータのトラヒックが許容量を超
えているかどうかを判定して、許容量を超えていると判
定されたときに受信データからブロードキャストデータ
のみを選択的に除去することができるからである。
て高負荷時にブロードキャストデータを多数受信するこ
とによる性能低下を防ぐことができることである。その
理由は、受信データがブロードキャストデータか宛先指
定データかを判別でき、ATM接続機器の負荷に対して
受信ブロードキャストデータのトラヒックが許容量を超
えているかどうかを判定して、許容量を超えていると判
定されたときに受信データからブロードキャストデータ
のみを選択的に除去することができるからである。
【図1】本発明の一実施の形態に係るATM接続機器に
おけるトラヒック調節装置の構成を示すブロック図であ
る。
おけるトラヒック調節装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態に係るATM接続装置におけ
るトラヒック調節装置の処理を示すフローチャートであ
る。
るトラヒック調節装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1中に示した本実施の形態に係るトラヒック
調節装置の他の配置例を示すブロック図である。
調節装置の他の配置例を示すブロック図である。
1 トラヒック調節装置 2 受信データ判定部 3 フィルター制御部 4 フィルター部 5 受信データ入力パス 6 受信データ通知パス 7 フィルター制御パス 8 受信データ出力パス 9 ATM接続機器 10 受信データ蓄積装置 11 ATM網 12 ATM−LAN間接続機器 13 既存LAN網 14 プロトコル変換装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ATM網に接続するATM接続機器の受
信部において、ブロードキャストデータと宛先指定デー
タとを識別する受信データ判定部と、前記ATM接続機
器が送受信しているトラヒックと、それに応じて許容で
きる受信ブロードキャストデータのトラヒックの閾値と
を対比するフィルター制御部と、 このフィルター制御部の判定結果に基づき受信ブロード
キャストデータのトラヒックが所定の閾値を超えた場合
に当該閾値を超える分の受信ブロードキャストデータを
除去することにより受信ブロードキャストデータのトラ
ヒックのみを所定の閾値まで減少させるフィルター部と
を有することを特徴とするATM接続機器におけるトラ
ヒック調節装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のトラヒック調節装置が、
ATM網と既存LAN網とを相互接続するATM−LA
N間接続機器の既存LAN網側受信部に実装された請求
項1記載のATM接続機器におけるトラヒック調節装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23985496A JP2935348B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | Atm接続機器におけるトラヒック調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23985496A JP2935348B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | Atm接続機器におけるトラヒック調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065706A JPH1065706A (ja) | 1998-03-06 |
JP2935348B2 true JP2935348B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17050873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23985496A Expired - Lifetime JP2935348B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | Atm接続機器におけるトラヒック調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935348B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101975165B1 (ko) * | 2017-09-22 | 2019-05-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 통신 시스템 및 통신 방법 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP23985496A patent/JP2935348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1065706A (ja) | 1998-03-06 |
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