JP2933854B2 - 熱エネルギーを機械的および電気的動力に変換するシステムおよび装置 - Google Patents

熱エネルギーを機械的および電気的動力に変換するシステムおよび装置

Info

Publication number
JP2933854B2
JP2933854B2 JP7209106A JP20910695A JP2933854B2 JP 2933854 B2 JP2933854 B2 JP 2933854B2 JP 7209106 A JP7209106 A JP 7209106A JP 20910695 A JP20910695 A JP 20910695A JP 2933854 B2 JP2933854 B2 JP 2933854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stream
condensed
tributary
parameter
pressurized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7209106A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08100609A (ja
Inventor
アイ.カリーナ アレクサンダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSAAJII Inc
Original Assignee
EKUSAAJII Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EKUSAAJII Inc filed Critical EKUSAAJII Inc
Publication of JPH08100609A publication Critical patent/JPH08100609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2933854B2 publication Critical patent/JP2933854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K25/00Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for
    • F01K25/06Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using mixtures of different fluids
    • F01K25/065Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using mixtures of different fluids with an absorption fluid remaining at least partly in the liquid state, e.g. water for ammonia
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張され再生され
る作動流体を使用して、熱源からのエネルギーを使用可
能状態に変換する方法または装置に関するものである。
また本発明は熱力学サイクルの熱利用効率を改良する方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ランキンサイクルにおいては、有効熱源
を使用して水、アンモニアまたはフレオンなどの作動流
体が蒸発器の中で蒸発される。蒸発されたガス作動流体
がタービンを通して膨張させられて、そのエネルギーを
使用可能状態に変換する。次に使用済みガス作動流体が
コンデンサの中で有効冷媒を使用して凝縮される。凝縮
された作動媒質の圧力をさらにポンプ作用で増大し、次
に蒸発させるなどのサイクルを継続する。
【0003】米国特許第4,346,561号に記載の
エネルギーサイクルは2成分または多成分作動流体を使
用する。このサイクルの一般的原理は、2成分作動流体
を液体として高い作動圧までポンプ加圧しこの作動流体
を加熱して部分的に蒸発させるにある。次にこの流体を
フラッシングして高沸点作動流体と低沸点作動流体とに
分離する。低沸点成分がタービンを通して膨張させられ
てタービンを駆動し、他方、高沸点成分から熱が回収さ
れて、蒸発前の2成分作動流体の加熱に使用される。次
に高沸点成分をコンデンサの中で冷媒の存在において使
用済み低沸点作動流体と混合してこの使用済み作動流体
を吸収する。
【0004】米国特許第4,489,563号の主題を
成すベーシック・カリーナ・サイクルと呼ばれる出願人
の他の発明においては、比較的低温の有効熱を利用して
中圧において多成分流体流の少なくとも一部の部分的蒸
留を実施し、相異なる組成の作動流体分溜物を生じる。
これらの分溜物を使用して、低沸点成分より比較的富化
された少なくとも1つの主富化溶液と、低沸点成分に対
して比較的貧化された少なくとも1つの溶液とを生成す
る。主富化溶液の圧力を増大する。その後、この溶液が
蒸発されて装荷ガス主作動流体を生じる。この主作動流
体が低圧レベルまで膨張させられてエネルギーを使用可
能状態に変換する。使用済み低圧レベル作動流体は主吸
収段階において貧化溶液中に冷却しながら溶解する事に
よって凝縮され、再使用するための初作動流体を再生す
る。
【0005】米国特許第4,604,867号の主題を
成す出願人の他の発明によれば、流体がタービン中の初
膨張後に再熱器に分岐されて過熱温度まで加熱される。
タービンに戻されて追加膨張された後に、流体をタービ
ンから抽出し中間クーラの中で冷却する。その後、流体
を追加膨張のためにタービンに戻す。タービンガスの冷
却は蒸発のための追加熱を生じる。中間冷却は再熱に使
用される熱を補償して、最終タービン膨張後に使用され
ないままに残される有効熱を回収する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の熱力学サイクル
の効率をさらに向上させる事が望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つのフィーチ
ャは、下記段階を含む方法によって熱力学サイクルの効
率を著しく改善するにある。
【0008】ガス作動流体を膨張させてそのエネルギー
を使用可能の形に変換し、使用済み流を発生する段階
と、使用済み流を凝縮して凝縮流を生じる段階と、前記
凝縮流から、この凝縮流中に含まれるパーセントより高
いパーセントの低沸点成分を有する第1流と、凝縮流中
に含まれるパーセントより低いパーセントの低沸点成分
を有する第2流と、凝縮流中に含まれパーセントと同等
のパーセントの低沸点成分を有する第3流とを発生する
段階と、前記第1、第2および第3流に対して多回蒸留
操作を実施して、液体作動流体を発生する段階と、前記
液体作動流体を蒸発させてガス作動流体を発生する段
階。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、凝
縮されて液体作動流体を生じる蒸気流と、使用済み作動
流体と混合される液体流とを形成する。蒸留を少なくと
も2段階で(好ましくは少なくとも3段階で)実施する
事が好ましい。
【0010】特に好ましい実施態様においては、第1
流、第2流および第3流が下記のようにして形成され
る。前記凝縮流を第1支流と第2支流とに分割する。第
1支流の圧を増大して第1加圧支流を形成する。同様に
第2支流の圧力を増大して第2加圧支流を形成する。こ
の場合、第2加圧支流の圧力を第1加圧支流の圧力より
大とする。前記第1加圧支流を部分的に蒸発させて、部
分的蒸発流を形成する。この部分的蒸発流を蒸気流と液
体流とに分離する。前記液体流の圧力を前記第2加圧支
流と同一レベルまで増大させて、凝縮流中に含まれるよ
りも低いパーセントの低沸点成分を有する流(すなわち
第2流)を形成する。前記蒸気流を前記第1加圧支流の
一部と混合して、前記凝縮流と同一組成を有する複合流
を形成する。前記複合流を凝縮して凝縮複合流を形成す
る。前記凝縮複合流の圧力を前記第2加圧支流の圧力と
同一レベルまで増大させて、加圧凝縮複合流を形成す
る。次にこの加圧凝縮複合流を(第2加圧支流と共に)
加熱して、それぞれ、前記凝縮流と同一の組成を有する
流(すなわち第3流)と、前記凝縮流中に含まれるより
も高いパーセントの低沸点成分を有する流(すなわち第
1流)とを形成する。
【0011】以下、本発明を図面に示す実施例について
詳細に説明するが本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に図示の概略図は本発明の方
法およびシステムにおいて使用する事のできる好ましい
装置の実施態様を示す。さらに詳しくは、図1に図示の
システム200は、ボイラー201、タービン202、
203、204、中間クーラ205、蒸留凝縮サブシス
テム(DCSS)、ポンプ207、蒸気セパレータ20
8、蒸気ミキサ209、および導入弁210を含む。
【0013】本発明のサイクルを駆動するために、例え
ばガスタービン排気など種々の型の熱源を使用する事が
できる。この点に関連して、本発明のシステムは結合サ
イクルシステムのボトミング・サイクルとして使用する
事ができる。
【0014】システム200を流通する作動蒸気は、低
沸点流体(低沸点成分)と高沸点流体(高沸点成分)と
を含む多成分作動流である。好ましい作動蒸気は、アン
モニア/水混合物、2種または2種以上の炭化水素の混
合物、2種または2種以上のフレオンガス、炭化水素と
フレオンとの混合物または類似物を含む。一般に作動蒸
気は、好ましい熱力学特性と溶解性とを有する任意数の
化合物の混合物とする事ができる。特に好ましい実施態
様においては、水とアンモニアとの混合物が使用され
る。
【0015】図1に図示のように、パラメータ22を有
する完全に凝縮した作動流体が熱回収ボイラー201の
予熱部分を通過し、そこでその沸点の数度下の温度に加
熱されてパラメータ44を得る。この予熱は、ボイラー
201を通る破線で示される熱源の全蒸気の冷却によっ
て生じる。予熱部分を出る作動流体は、蒸気セパレータ
208によって、それぞれパラメータ45と46を有す
る2つの別個の蒸気流に分割される。
【0016】パラメータ46を有する第1流がボイラー
201の蒸発部分に入り、パラメータ45を有する第2
流が中間クーラ205の中に入る。第1流が蒸発部分に
おいて前記の向流加熱流体流によって加熱され、パラメ
ータ48を得る。第2流体流は中間クーラ205を通過
して向流流体によって加熱されてパラメータ47を得
る。第1流と第2流はいずれも完全に蒸発され、初過熱
される。これらの各流は近似的に同一圧と同一温度を有
するがこれらの流は相異なる流量を有する事ができる。
次に蒸発部分とクーラ205から来る流体流が蒸気ミキ
サ209によって再結合されてパラメータ49を得る。
【0017】作動流体の結合流がボイラー201の過熱
部分の中に送られ、そこで前記の熱源流との熱交換によ
って最終的に過熱される。すなわち、点25から点26
までの熱源流は、まず過熱部分を通り、次に蒸発部分を
通り、最後に予熱部分を通る。図示の加熱流体流のエン
タルピー/温度特性は線形である。
【0018】パラメータ30を有する作動流体の全流が
ボイラー201の過熱部分から導入弁210を通ってパ
ラメータ31を得て、多段式第1タービン202の中に
入る。タービン202の中で作動流体が第1中間圧まで
膨張する事によって熱エネルギーを機械的エネルギーに
変換し、パラメータ40を得る。
【0019】パラメータ40を有するタービン202か
ら出た全作動流体流が再び前記ボイラー201を通り、
このボイラーを通る流体向流によって発生される熱をも
って再熱されてパラメータ41を得る。作動流体流が高
温まで再熱された時、ボイラー201を出て第2タービ
ン203に達する。このタービン203は複数段を含む
事ができる。
【0020】タービン203中の作動流体が第1中間圧
から第2中間圧まで膨張させられて動力を発生する。パ
ラメータ42を有する全作動流体流が中間クーラ205
の中に送られ、そこで冷却されて、前記第2作動流体流
の蒸発に必要な熱を生じる。中間クーラ205は簡単な
熱交換器とする事ができる。パラメータ43を有する作
動流体流が中間クーラ205から出て第3タービン20
4の中に入る(この第3タービンは多段式とする事がで
きる)。
【0021】タービン204の中において作動流体が最
終的に消費された流体圧レベルまで膨張し、追加動力を
生じる。パラメータ38の作動流体流がタービン204
から蒸留凝縮サブシステム(DCSS)206の中に入
り、そこで凝縮されてパラメータ29を得て、ポンプ2
07によってポンプ加圧されてパラメータ32を得た後
にボイラー201に送られてサイクルを続ける。
【0022】蒸留凝縮サブシステム(DCSS)206
について下記に詳細に説明する。
【0023】図2と図3において、低圧タービン204
から出たパラメータ38を有する飽和蒸気の形の作動流
体が熱交換器1通り、この熱交換器1の中で部分的に
凝縮され冷却されて、パラメータ16を有する蒸気流を
生じる。次にこの流がパラメータ19を有する液体流と
混合されて熱力学平衡を生じる。パラメータ19の流は
パラメータ16の流よりも低沸点成分(例えばアンモニ
ア)含有量が少なく従ってパラメータ16の流よりも
「貧化」と呼ばれる。
【0024】これらの2流の混合がパラメータ17の第
3流を生じる。前記のパラメータ19の流が前記のパラ
メータ16の流よりも貧化されているので、これらの第
1流と第2流との混合によって生じた第3流の組成はパ
ラメータ16の第1流よりも貧化されている。
【0025】パラメータ17を有する第3流が熱交換器
5を通過し、そこでさらに冷却され凝縮されてパラメー
タ87を得る。その後、第3流が熱交換器7を通り、そ
こでさらに冷却凝縮されてパラメータ86を得る(この
段階において、第3流は蒸気と液体との混合物の形を成
す)。パラメータ83を有する小部分の液体がパラメー
タ86の第3流から分離され抽出されて、その結果、第
3流はパラメータ84を得る事ができる。その後、この
パラメータ84を有する第3流が熱交換器11を通り、
そこでさらに冷却凝縮されてパラメータ15を得る。
【0026】次に、パラメータ15を有する第3流がパ
ラメータ132を有する他の液体流と混合されて、パラ
メータ18を有するさらに他の流を形成する。パラメー
タ18の流の組成は、この流が現存の圧力条件および温
度条件のもとに完全に凝縮するように成されている。パ
ラメータ18を有する流は次に熱交換器14を通過し、
この熱交換器の中でパラメータ23−59を有する冷却
水流によって完全に凝縮されてパラメータ1の流を生じ
る。
【0027】その後、パラメータ1を有する流が2つの
流に分割され、各分割流がそれぞれポンプP1によって
中圧まで、ポンプP2によって高圧までポンプ加圧され
る。その結果、一方のサブ流がポンプP1後にパラメー
タ2を、他方のサブ流がP2後にパラメータ20を得
る。
【0028】パラメータ2の流の一部が分離されてパラ
メータ8の他の流を形成する。この流の残部が他の2支
流に分割され、これらの支流がそれぞれ熱交換器9と熱
交換器11とを通り、これらの熱交換器の中においてそ
れぞれ沸点147、148まで予熱され、次に部分的に
沸騰されて、それぞれパラメータ145、146を得
る。その後、これらの2サブ流が結合されてパラメータ
105を有する他の流を生じ、次にこのパラメータ10
5の流が重力セパレータS1の中に送られる。
【0029】重力セパレータS1の中において、パラメ
ータ105を有する流がパラメータ106の飽和蒸気流
と、パラメータ107の飽和液体流とに分離される。パ
ラメータ106を有する飽和蒸気から成る流がパラメー
タ133の第1流(小部分)と、パラメータ134の第
2流(大部分)とに再分割される。
【0030】次にパラメータ134の流がパラメータ8
の液体流9(前述)と混合されて、パラメータ73を有
する流(いわゆる「中間溶液」)を形成する。パラメー
タ73の流の組成物は、その中間圧において得られる温
度の冷却水によって完全い凝縮されるように成されてい
る。次にこのパラメータ73の流が熱交換器13を通
り、そこで水(流23−99)によって冷却されて完全
に凝縮され、パラメータ74を得る。
【0031】その後、パラメータ74の流がポンプP3
によってポンプ加圧されてパラメータ72を得る。その
結果、それぞれパラメータ20、72を有する同様の高
圧のしかし相異なる組成の2流が形成される。これらの
2流が熱交換器8を通り、そこでこれらの流が加熱され
てそれぞれパラメータ39、71を得る。
【0032】パラメータ39を有する流はパラメータ7
1を有する流よりも富化された組成を有する。前記のパ
ラメータ107の流の一部が、ポンプP4によってポン
プ加圧されてパラメータ129を得る。
【0033】その結果、それぞれパラメータ129、3
9、71を有する3流が形成された。これらの3流は相
異なる組成を有するが同等圧を有する。「貧化」流はパ
ラメータ129を有し、「中間」流はパラメータ71を
有し、また「富化」流はパラメータ39を有する。
【0034】パラメータ129を有する貧化流の小部分
が分離されてパラメータ113の流を形成する。残部は
パラメータ127を得る。パラメータ71を有する中間
流の小部分が分離されてパラメータ70を有する流を形
成する。残部がパラメータ111を得る。パラメータ3
9を有する富化流がそれぞれパラメータ110と33を
有する2支流に分割される。
【0035】パラメータ129、111、110を有す
る流の組成がそれぞれ変更される。さらに詳しくは、パ
ラメータ129を有する流の組成は下記のようにして貧
化される。前記のパラメータ83を有する液体がポンプ
P5によってパラメータ129の流の圧と同等の圧まで
ポンプ加圧される。ポンプ加圧後にパラメータ83の液
体はパラメータ82を得る。パラメータ82の流の組成
はパラメータ127の流の組成より貧化されているの
で、これらの2流の混合はパラメータ127の流の組成
より貧化された組成の流を生じる。
【0036】他方、中間組成流として抽出されたパラメ
ータ70の流のパラメータ9の一部が、パラメータ12
7の流に添加される。パラメータ9の流はパラメータ1
27の流より富化組成を有するので、これらの2流の混
合によって形成される複合流はパラメータ127の流よ
りも富化された組成を有する。
【0037】このようにして、パラメータ127を有す
る流はパラメータ82を有する流の添加によって貧化さ
れ、またはパラメータ9を有する流の添加によって富化
される。これらの流のいずれかを随時添加する事ができ
る。その結果、パラメータ128を有する流が形成され
る。
【0038】パラメータ129を有する流から抽出され
たパラメータ113を有する流がパラメータ111を有
する流に添加されて、パラメータ111を有する流より
も少し貧化されたパラメータ112を有する組成の流を
生じる。パラメータ110を有する流に対してパラメー
タ70を有する流の一部(パラメータ123)を添加す
る事によって貧化する事ができる。従って、パラメータ
110を有する流よりも少し貧化組成を有するパラメー
タ80を有する新規な流が形成される。
【0039】このような各流の組成の再混合および変更
の結果、相異なる組成を有する4流(すなわちそれぞれ
パラメータ33、112、128、80を有する流)が
形成される。
【0040】飽和液体の形のパラメータ33を有する流
が熱交換器7を通り、パラメータ35を有する流を生じ
る。このパラメータ35を有する流が重力セパレータS
2の中に送られ、そこで2流に分割される。一方の流は
飽和蒸気の形のパラメータ36を有する流であり、他方
の流は飽和液体の形のパラメータ37を有する流であ
る。
【0041】図2と図3から明かなように、蒸発される
各流が熱交換器の中に底部から入り、部分的に蒸発され
た状態で熱交換器頂部から出る。蒸気と液体の分離後
に、このようなセパレータの中で生産された飽和液体が
さらに蒸発させられる。このような液体が次の熱交換器
の中にその底部から入らなければならないので、熱交換
器の底部から頂部に達するパイプライン中に余剰圧が形
成される可能性がある。このような圧力形成を防止する
ため、重力セパレータから出る飽和液体(例えば、パラ
メータ37の液体)がサブクーリングされて、パラメー
タ137を有する液体を形成する。
【0042】前記のパラメータ112を有する流が熱交
換器6を通り、そこで加熱されてパラメータ78を得
る。その後、この流が熱交換器底部に下降させられ、水
頭の生じる追加圧の故に、圧力を増大されてパラメータ
79を得る。パラメータ78を有する流は、飽和液体が
点79の温度において有する組成よりも富化された組成
を有する。しかし、この流が少し高い圧力を有するの
で、沸騰は生じない。
【0043】パラメータ79を有する流が前記のパラメ
ータ137を有する流と混合されてパラメータ7を有す
る流を形成する。このような混合中に得られるパラメー
タ7を有する流の圧力が絞りによって低減される。その
結果、パラメータ7を有する流は飽和液体の状態で出
る。
【0044】パラメータ128を有する最貧化組成を有
する流が熱交換器6を通り、そこで加熱されてパラメー
タ138を有する流を得る。その後、この流が熱交換器
底部に戻され、水頭の結果としてその圧力が増大され
る。パラメータ126を有する流が得られる。
【0045】パラメータ7を有する流が2支流に分割さ
れ、これらの支流がそれぞれ熱交換器5と4を通る。こ
れらの熱交換器の中において、それぞれの支流が蒸発さ
せられ、それぞれパラメータ144、143を得る。そ
の後、これらの支流が再結合されてパラメータ75を有
する流を形成し、この流が重力セパレータS3の中に送
られる。セパレータS3の中で、パラメータ75を有す
る流がパラメータ76を有する蒸気と、パラメータ77
を有する飽和液体とに分割される。
【0046】前記のパラメータ126を有する流(貧化
流)が熱交換器4の中に送られ、そこで加熱されてパラ
メータ125を得る。その後、パラメータ77と125
とを有する流が熱交換器底部に送られ、それぞれの圧力
が増大する。その結果、これらの流はそれぞれパラメー
タ136と124とを得る。この場合にも、パラメータ
124を有する流は同一温度の飽和液体の組成よりも富
化された組成を有し、またパラメータ136を有する流
は同一温度の飽和液体の組成よりも貧化された組成を有
する。これらの2流が混合されて、飽和液体の形のパラ
メータ4を有する複合流を形成する。
【0047】パラメータ4を有する流が3支流に分割さ
れ、これらの支流がそれぞれ熱交換器1、2、3を通
り、これらの熱交換器の中でこれらの支流が部分的に蒸
発され、それぞれパラメータ142、140、141を
有する流を形成する。これらの流が再結合されてパラメ
ータ5を有する流を形成する。
【0048】パラメータ5を有する流が重力セパレータ
S4の中に送られ、そこでパラメータ6を有する蒸気
と、パラメータ10を有する飽和液体とに分割される。
パラメータ10を有する液体が熱交換器3を通過し、冷
却されて、前述のように蒸発のための熱を与え、パラメ
ータ12を得る。次にパラメータ12を有する流が絞ら
れてその圧力を低下され、パラメータ19を有する流を
生じる。このパラメータ19を有する流が前記のパラメ
ータ16を有する低圧流と結合されてパラメータ17を
有する流を生じる。
【0049】パラメータ6を有する蒸気が熱交換器2を
通過し、この熱交換器の中で前述のように部分的に凝縮
されて蒸発のための熱を与え、パラメータ166を有す
る流を生じる。次にこのパラメータ166を有する流
が、前記の重力セパレータS3によって発生されたパラ
メータ76の蒸気と結合され、パラメータ177を有す
る流を生じる。次にこのパラメータ117を有する流が
熱交換器4を通り、そこでさらに凝縮され冷却されて、
前述のように蒸発と加熱のための熱を与え、パラメータ
118を得る。その後、このパラメータ118を有する
流が重力セパレータS2から出るパラメータ36を有す
る蒸気流(前述)と混合されてパラメータ119を有す
る流を形成する。
【0050】次にこのパラメータ119を有する流が熱
交換器6を通り、そこでさらに冷却され凝縮されて、こ
の熱交換器6を通る2液体流を加熱するための熱を生じ
(前述)、パラメータ120を得る。次にこのパラメー
タ120を有する流が前述のパラメータ80を有する富
化液体流と混合される。このパラメータ80を有する流
は、パラメータ120を有する流と熱力学的に平衡する
ように変更されている。パラメータ122を有する複合
流が得られる。点122における組成は、蒸留凝縮サブ
システム206の中に入った蒸気組成物(すなわちパラ
メータ38を有する組成物)と同等である。しかし蒸気
圧がパラメータ38を有する流より高いので、常温の冷
却水によって凝縮する事ができる。
【0051】パラメータ122を有する流は2支流に分
割され、これらの支流がそれぞれ熱交換器8と9の中に
送られる。これらの2つの熱交換器の中において、これ
らの支流がさらに冷却されて、熱交換器9の中では蒸発
のための熱を生じ、熱交換器8の中では液体加熱のため
の熱を生じ、それぞれパラメータ115、114を得
る。次に、これらの2支流が再結合されてパラメータ1
3を有する流を形成し、この流が熱交換器12の中に送
られて冷却水(23−58)によって最終的に完全に凝
縮され、パラメータ14を得る。
【0052】パラメータ14を有する流がブースタポン
プP6によって高圧までポンプ加圧され、熱交換器10
に送られ、そこで加熱されたパラメータ29を得る。こ
のパラメータ29を有する流が図1において前述したよ
うにボイラー201に送られる。
【0053】前記の重力セパレータS1を出た液体が熱
交換器10の中に送られ、冷却されたパラメータ131
を得て、水流21−20を加熱するのに必要な熱を生じ
る。この液体の冷却から得られる熱が必要な加熱を成す
のに不十分である場合、重力セパレータS1から得られ
るパラメータ13の蒸気の一部が、熱交換器10の中で
冷却される液体に添加される。この蒸気の凝縮が熱交換
器10中に必要熱平衡を生じる。
【0054】パラメータ131を有する流が絞られてそ
の圧力を低下させ、パラメータ132を得る。次にこの
パラメータ132を有する流がパラメータ15を有する
流と混合され、前記のパラメータ18を有する流を形成
し、低圧タービンを出た後に蒸留縮合サブシステム20
6に入った低圧流の完全凝縮を成す。サイクルが閉鎖さ
れる。
【0055】
【発明の効果】水/アンモニア作動流体流を有するシス
テムについて、図1に図示のシステム200に記載の点
に対応する点の予想パラメータを表1及び表2に示す。
水/アンモニア作動流体流を有するシステムについて、
図2と図3に図示のDCSS206に記載の点に対応す
る点の予想パラメータを表2に示す。表1及び表2と表
3に示すパラメータを使用した図1乃至図3に図示のシ
ステムの性能の要約を表4に示す。
【0056】本発明のシステムは米国特許第4,60
4,867号に記載のシステムと比較して高い熱効率を
生じる。表4に図示のように、本発明によるボトミング
・サイクル・システムを使用した複合サイクルは25
2,733.4 kWeの正味出力を有する。比較のた
め、同一ガスタービン(GE 7FA ガスタービン)
を使用した米国特許第4,604,867号による複合
サイクルシステムは249,425 kWeの正味出力
を有し、同一ガスタービンを使用し通常のトリプル・プ
レッシャー・ランキン・サイクルを使用する複合サイク
ルは240,432kWeの正味出力を有する。このデ
ータから明かなように、本発明のシステムは最も進歩し
たランキン・ボトミング・サイクルの複合サイクルより
も12、301 kWeだけ高い性能を有し、米国特許
第4,604,867号による複合サイクルシステムよ
りも3、307.5 kWeだけ高い性能を有する。
【0057】本発明は前記の説明のみに限定されるもの
でなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施でき
る。例えば、同一原理を使用し、図2と図3における3
段ではなく2段蒸留操作を実施する事ができる。このよ
うな本発明のシステムの簡略設計は図4に図示されてい
る。この設計は少し低い性能を有するが(752,60
2 kWe:752,733.4 kWe)、蒸留凝縮
サブシステム中の熱交換器の数が少ない(12:1
4)。
【0058】蒸留段階数も3以上とする事ができる。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法および装置に対応するシステムの
概略図。
【図2】本発明において使用される蒸留凝縮サブシステ
ムの実施態様の概略図。
【図3】図2の蒸留凝縮サブシステムの軸測投影図。
【図4】本発明において使用される蒸留凝縮サブシステ
ムの第2実施態様の概略図。
【符号の説明】
200 タービン 201 ボイラー 202 高圧タービン 203 中圧タービン 204 低圧タービン 205 中間クーラ 206 蒸留凝縮サブシステム(DCSS) 207 加圧ポンプ 208 蒸気セパレータ 209 蒸気ミキサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01K 25/06 F01K 25/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス作動流体を膨張させてそのエネルギー
    を使用可能の形に変換し、使用済み流を発生する段階
    と、 使用済み流を凝縮して単一種類の凝縮流を生じる段階
    と、 前記凝縮流から、この凝縮流中に含まれるパーセントよ
    り高いパーセントの低沸点成分を有する第1流と、凝縮
    流中に含まれるパーセントより低いパーセントの低沸点
    成分を有する第2流と、凝縮流中に含まれパーセントと
    同等のパーセントの低沸点成分を有する第3流とを発生
    する段階と、 前記第1、第2および第3流に対して多回蒸留操作を実
    施して蒸気流と液体流とを発生する段階と、 前記液体流を消費済み作動流体と混合する段階と、 前記蒸気流を凝縮して液体作動流体を発生する段階と、 前記液体作動流体を蒸発させてガス作動流体を発生する
    段階とを含む 熱力学サイクル実施法。
  2. 【請求項2】前記第1、第2および第3流に対して少な
    くとも2回の蒸留操作を実施する事を特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第1、第2および第3流に対して少な
    くとも3回の蒸留操作を実施する事を特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  4. 【請求項4】さらに、 前記凝縮流を第1および第2支流に分割する段階と、 前記第1支流の圧力を増大させて第1加圧支流を形成す
    る段階と、 前記第2支流の圧力を増大させて第2加圧支流を形成す
    る段階と、 前記第2加圧支流の圧力を前記第1加圧支流の圧力より
    高くする段階と、 前記第1加圧支流を部分的に蒸発させて、部分的蒸発流
    を形成する段階と、 前記部分的蒸発流を蒸気流と液体流とに分離する段階
    と、 前記液体流の圧力を前記第2加圧支流と同一レベルまで
    増大させて、凝縮流中に含まれるよりも低いパーセント
    の低沸点成分を有する流を形成する段階と、 前記蒸気流を前記第1加圧支流の一部と混合して、前記
    凝縮流と同一組成を有する複合流を形成する段階と、 前記複合流を凝縮して凝縮複合流を形成する段階と、 前記凝縮複合流の圧力を前記第2加圧支流の圧力と同一
    レベルまで増大させて、加圧凝縮複合流を形成する段階
    と、 前記加圧凝縮複合流と前記第2加圧支流とを加熱して、
    それぞれ、前記凝縮流と同一の組成を有する流と、前記
    凝縮流中に含まれるよりも高いパーセントの低沸点成分
    を有する流とを形成する段階とを含む事を特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】ガス作動流体を膨張させてそのエネルギー
    を使用可能状態に変換し消費済み流を発生するための手
    段と、 前記使用済み流を凝縮して単一種類の凝縮流を生じるコ
    ンデンサと、 前記凝縮流から、この凝縮流中に含まれるパーセントよ
    り高いパーセントの低沸点成分を有する第1流と、前記
    凝縮流中に含まれるパーセントより低いパーセントの低
    沸点成分を有する第2流と、凝縮流中に含まれパーセン
    トと同等のパーセントの低沸点成分を有する第3流とを
    発生する手段と、 前記第1、第2および第3流に対して多回蒸留操作を実
    施して、液体作動流体を発生する手段と、 前記液体作動流体を蒸発させてガス作動流体を発生する
    ボイラーと、 を含み、 前記多回蒸留手段は蒸気流と液体流とを発生する手段を
    含み、 さらに前記液体流を前記消費済み作動流体と混合する流
    ミキサと、 前記蒸気流を凝縮して液体作動流体を生じるコンデンサ
    と、 を含む事 を特徴とする熱力学サイクルの実施装置。
  6. 【請求項6】さらに、 前記凝縮流を第1および第2支流に分割する流セパレー
    タと、 前記第1支流の圧力を増大させて第1加圧支流を形成す
    る第1ポンプと、 前記第2支流の圧力を増大させて前記第1加圧支流の圧
    力より高い圧力を有する第2加圧支流を形成する第2ポ
    ンプと、 前記第1加圧支流を部分的に蒸発させて、部分的蒸発流
    を形成する第1熱交換器と、 前記部分的蒸発流を蒸気流と液体流とに分離するセパレ
    ータと、 前記液体流の圧力を前記第2加圧支流と同一レベルまで
    増大させて、凝縮流中に含まれるよりも低いパーセント
    の低沸点成分を有する流を形成する第3ポンプと、 前記蒸気流を前記第1加圧支流の一部と混合して、前記
    凝縮流と同一組成を有する複合流を形成する蒸気ミキサ
    と、 前記複合流を凝縮して凝縮複合流を形成する第2コンデ
    ンサと、 前記凝縮複合流の圧力を前記第2加圧支流の圧力と同一
    レベルまで増大させて、加圧凝縮複合流を形成する第4
    ポンプと、 前記加圧凝縮複合流と前記第2加圧支流とを加熱して、
    それぞれ、前記凝縮流と同一の組成を有する流と、前記
    凝縮流中に含まれるよりも高いパーセントの低沸点成分
    を有する流とを形成する第2熱交換器とを含む事を特徴
    とする請求項5に記載の装置。
JP7209106A 1994-07-29 1995-07-25 熱エネルギーを機械的および電気的動力に変換するシステムおよび装置 Expired - Lifetime JP2933854B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US283091 1988-12-12
US08/283,091 US5572871A (en) 1994-07-29 1994-07-29 System and apparatus for conversion of thermal energy into mechanical and electrical power

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08100609A JPH08100609A (ja) 1996-04-16
JP2933854B2 true JP2933854B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=23084474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7209106A Expired - Lifetime JP2933854B2 (ja) 1994-07-29 1995-07-25 熱エネルギーを機械的および電気的動力に変換するシステムおよび装置

Country Status (23)

Country Link
US (1) US5572871A (ja)
EP (1) EP0694678B1 (ja)
JP (1) JP2933854B2 (ja)
CN (1) CN1067138C (ja)
AT (1) ATE184366T1 (ja)
AU (1) AU683754B2 (ja)
BR (1) BR9503498A (ja)
CA (1) CA2154971C (ja)
CO (1) CO4440465A1 (ja)
DE (1) DE69511962T2 (ja)
DK (1) DK0694678T3 (ja)
DZ (1) DZ1917A1 (ja)
EG (1) EG20962A (ja)
ES (1) ES2137458T3 (ja)
GR (1) GR3031719T3 (ja)
IL (1) IL114416A (ja)
MA (1) MA23633A1 (ja)
NO (1) NO305876B1 (ja)
NZ (1) NZ272529A (ja)
PE (1) PE44196A1 (ja)
TR (1) TR199500923A2 (ja)
TW (1) TW300939B (ja)
ZA (1) ZA955943B (ja)

Families Citing this family (64)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5649426A (en) * 1995-04-27 1997-07-22 Exergy, Inc. Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle
JPH09209716A (ja) * 1996-02-07 1997-08-12 Toshiba Corp 発電プラント
US5822990A (en) * 1996-02-09 1998-10-20 Exergy, Inc. Converting heat into useful energy using separate closed loops
US5950433A (en) * 1996-10-09 1999-09-14 Exergy, Inc. Method and system of converting thermal energy into a useful form
WO2004027221A1 (en) 1997-04-02 2004-04-01 Electric Power Research Institute, Inc. Method and system for a thermodynamic process for producing usable energy
US5953918A (en) * 1998-02-05 1999-09-21 Exergy, Inc. Method and apparatus of converting heat to useful energy
US6155052A (en) * 1999-01-13 2000-12-05 Abb Alstom Power Inc. Technique for controlling superheated vapor requirements due to varying conditions in a Kalina cycle power generation system cross-reference to related applications
US6155053A (en) * 1999-01-13 2000-12-05 Abb Alstom Power Inc. Technique for balancing regenerative requirements due to pressure changes in a Kalina cycle power generation system
US6116028A (en) * 1999-01-13 2000-09-12 Abb Alstom Power Inc. Technique for maintaining proper vapor temperature at the super heater/reheater inlet in a Kalina cycle power generation system
US6167705B1 (en) 1999-01-13 2001-01-02 Abb Alstom Power Inc. Vapor temperature control in a kalina cycle power generation system
US6035642A (en) * 1999-01-13 2000-03-14 Combustion Engineering, Inc. Refurbishing conventional power plants for Kalina cycle operation
US6158221A (en) * 1999-01-13 2000-12-12 Abb Alstom Power Inc. Waste heat recovery technique
US6263675B1 (en) 1999-01-13 2001-07-24 Abb Alstom Power Inc. Technique for controlling DCSS condensate levels in a Kalina cycle power generation system
US6125632A (en) * 1999-01-13 2000-10-03 Abb Alstom Power Inc. Technique for controlling regenerative system condensation level due to changing conditions in a Kalina cycle power generation system
US6253552B1 (en) 1999-01-13 2001-07-03 Abb Combustion Engineering Fluidized bed for kalina cycle power generation system
US6195998B1 (en) 1999-01-13 2001-03-06 Abb Alstom Power Inc. Regenerative subsystem control in a kalina cycle power generation system
US6202418B1 (en) 1999-01-13 2001-03-20 Abb Combustion Engineering Material selection and conditioning to avoid brittleness caused by nitriding
US6213059B1 (en) 1999-01-13 2001-04-10 Abb Combustion Engineering Inc. Technique for cooling furnace walls in a multi-component working fluid power generation system
US6105369A (en) * 1999-01-13 2000-08-22 Abb Alstom Power Inc. Hybrid dual cycle vapor generation
US6158220A (en) * 1999-01-13 2000-12-12 ABB ALSTROM POWER Inc. Distillation and condensation subsystem (DCSS) control in kalina cycle power generation system
US6105368A (en) * 1999-01-13 2000-08-22 Abb Alstom Power Inc. Blowdown recovery system in a Kalina cycle power generation system
US6209307B1 (en) * 1999-05-05 2001-04-03 Fpl Energy, Inc. Thermodynamic process for generating work using absorption and regeneration
US6170263B1 (en) * 1999-05-13 2001-01-09 General Electric Co. Method and apparatus for converting low grade heat to cooling load in an integrated gasification system
DK1936129T3 (en) 1999-07-23 2019-03-04 Kct Power Ltd Method and apparatus for converting heat into usable energy
LT4813B (lt) 1999-08-04 2001-07-25 Exergy,Inc Šilumos pavertimo naudinga energija būdas ir įrenginys
JP4509453B2 (ja) * 2000-02-01 2010-07-21 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ カリナボトミングサイクルを備える統合型ガス化複合サイクル発電プラント
US6829895B2 (en) 2002-09-12 2004-12-14 Kalex, Llc Geothermal system
US6820421B2 (en) * 2002-09-23 2004-11-23 Kalex, Llc Low temperature geothermal system
US6735948B1 (en) * 2002-12-16 2004-05-18 Icalox, Inc. Dual pressure geothermal system
US6769256B1 (en) 2003-02-03 2004-08-03 Kalex, Inc. Power cycle and system for utilizing moderate and low temperature heat sources
NZ541501A (en) * 2003-02-03 2008-12-24 Kalex Llc Power cycle and system for utilizing moderate and low temperature heat sources
US7021063B2 (en) * 2003-03-10 2006-04-04 Clean Energy Systems, Inc. Reheat heat exchanger power generation systems
US7305829B2 (en) * 2003-05-09 2007-12-11 Recurrent Engineering, Llc Method and apparatus for acquiring heat from multiple heat sources
CN100385093C (zh) * 2003-05-09 2008-04-30 循环工程公司 从多个热源获取热量的方法和设备
US6964168B1 (en) 2003-07-09 2005-11-15 Tas Ltd. Advanced heat recovery and energy conversion systems for power generation and pollution emissions reduction, and methods of using same
DE10335143B4 (de) * 2003-07-31 2010-04-08 Siemens Ag Verfahren zur Erhöhung des Wirkungsgrades einer Gasturbinenanlage und dafür geeignete Gasturbinenanlage
US7264654B2 (en) * 2003-09-23 2007-09-04 Kalex, Llc Process and system for the condensation of multi-component working fluids
US7065967B2 (en) * 2003-09-29 2006-06-27 Kalex Llc Process and apparatus for boiling and vaporizing multi-component fluids
JP4799415B2 (ja) * 2003-10-21 2011-10-26 ペトロリューム アナライザー カンパニー,エルピー 改良型燃焼装置とその製造及び使用方法
WO2005100754A2 (en) 2004-04-16 2005-10-27 Clean Energy Systems, Inc. Zero emissions closed rankine cycle power system
US6968690B2 (en) * 2004-04-23 2005-11-29 Kalex, Llc Power system and apparatus for utilizing waste heat
US8117844B2 (en) * 2004-05-07 2012-02-21 Recurrent Engineering, Llc Method and apparatus for acquiring heat from multiple heat sources
AU2005203045A1 (en) * 2004-07-19 2006-02-02 Recurrent Engineering Llc Efficient conversion of heat to useful energy
US7516619B2 (en) * 2004-07-19 2009-04-14 Recurrent Engineering, Llc Efficient conversion of heat to useful energy
US7398651B2 (en) * 2004-11-08 2008-07-15 Kalex, Llc Cascade power system
US7469542B2 (en) * 2004-11-08 2008-12-30 Kalex, Llc Cascade power system
DE102005001347A1 (de) 2005-01-11 2006-07-20 GEOTEX Ingenieurgesellschaft für Straßen- und Tiefbau mbH Mehrkammerwärmespeicher zur Speicherung von Wärmeenergie und für die Erzeugung elektrischer Energie
CN1807848B (zh) * 2005-01-20 2012-08-29 陈祖茂 双流体蒸汽式双发电装置
WO2006132619A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-14 Kalex, Llc Power system and apparatus for utilizing waste heat
US8206470B1 (en) 2005-08-03 2012-06-26 Jacobson William O Combustion emission-reducing method
US7197876B1 (en) * 2005-09-28 2007-04-03 Kalex, Llc System and apparatus for power system utilizing wide temperature range heat sources
US7287381B1 (en) * 2005-10-05 2007-10-30 Modular Energy Solutions, Ltd. Power recovery and energy conversion systems and methods of using same
US7827791B2 (en) * 2005-10-05 2010-11-09 Tas, Ltd. Advanced power recovery and energy conversion systems and methods of using same
DE102007022950A1 (de) * 2007-05-16 2008-11-20 Weiss, Dieter Verfahren zum Transport von Wärmeenergie und Vorrichtungen zur Durchführung eines solchen Verfahrens
US8087248B2 (en) 2008-10-06 2012-01-03 Kalex, Llc Method and apparatus for the utilization of waste heat from gaseous heat sources carrying substantial quantities of dust
US8695344B2 (en) 2008-10-27 2014-04-15 Kalex, Llc Systems, methods and apparatuses for converting thermal energy into mechanical and electrical power
US8176738B2 (en) 2008-11-20 2012-05-15 Kalex Llc Method and system for converting waste heat from cement plant into a usable form of energy
US8474263B2 (en) 2010-04-21 2013-07-02 Kalex, Llc Heat conversion system simultaneously utilizing two separate heat source stream and method for making and using same
US8616001B2 (en) * 2010-11-29 2013-12-31 Echogen Power Systems, Llc Driven starter pump and start sequence
US20120301834A1 (en) * 2011-05-24 2012-11-29 Her Majesty The Queen In Right Of Canada As Represented By The Minister Of Natural Resources High pressure oxy-fired combustion system
WO2013165431A1 (en) * 2012-05-03 2013-11-07 International Engine Intellectual Property Company, Llc Rankine cycle mid-temperature recuperation
US8833077B2 (en) 2012-05-18 2014-09-16 Kalex, Llc Systems and methods for low temperature heat sources with relatively high temperature cooling media
US9638175B2 (en) * 2012-10-18 2017-05-02 Alexander I. Kalina Power systems utilizing two or more heat source streams and methods for making and using same
DE102014203121B4 (de) * 2014-02-20 2017-03-02 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren für einen ORC-Kreisprozess mit mehrstufiger Expansion

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4346561A (en) * 1979-11-08 1982-08-31 Kalina Alexander Ifaevich Generation of energy by means of a working fluid, and regeneration of a working fluid
JPS5867975A (ja) * 1981-10-16 1983-04-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 低温低温度差エネルギ回収方法
US4489563A (en) * 1982-08-06 1984-12-25 Kalina Alexander Ifaevich Generation of energy
US4548043A (en) * 1984-10-26 1985-10-22 Kalina Alexander Ifaevich Method of generating energy
US4586340A (en) * 1985-01-22 1986-05-06 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle using a fluid of changing concentration
US4604867A (en) * 1985-02-26 1986-08-12 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle with intercooling
US4763480A (en) * 1986-10-17 1988-08-16 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle with recuperative preheating
US4732005A (en) * 1987-02-17 1988-03-22 Kalina Alexander Ifaevich Direct fired power cycle
US4899545A (en) * 1989-01-11 1990-02-13 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for thermodynamic cycle
US4982568A (en) * 1989-01-11 1991-01-08 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for converting heat from geothermal fluid to electric power
CN1036246A (zh) * 1989-01-28 1989-10-11 顾雏军 应用顾氏热力循环方式工作的热工装置
US5029444A (en) * 1990-08-15 1991-07-09 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for converting low temperature heat to electric power
US5095708A (en) * 1991-03-28 1992-03-17 Kalina Alexander Ifaevich Method and apparatus for converting thermal energy into electric power
US5450821A (en) * 1993-09-27 1995-09-19 Exergy, Inc. Multi-stage combustion system for externally fired power plants
US5440882A (en) * 1993-11-03 1995-08-15 Exergy, Inc. Method and apparatus for converting heat from geothermal liquid and geothermal steam to electric power

Also Published As

Publication number Publication date
CN1119699A (zh) 1996-04-03
CO4440465A1 (es) 1997-05-07
DK0694678T3 (da) 1999-12-20
DE69511962T2 (de) 2000-05-04
ZA955943B (en) 1996-02-21
IL114416A0 (en) 1995-10-31
NO952993L (no) 1996-01-30
MA23633A1 (fr) 1996-04-01
JPH08100609A (ja) 1996-04-16
CA2154971A1 (en) 1996-01-30
PE44196A1 (es) 1996-10-25
AU683754B2 (en) 1997-11-20
TW300939B (ja) 1997-03-21
BR9503498A (pt) 1996-07-30
EP0694678B1 (en) 1999-09-08
DZ1917A1 (fr) 2002-02-17
NO305876B1 (no) 1999-08-09
EP0694678A1 (en) 1996-01-31
AU2503795A (en) 1996-02-08
ATE184366T1 (de) 1999-09-15
NZ272529A (en) 1997-10-24
DE69511962D1 (de) 1999-10-14
CN1067138C (zh) 2001-06-13
IL114416A (en) 1998-07-15
CA2154971C (en) 2000-06-13
US5572871A (en) 1996-11-12
ES2137458T3 (es) 1999-12-16
TR199500923A2 (tr) 1996-06-21
EG20962A (en) 2000-07-30
GR3031719T3 (en) 2000-02-29
NO952993D0 (no) 1995-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2933854B2 (ja) 熱エネルギーを機械的および電気的動力に変換するシステムおよび装置
JP2962751B2 (ja) 地熱流体からの熱を電力に変換する方法及び装置
KR100624990B1 (ko) 복합 사이클 발전소를 위한 가스 터빈 입구 공기 냉각 방법
JP2954527B2 (ja) 熱力学サイクルを実施する方法および装置
US4763480A (en) Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle with recuperative preheating
US7197876B1 (en) System and apparatus for power system utilizing wide temperature range heat sources
EP0193184B1 (en) Method and apparatus for implementing a thermodynamic cycle with intercooling
JP2716606B2 (ja) 熱力学サイクルの実施方法および装置
KR940002718B1 (ko) 직접 연소식(direct fired)동력 사이클을 수행하는 장치 및 방법
US5095708A (en) Method and apparatus for converting thermal energy into electric power
KR920009138B1 (ko) 에너지 발생 방법
US5953918A (en) Method and apparatus of converting heat to useful energy
US7065969B2 (en) Power cycle and system for utilizing moderate and low temperature heat sources
KR100309017B1 (ko) 열 에너지를 유용한 형태로 변환하는 시스템 및 방법
JP4388067B2 (ja) 熱力学サイクルの実施方法と装置
KR19990082915A (ko) 복합 사이클 동력 발전 장치의 효율 개선 방법
KR100355624B1 (ko) 열역학사이클의실시방법및실시장치
AU2011225700B2 (en) Improved thermodynamic cycle
KR20020002411A (ko) 칼리나 보토밍 사이클을 구비한 일체식 기화 조합 사이클발전기 시스템 작동 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990420