JP2932013B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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Description
その他に用いられるスクロール圧縮機に係り、特に巻数
の低減を図ったスクロール圧縮機に関する。
いる構造の圧縮機(軸貫通スクロール圧縮機)は、例えば
特開昭57-131896号公報にその例が見られるが、この構
造のスクロール圧縮機では、旋回スクロールに作用する
圧縮された気体の荷重の高さ位置と軸受中心の高さ位置
が等しくなるので、旋回スクロールを傾かせようとする
モーメントすなわち転覆モーメントが発生しないとい
う、利点がある。圧縮室を形成する渦巻曲線は一般にイ
ンボリュート曲線を使い、該曲線によって決まる圧縮開
始時の圧縮室容積と吐出開始時の圧縮室の容積の比が固
有圧縮比となっていた。
通スクロール圧縮機では、渦巻状ラップの中央部分に軸
があるためにラップをその外側から巻き始める必要があ
る。インボリュートあるいはその他の曲線からなるラッ
プにより形成される最小閉じ込み室が外周になればなる
ほどその容積が増大するので、本構造のスクロール圧縮
機において、一定の固有圧縮比を確保するには、ラップ
の巻数を外側へ増やさなければならない。したがって、
スクロールの外径が大きくなるばかりでなく、ラップの
全長も長くなるので、加工時間が長くなり、精度も落ち
るという欠点があった。
縮機で、巻数の少ないラップで所要の固有圧縮比を得る
にある。
比を渦巻曲線だけで決定せず、圧縮室が中央に移行した
後、該圧縮室すなわち最小閉じ込み室の圧力が吐出圧力
に達して以降、吐出が完了するまでの間のみ最小閉じ込
み室を吐出孔と連通させることにより達成される。吐出
孔と最小閉じ込み室の連通のタイミングを所望のタイミ
ングに合わせるのは、固定スクロールに固定吐出連通部
を設け、旋回スクロールに旋回吐出連通部および吐出孔
を設け、これら三者の位置と形状を、旋回スクロールの
偏心運動の所望の時期にのみ互いに連通する位置と形状
にすることにより実現される。また、固定スクロールに
固定吐出連通部を設ける代わりに、旋回スクロールに設
けた旋回吐出連通部と前記最小閉じ込み室を連通する旋
回吐出連通路を設け、前記旋回吐出連通部を所望の時期
にのみ吐出孔に連通させることによっても実現できる。
央に移行すると、ラップの内周側の接点は離脱し、二つ
の圧縮室は一つに合流するが、まだ吐出孔に連通せず、
圧縮作用は継続される。該圧縮室の圧力が吐出圧力に一
致するような時点まで圧縮室の容積が縮小したとき、す
なわち圧縮室が最小閉じ込み室になった時に該圧縮室は
前記旋回吐出連通部と旋回吐出連通路もしくは固定吐出
連通部を通じて吐出孔と連通される。したがって、吐出
孔と連通される時点を遅らせることが可能となる。
〜図11を参照して説明する。図1は本発明の実施例で
ある密閉型スクロール圧縮機の全体構造を示している。
図示の密閉型スクロール圧縮機は、両端が密閉され軸心
をほぼ鉛直にして配置された円筒形の密閉容器1と、該
密閉容器1内下部に軸心を前記密閉容器1の軸心と一致
させて固定されたフレーム5と、該固定されたフレーム
5と軸心を一致させラップを下方に向けて前記フレーム
5に上方から一体に固定された固定スクロール2と、該
固定スクロール2と前記フレーム5の間に前記固定スク
ロール2にラップを対向させて軸心の偏心円運動可能に
配置された旋回スクロール3と、前記固定スクロール2
と軸心を一致させて該固定スクロール2の上方に配置さ
れた旋回スクロール3駆動用の電動機固定子7a及び電
動機回転子7bと、該電動機回転子7bに固定されて前
記旋回スクロール3を旋回軸受3bを介して回転駆動す
るクランク軸4と、前記密閉容器1の壁面を貫通して配
置され固定スクロール2のラップと旋回スクロール3の
ラップとで構成される区画に被圧縮気体を供給する吸入
管10と、前記密閉容器1の上側端部を貫通して配置さ
れた吐出管16と、を含んで構成されている。
子7bに固定された部分4dと、前記電動機回転子7b
に固定された部分4dから下方に伸びその下端で固定ス
クロール2の中心に固定された固定軸受2bに支持され
た上支持軸4bと、該上支持軸4bの下方に伸び前記旋
回軸受3bに支持された偏心軸4aと、該偏心軸4aか
ら下方に伸び前記フレーム5の中心に固定されたフレー
ム軸受5aに支持された下支持軸4cとからなってい
る。また、旋回スクロール3の背面(端板のラップと反
対側面で、図上では下面)は偏心軸4a近傍でシールリ
ング5bを介してフレーム5の上面と接しており、旋回
スクロール3の上面外周部分は固定スクロール2の端板
下面と接している。
り自転(偏心軸4aの周囲の回転)をしないように拘束
され、偏心軸4aの回転に駆動されて偏心運動を行う。
旋回スクロール3の背面(ラップと反対側)には背圧室
17が設けられ、該背圧室17は、該旋回スクロール3
の端板に形成された背圧孔18で吸入圧力と吐出圧力の
中間的な圧力の圧縮室11に連通している。旋回スクロ
ール3は、背圧室17の圧力により固定スクロール2に
適度な力で押しつけられ、ラップ先端が端版に当たって
シールされる。背圧室17は一方を旋回スクロール3と
固定スクロール2の外周密着部でシールされ、他方をシ
ールリング5bによりシールされている。 クランク軸
4には、旋回スクロール3の遠心力を打ち消して振動の
発生を防止するために、上支持軸4bに上バランスウェ
イト8が、下支持軸4cに下バランスウェイト9が,そ
れぞれ取り付けられている。
ル2のラップに挟まれた区画は圧縮室11を形成してお
り、前記電動機回転子7bと固定スクロール2の端板上
面の間は、吐出室13をなしている。該吐出室13と圧
縮室11は、固定スクロール2の端板に形成された吐出
孔12により連通されている。また、前記電動機回転子
7bの上方は容器上部室15を、前記フレーム5の下方
は容器下部室19をなし、容器下部室19には油槽が設
けられ、潤滑油20が貯溜されている。また、前記吐出
室13と容器上部室15は連通路14によって連通され
ている。
例えば空気は、吸入管10から吸入され、圧縮室11で
圧縮されて吐出孔12から吐出室13へ吐出され、連通
路14、容器上部室15経て吐出管16から密閉容器外
へ吐出される。軸受や摺動部へは、容器下部室19の潤
滑油20がクランク軸4下方から給油される。
成する、固定スクロール2のラップ2aの一部を切取
り、斜め下方から見上げた状態と、旋回スクロール3を
斜め上方から見下ろした状態とを示している。固定スク
ロール2の端板3eには、クランク軸4(上支持軸4
b)を支持する固定軸受2b及び吐出孔12が貫通して
設けられている。また、吐出過程において、圧縮室11
から吐出孔12へ通じる固定吐出連通部の一部を形成す
る固定吐出連通溝2cが固定スクロール2の端板下面に
彫りこまれた形で設けられている。旋回スクロール3の
ラップ3a中央部を含む端板3e中央には、該旋回スク
ロール3を偏心駆動する偏心軸4aを貫通させて支持す
る旋回軸受3bが設けられ、内周側ラップ先端には吐出
過程において、圧縮室11から、吐出孔12へ通じる旋
回吐出連通部の一部を形成する旋回吐出連通溝3cがラ
ップ3aを高さ方向に貫通して設けられている。吐出孔
12と旋回吐出連通溝3cは、固定スクロール2と旋回
スクロール3が組み立てられ動作する状態で、旋回スク
ロール3がどの位置にあっても常に連通する位置に形成
されている。
固定スクロールラップ2a及び旋回スクロールラップ3
aの形状を示している。
2aaのインボリュート角をλfo、固定スクロールラッ
プ2aの内線巻き始め2abのインボリュート角をλf
i、旋回スクロールラップ3aの外線巻き始め3aaの
インボリュート角をλmo、旋回スクロールラップ3aの
内線巻き始め3abのインボリュート角をλmi、とする
と、これらのインボリュート角の間には次の関係があ
る。
始め3aaと3abは円弧3acで接続されている。固
定スクロール2のラップ2aの巻き始め端の円弧2ac
と旋回スクロール3のラップ3aの巻き始め端の円弧3
acは圧縮過程において、旋回スクロール3が半周する
間、密接してシール作用をする。
示す行程図である。本実施例では旋回吐出連通溝3cと
固定吐出連通溝2cが限られた期間連通することによ
り、固有圧縮比が決定される。
4に駆動されてその軸心(旋回軸受3bの中心)が固定
スクロールラップ2の軸心(固定軸受2bの中心)の周
囲を反時計方向に旋回するが、そのとき旋回スクロール
ラップ3aは固定スクロールラップ2aに対して回転運
動は行わない。図6ので領域R1に吸入された空気
は、で領域R2に閉じ込められ、で領域R3に移
る。領域R3の空気は、で領域R4に移り、の行程
で領域R5に、の行程で領域R6に、そしての行程
で圧縮室11a′の領域に移る。旋回スクロール3の偏
心運動が進んで再びになると、圧縮室11a′の領域
にあった空気は、中央部の圧縮室11aの領域に移る。
中央部の圧縮室11aの領域は、常に固定吐出連通溝2
cに通じているが、この行程では、固定吐出連通溝2c
は旋回スクロールラップ3aに塞がれて旋回吐出連通溝
3cとはつながっていない。
と、中央部の圧縮室11aが所定の固有圧縮比を維持す
るように設定された吐出容積に達する。この状態は、旋
回吐出連通溝3cが常時中央部の圧縮室11aに連通し
ている固定吐出連通溝2cと連通する瞬間であり、この
時の圧縮室11aを最小閉じこみ室という。この直後か
ら圧縮室11aは、固定吐出連通溝2cと旋回吐出連通
溝3cとを経て吐出孔12に連通し、吐出が始まる。次
のの行程では、旋回吐出連通溝3cが固定吐出連通溝
2cと連通しており、吐出中である。では中央部の圧
縮室11aの容積が0になり、吐出終了時と、旋回吐出
連通溝3cと固定吐出連通溝2cの連通が断たれた瞬間
を示している。この後で、ひとつ外側の圧縮室11a′
の領域が固定連通溝2cに連通するの状態になるが、
旋回吐出連通溝3cと固定吐出連通溝2cの連通が断た
れているので、圧縮室11aは密閉状態を維持しており
吐出は行われない。さらに圧縮が進み、再度の状態に
なると再び吐出が開始される。
2aの巻き始め位置よりも内周側で固定スクロールの端
板2eを厚み方向に貫通する吐出孔12と、旋回スクロ
ールラップ3aの巻き始め位置で該旋回スクロールラッ
プ3aを高さ方向に貫通するとともに常に前記吐出孔1
2に連通する旋回吐出連通溝3cと、前記固定スクロー
ルの端板2eの固定スクロールラップ2aの巻き始め位
置よりも内周側の旋回スクロールに対向する面に溝状に
形成され旋回スクロール3の特定の偏心位置範囲で前記
旋回吐出連通溝3cに連通する固定吐出連通溝2cとが
設けられるので、最小閉じこみ室を軸中心に接近させる
ことが可能となり、所定の固有圧縮比と吐出量を得るの
に必要な圧縮機の大きさが増大するのを抑制することが
できた。また、ラップの巻き数、すなわちラップの長さ
や径が所定の固有圧縮比と吐出量に対して増大するのが
避けられたので、加工精度を上げることが可能となり、
接触面圧の低下、漏れの減少などの効果が得られた。
形状及びその吐出行程を示す行程図である。上記第1の
実施例では、圧縮された空気の吐出タイミング及び固有
圧縮比は、旋回吐出連通溝3cと固定吐出連通溝2cの
連通の有無によってきまるが、本実施例では、旋回吐出
連通溝3cと吐出孔12が限られた期間連通することに
より、固有圧縮比が決定される。旋回スクロールラップ
3aは反時計方向に偏心運動し、は中央部の圧縮室1
1aが固有圧縮比として設定された吐出容積に達した状
態である。固定吐出連通溝2cは常時中央部の圧縮室1
1aに連通しており、旋回吐出連通溝3cは固定吐出連
通溝2cと連通しつつ吐出孔12との連通が開始される
瞬間である。この直後から圧縮室11aは吐出孔12に
連通し、吐出が開始される。は旋回吐出連通溝3cと
固定吐出連通溝2c及び吐出孔12が連通しており、吐
出中である。は中央部の圧縮室11aの容積が0にな
り、吐出終了時を示している。旋回吐出連通溝3cと吐
出孔12の連通が断たれる瞬間である。この後、ひとつ
外側の圧縮室11a′が固定吐出連通溝2cに連通し、
の状態になるが、旋回吐出連通溝3cと吐出孔12の
連通が断たれているので圧縮室11a′は密閉状態を維
持しており、吐出は行われない。さらに圧縮が進み、再
度の状態を過ぎた瞬間に再び吐出が開始される。
る。図示の圧縮行程は第二の実施例の図6におけるの
状態であり、吐出中である。第二の実施例と本実施例の
違いは、本実施例には固定吐出連通溝2cが無く、代わ
りに旋回吐出連通路3dが設けられていることである。
該連通路3dはラップ端面に露出せず、ラップ内に設け
られており、常時中央の圧縮室11a及び旋回吐出連通
溝3cを連通している。第二の実施例と同じく旋回吐出
連通溝3cと吐出孔12は限られた期間のみ連通し、固
有圧縮比が決定される。
第一の実施例と同様な効果が得られた。
及び圧縮行程を示す行程図である。本実施例では吐出行
程における吐出連通溝及び吐出孔の形状、位置は第一の
実施例と同じであるが、固定スクロールラップ2aと旋
回スクロールラップ3aでは外周巻き終わり位置が異な
っている。すなわち、固定スクロールラップ2aは旋回
スクロールラップ3aより外側へ多く巻いている。した
がって、圧縮開始時期は旋回スクロールラップ外線側圧
縮開始圧縮室11soと旋回スクロールラップ内線側圧
縮開始圧縮室11siでは異なることになる。は旋回
スクロールラップ3aの外線側圧縮開始圧縮室11so
が吸入を終了して圧縮を開始するところである。この時
の容積をVsoとする。回転が進んでの状態になると旋
回スクロールラップ3aの内線側圧縮開始圧縮室11s
iが吸入を終了し、圧縮を開始する。この時の容積をV
siとする。この後一回転してさらに少し回転が進んで
の状態になると、前記の圧縮室は11aoと11aiに
なり、この直後に両圧縮室は中央のシールがなくなりひ
とつに合流する。11aoの容積をVao、11aiの容
積をVaiとする。VaiはVaoより小さいので、第一〜第
三の実施例のように二つの圧縮室の圧縮開始時の容積が
同じであると圧縮室11aiの圧力の方が11aoの圧
力より高くなり、合流時に一方は過圧縮、一方は圧縮不
足により動力的損失が生じる。本実施例では前記各容積
が次式の関係を満たすようにラップの巻き数が設定され
ている。
によれば、合流時の両圧縮室の圧力が同じになり、発生
する動力的損失が少なくなる。
施例は軸及び軸受部の給油構造に関するもので、特に述
べた部分以外は前記第一の実施例と同じである。クラン
ク軸4は上支持軸4bが固定軸受2bに支持され、下支
持軸4cがフレーム軸受5aに支持され、偏心軸4aに
旋回軸受3bが嵌合して旋回スクロール3が偏心駆動さ
れる。クランク軸4の内部には給油通路21が設けられ
ている。該給油通路21は下支持軸4cの下端中心で開
口し、上方では外周側へ偏心している。下支持軸4cの
下端は潤滑油20に浸されている。前記給油通路から最
上部の軸受である固定軸受2bへ向かって給油孔22が
開口しており、該軸受へ軸の回転による遠心作用により
給油が行われる。該給油孔から上支持軸4b、偏心軸4
a、下支持軸4cを通して軸表面に螺旋状に連続した給
油溝23が設けられ、フレーム軸受5aの下端まで延び
ている。給油孔22へ出た油は、該給油溝を通って旋回
軸受3b、フレーム軸受5aにも給油され、下方へ排出
される。この間背圧室17との間にはシールリング5b
が介在し、背圧室17へ油が流入しないようになってい
る。フレーム軸受5aの下方には排出油ガイド24が設
けられており、流出した油は該排出油ガイド上を伝って
油槽内に落ちる。気体に混じって吐出室13へ出た油
は、固定スクロール2の上面を伝って落下通路25から
油槽内へ落ちる。本実施例においても第一の実施例〜第
四の実施例に述べたいずれのラップ形状及び吐出通路構
造も用いることができる。
ウェイトなどで油が撹拌されることがないから無駄な動
力を消費せず、圧縮機の性能を高めることができる。ま
た背圧室に油を流入させないので吐出される気体に油が
ほとんど含まれず。圧縮機外へ吐出される油も非常に少
なくすることができる。
えた第六の実施例を示す。本実施例では密閉容器1の上
部に圧縮部、下部に電動機部7a,7bを配置し、圧縮
部は上からフレーム5、オルダム継ぎ手6、旋回スクロ
ール3、固定スクロール2の順に配置されている。すな
わち、前記第五の実施例の電動機部7a,7b、フレー
ム5、オルダム継ぎ手6、旋回スクロール3、固定スク
ロール2の配置の上下一を逆転した配置としたもので、
他の点は前記第五の実施例と同じである。吸入管10か
ら吸入された気体は吐出孔12から下向きに吐出室13
に吐出され、連通路14を通って容器上部室15へ流
れ、吐出管16から圧縮機外へ吐出される。本実施例に
よれば、圧縮された気体が一旦下向きに吐出され、折り
返し上方へ導かれているのでさらに良好な油分離が行わ
れる。
た第七の実施例を示す。本実施例が前記第六の実施例と
異なるのは、圧縮部は上から固定スクロール2、旋回ス
クロール3、オルダム継ぎ手6、フレーム5の順に配置
されている点であり、その他は第六の実施例と同様であ
るので説明は省略する。本実施例においては、吐出孔1
2から容器上部室15へ吐出された気体は、そのまま吐
出管16から圧縮機外へ吐出される。本実施例によれば
吸入管から吐出管までの気体通路が最短になるので高温
の吐出気体と低温の吸入気体の熱交換を最小に止めるこ
とができ、吸入気体の過熱が小さくなり、さらに高効率
が得られる。
第一の実施例〜第四の実施例に述べたいずれのラップ形
状及び吐出通路構造も用いることができる。
ンク軸が貫通している軸貫通スクロール圧縮機の欠点で
あった渦巻数の増加すなわち、径の増大がなくなり、径
が小さく、加工精度の高いスクロールラップとすること
ができるので、転覆モーメントがなく、軸受荷重や摺動
部面圧が小さくなることによる機械損失の低減に加え
て、漏れが少なく、小型で高性能のスクロール圧縮機を
実現することができる。
の縦断面図である。
ルのラップ及び吐出通路の形状を示す斜視図である。
き始めの位置形状を示す横断面図である。
き始めの位置形状を示す横断面図である。
ルの吐出孔と旋回吐出連通路と固定吐出連通路の平面通
路形状及び圧縮、吐出行程を示す行程図である。
ルの吐出孔と旋回吐出連通路と固定吐出連通路の平面通
路形状及び圧縮、吐出行程を示す行程図である。
ルの吐出孔と旋回吐出連通路と固定吐出連通路の平面通
路形状を示す横断面図である。
ルの吐出孔と旋回吐出連通路と固定吐出連通路の平面通
路形状及び圧縮、吐出行程を示す行程図である。
縮機の縦断面図である。
る。
る。
縮室 11ai 旋回スクロールラップ内線側中央合流開始圧
縮室 11so 旋回スクロールラップ外線側圧縮開始圧縮室 11si 旋回スクロールラップ内線側圧縮開始圧縮室 12 吐出孔 13 吐出室 14 連通路 15 容器上部室 16 吐出管 17 背圧室 18 背圧孔 19 容器下部室 20 潤滑油 21 給油通路 22 給油孔 23 給油溝 24 排出油ガイド 25 落下通路
Claims (14)
- 【請求項1】 端板に渦巻状のラップを直立させた固定
スクロール部材と、旋回スクロール部材を互いにラップ
を向き合わせ、偏心させて組み合わせ、前記旋回スクロ
ール部材及び固定スクロール部材を貫通して設けられた
駆動軸が前記旋回スクロール部材を固定スクロール部材
に対して自転することなく偏心運動させて気体を圧縮
し、前記組み合わされた旋回スクロール部材及び固定ス
クロール部材の中心近傍に形成される最小閉じ込み室か
ら固定スクロール部材に設けられた吐出孔を経て圧縮さ
れた気体を吐出するスクロール圧縮機において、 前記固定スクロール部材に設けられた連通部及び吐出孔
と前記前記旋回スクロール部材に設けられた連通部を組
み合わせることによって、中心近傍に形成される最小閉
じ込み室が前記駆動軸の一回転中、限定された回転角範
囲で吐出孔と連通し、前記以外の回転角範囲では吐出孔
との連通が遮断されることを特徴とするスクロール圧縮
機。 - 【請求項2】 中心近傍に形成される最小閉じ込み室と
吐出孔の連通及び遮断のタイミングは、固定スクロール
に設けられた連通部と旋回スクロールに設けられた連通
溝の形状及び相対位置関係によって定まることを特徴と
する請求項1に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項3】 中心近傍に形成される最小閉じ込み室と
と吐出孔の連通及び遮断のタイミングは、固定スクロー
ルに設けられた吐出孔と旋回スクロールに設けられた連
通部の形状及び相対位置関係によって定まることを特徴
とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項4】 端板に渦巻状のラップを直立させた固定
スクロール部材と旋回スクロール部材を互いにラップを
向き合わせ、偏心させて組み合わせ、前記旋回スクロー
ル部材及び固定スクロール部材を貫通して設けられた駆
動軸が前記旋回スクロール部材を自転することなく偏心
運動させて気体を圧縮し、前記組み合わされた旋回スク
ロール部材及び固定スクロール部材の中心近傍に形成さ
れる最小閉じ込み室から固定スクロール部材に設けられ
た吐出孔を経て圧縮された気体を吐出するスクロール圧
縮機において、 前記固定スクロール部材に設けられた吐出孔と前記旋回
スクロール部材に設けられた連通部及び連通路を組み合
わせることによって、中心近傍に形成される最小閉じ込
み室が、前記駆動軸の一回転中、限定された回転角範囲
で吐出孔と連通し、前記以外の回転角範囲では吐出孔と
の連通が遮断されることを特徴とするスクロール圧縮
機。 - 【請求項5】 中心近傍に形成される最小閉じ込み室と
吐出孔の連通及び遮断のタイミングは、固定スクロール
に設けられた吐出孔と旋回スクロールに設けられた連通
部の形状及び相対位置関係によって定まることを特徴と
する請求項4に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項6】 スクロールラップの圧縮作用をなす部分
がインボリュート曲線で構成されており、 1)旋回スクロールラップ3aの外線の巻き始めインボ
リュート角をλmo, 2)旋回スクロールラップ3aの内線の巻き始めインボ
リュート角をλmi, 3)固定スクロールラップ2aの外線の巻き始めインボ
リュート角をλfo, 4)固定スクロールラップ2aの内線の巻き始めインボ
リュート角をλfi, とするとき、前記インボリュート曲線の巻き始め角の相
対的な位置が、 λfo=λfi=λmo+π=λmi−π の関係にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項7】 旋回スクロールの外線側にできる圧縮室
の圧縮開始時の容積をVso、該圧縮室に閉じ込められた
気体が中央部で内線側の圧縮室の気体と合流する瞬間の
容積をVaoとし、旋回スクロールの内線側にできる圧縮
室の圧縮開始時の容積をVsi、該圧縮室に閉じ込められ
た気体が中央部で外線側の圧縮室の気体と合流する瞬間
の容積をVaiとするとき、これらの間に概略 【数1】 の関係があることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項8】 駆動軸内に形成されて該軸の下端中心か
ら最上部の軸受位置に達する給油通路と、該給油通路か
ら前記最上部の軸受に対向する前記駆動軸外面に開孔す
る給油孔と、該駆動軸外面に前記給油孔から下方に向か
って螺旋状に形成された給油溝とが設けられていること
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスクロー
ル圧縮機。 - 【請求項9】 上部に電動機部を、下部に圧縮部を配置
し、圧縮部は上に固定スクロール2を、下に旋回スクロ
ール3を配置し、固定スクロール2の上面に開口する吐
出孔12から電動機部の下部空間に圧縮された気体を吐
出することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
のスクロール圧縮機。 - 【請求項10】 上部に圧縮部を、下部に電動機部を配
置し、圧縮部は上に旋回スクロール3を、下に固定スク
ロール2を配置し、固定スクロール2の下面に開口する
吐出孔12から電動機部の上部空間に圧縮された気体を
吐出することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
載のスクロール圧縮機。 - 【請求項11】 上部に圧縮部を、下部に電動機部を配
置し、圧縮部は上に固定スクロール2を、下に旋回スク
ロール3を配置し、固定スクロール2の上面に開口する
吐出孔12から密閉容器1の上部空間に圧縮された気体
を吐出することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項12】 端板に渦巻状のラップを直立させた固
定スクロール部材と、旋回スクロール部材を互いにラッ
プを向き合わせ、偏心させて組み合わせ、前記旋回スク
ロール部材及び固定スクロール部材を貫通して設けられ
た駆動軸が前記旋回スクロール部材を固定スクロール部
材に対して自転することなく偏心運動させて気体を圧縮
し、前記組み合わされた旋回スクロール部材及び固定ス
クロール部材の中心近傍に形成される最小閉じ込み室か
ら固定スクロール部材に設けられた吐出孔を経て圧縮さ
れた気体を吐出するスクロール圧縮機において、 前記固定スクロール部材に設けられて前記最小閉じ込み
室に連通する固定吐出連通部と、前記旋回スクロール部
材に設けられて前記固定吐出連通部と前記吐出孔とを連
通する旋回吐出連通部とを含んでなり、前記吐出孔、固
定吐出連通部及び旋回吐出連通部は最小閉じ込み室が前
記駆動軸の一回転中、限定された回転角範囲で吐出孔と
連通し、前記以外の回転角範囲では吐出孔との連通を遮
断する位置及び形状であることを特徴とするスクロール
圧縮機。 - 【請求項13】 固定吐出連通部が固定スクロールラッ
プの中心側巻き始め端部の内径側に接して固定スクロー
ル端板面に溝状に形成されていることと、旋回吐出連通
部が旋回スクロールの軸貫通部と旋回スクロールラップ
の接続部に該ラップを高さ方向に貫通して形成されてい
ることとを特徴とする請求項12に記載のスクロール圧
縮機。 - 【請求項14】 端板に渦巻状のラップを直立させた固
定スクロール部材と、旋回スクロール部材を互いにラッ
プを向き合わせ、偏心させて組み合わせ、前記旋回スク
ロール部材及び固定スクロール部材を貫通して設けられ
た駆動軸が前記旋回スクロール部材を固定スクロール部
材に対して自転することなく偏心運動させて気体を圧縮
し、前記組み合わされた旋回スクロール部材及び固定ス
クロール部材の中心近傍に形成される最小閉じ込み室か
ら固定スクロール部材に設けられた吐出孔を経て圧縮さ
れた気体を吐出するスクロール圧縮機において、 前記旋回スクロール部材に設けられて前記吐出孔に連通
する旋回吐出連通部と、同じく旋回スクロール部材に設
けられて前記最小閉じ込み室を前記旋回吐出連通部に連
通する旋回吐出連通路とを含んでなり、前記吐出孔及び
旋回吐出連通部は最小閉じ込み室が前記駆動軸の一回転
中、限定された回転角範囲で吐出孔と連通し、前記以外
の回転角範囲では吐出孔との連通を遮断する位置及び形
状であることを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15717091A JP2932013B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15717091A JP2932013B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055485A JPH055485A (ja) | 1993-01-14 |
| JP2932013B2 true JP2932013B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15643722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15717091A Expired - Lifetime JP2932013B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2932013B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11454237B2 (en) | 2019-07-30 | 2022-09-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Scroll compressor |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU4645196A (en) * | 1994-12-23 | 1996-07-19 | Bristol Compressors, Inc. | Scroll compressor having bearing structure in the orbiting scroll to eliminate tipping forces |
| JP2000220584A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-08 | Toyota Autom Loom Works Ltd | スクロール型圧縮機 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15717091A patent/JP2932013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11454237B2 (en) | 2019-07-30 | 2022-09-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Scroll compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH055485A (ja) | 1993-01-14 |
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