JP2931577B1 - マンホール用管口ガイドコロ - Google Patents

マンホール用管口ガイドコロ

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JP2931577B1
JP2931577B1 JP6036398A JP6036398A JP2931577B1 JP 2931577 B1 JP2931577 B1 JP 2931577B1 JP 6036398 A JP6036398 A JP 6036398A JP 6036398 A JP6036398 A JP 6036398A JP 2931577 B1 JP2931577 B1 JP 2931577B1
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眞幸 大友
雄三 冨田
大五 高村
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株式会社関電工
株式会社興洋
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Abstract

【要約】 【課題】マンホールやその他の管路の中継地点等で、管
の端部から導出したケーブルを湾曲させて他の管等に通
す場合のガイドコロにおいて、ケーブルに張力がかかっ
ていない場合でも、安定良く固定でき、またケーブルの
湾曲角度や延線方向に合わせて容易に取り付けられる。 【解決手段】ガイドコロ1は、湾曲する二枚のフレーム
2、2の間に回転自在な複数個のコロ3を当該フレーム
2に沿って設け、これらのフレーム2の一端を埋設管1
4の管口に着脱自在に固定できる構成とし、このガイド
コロ1は上記埋設管14の管口に固定する基部1aと先
端部1bに分割され、これらの基部1aと先端部1bと
は相互に接続自在とし、かつ先端部1bをS字形状にな
るように表裏逆にして基部1aに接続可能であり、また
この逆接続において先端部1bを基部1aから延伸可能
な構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地中に埋設され
ている管にケーブルを通すケーブルの敷設工事にあた
り、マンホールの管路の中継地点で一方の管の端部から
導出したケーブルを高さの異なる他方の管の端部に通す
場合や、一方と他方の管の間に介在する設置物を回避し
てケーブルを通す場合等に、ケーブルを湾曲して支持す
るのに使用するマンホール用管口ガイドコロの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図13に示すように、マンホー
ル100内において、高さの相違する埋設管(防水管)
101に通信ケーブル等を通線する場合、通信ケーブル
102をガイドする上側の金車103は、単にワイヤー
ロープ104で懸垂されているものであり、下側の金車
103も床面からワイヤーロープ104に引っ張られて
いるが、埋設管(防水管)101に固定されておらず、
上側の金車103を経由した通信ケーブル102により
保持されている。また同じ高さの埋設管(防水管)どう
しに通信ケーブルを通線する場合でも、マンホール内の
設置物を回避して通線しなければならないこともあり、
その場合は上記と同様、単に金車をワイヤーロープで保
持することにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、下側
の金車103は、上から懸垂された通信ケーブル102
による張力がなくなると、床面まで落下してしまい、安
定した位置に保持することができない。このため、通信
ケーブル102の張力に合わせて、通信ケーブル102
に金車103を合致させることが必要であり、通信ケー
ブル102に張力がかかってきたら人手によって、金車
103をケーブル102の方向に合致させていた。また
図13のように上部と下部の二個の金車103を夫々マ
ンホール100内で支持するワイヤーロープ104の端
部を固定するには、当該ワイヤーロープ104の長さに
よって金車103の上下方向の位置が変化するので、ケ
ーブル102の延線方向と金車103の位置を合わせる
のに、ワイヤーロープ104の長さや、ワイヤーロープ
104の固定位置を代える必要があり、その調整に人手
と長時間を要していた。特に、マンホールには、通常、
多くの設置物の外、堆積物や漏水が発生しているため、
このような人手と長時間を要するワイヤーロープの位置
決め作業をマンホールという狭い、限られた場所で行う
ことは、大変困難であった。またマンホール内でのこれ
らのケーブル延線の手作業時に、埋設管(防水管)の管
口から一旦、下方のマンホール床面にケーブルを引き、
それからマンホール口から地上に引き上げ、8の字を作
り、再び当該マンホールに入れて埋設管等に延線してい
るが、この様な場合、ケーブルを管口から下方に牽引す
るため、ケーブルを傷つける恐れがあった。
【0004】そこでこの発明では、マンホールやその他
の管路の中継地点等で、管の端部から導出したケーブル
を湾曲させて他の管等に通す場合のガイドコロにおい
て、ケーブルに張力がかかっていない場合でも、安定良
く固定でき、またケーブルの湾曲角度や延線方向に合わ
せて取り付けられ、取付作業の極めて容易な管口ガイド
コロを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、マ
ンホール内での地中ケーブルの延線にあたり、埋設管か
ら導出した該ケーブルを湾曲させるようにガイドするガ
イドコロにおいて、当該ガイドコロは、湾曲する二枚の
フレームの間に回転自在な複数個のコロを当該フレーム
に沿って設け、これらのフレームの一端に、上記埋設管
の管口フランジ部の外周縁に相応した外周縁を有する扇
状の当接板を設け、この当接板の外周縁に沿って設けた
複数の係止治具により上記管口のフランジ部に当該当接
板を当ててこの当接板のみにより上記ガイドコロの重量
を支持固定できる構成とし、この固定はケーブル延線方
向を任意の方向へ回動して固定できる構成としている。
【0006】また上記ガイドコロは上記管口に固定する
基部と先端部に分割され、これらの基部と先端部とは相
互に接続自在とし、かつ先端部をS字形状になるように
表裏逆にして基部に接続可能であり、またこの逆接続に
おいて先端部を基部から延伸可能な構成とした、マンホ
ール用管口ガイドコロである。
【0007】この発明のマンホール用管口ガイドコロ
は、埋設管の一端から地中ケーブルを導出する場合に、
前もってこのガイドコロを上記埋設管の管口に取り付け
ておく。そしてこの埋設管の一端からケーブルを引き出
すと、ケーブルは湾曲した二枚のフレームの中の複数個
のコロに当たってこれらのコロを回転させ乍ら通過して
いき、その際これらの複数個のコロがケーブルをガイド
していく。またこのガイドコロの先端部を基部から外
し、基部だけでケーブルをガイドすることもできる。さ
らにこのとり外した先端部を表裏逆にして基部に取り付
けることにより、複数のコロをオフセット状態(S字形
状)に接続することもでき、その際先端部を基部から伸
ばして取り付けることもでき、これによりケーブルを様
々な方向や角度でガイドすることができる。
【0008】さらに、管口フランジ部に固定した当接板
の各係止治具をゆるめ、当該当接板を上記フランジ部の
外周縁に沿って回し、再び各係止治具を固定することに
より、当該管口ガイドコロを埋設管の管口から上下左
右、その他のいかなる方向にも突設することができる。
【0009】
【実施の形態例】以下この発明の実施の形態例を図に基
づいて説明する。この発明の管口ガイドコロ1は、図1
及び2に示す様に略90度に湾曲する二枚のフレーム
2、2の間に、当該各フレーム2に沿って、多数個のコ
ロ3を回転自在に設けている。さらにこれらの二枚のフ
レーム2、2の間には、これらのフレーム2の相互の間
隔を維持するための支持棒4を適宜間隔で複数個設けて
いる。そしてこれらのフレーム2、2の一端には、この
ガイドコロ1を固定する埋設管の管口フランジ部の外周
縁に相応した外周縁を有する扇状の当接板5を上記フレ
ーム2、2に対して直角に設けている。
【0010】またこの当接板5の外周縁に沿って数個の
係止治具6を設けており、これらの各係止治具6は、当
接板5の外側に、当該当接板5に略直角に筒体6aを設
け、この筒体6aに先端が鍵型に折曲した固定爪6bを
挿入してこの筒体6aから突出した他端外周にネジを切
り、このネジ部にナット6cを螺着している。また筒体
6aの一端から突出した鍵型折曲部までの固定爪6bの
外周にはスプリング6dを巻き回している。そしてこの
スプリング6dの力により常にナット6cを筒体6aの
他端に押しつけ、固定爪6bの先端を筒体6aから遠く
に突出させるよう付勢している。
【0011】またこの管口ガイドコロ1は上記当接板5
を有する基部1aと先端部1bに分割され、これらの基
部1aと先端部1bとは夫々略45度に湾曲し、相互に
接続自在となっている。この先端部1bは両側のフレー
ム2、2の端部外面に支持部7を設け、これらの各支持
部7の側面から、各フレーム2に並行なロッド8を突設
している。一方上記基部1aには両側の各フレーム2の
端部外面に受理部9を設け、これらの各受理部9に各フ
レーム2と並行な貫通孔10を設けている。そして上記
先端部1bの二つの各ロッド8を、基部1aの各受理部
9の貫通孔10に通して、図3に示すように、各受理部
9に穿った各貫通孔10に達するネジ穴11に螺着した
ノブ付きネジ12により上記貫通孔10内の上記ロッド
8を押圧、固定して基部1aと先端部1bとを接続して
いる。
【0012】以上の構成から成るこの管口ガイドコロ1
をマンホール壁13から突出する埋設管14の管口フラ
ンジ部14aに固定する。それには上記各係止治具6の
ナット6cをゆるめて、当接板5をフランジ部14aに
当てて、各係止治具6のナット6cを締付け、各係止治
具6の固定爪6bの鍵型部を、図4に示す如く、フラン
ジ部14aの裏面の外周縁に押圧し、当接板5をフラン
ジ部14aに押圧、固定する。この際当接板5は管口フ
ランジ部14aの上半分に取り付けられていて、ケーブ
ル17の通線には支障がないようになっている。そして
この埋設管14内を通したケーブル17を当該埋設管1
4の管口から導出し、この管口ガイドコロ1を通して略
90度湾曲させて延線していく。これによりケーブル1
7は管口ガイドコロ1の湾曲配列した各コロ3に当っ
て、これらの各コロ3を回転させ乍ら通っていく。そし
て必要に応じて、上記ノブ付きネジ12をゆるめて、各
ロッド8を基部1aの受理部9の貫通孔10から外し、
図5に示すように、先端部1bを基部1aから外すこと
ができる。これによりケーブルを基部1aにのみ通すこ
とになり、ケーブルを45度に湾曲させて延線すること
ができる。
【0013】またこの管口ガイドコロ1は、上述の様に
基部1aから外した先端部1bを表裏逆にして、図6に
示すように、オフセット状に接続できる。この場合は管
口からでたケーブルは基部1aの各コロ3に上方から押
さえられ、続いて先端部1bの各コロ3に下方から押さ
えられて延線される。またこのオフセット状の接続にお
いて、図7に示す如く、ノブ付きネジ12をゆるめて各
ロッド8の長さを調整して先端部1bを延伸させること
ができ、これによりケーブル延線方向に合わせることが
できる。さらにまた図8に示すように、管口フランジ部
14aに固定した当接板5の各係止治具6のナット6c
をゆるめ、当該当接板5を上記フランジ部14aの外周
縁に沿って回し、再び各係止治具6のナット6cを締め
付けて当接板5を管口フランジ部14aに固定すること
により、当該管口ガイドコロ1を埋設管14の管口から
上下左右、その他のいかなる方向にも向けて突出させる
ことができる。
【0014】この管口ガイドコロ1は、以上の機能を有
するため、図9に示すように、基部1aと先端部1bを
接続した状態でマンホール15の相対する壁に設けた段
差のある埋設管16、16の一方の管口に当該管口ガイ
ドコロ1を取り付け、当該埋設管16から導出したケー
ブル17を当該管口ガイドコロ1に通して略90度湾曲
させて上方に導き、さらに当該マンホール15の天井部
分からワイヤーロープ18に吊した9連金車19に通し
て更に水平に湾曲させて他方の埋設管16に通すことが
できる。この場合、ケーブル17に張力がかからない場
合も、管口ガイドコロ1はマンホール床面に落下したり
しない。
【0015】またマンホール内の設置物を回避するた
め、この管口ガイドコロ1を上記図7に示すようにオフ
セット状態に接続して先端部1bの基部1aに対する延
伸度合いを調整し、ケーブル17を略45度に湾曲させ
て延線することもできる。その場合、図10に示すごと
く、当該管口ガイドコロ1の取り付け方向を、マンホー
ル口15aに対して横方向にも取り付けられ、また図1
1に示すごとく、マンホール口15aに対して縦方向に
も取り付けられる。さらに図12に示すように、マンホ
ール15の上側左右の二箇所に吊した金車20と組み合
わせてケーブルを所望の角度に湾曲させて延線すること
もできる。
【0016】表1乃至表3は、この発明の管口ガイドコ
ロについて、実際にケーブルを延線して、ガイドコロの
抵抗試験、強度試験、ケーブルへの側圧試験をそれぞれ
測定した結果である。本試験で使用したケーブルは、4
8心スロット形の光ケーブルである。
【0017】
【表1】 管口ガイドコロの抵抗(金車抵抗)試験及び
結果
【0018】管口ガイドコロの抵抗(金車抵抗)は、ケ
ーブルの延線張力が大きくなるにつれて増加している
が、これは、ケーブルの延線張力が大きくなることによ
りケーブル自体が変形し、その変形による面積が、ころ
がり摩擦抵抗を増大していることによると考えられる。
しかしながら、ケーブルの延線張力の大きさに応じたケ
ーブルの変形によるころがり摩擦が増加したにすぎず、
実際の使用にはなんら支障のないことが判明したものと
いえる。
【0019】
【表2】管口ガイドコロの強度(金車強度)試験及び結
【0020】この試験は、ケーブルの延線張力を通常実
施する際の最大値200kgfの1.5倍(300kg
f)で行った結果であるため、たわみ量が大きいが、ケ
ーブルの延線張力を開放したときの復元変形量は、0m
mであって管口ガイドコロの弾性変形の範囲内である。
このため、ケーブルの延線張力を200kgf以内で行
う通常の作業では、充分に強度が確保されていることを
示している。
【0021】
【表3】 管口ガイドコロのケーブルへの側圧試験及び
結果
【0022】側圧の値は、いずれの場合も、許容圧縮強
度による側圧の値(282.3kgf/cm2、施工主
である東京電力株式会社の基準値)より低い。90度に
セットした場合でも、8割以下の数値であり、ケーブル
の断線等のおそれがないことを示している。
【0023】なお上記実施の形態例では、管口ガイドコ
ロ1は90度に湾曲した構成としたが、これに限らず適
宜の角度に湾曲したものでも良い。
【0024】また上記管口ガイドコロ1は、略半分に分
割され、夫々45度に湾曲した基部1aと先端部1bと
により構成されているが、この分割も必ずしも半分ずつ
にしなくとも良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1項の発明は、マンホール内での
ケーブルの延線にあたり、マンホールという狭い上に設
置物や堆積物もある構内で、ガイドコロをマンホールの
壁面から突出する管口に固定する構成のため、ケーブル
を管口から出たところで方向が変えられるのでガイドコ
ロの取り付け作業が容易となる。またガイドコロの埋設
管(防水管)の管口への固定に当たって、管口フランジ
部に当接板を当てる構成のため、ガイドコロを管口フラ
ンジ部に沿って回転させれば容易に延線方向を変えるこ
とができる。さらに延線するケーブルの張力がなくなっ
た際でも、ガイドコロが床面に落下することがなく、ガ
イドコロの方向を常に一定に保つことができる。
【0026】またガイドコロの構造も、一つのガイドコ
ロとしてケーブルを一定角度に湾曲させるように使用で
きるだけでなく、分割した先端部を取り外したり、又は
当該先端部をS字形状になるように表裏逆にしてオフセ
ット状態で基部に接続し、又はさらに先端部を基部に対
して延伸又は縮小して接続したりすることにより、一つ
のガイドコロで数種類の湾曲角度にケーブルをガイドで
き、ケーブルを導出する管と挿入する管との高低差があ
っても極めて容易に通すことができ、従来の様に、マン
ホール内で設置物や堆積物を回避してケーブルを延線し
なければならない場合、ケーブルの延線方向に合わせる
ためのガイドコロの固定用ロープの位置決めや固定作業
等に時間をかける必要もないという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを埋
設管の管口に取り付けた状態を示す側面図である。
【図2】この発明の実施の形態例の、図1におけるA−
A線断面図である。
【図3】この発明の実施の形態例の、図1におけるB−
B線断面図である。
【図4】この発明の実施の形態例の、図1におけるC−
C線断面図である。
【図5】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを埋
設管の管口に取り付け、基部から先端部を外した状態を
示す側面図である。
【図6】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを埋
設管の管口に取り付け、先端部を基部に対してオフセッ
ト状に接続した状態を示す側面図である。
【図7】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを埋
設管の管口に取り付け、先端部を基部に対してオフセッ
ト状に接続し、かつ先端部を延伸させた状態を示す側面
図である。
【図8】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを、
埋設管の管口を中心に回転させて取り付けた状態を示す
正面図である。
【図9】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを、
マンホールの壁面に突出する一方の埋設管の管口に取り
付け、ケーブルをこの管口ガイドコロに通し、さらに9
連金車を介し段差のある他の埋設管の管口に挿入した状
態を示す側面断面図である。
【図10】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを
マンホールの中で、マンホール口に対して横方向に取り
付けた状態を示す底面断面図である。
【図11】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロを
マンホールの中で、マンホール口に対して縦方向に取り
付けた状態を示す側面断面図である。
【図12】この発明の実施の形態例の管口ガイドコロ
を、マンホールの相対する壁面に突出する各埋設管の管
口に夫々取り付け、ケーブルをこれらの管口ガイドコロ
に通し、さらに金車を介し延線する状態を示す側面断面
図である。
【図13】従来におけるマンホール内でのケーブルのガ
イドコロを示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 管口ガイドコロ 2 フレーム 3 コロ 5 円弧板 6 係止治具 8 ロッド 9 受理部 10 貫通孔 12 つまみネジ 13 マンホー
ル壁 14 埋設管 14a 管口フラ
ンジ部 15 マンホール 16 埋設管 17 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 大五 福島県いわき市小名浜上神白字舘下73 株式会社興洋内 (56)参考文献 特開 昭57−177209(JP,A) 特開 平4−91608(JP,A) 実開 昭59−34422(JP,U) 実開 昭60−190111(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール内での地中ケーブルの延線に
    あたり、埋設管から導出した該ケーブルを湾曲させるよ
    うにガイドするガイドコロにおいて、当該ガイドコロ
    は、湾曲する二枚のフレームの間に回転自在な複数個の
    コロを当該フレームに沿って設け、これらのフレームの
    一端に、上記埋設管の管口フランジ部の外周縁に相応し
    た外周縁を有する扇状の当接板を設け、この当接板の外
    周縁に沿って設けた複数の係止治具により上記管口のフ
    ランジ部に当該当接板を当ててこの当接板のみにより上
    記ガイドコロの重量を支持固定できる構成とし、この固
    定はケーブル延線方向を任意の方向へ回動して固定でき
    る構成であり、上記ガイドコロは上記管口に固定する基
    部と先端部に分割され、これらの基部と先端部とは相互
    に接続自在とし、かつ先端部をS字形状になるように表
    裏逆にして基部に接続可能であり、またこの逆接続にお
    いて先端部を基部から延伸可能な構成としたことを特徴
    とする、マンホール用管口ガイドコロ。
JP6036398A 1998-02-26 1998-02-26 マンホール用管口ガイドコロ Expired - Lifetime JP2931577B1 (ja)

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