JP2931496B2 - 電気こたつ - Google Patents

電気こたつ

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JP2931496B2
JP2931496B2 JP7246493A JP7246493A JP2931496B2 JP 2931496 B2 JP2931496 B2 JP 2931496B2 JP 7246493 A JP7246493 A JP 7246493A JP 7246493 A JP7246493 A JP 7246493A JP 2931496 B2 JP2931496 B2 JP 2931496B2
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健 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気こたつ本体に設けら
れているヒータ,ファン等を、その上にコタツ布団を介
在させて載置されるテーブル板に設けた操作部にてコー
ドレスで操作するようにした電気こたつに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の一般的な電気こたつを示す
正面断面図であり、図中51は電気こたつ本体、52はコタ
ツ布団、53はテーブル板を示している。電気こたつ本体
51の天板51a 下面にはヒータ54が備えられ、またそのカ
バーに操作部55a を備えた制御部55を備えている。また
ヒータ54にはプラグ56a を備えたコード56が接続されて
おり、プラグ56a を電源コンセントに接続するようにな
っている。
【0003】このような電気こたつにあっては制御部55
の操作部55a を操作するのに電気こたつ本体51を覆って
いる布団52をめくり上げなければならず、そのために操
作の際に内部の暖気が外に放出されて暖房効率が悪くな
り、また電気こたつ本体51内は暗くて操作部55a の操作
状態がわかりにくく、必要な操作を確実に行なうことが
難しいという欠点があった。
【0004】この対策として図7に示す如き電気こたつ
が提案されている。図において61は電気こたつ本体、62
は布団、63はテーブル板を示している。電気こたつ本体
61は天板61a 下面にヒータ64及び該ヒータ64に対する通
電を制御する制御部65を設け、また電気こたつ本体61の
天板61a の周囲に制御部65に接続した受信アンテナ66を
設ける。
【0005】一方前記テーブル板63には操作部68及びこ
れに接続された送信アンテナ69を前記受信アンテナ66と
対向するよう設け、前記制御部65と操作部68とをワイヤ
レスに接続して構成してある。このような従来の電気こ
たつにあっては操作部68を操作してこれにワイヤレス接
続された制御部65を操作し、該制御部65にてヒータ64へ
の通電を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の電気こたつにあっては、テーブル板63の送信アンテ
ナ69と電気こたつ本体61の受信アンテナ66とは、テーブ
ル板63をその向きを変えても送信アンテナ69が常に受信
アンテナ66と対向するよう夫々電気こたつ本体61, テー
ブル板63の中心に対し軸対象に設置するため、必要なア
ンテナ長が大きくなりコストアップを避け得ないという
問題があった。本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは短い送信アンテナ,
受信アンテナでテーブル板の載置方向の如何にかかわら
ず両者を対向配置出来て、電気こたつ本体61,テーブル
板63自体の構成も簡略化し得るようにした電気こたつを
提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気こたつ
は、長方形又は正方形をなし、ヒータ,その制御部及び
制御部に対する指示内容を受信する受信アンテナを備え
た電気こたつ本体と、長方形又は正方形をなし、前記制
御部に対し指示を与える操作部及び指示内容を送信する
送信アンテナを備え、前記電気こたつ本体上に着脱可能
に載置されるテーブル板とを有し、前記制御部に対する
操作部からの指示を前記制御部にコードレスで伝送する
ようにした電気こたつにおいて、前記電気こたつ本体,
テーブル本体が夫々長方形の場合には前記受信アンテナ
又は送信アンテナのいずれか一方を相対応する2辺夫々
に対応して少なくとも2個、またいずれも正方形の場合
には前記受信アンテナ又は送信アンテナのいずれか一方
を相対応する4辺夫々に対応して少なくとも4個設けた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明にあってはこれによって電気こたつ本
体,テーブル板が夫々長方形か又は正方形かによって送
信アンテナ,受信アンテナの配置位置、配置個数を変え
ることでテーブル板,電気こたつ本体夫々の相対位置が
変わっても両者の向きが上,下に整合されている限り、
送信アンテナ,受信アンテナの対向状態が維持される。
【0009】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る電気こたつの斜視図、
図2は使用時の側面図であり、図中1は電気こたつ本
体,2は布団,3はテーブル板を示している。電気こた
つ本体1は長方形をなす本体枠4の四隅に脚部4aを設け
ると共に、長辺枠部4b間にその補強を兼ねて井桁状に天
板4dを設けてある。天板4d下にはヒータ5,ファン(図
示せず)及びその制御部6が設置され、制御部6にはプ
ラグ7aが付いたコード7が接続されている。また各短辺
部4cの一端部寄りには各1個の受信アンテナ8,8が、
更に他端部寄りには一次コイルである給電用のコイル
9,9が夫々天板4d中心を通る垂直線に対して軸対称の
位置に夫々固定されている。これによってテーブル板3
が図2に示す如く電気こたつ本体1上にその向きを揃え
て載置されたとき、送信アンテナ11はいずれかの受信ア
ンテナ8と、また受電用コイル12はいずれかの給電用コ
イル9と上,下に対向するようになっている。
【0010】一方テーブル板3は平面視で電気こたつ本
体1と略同形等大の長方形に形成され、その長辺部の一
端寄りの位置には操作部10が、またこの操作部10に近い
短辺部の一端寄りの位置には前記操作部10に接続した送
信アンテナ11が、更に他端寄りの位置には二次コイルで
ある受電用コイル12が設けられている。制御部6は温度
センサ,風量センサ及びこれらセンサによる検出温度,
検出風量を表示する表示部を備えている。また操作部10
はテーブル板3の側周面に操作パネル部10a を備え、こ
こに温度等の表示部10b,スイッチ(図示せず)等を備え
ている。利用者は操作パネル部10a を通じて温度, ファ
ンの送風量等を設定する。設定内容は表示部10b に表示
されるようになっている。
【0011】図3は図1に示した制御部6,操作部10の
構成を示すブロック図であり、図3(a) は操作部10の、
また図3(b) は制御部6の構成を示している。操作部10
は図3(a) に示す如くマイクロコンピュータ31、該マイ
クロコンピュータ31で発生された制御信号を増幅する増
幅器32等を備えており、増幅器32は送信アンテナ11に接
続されている。一方制御部6は図3(b) に示す如く、受
信アンテナ8からの信号を増幅するアンプ21, バンドパ
スフィルタ22, 検波回路23, ローパスフィルタ24, 波形
整形回路25及びヒータ5, ファン及び表示部10b 等を制
御するマイクロコンピュータ26を備えている。
【0012】図4は操作部10に対する給電系を示すブロ
ック図であり、商用電力は整流平滑回路41により一旦直
流に変換され、インバータ回路42にて所定の周波数をも
つ高周波電力に変換され、一次コイルたる給電用コイル
9に伝送され、ここから二次コイルたる受電用コイル12
に伝送される。操作部10内において交流電力は整流平滑
回路43にて直流に変換され、DC−DCコンバータ44にて安
定化された直流が操作部10内の各部へ供給される。
【0013】このような実施例1にあっては電気こたつ
本体1上に布団2を被せ、その上にテーブル板3をその
長辺,短辺を電気こたつ本体1の長辺,短辺と対向させ
て載置すれば送信アンテナ11はいずれかの受信アンテナ
8と、また受電用コイル12はいずれかの給電用コイル9
と対向する。プラグ7aを電源に接続すれば制御部6から
給電用コイル9,受電用コイル12を経て操作部10へ給電
され、操作部10が動作状態となる。
【0014】操作部10の操作パネル部10a にて温度, フ
ァン送風量等を指示すれば、これに対応した信号がマイ
クロコンピュータ31から増幅器32を経て送信アンテナ11
に伝送され、ここから送信されて受信アンテナ8に受信
される。受信アンテナ8に受信された信号は増幅器21を
経、バンドパスフィルタ22で所定信号が選択され、更に
検波回路23にて検波された後、ローパスフィルタ24を経
て波形整形回路25で整形され、マイクロコンピュータ26
へ入力される。マイクロコンピュータ26は入力された信
号に従って制御信号を制御部6へ出力し、ヒータ5,フ
ァン等を制御する。
【0015】このような実施例1にあっては、テーブル
板3はその長辺方向,又は短辺方向を電気こたつ本体1
の長辺方向,又は短辺方向に揃えて載置すれば、給電用
コイル9と受電用コイル12, また送信アンテナ11と受信
アンテナ8とが必然的に対向することとなり、電気こた
つ本体1からテーブル板3への給電、並びにテーブル板
3の操作部10から電気こたつ本体1の制御部6へのコー
ドレス接続が行なわれることとなり、構成が簡略化され
る効果が得られる。
【0016】なお上記した実施例1において送信アンテ
ナ11, 受信アンテナ8,給電用コイル9,受電用コイル
12の設置位置については特に上記した場合にのみ限るも
のではなく、電気こたつ本体1,テーブル板3の中心を
通る垂直線に対し対称な位置であればよい。また上記実
施例1においては受信アンテナ8,給電用コイル9を各
2個以上設ける構成を示したが、これらを各1個とし、
送信アンテナ11, 受信コイル12を2個以上設ける構成と
してもよい。
【0017】(実施例2)この実施例2にあっては電気
こたつ本体1, テーブル板3は共に平面視で正方形に構
成されている。図5は本発明の他の実施例を示す斜視図
であり、電気こたつ本体1にはその各辺部の長手方向に
おける略中央部に夫々受信アンテナ8が4個設けられ、
また各コーナ部分に一次コイルである給電用コイル9が
設けられている。一方テーブル板3にはその一の辺部に
おける長手方向の略中央部に操作部10及び送信アンテナ
11を設け、また一隅部に受電用コイル12を設けてある。
【0018】このような実施例2にあっては電気こたつ
本体1上にテーブル板3がどのような向き、即ち90°,1
80°,270°のいずれの方向に向きを代えて載置されても
送信アンテナ11は受信アンテナ8のいずれか1つと、ま
た受電用コイル12は電気こたつ本体1の給電用コイル9
のいずれか1つと夫々対向することとなり、操作部10に
対する給電、並びに送信アンテナ11, 受信アンテナ8間
の送受信が確保出来ることとなる。他の構成及び作用は
実施例1のそれと実質的に同じであり、対応する部分に
同じ番号を付して説明を省略する。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る電気こたつにあ
っては、電気こたつ本体に受信アンテナを、またテーブ
ル板に送信アンテナを設けるが、電気こたつ本体, テー
ブル板が長方形か正方形かに応じて受信アンテナ,送信
アンテナのうちの一方を1個、他方を複数個設けること
で電気こたつ本体に対してテーブル板がどのような向き
に設置されても送受信機能を確保し得ることとなり、構
成が大幅に簡略化される等本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気こたつの斜視図である。
【図2】使用時の側面図である。
【図3】制御部,操作部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】給電系のブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の電気こたつの正面断面図である。
【図7】従来の他の電気こたつの正面断面図である。
【符号の説明】
1 電気こたつ本体 2 布団 3 テーブル板 4 本体枠 5 ヒータ 6 制御部 7 コード 8 受信アンテナ 9 給電用コイル(一次コイル) 10 操作部 11 送信アンテナ 12 受電用コイル(二次コイル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−34912(JP,U) 実開 昭62−117405(JP,U) 実開 平2−134402(JP,U) 特公 昭63−31698(JP,B2) 特公 昭62−48136(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 301 F24C 7/08 350 H04Q 9/00 301 F24H 3/04 305

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形又は正方形をなし、ヒータ,その
    制御部及び制御部に対する指示内容を受信する受信アン
    テナを備えた電気こたつ本体と、長方形又は正方形をな
    し、前記制御部に対し指示を与える操作部及び指示内容
    を送信する送信アンテナを備え、前記電気こたつ本体上
    に着脱可能に載置されるテーブル板とを有し、前記制御
    部に対する操作部からの指示を前記制御部にコードレス
    で伝送するようにした電気こたつにおいて、前記電気こ
    たつ本体,テーブル本体が夫々長方形の場合には前記受
    信アンテナ又は送信アンテナのいずれか一方を相対応す
    る2辺夫々に対応して少なくとも2個、またいずれも正
    方形の場合には前記受信アンテナ又は送信アンテナのい
    ずれか一方を相対応する4辺夫々に対応して少なくとも
    4個設けたことを特徴とする電気こたつ。
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