JP2931206B2 - 大腿骨穴明け治具 - Google Patents
大腿骨穴明け治具Info
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- JP2931206B2 JP2931206B2 JP6145566A JP14556694A JP2931206B2 JP 2931206 B2 JP2931206 B2 JP 2931206B2 JP 6145566 A JP6145566 A JP 6145566A JP 14556694 A JP14556694 A JP 14556694A JP 2931206 B2 JP2931206 B2 JP 2931206B2
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- Japan
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- femur
- drill guide
- base plate
- gauge plate
- drill
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/17—Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires
- A61B17/1739—Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body
- A61B17/1742—Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body for the hip
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/14—Surgical saws ; Accessories therefor
- A61B17/15—Guides therefor
- A61B17/154—Guides therefor for preparing bone for knee prosthesis
- A61B17/155—Cutting femur
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人工膝関節の装着手術
において、大腿骨遠位端の骨切除を行うときに使用する
大腿骨穴明け治具に関するものである。
において、大腿骨遠位端の骨切除を行うときに使用する
大腿骨穴明け治具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】人工膝関節を装着するには、膝関節の摺
動面、即ち、大腿骨の遠位端の表面及び脛骨の近位端の
表面を共に切除するが、このうち、大腿骨の遠位端は側
面視で多角形に切除する。このとき、骨切除刃は、その
角度や位置を確保するために適当なガイド具でガイドさ
れるが、このガイド具は大腿骨の骨髄内に骨管方向に穴
を明け、これにガイド具の取付けロッド（インナーロッ
ド）を挿入して固定する方法をとっている。従って、イ
ンナーロッドを挿入するための穴は骨髄の中心を正確に
通るように穴明けする必要がある。
動面、即ち、大腿骨の遠位端の表面及び脛骨の近位端の
表面を共に切除するが、このうち、大腿骨の遠位端は側
面視で多角形に切除する。このとき、骨切除刃は、その
角度や位置を確保するために適当なガイド具でガイドさ
れるが、このガイド具は大腿骨の骨髄内に骨管方向に穴
を明け、これにガイド具の取付けロッド（インナーロッ
ド）を挿入して固定する方法をとっている。従って、イ
ンナーロッドを挿入するための穴は骨髄の中心を正確に
通るように穴明けする必要がある。
【０００３】このため、穴明けにも治具を必要とし、こ
の治具には、実開平４−１３３８１３号公報に示される
ものがある。この穴明け治具の詳細については同公報に
詳しく記載されているが、要するに、骨髄中心は、統計
によれば、大腿骨遠位端の前面から前後長さの１／３の
長さの位置（後面からは２／３の長さの位置）にあると
することを根拠とするもので、治具に設けた二つの当片
で大腿骨遠位端の前後面を挟めば、当片とレバー機構で
結ばれるドリルガイドがこの１／３の位置（骨髄中心位
置）に自動的に設定されるとするものである。
の治具には、実開平４−１３３８１３号公報に示される
ものがある。この穴明け治具の詳細については同公報に
詳しく記載されているが、要するに、骨髄中心は、統計
によれば、大腿骨遠位端の前面から前後長さの１／３の
長さの位置（後面からは２／３の長さの位置）にあると
することを根拠とするもので、治具に設けた二つの当片
で大腿骨遠位端の前後面を挟めば、当片とレバー機構で
結ばれるドリルガイドがこの１／３の位置（骨髄中心位
置）に自動的に設定されるとするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドリル
ガイドは単に骨髄中心を示すものに過ぎず、これを穴明
け具（ドリル）のガイドしては使えない。何故なら、大
腿骨はその遠位端面に対して直角に延伸してはおらず、
外側方に彎曲しているからであり、もし、これをドリル
のガイドして使用すると、穴が深くなるにつれてドリル
は骨髄中心から外方に外れ、ついには骨皮質を突き破っ
て外に出てしまうといった事態になる。
ガイドは単に骨髄中心を示すものに過ぎず、これを穴明
け具（ドリル）のガイドしては使えない。何故なら、大
腿骨はその遠位端面に対して直角に延伸してはおらず、
外側方に彎曲しているからであり、もし、これをドリル
のガイドして使用すると、穴が深くなるにつれてドリル
は骨髄中心から外方に外れ、ついには骨皮質を突き破っ
て外に出てしまうといった事態になる。
【０００５】従って、このドリルガイドによって中心穴
加工だけを行い、後は手術者（整形外科医）がこの中心
穴を基準に自らのカンに頼って穴明け加工をしていた。
このため、一定の水準に達する穴明けができるようにな
るには永年の経験と優れたカンを必要とすると言われて
いた。本発明は、このような課題を解決するものであ
り、要するに、骨髄中心を設定できるとともに、併せて
ドリルのガイドとしても使用できる大腿骨の穴明け治具
を提供したものである。
加工だけを行い、後は手術者（整形外科医）がこの中心
穴を基準に自らのカンに頼って穴明け加工をしていた。
このため、一定の水準に達する穴明けができるようにな
るには永年の経験と優れたカンを必要とすると言われて
いた。本発明は、このような課題を解決するものであ
り、要するに、骨髄中心を設定できるとともに、併せて
ドリルのガイドとしても使用できる大腿骨の穴明け治具
を提供したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
に係る大腿骨の穴明け治具は、フレームの下端に形成さ
れるベースプレートと、フレームにスライド可能に取り
付けられるスライドブロックにベースプレートと平行に
設けられるゲージプレートとで大腿骨の遠位端の前後面
を挟むとともに、スライドブロックにレバー機構によっ
てゲージプレートの延伸方向に向くドリルガイドを取り
付け、ゲージプレートの上下位置が変わると、ドリルガ
イドの上下位置がレバー機構によってベースプレートと
ドリルガイドまでの長さに対するベースプレートとゲー
ジプレートまでの長さの比に応じて変わるようにした大
腿骨穴明け治具において、ゲージプレートをスライドブ
ロックに対して左右に回動可能にするとともに、ドリル
ガイドをゲージプレートに連動させて左右に同じ角度で
回動可能にしたことを特徴とするものである。
に係る大腿骨の穴明け治具は、フレームの下端に形成さ
れるベースプレートと、フレームにスライド可能に取り
付けられるスライドブロックにベースプレートと平行に
設けられるゲージプレートとで大腿骨の遠位端の前後面
を挟むとともに、スライドブロックにレバー機構によっ
てゲージプレートの延伸方向に向くドリルガイドを取り
付け、ゲージプレートの上下位置が変わると、ドリルガ
イドの上下位置がレバー機構によってベースプレートと
ドリルガイドまでの長さに対するベースプレートとゲー
ジプレートまでの長さの比に応じて変わるようにした大
腿骨穴明け治具において、ゲージプレートをスライドブ
ロックに対して左右に回動可能にするとともに、ドリル
ガイドをゲージプレートに連動させて左右に同じ角度で
回動可能にしたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】以上の手段をとることにより、即ち、ゲージプ
レートは左右に回動できるから、ベースプレートとで大
腿骨の遠位端の前後面を挟んでドリルガイドの上下位置
を決めるときに大腿骨の骨管方向に向けることができ
る。すると、ドリルガイドもこの方向に自動的に向くか
ら、後はこのドリルガイドを使用してドリルを通すこと
により、ドリルは最後まで骨髄中心を穿つことができる
のである。
レートは左右に回動できるから、ベースプレートとで大
腿骨の遠位端の前後面を挟んでドリルガイドの上下位置
を決めるときに大腿骨の骨管方向に向けることができ
る。すると、ドリルガイドもこの方向に自動的に向くか
ら、後はこのドリルガイドを使用してドリルを通すこと
により、ドリルは最後まで骨髄中心を穿つことができる
のである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明に係る大腿骨穴明け治具（以下、単
に穴明け治具という）の背面図、図２は側面図、図３は
図１のＡ−Ａ断面図、図４は図１のＢ−Ｂ断面図、図５
は図３のＣ−Ｃ断面図である。この穴明け治具は、二本
の平行体であるフレーム１０と、フレーム１０に摺動可
能に取り付けられるスライドブロック１２と、スライド
ブロック１２に左右に回動可能に取り付けられるゲージ
プレート１４と、スライドブロック１２にレバー機構１
６を介して取り付けられるドリルガイド１８等から構成
される。
する。図１は本発明に係る大腿骨穴明け治具（以下、単
に穴明け治具という）の背面図、図２は側面図、図３は
図１のＡ−Ａ断面図、図４は図１のＢ−Ｂ断面図、図５
は図３のＣ−Ｃ断面図である。この穴明け治具は、二本
の平行体であるフレーム１０と、フレーム１０に摺動可
能に取り付けられるスライドブロック１２と、スライド
ブロック１２に左右に回動可能に取り付けられるゲージ
プレート１４と、スライドブロック１２にレバー機構１
６を介して取り付けられるドリルガイド１８等から構成
される。
【０００９】フレーム１０は、上端が横材２０で連結さ
れた門形のもので、下端にこれと直角に延伸するベース
プレート２２が形成されるものである。スライドブロッ
ク１２は、フレーム１０に摺動自在に嵌合されている直
方体形状をしているものである。レバー機構１６は、レ
バー２４とハンガー２６とからなり、このうち、レバー
２４は、その一端側がスライドブロック１２に植立され
たピン２８で回動自在になっており、他端はフレーム１
０に植立されたピン３０に枢着されている。
れた門形のもので、下端にこれと直角に延伸するベース
プレート２２が形成されるものである。スライドブロッ
ク１２は、フレーム１０に摺動自在に嵌合されている直
方体形状をしているものである。レバー機構１６は、レ
バー２４とハンガー２６とからなり、このうち、レバー
２４は、その一端側がスライドブロック１２に植立され
たピン２８で回動自在になっており、他端はフレーム１
０に植立されたピン３０に枢着されている。
【００１０】レバー２４の中央部にはピン３２が止着さ
れており、これに側面視逆Ｔ形をしたハンガー２６が吊
り下げられている。ハンガー２６の前部にはスライドピ
ン３４が直立して貫通しており、これに直方体のドリル
ガイド１８がハンガー２６の下面に沿う状態で固着され
ている。尚、ピン２８、ピン３２間の長さｍとピン３
２、ピン３０間の長さｎの比は一定の比率、具体的には
ｍ：ｎ＝１：２に設定されている。この他、トリルガイ
ド１８にはドリルをガイドする円筒形の貫通孔３６が形
成されている。
れており、これに側面視逆Ｔ形をしたハンガー２６が吊
り下げられている。ハンガー２６の前部にはスライドピ
ン３４が直立して貫通しており、これに直方体のドリル
ガイド１８がハンガー２６の下面に沿う状態で固着され
ている。尚、ピン２８、ピン３２間の長さｍとピン３
２、ピン３０間の長さｎの比は一定の比率、具体的には
ｍ：ｎ＝１：２に設定されている。この他、トリルガイ
ド１８にはドリルをガイドする円筒形の貫通孔３６が形
成されている。
【００１１】スライドピン３４にはベースプレート２２
と同じ方向に平行に延びる平板状のゲージプレート１４
が摺動可能、且つ、相対回転不能に嵌合されている。
尚、本例では、ゲージプレート１４の下面とスライドブ
ロック１２の下面は同じ高さに設定されている。ところ
で、以上において、ベースプレート２２の上面とゲージ
プレート１４の下面までの長さＳは標準的な大腿骨の遠
位端の前後幅に設定されてあり、このとき、レバー２４
は真横に向くよう設定されている。そして、ベースプレ
ート２２の上面とドリルガイド１８の中心までの長さＲ
は前記の長さＳと一定の比率、具体的にはＲ／Ｓ＝２／
３になるように設定してある（図１）。
と同じ方向に平行に延びる平板状のゲージプレート１４
が摺動可能、且つ、相対回転不能に嵌合されている。
尚、本例では、ゲージプレート１４の下面とスライドブ
ロック１２の下面は同じ高さに設定されている。ところ
で、以上において、ベースプレート２２の上面とゲージ
プレート１４の下面までの長さＳは標準的な大腿骨の遠
位端の前後幅に設定されてあり、このとき、レバー２４
は真横に向くよう設定されている。そして、ベースプレ
ート２２の上面とドリルガイド１８の中心までの長さＲ
は前記の長さＳと一定の比率、具体的にはＲ／Ｓ＝２／
３になるように設定してある（図１）。
【００１２】以上により、ゲージプレート１４を左右に
回動させると、ドリルガイド１８もこれに伴って同じ方
向に回動する。即ち、ドリルガイド１８を手でもって左
右に振れば、これと一直線のゲージプレート１４も同じ
方向に向くのである。尚、このときの左右の振り角がわ
かるように、ハンガー２６には目盛り３８が形成してあ
るし、その位置で固定するための固定ネジ４０がハンガ
ー２６に形成された扇形長孔４２を通過してドリルガイ
ド１８に螺入してある。
回動させると、ドリルガイド１８もこれに伴って同じ方
向に回動する。即ち、ドリルガイド１８を手でもって左
右に振れば、これと一直線のゲージプレート１４も同じ
方向に向くのである。尚、このときの左右の振り角がわ
かるように、ハンガー２６には目盛り３８が形成してあ
るし、その位置で固定するための固定ネジ４０がハンガ
ー２６に形成された扇形長孔４２を通過してドリルガイ
ド１８に螺入してある。
【００１３】次に、以上の構成の穴明け治具の使い方に
ついて説明する。先ず、膝蓋部を切開し、大腿骨４４の
遠位端の後面にベースプレート２２を当てる。次いで、
ゲージプレート１４を降ろして大腿骨４４の前面に当て
る。尚、これが容易なように、スライドブロック１２と
フレーム１０の横材２０との間には押しネジ４６を介設
しておく。ゲージプレート１４が大腿骨４４の前面に当
たると、スライドブロック１２に螺入されてハンガー１
６に当たる固定ネジ４８を締めて固定する。
ついて説明する。先ず、膝蓋部を切開し、大腿骨４４の
遠位端の後面にベースプレート２２を当てる。次いで、
ゲージプレート１４を降ろして大腿骨４４の前面に当て
る。尚、これが容易なように、スライドブロック１２と
フレーム１０の横材２０との間には押しネジ４６を介設
しておく。ゲージプレート１４が大腿骨４４の前面に当
たると、スライドブロック１２に螺入されてハンガー１
６に当たる固定ネジ４８を締めて固定する。
【００１４】図６はこのときの状態を示す穴明け治具の
背面図であるが、この場合の大腿骨４４の前後幅は標準
幅よりもａだけ厚いものであったとする。すると、ゲー
ジプレート１４、即ち、スライドブロック１２の位置は
ａだけ上がった位置で止まるから、ドリルガイド１８の
上昇代ｂはレバー機構１６によってｂ＝ａ×ｎ／（ｍ＋
ｎ）＝２／３ａになる。つまり、大腿骨４４の遠位端の
前後幅が異なることによるドリルガイド１８の上下位置
変化量は、初期設定したベースプレート２２とドリルガ
イド１８の長さＲに対するベースプレート２２とゲージ
プレート１４の長さＳの比、即ち、Ｒ／Ｓ＝２／３にな
るようにしたものである。
背面図であるが、この場合の大腿骨４４の前後幅は標準
幅よりもａだけ厚いものであったとする。すると、ゲー
ジプレート１４、即ち、スライドブロック１２の位置は
ａだけ上がった位置で止まるから、ドリルガイド１８の
上昇代ｂはレバー機構１６によってｂ＝ａ×ｎ／（ｍ＋
ｎ）＝２／３ａになる。つまり、大腿骨４４の遠位端の
前後幅が異なることによるドリルガイド１８の上下位置
変化量は、初期設定したベースプレート２２とドリルガ
イド１８の長さＲに対するベースプレート２２とゲージ
プレート１４の長さＳの比、即ち、Ｒ／Ｓ＝２／３にな
るようにしたものである。
【００１５】このようにすることで、大腿骨４４の遠位
端の戦後幅が変わろうとも、ドリルガイド１８は常に骨
髄中心にセットされるようにしたものである。尚、これ
が可能にになるためには、ピン３０、ピン３２はスライ
ドブロック１２に対して相対的に上下動できなければな
らないから、これが挿通される孔をそれぞれ上下の長孔
５０にしておく。
端の戦後幅が変わろうとも、ドリルガイド１８は常に骨
髄中心にセットされるようにしたものである。尚、これ
が可能にになるためには、ピン３０、ピン３２はスライ
ドブロック１２に対して相対的に上下動できなければな
らないから、これが挿通される孔をそれぞれ上下の長孔
５０にしておく。
【００１６】一方、ゲージプレート１４を大腿骨４２の
前面に当ててドリルガイド１８の上下位置を決めると
き、ゲージプレート１４の向きを骨管の中心線に向くよ
うに合わせる（図５）。この操作はドリルガイド１８を
手でもって左右に振って行うから、この方向が決まった
ら固定ネジ４０を締めて固定する。このような操作が完
了すると、後はドリルガイド１８の貫通孔３６からドリ
ルを通せば、骨髄の中心に沿って穴を明けることができ
るのである。
前面に当ててドリルガイド１８の上下位置を決めると
き、ゲージプレート１４の向きを骨管の中心線に向くよ
うに合わせる（図５）。この操作はドリルガイド１８を
手でもって左右に振って行うから、この方向が決まった
ら固定ネジ４０を締めて固定する。このような操作が完
了すると、後はドリルガイド１８の貫通孔３６からドリ
ルを通せば、骨髄の中心に沿って穴を明けることができ
るのである。
【００１７】ところで、以上は、本発明の実施例を示し
たものであり、本発明は、これに限定されるものではな
い。例えば、ベースプレート２２とドリルガイド１８の
長さＲとベースプレート２２とゲージプレート１４の長
さＳの比、即ち、Ｒ／Ｓは２／３より若干変えることも
ある（この場合は、ピン２８、ピン３２間の長さｍとピ
ン３２、ピン３０間の長さｎの比もこれに合わせて当然
に変えることになる）。
たものであり、本発明は、これに限定されるものではな
い。例えば、ベースプレート２２とドリルガイド１８の
長さＲとベースプレート２２とゲージプレート１４の長
さＳの比、即ち、Ｒ／Ｓは２／３より若干変えることも
ある（この場合は、ピン２８、ピン３２間の長さｍとピ
ン３２、ピン３０間の長さｎの比もこれに合わせて当然
に変えることになる）。
【００１８】
【発明の効果】以上、本発明によると、ゲージプレート
の合わせ操作をすると、ドリルガイドも同時にその上下
及び左右の位置を骨髄中心、即ち骨管方向に合わせるこ
とができるから、穴明け位置及び方向が正確に設定でき
る。従って、ドリルガイドは実際の穴明け（ドリル通
し）にも使用でき、正確で効率的な穴明けができるので
ある。
の合わせ操作をすると、ドリルガイドも同時にその上下
及び左右の位置を骨髄中心、即ち骨管方向に合わせるこ
とができるから、穴明け位置及び方向が正確に設定でき
る。従って、ドリルガイドは実際の穴明け（ドリル通
し）にも使用でき、正確で効率的な穴明けができるので
ある。
【図１】本発明の実施例を示す大腿骨穴明け治具の背面
図である。
図である。
【図２】本発明の実施例を示す大腿骨穴明け治具の側面
図である。
図である。
【図３】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図４】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図５】図３のＣ−Ｃ断面図である。
【図６】本発明の実施例を示す大腿骨穴明け治具の背面
図である。
図である。
１０ フレーム １２ スライドブロック １４ ゲージプレート １６ レバー機構 １８ ドリルガイド ２２ ベースプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−237941（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−133813（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61B 17/16 A61B 17/58 315 A61F 2/46 ＷＰＩ／Ｌ（ＱＵＥＳＴＥＬ)
Claims (2)
- 【請求項１】 フレームの下端に形成されるベースプレ
ートと、フレームにスライド可能に取り付けられるスラ
イドブロックにベースプレートと平行に設けられるゲー
ジプレートとで大腿骨の遠位端の前後面を挟むととも
に、スライドブロックにレバー機構によってゲージプレ
ートの延伸方向に向くドリルガイドを取り付け、ゲージ
プレートの上下位置が変わると、ドリルガイドの上下位
置がレバー機構によってベースプレートとドリルガイド
までの長さに対するベースプレートとゲージプレートま
での長さの比に応じて変わるようにした大腿骨穴明け治
具において、ゲージプレートをスライドブロックに対し
て左右に回動可能にするとともに、ドリルガイドをゲー
ジプレートに連動させて左右に同じ角度で回動可能にし
たことを特徴とする大腿骨穴明け治具。 - 【請求項２】 ベースプレートとドリルガイドまでの長
さとベースプレートとゲージプレートまでの長さの比が
２／３に設定されることを特徴とする請求項１の大腿骨
穴明け治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145566A JP2931206B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 大腿骨穴明け治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145566A JP2931206B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 大腿骨穴明け治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328026A JPH07328026A (ja) | 1995-12-19 |
| JP2931206B2 true JP2931206B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15388093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6145566A Expired - Lifetime JP2931206B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 大腿骨穴明け治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931206B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8216244B2 (en) | 2009-06-19 | 2012-07-10 | Wright Medical Technology, Inc. | Midline referencing femoral sizing caliper |
| GB201001573D0 (en) | 2010-02-01 | 2010-03-17 | Univ Antwerpen | Method and device for endoscopically assisted arthroplasty |
| TWI413509B (zh) * | 2010-09-24 | 2013-11-01 | Alliance Global Technology Co Ltd | Guide structure |
| EP2514372A1 (de) * | 2011-04-21 | 2012-10-24 | Deru GmbH | Instrumentarium zum Einsetzen einer Gelenkprothese, insbesondere Knieprothese |
| JP6263690B2 (ja) * | 2013-10-23 | 2018-01-24 | 国立大学法人信州大学 | 人工膝関節置換用骨切除治具。 |
| CN104720868B (zh) * | 2015-03-17 | 2017-03-01 | 西安交通大学 | 一种自然膝关节股骨屈伸轴线的钻孔定位装置 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6145566A patent/JP2931206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07328026A (ja) | 1995-12-19 |
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