JP2930642B2 - 人工肛門用カップリング - Google Patents
人工肛門用カップリングInfo
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- JP2930642B2 JP2930642B2 JP2025001A JP2500190A JP2930642B2 JP 2930642 B2 JP2930642 B2 JP 2930642B2 JP 2025001 A JP2025001 A JP 2025001A JP 2500190 A JP2500190 A JP 2500190A JP 2930642 B2 JP2930642 B2 JP 2930642B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/44—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
- A61F5/445—Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
- A61F5/448—Means for attaching bag to seal ring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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- A61F5/445—Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
- A61F2005/4486—Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices with operable locking ring
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人工肛門用カップリングに関する。
従来技術と発明が解決しようとする課題 人工肛門用カップリングは公知である。十分に試作さ
れ、良好な結果を持つカップリングシステムが、英国特
許第1571657、1568860、1586823および1586824号に記載
されている。さらに最近では、スリーパーツ型のシステ
ムが提案されており、これは他の２つの部品を確実にロ
ックするのが主要機能である第３部品を必要とするもの
である。スリーパーツ型システムの具体例は、U.K.公開
特許出願第2193098、2201345および2201346号、および
ヨーロッパ特許出願第286501号に開示されている。また
他のシステムがU.K.出願第8817995号に提案されてい
る。これら全てのスリーパーツ型システムの欠点の１つ
は、それらの袋側カップリング部品が上述の十分試作し
たシステムの袋側カップリングに適合しないことであ
る。このため、特別安全なロックシステムを時々必要と
し（すなわち、ゲームをしたりあるいは他に活発に楽し
む場合に）、かつ時には単に通常のプレス式接合システ
ムを必要とする使用者は、全く異なる２つのシステムを
購入し、携帯しなければならない。このことは人工肛門
を持つ患者にとって、明らかに受け入れられない付加的
負担となる。
れ、良好な結果を持つカップリングシステムが、英国特
許第1571657、1568860、1586823および1586824号に記載
されている。さらに最近では、スリーパーツ型のシステ
ムが提案されており、これは他の２つの部品を確実にロ
ックするのが主要機能である第３部品を必要とするもの
である。スリーパーツ型システムの具体例は、U.K.公開
特許出願第2193098、2201345および2201346号、および
ヨーロッパ特許出願第286501号に開示されている。また
他のシステムがU.K.出願第8817995号に提案されてい
る。これら全てのスリーパーツ型システムの欠点の１つ
は、それらの袋側カップリング部品が上述の十分試作し
たシステムの袋側カップリングに適合しないことであ
る。このため、特別安全なロックシステムを時々必要と
し（すなわち、ゲームをしたりあるいは他に活発に楽し
む場合に）、かつ時には単に通常のプレス式接合システ
ムを必要とする使用者は、全く異なる２つのシステムを
購入し、携帯しなければならない。このことは人工肛門
を持つ患者にとって、明らかに受け入れられない付加的
負担となる。
本発明の目的は、かかる問題を解決または少なくとも
大巾に軽減することにある。
大巾に軽減することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、溝形部材で囲まれた小孔用口を有する袋側
カップリング要素、溝形部材とスナップ嵌合で掛合しう
るリブ状部材で囲まれた小孔用口を有する体側カップリ
ング要素、および半径方向内方に変形しうるアームを有
し、かつ体側カップリング要素に対して回転可能である
ロック部材から成り、上記変形しうるアームの形状と設
置位置は、体側カップリング要素に対し１つの回転方向
にロック部材が回転すると、それらのアームが半径方向
内方に変形し、かつ袋側カップリング要素の一部にオー
バーレイするように設定されていることを特徴とする人
工肛門用袋のカップリングシステムを提供するものであ
る。
カップリング要素、溝形部材とスナップ嵌合で掛合しう
るリブ状部材で囲まれた小孔用口を有する体側カップリ
ング要素、および半径方向内方に変形しうるアームを有
し、かつ体側カップリング要素に対して回転可能である
ロック部材から成り、上記変形しうるアームの形状と設
置位置は、体側カップリング要素に対し１つの回転方向
にロック部材が回転すると、それらのアームが半径方向
内方に変形し、かつ袋側カップリング要素の一部にオー
バーレイするように設定されていることを特徴とする人
工肛門用袋のカップリングシステムを提供するものであ
る。
本発明の好ましい具体例において、ロック部材は概し
て環状を有し、アームはそれぞれブレード部（blade po
rtion）とレッグ部（leg portion）を具備するアーチ形
状を有し、該レッグ部はブレード部をロック部材の残部
に接続する。
て環状を有し、アームはそれぞれブレード部（blade po
rtion）とレッグ部（leg portion）を具備するアーチ形
状を有し、該レッグ部はブレード部をロック部材の残部
に接続する。
複数のアームは周囲を一定の間隔で配設され、かつロ
ック部材における中心小孔の境界の主要部を形成する。
体側カップリング要素は、好ましくは、各ブレード部の
半径方向外面の一部と掛合する位置にある直立ラグを有
し、これらのラグは円周方向に伸長し、かつ接線方向に
対し小さな角度となるように設置されていてもよい。こ
れらのラグは、内に折り返したルーフ部（inturned roo
f portion）を有していてもよい。使用中、ロック部材
と体側カップリング要素の相対回転により、柔軟なアー
ムはその各ブレード部がスライドして角度のあるラグを
通り過ぎると、半径方向の内方へ押しつけられる。アー
ムのブレード部は半径方向の内面を有し、これらの内面
の形状は、ロック位置において該内面がいっしょになっ
て、袋側カップリング要素の外溝壁の内径（I.D.）に実
質的に等しい直径の円筒面を形成するように設定されて
いる。
ック部材における中心小孔の境界の主要部を形成する。
体側カップリング要素は、好ましくは、各ブレード部の
半径方向外面の一部と掛合する位置にある直立ラグを有
し、これらのラグは円周方向に伸長し、かつ接線方向に
対し小さな角度となるように設置されていてもよい。こ
れらのラグは、内に折り返したルーフ部（inturned roo
f portion）を有していてもよい。使用中、ロック部材
と体側カップリング要素の相対回転により、柔軟なアー
ムはその各ブレード部がスライドして角度のあるラグを
通り過ぎると、半径方向の内方へ押しつけられる。アー
ムのブレード部は半径方向の内面を有し、これらの内面
の形状は、ロック位置において該内面がいっしょになっ
て、袋側カップリング要素の外溝壁の内径（I.D.）に実
質的に等しい直径の円筒面を形成するように設定されて
いる。
以下、添付図面を参照して本発明をより具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
第１図は本発明に係る人工肛門用カップリングの一例
の分解図、 第２図は第１図に示されるロック部材の平面図、 第３図は第１図に示される体側カップリング要素の平
面図、 第４図は体側カップリング要素とロック部材を組立て
た状態を示す斜視図（但し、この状態を明瞭にするため
袋側カップリング要素の図示を省略）、 第５および６図はそれぞれ、第４図に対応してロック
位置および未ロック位置を示す上面図、および 第７図は本発明に係る、袋側カップリング要素を包含
する人工肛門用カップリングの組立て状態において第６
図の７−７線での断面図である。なお、各図面中、同じ
部分は同じ参照番号で表示する。
の分解図、 第２図は第１図に示されるロック部材の平面図、 第３図は第１図に示される体側カップリング要素の平
面図、 第４図は体側カップリング要素とロック部材を組立て
た状態を示す斜視図（但し、この状態を明瞭にするため
袋側カップリング要素の図示を省略）、 第５および６図はそれぞれ、第４図に対応してロック
位置および未ロック位置を示す上面図、および 第７図は本発明に係る、袋側カップリング要素を包含
する人工肛門用カップリングの組立て状態において第６
図の７−７線での断面図である。なお、各図面中、同じ
部分は同じ参照番号で表示する。
図示された人工肛門用袋のカップリングシステムは、
袋側カップリング要素100、体側カップリング要素200お
よびロック部材300から成る。袋側カップリング要素100
は、溝形部材104で囲まれた小孔用口102を有する。体側
カップリング要素200は、溝形部材104とスナップ嵌合で
掛合しうるリブ状部材204で囲まれた小孔用口202を有す
る。体側カップリング要素200は、半径方向内方に延び
るフランジ208を有する。フランジ208から上方にラグ21
0が延びており、これらのラグ210は均一なアーチ形状を
有し、小孔用口202の周囲を一定の間隔をあけて設けら
れている。各ラグ210は角度を持ち、かつルーフ部212を
有している。各ラグ210は、フランジ208の円外周214の
接線に対し小さな角度、たとえば５〜15゜、好ましくは
約10゜の角度をなしている。通常の標準使用において、
袋側カップリング要素100はその表面106を介して人工肛
門用袋（またはパウチ）に取付けられ、体側カップリン
グ要素200はその環状面206を介して医療グレードの接着
剤物質パッドに取付けられる。好適な医療グレードの接
着剤は、“STOMAHESIVE"（登録商標）として公知のもの
である。この取付けは、接着剤またはプラスチック溶着
法で行うことができる。なお、通常の人工肛門用袋やカ
ップリングの一例についての詳細は、英国特許第157165
7号に記載されている。
袋側カップリング要素100、体側カップリング要素200お
よびロック部材300から成る。袋側カップリング要素100
は、溝形部材104で囲まれた小孔用口102を有する。体側
カップリング要素200は、溝形部材104とスナップ嵌合で
掛合しうるリブ状部材204で囲まれた小孔用口202を有す
る。体側カップリング要素200は、半径方向内方に延び
るフランジ208を有する。フランジ208から上方にラグ21
0が延びており、これらのラグ210は均一なアーチ形状を
有し、小孔用口202の周囲を一定の間隔をあけて設けら
れている。各ラグ210は角度を持ち、かつルーフ部212を
有している。各ラグ210は、フランジ208の円外周214の
接線に対し小さな角度、たとえば５〜15゜、好ましくは
約10゜の角度をなしている。通常の標準使用において、
袋側カップリング要素100はその表面106を介して人工肛
門用袋（またはパウチ）に取付けられ、体側カップリン
グ要素200はその環状面206を介して医療グレードの接着
剤物質パッドに取付けられる。好適な医療グレードの接
着剤は、“STOMAHESIVE"（登録商標）として公知のもの
である。この取付けは、接着剤またはプラスチック溶着
法で行うことができる。なお、通常の人工肛門用袋やカ
ップリングの一例についての詳細は、英国特許第157165
7号に記載されている。
ロック部材300はその形状が概して環状であり、かつ
小孔用口302を有している。またロック部材300は、半径
方向に延びる２つのタブまたはレバー304を有し、使用
者（男女を問わず）が体側カップリング要素（リング）
200に対しロック部材300を回転させたいとき、使用者は
かかるタブまたはレバー304をつかんだりまたは持つこ
とができる。ロック部材300は、アーチ状の柔軟なアー
ム306を持つ実質的に平らな単純リング305であり、上記
アーム306は小孔用口302をとりまき、かつリング305の
半径方向外側部から分離している。ロック部材300はア
セタール樹脂から作られてよい。上記アーム306のそれ
ぞれは、レッグ部308とブレード部310から成る。各レッ
グ部308はブレード部310をリング305の残部に接続す
る。レッグ部308はリング305の残部またはブレード部31
0と比較して相対的に薄く、このため、ロック部材300を
作るプラスチック材料の固有レジリエンスを肝に銘じ
て、力を加えることによりロック部材300に相対してア
ーム306を屈曲させることができ、しかもアーム306は材
料のレジリエンスに基づき、第５図に示す静止位置（ロ
ック位置）へ戻ろうとする。
小孔用口302を有している。またロック部材300は、半径
方向に延びる２つのタブまたはレバー304を有し、使用
者（男女を問わず）が体側カップリング要素（リング）
200に対しロック部材300を回転させたいとき、使用者は
かかるタブまたはレバー304をつかんだりまたは持つこ
とができる。ロック部材300は、アーチ状の柔軟なアー
ム306を持つ実質的に平らな単純リング305であり、上記
アーム306は小孔用口302をとりまき、かつリング305の
半径方向外側部から分離している。ロック部材300はア
セタール樹脂から作られてよい。上記アーム306のそれ
ぞれは、レッグ部308とブレード部310から成る。各レッ
グ部308はブレード部310をリング305の残部に接続す
る。レッグ部308はリング305の残部またはブレード部31
0と比較して相対的に薄く、このため、ロック部材300を
作るプラスチック材料の固有レジリエンスを肝に銘じ
て、力を加えることによりロック部材300に相対してア
ーム306を屈曲させることができ、しかもアーム306は材
料のレジリエンスに基づき、第５図に示す静止位置（ロ
ック位置）へ戻ろうとする。
袋側カップリング要素100は実質的角形のＵ型溝の形
状を有し、かつ半径方向外方へ延びるリムまたはフラン
ジ112を有している。このフランジ112は当該カップリン
グシステムのロック状態において、それにオーバーレイ
するブレード部310の各部分と、体側カップリング要素2
00のフランジ208間に閉じ込められる。フランジ112にオ
ーバーレイするブレード部310の部分は、レッグ部308に
接続し、かつレッグ部308から延びる半径方向外部より
薄いブレード部310の半径方向内部の厚み差によって見
つけられる。これは、体側カップリング要素200とロッ
ク部材300の平面図を示す第６図、およびラグ210のルー
フ部212がロック部材300のブレード部310にオーバーレ
イし、ブレード部310のオーバーレイ部がフランジ112に
オーバーレイしているのが示されている第７図から明確
である。
状を有し、かつ半径方向外方へ延びるリムまたはフラン
ジ112を有している。このフランジ112は当該カップリン
グシステムのロック状態において、それにオーバーレイ
するブレード部310の各部分と、体側カップリング要素2
00のフランジ208間に閉じ込められる。フランジ112にオ
ーバーレイするブレード部310の部分は、レッグ部308に
接続し、かつレッグ部308から延びる半径方向外部より
薄いブレード部310の半径方向内部の厚み差によって見
つけられる。これは、体側カップリング要素200とロッ
ク部材300の平面図を示す第６図、およびラグ210のルー
フ部212がロック部材300のブレード部310にオーバーレ
イし、ブレード部310のオーバーレイ部がフランジ112に
オーバーレイしているのが示されている第７図から明確
である。
ブレード部310の内面314はアーチ形で、閉鎖状態（ロ
ック位置）においてそれらの内面が、袋側カップリング
要素100の外溝壁と実質的に同じ内径を有する円筒面を
形成するような形状に設定されている。すなわち、第７
図を見ると、ブレード部310の内面314は、袋側カップリ
ング要素100の溝の外壁115の半径方向外面114と実質的
に接触し、かつ該外面114の形状に実質的に追従してい
る。
ック位置）においてそれらの内面が、袋側カップリング
要素100の外溝壁と実質的に同じ内径を有する円筒面を
形成するような形状に設定されている。すなわち、第７
図を見ると、ブレード部310の内面314は、袋側カップリ
ング要素100の溝の外壁115の半径方向外面114と実質的
に接触し、かつ該外面114の形状に実質的に追従してい
る。
ロック部材300を体側カップリング要素200に組立てる
ため、ブレード部310の内面314によって形成される小孔
用口302にリブ状部材204を挿入する。ラグ210のルーフ
部212はブレード部310の下側に掛合し、次いで上方に屈
撓する。この場合、手で各ブレード部310をリブ状部材2
40の方へ、すなわち半径方向内方へ屈撓させなければな
らず、これによって、ブレード部310はルーフ部212を触
れずに通過し、かつルーフ部212の下側へスナップバッ
クすることができ、１つのアーム306の対応ブレード部3
10と斜め隣接アームのレッグ部の間にラグ210を設置す
ることができる。第５図に示すように、体側カップリン
グ要素200とロック部材300を相対的に斜め設置すれば、
十分な空間が存在して、ブレード部310を内方、すなわ
ちリブ状部材204の方ほ屈撓させ、ブレード部310をルー
フ部212へはめることができる。ロック部材300は、既に
体側カップリング要素200に取付けた状態で、製造業者
から供給することが好ましい。ラグ210はルーフ部212を
有するため、いったん両部品を取付けると、使用中に両
部品が離れることはない。
ため、ブレード部310の内面314によって形成される小孔
用口302にリブ状部材204を挿入する。ラグ210のルーフ
部212はブレード部310の下側に掛合し、次いで上方に屈
撓する。この場合、手で各ブレード部310をリブ状部材2
40の方へ、すなわち半径方向内方へ屈撓させなければな
らず、これによって、ブレード部310はルーフ部212を触
れずに通過し、かつルーフ部212の下側へスナップバッ
クすることができ、１つのアーム306の対応ブレード部3
10と斜め隣接アームのレッグ部の間にラグ210を設置す
ることができる。第５図に示すように、体側カップリン
グ要素200とロック部材300を相対的に斜め設置すれば、
十分な空間が存在して、ブレード部310を内方、すなわ
ちリブ状部材204の方ほ屈撓させ、ブレード部310をルー
フ部212へはめることができる。ロック部材300は、既に
体側カップリング要素200に取付けた状態で、製造業者
から供給することが好ましい。ラグ210はルーフ部212を
有するため、いったん両部品を取付けると、使用中に両
部品が離れることはない。
第５図に示すように、ロック部材300と体側カップリ
ング要素200を組立てると、リブ状部材204を溝形部材10
4へ嵌入して、袋側カップリング要素100をスナップ嵌合
する。フランジ112はブレード部310と衝突せずに大きな
小孔用口302を通過するが、それはロック部材300を未ロ
ック位置へ逆時計廻りに回転させると、ブレード部310
がラグ210によって半径方向内方へ押込まれないからで
ある。
ング要素200を組立てると、リブ状部材204を溝形部材10
4へ嵌入して、袋側カップリング要素100をスナップ嵌合
する。フランジ112はブレード部310と衝突せずに大きな
小孔用口302を通過するが、それはロック部材300を未ロ
ック位置へ逆時計廻りに回転させると、ブレード部310
がラグ210によって半径方向内方へ押込まれないからで
ある。
第３図から明らかなように、ラグ210は接線方向に対
し小さな角度で設置されている。第２図または第５図の
いずれかから明らかなように、ロック部材300が時計廻
りに動くと、角度を持った状態のラグ210によって、柔
軟なアーム306はロック部材300の回転に応じて半径方向
内方へ移動せしめられる。ロック部材300が反対方向
（逆時計廻り）に動くと、プラスチック材料の固有レジ
リエンスによって、アーム306は第２図で示される位置
までスプリングバックする。第６図にロック位置の組立
て状態が示されている（なお、明瞭のため袋側カップリ
ング要素100を図示せず）。ここで、ラグ210はブレード
部310を半径方向内方へ押込んで、第７図で示されるよ
うにフランジ112にオーバーレイさせている。
し小さな角度で設置されている。第２図または第５図の
いずれかから明らかなように、ロック部材300が時計廻
りに動くと、角度を持った状態のラグ210によって、柔
軟なアーム306はロック部材300の回転に応じて半径方向
内方へ移動せしめられる。ロック部材300が反対方向
（逆時計廻り）に動くと、プラスチック材料の固有レジ
リエンスによって、アーム306は第２図で示される位置
までスプリングバックする。第６図にロック位置の組立
て状態が示されている（なお、明瞭のため袋側カップリ
ング要素100を図示せず）。ここで、ラグ210はブレード
部310を半径方向内方へ押込んで、第７図で示されるよ
うにフランジ112にオーバーレイさせている。
発明の効果 以上の構成から成る本発明のカップリングシステム
は、小孔用口をとりまく全ての箇所で安全な接続または
インターロックを達成しうるという利点を有する。公知
のスリーパーツ型人工肛門用カップリングシステムで
は、１つの直径の対向端または直角にある２つの直径の
対向端でのみしか掛合は得られない。かかる配列は、２
つまたは４つのみのプラスチック相互掛合要素の変形に
よって、カップリング要素の偶発的分離が起こり、潜在
的悲惨な結果を招く点で、明らかに安全性に欠け望まし
くない。また本発明カップリングシステムの他の利点
は、体側カップリング要素とロック部材を、固定製品の
立証されたすばらしい特徴の全てを具現する袋側カップ
リング要素と共に使用しうることである。
は、小孔用口をとりまく全ての箇所で安全な接続または
インターロックを達成しうるという利点を有する。公知
のスリーパーツ型人工肛門用カップリングシステムで
は、１つの直径の対向端または直角にある２つの直径の
対向端でのみしか掛合は得られない。かかる配列は、２
つまたは４つのみのプラスチック相互掛合要素の変形に
よって、カップリング要素の偶発的分離が起こり、潜在
的悲惨な結果を招く点で、明らかに安全性に欠け望まし
くない。また本発明カップリングシステムの他の利点
は、体側カップリング要素とロック部材を、固定製品の
立証されたすばらしい特徴の全てを具現する袋側カップ
リング要素と共に使用しうることである。
第１図は本発明カップリングシステムの一例を示す分解
斜視図、第２図は第１図に示されるロック部材の平面
図、第３図は第１図に示される体側カップリング要素の
平面図、第４図は第１図のカップリングシステムにおい
て袋側カップリング要素を省略した組立て状態を示す斜
視図、第５および６図はそれぞれ、第４図におけるロッ
ク位置および未ロック位置を示す上面図、および第７図
は袋側カップリング要素を含めた第６図の７−７線にお
ける断面図であって、 100:袋側カップリング要素、200:体側カップリング要
素、300:ロック部材、102,202,302:小孔用口、104:溝形
部材、112:フランジ、204:リブ状部材、208:フランジ、
210:ラグ、306:アーム、308:レッグ部、310:ブレード
部。
斜視図、第２図は第１図に示されるロック部材の平面
図、第３図は第１図に示される体側カップリング要素の
平面図、第４図は第１図のカップリングシステムにおい
て袋側カップリング要素を省略した組立て状態を示す斜
視図、第５および６図はそれぞれ、第４図におけるロッ
ク位置および未ロック位置を示す上面図、および第７図
は袋側カップリング要素を含めた第６図の７−７線にお
ける断面図であって、 100:袋側カップリング要素、200:体側カップリング要
素、300:ロック部材、102,202,302:小孔用口、104:溝形
部材、112:フランジ、204:リブ状部材、208:フランジ、
210:ラグ、306:アーム、308:レッグ部、310:ブレード
部。
フロントページの続き (72)発明者 デビッド・ジョン・オウルド イギリス国イングランド、サリー、レッ ドヒル、ロンドン・ロード 54番 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61F 5/448 A61F 5/445
Claims (12)
- 【請求項１】溝形部材で囲まれた小孔用口を有する袋側
カップリング要素、溝形部材とスナップ嵌合で掛合しう
るリブ状部材で囲まれた小孔用口を有する体側カップリ
ング要素、および半径方向内方に変形しうるアームを有
し、かつ体側カップリング要素に対して回転可能である
ロック部材から成り、上記変形しうるアームの形状と設
置位置は、体側カップリング要素に対し１つの回転方向
にロック部材が回転すると、それらのアームが半径方向
内方に変形し、かつ袋側カップリング要素の一部にオー
バーレイするように設定されていることを特徴とする人
工肛門用袋のカップリングシステム。 - 【請求項２】ロック部材が概して環状を有し、アームが
それぞれブレード部とレッグ部を具備するアーチ形状を
有し、該レッグ部はブレード部をロック部材の残部に接
続している請求項第１項記載のシステム。 - 【請求項３】複数のアームが周囲を一定の間隔で配設さ
れ、かつロック部材における中心小孔の境界の主要部を
形成する請求項第１項記載のシステム。 - 【請求項４】複数のアームが周囲を一定の間隔で配設さ
れ、かつロック部材における中心小孔の境界の主要部を
形成する請求項第２項記載のシステム。 - 【請求項５】体側カップリング要素が、各ブレード部の
半径方向外面の一部と掛合する位置にある直立ラグを有
し、これらのラグは円周方向に伸長し、かつ接線方向に
対し小さな角度となるように設置されている請求項第３
項記載のシステム。 - 【請求項６】体側カップリング要素が、各ブレード部の
半径方向外面の一部と掛合する位置にある直立ラグを有
し、これらのラグは円周方向に伸長し、かつ接線方向に
対し小さな角度となるように設置されている請求項第４
項記載のシステム。 - 【請求項７】ラグが、ブレード部にオーバーレイする内
に折り返したルーフ部を有する請求項第５項記載のシス
テム。 - 【請求項８】ラグが、ブレード部にオーバーレイする内
に折り返したルーフ部を有する請求項第６項記載のシス
テム。 - 【請求項９】アームのブレード部が半径方向の内面を有
し、これらの内面の形状は、ロック位置において該内面
がいっしょになって、袋側カップリング要素の外溝壁の
内径に実質的に等しい直径の円筒面を形成するように設
定されている請求項第４項記載のシステム。 - 【請求項１０】アームのブレード部が半径方向の内面を
有し、これらの内面の形状は、ロック位置において該内
面がいっしょになって、袋側カップリング要素の外溝壁
の内径に実質的に等しい直径の円筒面を形成するように
設定されている請求項第５項記載のシステム。 - 【請求項１１】アームのブレード部が半径方向の内面を
有し、これらの内面の形状は、ロック位置において該内
面がいっしょになって、袋側カップリング要素の外溝壁
の内径に実質的に等しい直径の円筒面を形成するように
設定されている請求項第６項記載のシステム。 - 【請求項１２】アームのブレード部が半径方向の内面を
有し、これらの内面の形状は、ロック位置において該内
面がいっしょになって、袋側カップリング要素の外溝壁
の内径に実質的に等しい直径の円筒面を形成するように
設定されている請求項第７項記載のシステム。
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