JP2927412B1 - 握飯包装機における握飯収容ポケット - Google Patents

握飯包装機における握飯収容ポケット

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JP2927412B1
JP2927412B1 JP10039780A JP3978098A JP2927412B1 JP 2927412 B1 JP2927412 B1 JP 2927412B1 JP 10039780 A JP10039780 A JP 10039780A JP 3978098 A JP3978098 A JP 3978098A JP 2927412 B1 JP2927412 B1 JP 2927412B1
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rice
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勇 村上
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Abstract

【要約】 【課題】 握飯を海苔を内封した包装フィルムで包装す
る握飯包装機において包装フィルムの両側折曲部端縁を
握飯上面に折畳み接着する工程でその折曲部端縁が倒れ
るのを防止して略垂直に立つようにし、フィルム両側端
縁の折畳み接着工程を円滑容易に行うようにして構成を
簡易化する。 【解決手段】 包装フィルムBで包被された握飯Aをプ
ッシャー14で押込む三角状の収容ポケット9を上端か
ら下端に向け広くなるように逆テーパー状に形成し、包
被された握飯Aを逆テーパー状の収容ポケット9によっ
て包装フィルムBの折曲端縁Y・Y′が略垂直状に立つ
ようにして直ちに折畳み接着できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は握飯を海苔を封入し
た包装フィルムで包装するようにした握飯包装機の包装
フィルム端部の折畳み接着工程における握飯の収容ポケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】握飯を内部に海苔を封入した包装フィル
ムで自動的に包装することは、例えば特公平3−431
24号公報、特公平5−67484号公報、特許第26
89409号公報等で知られているが、その最終工程で
ある握飯を包被した包装フィルムの両側端部の折畳み接
着手段は、包装フィルムで包被した握飯を三角状の収容
ポケット内にプッシャーで押込んで包装フィルムの両側
端縁を図8(ニ)に示す如く折曲して握飯上方に突出せ
しめ、この突出端部を図8(ホ)に示す如く握飯の上側
に折畳み接着しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の収容ポケットの三角状の孔は、図6に示す如くその内
壁面が夫々垂直面に形成されており、また包装フィルム
Bの剛性も弱いので、収容ポケットから突出した包装フ
ィルムの突出端部Y・Y′が外方に倒れることが屡々あ
るために、折畳み接着装置に移送する前に包装フィルム
の突出端部Y・Y′を垂直に立てる手段が必要であり、
その構成を必要とする問題点があった。
【0004】これらの現状に鑑み、本発明者はこの包装
フィルムの突出端部の倒れるのを防止すべく種々実験検
討したところ、三角状の収容ポケットの内壁面を上端か
ら下端に向け広くなるような逆テーパー面に形成するこ
とによって包装フィルムの突出端部が外方に倒れるのを
防止できることに成功し、本発明はこの新知見により従
来のような面倒な突出端部の立てる装置を必要とせずに
折畳み接着手段を簡易かつ円滑に行えるようにした握飯
包装機における収容ポケットを提供できるようにしたこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、握飯を海苔を封入した半折状の包装フィル
ム間に包被し、三角状の収容ポケット内に上方からプッ
シャーで押込んで前記包装フィルムの両側端縁を上方に
折曲し、該折曲部端縁を握飯の上部に折畳み接着して包
装するようにした握飯包装機において、前記三角状の収
容ポケットを上端から下端に向け広くなるように逆テー
パー状に形成したことを特徴とするものであり、前記三
角状の収容ポケットの各角部には断面円形孔を連設形成
すると握飯の角部における包装フィルムの突出部を円滑
に逃し包装手段を円滑確実に行うことができ、また前記
三角状の収容ポケットの傾斜面の角度は握飯の厚み及び
包装フィルムの質によっても変るが、通常3〜15°好
ましくは3〜7°の逆テーパーになるように形成するの
が好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
1に示す握飯包装機について説明すると、米飯供給ホッ
パー1から供給された握飯原料は間歇回転する握飯形成
盤2の三角孔3に供給充填されて握飯Aに成型された後
回動され、その一側下部に設置された間歇回動する中間
ターレット4の三角穴5にプッシャー2′で供給される
ように構成されている。また前記中間ターレット4の他
側における上方には内部に海苔を封入した包装フィルム
Bの供給装置6とその上方に折曲三角孔7を有する移送
板8が設けられると共に該移送板8の前端にはこれと同
一面になるように収容ポケット9を設けた間歇回動する
包装ターレット10が設置され、更に前記移送板8上面
の基端部には包装ターレット10に向けV型係止部11
を有する摺動板12が往復動自在に設けられており、前
記三角穴5内の握飯Aを扛上プッシャー4′で上方に扛
上して包装フィルムBを上面に当接しながら折曲三角孔
7の上面まで上方移送せしめ、次いでこれを摺動板12
で包装ターレット10の収容ポケット9上に押送移送で
きるように構成されている。なお図中13は包装ターレ
ット10の下側に設けられた固定板である。
【0007】従って前記扛上プッシャー4′の扛状作用
により、包装フィルムBは図8(イ)に示す如く握飯A
の上面に当接した後折曲三角孔7を通過して図8(ロ)
に示す如く下半部B′が吊下状態に保持されて移送板8
面上に移送され、次いで摺動板12によって握飯Aを包
装ターレット10に向け押送して前記包装フィルムBの
吊下下半部B′を握飯Aの下面に当接折曲して図8
(ハ)の如く包被して包装ターレット10の収容ポケッ
ト9上まで移送するものである。
【0008】しかして前記摺動板12の押送部に対応す
る前記包装ターレット10の収容ポケット9の上方には
押込プッシャー14が上下動自在に設けられると共に前
記各収容ポケット9の内壁面は上方が狭く下方が広くな
るように逆テーパー状に形成され、また各収容ポケット
9の角部には断面円形孔15が夫々設けられ、更に包装
ターレット10の上部における前記プッシャー14の回
動方向の部分には図示されていない公知の折畳み接着装
置と握飯排出装置が順次設置されている。
【0009】本発明は上記のように構成されているか
ら、摺動板12によって包装ターレット10の収容ポケ
ット9上に押送された握飯Aは押込プッシャー14によ
って押込み始端が狭い逆テーパー状の収容ポケット9内
に押込まれて包装フィルムBの両側端縁が折曲されてそ
の端縁Y・Y′が図8(ニ)及び図5のように収容ポケ
ット9上に略垂直状態を呈するように折曲されるので、
包装ターレット10の回動によりその端縁は公知の折畳
み接着装置で直ちに従来と同様に握飯Aの上面の包装フ
ィルムB面上に順次折畳み接着されて図8(ホ)の包装
握飯Xが形成されるものである。
【0010】このように逆テーパー状の収容ポケット9
によって握飯Aを包被した包装フィルムBの端縁が外方
に倒れることなく略垂直状に保持されのは、握飯Aが収
容ポケット9に押込まれるときにその入口部で包装フィ
ルムBが扱かれて収容ポケット9内の包装フィルムの弛
みが押上られると共に逆テーパーの収容ポケット9内に
押込まれる握飯Aが包装フィルムBの下部方向の弛みを
防止するからではないかと考えられる。
【0011】また前記収容ポケット9の角部に連設した
断面円形孔15は包装フィルムBの包被によって握飯の
角部に生じた包装フィルムBの突出部B″を円滑容易に
逃し該部に皺等が生ずることを防止し包装したフィルム
Bの収容ポケット9内への出入を容易に行うようにした
ものであり、前記断面円形孔15は、図2に示す如く三
角状の頂点角部は小さく、両側角部は大きく形成すると
共に両側角部の断面円形孔15をその角部の延長線上よ
り内側に偏寄するように形成するのが特に有効である
が、図7に示すように各断面円形孔15を同じ大きさで
角部の延長線上に形成することもできる。
【0012】なお実験によると収容ポケット9の壁面の
逆テーパーは3〜15°特に3〜7°が好ましいことが
確認された。また前記実施例は三角状の収容ポケット9
を間歇回動する包装ターレット10に設けたが、収容ポ
ケット9は往復動する包装ターレットに設けることもで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は握飯包装機の最終工程であるフ
ィルム端部の折畳み接着工程における三角状の収容ポケ
ットを上端から下端に向け広くなるように逆テーパー状
に形成したことによって包装フィルムの両側折曲部端縁
が略垂直状態に立つようにしたので、その後の折畳み及
び接着工程が円滑容易にできると共に構成も簡易化で
き、更に包装フィルムも弛みがなく体裁よく握飯を包装
することができる。
【0014】また前記収容ポケットの角部に円形孔を連
設するときは従来の単なる溝状孔に比し握飯の角部にお
ける包装フィルムの突出部を円滑容易に逃し該突出部に
皺等を発生させることなく一層体裁よく握飯を包装する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装機の斜面図。
【図2】本発明要部の平面図。
【図3】図2I−I線断面図。
【図4】図2II−II線断面図。
【図5】本発明の包装状態の断面図。
【図6】従来方式による断面図。
【図7】本発明の別実施例の平面図。
【図8】(イ)〜(ホ)包装順序説明図。
【符号の説明】
9 収容ポケット 10 包装ターレット 14 プッシャー 15 断面円形孔 A 握飯 B 包装フィルム Y・Y 折曲部端縁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握飯を海苔を封入した半折状の包装フィ
    ルム間に包被し、三角状の収容ポケット内に上方からプ
    ッシャーで押込んで前記包装フィルムの両側端縁を上方
    に折曲し、該折曲部端縁を握飯の上部に折畳み接着して
    包装するようにした握飯包装機において、前記三角状の
    収容ポケットを上端から下端に向け広くなるように逆テ
    ーパー状に形成したことを特徴とする握飯包装機におけ
    る握飯収容ポケット。
  2. 【請求項2】 三角状の収容ポケットの角部に断面円形
    孔を連設形成したことを特徴とする請求項1記載の握飯
    包装機における握飯収容ポケット。
  3. 【請求項3】 三角状の収容ポケットの逆テーパー状の
    傾斜面を3〜15°に形成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の握飯包装機における握飯収容ポケット。
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