JP2927399B2 - 製紙用ドライヤーカンバス - Google Patents

製紙用ドライヤーカンバス

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙用ドライヤーカンバ
スに係り、特に繊維ウェブ層の素材に、吸水性に優れた
多孔質構造を有するアクリル繊維又は多孔質アクリル繊
維に他の繊維を混合してなる繊維を使用した製紙用ドラ
イヤーカンバスに関する。
【0002】
【従来の技術】製紙工程においては、抄紙機のドライパ
ートで飛散する紙粉原料中に含まれる粘着性油分のガム
質ピッチ、あるいは製紙用糊剤であるサイズ液、塗工液
などが汚れとなってドライヤーカンバスの表面に蓄積す
る。これらのピッチあるいはサイズ液汚れはカンバスの
接紙面が接するロール類に転移付着し、徐々に蓄積して
最後はそれらの汚れはロール類から剥離し、湿紙に付着
するケースがしばしばあった。
【0003】この防汚性改良のために、たとえばドライ
ヤーカンバス表面に防汚性樹脂のホルマリン系樹脂を被
覆する方法(特公昭57−58474号)やフッ素樹脂
を含有させる方法(特開昭62−276099号)など
種々の試みが行われてきた。他の方法としては、綿、レ
ーヨン、ナイロンなどの吸水性繊維でドライヤーカンバ
ス表面を構成し、汚れを速やかに乾燥させてドライヤー
カンバス表面にほとんど付着させないか、付着したとし
ても一定以上は蓄積増大させない方法(実開昭64−2
2800号)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】防汚性を改良するため
の上記ドライヤーカンバスの表面にホルマリン系樹脂お
よびフッ素樹脂を塗布あるいは含有させる方法は、ドラ
イヤーカンバスの構成材料として使用されている合成繊
維が疎水性繊維であるため、防汚処理剤の吸着能力が不
充分であった。
【0005】加えて、ドライヤーカンバスには抄紙時に
屈曲や摩擦が繰り返し作用し、定期的に汚れ除去のため
高圧洗浄も行われる。このため防汚処理剤がドライヤー
カンバスの表面から離脱しやすく、防汚効果を長期間に
わたり持続することができなかった。
【0006】一方、綿、レーヨンなどの吸水性繊維又は
ナイロン系繊維に吸水性を付与したものは耐熱性、耐薬
品性が充分ではなく、ドライヤーカンバスとしての耐久
性が低かった。
【0007】そのため、耐熱性、耐薬品性に優れるアク
リル系繊維の防汚性改良について、種々検討を重ねてき
たが、これまで目的に叶う方法は見出せなかった。
【0008】本発明は、基布の両面又は片面に繊維ウェ
ブをニードルパンチングしてなる製紙用ドライヤーカン
バスにおいて、良好な吸水性により優れた防汚性を発揮
し、しかも充分な耐熱性と耐薬品性を実現することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明者は、
製紙原料中に含まれるガム質ピッチが何故ドライヤーカ
ンバスに付着するのか研究を重ねた結果、従来のように
表面を疎水性繊維にするよりも吸水性繊維にする方が付
着量が少ないことがわかった。しかも繊維の吸水性とド
ライヤーカンバス表面の吸水性との間には相関関係があ
ることも解明し、本発明に至ったものである。
【0010】上記目的を達成するために、本願発明はド
ライヤーカンバスにおいて合成繊維を経糸および緯糸と
して単層組織又は多重織に織成した基布層の両面又は片
面に、繊維ウェブをニードルパンチングし、繊維ウェブ
層と基布層を一体化構造に接合したドライヤーカンバス
であって、当該繊維ウェブ層の少なくとも接紙面側を、
多孔質のアクリル繊維単独で又は多孔質のアクリル繊維
と他の繊維とを混合して構成し、かつ、該多孔質アクリ
ル繊維の繊度を2〜30デニール、微細空孔の直径を
0.01〜3μmとした。また、繊維ウェブの重量を1
00〜800g/m2にした。
【0011】本発明のドライヤーカンバスの湿紙面側の
繊維ウェブは、繊維の製造段階で多数の微細空孔が形成
されたアクリル系繊維であって、アクリル系繊維の微細
空孔は互いに連通し繊維表面にも開口しているので、こ
の微細空孔が毛細管現象の働きをし、従来のアクリル系
繊維にはなかった吸水速度と吸水量を実現する。
【0012】上記多孔質繊維の繊度は2〜30デニール
の範囲であることが必要である。繊度が2デニール未満
ではニードルパンチング時に繊維が切断し易いし、反対
に繊度が30デニールを越えるときには、表面の平滑性
が不充分となるので、繊度は2〜30デニール、好まし
くは3〜15デニールが適当である。
【0013】微細空孔の直径は、0.01〜3μmであ
ることが毛細管現象の働きによるすばやい吸水性および
繊維の強度保持性のために必要である。微細空孔の直径
が3μmを越えると実質断面積低下により強度不足とな
る。
【0014】多孔質のアクリル繊維に他の繊維ウェブを
混合する場合、混合する繊維ウェブの繊度は、多孔質ア
クリル繊維と同様に3〜15デニールとするのが望まし
い。したがって上記繊度範囲の繊維を上記範囲量で混合
させる。
【0015】また、多孔質アクリル繊維のみよりなる繊
維ウェブ層、もしくは多孔質アクリル繊維と他の繊維と
を混合してなる繊維ウェブ層の重量は100〜800g
/m 2である。100g/m2未満の薄さでは基布層の織
り地の凹凸の影響で繊維ウェブ層の表面平滑性が悪くな
り、吸水性も低くなる。一方、800g/m2を越える
と 繊維ウェブ層がかさ高くなり、ニードルパンチング
加工に困難を生じるため、好ましくは120〜600g
/m2とする。
【0016】基布層の組織は特に制限がないが、繊維ウ
ェブ層との絡みの強さやドライヤーカンバスとしての柔
軟性、クッション性の点で二重織組織が効果的であり、
経糸は直径0.1〜0.6mmの範囲のポリエステルモ
ノフィラメント、緯糸は直径0.1〜0.7mmの範囲
のポリエステルモノフィラメントが好ましく、経糸およ
び緯糸共、直径0.4mmのポリエステルモノフィラメ
ントが、より好ましい。
【0017】
【実施例】次に本発明を図に基づいて説明する。
【0018】(実施例1)図1において、基布層(1)
は経・緯糸共、直径0.4mmのポリエステルモノフィ
ラメントとし、経糸密度85本/2.54cm、緯糸密
度13.7本×2/2.54cmの二重織の基布とし
た。これに本発明の多孔質アクリル繊維(鐘紡(株)製
・商品名「アクワロン」)の繊度が3デニールで空孔率
20%の繊維ウェブ層(2)を接紙面側に200g/m
2を重合し、基布層(1)と共にニ ードルパンチングを
施し、一体化構造のドライヤーカンバスを形成した。
【0019】得られたドライヤーカンバスは図4に示す
ごとく、厚さが2.45mmで通気度が2371cc/
min/cm2であった。
【0020】(実施例2)図2において、基布層(1)
は直径0.40mmのポリエステルモノフィラメントを
経糸とし、緯糸は接紙面側をアクリル紡績糸6番手を5
本撚り合せ、裏面側を直径0.40mmのポリエステル
モノフィラメントとして、経糸密度85本/2.54c
m、緯糸密度13.5本×2/2.54cmの二重織の
基布とした。これに本発明の多孔質アクリル繊維の繊度
が3デニールで空孔率が20%の繊維ウェブと、吸湿性
ナイロン繊維3デニールの繊維ウェブとを50:50の
重量比率で混合してなる繊維ウェブ層(2)を接紙面側
に130g/m2を重合し 、基布層(1)と共にニード
ルパンチングを施し、一体化構造のドライヤーカンバス
を形成した。
【0021】得られたドライヤーカンバスは図4に示す
ごとく、厚さが2.27mmで通気度が2584cc/
min/cm2であった。
【0022】(実施例3)図3において、基布層(1)
は実施例2と同じ基布を用い、この両面に本発明の多孔
質アクリル繊維の繊度が3デニールで空孔率が20%の
繊維ウェブ層と吸湿性ナイロン繊維3デニールの繊維ウ
ェブを50:50の重量比率で混合してなる繊維ウェブ
層(2)(3)を、接紙面側(2)に550g/m2
裏面側( 3)に130g/ m2を重合し、基布層と共
にニードルパンチングを施し、一 体化構造のドライヤ
ーカンバスを形成した。
【0023】得られたドライヤーカンバスは図4で示す
ごとく、厚さが5.56mmで通気度が1795cc/
min/cm2であった。
【0024】(比較例)実施例2と同じ基布層(1)を
用い、繊維ウェブはナイロン繊維6デニール、ポリエス
テル繊維2.5デニール、吸湿性ナイロン繊維2.5デ
ニールおよびレーヨン繊維15デニールをそれぞれ3
0:25:25:20の重量比率で混合してなる繊維ウ
ェブ層(2)を接紙面側に130g/m2を重合し、基
布層(1)と共にニードルパンチングを施し、一体化構
造のドライヤーカンバスを形成した。
【0025】得られたドライヤーカンバスは図4に示す
ごとく、厚さが2.35mmで通気度が2020cc/
min/cm2であった。
【0026】実施例1〜3および比較例で得られたドラ
イヤーカンバスの吸水性の評価を行なったところ、図5
の通り、実施例の方が従来の吸湿性繊維を使用した比較
例よりも、すばやい吸水速度と大きな吸水量をもつこと
がわかる。
【0027】なお、吸水性の評価方法については下記の
方法にしたがって試験した。
【0028】試験方法 1.水に浸漬後のシートを取り上げ余分な水を切り、表
面温度80〜85℃の熱板上におく。
【0029】2.同時に試料(5cm×5cm)をこの
シート上に乗せ2kg/cmの荷重を掛ける。
【0030】3.30秒経過後、荷重をゆるめて試料を
取り出し、重量測定器(メトラー)にて測定する。
【0031】4.次にシートを熱板から外して、新たな
シートを取り上げ、30秒毎に上記1〜3を繰り返す。
【0032】
【発明の効果】本発明の製紙用ドライヤーカンバスは、
繊維ウェブ層が毛細管現象の働きによるすばやい吸水速
度と大きな吸水量を有する多孔質アクリル繊維を、単独
又は他の繊維と混合して構成したものであるから、抄紙
機のドライパートで飛散する紙粉、ガム質ピッチ、サイ
ズ液、塗工剤などによる汚れの機会の多いドライパート
に使用した場合においても、吸水効果によりドライヤー
カンバス使用初期の防汚性能を維持することができ、し
かもアクリル繊維特有の優れた耐熱性および耐薬品性を
発揮する。
【0033】また、ドライヤーカンバス表面に汚れが付
着堆積しないので乾燥シリンダの表面にも汚れ物質が付
着せず、湿紙に対する熱伝導機能が向上し、乾燥性能の
向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のドライヤーカンバスの縦断面図。
【図2】 実施例2および比較例のドライヤーカンバス
の縦断面図。
【図3】 実施例および比較例のドライヤーカンバスの
縦断面図
【図4】 本発明で得たドライヤーカンバスの仕様
【図5】 実施例と比較例の吸水速度と吸水量の試験結
果を示す図。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布層の両面又は片面に繊維ウェブをニ
    ードルパンチングにより一体化した製紙用ドライヤーカ
    ンバスにおいて、当該繊維ウェブ層の少なくとも接紙面
    側を、多孔質のアクリル繊維単独で又は多孔質のアクリ
    ル繊維と他の繊維とを混合して構成し、該多孔質アクリ
    ル繊維の繊度を2〜30デニール、微細空孔の直径を
    0.01〜3μmとしたことを特徴とする製紙用ドライ
    ヤーカンバス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製紙用ドライヤーカン
    バスにおいて、基布層が二重織で、接紙面側の繊維ウェ
    ブの重量が100〜800g/m2 のウェブ層であるこ
    とを特徴とする製紙用ドライヤーカンバス。
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