JP2926762B2 - 浴槽水位検出装置 - Google Patents

浴槽水位検出装置

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JP2926762B2 JP1179587A JP17958789A JP2926762B2 JP 2926762 B2 JP2926762 B2 JP 2926762B2 JP 1179587 A JP1179587 A JP 1179587A JP 17958789 A JP17958789 A JP 17958789A JP 2926762 B2 JP2926762 B2 JP 2926762B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴槽の水位を圧力として検知する水位センサ
ーに関し、浴槽に自動的に湯張りを行う自動風呂に用い
られるものであり、特に浴槽から離れて給湯機を設置す
る遠隔設置式自動風呂に関するものである。
従来の技術 従来この種の自動風呂装置は第3図に示す様なものが
ある。第6図において、浴槽1に接続された循環アダプ
ター2の一部に水位センサ3が設けられ、浴槽1から離
れて設置された給湯機4は級湯及び循環アダプター2の
一部に水位センサー3が設けられ、浴槽1から離れて設
置された給湯機4は給湯及び循環を行なう循環パイプ5
で浴槽1と接続され、水位センサー3と給湯機4とは接
続コード6で給湯機4に接続される。
上記構成においては従来例は、循環パイプの一方から
浴槽への給湯が開始され、水面7による水圧を水位セン
サー3が検知し接続コード6により給湯機4に信号が送
られ、給湯機4内の制御器で設定水位と比較され、浴槽
への給湯を制御するものである。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来例の水位検出器は循環アダプター
の一部に水位センサーを設けており、さらに、前記セン
サーの受圧ダイヤフラムの片面を大気に連通して大気圧
を基準圧として用いている。このため、受圧ダイヤフラ
ムが破損した場合、浴槽水が大量に外部に漏水する危険
があった。
そこで、本発明は、万一、水位センサの受圧ダイヤフ
ラムが破損しても、外部へ浴槽水の漏水を最小限に防止
することを第1の目的としている。
従来の水位検出器は浴槽と、給湯機の間を接続コード
で接続する必要があり、設置工事が煩雑になり、また接
続部が湿気の多い環境に置かれるので信頼性が悪いとい
う課題を有している。
そこで、設置工事が簡単で対環境信頼性の優れる浴槽
水位検出装置を得ることを目的としている。
第3の目的は、受圧ダイヤフラムが破損し、高吸水性
部材が水を吸収し膨張して目的を達したのちメンテナン
スを行なう場合、簡単に作業を行なえ、また設置時に簡
単に取り付けが出きることを目的とする。
課題を解決するための手段 そして上記第1の目的を達成するために、本発明は、
浴槽に設けられ配管が接続される接続アダプタと前記浴
槽の水位を検出するための片面を大気と連通する受圧ダ
イヤフラムを有する圧力センサ、前記圧力センサの大気
連通側に、吸水時に膨張して通路を閉塞するビーズ状高
吸収性高分子材料を充填した大気連通部を設けた構成と
している。
また第2の目的を達成するために、本発明は圧力セン
サの信号により変調される無線発信機と、圧力センサと
無線発信機の電源となる電源装置を接続アダプタ内に設
けたものである。
さらに、第3の目的を達成するために、接続アダプタ
を水蜜的に覆うカバーを設け、このカバーに大気連通孔
を設けたものである。
作用 本発明の浴槽水位検出装置は、上記構成により受圧ダ
イヤフラムが破損し、浴槽水が大気連通孔を通って外部
に漏れようとする時、大気連通部に設けたビーズ状の高
吸水性高分子材料が水分を吸収し膨張することにより、
大気連通部を水密的に閉塞し、外部に大量に浴槽水が漏
れる事を防止できるものである。
また、圧力センサの信号により変調される無線発信機
と電源装置を接続アダプタ内に設けた浴槽水位検出装置
は、水位信号により無線電波を変調する事により水位信
号が接続コードなしに給湯機に伝えられ、浴槽の水位が
コントロールされるのである。
さらに、接続アダプタを水蜜的に覆うカバーを設け、
このカバーに大気連通孔を設けた浴槽水位検出装置は接
続アダプターに簡単に取り付けが行なえ、高吸水性部材
の交換が簡単に出来るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図において1は浴槽で、この浴槽1の下部側
面に接続アダプタ本体8が、接続ネジ9及びパッキン10
とで浴槽1固定されている。アダプタ本体8内には給湯
管11、戻り管12が接続され、一方吐出口13吸い込み口14
により給湯管11戻り管12は浴槽1に通じている。
アダプタ本体8内の吸い込み通路内に面して受圧ダイ
ヤフラム15と受圧ダイヤフラム15に連結された可動電極
16と対向した大気連通孔17を有する固定電極板18とで水
位センサが構成され、接続アダプター本体8の大気連通
部19にビーズ状の高吸水性高分子からなる高吸水性部材
20が通気性のある状態で充填されている。高吸水性樹脂
とは、自重の数十倍から一千倍の水を吸収し、いったん
吸収した水はかなりの圧力を加えてもニジミ出なく、周
囲が乾燥0てくるとジワジワと出て来る性質を有するも
ので、最近では紙オムツ等に大量に使われておりコスト
も安いものである。接続アダプター本体8の給湯路内に
は、翼車21と磁石22とが軸受23,24によって回転できる
ように保持されている。接続アダプタ本体8内に磁石22
に対向して発電コイルと、発電コイル25と可動電極16と
固定電極18とが接続された無線周波の発信機26とが設け
られている。さらに発電コイル25が停止時のバックアッ
プ電源としてコンデンサ27が接続されている。
また、浴室内に設けられ、給湯機と接続されているリ
モコン28の中に受信回路29が設けられている。
第2図において、発電コイル25に接続された整流回路
30とバックアップ電源用のコンデンサ27と、コイル31と
可動電極16と固定電極18との間の静電容量32とからなる
共振回路が接続された発信回路33とで発信機26が構成さ
れる。
上記構成により、図示しない給湯機から給湯管11を通
して給湯が開始されると、湯の流れにより翼車21及び磁
石22が回転する。磁石22の回転により発電コイル25には
起電力が発生し整流回路30から直流電圧が発信回路33に
供給され無線電波が発信される。一方受圧ダイヤフラム
15は浴槽水の水圧を受けて変位し、可動電極15と固定電
極16の間隔を変化させ、共振回路を構成する静電容量32
の変化により発信回路33の周波数が変化する。発信機26
からの電波は受信回路29で受信され、その周波数を検知
して水位を知ることができる。リモコン28から給湯機に
水位信号が送られ、設定水位に応じて浴槽への給湯が制
御されるのである。
ここで、水位センサの受圧ダイヤフラム15が材質の劣
化等の何らかの原因で破損すると浴槽水が大気連通孔17
を通って大気連通部19へ漏れ始める。ここで、一般に大
気連通孔は1mm程度の小径なので流量は多くはない。そ
して大気連通部19に設けた高吸水性部材20が給水すると
ただちに膨張して大気圧連通部19を水蜜的に閉塞し、外
部に漏水するのを防止する。
次に、浴槽水位検出装置の他の実施例について第3図
で説明する。第1図と同一名称、機能のものは同一番号
で示す第1図と同様に浴槽1の下部にふろ接続アダプタ
本体8は接続ネジ9及びパッキン10、パッキン34とで浴
槽1に固定されている。前記ふろ接続アダプタ本体8に
は給湯機(図示せず)の給湯側配管と接続される給湯管
11と前記給湯器への戻り管12が接続され、一方、浴槽1
側の吐出口13、吸い込み口14にアダプタ本体内を同心状
に区別けする仕切り35が設けられている。そして、前記
吐出口13は吸い込み口14により、給湯管11、戻り管12は
浴槽1に通じている。さらに前記仕切り35と同心状に水
位信号発信ユニット36が設けられ、浴槽1内側方向から
前記ふろ接続アダプタ8に着脱可能にしている。前記水
位信号発信ユニット36の浴槽1側面に水位センサ37が取
りつけられている。第4図に水位センサの要部拡大断面
図を示すが、受圧ダイヤフラム15をセラミック薄板と
し、可動電極16を印刷で形成している。一定のギャップ
を有する固定電極板18とで静電容量型の圧力センサを構
成している。固定電極板18には、大気連通孔17が設けら
れており、大気と連通している。38は前記水位センサの
可動電極16と固定板の電極18が接続された無線周波の発
信機38と接続されている。39は圧力センサ37と無線発信
機38の電源である。40は浴槽外の大気と水位センサの受
圧ダイヤフラム16の大気連通孔17と連通する水位信号発
信ユニットの連通孔である。41は接続アダプタ本体8を
水蜜的に覆うゴム製の蛇腹状のカバーであり、ビーズ状
の高吸水性高分子からなる高吸水性部材20が通気性のあ
る状態で充填されている大気連通孔42を設けた止水ユニ
ット43が前記カバー41に挿入されている。
止水ユニット43にはネジ44があり、メンテナンス時
に、浴槽内よりふろ接続アダプタ本体8をとりはずすこ
となく取りはずしができるようになっている。
また、浴室内に設けられ、給湯機と接続されているリ
モコン28の中に受信回路29が設けられている。
第5図において、電源39とコイル31と可動電極16と固
定電極17との間の静電容量とからなる共振回路が接続さ
れた発信回路とで発信機が構成される。
上記構成により、図示しない給湯機から給湯管11を通
じて浴槽へ注湯される。受圧ダイヤフラムは浴槽の水圧
を受けて変位し、可動電極と固定電極の間隔を変化さ
せ、共振回路を構成する静電容量の変化により発信回路
の周波数が変化する。発信機からの電波は受信回路で受
信され、その周波数を検知して水位を知ることができ
る。リモコンから給湯機に水位信号が送られ、設定水位
に応じて浴槽への給湯が制御される。
このようにアダプター内に設けられた水位センサと給
湯器の間には接続コードが不要となり設置工事を容易に
するとともに、浴槽内側方向へ着脱可能なため、水位セ
ンサのトラブルや電源電池の交換時の保守作業が簡単に
行なえる。
さらに、接続アダプタ本体を水蜜的に覆うカバーによ
り簡単な構成で着脱できるのでメンテナンス性にすぐ
れ、高吸水性部材の交換も簡単に行なえる。
発明の効果 以上の様に本発明は、圧力センサの大気連通側に、吸
水時に膨張して通路を閉塞するビーズ状高吸収性高分子
材料を充填とした大気連通部を設けることで、圧力セン
サの受圧ダイヤフラムが破損して漏水した時に、ビーズ
状高吸収性高分子材料が吸水・膨張して通路を閉塞し外
部への漏水を防止することができる。
また本発明は、浴槽のふろ接続アダプタ内に設けられ
た水位センサと、前記水位センサの信号により変調され
る無線発信回路により無線電波で水位信号を給湯器に伝
えることにより水位センサと給湯器を接続するコードが
不要になり、工事が容易になると共に水位センサ破損時
に外部へ大量の漏水のない信頼性の高い浴槽水位検出装
置を提供できるものである。
さらに、接続アダプタに水蜜的に覆うカバーを設けこ
のカバーに大気連通孔を設けたので、取り付け及びメン
テナンスの簡単な浴槽水位検出装置が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を施した浴槽水位検出装置の
断面図、第2図は同装置の発信機のブロック図、第3図
は本発明の他の実施例の浴槽水位検出装置の断面図、第
4図は同装置の水位センサの要部拡大断面図、第5図は
同装置の発信機のブロック図、第6図は従来例の浴槽水
位検出装置の構成図である。 8……接続アダプタ、15……受圧ダイヤフラム、19,43
……大気圧連通部、20……高吸水性部材、38……発信
機、39……電源装置、41……カバー。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に設けられ配管が接続される接続アダ
    プタと、前記浴槽の水位を検出するための片面を大気と
    連通する受圧ダイヤフラムを有する圧力センサと、前記
    圧力センサの大気連通側に、吸水時に膨張して通路を閉
    塞するビーズ状高吸収性高分子材料を充填した大気連通
    部を設けた浴槽水位検出装置。
  2. 【請求項2】浴槽に設けられ配管が接続される接続アダ
    プタと、前記浴槽内の水位を検出する圧力センサと、前
    記圧力センサの信号により変調される無線発信機と、前
    記圧力センサと前記無線発信機の電源となる電源装置
    を、前記接続アダプタ内に設け、前記圧力センサの大気
    連通側に、吸水時に膨張して通路を閉塞するビーズ状高
    吸収性高分子材料を充填した大気連通部を設けた浴槽水
    位検出装置。
  3. 【請求項3】接続アダプタを水密的に覆うカバーを設
    け、このカバーに前記大気連通孔を設けて大気連通部を
    構成した特許請求の範囲第1項記載の浴槽水位検出装
    置。
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