JP2925713B2 - 架空電線の圧縮接続方法 - Google Patents
架空電線の圧縮接続方法Info
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- JP2925713B2 JP2925713B2 JP30602690A JP30602690A JP2925713B2 JP 2925713 B2 JP2925713 B2 JP 2925713B2 JP 30602690 A JP30602690 A JP 30602690A JP 30602690 A JP30602690 A JP 30602690A JP 2925713 B2 JP2925713 B2 JP 2925713B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミ撚線導体等からなる架空電線を圧縮
接続する方法に関するものである。
接続する方法に関するものである。
〔従来技術〕 従来、アルミ撚線導体等からなる架空送電線や発変電
所用母線等の架空電線を接続する場合には、図−9およ
び図−10示すように、断面円形の圧縮接続スリーブ1
に、両端から電線2A、2Bを挿入した後、圧縮接続スリー
ブ1を断面六角形に圧縮して、圧縮接続スリーブ1と電
線2A、2Bを圧着していた。
所用母線等の架空電線を接続する場合には、図−9およ
び図−10示すように、断面円形の圧縮接続スリーブ1
に、両端から電線2A、2Bを挿入した後、圧縮接続スリー
ブ1を断面六角形に圧縮して、圧縮接続スリーブ1と電
線2A、2Bを圧着していた。
スリーブおよび電線は圧縮により変形し、互いに密接
するが、溶接のように完全に一体化することはない。ま
た架空電線は撚線構造であるため圧縮後においても素線
間の隙間や素線とスリーブ間の隙間が残り、圧縮接続部
にはその隙間を通って容易に雨水が侵入する。したがっ
て長年使用していると、圧縮接続部内に侵入した水およ
び空気で電線およびスリーブが酸化され、素線相互間お
よび素線とスリーブ間に絶縁性の酸化物層が形成され
る。このため圧縮接続部の電気抵抗が高まり、最終的に
は圧縮接続部が過熱して溶断する事故が発生する。
するが、溶接のように完全に一体化することはない。ま
た架空電線は撚線構造であるため圧縮後においても素線
間の隙間や素線とスリーブ間の隙間が残り、圧縮接続部
にはその隙間を通って容易に雨水が侵入する。したがっ
て長年使用していると、圧縮接続部内に侵入した水およ
び空気で電線およびスリーブが酸化され、素線相互間お
よび素線とスリーブ間に絶縁性の酸化物層が形成され
る。このため圧縮接続部の電気抵抗が高まり、最終的に
は圧縮接続部が過熱して溶断する事故が発生する。
上記のような従来技術の問題点に鑑み、本発明は圧縮
接続部の過熱が起こることのない、架空電線の圧縮接続
方法を提供するもので、その構成は、圧縮接続スリーブ
の長手方向中央部に電線挿入孔を横切るように溶接用の
開先溝を形成し、その圧縮接続スリーブに両端から、端
面を斜めに切断された電線を挿入して、その端面を前記
開先溝内で溶接用の開先が形成されるように対向させ、
前記開先溝内で電線相互および電線と圧縮接続スリーブ
を溶接すると共に、その溶接部の両側で圧縮接続スリー
ブを圧縮して圧縮接続スリーブと電線を圧着することを
特徴とするものである。
接続部の過熱が起こることのない、架空電線の圧縮接続
方法を提供するもので、その構成は、圧縮接続スリーブ
の長手方向中央部に電線挿入孔を横切るように溶接用の
開先溝を形成し、その圧縮接続スリーブに両端から、端
面を斜めに切断された電線を挿入して、その端面を前記
開先溝内で溶接用の開先が形成されるように対向させ、
前記開先溝内で電線相互および電線と圧縮接続スリーブ
を溶接すると共に、その溶接部の両側で圧縮接続スリー
ブを圧縮して圧縮接続スリーブと電線を圧着することを
特徴とするものである。
このようにして架空電線を接続すると、電線端面が相
互に溶接接続されるため、長年の使用により圧縮接続内
に水が侵入して、素線相互間および素線とスリーブ間に
絶縁性の酸化物層が形成されても、接続部の電気抵抗が
上昇することはない。
互に溶接接続されるため、長年の使用により圧縮接続内
に水が侵入して、素線相互間および素線とスリーブ間に
絶縁性の酸化物層が形成されても、接続部の電気抵抗が
上昇することはない。
また機械的強度については、圧縮接続スリーブの開先
溝は溶接ビードによって埋められるため、その部分の断
面積は十分大きいものとなり、スリーブ自身で所要の引
張強度を保つことができ、かつスリーブと電線は溶接部
の両側で互いに圧着されるため、これらの間の機械的強
度も十分である。したがって強度的にも問題のない接続
部が得られる。
溝は溶接ビードによって埋められるため、その部分の断
面積は十分大きいものとなり、スリーブ自身で所要の引
張強度を保つことができ、かつスリーブと電線は溶接部
の両側で互いに圧着されるため、これらの間の機械的強
度も十分である。したがって強度的にも問題のない接続
部が得られる。
以下、本発明の実施例を図−1ないし図−8を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
図−1および図−2は本発明の圧縮接続方法で使用す
る圧縮接続スリーブを示す。このスリーブ1は、長手方
向中央部に電線挿入孔3を横切るように溶接用の開先溝
4を形成したものである。開先溝4付近の両側には必要
に応じ充填剤注入孔5が形成される。なお開先溝4は図
示のようにV形の溝にすることが好ましいが、U形など
他の開先形状にすることもできる。
る圧縮接続スリーブを示す。このスリーブ1は、長手方
向中央部に電線挿入孔3を横切るように溶接用の開先溝
4を形成したものである。開先溝4付近の両側には必要
に応じ充填剤注入孔5が形成される。なお開先溝4は図
示のようにV形の溝にすることが好ましいが、U形など
他の開先形状にすることもできる。
この圧縮接続スリーブ1を用いて架空電線を接続する
には先ず、図−3および図−4に示すように、圧縮接続
スリーブ1に、その両端から端面を斜めに切断された電
線2A、2Bを挿入し、電線2A、2Bの端面を前記開先溝4内
でV形の開先が形成されるように対向させる。
には先ず、図−3および図−4に示すように、圧縮接続
スリーブ1に、その両端から端面を斜めに切断された電
線2A、2Bを挿入し、電線2A、2Bの端面を前記開先溝4内
でV形の開先が形成されるように対向させる。
次に図−5および図−6に示すように開先溝内で電線
2A、2B相互および電線2A、2Bと圧縮接続スリーブ1を溶
接する。6は溶接により開先溝内に盛られた溶接ビード
である。溶接の際、開先溝底部のスリーブ1のつながり
部分は、溶接の裏当てとして作用する。
2A、2B相互および電線2A、2Bと圧縮接続スリーブ1を溶
接する。6は溶接により開先溝内に盛られた溶接ビード
である。溶接の際、開先溝底部のスリーブ1のつながり
部分は、溶接の裏当てとして作用する。
次に図−7および図−8に示すように、溶接部の両側
の区間Lで圧縮接続スリーブ1を圧縮してスリーブ1と
電線2A、2Bを圧着する。その後、注入孔5から圧縮接続
スリーブ1内に防食グリース等の充填剤を注入した後、
注入孔5にビス7をねじ込んで注入孔5を封止する。以
上で接続完了である。
の区間Lで圧縮接続スリーブ1を圧縮してスリーブ1と
電線2A、2Bを圧着する。その後、注入孔5から圧縮接続
スリーブ1内に防食グリース等の充填剤を注入した後、
注入孔5にビス7をねじ込んで注入孔5を封止する。以
上で接続完了である。
なおスリーブの圧縮作業は溶接作業の前に行うことも
できる。
できる。
以上説明したように本発明によれば、電線相互が直接
溶接によって接続されるため、長年の使用により、圧縮
接続スリーブ内の素線相互間および素線と圧縮接続スリ
ーブ間に酸化物層が形成されても、接続部としての電気
抵抗が上昇することはなく、圧縮接続部の過熱、溶断事
故を確実に防止することができる。また圧縮接続スリー
ブにはその中央部に開先溝が形成されるが、溶接によっ
てその中にビードが盛られた状態では、圧縮接続スリー
ブとしての断面積は十分大きなものとなるため、所要の
引張強度を保つことができ、また圧縮接続スリーブと電
線とは圧縮により強固に圧着されているため、これらの
間でも十分な引張強度を保つことができる。したがって
引張に対する機械的強度も十分な圧縮接続部が得られ
る。さらに、開先溝を形成した圧縮接続スリーブに、予
め端面を斜めに切断された電線を挿入して、その端面を
前記開先溝内で溶接用の開先が形成されるように対向さ
せているので、圧縮接続スリーブの開先溝と両電線の端
面による開先とが正確に一致し、信頼性の高い溶接接続
を行うことができる。
溶接によって接続されるため、長年の使用により、圧縮
接続スリーブ内の素線相互間および素線と圧縮接続スリ
ーブ間に酸化物層が形成されても、接続部としての電気
抵抗が上昇することはなく、圧縮接続部の過熱、溶断事
故を確実に防止することができる。また圧縮接続スリー
ブにはその中央部に開先溝が形成されるが、溶接によっ
てその中にビードが盛られた状態では、圧縮接続スリー
ブとしての断面積は十分大きなものとなるため、所要の
引張強度を保つことができ、また圧縮接続スリーブと電
線とは圧縮により強固に圧着されているため、これらの
間でも十分な引張強度を保つことができる。したがって
引張に対する機械的強度も十分な圧縮接続部が得られ
る。さらに、開先溝を形成した圧縮接続スリーブに、予
め端面を斜めに切断された電線を挿入して、その端面を
前記開先溝内で溶接用の開先が形成されるように対向さ
せているので、圧縮接続スリーブの開先溝と両電線の端
面による開先とが正確に一致し、信頼性の高い溶接接続
を行うことができる。
図−1および図−2は本発明に使用される圧縮接続スリ
ーブの正面図および側面図、図−3、図−5、図−7は
本発明に係る架空電線の圧縮接続方法を工程順に示す正
面図、図−4、図−6、図−8はそれぞれ図−3、図−
5、図−7の側面図、図−9および図−10は従来の架空
電線の圧縮接続方法を示す正面図および側面図である。 1:圧縮接続スリーブ、2A、2B:架空電線 3:電線挿入孔、4:開先溝 5:充填剤注入孔、6:溶接ビード、7:ビス
ーブの正面図および側面図、図−3、図−5、図−7は
本発明に係る架空電線の圧縮接続方法を工程順に示す正
面図、図−4、図−6、図−8はそれぞれ図−3、図−
5、図−7の側面図、図−9および図−10は従来の架空
電線の圧縮接続方法を示す正面図および側面図である。 1:圧縮接続スリーブ、2A、2B:架空電線 3:電線挿入孔、4:開先溝 5:充填剤注入孔、6:溶接ビード、7:ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−30073(JP,A) 実開 昭55−128372(JP,U) 実開 昭54−15791(JP,U) 特公 昭63−29387(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 43/048,43/02 H01R 4/02 - 4/20
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮接続スリーブの長手方向中央部に電線
挿入孔を横切るように溶接用の開先溝を形成し、その圧
縮接続スリーブに両端から、端面を斜めに切断された電
線を挿入して、その端面を前記開先溝内で溶接用の開先
が形成されるように対向させ、前記開先溝内で電線相互
および電線と圧縮接続スリーブを溶接すると共に、その
溶接部の両側で圧縮接続スリーブを圧縮して圧縮接続ス
リーブと電線を圧着することを特徴とする架空電線の圧
縮接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30602690A JP2925713B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 架空電線の圧縮接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30602690A JP2925713B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 架空電線の圧縮接続方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04181674A JPH04181674A (ja) | 1992-06-29 |
| JP2925713B2 true JP2925713B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17952184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30602690A Expired - Fee Related JP2925713B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 架空電線の圧縮接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925713B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6329387B2 (ja) | 2014-02-24 | 2018-05-23 | 株式会社サワタ | 筋交いの取付装置 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30602690A patent/JP2925713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6329387B2 (ja) | 2014-02-24 | 2018-05-23 | 株式会社サワタ | 筋交いの取付装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04181674A (ja) | 1992-06-29 |
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