JP2925593B2 - 葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置 - Google Patents
葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置Info
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- JP2925593B2 JP2925593B2 JP24645489A JP24645489A JP2925593B2 JP 2925593 B2 JP2925593 B2 JP 2925593B2 JP 24645489 A JP24645489 A JP 24645489A JP 24645489 A JP24645489 A JP 24645489A JP 2925593 B2 JP2925593 B2 JP 2925593B2
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- hanging
- plate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置に
関する。
関する。
収穫した葉たばこを乾燥させるため、例えば、乾燥室
内に設けた吊持具に、多数の葉たばこを密接に懸架する
連架乾燥が行なわれる。
内に設けた吊持具に、多数の葉たばこを密接に懸架する
連架乾燥が行なわれる。
乾燥期間中は、温度、湿度を一定の範囲内に調節する
ことが良質な葉たばこを得るために必要な条件とされて
いる。
ことが良質な葉たばこを得るために必要な条件とされて
いる。
そのため、例えば、特公昭56−15222号公報では、乾
燥室の対向側壁に一対の案内レールを装着し、上記案内
レールには伸縮移動調節可能の伸縮部材で連結された一
対のを枠体を懸架せしめると共に、前記伸縮部材上には
葉たばこ吊持具を懸架させるための受金具を複数装着し
た、葉たばこ乾燥室における葉たばこ連寄せ装置が開示
されている。
燥室の対向側壁に一対の案内レールを装着し、上記案内
レールには伸縮移動調節可能の伸縮部材で連結された一
対のを枠体を懸架せしめると共に、前記伸縮部材上には
葉たばこ吊持具を懸架させるための受金具を複数装着し
た、葉たばこ乾燥室における葉たばこ連寄せ装置が開示
されている。
該連寄せ装置は、乾燥期間中、一つの連の葉たばこと
隣りの連の葉たばことの間隔を調節することで、均一に
乾燥した良質の葉たばこを得ようとするものである。
隣りの連の葉たばことの間隔を調節することで、均一に
乾燥した良質の葉たばこを得ようとするものである。
しかしながら、上記特公昭56−15222号の装置は、隣
の連との間隔を調節することはできるが、各連に懸架さ
れている葉たばこ同士の間隔まで調節することはできな
い。
の連との間隔を調節することはできるが、各連に懸架さ
れている葉たばこ同士の間隔まで調節することはできな
い。
そのため、各連について、連の外側に位置する葉たば
こと、連の内側に位置する葉たばことを比較すると、両
者は乾燥状態が異なり、内側の葉たばこの方は風通しが
悪いためムレ葉になりやすいという欠点があった。
こと、連の内側に位置する葉たばことを比較すると、両
者は乾燥状態が異なり、内側の葉たばこの方は風通しが
悪いためムレ葉になりやすいという欠点があった。
従って、葉たばこ全体について、均一且つ充分に乾燥
した良質の葉たばこを得ることができなかった。
した良質の葉たばこを得ることができなかった。
そこで、葉たばこ全体の乾燥を均一且つ充分に行なう
ことができ、良質な葉たばこを得ることができる手段が
望まれていた。
ことができ、良質な葉たばこを得ることができる手段が
望まれていた。
本発明の上記した課題を解決するための手段は、次に
示す通りである。
示す通りである。
第1に、吊持具に葉たばこを懸架して葉たばこ乾燥を
行なう際、乾燥状態によって葉たばこを揺動させて乾燥
させる、葉たばこ乾燥方法である。
行なう際、乾燥状態によって葉たばこを揺動させて乾燥
させる、葉たばこ乾燥方法である。
第2に、揺動発生手段と、揺動伝達手段と、吊持具へ
の引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板で吊持
具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置である。
の引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板で吊持
具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置である。
第3に、揺動発生手段と、揺動伝達手段と、吊持具へ
の引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板に、弾
性体を介して滑車と組み合う紐状物を接続し、該揺動板
で吊持具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置であ
る。
の引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板に、弾
性体を介して滑車と組み合う紐状物を接続し、該揺動板
で吊持具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置であ
る。
第4に、揺動発生手段と、滑車と組み合う紐状物を有
する揺動伝達手段と、水平移動板と吊具が取り付けられ
た吊板との間にキャリア台車を組み合わせた吊持具とを
備え、吊持具の水平移動板に滑車を取り付け、該滑車を
介して吊持具と揺動伝達手段とを連結し、該吊持具を揺
動するようにした、葉たばこ揺動装置である。
する揺動伝達手段と、水平移動板と吊具が取り付けられ
た吊板との間にキャリア台車を組み合わせた吊持具とを
備え、吊持具の水平移動板に滑車を取り付け、該滑車を
介して吊持具と揺動伝達手段とを連結し、該吊持具を揺
動するようにした、葉たばこ揺動装置である。
以下、詳細に説明する。
乾燥方法 まず、本発明に係る葉たばこ乾燥方法について説明す
る。
る。
収穫した葉たばこは、乾燥室内に設けた吊持具に懸架
して乾燥が行なわれる。
して乾燥が行なわれる。
ここで、吊持具は、葉たばこを直接吊り下げるものの
他、葉たばこの吊り下げに関するものも含むものとす
る。
他、葉たばこの吊り下げに関するものも含むものとす
る。
良質な葉たばこを得るためには、乾燥期間中、温度、
湿度を、一定の範囲内に調節する必要がある。
湿度を、一定の範囲内に調節する必要がある。
しかし、単に温度、湿度を調節するだけでは、葉たば
こ全体にわたって均一且つ充分に乾燥を行なうことがで
きない。
こ全体にわたって均一且つ充分に乾燥を行なうことがで
きない。
特に、葉たばこ同士を密接して吊り下げた場合、内側
の葉たばこがムレやすくなる。
の葉たばこがムレやすくなる。
従って、葉たばこの乾燥状態に注意して、内側の葉た
ばこがムレそうな条件のときは、吊持具を揺動すること
で葉たばこを揺動させる。
ばこがムレそうな条件のときは、吊持具を揺動すること
で葉たばこを揺動させる。
このようにして、葉たばこを揺動させることにより、
各葉たばこ間に間隙が生じると共に、葉たばこ自体の揺
れにより風が発生し、乾燥が促進される。
各葉たばこ間に間隙が生じると共に、葉たばこ自体の揺
れにより風が発生し、乾燥が促進される。
なお、揺動方向については、上下方向、前後方向、左
右方向の他、これらの各方向の組合せもよい。
右方向の他、これらの各方向の組合せもよい。
上記した葉たばこ乾燥方法は、連寄せ等の乾燥方法の
組み合わせて実施することも、また、単独で実施するこ
ともできる。
組み合わせて実施することも、また、単独で実施するこ
ともできる。
葉たばこ揺動装置 次に、葉たばこを揺動させるための葉たばこ揺動装置
について説明する。
について説明する。
葉たばこ揺動装置が備える揺動発生手段は、揺動動作
を発生させるものであればよく、通常該手段は電源やモ
ータ等を備えている。
を発生させるものであればよく、通常該手段は電源やモ
ータ等を備えている。
また、揺動伝達手段は、棒状物や、ワイヤーロープ,
細紐等の紐状物からなり、前記揺動発生手段により発生
した揺動動作を、吊持具に伝えるものである。
細紐等の紐状物からなり、前記揺動発生手段により発生
した揺動動作を、吊持具に伝えるものである。
なお、紐状物には滑車等を組み合わせて使用すること
もでき、また、丸バネコイル等の弾性体と接続して使用
することもできる。
もでき、また、丸バネコイル等の弾性体と接続して使用
することもできる。
ここで、吊持具は、葉たばこを直接吊り下げるものの
他、葉たばこの吊り下げに関するものも含むものとす
る。
他、葉たばこの吊り下げに関するものも含むものとす
る。
該吊持具を揺動させることで、葉たばこが揺動される
ことになるが、吊持具を揺動させるには、揺動板を用い
て吊持具を間接に揺動させる他、吊持具自体を直接に揺
動することもできる。
ことになるが、吊持具を揺動させるには、揺動板を用い
て吊持具を間接に揺動させる他、吊持具自体を直接に揺
動することもできる。
上記した葉たばこ揺動装置は、連寄せ装置等の他の乾
燥手段と組み合わせて用いてもよいし、単独で用いるこ
ともできる。
燥手段と組み合わせて用いてもよいし、単独で用いるこ
ともできる。
第1の発明については、葉たばこを揺動させることに
より、密接して吊り下げられた各葉たばこ間に間隙が生
じると共に、揺動された葉たばこ自体の動きによって風
が発生し、乾燥が促進される。
より、密接して吊り下げられた各葉たばこ間に間隙が生
じると共に、揺動された葉たばこ自体の動きによって風
が発生し、乾燥が促進される。
第2の発明については、揺動発生手段により発生した
揺動動作は、揺動伝達手段により揺動板に伝えられる。
揺動動作は、揺動伝達手段により揺動板に伝えられる。
揺動板が揺動すると、引っかけ部を介して吊持具が揺
動し、吊持具が揺動することで、葉たばこも揺動する。
動し、吊持具が揺動することで、葉たばこも揺動する。
第3の発明については、揺動発生手段により発生した
揺動動作は、揺動伝達手段により揺動板に伝えられる。
揺動動作は、揺動伝達手段により揺動板に伝えられる。
揺動板が揺動すると、引っかけ部を介して吊持具が揺
動し、吊持具が揺動することで、葉たばこも揺動する。
動し、吊持具が揺動することで、葉たばこも揺動する。
吊持具が揺動する際、弾性体が伸縮すると共に、滑車
と組み合う紐状物によって揺動動作が調節されている。
と組み合う紐状物によって揺動動作が調節されている。
第4の発明については、揺動発生手段により発生した
揺動動作は、揺動伝達手段により滑車を介して吊持具の
水平移動板に伝えられる。
揺動動作は、揺動伝達手段により滑車を介して吊持具の
水平移動板に伝えられる。
水平移動板が揺動すると、吊持具自体が揺動すること
になり、キャリア台車を介して吊板と共に吊具も揺動
し、葉たばこも揺動することになる。
になり、キャリア台車を介して吊板と共に吊具も揺動
し、葉たばこも揺動することになる。
この場合、滑車を組み合わせることにより、揺動動作
の調節が行なわれている。
の調節が行なわれている。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説
明する。
明する。
(a)第1実施例(第1図参照) 第1図は、本発明に係る装置の第1実施例を示す概略
図である。
図である。
図中、1は葉たばこ乾燥室内の支持棒2間に取り付け
られた紐状の吊持具で、該吊持具1に葉たばこ(図示せ
ず)が吊り下げられて一連の懸架葉たばこ群となる。
られた紐状の吊持具で、該吊持具1に葉たばこ(図示せ
ず)が吊り下げられて一連の懸架葉たばこ群となる。
3は、吊持具1に組み合わせられる揺動板で、該揺動
板3は各連のほぼ中央で且つ吊持具1の上方に位置し、
吊持具1と組み合うように下方に突出した引っかけ部3a
を有している。
板3は各連のほぼ中央で且つ吊持具1の上方に位置し、
吊持具1と組み合うように下方に突出した引っかけ部3a
を有している。
揺動板3のフック3bには、連結棒4が連結され、該連
結棒4の他端側は連結板5に連結されている。
結棒4の他端側は連結板5に連結されている。
連結板5は、バッテリー6を動力とするモータ7に接
続され、モータ7により揺動させられる。
続され、モータ7により揺動させられる。
該モータ7には、例えば、自動車のワイパーモータ等
を利用することができる。
を利用することができる。
次に、上記した葉たばこ揺動装置の作用について説明
する。
する。
葉たばこ乾燥中、各連内側の葉たばこにムレが生じる
恐れがある場合には、装置のスイッチを入れる。
恐れがある場合には、装置のスイッチを入れる。
すると、装置のバッテリー6から供給される電気によ
りモータ7が作動する。
りモータ7が作動する。
該モータ7が作動すると、連結板5が前後に揺動さ
れ、該揺動動作は、連結棒4を介して、揺動板3に伝達
される。
れ、該揺動動作は、連結棒4を介して、揺動板3に伝達
される。
該揺動板3が前後に揺動すると、引っかけ部3aにより
吊持具1も前後に引っ張られて、該吊持具1に吊り下げ
られている葉たばこも揺動する。
吊持具1も前後に引っ張られて、該吊持具1に吊り下げ
られている葉たばこも揺動する。
葉たばこが揺動すると、密接した各葉たばこ間に間隙
が生じると共に、葉たばこ自体の揺れによって風が発生
する。
が生じると共に、葉たばこ自体の揺れによって風が発生
する。
そのため、特に各連内側の葉たばこのムレが防止さ
れ、連全体として均一に乾燥された良質の葉たばこを得
ることができる。
れ、連全体として均一に乾燥された良質の葉たばこを得
ることができる。
上記装置は、動力にバッテリーを用いているので、電
気設備のないところでも使用することができ、設備が簡
単で比較的安価に製造することができる。
気設備のないところでも使用することができ、設備が簡
単で比較的安価に製造することができる。
(b)第2実施例(第2図参照) 第2図は、本発明に係る装置の第2実施例を示す概略
図である。
図である。
図中、11は葉たばこ乾燥室内に設けられた紐状の吊持
具で、該吊持具11には葉たばこAが吊り下げられてい
る。
具で、該吊持具11には葉たばこAが吊り下げられてい
る。
吊持具11に吊り下げられた葉たばこAは、一連の懸架
葉たばこ群を形成している。
葉たばこ群を形成している。
12は、吊持具11に組み合わせられている揺動板で、該
揺動板12は各連のほぼ中央で且つ吊持具11の上方に位置
し、吊持具11と組み合うように下方に突出した引っかけ
部12aを有している。
揺動板12は各連のほぼ中央で且つ吊持具11の上方に位置
し、吊持具11と組み合うように下方に突出した引っかけ
部12aを有している。
揺動板12の一方は、連結紐13を介して振子棒14に連結
されている。
されている。
振子棒14の基端側には連結棒15が連結され、該連結棒
15はモータ16に接続されている。
15はモータ16に接続されている。
モータ16は、テーブルタップ17を介して、バッテリー
18に接続されている。
18に接続されている。
該モータ16には、例えば、自動車のワイパーモータ等
を利用することができる。
を利用することができる。
また、揺動板12の他方には、連結紐19を介して丸バネ
コイル20が接続され、該丸バネコイル20は4個の滑車21
の組み合うワイヤロープ22に接続されている。
コイル20が接続され、該丸バネコイル20は4個の滑車21
の組み合うワイヤロープ22に接続されている。
次に、上記葉たばこ揺動装置の作用について説明す
る。
る。
葉たばこ乾燥中、懸架葉たばこ群の葉たばこAにムレ
が生じる恐れがある場合には、葉たばこ揺動装置のスイ
ッチを入れる。
が生じる恐れがある場合には、葉たばこ揺動装置のスイ
ッチを入れる。
すると、電源であるバッテリー18から供給される電気
により、モータ16が作動する。
により、モータ16が作動する。
該モータ16が作動すると、連結棒15が振子棒14を左右
に揺動させる。
に揺動させる。
該振子棒14が左右に揺動すると、連結紐13を介して揺
動板12が左右に動き、揺動板12が左右に動くと、引っか
け部12aにより吊持具11も左右に引っ張られて、該吊持
具11に吊り下げられている葉たばこAも揺動する。
動板12が左右に動き、揺動板12が左右に動くと、引っか
け部12aにより吊持具11も左右に引っ張られて、該吊持
具11に吊り下げられている葉たばこAも揺動する。
揺動板12の動きは、連結紐19と丸バネコイル20を介し
て、滑車21の組み合うワイヤロープ22に伝えられるの
で、揺動はスムーズになる。
て、滑車21の組み合うワイヤロープ22に伝えられるの
で、揺動はスムーズになる。
葉たばこAが揺動すると、密接した各葉たばこA間に
間隙が生じると共に、葉たばこ自体の揺れによって風が
発生する。
間隙が生じると共に、葉たばこ自体の揺れによって風が
発生する。
そのため、特に各連内側の葉たばこのムレが防止さ
れ、懸架した葉たばこ群全体について、均一に乾燥され
た良質の葉たばこを得ることができる。
れ、懸架した葉たばこ群全体について、均一に乾燥され
た良質の葉たばこを得ることができる。
上記装置は、動力にバッテリーを用いているので電気
設備のないところでも使用することができ、設備が簡単
で比較的安価に製造することができる。
設備のないところでも使用することができ、設備が簡単
で比較的安価に製造することができる。
(c)第3実施例(第3図参照) 第3図は、本発明に係る装置の第3実施例を示す概略
図である。
図である。
図中、31は葉たばこ乾燥室内に設けられた吊持具で、
該吊持具31は、吊板31a上にキャリア台車31bを固定し、
その上部にベニヤ板により形成した水平移動板31cを置
き、その下部に幹干ステッキ31dを吊り下げたものであ
る。
該吊持具31は、吊板31a上にキャリア台車31bを固定し、
その上部にベニヤ板により形成した水平移動板31cを置
き、その下部に幹干ステッキ31dを吊り下げたものであ
る。
該吊持具31の幹干ステッキ31dには、葉たばこAが吊
り下げられている。
り下げられている。
水平移動板31cには、ワイヤロープ32を介して丸バネ
コイル33が接続されている。
コイル33が接続されている。
また、水平移動板31cの他方には滑車34aが取り付けら
れ、該滑車34aには、滑車34bと滑車34cとも組み合う細
紐状の連結紐35が組み合わせられている。
れ、該滑車34aには、滑車34bと滑車34cとも組み合う細
紐状の連結紐35が組み合わせられている。
連結紐35は振子棒36に連結され、該振子棒36の基端側
には連結棒37が連結されている。
には連結棒37が連結されている。
連結棒37はモータ38に接続され、該モータ38は電源コ
ード39によって充電器40に接続されている。
ード39によって充電器40に接続されている。
該モータ38には、例えば、自動車のワイパーモータ等
を利用することができる。
を利用することができる。
次に、上記葉たばこ揺動装置の作用について説明す
る。
る。
葉たばこ乾燥中、懸架葉たばこ群の葉たばこAにムレ
が生じる恐れがある場合には、葉たばこ揺動装置のスイ
ッチを入れる。
が生じる恐れがある場合には、葉たばこ揺動装置のスイ
ッチを入れる。
すると、電源である充電器40から電源コード39を介し
て供給される電気により、モータ38が作動する。
て供給される電気により、モータ38が作動する。
該モータ38が作動すると、連結棒37によって振子棒36
が左右に動く。
が左右に動く。
振子棒36が左右に動くと、滑車34b,滑車34cとも組み
合う連結紐35が、滑車34aを介して吊持具31の水平移動
板31cを左右に揺動させる。
合う連結紐35が、滑車34aを介して吊持具31の水平移動
板31cを左右に揺動させる。
水平移動板31cが揺動すると、吊持具31自体も揺動す
ることになり、キャリア台車31bを介して吊板31aと共に
幹干ステッキ31dも揺動し、該幹干ステッキ31dに吊り下
げられている葉たばこAも揺動することになる。。
ることになり、キャリア台車31bを介して吊板31aと共に
幹干ステッキ31dも揺動し、該幹干ステッキ31dに吊り下
げられている葉たばこAも揺動することになる。。
この場合、滑車34a,34b,34cを用いているので、揺動
はスムーズに行なわれる。
はスムーズに行なわれる。
葉たばこAが揺動すると、密接した各葉たばこA間に
間隙が生じると共に、葉たばこA自体の揺れによって風
が発生する。
間隙が生じると共に、葉たばこA自体の揺れによって風
が発生する。
そのため、特に各連内側の葉たばこのムレが防止さ
れ、懸架した葉たばこ群全体について、均一に乾燥した
良質の葉たばこを得ることができる。
れ、懸架した葉たばこ群全体について、均一に乾燥した
良質の葉たばこを得ることができる。
上記装置は、幹干しなど重量のあるものでも容易に揺
動させることができる。
動させることができる。
本発明は以上説明した通り、葉たばこを乾燥させる際
に葉たばこを揺動させるので、葉たばこ全体の乾燥を均
一且つ充分に行なうことができ、良質な葉たばこを得る
ことができる。
に葉たばこを揺動させるので、葉たばこ全体の乾燥を均
一且つ充分に行なうことができ、良質な葉たばこを得る
ことができる。
第1図:本発明に係る装置の第1実施例を示す概略図で
ある。 第2図:本発明に係る装置の第2実施例を示す概略図で
ある。 第3図:本発明に係る装置の第3実施例を示す概略図で
ある。 A……葉たばこ、1……吊持具 3……揺動板、3a……引っかけ部 5……連結板、7……モータ 11……吊持具、12……揺動板 12a……引っかけ部、16……モータ 20……丸バネコイル、21……滑車 22……ワイヤロープ、31……吊持具 31a……吊板、31b……キャリア台車 31c……水平移動板、31d……幹干ステッキ 32……ワイヤロープ、33……丸バネコイル 34a,34b,34c……滑車 38……モータ
ある。 第2図:本発明に係る装置の第2実施例を示す概略図で
ある。 第3図:本発明に係る装置の第3実施例を示す概略図で
ある。 A……葉たばこ、1……吊持具 3……揺動板、3a……引っかけ部 5……連結板、7……モータ 11……吊持具、12……揺動板 12a……引っかけ部、16……モータ 20……丸バネコイル、21……滑車 22……ワイヤロープ、31……吊持具 31a……吊板、31b……キャリア台車 31c……水平移動板、31d……幹干ステッキ 32……ワイヤロープ、33……丸バネコイル 34a,34b,34c……滑車 38……モータ
Claims (4)
- 【請求項1】吊持具に葉たばこを懸架して葉たばこ乾燥
を行なう際、乾燥状態によって葉たばこ揺動させて乾燥
させる、葉たばこ乾燥方法。 - 【請求項2】揺動発生手段と、揺動伝達手段と、吊持具
への引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板で吊
持具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置。 - 【請求項3】揺動発生手段と、揺動伝達手段と、吊持具
への引っかけ部を有する揺動板とを備え、該揺動板に、
弾性体を介して滑車と組み合う紐状物を接続し、該揺動
板で吊持具を揺動するようにした、葉たばこ揺動装置。 - 【請求項4】揺動発生手段と、滑車と組み合う紐状物を
有する揺動伝達手段と、水平移動板と吊具が取り付けら
れた吊板との間にキャリア台車を組み合わせた吊持具と
を備え、吊持具の水平移動板に滑車を取り付け、該滑車
を介して吊持具と揺動伝達手段とを連結し、該吊持具を
揺動するようにした、葉たばこ揺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24645489A JP2925593B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24645489A JP2925593B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112476A JPH03112476A (ja) | 1991-05-14 |
JP2925593B2 true JP2925593B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17148673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24645489A Expired - Lifetime JP2925593B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 葉たばこ乾燥方法及び葉たばこ揺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925593B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104413541A (zh) * | 2013-09-09 | 2015-03-18 | 尹传锋 | 移动挂式烤烟架 |
CN107041566A (zh) * | 2017-04-06 | 2017-08-15 | 安徽省农业科学院烟草研究所 | 一种烤烟散叶插扦烘烤装烟设备 |
CN110140989A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-20 | 贵州大学 | 一种可移动调节式的烤烟房 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24645489A patent/JP2925593B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104413541A (zh) * | 2013-09-09 | 2015-03-18 | 尹传锋 | 移动挂式烤烟架 |
CN107041566A (zh) * | 2017-04-06 | 2017-08-15 | 安徽省农业科学院烟草研究所 | 一种烤烟散叶插扦烘烤装烟设备 |
CN107041566B (zh) * | 2017-04-06 | 2018-05-11 | 安徽省农业科学院烟草研究所 | 一种烤烟散叶插扦烘烤装烟设备 |
CN110140989A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-20 | 贵州大学 | 一种可移动调节式的烤烟房 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03112476A (ja) | 1991-05-14 |
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