JP2924667B2 - 水浄化装置 - Google Patents

水浄化装置

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JP2924667B2
JP2924667B2 JP6258130A JP25813094A JP2924667B2 JP 2924667 B2 JP2924667 B2 JP 2924667B2 JP 6258130 A JP6258130 A JP 6258130A JP 25813094 A JP25813094 A JP 25813094A JP 2924667 B2 JP2924667 B2 JP 2924667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流水及び水槽水の微生
物、有機物、無機物等の懸濁物を除去する機能を付与し
た家庭用または業務用の水浄化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の水浄化装置は図6に示す様な微生
物の働きを利用して浄化を行う構成のものと、図7に示
すような微生物の働きを利用せず化学的に浄化する構成
のものがあった。
【0003】微生物の働きを利用して風呂水の浄化を行
う構成の水浄化装置では、図6に示すように、水槽1
と、水槽1内の水を循環させる循環ポンプ2と、濾過手
段3と、加熱手段4と、殺菌装置5と三方弁6、7、
8、と二方弁9、10が循環流路に配置された構成とな
っている。濾過手段3の内部には微生物の担体となる濾
材11を備えている。水槽1内の水は循環ポンプ2によ
って三方弁6を通過し、循環ポンプ2に入り、三方弁7
を通って濾過手段3に送り込まれる。濾過手段3内で
は、表面に微生物が繁殖した濾材11によって、懸濁物
質を除去及び水中の有機物分解が行われる。その後、殺
菌手段5で殺菌され、加熱手段4で水の保温が行われ、
二方弁9を通って水槽1に戻るというものであった(例
えば、特開平5−293485号公報)。
【0004】また、微生物の働きを利用せず化学的に浄
化する構成の水浄化装置では、図7に示すように、水槽
12と、水槽12内の水を循環させる循環ポンプ13
と、内部に濾材14と濾材支持板15を備えた濾過手段
16と、オゾン発生装置17と三方弁18、19、二方
弁20からなる構成で、水槽12内の水は循環ポンプ1
3によって、三方弁18を通過し、濾過手段16に送り
込まれ、オゾン発生装置17から発生したオゾンによっ
て殺菌及び有機物の分解が行われ、湯垢等の大きい懸濁
物は濾材14で除去される。その後、三方弁19を通過
して、水槽12に戻るというものであった(例えば、実
開昭63ー136714号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では下記の課題があった。
【0006】(1)微生物の働きにより水中の懸濁物質
の除去を行う構成では、十分な浄化能力が得れるまでに
時間がかかる。
【0007】(2)微生物の働きにより水中の懸濁物質
の除去を行う構成では、微生物を死滅させず、かつ微生
物の活性を一定に保つために保温が必要である。
【0008】(3)微生物の働きにより水中の懸濁物質
の除去を行う構成では、一旦濾材を洗浄すると、再度懸
濁物質の除去性能、有機物質の分解活性が得られるまで
に、時間がかかる。
【0009】(4)微生物の働きにより水中の懸濁物質
の除去を行う構成では、入浴者が抗生物質を飲用してい
る場合、微生物が死滅し、十分な懸濁物質の除去性能が
得られないという問題があった。
【0010】これらの課題を解決するものとして、微生
物の働きを利用せず、物理的、化学的な働きで懸濁物質
とを分解するという構成のものが従来例に示す通りあっ
たが、これには以下の様な課題があった。
【0011】(1)濾過手段内の濾材部分の開孔径より
も大きな懸濁物質は除去できるが、開孔径よりも小さな
懸濁物質は濾過できない。
【0012】そこで本発明は上記課題を解決するもの
で、濾材の開孔径よりも小さい懸濁物質を除去でき、迅
速かつ安定した濾過性能を有する水浄化装置を提供する
ことを目的とした。
【0013】また、本発明は、水温の変動に影響を受け
ず、安定した濾過性能を有する水浄化装置を提供するこ
とを目的とした。
【0014】また、本発明は、水質の変動に影響を受け
ず、安定した濾過性能を有する水浄化装置を提供するこ
とを目的とした。
【0015】さらに、本発明は、浄化性能がきわめて高
い水浄化装置を提供することを目的とした。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するため、水の流路に設けられ、水中の懸濁物質
の凝集を行う凝集手段と、前記凝集手段の下流方向に設
けられ、水中の懸濁物質を濾過除去する濾過手段を備
え、前記凝集手段は、少なくとも一方がアルミニウムか
らなっていて電気分解により電極間の水中にアルミニウ
ムイオンを溶出し、水酸化アルミニウムを生成する少な
くとも一対の電極を備え、前記濾過手段は、内部に濾材
を備え、前記濾材上にケーク層を形成する構成とした
のである。
【0017】
【作用】本発明は上記構成により以下の作用を得ること
ができる。
【0018】まず本発明は、電気分解により水中にアル
ミニウムイオンが溶出し、水酸化アルミニウムを生成す
る。この水酸化アルミニウムは水中の懸濁物質と反対の
電荷に帯電しており、水中の懸濁物質同士を架橋するこ
とによって懸濁物質の粒径を大きくする。すなわち、凝
集により粒径の小さな懸濁物質同士を吸着させ粒径の大
きい懸濁物質に変える。そして凝集手段を通過した水が
濾材の表面に流れ込んでその表面にケーク層を形成す
る。したがってこれらの作用によって、濾材の開孔径よ
り小さな懸濁物質を迅速に除去可能となる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。
【0020】以下、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0021】図1において、21は浴槽で、浴槽21内
の水を循環ポンプ22で循環させる。23はpH調節手
段で、24は凝集装置でアルミニウムイオンが溶出す
る。水中の懸濁物質を凝集する。25は濾過手段で浴槽
1の内部の水を濾過し、水中の懸濁物質を除去する。こ
の濾過手段25の内部には濾材26と濾材26を支持す
る濾材支持板27が備えられている。28は殺菌手段の
紫外線ランプである。29は加熱手段の電気ヒーター
で、30は流路、31は水の流れを示す矢印である。
【0022】第1の発明に対応する動作を説明すると、
電気ヒーター29によって一定の温度に保たれた浴槽2
1内の水は循環ポンプ22によって流路30に送り込ま
れ、pH調節手段23を通過し、その後、凝集手段24
に送り込まれる。凝集手段24でアルミニウムイオンが
加えられ、水酸化アルミニウムが生成する。水酸化アル
ミニウムは正に帯電しており、水の中の細菌、湯垢等の
負に帯電した懸濁物質と電気的に吸着が起こり、懸濁物
質の粒径が大きくなる。温度が電気ヒーターによって常
時38度に保たれているので、温度が低下することによ
って、水中に溶かし込んだアルミニウムイオンが水中の
硫酸イオン等と反応して硫酸アルミニウムとして析出す
ることがない。また、冬季などに水温が下がり、水酸化
アルミニウムの生成速度が遅くなるということもない。
【0023】このように、粒径の大きくなった懸濁物質
を含んだ水が濾過手段25に入り、濾材26によって濾
過される。濾過手段25で濾過された水は紫外線ランプ
によって水中の細菌、黴等の微生物の殺菌が行われ、再
度浴槽21内に戻る。
【0024】なお、温度を一定範囲内に保つにあたって
は、浴槽水中に溶解しているアルミニウムが結晶になっ
て析出しない範囲、つまり4℃以上100℃以下である
必要があり、生成した水酸化アルミニウムと水中の懸濁
物質が反応してできた凝集塊が崩壊しない範囲、つまり
80℃以下である必要があるので、温度範囲を4℃〜8
0℃がよい。その中でも風呂水の浄化に用いるには35
℃〜42℃の範囲がよい。
【0025】次に第2の発明に対応した動作を説明する
と、循環ポンプ22によって浴槽21内の水は流路30
に送り込まれ、pH調節手段を通って凝集手段24に入
る。凝集手段24によって、水中の懸濁物質は凝集され
て、粒径が大きくなる。その後、浴槽内の水は濾過装置
25で濾材26部分の開孔径以上の懸濁物質が除去され
る。濾過手段25で除去できなかった懸濁物質は、殺菌
手段28、加熱手段29を通過して、再度浴槽21に戻
る。浴槽21に戻った水は、再度循環ポンプ22によっ
て流路におくりこまれ、凝集手段で再度凝集され、濾過
手段25で濾過される。この課程によって、浴槽21内
の水が凝集・濾過を繰り返し懸濁物質を除去する。
【0026】なお、特有の効果として、(1)循環流路
に凝集手段を備え、濾過手段で濾過しているので、懸濁
物を沈澱させなくてもよい。よって、沈澱層を必要とし
ない。(2)浴槽を凝集させる場所に使うことができ
る。
【0027】次に第3の発明に対応する動作を説明する
と、凝集手段としてアルミニウムイオンを溶出する構成
の場合、浴槽21内の水の水素イオン濃度(pH)がア
ルカリ側、酸性側のどちらかに傾くと、凝集効果を持つ
水酸化アルミニウムが生成しなくなり、十分な凝集効果
が得られなくなる。そこで、pH調節手段23によっ
て、浴槽内のpHを常に中性付近(pH6〜8)に保つ
ことで、つねに一定の水酸化アルミニウムが生成でき、
一定の凝集効果が得られる。
【0028】なお、pH調節手段としては、ソーダ類、
石灰石、石灰類、酸、などを添加してもよい。
【0029】次に、第4の発明に対応した動作を説明す
ると、循環してきた浴槽21内の水に凝集手段24から
アルミニウムを溶出すると、水酸化アルミニウムが生成
し、水中の懸濁物質を凝集し、そのすぐ後で濾過するこ
とができる。よって、濾過手段25内の濾材26の上に
ケーク層を早期に成長させることができる。
【0030】次に、第5の発明に対応した第2の一実施
例を図2に基づいて説明する。図2において、32は浴
槽で、浴槽32内の水を循環ポンプ33で循環させる。
34はpH調節手段で、35は殺菌手段の紫外線ランプ
である。36は濾過手段で、内部に濾材37と濾材支持
板38を備えている。39は凝集手段で、40は加熱手
段の電気ヒーターで、41は流路で、42は流れを示す
矢印である。
【0031】動作を説明すると、濾過手段36を通過し
た水は凝集手段39に入る。凝集手段39で、アルミニ
ウムイオンが水に溶出し、水酸化アルミニウムを生成す
る。その後、浴槽32に戻る。浴槽32内で水酸化アル
ミニウムと懸濁物質とが十分に反応し、懸濁物質の粒径
が大きくなった後、濾過手段36に入り懸濁物質が除去
される。
【0032】なお、浴槽32内の水中の懸濁物質の量が
少ないときや、凝集しにくい懸濁物質が多い場合には特
に凝集効果を向上させることができる。
【0033】なお、上記実施例では、浴槽内の水の中の
懸濁物質の凝集にアルミニウムイオンを溶出させる構成
としたが、例えば、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナト
リウム、アルミニウムみょうばん、ポリ塩化アルミニウ
ム及び金属アルミニウム等を用いてアルミニウムイオン
を溶出させる方法が考えられる。また、懸濁物質を凝集
できるものであれば、例えば、硫酸第一鉄、硫酸第二
鉄、塩化第二鉄、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、
炭酸カルシウム塩化コッパラス粘土、アルギン酸ソーダ
や、有機系の凝集剤、および超音波等を用いてもよい。
【0034】次に第6の発明に対応した第3の実施例を
図面に基づいて説明する。図3において、凝集装置43
はケーシング44と、粒径の違うペレット状に成型した
硫酸アルミニウム45と、ペレット状に成型した硫酸ア
ルミニウム45の配管への流出を抑える金網46からな
る。また、47は水の流れである。
【0035】上記構成で動作を説明すると、循環ポンプ
によって浴槽内の水が凝集装置43に送り込まれる。そ
こで浴槽の水とペレット状に成型した硫酸アルミニウム
45とが接触し、アルミニウムイオンを溶出し、水酸化
アルミニウムが生成し、懸濁物質が電気的に吸着し凝集
する。本実施例では、凝集装置43に充填するペレット
状に成型した硫酸アルミニウム45は粒径のことなるも
のを用いているので、水の抵抗が大きくなり、凝集手段
43での水の滞留時間が多くなる。よって、効果的にア
ルミニウムイオンを溶出させることができる。また、必
要量のアルミニウムイオンを一度に溶出させた場合と異
なり、水酸化アルミニウムが急激に生成し、浴槽内の水
の濁度が急上昇し、入浴者に不快感を与えることはな
い。
【0036】なお、本実施例では、ペレット状に成型し
た硫酸アルミニウムを用いたが、形状はペレット状でな
くともアルミニウムイオンを溶出できるものであればよ
い。
【0037】次に第7の発明に対応した第4の実施例を
図面に基づいて説明する。図4において、凝集手段48
はケーシング49と、アルミニウム電極50と、亜鉛電
極51で構成されている。50を陽極、51を陰極とし
て直流電流を通電している。52は水の流れである。
【0038】上記構成で動作を説明すると、浴槽内の水
は、循環ポンプによって凝集手段48に送り込まれる。
凝集手段48に入った水に陽極のアルミニウム電極50
からアルミニウムイオンが溶出し、水酸化アルミニウム
が生成する。その後、この水酸化アルミニウムと水中の
懸濁物質が電気的に吸着し、懸濁物質の粒径が大きくな
る。
【0039】なお、浴槽水の浄化を本実施例の構成で行
うと、水に電解質を加えなくとも入浴によって供給され
るので、電気分解が容易にでき、容易に水酸化アルミニ
ウムを生成することができるという効果がある。
【0040】また、本実施例では直流電流で行ったが、
両極の電極をアルミニウムにして交流電流でもよいし、
陰極にアルミニウム叉はその他の金属、導電体をもちい
てもよい。
【0041】次に第8の発明に対応する第5の実施例を
図5を参照して説明する。図5において53は浴槽で、
浴槽53内の水を循環ポンプ54で循環させる。55は
凝集装置でアルミニウムイオンが溶出する。水中の懸濁
物質を凝集する。56は濾過手段で浴槽1の内部の水を
濾過し、水中の懸濁物質を除去する。この濾過手段56
の内部には濾材57と濾材57を支持する濾材支持板5
8が備えられている。59は殺菌手段のオゾン発生装置
である。60は加熱手段の電気ヒーターで、61は浴槽
53内の水の流路である。62は水の流れを示す矢印で
ある。
【0042】動作を説明すると、電気ヒーター60によ
って一定の温度に保たれた浴槽53内の水は循環ポンプ
54によって凝集手段55に送り込まれる。凝集手段5
5でアルミニウムイオンが加えられ、水酸化アルミニウ
ムが生成する。水酸化アルミニウムは正に帯電してお
り、水の中の細菌、湯垢等の負に帯電した懸濁物質と電
気的に吸着が起こり、懸濁物質の粒径が大きくなる。水
槽53内の水はオゾン発生装置59によって水中に溶解
されたオゾンの酸化力によって、細菌の細胞が破壊され
て死滅する。よって、懸濁物質の増加を抑制することが
できる。
【0043】なお、殺菌手段にオゾン発生装置をもちい
ることにより、発生したオゾンにより、水中の有機物は
酸化され、懸濁物質の架橋機能が増加し、凝集効果を高
めるという効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水浄化装置
は以下のような効果を得ることができる。
【0045】(1)凝集手段で凝集した懸濁物質を下流
の濾過手段により濾過することで、小さな懸濁物質も凝
集させて迅速に濾過除去できる。
【0046】(2)濾材の上にケーク層を形成している
ので、濾材の開孔径より小さな懸濁物質をこのケーク層
でも捕捉除去することになり、このケーク層の捕捉効果
も加わって懸濁物質の除去が迅速に行える。
【0047】(3)水温制御装置で水の温度を4℃以上
8℃以下に制御しているので、懸濁物質を凝集する水酸
化アルミニウムを常時必要な量供給することができる上
に水酸化アルミニウムの結晶化や生成速度の遅れまたは
懸濁物質の崩壊を防ぐことができ、懸濁物質の除去が安
定して行える。
【0048】(4)pH調節手段により水のpHを一定
に保つことで、水質の変動に影響を受けず、安定した濾
過性能を有することができる。
【0049】(5)殺菌手段を設けたことで、水中の細
菌を死滅させ、懸濁物質の増加を抑制することが可能と
なり浄化能力を極めて高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における水浄化装置の構
成図
【図2】本発明の第2の実施例における水浄化装置の構
成図
【図3】本発明の第3の実施例における水浄化装置の凝
集手段の構成図
【図4】本発明の第4の実施例における水浄化装置の凝
集手段の構成図
【図5】本発明の第5の実施例における水浄化装置の凝
集手段の構成図
【図6】従来の水浄化装置の構成図
【図7】従来の他の水浄化装置の構成図
【符号の説明】
21 浴槽 22 循環ポンプ 23 pH調節手段 24 凝集手段 25 濾過手段 29 加熱手段 30 流路 32 浴槽 33 循環ポンプ 34 pH調節手段 36 濾過手段 39 凝集手段 40 加熱手段 41 流路 45 ペレット状に成型した硫酸アルミニウム 50 アルミニウム電極 46 濾過手段 55 凝集手段 56 濾過装置 59 オゾン発生装置 60 電気ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/465 C02F 1/46 102 1/52 (56)参考文献 特開 昭56−21684(JP,A) 特開 平5−269319(JP,A) 特開 昭49−32462(JP,A) 特開 昭62−191012(JP,A) 特開 平5−92104(JP,A) 特開 平6−71112(JP,A) 特開 平7−251158(JP,A) 特開 平7−308527(JP,A) 特公 平2−12124(JP,B2) 特公 昭33−5291(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/00 - 9/00 B01D 21/01 B01D 35/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水の流路に設けられ、水中の懸濁物質の凝
    集を行う凝集手段と、前記凝集手段の下流方向に設けら
    れ、水中の懸濁物質を濾過除去する濾過手段を備え、前
    記凝集手段は、少なくとも一方がアルミニウムからなっ
    ていて電気分解により電極間の水中にアルミニウムイオ
    ンを溶出し、水酸化アルミニウムを生成する少なくとも
    一対の電極を備え、前記濾過手段は、内部に濾材を備
    、前記濾材上にケーク層を形成する構成とした水浄化
    装置。
  2. 【請求項2】水の温度を常に4℃以上80℃以下になる
    ように制御する水温制御手段を備えた請求項1記載の水
    浄化装置。
  3. 【請求項3】水の水素イオン濃度をpH6から8に保つ
    pH調節手段を備えた請求項1記載の水浄化装置。
  4. 【請求項4】水の殺菌を行う殺菌手段を備えた請求項1
    記載の水浄化装置。
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CN113336372B (zh) * 2021-06-17 2022-08-16 桂林理工大学 一种生活污水净化处理装置及方法

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