JP2923115B2 - 水中翼艇の制御装置 - Google Patents
水中翼艇の制御装置Info
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 230000017105 transposition Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
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- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中翼により発生する
力によって艇体を浮上させる水中翼艇の制御装置に関す
る。
力によって艇体を浮上させる水中翼艇の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水中翼艇は、艇に装備した水中翼の揚力
で浮上して航走する機能を有している。しかし、従来の
水中翼艇においては、水中翼の制御により効果的に艇の
運動をコントロールするようにしたものが未だ実用化さ
れていない。
で浮上して航走する機能を有している。しかし、従来の
水中翼艇においては、水中翼の制御により効果的に艇の
運動をコントロールするようにしたものが未だ実用化さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の水
中翼艇は、水中翼の揚力で浮上して航走する機能を有し
ているが、効果的に水中翼を制御して艇の運動をコント
ロールできるものがなく、艇体姿勢制御系の信頼性及び
安定性が充分でないという問題があった。
中翼艇は、水中翼の揚力で浮上して航走する機能を有し
ているが、効果的に水中翼を制御して艇の運動をコント
ロールできるものがなく、艇体姿勢制御系の信頼性及び
安定性が充分でないという問題があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、目標設定値に良好に追従可能な水中翼艇運動を実現
できると共に、外乱に対して非常に高い抑制効果を得る
ことができ、安定航走が可能な水中翼艇の制御装置を提
供することを目的とする。
で、目標設定値に良好に追従可能な水中翼艇運動を実現
できると共に、外乱に対して非常に高い抑制効果を得る
ことができ、安定航走が可能な水中翼艇の制御装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水中翼に複数
のラダー及びフラップを備え、水中翼の揚力で浮上して
航走する水中翼艇において、艇の各種運動成分であるス
ウェイング量、スウェイング速度、ローリング量、ロー
リング速度、ヨーイング量、ヨーイング速度を検出する
検出器と、この検出器により検出された各種運動成分の
中から目標設定値であるヒービング量、ピッチング量、
ローリング量、ヨーイング量に対応する運動成分を選択
して出力する手段と、この手段により選択された出力値
と目標設定値との偏差を求める第1の減算手段と、この
減算手段により求めた偏差値を積分する積分要素と、こ
の積分要素の出力値に所定のゲインを乗算する前向き補
償ゲインと、上記検出器から出力される検出値に所定の
ゲインを乗算するフィードバックゲインと、このフィー
ドバックゲインの出力値と上記前向き補償ゲインの出力
値との間の偏差を求め、上記水中翼艇のラダー及びフラ
ップを1つのマトリックス演算により一括制御する操作
制御量として出力する第2の減算手段と、この第2の減
算手段から出力される一括操作制御量に従って上記水中
翼のフラップ角及びラダー角を制御する手段とを備えた
ことを特徴とする。
のラダー及びフラップを備え、水中翼の揚力で浮上して
航走する水中翼艇において、艇の各種運動成分であるス
ウェイング量、スウェイング速度、ローリング量、ロー
リング速度、ヨーイング量、ヨーイング速度を検出する
検出器と、この検出器により検出された各種運動成分の
中から目標設定値であるヒービング量、ピッチング量、
ローリング量、ヨーイング量に対応する運動成分を選択
して出力する手段と、この手段により選択された出力値
と目標設定値との偏差を求める第1の減算手段と、この
減算手段により求めた偏差値を積分する積分要素と、こ
の積分要素の出力値に所定のゲインを乗算する前向き補
償ゲインと、上記検出器から出力される検出値に所定の
ゲインを乗算するフィードバックゲインと、このフィー
ドバックゲインの出力値と上記前向き補償ゲインの出力
値との間の偏差を求め、上記水中翼艇のラダー及びフラ
ップを1つのマトリックス演算により一括制御する操作
制御量として出力する第2の減算手段と、この第2の減
算手段から出力される一括操作制御量に従って上記水中
翼のフラップ角及びラダー角を制御する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】操舵操作に応じて目標設定値が与えられると、
この目標設定値と検出器により検出された各種運動成分
中の対応成分との偏差が求められる。この偏差は積分要
素で積分された後、前向き補償ゲインKerが乗算され
る。また、検出器により検出された各種運動成分に対し
てフィードバックゲインKxが乗算され、上記前向き補
償ゲインの乗算出力との偏差が求められ、操作制御量と
して駆動装置へ送られる。この駆動装置は、上記操作制
御量に基づいて水中翼のフラップ及びラダーの角度を調
整し、水中翼艇を安定した状態に保って航走させる。
この目標設定値と検出器により検出された各種運動成分
中の対応成分との偏差が求められる。この偏差は積分要
素で積分された後、前向き補償ゲインKerが乗算され
る。また、検出器により検出された各種運動成分に対し
てフィードバックゲインKxが乗算され、上記前向き補
償ゲインの乗算出力との偏差が求められ、操作制御量と
して駆動装置へ送られる。この駆動装置は、上記操作制
御量に基づいて水中翼のフラップ及びラダーの角度を調
整し、水中翼艇を安定した状態に保って航走させる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0008】図2は水中翼艇における水中翼部分の概略
構成を説明するための斜視図である。同図において、1
は水中翼艇で、その下側には前部水中翼2及び後部水中
翼3が設けられる。前部水中翼2は、進行方向に対して
左右に設けられる垂直翼4と、この各垂直翼4の下端部
に固定される水平翼5により構成される。上記垂直翼4
には、後部側にそれぞれラダー6が回動可能に設けられ
る。また、水平翼5には、それぞれ後部側に前部フラッ
プ7が回動可能に設けられる。
構成を説明するための斜視図である。同図において、1
は水中翼艇で、その下側には前部水中翼2及び後部水中
翼3が設けられる。前部水中翼2は、進行方向に対して
左右に設けられる垂直翼4と、この各垂直翼4の下端部
に固定される水平翼5により構成される。上記垂直翼4
には、後部側にそれぞれラダー6が回動可能に設けられ
る。また、水平翼5には、それぞれ後部側に前部フラッ
プ7が回動可能に設けられる。
【0009】一方、後部水中翼3は、前部水中翼2と同
様に左右に設けられる垂直翼8とこの垂直翼8の下端部
に固定される水平翼9により構成され、この各水平翼9
に後部フラップ10が回動可能に設けられる。
様に左右に設けられる垂直翼8とこの垂直翼8の下端部
に固定される水平翼9により構成され、この各水平翼9
に後部フラップ10が回動可能に設けられる。
【0010】上記水中翼艇1には、運動成分を検出する
各種センサが設けられており、ヒービング(Heaving )
量Z、ヒービング速度Z′、ピッチング(Pitching)量
θ、ピッチング速度θ′、スウェイング(Swaying )量
y、スウェイング速度y′、ローリング(Rolling )量
φ、ローリング速度φ′、ヨーイング(Yawing)量ψ、
ヨーイング速度ψ′等を検出し、指令値及び上記検出値
に基づいて上記ラダー6、前部フラップ7、後部フラッ
プ10を制御する。
各種センサが設けられており、ヒービング(Heaving )
量Z、ヒービング速度Z′、ピッチング(Pitching)量
θ、ピッチング速度θ′、スウェイング(Swaying )量
y、スウェイング速度y′、ローリング(Rolling )量
φ、ローリング速度φ′、ヨーイング(Yawing)量ψ、
ヨーイング速度ψ′等を検出し、指令値及び上記検出値
に基づいて上記ラダー6、前部フラップ7、後部フラッ
プ10を制御する。
【0011】また、図2及び図3(a)〜(c)に、前
部水中翼2及び後部水中翼3におけるラダー6、前部フ
ラップ7、後部フラップ10等の位置、角度の座標系
(座標軸x,y,z、右手系、角度軸右捩子方向)を示
す。同図において、11は水中翼艇1の重心であり、こ
の重心11を基準とする水平方向(進行方向)の座標軸
x、垂直方向の座標軸z、これらの軸x,zに直交する
座標軸yを示している。また、図中に示されるRLはラダ
ー6(左)、RRはラダー6(右)、δFLは前部フラップ
7(左)、FRは前部フラップ7(右)、ALは後部フラッ
プ10(左)、ARは後部フラップ10(右)との対応
関係を示している。
部水中翼2及び後部水中翼3におけるラダー6、前部フ
ラップ7、後部フラップ10等の位置、角度の座標系
(座標軸x,y,z、右手系、角度軸右捩子方向)を示
す。同図において、11は水中翼艇1の重心であり、こ
の重心11を基準とする水平方向(進行方向)の座標軸
x、垂直方向の座標軸z、これらの軸x,zに直交する
座標軸yを示している。また、図中に示されるRLはラダ
ー6(左)、RRはラダー6(右)、δFLは前部フラップ
7(左)、FRは前部フラップ7(右)、ALは後部フラッ
プ10(左)、ARは後部フラップ10(右)との対応
関係を示している。
【0012】次に指令値及び各センサ検出値に基づいて
ラダー6、前部フラップ7、後部フラップ10を制御す
る制御装置の構成について図1により説明する。同図に
示すように操舵操作により目標設定値r(r=
(Z* 、θ* 、φ* 、ψ* )T )(Tは転置を示す)
が与えられる。この目標設定値rは、減算器21に入力
され、水中翼艇1の運動成分出力値Z、θ、φ、ψとの
偏差が求められ、その偏差値Yeが積分要素22に入力
される。この積分要素22の積分出力値は、前向き補償
ゲイン23に入力されてゲインKerが乗算され、減算
器24を介して操作制御量uとして駆動装置25に入力
される。上記操作制御量uは、δRL(ラダー6左)、δ
RR(ラダー6右)、δFL(前部フラップ7左)、δFR
(前部フラップ7右)、δAL(後部フラップ10左)、
δAR(後部フラップ10右)の操舵角を含んでいる。
ラダー6、前部フラップ7、後部フラップ10を制御す
る制御装置の構成について図1により説明する。同図に
示すように操舵操作により目標設定値r(r=
(Z* 、θ* 、φ* 、ψ* )T )(Tは転置を示す)
が与えられる。この目標設定値rは、減算器21に入力
され、水中翼艇1の運動成分出力値Z、θ、φ、ψとの
偏差が求められ、その偏差値Yeが積分要素22に入力
される。この積分要素22の積分出力値は、前向き補償
ゲイン23に入力されてゲインKerが乗算され、減算
器24を介して操作制御量uとして駆動装置25に入力
される。上記操作制御量uは、δRL(ラダー6左)、δ
RR(ラダー6右)、δFL(前部フラップ7左)、δFR
(前部フラップ7右)、δAL(後部フラップ10左)、
δAR(後部フラップ10右)の操舵角を含んでいる。
【0013】駆動装置25は、操作制御量uに基づいて
水中翼艇1におけるラダー6、前部フラップ7、後部フ
ラップ10を駆動する。この駆動に伴う水中翼艇1の運
動成分、つまり、ヒービング量Z、ヒービング速度
Z′、ピッチング量θ、ピッチング速度θ′、スウェイ
ング量y、スウェイング速度y′、ローリング量φ、ロ
ーリング速度φ′、ヨーイング量ψ、ヨーイング速度
ψ′が検出器27によって検出され、その検出値Xpが
フィードバックゲイン28に送られ、ゲインKxが乗算
されて減算器24の−端子にフィードバックされる。ま
た、上記検出器27の検出値Xpは、出力値選択回路2
9に送られて目標設定値rに対応する運動成分出力値
Z、θ、φ、ψが選択され、減算器21の−端子にフィ
ードバックされる。次に上記駆動装置25に対する操作
制御量uの決定方法、即ち前向き補償ゲイン23及びフ
ィードバックゲイン28のゲイン設定について説明す
る。制御対象を ^x′=Ap^x+Bp^u+Dp・d ・・・(1) とする。但し、検出量ベクトル ^x=(Z′,Z,θ′,θ,y′,y,φ′,φ,
ψ′,ψ)T Ap、Bp、Dp:制御対象を記述するマトリックス ^u=(δRL,δRR,δFL,δFR,δAL,δAR)T T:転置を表す ^:ベクトルを示す ′:時間微分値 上記(1)式において、Dp・dは、マトリックス演算
(掛け算)で得られる外乱を示している。上下変動を考
えた外乱の場合、Dpは Dp=(1000000000)T であり、dをスカラ(大きさa)とすれば、Dp・dは
水中翼艇1におけるラダー6、前部フラップ7、後部フ
ラップ10を駆動する。この駆動に伴う水中翼艇1の運
動成分、つまり、ヒービング量Z、ヒービング速度
Z′、ピッチング量θ、ピッチング速度θ′、スウェイ
ング量y、スウェイング速度y′、ローリング量φ、ロ
ーリング速度φ′、ヨーイング量ψ、ヨーイング速度
ψ′が検出器27によって検出され、その検出値Xpが
フィードバックゲイン28に送られ、ゲインKxが乗算
されて減算器24の−端子にフィードバックされる。ま
た、上記検出器27の検出値Xpは、出力値選択回路2
9に送られて目標設定値rに対応する運動成分出力値
Z、θ、φ、ψが選択され、減算器21の−端子にフィ
ードバックされる。次に上記駆動装置25に対する操作
制御量uの決定方法、即ち前向き補償ゲイン23及びフ
ィードバックゲイン28のゲイン設定について説明す
る。制御対象を ^x′=Ap^x+Bp^u+Dp・d ・・・(1) とする。但し、検出量ベクトル ^x=(Z′,Z,θ′,θ,y′,y,φ′,φ,
ψ′,ψ)T Ap、Bp、Dp:制御対象を記述するマトリックス ^u=(δRL,δRR,δFL,δFR,δAL,δAR)T T:転置を表す ^:ベクトルを示す ′:時間微分値 上記(1)式において、Dp・dは、マトリックス演算
(掛け算)で得られる外乱を示している。上下変動を考
えた外乱の場合、Dpは Dp=(1000000000)T であり、dをスカラ(大きさa)とすれば、Dp・dは
【0014】
【数1】 という演算となる。また、上記(1)式において、A
p、Bpは、 Ap=T-1A Bp=T-1B のマトリックス演算によって得られる。ここで、T-1は
Tの逆行列である。また、T-1A、T-1Bは、マトリッ
クス演算の掛け算である。上記T,A,Bの内部は、次
のようになっている。
p、Bpは、 Ap=T-1A Bp=T-1B のマトリックス演算によって得られる。ここで、T-1は
Tの逆行列である。また、T-1A、T-1Bは、マトリッ
クス演算の掛け算である。上記T,A,Bの内部は、次
のようになっている。
【0015】
【数2】
【0016】
【数3】
【0017】
【数4】 但し、 m :船体質量 my,mz:y軸、z軸方向付加質量 Ix ,Iy ,Iz :x,y,zまわり慣性モーメント Jx ,Jy ,Jz :x,y,zまわり付加慣性モーメン
ト Ixz,Jxz :ZX平面に関する慣性乗積,付加慣
性乗積 Uo :航行速度 Z,K,M,N :流体力係数(添字略) Zδ,Kδ,Mδ,Nδ:操舵力係数 δ1 ,δ2 (=δ1 ):前部フラップ δ3 ,δ4 (=δ3 ):後部フラップ δ5 ,δ6 (=δ5 ):ラダー
ト Ixz,Jxz :ZX平面に関する慣性乗積,付加慣
性乗積 Uo :航行速度 Z,K,M,N :流体力係数(添字略) Zδ,Kδ,Mδ,Nδ:操舵力係数 δ1 ,δ2 (=δ1 ):前部フラップ δ3 ,δ4 (=δ3 ):後部フラップ δ5 ,δ6 (=δ5 ):ラダー
【0018】上記のようにして操作制御量uが決定さ
れ、駆動装置25へ送られる。駆動装置25は、操作制
御量uに基づいて水中翼艇1におけるラダー6、前部フ
ラップ7、後部フラップ10を駆動する。この駆動に伴
う水中翼艇1の運動成分(Z′,Z,θ′,θ,y′,
y,φ′,φ,ψ′,ψ)が検出器27によって検出さ
れ、その検出値Xpが選択回路29に送られて目標設定
値rに対応する運動成分出力値Z、θ、φ、ψが選択さ
れる。この選択回路29の出力値Ypは、次式(2)に
示す ^Yp=Cp^x ・・・(2) 但し、Cp:出力値を定めるマトリックス ^Yp:(Z,θ,φ,ψ)T
れ、駆動装置25へ送られる。駆動装置25は、操作制
御量uに基づいて水中翼艇1におけるラダー6、前部フ
ラップ7、後部フラップ10を駆動する。この駆動に伴
う水中翼艇1の運動成分(Z′,Z,θ′,θ,y′,
y,φ′,φ,ψ′,ψ)が検出器27によって検出さ
れ、その検出値Xpが選択回路29に送られて目標設定
値rに対応する運動成分出力値Z、θ、φ、ψが選択さ
れる。この選択回路29の出力値Ypは、次式(2)に
示す ^Yp=Cp^x ・・・(2) 但し、Cp:出力値を定めるマトリックス ^Yp:(Z,θ,φ,ψ)T
【0019】の出力方程式により定める。そして、選択
回路29の出力値^Ypが減算回路21にフィードバッ
クされ、目標設定値ベクトル^rとの間の偏差^Yeが
求められる。この偏差^Yeは、 ^Ye=^r−^Yp ・・・(3) 但し、^r=(Z* ,θ* ,φ* ,ψ* )T そして、制御系構築のために次式 ^Z=(Z′,Z,θ′,θ,y′,y,φ′,φ,ψ′,ψ, Z* −Z,θ* −θ,φ* −φ,ψ* −ψ)T ・・・(4) により状態変数を求め、次式により拡大系状態方程式を
算出する。
回路29の出力値^Ypが減算回路21にフィードバッ
クされ、目標設定値ベクトル^rとの間の偏差^Yeが
求められる。この偏差^Yeは、 ^Ye=^r−^Yp ・・・(3) 但し、^r=(Z* ,θ* ,φ* ,ψ* )T そして、制御系構築のために次式 ^Z=(Z′,Z,θ′,θ,y′,y,φ′,φ,ψ′,ψ, Z* −Z,θ* −θ,φ* −φ,ψ* −ψ)T ・・・(4) により状態変数を求め、次式により拡大系状態方程式を
算出する。
【0020】
【数5】 と設定し、整理すると、 ^Z′=^Ae^Z+^Be^u′ ・・・(8) となる。制御系の評価関数を次に示す(9)〜(11)
式のように設定する。
式のように設定する。
【0021】
【数6】 但し、^Q:状態量重み、^R:操作量重み 制御入力は、(10),(11)式により決定する。
【0022】
【数7】 上記ゲイン^K(Kx ,Ker)は、(9)式におけるJ
を最小にするようにリカッチ(Riccati )の方程式を解
いて求める。
を最小にするようにリカッチ(Riccati )の方程式を解
いて求める。
【0023】
【数8】 上記のようにして図1における前向き補償ゲイン(Ke
r)23及びフィードバックゲイン(Kx)28を決定
する。
r)23及びフィードバックゲイン(Kx)28を決定
する。
【0024】図4(a),(b)及び図5(a),
(b)は、全長30m、重量120tonの水中翼艇に
おいて、40kn艇走時の目標設定値Z* ,θ* ,
φ* ,ψ* に対する運動成分Z(Heave ),θ(Pitch
),φ(Roll),ψ(Yaw )のステップ応答結果を示
したものである。同図から明らかなように、どの運動成
分も短時間に目標設定値Z* ,θ* ,φ* ,ψ* に追従
しており、水中翼艇1の運動の安定化が計られている。
(b)は、全長30m、重量120tonの水中翼艇に
おいて、40kn艇走時の目標設定値Z* ,θ* ,
φ* ,ψ* に対する運動成分Z(Heave ),θ(Pitch
),φ(Roll),ψ(Yaw )のステップ応答結果を示
したものである。同図から明らかなように、どの運動成
分も短時間に目標設定値Z* ,θ* ,φ* ,ψ* に追従
しており、水中翼艇1の運動の安定化が計られている。
【0025】図6は、外乱例えば波高1mの外乱を入力
した場合のヒービング応答結果を示したものである。同
図に示されるように本発明による水中翼艇の制御装置に
よれば、外乱に対する安定保持能力も優れている。
した場合のヒービング応答結果を示したものである。同
図に示されるように本発明による水中翼艇の制御装置に
よれば、外乱に対する安定保持能力も優れている。
【0026】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、目
標設定値に良好に追従可能な水中翼艇運動を実現でき、
且つ、外乱に対して非常に高い抑制効果が得られるもの
で、水中翼艇の安定航走が可能である。
標設定値に良好に追従可能な水中翼艇運動を実現でき、
且つ、外乱に対して非常に高い抑制効果が得られるもの
で、水中翼艇の安定航走が可能である。
【図1】本発明の一実施例に係る水中翼艇の制御装置の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】水中翼艇を概略的に示す斜視図。
【図3】水中翼艇の座標系を示す図。
【図4】目標設定値Z* ,θ* に対する運動成分Z,θ
のステップ応答結果を示す図。
のステップ応答結果を示す図。
【図5】目標設定値φ* ,ψ* に対する運動成分φ,ψ
のステップ応答結果を示す図。
のステップ応答結果を示す図。
【図6】外乱に対するヒービング応答結果を示す図。
1…水中翼艇、2…前部水中翼、3…後部水中翼、4,
8…垂直翼、5,9…水平翼、6…ラダー、7…前部フ
ラップ、10…後部フラップ、11…重心、22…積分
要素、23…前向き補償ゲイン、25…駆動装置、27
…検出器、28…フィードバックゲイン、29…出力値
選択回路。
8…垂直翼、5,9…水平翼、6…ラダー、7…前部フ
ラップ、10…後部フラップ、11…重心、22…積分
要素、23…前向き補償ゲイン、25…駆動装置、27
…検出器、28…フィードバックゲイン、29…出力値
選択回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−160679(JP,A) 制御工学ハンドブック編集委員会編 「制御工学ハンドブック」初版、日本、 朝倉書店、昭和39年7月20日、192頁〜 199頁 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 1/28
Claims (1)
- 【請求項1】 水中翼に複数のラダー及びフラップを備
え、水中翼の揚力で浮上して航走する水中翼艇におい
て、艇の各種運動成分であるスウェイング量、スウェイ
ング速度、ローリング量、ローリング速度、ヨーイング
量、ヨーイング速度を検出する検出器と、この検出器に
より検出された各種運動成分の中から目標設定値である
ヒービング量、ピッチング量、ローリング量、ヨーイン
グ量に対応する運動成分を選択して出力する手段と、こ
の手段により選択された出力値と目標設定値との偏差を
求める第1の減算手段と、この減算手段により求めた偏
差値を積分する積分要素と、この積分要素の出力値に所
定のゲインを乗算する前向き補償ゲインと、上記検出器
から出力される検出値に所定のゲインを乗算するフィー
ドバックゲインと、このフィードバックゲインの出力値
と上記前向き補償ゲインの出力値との間の偏差を求め、
上記水中翼艇のラダー及びフラップを1つのマトリック
ス演算により一括制御する操作制御量として出力する第
2の減算手段と、この第2の減算手段から出力される一
括操作制御量に従って上記水中翼のフラップ角及びラダ
ー角を制御する手段とを具備したことを特徴とする水中
翼艇の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346792A JP2923115B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 水中翼艇の制御装置 |
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Family Applications (1)
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| CN108583773A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-28 | 五洋纵横(北京)科技有限公司 | 一种三体船设计方法 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP3346792A patent/JP2923115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 制御工学ハンドブック編集委員会編「制御工学ハンドブック」初版、日本、朝倉書店、昭和39年7月20日、192頁〜199頁 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108583773A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-28 | 五洋纵横(北京)科技有限公司 | 一种三体船设计方法 |
| CN108583773B (zh) * | 2018-04-09 | 2020-08-04 | 五洋纵横(北京)科技有限公司 | 一种三体船设计方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05229475A (ja) | 1993-09-07 |
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