JP2920113B2 - 仮想体験環境ネットワークシステム - Google Patents

仮想体験環境ネットワークシステム

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JP2920113B2
JP2920113B2 JP18622696A JP18622696A JP2920113B2 JP 2920113 B2 JP2920113 B2 JP 2920113B2 JP 18622696 A JP18622696 A JP 18622696A JP 18622696 A JP18622696 A JP 18622696A JP 2920113 B2 JP2920113 B2 JP 2920113B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、仮想体験遊園地
に関し、特に、参加者が自分たち同士で相互に影響を与
え合うことができるとともに、娯楽施設、アトラクショ
ン、スポーツ施設、及び環境と対話することのできる仮
想体験環境ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1994年9月13日にトーヘイ・ニッ
タ(Tohei Nitta)に与えられた米国特許第5、34
7、306号(引用文として本書に取り入れる)に解説
されているように、会議用のテーブルと椅子とを備えた
部屋のような会議場環境でスクリーン(画面)に表示さ
れる人物を通して会議参加者が相互に対話することので
きる電子会議場がある。この電子会議場特許は、全ての
参加者が相互に話し合えるように音声リンクとともに会
議参加者に対応するスクリーン(画面)上の人物を設け
ると解説しているが、この電子会議場環境は、誰でも入
れる遊園地にあるような他のアトラクションを全く持っ
ていない。そのようなアトラクションとしては、スポー
ツ施設、博物館、子供用のいろいろな乗り物、展示物、
及びその他の、交際、教育、及び対話型の参加を目的と
して人を遊園地に呼び寄せるような遊園地関連の活動が
ある。
【0003】現実の環境では、遊園地は、友人、家族、
及びその他の人たちのグループのための会合場所を提供
する。人を遊園地に誘い出す能力は、人々のために設け
られている設備全体の魅力による。人を遊園地に誘い出
すことに対する否定的要素として、人が遊園地に行くた
めに費やす時間、輸送機関、距離に関するコストがあ
る。従って、現実生活の観点から、人のグループが一緒
になるためのコストが娯楽設備、レストラン、歩道或い
はスポーツ施設の魅力を上回るならば、人は遊園地に行
こうとはしない。従って、現実の遊園地から遠い場所の
人たちのために、一緒に娯楽設備、交際及び教育を楽し
むための仮想遊園地を提供することが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、遠く散らばっ
ている場所の人たちがスクリーンで対話して親睦を図
り、ゲームをし、散歩を楽しみ、娯楽ものを眺め、教育
的活動に参加することができる仮想遊園地を提供するこ
とが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】集まって一緒になりたい
人たちの集まりを実行するために、本発明は、娯楽施
設、レストラン、スポーツ施設、歩道及びその他の公園
の設備等のアトラクションを利用することのできる遊園
地環境をその人達のそれぞれの端末装置に仮想体験シー
ンとして提供する。仮想シーンの中のキャラクターを制
御する機能だけでなくて音声対話をも支援する支援基盤
が設けられる。その結果として、スクリーン上のキャラ
クターは視覚及び言葉による通信の両方によって対話す
ることができて、遊園地の利点をオンラインで利用する
ことができる。
【0006】仮想遊園地という概念は、遊園地への参加
者ないし入場者の端末装置の各々に仮想環境及びキャラ
クター、つまり人物をダウンロードすることを通して具
体化される。このダウンロードへのアクセスは一つの実
施例では制限されず、また事前に調整されず、むしろ単
に、予め選択された仮想遊園地環境と、各人が自分自身
のキャラクターを選択することのできるライブラリーに
電話をかけるだけでネットワークを通してアクセスする
ことができる。
【0007】遊園地のアトラクションは、ディズニーラ
ンドで利用できるような娯楽設備や、レストラン環境
や、或いは走路、競技場、或いは二人以上の参加者の試
合を楽にするように特別に整えられた用地などのスポー
ツ施設である。
【0008】本発明は、一面においては、ネットワーク
の異なるノードにいる少なくとも二人が遊園地を動き回
って種々のアトラクションとの対話、つまり相互作用を
含む活動を行うものとして描かれる仮想遊園地をオンラ
インで提供する。遭遇するアトラクションで、そのアト
ラクションが提供するものと対話しながら同時に参加者
は友情を強固にする能力を作り出すために言葉や自分た
ちの対応するキャラクターの適当な動作で対話するとと
もに、例えば子供達と対話するようになっている。アト
ラクションは、1例では、参加者が参加者同士で対話す
るだけではなくてアトラクションとも対話して単なる電
子会議場以上の、人間同士だけではなくて人間と娯楽施
設、教育用展示物、スポーツ種目などとの対話も行われ
るようなものを提供するように、予めプログラムされ
る。
【0009】その結果として、本発明の仮想遊園地は、
アトラクション、展示物、博物館、スポーツ施設及び散
歩道付きの土地のある遊園地環境と、人間同士の対話及
び人間とアトラクションとの対話の両方のための手段と
を含む。
【0010】要約すると、二人以上の希望者がスクリー
ン上で積極的に参加して、互いに会話をしながら遊園地
の娯楽施設、土地、スポーツ施設などと対話して楽しむ
ことのできるネットワークアプリケーション用の仮想体
験遊園地が提供される。一実施の形態では、仮想体験遊
園地の参加者はネットワーク上のノードにあるそれぞれ
の端末装置を介して会合することができ、参加者同士の
実際の会話に対応する音声及び視覚のフィードバックが
各端末装置に供給され、参加者を表すキャラクターの各
々の物理的な動きがそれぞれの参加者によりその端末装
置から制御される。
【0011】本発明のこれらの特徴及びその他の特徴
は、添付図面と関連させて以下の詳細な説明を検討すれ
ば良く理解できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1を参照すると、ネットワークに接続
されたコンピュータ端末モニター上に表示された仮想遊
園地のシーン10は、山14のような土地、小道16、
池18、樹木20、及びその他の遊園地環境を作るのに
適する自然にあるものや人工物を含む遊園地環境の描写
12を含む。
【0013】このシーン10には、ローラーコースター
22、室内競走場24、自然歩道26及び劇場28など
のアトラクションも描かれており、これらは仮想参加者
30、32、34を遊園地に引きつける或る誘引力のあ
るアトラクションを構成している。図1に描かれている
ように、仮想参加者30、32及び34は、図2に示す
ように、それぞれの端末装置40、42及び44の所に
描かれている現実の参加者30’、32’及び34’の
制御のもとで遊園地内を動き回らされるキャラクターと
して描かれている。各端末装置40、42及び44はコ
ンピュータ及びモニター48を有し、そのスクリーン
(画面)上に図1の仮想遊園地の一部分が表示される。
【0014】ネットワーク52のノードを構成する各端
末装置40、42及び44に、参加者が自分の仮想キャ
ラクターの動きを制御できるように現実の参加者の動き
を検出するのに使われるカメラ54が設けられている。
現実の各参加者が他の現実の参加者と通信するために使
用するマイクロホン56も各端末装置40、42及び4
4に設けられていて、参加者同士が話しをしたり遊園地
環境及び遊園地のアトラクションの両方と対話すること
のできる現実の遊園地と全く同様に現実の参加者が仮想
遊園地を楽しめるようになっている。ネットワーク52
上の各端末装置40、42及び44は、ペルソナ制御部
50を持っており、これにより現実の参加者30’、3
2’及び34’は、キャラクターの動き、キャラクター
で表される登場人物及びそれぞれのコンピュータモニタ
ー上に表示される仮想シーンの視点を含めて自分のキャ
ラクターを制御することができる。
【0015】勿論、ネットワークの各端末装置40、4
2及び44、つまりノードは、異なる所に位置する端末
装置と異なる所に位置する現実の参加者とを相互に結び
つけるために普通のネットワークバス58によって接続
されている。
【0016】次に、図3を参照すると、端末装置を含む
ネットワーク上のノードが示されており、モニター48
は、この場合には小道16、仮想体験シーンの中のキャ
ラクターとしての参加者30、32及び34、及びアト
ラクション(この場合にはローラーコースター22)を
含む仮想遊園地のシーン10の一部分を描写する。
【0017】上記した発明から分かるように、各端末装
置は、キャラクターの位置を検出するためのカメラモジ
ュール、スクリーン上のキャラクターが選択するべきペ
ルソナ、キャラクターの視点及びマイクロホンを持って
いて、各参加者は、キャラクターが仮想遊園地に入場す
るときに他の参加者に対してどのように描かれるのかを
指定することができるようになっている。
【0018】キャラクター操作板60は、位置をユーザ
ーが選択するための位置選択手段62と、ペルソナ選択
手段64と、視点制御部66とを含んでおり、これらは
全て図示のようにペルソナ制御部50に結合されてい
る。
【0019】仮想体験遊園地は3次元であり、その中で
は各参加者は、ペルソナ制御部50により制御される自
分自身の漫画、人形又はその他の表現として描かれる。
また、ジョイスティックの形の3次元視点制御部69が
設けられていて、これを利用してそのシーンを拡大、縮
小したり、そのシーンを別の面や角度から見ることがで
きる。
【0020】各端末装置に送受される情報は、デジタル
及びアナログの両方の情報を伝送するネットワークバス
58に結合され、各端末装置は音声及び動画ビデオの両
方の制御、コマンド信号を送受信する。音声情報及びビ
デオ情報は音声チャネル71及び動画ビデオチャネル7
3を介して供給される。
【0021】各端末装置のペルソナ制御部50は音声及
び動画ビデオ制御コマンド信号出力を有し、この出力
は、一実施の形態では、動画復調表示駆動部75に印加
されるが、その目的は、動画コマンド(信号)を変調
し、コマンド又は表示されるべき動画ビデオに対応する
信号のサブセットに応じてアニメーションモデルを駆動
することである。これは、動画復調表示駆動部75と動
画ビデオ伝送ユニットとの両方に印加される動画ビデオ
制御コマンドを伝送するバスにより達成され、これはネ
ットワークに結合されていて、上記の動画ビデオチャネ
ルを構成する。同時に、音声チャネルは音声バスを含ん
でおり、これはデジタル音声又はアナログ音声を含むけ
れども、同じくネットワークの音声チャネルのバスに結
合されている音声伝送ユニットに適用される。音声伝送
ユニットは該バスを介して動画復調表示駆動部75に結
合され、このユニットは仮想遊園地のビデオ構成要素を
駆動するだけではなくて、後述するように音声構成要素
をも駆動する。動画復調表示駆動部75は汎用オーディ
オ・ビデオバスを介して端末装置に結合される。
【0022】図示のように、ペルソナ制御部50は、3
次元動画(アニメーション)モデル76を制御するムー
ド制御部74に結合されたスイッチ検出器70とジェス
チャー認識部72とを含む。バス80を介して3次元動
画モデル76に結合されるデータベース78を形成する
ために、予めイメージ及びグラフィックスが記憶されて
いる。データベース78は、スクリーン上に描かれるべ
きキャラクターのオンサイト記憶(on-site storage)
を提供する。
【0023】動画(アニメーション)化されたモデル
は、ムード制御部74で駆動されるだけではなくて、選
択により参加者の位置及び視点からも駆動される。どの
人が話しているかを感知するセンサーを設けることもで
きる。これは、感知された位置及び視点情報を位置変更
部82及び視点変更部84に供給することにより達成さ
れ、これらのユニット(各部)は、ユーザーの位置又は
視点をユーザーが他のユーザーに対して描きたいと思っ
ているものに応じて変化させるためにムード制御部74
に結合される。ユーザーが伝えたいと思っている位置や
視点の変更が無ければ、位置変更部82及び視点変更部
84は素通り機能だけを供給する。
【0024】特定のユーザーが話しているか否かに関す
る情報の供給は、発話センサー86内の変調検出器を従
来通り利用することにより、或いは、破線で描かれてい
る経路を通じてジェスチャー認識部72を利用すること
により達成可能であり、このジェスチャー認識部72で
は、唇の動きを認識するジェスチャー認識システムと結
合させてカメラ54を利用することができる。これは、
実際にはユーザーが話していないのにシーンの中の無関
係の雑音のためにユーザーがしゃべっているとされてし
まうような場合に特に役に立つ。
【0025】米国特許第5、347、306号に解説さ
れているように、カメラを使用して各端末装置に入力を
提供する手振り認識方法や他の種類の認識方法が多数あ
る。
【0026】図3に示すように、動画復調表示駆動部7
5は、上記したのと同じ予め記憶されている動画グラフ
ィックス・データベース、つまり修正済みグラフィック
ス・データベース78を含む。この予め記憶されている
グラフィックス・データベース78は、左側に描かれて
いる同じ3次元動画モデル76により利用される。ま
た、このアニメーションモデルを別様に構成することも
できる。ここでは、予め記憶されているグラフィックス
・データベース78はバス80又は他のバスにより動画
モジュールに結合される。3次元動画モデル76の出力
は、バス94を介して端末装置に供給され、音声局在部
88は送り手側の端末装置から局在音声情報を利用し得
るか否かを検出する。局在音声情報を検出すると、音声
局在部88は、スピーカー90及び92が局在音声を伝
えるようにその音をシーンの周囲にステレオスコープ的
に移動させる。その音声がシーンの中の対応するキャラ
クターから聞こえるように思われるように、しゃべって
いる参加者及びその場所に局在音声を対応させることが
できる。また、話者の位置ではなくてスクリーン上の動
画化された位置により音声を局在化することもできる。
必ずしも音源を感知せずに局在化を行うことができる。
【0027】図示のように、遠くの場所にいる参加者が
シーンの中に適切に置かれるように、遠くの発信源から
の音声及び動画ビデオの両方の制御、つまりコマンド信
号が動画復調表示駆動部75に供給される。3次元視点
制御部69がこの動画復調表示駆動部75に結合されて
いて、端末装置の所にいる人はジョイスティックを使っ
て3次元イメージの中を動き回ることができる。
【0028】本発明は、遊園地環境100と1つ以上の
アトラクション102とを設け、その出力を3次元動画
モデル76に供給する点において米国特許第5、34
7、306号の発明とは異なっている。このようにした
のは、遊園地の参加者が遊園地環境と、それが提供する
アトラクションとの両方と対話しながら同時に参加者同
士で談話を交わせるようにするためである。このため
に、遠くの参加者が遊園地を訪れて一緒に仮想遊園地環
境で対話しながら互いにコミュニケーションをすること
ができることになる。
【0029】そのような状況が図4に描かれており、ロ
ーラーコースター22の一部分が、車両104、106
及び108の中にいる仮想参加者30、32及び34と
ともに示されている。図5から分かるように、現実の参
加者34’は両方の腕110’を上に伸ばしている。参
加者自身のキャラクターは仮想体験シーンの中で図示の
ように左右の腕110でその動作を模倣する。彼(現実
の参加者34’)のモニター46に表示されている彼の
視点は、仮想参加者32が仮想体験シーンの中に表現さ
れている彼自身を見ていることを示す。この状況で、ト
ラック上を下降するローラーコースター22の動きに仮
想参加者32、34が反応しながら仮想参加者32が仮
想参加者34に話しかけていることが分かる。このよう
に彼らは一緒にアトラクションに対して反応することが
できる。現実の参加者30’の視線は符号112として
描かれているようにトラックを下っており、一方、現実
の参加者32’は後ろを振り返っていて、この人のキャ
ラクターの視線は仮想参加者34により描かれているよ
うに後ろを向いている。
【0030】ここで、図6を参照すると、仮想体験遊園
地のアトラクションの中の一つは室内競走場24の中の
競輪場である。この競輪場には、楕円形のトラック12
0があり、仮想乗り手(仮想競輪参加者)142、14
4及び150が仮想自転車122、124及び126で
楕円形トラック120の周りを走っており、審判128
が中央にいて、観覧席134の仮想参加者130及び1
32が全ての活動を見ている。
【0031】図6から分かるように、仮想参加者130
の視点はトラック120の方を向いていて、また、図7
に示すように、彼が見ている仮想体験シーンの中の一部
分135が彼のモニター(コンピュータスクリーン)1
36に描かれている。
【0032】仮想参加者132は仮想参加者130を見
ている。これは、現実の参加者132’が頭を現実の参
加者130’を見る方向に動かした結果である。現実の
参加者132’が見るものは、彼のモニター140が供
給する仮想体験シーンの一部分138により描かれてい
る。
【0033】勿論、現実の競輪参加者(乗り手)14
2’及び144’が自分の仮想自転車122及び124
を制御し、この人達のモニター146及び148は、乗
り手が見ているであろうものを表示している。この場合
には、現実の乗り手142’は、仮想体験シーンの中の
自分のモニター上に表示されている部分の中にいる仮想
乗り手144を見ており、仮想乗り手144は、自分の
前にいる別の乗り手150を自分用に描いている。参加
者は遊園地のアトラクションの中の一つであるスポーツ
の試合に参加できるだけではなく、その試合に参加しな
がら或いは見ながら互いに談話を交わせるということに
注意する必要がある。
【0034】ここで、図8を参照すると、参加者160
及び162が図1の劇場28の美術展示物の所に行くこ
とを望む場合には、彼らはそのアトラクション(この場
合には絵164)を見ながら互いに対話をすることがで
きる。
【0035】ここで、図9を参照すると、遊園地の仮想
体験アトラクションが実際には遊園地におけるシーン、
即ちここに符号170として描かれている入り日(日
没)である場合には、参加者172及び174は仮想遊
園地で一緒になって、日が沈んでいく眺めに反応しなが
ら会話を交わすことができる。このように、同じアトラ
クションを提供する仮想遊園地に身をおくことによって
人は自分が訪れたことがあるかも知れない現実の遊園地
での時間を回想することができる。
【0036】以上に記載したのはネットワーク方式の仮
想体験遊園地であり、この遊園地では、参加者は遊園地
に行って自分自身を仮想体験シーンの中におくことが出
来るが、現実の参加者は遠くの場所にいる。遊園地にい
てアトラクションを見ながら互いに言葉を交わし合うこ
とができるので、参加者が望むならば交際、教育及びス
ポーツに参加できるという独特の可能性が得られる。
【0037】本発明の好ましい実施の形態を以上に解説
したけれども、本発明の範囲内で変更や置換をなし得る
ことに当業者は想到するであろう。従って、本発明の範
囲は特許請求の範囲の欄においてのみ定義されるものと
する。
【0038】すなわち、この実施の形態1は、2人以上
の人たちが対話をしながら積極的にスクリーンで参加し
て遊園地の娯楽施設、地形、スポーツ施設などを楽しん
だり対話をすることのできるネットワークアプリケーシ
ョン用の仮想体験遊園地が開示されている。この仮想体
験遊園地の参加者はネットワーク52上のノードにある
端末装置40〜44を介して出会うことができ、各端末
装置で参加者間の実際の会話に対応する聴覚及び視覚の
フィードバックが提供され、参加者を表す各キャラクタ
ーの身体の動きは各参加者によりそのそれぞれの端末装
置から制御される。従って、遠く散らばっている場所の
人たちがスクリーンで対話して親睦を図り、ゲームを
し、散歩を楽しみ、娯楽ものを眺め、教育的活動に参加
することができる。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る仮想体験環境ネットワー
クシステムは、以上説明したとおり、ユーザーによって
操作でき音声入力と画面上の人物のためのコマンドの両
方を供給する手段を有する複数の端末装置と、前記端末
装置に仮想体験シーンと画面上の人物とを供給する手段
と、前記ユーザーによってアクセスするための仮想体験
遊園地環境を供給する手段と、前記仮想体験遊園地環境
にアトラクションを供給する手段と、前記画面上の人物
の制御を介するとともに音声通信によって、前記ユーザ
ーが前記仮想体験遊園地環境、前記アトラクション及び
他のユーザーと相互に作用することを可能にし、それに
より前記アトラクションへの積極的参加と前記ユーザー
間の対話を可能にする手段と、少なくとも1つの端末装
置に、その端末装置のユーザーが、対応する端末装置に
表示された前記仮想体験シーンの視点を指定することを
可能にする手段とを備え、前記アトラクションを供給す
る手段は、対話型のスポーツ試合を供給する手段を含
み、前記対話型のスポーツ試合を供給する手段は、前記
スポーツ試合に参加する画面上の仮想人物を供給する手
段と、各々一人の仮想人物と関連して前記仮想人物を輸
送する手段とを含むので、遠く散らばっている場所の人
たちがスクリーンで対話して親睦を図り、ゲームをし、
散歩を楽しみ、娯楽ものを眺め、教育的活動に参加する
ことができるという効果を奏する。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】また、この発明に係る仮想体験環境ネット
ワークシステムは、以上説明したとおり、前記アトラク
ションを供給する手段が、さらに、楽しい遊園地の乗物
を供給する手段を含むので、遠く散らばっている場所の
人たちがスクリーンで対話して親睦を図り、遊園地の乗
物に参加することができるという効果を奏する。
【0045】また、この発明に係る仮想体験環境ネット
ワークシステムは、以上説明したとおり、前記アトラク
ションを供給する手段が、さらに、劇場型のアトラクシ
ョンを供給する手段を含むので、遠く散らばっている場
所の人たちがスクリーンで対話して親睦を図り、劇場型
のアトラクションに参加することができるという効果を
奏する。
【0046】また、この発明に係る仮想体験環境ネット
ワークシステムは、以上説明したとおり、前記アトラク
ションを供給する手段が、さらに、展示物を供給する手
段を含むので、遠く散らばっている場所の人たちがスク
リーンで対話して親睦を図り、展示物に参加することが
できるという効果を奏する。
【0047】また、この発明に係る仮想体験環境ネット
ワークシステムは、以上説明したとおり、前記アトラク
ションを供給する手段が、さらに、動画化されたシーン
を供給する手段を含むので、動画化されたシーンに参加
することができるという効果を奏する。
【0048】また、この発明に係る仮想体験環境ネット
ワークシステムは、以上説明したとおり、前記アトラク
ションを供給する手段が、さらに、歩道を供給する手段
を含むので、散歩に参加することができるという効果を
奏する。
【0049】
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る、仮想参加者
と、遊園地環境と、劇場、ローラーコースター、及び室
内競走場を含む種々のアトラクションとを表す仮想遊園
地を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る、ネットワー
クで相互に結ばれ異なる場所に設置された端末装置と仮
想遊園地の現実の参加者とを示す図であり、現実の各参
加者は、各参加者により制御される視点で、仮想体験遊
園地の一部分を表す自分のモニターを持っており、各端
末装置は各参加者と言葉で通信する能力がある。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る、仮想遊園地
用のネットワーク上の端末装置の構成を示すブロック図
であり、遊園地環境とアトラクションの両方を含む3次
元動画モデルの生成を示すとともに、参加者が仮想遊園
地に描かれていて、仮想遊園地の仮想参加者間のコミュ
ニケーションを可能にするために端末装置との間の音声
通信機能を含んでいる。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る、図1の仮想
遊園地の一つのアトラクションを示す図であり、仮想ロ
ーラーコースターの別々の車両の中に3人の仮想参加者
が乗っているのを示している。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る、図4のアト
ラクション(ローラーコースター)に参加している現実
の参加者を示す図であり、仮想参加者のいろいろなモニ
ター上の仮想遊園地の一部分を示していて、各モニター
は現実の参加者が指定した視点を持っている。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る、図1の仮想
遊園地のアトラクションの中の別の一例を示す図であ
り、仮想競輪を描いており、仮想参加者は観覧席(スタ
ンド)から仮想競輪を見るとともに別の仮想参加者は仮
想競輪に参加する。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る、仮想競輪に
参加していたり或いは観覧席にいる現実の参加者を示す
図であり、現実の各参加者のための端末装置を示してお
り、現実の参加者は自分の視点を制御するとともに、こ
のアトラクションの他のどの参加者とも直接通信するこ
とができる。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る、図1の仮想
遊園地の仮想劇場の仮想美術展示物を訪れている仮想参
加者を示す図であり、仮想参加者がアトラクションと相
互に影響を与え合いながら同時に談話を交わすことがで
きることを示す。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る、仮想遊園地
内の海岸(土地)を示す図であり、仮想遊園地に描かれ
た仮想の入り日(夕日)を眺めながら一緒に座っている
仮想参加者を示しており、仮想参加者はそのアトラクシ
ョン即ち入り日に対して反応することができるとともに
参加者同士で談話を交わすこともできる。
【符号の説明】
10 仮想遊園地のシーン、12 遊園地環境の描写、
14 土地(山)、16 小道、18 池、20 樹
木、22 ローラーコースター、24 室内競走場、2
6 自然歩道、28 劇場、30、32、34 仮想参
加者、30’、32’、34’ 現実の参加者、40、
42、44 端末装置、46 モニター、48 モニタ
ー、50 ペルソナ制御部、52 ネットワーク、54
カメラ、56 マイクロホン、58 ネットワークバ
ス、60 キャラクター操作板、62 位置選択手段、
64 ペルソナ選択手段、66 視点(視線)制御部、
693次元視点制御部、70 スイッチ検出器、71
音声チャネル、72 ジェスチャー認識部、73 動画
ビデオチャネル、74 ムード制御部、75 動画復調
表示駆動部、76 3次元動画モデル、78 データベ
ース、80 バス、82 位置変更部、84 視点変更
部、86 発話センサー、88 音声局在部、90、9
2 スピーカー、94 バス、100 遊園地環境、1
02 アトラクション、104、106、108 車
両、110 仮想参加者の腕、110’現実の参加者の
腕、120 トラック、122、124、126 仮想
自転車、128 審判、130、132 仮想参加者、
130’、132’ 現実の参加者、134 観覧席、
136 モニター、140 モニター、142、144
仮想乗り手(仮想競輪参加者)、142’、144’
現実の競輪参加者、146、148 モニター、150
仮想乗り手(仮想競輪参加者)、160、162 仮
想参加者、164 絵、172、174 仮想参加者。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597067574 201 BROADWAY, CAMBR IDGE, MASSACHUSETT S 02139, U.S.A. (56)参考文献 米国特許5347306(US,A) 国際公開95/8793(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63G 31/16 A63F 9/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザーによって操作でき音声入力と画
    面上の人物のためのコマンドの両方を供給する手段を有
    する複数の端末装置と、 前記端末装置に仮想体験シーンと画面上の人物とを供給
    する手段と、 前記ユーザーによってアクセスするための仮想体験遊園
    地環境を供給する手段と、 前記仮想体験遊園地環境にアトラクションを供給する手
    段と、 前記画面上の人物の制御を介するとともに音声通信によ
    って、前記ユーザーが前記仮想体験遊園地環境、前記ア
    トラクション及び他のユーザーと相互に作用することを
    可能にし、それにより前記アトラクションへの積極的参
    加と前記ユーザー間の対話を可能にする手段と 少なくとも1つの端末装置に、その端末装置のユーザー
    が、対応する端末装置に表示された前記仮想体験シーン
    の視点を指定することを可能にする手段と を備え、 前記アトラクションを供給する手段は、対話型のスポー
    ツ試合を供給する手段を含み、 前記対話型のスポーツ試合を供給する手段は、 前記スポーツ試合に参加する画面上の仮想人物を供給す
    る手段と、 各々一人の仮想人物と関連して前記仮想人物を輸送する
    手段と を含む ことを特徴とする仮想体験環境ネットワー
    クシステム。
  2. 【請求項2】 前記アトラクションを供給する手段は、
    さらに、楽しい遊園地の乗物を供給する手段を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の仮想体験環境ネットワーク
    システム。
  3. 【請求項3】 前記アトラクションを供給する手段は、
    さらに、劇場型のアトラクションを供給する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の仮想体験環境ネットワ
    ークシステム。
  4. 【請求項4】 前記アトラクションを供給する手段は、
    さらに、展示物を供給する手段を含むことを特徴とする
    請求項1記載の仮想体験環境ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記アトラクションを供給する手段は、
    さらに、動画化されたシーンを供給する手段を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の仮想体験環境ネットワーク
    システム。
  6. 【請求項6】 前記アトラクションを供給する手段は、
    さらに、歩道を供給する手段を含むことを特徴とする請
    求項1記載の仮想体験環境ネットワークシステム。
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