JP2919830B2 - 洗濯機用パルセータ - Google Patents
洗濯機用パルセータInfo
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- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims description 114
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 55
- 241000047703 Nonion Species 0.000 claims 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 4
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- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F17/00—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid
- D06F17/06—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid by rotary impellers
- D06F17/10—Impellers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機用パルセータ
に係り、特に、洗濯槽内に上昇噴出水流を発生させるこ
とができ、上昇噴出水流を発生させる噴流ファンを支持
するための簡単な支持構造を有する洗濯機用パルセータ
に関する。
に係り、特に、洗濯槽内に上昇噴出水流を発生させるこ
とができ、上昇噴出水流を発生させる噴流ファンを支持
するための簡単な支持構造を有する洗濯機用パルセータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機用パルセータは、洗濯機の洗濯槽
内に設けられ、洗濯物の洗濯のための洗濯水流を発生さ
せる。
内に設けられ、洗濯物の洗濯のための洗濯水流を発生さ
せる。
【0003】図11は、従来の洗濯機用パルセータが設
けられた洗濯機の概略的縦断面図である。洗濯機101
は、外観を形成する外部ケーシング103A、及び外部
ケーシング103A内に懸架支持されて洗濯物を洗濯さ
せる洗濯システム111Aを備えている。洗濯システム
111Aは、洗濯槽113、洗濯槽113内に回転可能
に設けられた脱水槽117、脱水槽117内に回転可能
に設けられたパルセータ119、脱水槽117、及び/
又はパルセータ119の回転駆動のための駆動部121
Aで構成される。
けられた洗濯機の概略的縦断面図である。洗濯機101
は、外観を形成する外部ケーシング103A、及び外部
ケーシング103A内に懸架支持されて洗濯物を洗濯さ
せる洗濯システム111Aを備えている。洗濯システム
111Aは、洗濯槽113、洗濯槽113内に回転可能
に設けられた脱水槽117、脱水槽117内に回転可能
に設けられたパルセータ119、脱水槽117、及び/
又はパルセータ119の回転駆動のための駆動部121
Aで構成される。
【0004】円盤形状を有する従来の洗濯機用パルセー
タ119は、駆動部121Aの駆動軸に結合される軸結
合部と軸結合部から半径方向へ延長された複数の洗濯羽
を有している。パルセータ119は、駆動部121Aの
駆動力によって正逆方向へ回転し、この時、洗濯羽根に
よって洗濯槽113内に洗濯水流が発生される。洗濯水
流は、パルセータ119の遠心力によって洗濯槽113
の下部領域で放射状に広がってから、洗濯槽113の内
壁面に沿って上昇した後、中心部で下降する循環ループ
を形成する。このような状態で洗濯槽113内の洗濯物
は、循環水流に従って流動し、相互間だけでなくパルセ
ータ119及び脱水槽117の内壁に接触するようにな
り、これによって、洗濯が行われる。
タ119は、駆動部121Aの駆動軸に結合される軸結
合部と軸結合部から半径方向へ延長された複数の洗濯羽
を有している。パルセータ119は、駆動部121Aの
駆動力によって正逆方向へ回転し、この時、洗濯羽根に
よって洗濯槽113内に洗濯水流が発生される。洗濯水
流は、パルセータ119の遠心力によって洗濯槽113
の下部領域で放射状に広がってから、洗濯槽113の内
壁面に沿って上昇した後、中心部で下降する循環ループ
を形成する。このような状態で洗濯槽113内の洗濯物
は、循環水流に従って流動し、相互間だけでなくパルセ
ータ119及び脱水槽117の内壁に接触するようにな
り、これによって、洗濯が行われる。
【0005】ところで、従来の洗濯機用パルセータ11
9は、洗濯槽113内に図11に矢印で示したような一
定の方向の循環水流を発生させる。そうして、洗濯槽1
13内の洗濯物は一定の方向の洗濯水流に従って流動し
ながら洗濯され、このような循環過程で、洗濯物が相互
に捩れながら縺れるようになる。この時、洗濯物は漸次
的にその嵩及び重量が増大されて、パルセータ119の
回転力を減少させる。これによって洗濯機101の洗濯
力が低下するという問題点がある。そして、相互に縺れ
て流動する洗濯物は、洗濯または脱水中にダメージを受
け易く、また、洗濯完了後に消費者が洗濯物を片付けす
る時も不便である。
9は、洗濯槽113内に図11に矢印で示したような一
定の方向の循環水流を発生させる。そうして、洗濯槽1
13内の洗濯物は一定の方向の洗濯水流に従って流動し
ながら洗濯され、このような循環過程で、洗濯物が相互
に捩れながら縺れるようになる。この時、洗濯物は漸次
的にその嵩及び重量が増大されて、パルセータ119の
回転力を減少させる。これによって洗濯機101の洗濯
力が低下するという問題点がある。そして、相互に縺れ
て流動する洗濯物は、洗濯または脱水中にダメージを受
け易く、また、洗濯完了後に消費者が洗濯物を片付けす
る時も不便である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のこの問題点を考慮して、洗濯槽内に上昇噴出
水流を発生させて洗濯物の縺れを防止し、上昇噴出水流
を発生させる噴流ファンのための簡単な支持構造を有す
る洗濯機用パルセータを提供することである。
は、従来のこの問題点を考慮して、洗濯槽内に上昇噴出
水流を発生させて洗濯物の縺れを防止し、上昇噴出水流
を発生させる噴流ファンのための簡単な支持構造を有す
る洗濯機用パルセータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的は、本発明
によって、洗濯槽内に設けられる洗濯機用パルセータに
おいて、前記洗濯槽の底部に垂直方向の軸線に対して回
転可能に設けられる本体と;前記本体に固定され前記本
体との間にファンチャンバを形成し、前記ファンチャン
バと連通される上向開口された少なくとも一つの噴出口
の形成された上面を有するカバー部材と;前記本体の軸
線と平行な軸線を有するファン軸及び前記ファン軸から
放射状に延長された複数のファン羽根を有し、前記ファ
ンチャンバ内に前記パルセータに対して相対回転可能に
設けられて、前記噴出口を通じて洗濯水を上向噴出させ
る噴流ファンと;前記ファン軸を軸線方向及び半径方向
で回転可能に支持するベアリング手段と;前記噴流ファ
ンの回転駆動手段と;を含むことを特徴とする洗濯機用
パルセータによって達成される。
によって、洗濯槽内に設けられる洗濯機用パルセータに
おいて、前記洗濯槽の底部に垂直方向の軸線に対して回
転可能に設けられる本体と;前記本体に固定され前記本
体との間にファンチャンバを形成し、前記ファンチャン
バと連通される上向開口された少なくとも一つの噴出口
の形成された上面を有するカバー部材と;前記本体の軸
線と平行な軸線を有するファン軸及び前記ファン軸から
放射状に延長された複数のファン羽根を有し、前記ファ
ンチャンバ内に前記パルセータに対して相対回転可能に
設けられて、前記噴出口を通じて洗濯水を上向噴出させ
る噴流ファンと;前記ファン軸を軸線方向及び半径方向
で回転可能に支持するベアリング手段と;前記噴流ファ
ンの回転駆動手段と;を含むことを特徴とする洗濯機用
パルセータによって達成される。
【0008】ここで、前記ベアリング手段は、前記ファ
ン軸の下端部を納めて軸線方向及び半径方向で支持する
ピボット溝を有するピボット支持部材を含んで簡単に構
成することができる。この時、前記下端部と前記ピボッ
ト溝とは、相互対応する部分球形状の接触面を有するよ
うにすると、接触面の摩擦力が減少されて噴流ファンの
回転力が増大される。
ン軸の下端部を納めて軸線方向及び半径方向で支持する
ピボット溝を有するピボット支持部材を含んで簡単に構
成することができる。この時、前記下端部と前記ピボッ
ト溝とは、相互対応する部分球形状の接触面を有するよ
うにすると、接触面の摩擦力が減少されて噴流ファンの
回転力が増大される。
【0009】前記ベアリング手段は、前記ファンチャン
バの天井面から前記ファン軸の軸線に沿って下向突出し
た上端支持突起と、前記ファン軸の上端部に形成されて
前記上端支持突起を軸線方向に納める噛み合い溝と、を
さらに含んで構成することができる。
バの天井面から前記ファン軸の軸線に沿って下向突出し
た上端支持突起と、前記ファン軸の上端部に形成されて
前記上端支持突起を軸線方向に納める噛み合い溝と、を
さらに含んで構成することができる。
【0010】一方、前記回転駆動手段は、前記噴流ファ
ンのファン軸に結合されて一体回転するピニオンと;前
記洗濯槽の底面に固定されて、前記ピニオンと相互作用
する駆動ギヤと;を含んで簡単に構成することができ
る。ここで、前記ピニオンは、前記ピボット支持部材へ
向かう下部接触面を有し、前記ピボット支持部材は、前
記下部接触面と軸線方向で接触する軸方向ベアリングを
有するようにすることが望ましい。
ンのファン軸に結合されて一体回転するピニオンと;前
記洗濯槽の底面に固定されて、前記ピニオンと相互作用
する駆動ギヤと;を含んで簡単に構成することができ
る。ここで、前記ピニオンは、前記ピボット支持部材へ
向かう下部接触面を有し、前記ピボット支持部材は、前
記下部接触面と軸線方向で接触する軸方向ベアリングを
有するようにすることが望ましい。
【0011】そして、前記ファン軸は、前記ピニオンの
上部にあるジャーナルを有し、前記ベアリング手段は、
前記ジャーナルを環状に囲むラジアルベアリング部を有
するラジアル支持部材をさらに含んで構成することがで
きる。前記ラジアル支持部材は、前記ラジアルベアリン
グ部と前記ファンチャンバの側壁とを連結する扇形の支
持部を有するようにすると、簡単に構成することができ
る。ここで、前記ピニオンは、前記ラジアルベアリング
部に向かう上部接触面を有し、前記ラジアルベアリング
部は、前記上部接触面と軸線方向で接触する軸方向ベア
リング面を有するようにすることが望ましい。
上部にあるジャーナルを有し、前記ベアリング手段は、
前記ジャーナルを環状に囲むラジアルベアリング部を有
するラジアル支持部材をさらに含んで構成することがで
きる。前記ラジアル支持部材は、前記ラジアルベアリン
グ部と前記ファンチャンバの側壁とを連結する扇形の支
持部を有するようにすると、簡単に構成することができ
る。ここで、前記ピニオンは、前記ラジアルベアリング
部に向かう上部接触面を有し、前記ラジアルベアリング
部は、前記上部接触面と軸線方向で接触する軸方向ベア
リング面を有するようにすることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明を詳しく説明する。図1は、本発明による洗濯機用
パルセータが設けられている洗濯機の概略的縦断面図で
あり、図2は、図1の要部拡大断面図、図3は、図2の
分解図である。これら図面から見られるように、本発明
による洗濯機1は、洗濯機1の外観を形成する外部ケー
シング3、及び外部ケーシング3内に懸架支持されてい
る洗濯システム11を備えている。洗濯システム11
は、懸架装置21によって懸架支持される洗濯槽13
と、洗濯槽13の下部に設けられた駆動部31とを有す
る。洗濯槽13内には脱水槽17が回転可能に設けられ
ており、脱水槽17内にはパルセータ41が回転可能に
設けられている。
発明を詳しく説明する。図1は、本発明による洗濯機用
パルセータが設けられている洗濯機の概略的縦断面図で
あり、図2は、図1の要部拡大断面図、図3は、図2の
分解図である。これら図面から見られるように、本発明
による洗濯機1は、洗濯機1の外観を形成する外部ケー
シング3、及び外部ケーシング3内に懸架支持されてい
る洗濯システム11を備えている。洗濯システム11
は、懸架装置21によって懸架支持される洗濯槽13
と、洗濯槽13の下部に設けられた駆動部31とを有す
る。洗濯槽13内には脱水槽17が回転可能に設けられ
ており、脱水槽17内にはパルセータ41が回転可能に
設けられている。
【0013】懸架装置21は、懸架バー23とアウトタ
ブ15の外壁面に設けられるダンパ25を有し、懸架バ
ー23の上端は外部ケーシング3に結合され、下端はダ
ンパ25に結合されている。
ブ15の外壁面に設けられるダンパ25を有し、懸架バ
ー23の上端は外部ケーシング3に結合され、下端はダ
ンパ25に結合されている。
【0014】駆動部31は、駆動モータ33と、駆動モ
ータ33の駆動力を脱水槽17及びパルセータ41に選
択的に提供するシャフト組立体35とで構成されてい
る。シャフト組立体35は、制御部(図示せず)によっ
て制御されて洗濯時パルセータ41を回転駆動させ、脱
水時パルセータ41と脱水槽17を一体で回転駆動させ
る。シャフト組立体35と駆動モータ33とは相互プー
リ37及びベルト39を通じて動力伝達可能に連結され
ている。
ータ33の駆動力を脱水槽17及びパルセータ41に選
択的に提供するシャフト組立体35とで構成されてい
る。シャフト組立体35は、制御部(図示せず)によっ
て制御されて洗濯時パルセータ41を回転駆動させ、脱
水時パルセータ41と脱水槽17を一体で回転駆動させ
る。シャフト組立体35と駆動モータ33とは相互プー
リ37及びベルト39を通じて動力伝達可能に連結され
ている。
【0015】図4は、本発明による洗濯機用パルセータ
の斜視図であり、図5は、図4の部分拡大断面図であ
り、図6は、図5の横断面図である。本洗濯機用パルセ
ータ41は、おおよそ円盤形状を有する本体43、本体
43に設けられて上昇噴出水流を発生させる噴流ファン
81、及び噴流ファンの回転駆動部を有している。本体
43の中央領域の上面には、上向開口された噴出口75
を有するカバー部材71が結合されて、噴流ファン81
を納めるための所定のファンチャンバ77を形成する。
ファンチャンバ77内には、噴流ファン81の回転を支
持するベアリング部74,84,103,110が設け
られている。
の斜視図であり、図5は、図4の部分拡大断面図であ
り、図6は、図5の横断面図である。本洗濯機用パルセ
ータ41は、おおよそ円盤形状を有する本体43、本体
43に設けられて上昇噴出水流を発生させる噴流ファン
81、及び噴流ファンの回転駆動部を有している。本体
43の中央領域の上面には、上向開口された噴出口75
を有するカバー部材71が結合されて、噴流ファン81
を納めるための所定のファンチャンバ77を形成する。
ファンチャンバ77内には、噴流ファン81の回転を支
持するベアリング部74,84,103,110が設け
られている。
【0016】本体43は、駆動部31の駆動軸38に結
合される軸結合部45、中央領域に上向開口された洗濯
水流出口47、及び洗濯水流出口47から半径方向へ延
長された複数の洗濯羽根49を有している。洗濯羽根4
9は、本体43の左右方向回転時洗濯水流を発生させ
る。また、本体43には、回転軸線を挟んで相互対向す
る下向開口された一対の洗濯水流入口51が設けられて
いる。洗濯水流入口51には、各々多孔板部フィルター
53が設けられている。フィルター53は、洗濯水に含
まれている屑の流入を防止する役割をする。
合される軸結合部45、中央領域に上向開口された洗濯
水流出口47、及び洗濯水流出口47から半径方向へ延
長された複数の洗濯羽根49を有している。洗濯羽根4
9は、本体43の左右方向回転時洗濯水流を発生させ
る。また、本体43には、回転軸線を挟んで相互対向す
る下向開口された一対の洗濯水流入口51が設けられて
いる。洗濯水流入口51には、各々多孔板部フィルター
53が設けられている。フィルター53は、洗濯水に含
まれている屑の流入を防止する役割をする。
【0017】カバー部材71は、洗濯水流出口47を覆
うように本体43に結合されており、本体43との間に
回転軸線に対して相互対向する一対のファンチャンバ7
7を形成する。噴出口75は、カバー部材71の上面中
央領域で本体43の軸線方向に沿って上向開口されてい
る。そして、本体43の回転軸線を中心として少なくと
も一部の角度区間で円周方向に沿って円弧状で多数開口
されており、回転軸線に対して相互同心的に形成されて
いる。カバー部材71には、また、噴出口75を中心と
して相互対応する両側、即ち、ファンチャンバ77の上
部に複数の飛散水流孔73が形成されている。
うように本体43に結合されており、本体43との間に
回転軸線に対して相互対向する一対のファンチャンバ7
7を形成する。噴出口75は、カバー部材71の上面中
央領域で本体43の軸線方向に沿って上向開口されてい
る。そして、本体43の回転軸線を中心として少なくと
も一部の角度区間で円周方向に沿って円弧状で多数開口
されており、回転軸線に対して相互同心的に形成されて
いる。カバー部材71には、また、噴出口75を中心と
して相互対応する両側、即ち、ファンチャンバ77の上
部に複数の飛散水流孔73が形成されている。
【0018】本体43とカバー部材71との相互結合
は、カバー部材71の噛み合い縁部79と本体43にカ
バー部材71の噛み合い縁部79を納めるように噛み合
いグルーブ65とによってなる。洗濯水流出口47の開
口縁部には、その長手方向に沿って本体43から上向突
出延長されたカバー受け部67が設けられている。カバ
ー受け部67は、本体43の回転軸線に対して不均一な
半径を有し、その内壁面が、カバー部材71の外側壁面
を密着して納められるように形成されている。そして、
カバー受け部67に隣接した本体43の板面にはカバー
受け部67と平行に噛み合いグルーブ65が陥没して形
成されている。カバー受け部67に納められるカバー部
材71は、その噛み合い縁部79が噛み合いグルーブ6
5に介在して固定される。
は、カバー部材71の噛み合い縁部79と本体43にカ
バー部材71の噛み合い縁部79を納めるように噛み合
いグルーブ65とによってなる。洗濯水流出口47の開
口縁部には、その長手方向に沿って本体43から上向突
出延長されたカバー受け部67が設けられている。カバ
ー受け部67は、本体43の回転軸線に対して不均一な
半径を有し、その内壁面が、カバー部材71の外側壁面
を密着して納められるように形成されている。そして、
カバー受け部67に隣接した本体43の板面にはカバー
受け部67と平行に噛み合いグルーブ65が陥没して形
成されている。カバー受け部67に納められるカバー部
材71は、その噛み合い縁部79が噛み合いグルーブ6
5に介在して固定される。
【0019】一方、ファンチャンバ77内には、噴流フ
ァン81が各々回転可能に設けられており、噴流ファン
81との間にダクト部材91が介在され水流案内路を形
成している。図7は、噴流ファンと駆動ギヤの斜視図で
あり、図8は、図7のピニオンの斜視図である。図面か
ら見られるように、噴流ファン81は、本体43の回転
軸線と平行なファン軸83と、ファン軸83の軸線方向
に沿って放射状に延長された三つのファン羽根85とを
有する横流ファンである。ファン軸83の下端部82
は、図9から見られるように、部分球形状のピボット端
部で形成されており、上端部には、下向陥没された噛み
合い溝84が形成されている。下端部82は、洗濯水流
入口51の開口面に水平方向に設けられたピボット支持
部材103により支持される。噛み合い溝84には、カ
バー部材71の天井から下向突出された上端支持突起7
4が納められる。これによって、噴流ファン81は、フ
ァンチャンバ77内に回転可能に支持されることができ
る。ファン羽根85の上端には、軸方向の端部を一体で
連結する円盤状の横支持板87が設けられている。横支
持板87は、ファン羽根85の回転時洗濯水流入口51
に流入される洗濯水を円周方向外側へ分散させる役割を
する。
ァン81が各々回転可能に設けられており、噴流ファン
81との間にダクト部材91が介在され水流案内路を形
成している。図7は、噴流ファンと駆動ギヤの斜視図で
あり、図8は、図7のピニオンの斜視図である。図面か
ら見られるように、噴流ファン81は、本体43の回転
軸線と平行なファン軸83と、ファン軸83の軸線方向
に沿って放射状に延長された三つのファン羽根85とを
有する横流ファンである。ファン軸83の下端部82
は、図9から見られるように、部分球形状のピボット端
部で形成されており、上端部には、下向陥没された噛み
合い溝84が形成されている。下端部82は、洗濯水流
入口51の開口面に水平方向に設けられたピボット支持
部材103により支持される。噛み合い溝84には、カ
バー部材71の天井から下向突出された上端支持突起7
4が納められる。これによって、噴流ファン81は、フ
ァンチャンバ77内に回転可能に支持されることができ
る。ファン羽根85の上端には、軸方向の端部を一体で
連結する円盤状の横支持板87が設けられている。横支
持板87は、ファン羽根85の回転時洗濯水流入口51
に流入される洗濯水を円周方向外側へ分散させる役割を
する。
【0020】一方、ピボット支持部材103は、図10
から見られるように、中央領域にピボット溝105を有
し、ピボット溝105を中心として両側長手方向に沿っ
て段々に幅が広まるおおよそバー形状を有している。ピ
ボット溝105は、比較的大きい半径を有し、ファン軸
83の下端部82に対応して部分球形状で陥没して形成
されている。これによって、ピボット溝105は、納め
られたファン軸83の下端部82を納めて軸線方向及び
半径方向の荷重を支持可能である。このような状態でピ
ボット溝105とファン軸83の下端部82の相互接触
面が減少して、回転時の相互摩擦抵抗を減らすことがで
きる。一方、上端支持突起74と噛み合い溝84も部分
球形状で形成すると、相互摩擦抵抗を減らすことができ
る。
から見られるように、中央領域にピボット溝105を有
し、ピボット溝105を中心として両側長手方向に沿っ
て段々に幅が広まるおおよそバー形状を有している。ピ
ボット溝105は、比較的大きい半径を有し、ファン軸
83の下端部82に対応して部分球形状で陥没して形成
されている。これによって、ピボット溝105は、納め
られたファン軸83の下端部82を納めて軸線方向及び
半径方向の荷重を支持可能である。このような状態でピ
ボット溝105とファン軸83の下端部82の相互接触
面が減少して、回転時の相互摩擦抵抗を減らすことがで
きる。一方、上端支持突起74と噛み合い溝84も部分
球形状で形成すると、相互摩擦抵抗を減らすことができ
る。
【0021】ピボット支持部材103の両端部には、各
々上向突出されたリブ107が設けられて、洗濯水流入
口51の縁部と形状が合うようになる。また、両端部に
は、各々スクリュー孔109が形成されているので、ス
クリュー孔109を貫通して締結されるスクリュー10
1によって結合される。
々上向突出されたリブ107が設けられて、洗濯水流入
口51の縁部と形状が合うようになる。また、両端部に
は、各々スクリュー孔109が形成されているので、ス
クリュー孔109を貫通して締結されるスクリュー10
1によって結合される。
【0022】ファンチャンバ77内には、ピボット支持
部材103の上部に所定の距離を開けて、ラジアル支持
部材110が設けられている。ラジアル支持部材110
は、噴流ファン81のファン軸83のジャーナルを環状
で囲むラジアルベアリング部111と、ラジアルベアリ
ング部111とファンチャンバ77の側壁とを連結する
扇形状の支持部112Aを有している。ラジアルベアリ
ング部111は、ファン軸83のジャーナル部を滑り支
持し、これによってファン軸83は、半径方向荷重が支
持されて、軸方向に揺動することなく安定的に回転する
ことができる。
部材103の上部に所定の距離を開けて、ラジアル支持
部材110が設けられている。ラジアル支持部材110
は、噴流ファン81のファン軸83のジャーナルを環状
で囲むラジアルベアリング部111と、ラジアルベアリ
ング部111とファンチャンバ77の側壁とを連結する
扇形状の支持部112Aを有している。ラジアルベアリ
ング部111は、ファン軸83のジャーナル部を滑り支
持し、これによってファン軸83は、半径方向荷重が支
持されて、軸方向に揺動することなく安定的に回転する
ことができる。
【0023】一方、噴流ファン81は、ファン軸83の
自由端部に設けられたピニオン89と、洗濯槽13の底
部に固定された駆動ギヤ57によって回転するようにな
る。ピニオン89は、図8から見られるように、噴流フ
ァンのファン軸83と別体で製作されている。ピニオン
89は、中心部に回転軸孔121を有し、上下部接触面
123,125には、摩擦接触時軸方向ベアリング部で
作用されるように面加工されている。ピニオン89は、
ピボット支持部材103とラジアル支持部材110との
間に介在され、この時、噴流ファン81のファン軸83
が回転軸孔121に軸方向へ結合される。このような状
態で、ピニオン89の下部接触面125は、対応するピ
ボット支持部材103の軸方向ベアリング面106と摩
擦接触し、また、上部接触面123は、ラジアル支持部
材110の対応する軸方向ベアリング面112と摩擦接
触する。
自由端部に設けられたピニオン89と、洗濯槽13の底
部に固定された駆動ギヤ57によって回転するようにな
る。ピニオン89は、図8から見られるように、噴流フ
ァンのファン軸83と別体で製作されている。ピニオン
89は、中心部に回転軸孔121を有し、上下部接触面
123,125には、摩擦接触時軸方向ベアリング部で
作用されるように面加工されている。ピニオン89は、
ピボット支持部材103とラジアル支持部材110との
間に介在され、この時、噴流ファン81のファン軸83
が回転軸孔121に軸方向へ結合される。このような状
態で、ピニオン89の下部接触面125は、対応するピ
ボット支持部材103の軸方向ベアリング面106と摩
擦接触し、また、上部接触面123は、ラジアル支持部
材110の対応する軸方向ベアリング面112と摩擦接
触する。
【0024】駆動ギヤ57は円筒状を有し、下側縁部に
沿って形成されたフランジ部59には、複数の締結孔6
0が形成されている。駆動ギヤ57の固定は、これら締
結孔60を通じて洗濯槽13の底部に結合される締結手
段61により行われる。駆動ギヤ57の円周面には、ピ
ニオン89の歯形と噛み合うねじ山が形成されている。
これによってパルセータ41が回転すると、ファンチャ
ンバ77内に納められている噴流ファン81も共に回転
する。この時、噴流ファン81は本体43に対して相対
的に停止されている駆動ギヤ57と相互噛み合っている
ので、本体43の回転に対して反対方向へ回転するよう
になる。
沿って形成されたフランジ部59には、複数の締結孔6
0が形成されている。駆動ギヤ57の固定は、これら締
結孔60を通じて洗濯槽13の底部に結合される締結手
段61により行われる。駆動ギヤ57の円周面には、ピ
ニオン89の歯形と噛み合うねじ山が形成されている。
これによってパルセータ41が回転すると、ファンチャ
ンバ77内に納められている噴流ファン81も共に回転
する。この時、噴流ファン81は本体43に対して相対
的に停止されている駆動ギヤ57と相互噛み合っている
ので、本体43の回転に対して反対方向へ回転するよう
になる。
【0025】一方、ダクト部材91は、本体43の洗濯
水流出口47内で両側の噴流ファン81の間に配置さ
れ、切曲されて各々の噴流ファン81へ向かって傾斜案
内面93を有している。洗濯水流出口47の中央領域に
は、ダクト部材91を介在して固定させる一対の水流案
内突起63が設けられている。これら水流案内突起63
は、ダクト部91の下端の縁部と接触するように本体4
3から上向きに突出されている。この水流案内突起63
は、水流案内路でダクト部材91の縁部より上流側に配
置される。
水流出口47内で両側の噴流ファン81の間に配置さ
れ、切曲されて各々の噴流ファン81へ向かって傾斜案
内面93を有している。洗濯水流出口47の中央領域に
は、ダクト部材91を介在して固定させる一対の水流案
内突起63が設けられている。これら水流案内突起63
は、ダクト部91の下端の縁部と接触するように本体4
3から上向きに突出されている。この水流案内突起63
は、水流案内路でダクト部材91の縁部より上流側に配
置される。
【0026】このような構成により、本発明による洗濯
機用パルセータ41においては、ピニオン89をピボッ
ト支持部材103とラジアル支持部材110との間に介
在させた状態で、噴流ファン81のファン軸83をラジ
アルベアリング部111を通過させ、ピニオン89の回
転軸孔121を貫通させて容易にピボット支持部材10
3のピボット溝105にピボット支持させることができ
る。この時、ピニオン89は、噴流ファン81のファン
軸83に一体回転可能に結合されて、ピボット支持部材
103とラジアル支持部材110により支持されるの
で、これらの結合のためのキーのような追加的な部材の
使用を排除させることができる。これによって、噴流フ
ァン81の組立分解が便利であり、製作コストも節減さ
れる。次に、カバー部材71を本体43の上部に簡単に
結合すると、下向突出された上端支持突起74が噴流フ
ァン81のファン軸83の上端に形成された噛み合い溝
84に納められる。
機用パルセータ41においては、ピニオン89をピボッ
ト支持部材103とラジアル支持部材110との間に介
在させた状態で、噴流ファン81のファン軸83をラジ
アルベアリング部111を通過させ、ピニオン89の回
転軸孔121を貫通させて容易にピボット支持部材10
3のピボット溝105にピボット支持させることができ
る。この時、ピニオン89は、噴流ファン81のファン
軸83に一体回転可能に結合されて、ピボット支持部材
103とラジアル支持部材110により支持されるの
で、これらの結合のためのキーのような追加的な部材の
使用を排除させることができる。これによって、噴流フ
ァン81の組立分解が便利であり、製作コストも節減さ
れる。次に、カバー部材71を本体43の上部に簡単に
結合すると、下向突出された上端支持突起74が噴流フ
ァン81のファン軸83の上端に形成された噛み合い溝
84に納められる。
【0027】このような状態で、噴流ファン81の軸線
方向荷重がピボット支持部材103により荷重支持さ
れ、ラジアル支持部材110によって滑り支持されて、
容易に回転可能である。この時、ファン軸83の下端部
82、ピボット支持部材103のピボット溝105、上
端支持突起74、及び噛み合い溝84は相互部分球形状
の接触面を形成しているから、噴流ファン81回転によ
る摩擦を最小化させることができる。この時、ピニオン
89の上下部接触面123,125は、対応するピボッ
ト支持部材103とラジアル支持部材110のラジアル
ベアリング部111の軸方向ベアリング面106,11
2に摩擦接触する。そうして、ファン軸83に集中され
る噴流ファン81の荷重が半径方向へ分散される。この
ような構成により噴流ファン81の回転力が向上され、
これにより洗濯槽内に効果的な上昇噴出水流が発生され
る。
方向荷重がピボット支持部材103により荷重支持さ
れ、ラジアル支持部材110によって滑り支持されて、
容易に回転可能である。この時、ファン軸83の下端部
82、ピボット支持部材103のピボット溝105、上
端支持突起74、及び噛み合い溝84は相互部分球形状
の接触面を形成しているから、噴流ファン81回転によ
る摩擦を最小化させることができる。この時、ピニオン
89の上下部接触面123,125は、対応するピボッ
ト支持部材103とラジアル支持部材110のラジアル
ベアリング部111の軸方向ベアリング面106,11
2に摩擦接触する。そうして、ファン軸83に集中され
る噴流ファン81の荷重が半径方向へ分散される。この
ような構成により噴流ファン81の回転力が向上され、
これにより洗濯槽内に効果的な上昇噴出水流が発生され
る。
【0028】一方、本発明による洗濯機用パルセータ4
1を有する洗濯機1においては、洗濯運転が開始されて
駆動モータ33が作動すると、シャフト組立体35を通
じてパルセータ41が回転するようになる。パルセータ
41が回転すると、ファンチャンバ77内に設けられた
噴流ファン81は、パルセータ41の回転軸線に対して
公転するようになり、同時に洗濯槽13の底部に固定さ
れた駆動ギヤ57との相互作用で自転するようになる。
この時、ファンチャンバ77内の洗濯水は、噴流ファン
81の回転力により遠心方向へ分散されて水流案内路に
沿って流動し、同時にパルセータ41下部の洗濯水がフ
ァンチャンバ77内へ流入される。この洗濯水は、水流
案内路に沿って流動して噴出口75を通じて上向噴出さ
れる。この時、上向噴出される上昇洗濯水流は、各々の
噴出口75を通じて分割され、パルセータ41の回転に
よりツイスティングされ、相互対称形の分割水流が上昇
しながら合わさって強力な上昇水柱を形成する。一方、
ファンチャンバ77内で分散される洗濯水のうち一部は
飛散水流孔73を通じて吐出され半径方向上側への飛散
水流を形成する。
1を有する洗濯機1においては、洗濯運転が開始されて
駆動モータ33が作動すると、シャフト組立体35を通
じてパルセータ41が回転するようになる。パルセータ
41が回転すると、ファンチャンバ77内に設けられた
噴流ファン81は、パルセータ41の回転軸線に対して
公転するようになり、同時に洗濯槽13の底部に固定さ
れた駆動ギヤ57との相互作用で自転するようになる。
この時、ファンチャンバ77内の洗濯水は、噴流ファン
81の回転力により遠心方向へ分散されて水流案内路に
沿って流動し、同時にパルセータ41下部の洗濯水がフ
ァンチャンバ77内へ流入される。この洗濯水は、水流
案内路に沿って流動して噴出口75を通じて上向噴出さ
れる。この時、上向噴出される上昇洗濯水流は、各々の
噴出口75を通じて分割され、パルセータ41の回転に
よりツイスティングされ、相互対称形の分割水流が上昇
しながら合わさって強力な上昇水柱を形成する。一方、
ファンチャンバ77内で分散される洗濯水のうち一部は
飛散水流孔73を通じて吐出され半径方向上側への飛散
水流を形成する。
【0029】噴出口75を通じて噴出される上昇水柱
は、パルセータ41の回転時、洗濯槽内に一定の方向へ
循環する洗濯水流の中央で下向する水流に対向して、循
環水流の垂直下降を抑制する一方、半径方向へ分散させ
る。そして、分散される洗濯水は、飛散水流孔73を通
じて吐出される飛散水流によって局部的に上向きに流動
される。そうして、洗濯槽13内に乱流が形成され、同
時に洗濯槽13内には全体的に均一な圧力分布が形成さ
れる。これによって洗濯槽13内で洗濯される洗濯物の
縺れが防止され、この時、中央上昇水流及び飛散水流の
パンチングによって洗濯物の洗濯力が向上される。
は、パルセータ41の回転時、洗濯槽内に一定の方向へ
循環する洗濯水流の中央で下向する水流に対向して、循
環水流の垂直下降を抑制する一方、半径方向へ分散させ
る。そして、分散される洗濯水は、飛散水流孔73を通
じて吐出される飛散水流によって局部的に上向きに流動
される。そうして、洗濯槽13内に乱流が形成され、同
時に洗濯槽13内には全体的に均一な圧力分布が形成さ
れる。これによって洗濯槽13内で洗濯される洗濯物の
縺れが防止され、この時、中央上昇水流及び飛散水流の
パンチングによって洗濯物の洗濯力が向上される。
【0030】
【発明の効果】前述したように、本発明によると、洗濯
槽内に上昇水流を発生させる噴流ファンを簡単な構造で
支持でき、同時に容易に組立分解できる洗濯機用パルセ
ータが提供される。そして、本洗濯機用パルセータによ
り、発生される上昇噴出水流は洗濯槽内の洗濯物の縺れ
を防止する。
槽内に上昇水流を発生させる噴流ファンを簡単な構造で
支持でき、同時に容易に組立分解できる洗濯機用パルセ
ータが提供される。そして、本洗濯機用パルセータによ
り、発生される上昇噴出水流は洗濯槽内の洗濯物の縺れ
を防止する。
【図1】 本発明による洗濯機用パルセータが設けられ
ている洗濯機の概略的縦断面図である。
ている洗濯機の概略的縦断面図である。
【図2】 図1の要部拡大断面図である。
【図3】 図2の分解図である。
【図4】 本発明による洗濯機用パルセータの斜視図で
ある。
ある。
【図5】 図4の部分拡大断面図である。
【図6】 図5の横断面図である。
【図7】 噴流ファンと駆動ギヤの斜視図である。
【図8】 図7のピニオンの斜視図である。
【図9】 図5の下部の拡大図である。
【図10】 ピボット支持部材の平面図である。
【図11】 従来の洗濯機用パルセータが設けられた洗
濯機の概略的縦断面図である。
濯機の概略的縦断面図である。
3 外部ケーシング 13 洗濯槽 31 駆動部 41 パルセータ 43 本体 45 軸結合部 49 洗濯羽根 51 洗濯水流入口 53 フィルター 57 駆動ギヤ 71 カバー部材 73 飛散水流孔 74 上端支持突起 75 噴出口 77 ファンチャンバ 81 噴流ファン 82 下端部 83 ファン軸 84 噛み合い溝 85 ファン羽根 89 ピニオン 103 ピボット支持部材 105 ピボット溝 106 軸方向ベアリング 110 ラジアル支持部材 111 ラジアルベアリング部 112 軸方向ベアリング 112A 支持部 121 回転軸孔 123 上部接触面 125 下部接触面
フロントページの続き (31)優先権主張番号 1997 15988 (32)優先日 1997年4月28日 (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 1997 15989 (32)優先日 1997年4月28日 (33)優先権主張国 韓国(KR)
Claims (8)
- 【請求項1】 洗濯槽内に設けられる洗濯機用パルセー
タにおいて、 前記洗濯槽の底部に垂直方向の軸線に対して回転可能に
設けられる本体と; 前記本体に固定され前記本体との間にファンチャンバを
形成し、前記ファンチャンバと連通される上向開口され
た少なくとも一つの噴出口が形成された上面を有するカ
バー部材と; 前記本体の軸線と平行でかつ該軸線から外れた軸線を有
するファン軸及び前記ファン軸から放射状に延長された
複数のファン羽根を有し、前記ファンチャンバ内に前記
パルセータに対して相対回転可能に設けられて、前記噴
出口を通じて洗濯水を上向噴出させる噴流ファンと; 前記ファン軸を軸線方向及び半径方向で回転可能に支持
するベアリング手段と; 前記噴流ファンの回転駆動手段と;を含み、 前記回転駆動手段が、 前記噴流ファンのファン軸に結合されて一体回転するピ
ニオンと; 前記洗濯槽の底面に固定されて、前記ピニオンと噛合す
る駆動ギヤと; を含んでなる ことを特徴とする洗濯機用パルセータ。 - 【請求項2】 前記ベアリング手段は、 前記ファン軸の下端部を納めて軸線方向及び半径方向で
支持するピボット溝を有するピボット支持部材を含むこ
とを特徴とする請求項1に記載の洗濯機用パルセータ。 - 【請求項3】 前記下端部と前記ピボット溝とは、相互
対応する部分球形状の接触面を有することを特徴とする
請求項2に記載の洗濯機用パルセータ。 - 【請求項4】 前記ベアリング手段は、 前記ファンチャンバの天井面から前記ファン軸の軸線に
沿って下向突出した上端支持突起と、 前記ファン軸の上端部に形成され前記上端支持突起を軸
線方向で納める噛み合い溝と、 をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の洗濯機
用パルセータ。 - 【請求項5】 前記ピニオンは、前記ピボット支持部材
へ向かう下部接触面を有し、 前記ピボット支持部材は、前記下部接触面と軸線方向で
接触する軸方向ベアリング面を有することを特徴とする
請求項1に記載の洗濯機用パルセータ。 - 【請求項6】 前記ファン軸は、前記ピニオンの上部に
あるジャーナルを有し、 前記ベアリング手段は、前記ジャーナルを環状に囲むラ
ジアルベアリング部を有するラジアル支持部材をさらに
含むことを特徴とする請求項5に記載の洗濯機用パルセ
ータ。 - 【請求項7】 前記ラジアル支持部材は、前記ラジアル
ベアリング部と前記ファンチャンバの側壁とを連結する
扇形の支持部を有することを特徴とする請求項6に記載
の洗濯機用パルセータ。 - 【請求項8】 前記ピニオンは、前記ラジアルベアリン
グ部へ向かう上部接触面を有し、前記ラジアルベアリン
グ部は、前記上部接触面と軸線方向で接触する軸方向ベ
アリング面を有することを特徴とする請求項7に記載の
洗濯機用パルセータ。
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KR1019970014241A KR100229471B1 (ko) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 세탁기 |
KR1019970014243A KR100213609B1 (ko) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 세탁기 |
KR1019970014237A KR100213624B1 (ko) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 세탁기 |
KR199714241 | 1997-04-28 | ||
KR199715988 | 1997-04-28 | ||
KR1019970015988A KR100213616B1 (ko) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 세탁기 |
KR199714237 | 1997-04-28 | ||
KR1019970015989A KR100213608B1 (ko) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 세탁기용 펄세이터 |
KR199715989 | 1997-04-28 | ||
KR199714243 | 1997-04-28 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295975A JPH10295975A (ja) | 1998-11-10 |
JP2919830B2 true JP2919830B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=27532228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10108301A Expired - Lifetime JP2919830B2 (ja) | 1997-04-17 | 1998-04-17 | 洗濯機用パルセータ |
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---|---|
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CN (1) | CN1201089A (ja) |
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KR101555899B1 (ko) * | 2009-01-15 | 2015-09-30 | 삼성전자 주식회사 | 세탁기용 펄세이터유닛 및 이를 갖는 세탁기 |
KR101462171B1 (ko) | 2009-10-22 | 2014-11-21 | 삼성전자주식회사 | 세탁기용 펄세이터장치 및 이를 갖는 세탁기 |
KR101716822B1 (ko) * | 2010-06-07 | 2017-03-16 | 삼성전자주식회사 | 세탁기용 펄세이터 장치 및 이를 갖는 세탁기 |
CN105637138B (zh) * | 2013-08-06 | 2017-09-22 | Lg电子株式会社 | 洗衣机 |
US9611580B2 (en) * | 2014-10-22 | 2017-04-04 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Debris guard for a washing machine |
US10787761B2 (en) * | 2017-08-22 | 2020-09-29 | Whirlpool Corporation | Laundry treating system and kit for use with a laundry treating appliance |
US20240035226A1 (en) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | Whirlpool Corporation | Filtering cap for an impeller of a vertical axis laundry appliance |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0124320Y1 (ko) * | 1995-04-12 | 1999-05-01 | 김광호 | 세탁기 |
KR200156821Y1 (ko) * | 1995-05-16 | 1999-09-01 | 구자홍 | 세탁기의 세탁날개 |
KR100192610B1 (ko) * | 1995-06-26 | 1999-06-15 | 전주범 | 세탁기 |
KR0158263B1 (ko) * | 1995-12-15 | 1998-12-15 | 배순훈 | 이중펄세이터를 갖는 세탁기 |
KR200176081Y1 (ko) * | 1995-12-29 | 2000-04-15 | 전주범 | 충격펄세이터를 갖는 세탁기 |
KR200149201Y1 (ko) * | 1996-04-29 | 1999-06-15 | 전주범 | 세탁기의 회전익 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10108301A patent/JP2919830B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-17 CN CN98108797A patent/CN1201089A/zh active Pending
- 1998-04-17 US US09/061,895 patent/US5921114A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-04-17 ID IDP980583A patent/ID20181A/id unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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CN1201089A (zh) | 1998-12-09 |
JPH10295975A (ja) | 1998-11-10 |
ID20181A (id) | 1998-10-22 |
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US6070439A (en) | Pulsator assembly for use in a washing machine for forming water flow spouting upward | |
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US5941100A (en) | Clothes washing machine having a water-ejecting pulsator for ejecting filtered water | |
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