JP2917643B2 - 内燃機関の吸排気弁作動状態検知装置 - Google Patents

内燃機関の吸排気弁作動状態検知装置

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JP2917643B2
JP2917643B2 JP1126892A JP1126892A JP2917643B2 JP 2917643 B2 JP2917643 B2 JP 2917643B2 JP 1126892 A JP1126892 A JP 1126892A JP 1126892 A JP1126892 A JP 1126892A JP 2917643 B2 JP2917643 B2 JP 2917643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適時に内燃機関の設定
された気筒の吸排気弁のみを停止させて設定気筒を休筒
運転できる内燃機関に装着され、特に、休筒気筒の吸排
気弁の作動状態を適確に検知出来る内燃機関の吸排気弁
作動状態検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の運転中において、適時に出力
低減や低燃費化を図るべく、一部気筒への吸気及び燃料
の供給を停止させ、休筒運転を行うことの出来る弁停止
機構を備えた内燃機関が知られている。この種内燃機関
の弁停止機構を制御する制御手段は各種運転情報に基づ
き設定運転域に入るとその運転域内では、休筒気筒の吸
排気弁の開閉作動を停止させると共に休筒気筒への燃料
供給を停止させ、設定運転域を離脱すると、休筒気筒の
吸排気弁の開閉作動を正常状態に戻し、休筒気筒への燃
料供給を再開させている。ここで使用される弁停止機構
では、休筒運転から通常運転に復帰する場合、弁停止さ
せていた気筒の吸排気弁と共にインジェクタの駆動をも
再開させるが、この時、現システムでは吸排気弁の弁停
止モードを弁駆動モードに切り換えた後、自動的に一定
待ち時間の経過の後にインジェクタの駆動を再開させ、
全気筒運転状態に復帰する様に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、休筒運転か
ら通常運転に復帰する際、吸排気弁を弁駆動に切り換え
る指令に応じて、自動的に弁停止機構の切り換え用アク
チュエータが作動し、カム軸回転に連動して吸排気弁が
その開閉作動をスムーズに再開させることができれば問
題無い。しかし、場合により、その切り換えが適確に成
されず、休筒運転から通常運転に復帰する際に切り換え
用アクチュエータが作動したにもかかわらず、吸排気弁
がその開閉作動を正常に行わなくなったり、逆に、通常
運転より休筒運転への切り換えの際に、吸排気弁がその
開閉作動をスムーズに停止させないという状態が発生す
ることが有る。
【0004】現システムではこのように休筒運転から通
常運転への切り換えが適確に成されない場合でも、正常
切り換えが成されたものと見做し、一定待ち時間の後に
インジェクタ駆動を自動的に再開させてしまう。このよ
うな状態に陥ると、休筒気筒の吸気ポートに燃料が滞留
し、エンジンのバックファイア或いはアフタファイアの
生じる可能性が高まる。逆に、通常運転より休筒運転へ
の切り換えが適確に成されず、一定待ち時間の後にイン
ジェクタ駆動が自動停止すると、排ガスが過剰リーンに
達し、触媒の劣化が進むこととなる。
【0005】このように、吸排気弁のいずれかがその切
り換え不良を生じるとこれに不適切な燃料噴射が成され
ることによるエンジン本体の損傷や触媒劣化を招く可能
性が有り、問題と成っている。本発明の目的は弁停止機
構の切り換え作動状態を適確に検知出来る内燃機関の吸
排気弁作動状態検知装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、第1の発明は内燃機関の設定された気筒の吸排気
弁の少なくとも一方を停止させる弁停止手段と、上記内
燃機関のバルブスプリングに抗して吸気弁又は排気弁を
開作動させるカムが設けられたカム軸の回転変位量情報
を発するカム軸回転変位量検知手段と、上記カム軸回転
変位量情報に基づきカム軸回転速度の変動量を算出する
カム軸速度変動算出手段と、上記カム軸速度変動量と所
定の判定値との偏差に基づき休筒切り換え完了か否かを
判定して休筒切り換え判定情報を発する休筒切り換え判
定手段とを有したことを特徴とする。
【0007】第2の発明は内燃機関の設定された気筒の
吸排気弁の少なくとも一方を停止させる弁停止手段と、
上記内燃機関のバルブスプリングに抗して吸気弁又は排
気弁を開作動させるカムが設けられたカム軸に加わる駆
動トルク情報を発するカム軸駆動トルク検知手段と、上
記カム軸駆動トルク情報に基づきカム軸駆動トルクの変
動量を算出するカム軸駆動トルク変動算出手段と、上記
カム軸駆動トルクと所定の判定値との偏差に基づき休筒
切り換え完了か否かを判定して休筒切り換え判定情報を
発する休筒切り換え判定手段とを有したことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】第1の発明では、カム軸速度変動算出手段がカ
ム軸回転変位量検知手段からのカム軸回転変位量情報を
受けて、その情報に基づきカム軸回転速度の変動量を算
出するので、そのカム軸回転速度変動量と所定の判定値
との偏差に基づき、休筒切り換え判定手段が休筒切り換
え完了か否かを判定して休筒切り換え判定情報を発する
ことができる。
【0009】第2の発明では、カム軸駆動トルク変動算
出手段がカム軸駆動トルク検知手段からのカム軸駆動ト
ルク情報を受けて、その情報に基づきカム軸駆動トルク
の変動量を算出するので、そのカム軸駆動トルク変動量
と所定の判定値との偏差に基づき、休筒切り換え判定手
段が休筒切り換え完了か否かを判定して休筒切り換え判
定情報を発することができる。
【0010】
【実施例】図1の内燃機関の吸排気弁作動状態検知装置
は直列4気筒の内燃機関(以下単にエンジン1と記す)
に装着される。このエンジン1のシリンダヘッド2には
各気筒に連通可能な図示しない吸気路及び排気路がそれ
ぞれ形成され、各流路は図示しない吸気弁及び排気弁に
よって開閉される。これら図示しない吸排弁は各々のロ
ッカアーム3a,3b,4a,4bを介して吸気カム5
及び排気カム6により開閉駆動される。ここで各ロッカ
アーム3a,3b,4a,4bは吸排ロッカ軸7,8に
枢支され、吸気カム5及び排気カム6はカム軸9に一体
形成されている。
【0011】カム軸9は一端にタイミングギア11を一
体的に取り付けられ、このタイミングギアがタイミング
ベルト13を介して図示しないクランクシャフト側に連
結され、これによりエンジン回転の1/2の回転数でカ
ム軸9を回転するように構成されている。ここでカム軸
9にはタイミングギア11と反対側の端部に回転検出用
のディスク14が一体的に取付けられ、これにはカム軸
9の回転変位量情報を発するカム軸回転センサ16が対
設され、このディスク14及びカム軸回転センサ16が
エンコーダを構成している。なお、図1の符号18,1
9,20は各シャフトを支持する軸受を示す。
【0012】図1において、第2気筒(♯2)及び第3
気筒(♯3)の各ロッカアーム3b,4bは常時吸排弁
を開閉でき、第1気筒(♯1)と第4気筒(♯4)に対
抗する各ロッカアーム3a,4aは所定時に吸排弁の開
閉作動を停止可能な弁停止機構Mを付設されている。こ
こでの弁停止機構Mは各ロッカアーム3a,4a上の図
示しないバルブ押圧片を油圧切り換え手段によってバル
ブ対抗位置と退却位置とに切り換え移動させ、ロッカア
ームのバルブ押圧作動を弁停止時に空振りさせるという
周知の構成を採る。
【0013】なお、こここでの弁停止機構Mの油圧切り
換え手段には油圧回路23より圧油が供給される。この
油圧回路23は弁停止機構Mに吸排する圧油を休筒電磁
弁21を介して油圧供給手段22側より受ける。油圧供
給手段22は図示したように油圧ポンプ及びオイルタン
クから成る。休筒電磁弁21は3方弁であり、オン時に
各弁停止機構Mに圧油を供給して、同機構Mを弁停止に
切り換え保持し、オフ時に各弁停止機構Mの圧油を排除
して同機構Mを弁駆動に切り換え保持するもので、後述
のエンジンコントロールユニット24によって駆動制御
される。
【0014】更に、図1のシリンダヘッド2には各気筒
の図示しない吸気ポートに燃料を噴射するインジェクタ
25が装着され、各インジェクタは燃圧調整手段26に
よって定圧調整された燃料を燃料供給源27より受け、
その噴射駆動制御は、エンジンコントロールユニット2
4によって成される。エンジンコントロールユニット
(ECU)24はマイクロコンピュータによってその要
部が形成され、エンジン1への燃料供給制御、点火時期
制御、スロットル弁駆動制御等の周知の制御処理を行う
と共に休筒制御を行い、それに付随して休筒切り換え制
御を行う。このためにエンジンコントロールユニット2
4にはエンジン回転センサ30よりエンジン1の回転数
Neが、エアフローセンサ31より吸入空気量Aが、車
速センサ32より車速Svが、カム軸回転センサ16よ
り図示しないFVコンバータを介してカム軸9の回転変
位量θcが、クランク角センサ33より単位クランク角
信号Δθが、気筒判別センサ34より気筒信号♯nがそ
れぞれ取り込まれ、その他にもスロットル開度情報や水
温等の各種運転情報が取り込まれている。
【0015】ここでエンジンコントロールユニット24
は、特にカム軸速度変動算出手段及び休筒切り換え判定
手段としての機能を備える。このカム軸速度変動算出手
段はカム軸回転変位量θc情報に基づきカム軸回転速度
Vcの変動量hnを算出する。休筒切り換え判定手段は
カム軸速度変動量hn,snと所定の判定値h1,s
1,h3との偏差に基づき休筒切り換え完了か否かを判
定して休筒切り換え判定情報を発する。以下に、図1の
内燃機関の吸排気弁作動状態検知装置の作動をエンジン
コントロールユニット24の制御プログラム(図4、図
5参照)及び図2、図3の作動説明図に沿って説明す
る。エンジンコントロールユニット24は図示しないメ
インルーチンに沿って燃料噴射制御、点火時期制御、休
筒制御等を周知の制御プログラムに沿って行うと共に、
所定時点で、図4の休筒切り換え判定制御処理を行うと
共に単位時間毎の時間割込みで図5のカム軸回転速度変
動値演算ルーチンを行う。
【0016】なお、ここでは周知の図示しない休筒制御
ルーチンにおいて第1、第4気筒♯1,♯4が、例えば
中低負荷の定速走行時等の適時に休筒処理されており、
その際に休筒フラグICFLGの切り換えが成されてい
るものとし、各フラグのクリア処理等の初期設定がメイ
ンルーチンで行われているものとする。図5の休筒切り
換え判定制御ルーチンに達すると、最新のカム軸速度変
動量hn、休筒指令としての休筒フラグICFLGのデ
ータ等を取り込む。ここで図5のカム軸回転速度変動値
演算ルーチンを説明する。同ルーチンのステップb1,
b2では、最新のカム軸回転速度Vcnを取り込み、更
に,UPFLG(図2中の符号p1の極大点に達したと
見做すフラグ)がオンか否か判定し、オンでない間、即
ち極小点p2の後に有る間はステップb3に進み、達す
るとステップb6に進む。
【0017】ステップb3では前回のカム軸回転速度V
c(n−1)より今回のカム軸回転速度Vcnが大きいか
否か判定し、大きい間(極小点p2の後に有る間)はス
テップb6に進み、等しいか、小さくなると、即ち、極
大点p1に達するとステップb4に進む。ここでは、U
PFLGをオンし、LPFLG(図2中の符号p2の極
小点に達したと見做すフラグ)をクリアする。更に、ス
テップb5では今回のカム軸回転速度Vcn(p1での
値)より前回のカム軸回転速度の極小値VcLPとの偏
差の絶対値を算出し、同値を最新のカム軸速度変動量h
nとしてhnエリアの値を更新する。ステップb6に達
すると、ここではLPFLGがオンか否か判定し、オン
で無い間、即ち、極大点p1の後に有る間はステップb
7に進み、達するとステップb10に進む。
【0018】ステップb7では前回のカム軸回転速度V
c(n−1)より今回のカム軸回転速度Vcnが小さいか
否か判定し、小さい間(極大点p1の後に有る間)はス
テップb10に進み、等しいか、大きくなると、即ち、
極小点p2に達するとステップb8に進む。ここでは、
LPFLGをオンし、UPFLGをクリアする。更に、
ステップb9では最新のカム軸回転速度の極大値VcU
Pを呼出し、同値より今回のカム軸回転速度Vcn(p
2での値)との偏差の絶対値を算出し、同値を最新のカ
ム軸速度変動量hnとしてhnエリアの値を更新する。
【0019】この後、ステップb10に達すると、ここ
では今回のカム軸回転速度Vcnを前回のカム軸回転速
度Vc(n−1)に書替えし、メインルーチンにリターン
する。 このようにして算出されたカム軸速度変動量h
nが、休筒切り換え制御ルーチンのステップa1で取り
込まれる。休筒切り換え判定制御ルーチンのステップa
2に達すると、休筒指令出力中か否かをICFLGによ
って判定し、休筒中ではステップa4に、そうでなく全
気筒の運転中ではステップa3に進む。
【0020】ステップa3で全気筒の運転中では最新の
カム軸速度変動量hnが全筒運転判定値h1(図2の正
常カム軸回転速度Vcにおけるカム軸速度変動量h1と
して前以て設定)に等しいか否か判定し、等しいと、即
ち、適正に吸排気弁が開閉作動をしていると見做し、一
の制御周期を終了する。逆に、カム軸速度変動量hnが
全筒運転判定値h1と異なる場合は、適確に吸排気弁が
開閉作動しておらず、切り換え不良と見做し、全筒運転
時であっても第1、第4気筒♯1,♯4への燃料供給を
停止させる指令を発し、全筒運転指令を再度休筒電磁弁
21に出力し、ステップa7に進む。ここでは、再度カ
ム軸速度変動量hnが全筒運転判定値h1と等しいか否
か判定され、等しくなるなでステップa5乃至a7を繰
り返す。ここで等しくなると、ステップa8に達し、第
1、第4気筒♯1,♯4への燃料供給指令を発しリター
ンする。
【0021】他方、ステップa2で休筒指令が出ている
としてステップa4に進むと、ここでは最新のカム軸速
度変動量hnが休筒運転判定値h2(図3の正常カム軸
回転速度Vcにおけるカム軸速度変動量h2として前以
て設定)に等しいか否か判定し、等しいと、即ち、適正
に吸排気弁が閉状態を保持していると見做し、一の制御
周期を終了する。逆に、カム軸速度変動量hnが休筒運
転判定値h2と異なる場合は、適確に吸排気弁が閉状態
を保持してなく、切り換え不良と見做し、ステップa9
に進み、全筒運転指令を再度休筒電磁弁21に出力す
る。更に、カム軸速度変動量hnが休筒運転判定値h2
と等しいか否か判定され、等しくなるまでステップa9
乃至a10を繰り返し、等しくなると、メインルーチン
にリターンする。
【0022】ここでエンジンコントロールユニット24
の行うインジェクタ駆動処理を図6に沿って説明する。
このインジェクタ駆動ルーチンは単位クランク角信号Δ
θ(パルス信号)の割込み毎に実行される。ここでは、
エンジン回転数Ne及び他のルーチンで算出済の目標吸
入空気量A/Nを取り込み、ステップc3に進む。ここ
ではメインルーチン側より燃料カットか否かの情報を求
め、カットではそのまリターンし、そうでないとステッ
プc4に達する。ここでは、目標吸入空気量A/Nより
基本燃料パルス幅Tfを算出し、その後、目標燃料パル
ス幅Tinjを、基本燃料パルス幅Tfと、メインルー
チン側より取り込んだ空燃比補正係数KAF、大気温及
び大気圧補正係数KDT,インジェクタ作動遅れ補正値
TD等により算出する。
【0023】ステップc6に達すると、休筒作動中を示
すICFLG=1か否か判断し、no即ち非休筒時(全
筒運転)であるとステップc7に休筒時にはステップc
8に進む。ステップc7では現在の第1、第4気筒♯
1,♯4への燃料供給カット指令が発せられているか否
か判定し、燃料供給カット指令が無い場合はそのままス
テップc9に進み、発せられているとステップc8に進
む。
【0024】ステップc9では第1乃至4気筒の全イン
ジェクタ25の駆動用ドライバに目標燃料パルス幅Ti
njをセットし、ステップc8側の休筒時では、2及び
3気筒のみのインジェクタ25の駆動用ドライバにのみ
目標燃料パルス幅Tinjをセットする。そして、各ド
ライバをトリガしリターンする。この結果休筒時には、
2及び3気筒の、非休筒時には1乃至4気筒の各インジ
ェクタ25が所定の噴射タイミングにおいてそれぞれ噴
射駆動を行うと共に、休筒より全筒運転切り換え時に、
全筒運転切り換えが。完了しない間は全筒運転指令が出
ていても第1及び第4気筒♯1,♯4への燃料供給を停
止させて、第1及び第4気筒♯1,♯4の吸気ポートに
燃料が滞留し、バックファイアー等の発生を防止出来
る。
【0025】図1の内燃機関の吸排気弁作動状態検知装
置はエンジン1のシリンダヘッド2に1本のカム軸9と
吸排ロッカ軸7,8を配備していたが、これに代えて、
吸気カム軸のカムによって吸気弁を、排気カム軸の排気
カムにより排気弁を駆動するDOHC式の図示しないエ
ンジンに第1の発明を適用することもできる。この場
合、図7,図8に示すように、吸気カム軸のカム軸回転
速度Vicの極大点p1を図5のカム軸回転速度変動量
演算ルーチンと類似の図9のカム軸回転速度変動量演算
ルーチンによって求め、それに基づき極大値周期Snを
算出する。
【0026】ここで、図9のカム軸回転速度変動量演算
ルーチンは図5と比べて、ステップb5,b9が排除さ
れ、b11,b12が加えられている。ここでステップ
b1,b2より、ステップb3に達し、前回のカム軸回
転速度Vc(n−1)より今回のカム軸回転速度Vcnが
大きい間(極小点p2の後に有る間)はステップb6に
進み、極大点p1に達するとステップb4,b11に進
む。ステップb4では、UPFLGをオンし、LPFL
G(図7中の符号p2の極小点に達したと見做すフラ
グ)をクリアする。更に、ステップb11,b12では
カム角θcのカウンタの値を読み取り、今回のカム軸速
度変動量Snを取り込み、同カウンタをクリアし、ステ
ップb6に進む。なお、ステップb6乃至b10(ステ
ップb9は排除)はLPFLGをオンし、UPFLGを
クリアするべく制御処理を行うこととなる。
【0027】この場合、全筒運転では吸気カム軸(排気
カム軸も同様)のカム軸回転速度Vcnの極大値周期S
1は休筒運転時(図8参照)の極大値周期S2のほぼ1
/2となっている。このため図10の休筒切り換え判定
制御ルーチンでは図4の休筒切り換え判定制御における
ステップa3,a4,a7,a10に代えて、ステップ
a11,a12,a13,a14を行う。ここでは算出
した極大値周期Snとエンジン回転数に応じて設定され
てカム軸速度変動量S1,S2を比較してたとえ全筒運
転時であっても、全筒切り換えがなされない間は第1、
第4気筒♯1,♯4への燃料供給を停止出来、逆に、休
筒運転に入って休筒切り換えが確実に切り換え指令を発
することが出来る。
【0028】第11図には本発明の他の実施例を示し
た。ここでのエンジン1aはそのシリンダヘッド2aに
吸排カム軸9a,10aと吸排ロッカアーム7a,8a
を装着される。吸気カム軸の吸気カム5によって吸気弁
を、排気カム軸の排気カム6により排気弁を駆動するD
OHC式のエンジンとして構成されている。各カム軸9
a,10aは一端にタイミングギア11a,12aを一
体的に取り付けられ、この両タイミングギアはタイミン
グベルト13を介して図示しないクランクシャフト側に
連結され、これによりエンジン回転の1/2の回転数で
両カム軸9a,10aを回転するように構成されてい
る。ここで各カム軸9a,10a上の各タイミングギア
11a,12aの近傍及び他端にはディスク14f,1
4rが一体結合され、各ディスク14にカム軸9a,
10aのカム軸回転変位量情報をカム軸駆動トルク情報
として発するカム軸回転センサ16がそれぞれ対設さ
れ、これら各一対のディスク14f,14r及びカム
軸回転センサ16がカム軸駆動トルク変動量検知手段を
構成している。
【0029】図11において、各ロッカアーム3a,4
aは一体形成された片持ち式を成し、第2気筒(♯2)
及び第3気筒(♯3)の各ロッカアーム3b,4bは常
時給排弁を開閉でき、第1気筒(♯1)と第4気筒(♯
4)に対抗する各ロッカアーム3a,4aは、所定時に
給排弁の開閉作動を停止可能な周知の弁停止機構Maを
付設されている。図11において、図1と同一の符号は
同一部材を示し、その重複説明を略す。
【0030】ここでエンジンコントロールユニット24
aは、特にカム軸駆動トルク変動算出手段及び休筒切り
換え判定手段としての機能を備える。このカム軸駆動ト
ルク変動算出手段はカム軸駆動トルク情報としての各一
対のディスク14f,14rのカム軸回転変位量θc情
報に基づき相対回転角差Δθcを求め、これに応じたカ
ム軸駆動トルクの変動量Tcnを算出する。休筒切り換
え判定手段はカム軸駆動トルクの変動量Tcnと所定の
判定値h3,h4との偏差に基づき休筒切り換え完了か
否かを判定して休筒切り換え判定情報を発する。
【0031】以下に、図11の内燃機関の吸排気弁作動
状態検知装置の作動をエンジンコントロールユニット2
4aの制御プログラム(図14、図15参照)及び図1
2、図13の作動説明図に沿って説明する。ここでのエ
ンジンコントロールユニット24aは図1のもの24と
同様の制御処理部分が多く、ここでは重複説明を略す。
メインルーチンに沿って燃料噴射制御、点火時期制御、
休筒制御等を周知の制御プログラムに沿って行い、図1
4の休筒切り換え判定制御ルーチンに達すると、ステッ
プa1で最新のカム軸駆動トルク変動量Tcn、休筒指
令としての休筒フラグICFLGのデータ等を取り込
む。
【0032】ここで図15のカム軸駆動トルク変動量演
算ルーチンを説明する。同ルーチンのステップb11で
は、最新の各一対のディスク14f,14rの相対回転
角差Δθcを算出し、同値に応じたカム軸駆動トルクT
cnを算出し、所定エリアにストアする。更に,UPF
LG(図10中の符号p1の極大点に達したと見做すフ
ラグ)がオンか否か判定し、オンでない間、即ち極小点
p2の後に有る間はステップb3に進み、達するとステ
ップb6に進む。ステップb3では前回のカム軸駆動ト
ルクTc(n−1)より今回のカム軸駆動トルクTcnが
大きいか否か判定し、大きい間(極小点p2の後に有る
間)はステップb6に進み、等しいか、小さくなると、
即ち、極大点p1に達するとステップb4に進む。ここ
では、UPFLGをオンし、LPFLG(図2中の符号
p2の極小点に達したと見做すフラグ)をクリアする。
更に、ステップb12では今回のカム軸駆動トルクTc
n(p1での値)より前回のカム軸駆動トルクの極小値
VcLPとの偏差の絶対値を算出し、同値を最新のカム
軸駆動トルク変動量hnとしてhnエリアの値を更新す
る。
【0033】ステップb6に達すると、ここではLPF
LGがオンか否か判定し、オンで無い間、即ち、極大点
p1の後に有る間はステップb7に進み、達するとステ
ップb10に進む。ステップb7では前回のカム軸駆動
トルクTc(n−1)より今回のカム軸回転速度Tcnが
小さいか否か判定し、小さい間(極大点p1の後に有る
間)はステップb10に進み、等しいか、大きくなる
と、即ち、極小点p2に達するとステップb8に進む。
ここでは、LPFLGをオンし、UPFLGをクリアす
る。更に、ステップb13では最新のカム軸駆動トルク
Tcnの極大値VcUPを呼出し、同値より今回のカム
軸駆動トルクTcn(p2での値)との偏差の絶対値を
算出し、同値を最新のカム軸駆動トルク変動量hnとし
てhnエリアの値を更新する。
【0034】この後、ステップb10に達すると、ここ
では今回のカム軸駆動トルクTcnを前回のカム軸回転
速度Tc(n−1)に書替えし、メインルーチンにリター
ンする。このようにして算出されたカム軸駆動トルク変
動量hnが、休筒切り換え制御ルーチンのステップa1
で取り込まれる。休筒切り換え判定制御ルーチンのステ
ップa2に達すると、休筒指令出力中か否かをICFL
Gによって判定し、休筒中ではステップa16に、そう
でなく全気筒の運転中ではステップa15に進む。
【0035】ステップa15で全気筒の運転中では最新
のカム軸駆動トルク変動量hnが全筒運転判定値h3
(図12の正常カム軸駆動トルクTcにおけるカム軸駆
動トルク変動量h3として前以て設定)に等しいか否か
判定し、等しいと、即ち、適正に吸排気弁が開閉作動を
していると見做し、一の制御周期を終了する。逆に、カ
ム軸駆動トルク変動量hnが全筒運転判定値h3と異な
る場合は、適確に吸排気弁が開閉作動しておらず、切り
換え不良と見做し、全筒運転時であっても第1、第4気
筒♯1,♯4への燃料供給を停止させる指令を発し、全
筒運転指令を再度休筒電磁弁21に出力し、ステップa
17に進む。ここでは、再度カム軸駆動トルク変動量h
nが全筒運転判定値h3と等しいか否か判定され、等し
くなるなでステップa5,a6,a17を繰り返す。こ
こで等しくなると、ステップa8に達し、第1、第4気
筒♯1,♯4への燃料供給指令を発しリターンする。
【0036】他方、ステップa2で休筒指令が出ている
としてステップa16に進むと、ここでは最新のカム軸
駆動トルク変動量hnが休筒運転判定値h4(図13の
休筒カム軸駆動トルク変動量h4(エンジン回転数に応
じた値)として前以て設定)に等しいか否か判定し、等
しいと適正に吸排気弁が閉状態を保持していると見做
し、一の制御周期を終了する。逆に、カム軸駆動トルク
変動量hnが休筒運転判定値h4と異なる場合は、適確
に吸排気弁が閉状態を保持してなく、切り換え不良と見
做し、ステップa9に進み、全筒運転指令を再度休筒電
磁弁21に出力する。更に、カム軸駆動トルク変動量h
nが休筒運転判定値h4と等しいか否か判定され、等し
くなるまでステップa9,a18を繰り返し、等しくな
ると、メインルーチンにリターンする。
【0037】ここでも図6のインジェクタ駆動処理が同
様に行われ、第1、第4気筒♯1,♯4の非休筒時には
1乃至4気筒の全てのインジェクタ25が所定の噴射タ
イミングにおいてそれぞれ噴射駆動を行うと共に、休筒
より全筒運転切り換え時に、全筒運転切り換えが。完了
しない間は全筒運転指令が出ていても第1及び第4気筒
♯1,♯4への燃料供給を停止させて、第1及び第4気
筒♯1,♯4の吸気ポートに燃料が滞留し、バックファ
イアー等が発生することを防止出来る。上述のところに
おいて、エンジン1は4気筒としたが、その他の気筒数
のエンジンにもこの発明を適応出来、更に、休筒気筒数
を2気筒と固定していたが、休筒数を可変としても良
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、第1の発明では、弁停止
時にともなうバルブスプリングの反力減少がカム軸回転
速度変動を引き起こすことに着目し、このカム軸回転速
度の変動量hnをカム軸回転変位量Vc情報に基づき算
出し、カム軸回転速度変動量hn,snと所定の判定値
h1,h2,s1,s2との偏差に基づき、休筒切り換
え完了か否かを判定して休筒切り換え判定情報を適確に
発することができ、新たにセンサを増設することなく、
休筒気筒への切り換え完了を確実に検出でき、エンジン
のバックファイア等の発生を防止出来る。
【0039】第2の発明では、弁停止時にともなうバル
ブスプリングの反力減少がカム軸駆動トルク変動を引き
起こすことに着目し、このカム軸駆動トルクの変動量h
nをカム軸駆動トルクTc情報に基づき算出し、カム軸
駆動トルク変動量hnと所定の判定値h3,h4との偏
差に基づき、休筒切り換え完了か否かを判定して休筒切
り換え判定情報を適確に発することができ、新たにセン
サを増設することなく、休筒気筒への切り換え完了を確
実に検出でき、エンジンのバックファイア等の発生を防
止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての内燃機関の吸排気弁
作動状態検知装置の全体構成図である。
【図2】図1内エンジンの全筒運転時の各気筒毎の吸排
気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図3】図1のエンジンの休筒運転時の各気筒毎の吸排
気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図4】図1の装置内のECUが行う休筒切り換え判定
制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】図1の装置内のECUが行うカム軸回転速度変
動値演算ルーチンのフローチャートである。
【図6】図1の装置内のECUが行うインジェクタ駆動
ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例としての内燃機関の吸排気
弁作動状態検知装置のエンジンの全筒運転時の各気筒毎
の吸排気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図8】本発明の他の実施例としての内燃機関の吸排気
弁作動状態検知装置のエンジンの休筒運転時の各気筒毎
の吸排気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図9】本発明の他の実施例としての内燃機関の吸排気
弁作動状態検知装置内のECUが行う休筒切り換え判定
制御ルーチンのフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施例としての内燃機関の吸排
気弁作動状態検知装置内のECUが行うカム軸回転速度
変動値演算ルーチンのフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例としての内燃機関の吸排
気弁作動状態検知装置の全体構成図である。
【図12】図9内エンジンの全筒運転時の各気筒毎の吸
排気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図13】図9内エンジンの休筒運転時の各気筒毎の吸
排気弁作動モード及びカム軸速度線図である。
【図14】図9内のECUが行う休筒切り換え判定制御
ルーチンのフローチャートである。
【図15】図1内のECUが行うカム軸駆動トルク変動
量演算ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダヘッド 3a ロッカアーム 3b ロッカアーム 5 カム 6 カム 9 カム軸 14 ディスク 16 カム軸回転速度 21 電磁切り換え弁 24 ECU 25 燃料噴射弁 M 休筒機構 M1 休筒機構 hn カム軸速度変動量 Vcn カム軸回転速度 hn カム軸速度変動量 sn カム軸速度変動量 Tcn カム軸駆動トルク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 45/00 362 F02D 45/00 362J 364 364B (56)参考文献 特開 平5−195853(JP,A) 特開 平5−195850(JP,A) 実開 昭57−178139(JP,U) 実開 昭60−134840(JP,U) 実開 平5−47386(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 17/02 F01L 1/46 F01L 13/00 303 F02D 45/00 301 F02D 45/00 314 F02D 45/00 362 F02D 45/00 364

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の設定された気筒の吸排気弁の少
    なくとも一方を停止させる弁停止手段と、上記内燃機関
    バルブスプリングに抗して吸気弁又は排気弁を開作動
    させるカムが設けられたカム軸の回転変位量情報を発す
    るカム軸回転変位量検知手段と、上記カム軸回転変位量
    情報に基づきカム軸回転速度の変動量を算出するカム軸
    速度変動算出手段と、上記カム軸速度変動量と所定の判
    定値との偏差に基づき休筒切り換え完了か否かを判定し
    て休筒切り換え判定情報を発する休筒切り換え判定手段
    とを有したことを特徴とする内燃機関の吸排気弁作動状
    態検知装置。
  2. 【請求項2】内燃機関の設定された気筒の吸排気弁の少
    なくとも一方を停止させる弁停止手段と、上記内燃機関
    バルブスプリングに抗して吸気弁又は排気弁を開作動
    させるカムが設けられたカム軸に加わる駆動トルク情報
    を発するカム軸駆動トルク検知手段と、上記カム軸駆動
    トルク情報に基づきカム軸駆動トルクの変動量を算出す
    るカム軸駆動トルク変動算出手段と、上記カム軸駆動ト
    ルク変動量と所定の判定値との偏差に基づき休筒切り換
    え完了か否かを判定して休筒切り換え判定情報を発する
    休筒切り換え判定手段とを有したことを特徴とする内燃
    機関の吸排気弁作動状態検知装置。
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