JP2917363B2 - 無線通信方式 - Google Patents
無線通信方式Info
- Publication number
- JP2917363B2 JP2917363B2 JP4292390A JP4292390A JP2917363B2 JP 2917363 B2 JP2917363 B2 JP 2917363B2 JP 4292390 A JP4292390 A JP 4292390A JP 4292390 A JP4292390 A JP 4292390A JP 2917363 B2 JP2917363 B2 JP 2917363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- zones
- radio
- antenna
- communication system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車電話等の無線通信方式に関し、特にゾ
ーンを小さくしたマイクロセルのゾーン構成法をとる無
線通信方式に関する。
ーンを小さくしたマイクロセルのゾーン構成法をとる無
線通信方式に関する。
従来のセルラー方式の無線ゾーンは、1つの基地局で
1つの無線ゾーンを構成するオムニゾーン、あるいは、
1つの基地局で3つないしは6つの無線ゾーンを作るセ
クターゾーンが使われている。自動車電話のように比較
的広い地域を各々の無線ゾーンでカバーすればよいシス
テムでは、このようなゾーン構成も有効である。
1つの無線ゾーンを構成するオムニゾーン、あるいは、
1つの基地局で3つないしは6つの無線ゾーンを作るセ
クターゾーンが使われている。自動車電話のように比較
的広い地域を各々の無線ゾーンでカバーすればよいシス
テムでは、このようなゾーン構成も有効である。
しかしながら、今後は加入者を飛躍的に多く収容する
ために、ゾーンを従来よりもはるかに小さく、又、ゾー
ンを多くする必要がある。
ために、ゾーンを従来よりもはるかに小さく、又、ゾー
ンを多くする必要がある。
例えば、現在の自動車電話で運用される標準的なゾー
ンの大きさは直径2〜3kmから20〜30kmくらいまでの範
囲である。この様なゾーン構成では、無論使用する周波
数帯域幅にもよるが、25MHz×2(=50MHz)の周波数帯
域で東京首都圏(半径50km以内)で50万程度の加入者し
か収容できない(60年度郵政省電気通信技術審議会「自
動車無線電話通信を行う無線局の無線設備の技術的条
件」)。
ンの大きさは直径2〜3kmから20〜30kmくらいまでの範
囲である。この様なゾーン構成では、無論使用する周波
数帯域幅にもよるが、25MHz×2(=50MHz)の周波数帯
域で東京首都圏(半径50km以内)で50万程度の加入者し
か収容できない(60年度郵政省電気通信技術審議会「自
動車無線電話通信を行う無線局の無線設備の技術的条
件」)。
従って、これ以上の加入者を収容するためには、直径
数100m程度の極小ゾーン(マイクロセル)の使用が必要
となる。
数100m程度の極小ゾーン(マイクロセル)の使用が必要
となる。
無線ゾーンを構成するために基地局(の場所、建物)
が必要となるが、この基地局のコストが通信システム全
体のコストに占る割合はかなり大きく、経済的なシステ
ムを構築するためには基地局のコストを小さく抑えるべ
きである。基地局コストを小さくする一つの方法は、基
地局の数を小さくすることである。
が必要となるが、この基地局のコストが通信システム全
体のコストに占る割合はかなり大きく、経済的なシステ
ムを構築するためには基地局のコストを小さく抑えるべ
きである。基地局コストを小さくする一つの方法は、基
地局の数を小さくすることである。
本発明の目的は、一つの基地局で数多くのゾーンを構
成することができる無線通信方式を提供することにあ
る。
成することができる無線通信方式を提供することにあ
る。
本発明の無線通信方式は、高所に複数のアンテナを同
心円状に配置した複合アンテナを有する基地局を備え、
前記アンテナの指向性の俯角を前記同心円状の配置の径
が異なるごとに異ならせて前記アンテナのそれぞれに対
応した無線ゾーンを地面に同心円状につくり、これら無
線ゾーン内にある移動無線機と前記基地局との間で通信
を行なう。
心円状に配置した複合アンテナを有する基地局を備え、
前記アンテナの指向性の俯角を前記同心円状の配置の径
が異なるごとに異ならせて前記アンテナのそれぞれに対
応した無線ゾーンを地面に同心円状につくり、これら無
線ゾーン内にある移動無線機と前記基地局との間で通信
を行なう。
前記無線ゾーンのそれぞれを幅がほぼ等しい円環状に
してもよい。
してもよい。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例における基地局の複合アン
テナの側面図である。
テナの側面図である。
第1図において、1はアンテナを取りつける台座であ
り、2は必要な高さを得るための鉄塔である。3は台座
1に取りつけたアンテナである。これらのアンテナ3は
同心円状に下向き(地面方向)に取りつけられており、
台座1の中心からの距離によって異なる俯角でとりつけ
られる。
り、2は必要な高さを得るための鉄塔である。3は台座
1に取りつけたアンテナである。これらのアンテナ3は
同心円状に下向き(地面方向)に取りつけられており、
台座1の中心からの距離によって異なる俯角でとりつけ
られる。
これらのアンテナ3は指向性のあるもので、それらの
ビームが、例えば、第2図のように同心円状のもの、あ
るいは、第3図のように円形のビームが同心円状に広が
っているというものである。
ビームが、例えば、第2図のように同心円状のもの、あ
るいは、第3図のように円形のビームが同心円状に広が
っているというものである。
第2図において、11〜14は1つの基地局でつくるゾー
ン、21〜24は別の1つの基地局でつくるゾーンである。
ン、21〜24は別の1つの基地局でつくるゾーンである。
また、第3図において、31が1つの基地局でつくられ
るゾーン、32が別の1つの基地局でつくられるゾーンで
ある。
るゾーン、32が別の1つの基地局でつくられるゾーンで
ある。
第4図は垂直面で切って見たビームの状態を示す図で
ある。
ある。
Lはアンテナの高さ(鉄塔の高さ)であり、S1〜S5は
各々のビームの俯角、Θ1〜Θ5は各ビームの幅であ
る。又、Dはこれらのビームが地面に投影されたときの
ゾーン幅又は直径である。
各々のビームの俯角、Θ1〜Θ5は各ビームの幅であ
る。又、Dはこれらのビームが地面に投影されたときの
ゾーン幅又は直径である。
これらの関係を具体的に示すと、D=200m,L=200mの
場合、Θ1=45,Θ2=18.4゜,Θ3=8.1゜,Θ4=4.
5゜,Θ5=2.7゜とすればよく、D=200m,L=500mの場
合、Θ1=21.8゜,Θ2=16.9゜,Θ3=11.5゜,Θ4
=7.8゜,Θ5=5.4゜とすればよい。
場合、Θ1=45,Θ2=18.4゜,Θ3=8.1゜,Θ4=4.
5゜,Θ5=2.7゜とすればよく、D=200m,L=500mの場
合、Θ1=21.8゜,Θ2=16.9゜,Θ3=11.5゜,Θ4
=7.8゜,Θ5=5.4゜とすればよい。
これら各無線ゾーン内にある移動無線機と基地局との
間で通信を行なう。
間で通信を行なう。
以上述べたように本発明は、複数の無線ゾーンを同心
円状につくることができる複合アンテナを基地局に用い
ることにより、マイクロセルの無線通信方式を経済的に
構成する手段を与えることができる。
円状につくることができる複合アンテナを基地局に用い
ることにより、マイクロセルの無線通信方式を経済的に
構成する手段を与えることができる。
第1図は本発明の一実施例における基地局の複合アンテ
ナの側面図、第2図及び第3図は第1図に示す複合アン
テナがつくる無線ゾーンの2つの例のそれぞれを示す
図、第4図は第1図に示す複合アンテナの垂直面で切っ
て見たビームの状態を示す図である。 1……台座、2……鉄塔、3……アンテナ。
ナの側面図、第2図及び第3図は第1図に示す複合アン
テナがつくる無線ゾーンの2つの例のそれぞれを示す
図、第4図は第1図に示す複合アンテナの垂直面で切っ
て見たビームの状態を示す図である。 1……台座、2……鉄塔、3……アンテナ。
Claims (2)
- 【請求項1】高所に複数のアンテナを同心円上に配置し
た複合アンテナを有する基地局を備え、前記アンテナの
指向性の俯角を前記同心円上の配置の径が異なるごとに
異ならせて前記アンテナのそれぞれに対応した無線ゾー
ンを地面に同心円上につくり、これら無線ゾーン内にあ
る移動無線機と前記基地局との間で通信を行うことを特
徴とする無線通信方式。 - 【請求項2】前記無線ゾーンのそれぞれを幅がほぼ等し
い円環状にしたことを特徴とする請求項1記載の無線通
信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292390A JP2917363B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 無線通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292390A JP2917363B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 無線通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03244224A JPH03244224A (ja) | 1991-10-31 |
JP2917363B2 true JP2917363B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=12649543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292390A Expired - Fee Related JP2917363B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 無線通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917363B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2949533B2 (ja) * | 1991-09-03 | 1999-09-13 | 日本電信電話株式会社 | 移動通信無線ゾーン構成方法 |
DE59309086D1 (de) * | 1992-08-26 | 1998-11-26 | Siemens Ag | Mobiles funknetz |
WO2008041281A1 (fr) | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Fujitsu Limited | Dispositif de station de base et procédé de configuration de cellules |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP4292390A patent/JP2917363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03244224A (ja) | 1991-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4727590A (en) | Mobile radio communication system with repeater station grid | |
US5557656A (en) | Mobile telecommunications for aircraft and land based vehicles | |
JP3086864B2 (ja) | ワイアレス通信ネットワーク用マルチビームアンテナ | |
USRE37140E1 (en) | System and method for channel assignment in a satellite telephone system | |
US6304762B1 (en) | Point to multipoint communication system with subsectored upstream antennas | |
EP0777400A2 (en) | Personal beam cellular communication system | |
JPH0779475A (ja) | 基地局アンテナ・アレンジメント | |
CA2263442C (en) | Control channel for non-terrestrial cellular mobile telecommunication station | |
US5960343A (en) | Mobile communications | |
JP2917363B2 (ja) | 無線通信方式 | |
JP2001507894A (ja) | 8セル用周波数再利用計画に対する周波数割り当て方法 | |
US7221962B2 (en) | Telecommunications radio system for mobile communication services | |
JPH03104426A (ja) | 航空機等の空中浮上体中継セル通信装置と通信方法 | |
JPH04238424A (ja) | 極小マイクロセル方式 | |
EP1226724B1 (en) | Method and apparatus for providing forward link softer handoff in a code division multiple access communication system | |
DE59304624D1 (de) | Mobiles funknetz mit zentraler ausleuchtung der zellen | |
EP1226723A1 (en) | Method and apparatus for providing forward link softer handoff in a code division multiple access communication system | |
JP2513255Y2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP3381618B2 (ja) | 無線通信システム | |
JPH04256230A (ja) | セルラー移動無線通信システム | |
JPH07245579A (ja) | 移動体通信基地局装置 | |
JPH11289219A (ja) | 基地局アンテナ装置 | |
JPH04297138A (ja) | マルチアンテナによる移動通信セル構成方式及び移動通信方式 | |
MXPA99002099A (es) | Antena para sistema de telecomunicacion movil noterrestre | |
MXPA99002100A (en) | Control channel for non-terrestrial cellular mobile telecommunication station |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |