JP2916909B2 - 乾燥クロレラ微細粉末製造方法及び製造装置 - Google Patents
乾燥クロレラ微細粉末製造方法及び製造装置Info
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Description
せた原料粉末を原料として、食品に添加することにより
緑に着色し栄養価を高める乾燥クロレラ微細粉末を製造
することを目的とする乾燥クロレラ微細粉末製造方法及
び製造装置に関するものである。
ロレラ細胞の粒径は約3〜10μmある。これを乾燥さ
せて粉末にすると、細胞一個の粒径は約2〜8μmと縮
小するが、乾燥する過程でクロレラ細胞同士に結合する
ものがあるため、約2μmから約60μmまでの不均一
な粒径の粒子が混在する結果となる。これが原料粉末で
ある。
に添加した場合、緑色の発色が異なり、混合性や展伸性
も異なり、栄養の消化吸収率も異なる。粉末粒径が10
μmを超えると、緑色の色合いや発色性、混合性や展伸
性、栄養の消化吸収率に問題があって食品添加に適さな
い。粉末粒径が10μm以下だと、緑色の色合いや発色
性、混合性や展伸性、栄養の消化吸収率が非常に優れ食
品添加に適している。本発明のいう微細粉末とは、目的
の粒径に応じて大きくしたり小さくしたりの調節は自由
であるが、通常は10μm以下の粒径の粉末をさしてい
る。そこには、破砕されてさらに微細化された粒子も含
まれている。
9の「クロレラ細胞壁の破砕方法および破砕装置」があ
り、特許請求の範囲請求項1によれば「エアーフィルタ
ーを有する吸引口3と排風機4との間を常に流通するエ
アー流通路に設置した破砕塔1内の複数台の磨砕機2に
より磨砕されたクロレラ粉末を分級機14において粉末
粒度を選別し、所定粒度内の粉末は排出して回収すると
ともに所定外の大きさを有する粒度粉末は磨砕工程に還
元して磨砕するようにして成ることを特徴とするクロレ
ラ粉末の破砕方法。」とある。磨砕機の構造は、乾燥さ
せたクロレラをローレット加工した一対の回転ローラで
圧接しつつ一方の回転ローラを倍速で回転させるローラ
磨砕である。
51の「クロレラ細胞膜の破砕方法」があり、特許請求
の範囲請求項1によれば「クロレラ濃度10〜23重量
%のクロレラ粉体・水懸濁液を10℃以下に調整し、冷
却外套を持つ密閉シリンダー中に多数の直径0.5〜
1.5mmのグラスビーズを封入して該グラスビーズ容
量が密閉シリンダー容量の80〜85%になる如くし、
前記グラスビーズを流入液体と混和・回転することによ
り、流入液体中の物質を摩砕する連続湿式微粉砕機に前
記懸濁液を送入して、破砕直後のスラリーが40℃以下
になる如く微粉砕し、スラリー温度を10℃以下になる
如く冷却した後、乾燥工程を経ることを特長とする、ク
ロレラ細胞膜の破砕方法。」とある。クロレラを破砕す
る方法は、第1従来技術と同じく、摩砕による破砕であ
る。
以下に述べるような4つの問題点があった。
2つの原因がある。1つは、原料粉末の供給から微細粉
末の回収まで、供給工程→破砕工程→分級工程→回収工
程、と4工程が直列しているため、ラインが長くなり、
それだけ時間もかかるため、回収効率が非常に悪いので
ある。もう1つは、約2μmから約60μmまでの不均
一な粒径の粒子が混在している原料粉末を破砕工程に供
給するため、破砕効率が非常に悪い。原料粉末中に既に
目的とする一定の粒径以下の微細粉末が仮に30%含ま
れていたとして、残り70%の粗大粉末は30%の微細
粉末と一緒に破砕処理に供給されるため、結果として粗
大粉末の破砕率をダウンさせる。破砕処理済粉末中に残
った粗大粉末は分級工程から破砕工程へ還元されるが、
微細粉末と一緒なので破砕効率が低いため、供給工程の
分量をかなり減らさないと、粗大粉末の破砕工程への供
給量が粗大粉末の破砕率を上回る危険性が大である。
の色素成分であるクロロフィルが変質劣化を起こしてし
まう。そのため、自然で均一な色彩の微細粉末を得るこ
とができない。一対のローラを2〜10tの力で圧接し
ローラ同士を異なる速度で回転させ摺りつけて磨砕する
ため摩擦熱を生じる。しかも一対のローラを多数連続し
て設けることが多いため、長時間高熱に晒される。
レラ微細粉末へ混入する危険性がある。
離して感染を防止できる衛生的な製造工程ではない。回
収された微細粉末は、人の口に入る前に、加熱殺菌され
る。これには3つの原因がある。1つは、エアーフィル
ターから吸引されたエアー流通路内の空気中に菌が混じ
っていることがある。エアーフィルターは空気からホコ
リなどの粗固形物を除去するためのもので、菌を除去す
る機能を有した特殊フィルターではない。1つは、エア
ー流通路内は磨砕ローラの破砕処理により高温多湿な状
態となっており、しかも磨砕機内部は磨砕ローラなど複
雑な構造をしているため、非常に菌が繁殖しやすい環境
となっている。1つは、磨砕機等の装置内部が複雑なこ
とと、エアー流通管等の連結も複雑であるため、分解が
容易でなく、内部清掃も細部まで完全にはできず、乾熱
減菌器を用いても不十分な処理しかできない現状であ
る。
3つの問題点があった。
突してグラスの粉末がクロレラ微細粉末へ混入する危険
性がある。
る熱でクロレラの色素成分であるクロロフィルが変質劣
化を起こしてしまう。そのため、自然で均一な色彩の粉
末を得ることができない。
る過程で、微細粉末同士が結合して粒径が大きくなるた
め、発色性、混合性、展伸性が悪く、食品混合に適した
微細粉末を製造することはできない。破砕による消化吸
収率の向上だけが目的で、微細粉末化は目的に入ってい
ない。
理効率がよく、クロロフィルの変質劣化を防いで事前で
均一な色彩の微細粉末を得ることができ、混入物の危険
がなく、衛生的な製造工程を有した、乾燥クロレラ微細
粉末製造方法及び製造装置を提供することを目的とした
ものである。
フィルターで粉塵を除去して取り入れた空気をコンプレ
ッサーで圧縮送風して後述する各装置の各バルブに送
り、クロレラを乾燥させた原料粉末を定量供給装置によ
り供給ホッパーに供給し、該供給ホッパーに設けられた
バルブを調節することにより空気が流入してエアーフィ
ーダーまで原料粉末を供給し、該エアーフィーダー内に
バルブを調節することにより空気を噴射させ前記供給ホ
ッパー内を減圧させつつ原料粉末を気流と共に供給管に
供給し、該供給管内の原料粉末を気流と共に分級粒径の
調節可能な分級機まで供給し、該分級機で分級回収した
原料粉末中に含まれていた一定の粒径以下の目的の微細
粉末を気流と共に回収管を通して回収ホッパーに回収
し、分級機で分級残留した原料粉末中に含まれていた一
定の粒径を超えた目的以外の粗大粉末を気流と共に混合
機に供給し、該混合機内にバルブを調節することにより
空気を噴射させ粗大粉末と圧縮空気を混合させて破砕機
の噴射ノズルに供給し、該噴射ノズルからジェット気流
と共に高速噴射された粗大粉末を破砕機内の衝突板に衝
突させて結合している細胞同士を分離しあるいは細胞壁
を破砕して微細なものとなお粗大なものとが混在した破
砕処理済粉末とし、該破砕処理済粉末を気流と共に還流
管を通して供給管の原料粉末に混入し、以上の各工程を
連続的に繰り返し、微細粉末は供給管から分級機を通っ
てストレートに回収されるため回収効率がよく、粗大粉
末だけが供給管から分級機を通って破砕処理されるため
破砕効率がよいことを特徴とする乾燥クロレラ微細粉末
製造方法に関するものである。
を除去して取り入れた空気をコンプレッサーで圧縮送風
し除菌フィルターで除菌して後述する各装置の各バルブ
に送り、クロレラを乾燥させた原料粉末を定量供給装置
により供給ホッパーに供給し、該供給ホッパーに設けら
れたバルブを調節することにより空気が流入してエアー
フィーダーまで原料粉末を供給し、該エアーフィーダー
内にバルブを調節することにより空気を噴射させ前記供
給ホッパー内を減圧させつつ原料粉末を気流と共に供給
管に供給し、該供給管内の原料粉末を気流と共に分級粒
径の調節可能な分級機まで供給し、該分級機で分級回収
した原料粉末中に含まれていた一定の粒径以下の目的の
微細粉末を気流と共に回収管を通して回収ホッパーに回
収し、分級機で分級残留した原料粉末中に含まれていた
一定の粒径を超えた目的以外の粗大粉末を気流と共に混
合機に供給し、該混合機内にバルブを調節することによ
り空気を噴射させ粗大粉末と圧縮空気を混合させて破砕
機の噴射ノズルに供給し、該噴射ノズルからジェット気
流と共に高速噴射された粗大粉末を破砕機内の衝突板に
衝突させて結合している細胞同士を分離しあるいは細胞
壁を破砕して微細なものとなお粗大なものとが混在した
破砕処理済粉末とし、該破砕処理済粉末を気流と共に還
流管を通して供給管の原料粉末に混入し、以上の各工程
を連続的に繰り返し、微細粉末は供給管から分級機を通
ってストレートに回収されるため回収効率がよく、粗大
粉末だけが供給管から分級機を通って破砕処理されるた
め破砕効率がよく、原料に殺菌された原料粉末を用い、
内部空気を除菌エアーで満たし供給から回収までのあい
た除菌エアー以外の空気にクロレラが触れることがない
ため殺菌されている微細粉末を製造できることを特徴と
する乾燥クロレラ微細粉末製造方法に関するものであ
る。
風される空気を除湿冷却装置で10℃〜15℃に除湿冷
却することにより、内部空気を除湿冷却状態に保って菌
の繁殖を防止し、特に混合機内にバルブを調整して空気
を噴射することにより粗大粉末と圧縮空気を混合して破
砕機の噴射ノズルに供給し、該噴射ノズルから粗大粉末
を除湿冷却されたジェット気流と共に高速噴射させ、粗
大粉末と破砕機内の衝突板との衝突による発熱を防ぎ、
クロレラの変質や内容成分であるクロロフィルの色の劣
化を防止することを特徴とする前記本発明の第1と第2
に記載した乾燥クロレラ微細粉末製造方法に関するもの
である。
を除去するエアーフィルターと、該エアーフィルターか
らの空気を圧縮送風するコンプレッサーと、該コンプレ
ッサーからの空気を10℃〜15℃に除湿冷却する除湿
冷却装置と、除湿冷却装置からの空気を除菌して後述す
る各装置の各バルブに送る除菌フィルターと、クロレラ
を乾燥させた原料粉末を供給ホッパーに供給する定量供
給装置と、空気の流入を調節可能なバルブが設けられた
原料粉末をエアーフィーダーに供給する供給ホッパー
と、空気の噴射を調節可能なバルブが設けられ内部に噴
射口を有し前記供給ホッパー内を減圧させ供給された原
料粉末を気流と共に供給管に供給するエアーフィーダー
と、原料粉末を気流と共に分級機まで供給する供給管
と、分級粒径を調節可能な原料粉末中に夫々含まれてい
た一定の粒径以下の目的の微細粉末と一定の粒径を超え
た目的以外の粗大粉末を分級する分級機と、分級機で分
級回収した微細粉末を気流と共に回収ホッパーへ送る回
収管と、微細粉末を回収する回収ホッパーと、空気の噴
射を調節可能なバルブとが設けられ内部に噴射口を有し
供給された粗大粉末と圧縮空気を混合して破砕機の噴射
ノズルに供給する混合機と、噴射ノズルからジェット気
流と共に粗大粉末を高速噴射させて衝突させ結合してい
る細胞同士を分離しあるいは細胞壁を破砕するための衝
突板が内設され微細なものとなお粗大なものとが混在し
た破砕処理済粉末を気流と共に還流管に送る破砕機と、
破砕処理済粉末を気流と共に供給管に戻す還流管とから
構成され、原料に殺菌された原料粉末を用い、本装置を
構成する各管各装置の各連結部分に連結分解可能なフラ
ンジを用い、微細粉末を供給管から分級機を通してスト
レートに回収するため効率よく回収でき、粗大粉末だけ
を供給管から分級機を通して破砕処理するため効率よく
破砕でき、内部が除湿冷却した空気で満たされるので菌
の繁殖を防止でき、除湿冷却されたジェット気流で粗大
粉末と衝突板との衝突による発熱を防いでクロレラの変
質や内容成分であるクロロフィルの色の劣化を防止で
き、供給から回収までのあいた除菌エアー以外の空気に
クロレラを触れさせないため殺菌された微細粉末を製造
でき、各連結部分のフランジのボルトとナットを外して
本装置を分解すれば内部の掃除や乾熱減菌が簡単な構造
であるため製造工程の衛生状態を容易に保つことができ
ることを特徴とする乾燥クロレラ微細粉末製造装置に関
するものである。
は2つの原因がある。1つは、原料粉末の供給から微細
粉末の回収まで、供給工程→分級工程→回収工程、と3
工程が直列しているため、ラインが短くなり、それだけ
時間がかからず、回収効率が非常によいのである。もう
1つは、約2μmから約60μmまでの不均一な粒径の
粒子が混在している原料粉末を分級工程に供給し、粗大
粉末のみを破砕工程に供給するため、破砕効率が非常に
よい。前記3工程のラインに破砕工程を並列させた格好
である。原料粉末中に既に目的とする一定の粒径以下の
微細粉末が仮に30%含まれていたとしても分級工程か
ら直接回収工程に供給されるので、残り70%の粗大粉
末だけが破砕処理に供給されるため、結果として粗大粉
末の破砕率が大きく向上する。破砕処理済粉末中に残っ
た粗大粉末だけが分級工程を経て破砕工程へと還元され
るが、破砕率が高いため、粗大粉末の破砕工程への供給
バランスは容易に保つことができる。
た空気を混合機内に噴射することにより、粗大粉末と圧
縮空気を混合して破砕機の噴射ノズルに供給し、該噴射
ノズルから粗大粉末を除湿冷却されたジェット気流と共
に高速噴射させ、粗大粉末と破砕機内の衝突板との衝突
による熱を冷却することにより、クロレラの変質や内容
成分であるクロロフィルの色の劣化を防ぐので、自然で
均一な色彩の微細粉末を得ることができる。
く、衝突破砕させる破砕方法なので、装置の一部が摩耗
した粉末がクロレラ微細粉末へ混入する危険性はない。
隔離して感染を防止できる衛生的な製造工程が確保され
ている。これには3つの原因がある。1つは、除菌フィ
ルターを送風ラインの最後の工程に入れて各装置の各バ
ルブに送る空気を除菌することにより、製造工程内部の
空気は無菌エアーとなる。1つは、製造工程内部は除湿
冷却された空気に満たされているので菌の繁殖を防止す
る。1つは、装置内部は分級機や混合機や破砕機やその
他どの装置も内部の構造が簡単で容易に清潔を保つこと
ができるため、菌が繁殖しにくい環境となっている。1
つは、各装置各管の連結が単純であるため、分解が容易
で、内部清掃も細部まで完全にすることができ、乾熱滅
菌器を用いて十分な滅菌処理を簡単にすることができ
る。本発明の装置を構成する供給装置関係、分級機、混
合機、破砕機は、フランジにより、直接及び各管を介し
て接続されており、フランジのボルト・ナットを取り外
すことにより容易に分解、掃除、減菌作業ができる。
とづき図面を参照して説明するが、下記実施例にのみ限
定されるものでないことはいうまでもない。図1に送風
ラインを除く乾燥クロレラ微細粉末製造装置の一実施例
を示し、図2に送風ラインの一実施例を示す。
するエアーフィルターである。図中2は、エアーフィル
ター1からの空気を圧縮送風するコンプレッサーであ
る。図中23は、コンプレッサー2からの空気を10℃
〜15℃に除湿冷却する除湿冷却装置である。本実施例
では、空気の圧を安定させるためにエアータンク26を
設け、送風ライン内で発生した粉塵を除去するためにラ
インフィルター27を設けている。図中22は、除湿冷
却装置23からの空気を除菌して後述する各装置の各バ
ルブに送る除菌フィルターである。以上が、所謂送風ラ
インである。製造装置の内部空気を除湿冷却状態に保っ
て菌の繁殖を防止する。
である。原料粉末3は殺菌されている。原料粉末3の粒
径に制限はないが、本実施例は約2μmから約60μm
までの不均一な粒径が混在している。原料粉末3の細胞
壁は、既に破砕されている場合もあり、破砕されてない
場合もあるが、どちらでも構わない。図中4は、原料粉
末3を納めて定量供給する定量供給装置である。図中5
は、定量供給装置4から供給された原料粉末3をエアー
フィーダー7に供給する供給ホッパーである。図中6
は、供給ホッパー5に設けられて供給ホッパー5への空
気の流入を調節可能なバルブである。図中7は、空気の
噴射を調節可能なバルブ8が設けられた噴射口(24)
を内部に有し前記供給ホッパー(5)内を減圧させ供給
された原料粉末3を気流と共に供給管9に供給するエア
ーフィーダーである。バルブ6とバルブ8へは前記送風
ラインから空気が送られてくる。ただし、バルブ6へは
単に除菌フィルターを設けて外気が自然に吸引される方
式をとることもできる。図中9は、原料粉末3を気流と
共に分級機10まで供給する供給管である。以上が、所
謂供給装置である。
末3中に夫々含まれていた一定の粒径以下の目的の微細
粉末11と一定の粒径を超えた目的以外の粗大粉末14
を分級する分級機10である。サイクロン方式で、内部
の筒28を長くすれば分級回収する粒径の境が小さくな
り、短くすれば分級回収する粒径の境が大きくなる。
細粉末11が送られてくる回収管12である。図中13
は、回収管12から気流と共に送られてきた微細粉末1
1を回収する回収ホッパーである。微細粉末11は回収
ホッパー13の底から製品として排出される。
に直接連結された混合機である。図中16は、混合機1
5の内部に設けられた噴射口24からの空気の噴射を調
節可能なバルブ16である。バルブ16へは前記送風ラ
インから空気が送られてくる。混合機15は分級機10
から供給された粗大粉末14と圧縮空気を混合して破砕
機17の噴射ノズル18に供給する。
破砕機である。混合機15内で圧縮空気と混合された粗
大粉末14は、破砕機17内部の噴射ノズル18からジ
ェット気流と共に高速噴射される。図中19は、破砕機
17に内設し、高速噴射された粗大粉末14をを衝突さ
せ結合している細胞同士を分離させあるいは細胞壁を破
砕させるための衝突板である。除湿冷却されたジェット
気流と共に高速噴射させ、粗大粉末14と衝突板19と
の衝突による発熱を防ぎ、クロレラの変質や内容成分で
あるクロロフィルの色の劣化を防止する。図中20は、
粗大粉末14が衝突板19に衝突してできた、微細なも
のとなお粗大なものとが混在した破砕処理済粉末であ
る。図中21は、破砕処理済粉末20を気流と共に供給
管9に戻すための還流管である。以上が、本発明の乾燥
クロレラ微細粉末製造方法に基づく乾燥クロレラ微細粉
末製造装置である。
通ってストレートに回収されるため回収効率がよく、粗
大粉末14だけが供給管9から分級機10を通って破砕
処理されるため破砕効率がよい。内部空気を除菌エアー
で満たし供給から回収までのあいた除菌エアー以外の空
気にクロレラが触れることがないため殺菌されている微
細粉末11を製造できる。
ンジ25によって連結されており、ボルトとナットを外
すことで本装置を簡単に分解することができ、内部の掃
除や乾熱減菌も簡単な構造であり、製造工程の衛生状態
を容易に保つことができる
粉末製造方法及び製造装置によれば、以下に述べるよう
な効果を奏する。
は2つの原因がある。1つは、原料粉末の供給から微細
粉末の回収まで、供給工程→分級工程→回収工程、と3
工程が直列しているため、ラインが短くなり、それだけ
時間がかからず、回収効率が非常によいのである。もう
1つは、不均一な粒径(通常は約2μmから約60μ
m)の粒子が混在している原料粉末を分級工程に供給
し、粗大粉末のみを破砕工程に供給するため、破砕効率
が非常によい。前記3工程のラインに破砕工程を並列さ
せた格好である。原料粉末中に既に目的とする一定の粒
径以下の微細粉末が仮に30%含まれていたとしても分
級工程から直接回収工程に供給されるので、残り70%
の粗大粉末だけが破砕処理に供給されるため、結果とし
て粗大粉末の破砕率が大きく向上する。破砕処理済粉末
中に残った粗大粉末だけが分級工程を経て破砕工程へと
還元されるが、破砕率が高いため、粗大粉末の破砕工程
への供給バランスは容易に保つことができる。
た空気を混合機内に噴射することにより、粗大粉末と圧
縮空気を混合して破砕機の噴射ノズルに供給し、該噴射
ノズルから粗大粉末を除湿冷却されたジェット気流と共
に高速噴射させ、粗大粉末と破砕機内の衝突板との衝突
による熱を冷却することにより、クロレラの変質や内容
成分であるクロロフィルの色の劣化を防ぐので、自然で
均一な色彩の微細粉末を得ることができる。
く、衝突破砕させる破砕方法なので、装置の一部が摩耗
した粉末がクロレラ微細粉末へ混入する危険性はない。
隔離して感染を防止できる衛生的な製造工程が確保され
ている。これには3つの原因がある。1つは、除菌フィ
ルターを送風ラインの最後の工程に入れて各装置の各バ
ルブに送る空気を除菌することにより、製造工程内部の
空気は無菌エアーとなる。1つは、製造工程内部は除湿
冷却された空気に満たされているので菌の繁殖を防止す
る。1つは、装置内部は分級機や混合機や破砕機やその
他どの装置も内部の構造が簡単で容易に清潔を保つこと
ができるため、菌が繁殖しにくい環境となっている。1
つは、各装置各管の連結が単純であるため、分解が容易
で、内部清掃も細部まで完全にすることができ、乾熱減
菌器を用いて十分な滅菌処理を簡単にすることができ
る。本発明の装置を構成する供給装置関係、分級機、混
合機、破砕機は、フランジにより、直接及び各管を介し
て接続されており、フランジのボルト・ナットを取り外
すことにより容易に分解、掃除、減菌作業ができる。
び製造装置の一実施例をあらわし、送風ラインを除いた
説明図である。
び製造装置の一実施例をあらわし、送風ラインのみの説
明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 エアーフィルター(1)で粉塵を除去し
て取り入れた空気をコンプレッサー(2)で圧縮送風し
て後述する各装置の各バルブに送り、クロレラを乾燥さ
せた原料粉末(3)を定量供給装置(4)により供給ホ
ッパー(5)に供給し、該供給ホッパー(5)に設けら
れたバルブ(6)を調節することにより空気が流入して
エアーフィーダー(7)まで原料粉末(3)を供給し、
該エアーフィーダー(7)内にバルブ(8)を調節する
ことにより空気を噴射させ前記供給ホッパー(5)内を
減圧させつつ原料粉末(3)を気流と共に供給管(9)
に供給し、該供給管(9)内の原料粉末(3)を気流と
共に分級粒径の調節可能な分級機(10)まで供給し、
該分級機(10)で分級回収した原料粉末(3)中に含
まれていた一定の粒径以下の目的の微細粉末(11)を
気流と共に回収管(12)を通して回収ホッパー(1
3)に回収し、分級機(10)で分級残留した原料粉末
(3)中に含まれていた一定の粒径を超えた目的以外の
粗大粉末(14)を気流と共に混合機(15)に供給
し、該混合機(15)内にバルブ(16)を調節するこ
とにより空気を噴射させ粗大粉末(14)と圧縮空気を
混合させて破砕機(17)の噴射ノズル(18)に供給
し、該噴射ノズル(18)からジェット気流と共に高速
噴射された粗大粉末(14)を破砕機(17)内の衝突
板(19)に衝突させて結合している細胞同士を分離し
あるいは細胞壁を破砕して微細なものとなお粗大なもの
とが混在した破砕処理済粉末(20)とし、該破砕処理
済粉末(20)を気流と共に還流管(21)を通して供
給管(9)の原料粉末(3)に混入し、以上の各工程を
連続的に繰り返し、微細粉末(11)は供給管(9)か
ら分級機(10)を通ってストレートに回収されるため
回収効率がよく、粗大粉末(14)だけが供給管(9)
から分級機(10)を通って破砕処理されるため破砕効
率がよいことを特徴とする乾燥クロレラ微細粉末製造方
法。 - 【請求項2】 エアーフィルター(1)で粉塵を除去し
て取り入れた空気をコンプレッサー(2)で圧縮送風し
除菌フィルター(22)で除菌して後述する各装置の各
バルブに送り、クロレラを乾燥させた原料粉末(3)を
定量供給装置(4)により供給ホッパー(5)に供給
し、該供給ホッパー(5)に設けられたバルブ(6)を
調節することにより空気が流入してエアーフィーダー
(7)まで原料粉末(3)を供給し、該エアーフィーダ
ー(7)内にバルブ(8)を調節することにより空気を
噴射させ前記供給ホッパー(5)内を減圧させつつ原料
粉末(3)を気流と共に供給管(9)に供給し、該供給
管(9)内の原料粉末(3)を気流と共に分級粒径の調
節可能な分級機(10)まで供給し、該分級機(10)
で分級回収した原料粉末(3)中に含まれていた一定の
粒径以下の目的の微細粉末(11)を気流と共に回収管
(12)を通して回収ホッパー(13)に回収し、分級
機(10)で分級残留した原料粉末(3)中に含まれて
いた一定の粒径を超えた目的以外の粗大粉末(14)を
気流と共に混合機(15)に供給し、該混合機(15)
内にバルブ(16)を調節することにより空気を噴射さ
せ粗大粉末(14)と圧縮空気を混合させて破砕機(1
7)の噴射ノズル(18)に供給し、該噴射ノズル(1
8)からジェット気流と共に高速噴射された粗大粉末
(14)を破砕機(17)内の衝突板(19)に衝突さ
せて結合している細胞同士を分離しあるいは細胞壁を破
砕して微細なものとなお粗大なものとが混在した破砕処
理済粉末(20)とし、該破砕処理済粉末(20)を気
流と共に還流管(21)を通して供給管(9)の原料粉
末(3)に混入し、以上の各工程を連続的に繰り返し、
微細粉末(11)は供給管(9)から分級機(10)を
通ってストレートに回収されるため回収効率がよく、粗
大粉末(14)だけが供給管(9)から分級機(10)
を通って破砕処理されるため破砕効率がよく、原料に殺
菌された原料粉末(3)を用い、内部空気を除菌エアー
で満たし供給から回収までのあいた除菌エアー以外の空
気にクロレラが触れることがないため殺菌されている微
細粉末(11)を製造できることを特徴とする乾燥クロ
レラ微細粉末製造方法。 - 【請求項3】 コンプレッサー(2)で圧縮送風される
空気を除湿冷却装置(23)で10℃〜15℃に除湿冷
却することにより、内部空気を除湿冷却状態に保って菌
の繁殖を防止し、特に混合機(15)内にバルブ(1
6)を調整して空気を噴射することにより粗大粉末(1
4)と圧縮空気を混合して破砕機(17)の噴射ノズル
(18)に供給し、該噴射ノズル(18)から粗大粉末
(14)を除湿冷却されたジェット気流と共に高速噴射
させ、粗大粉末(14)と破砕機(17)内の衝突板
(19)との衝突による発熱を防ぎ、クロレラの変質や
内容成分であるクロロフィルの色の劣化を防止すること
を特徴とする前記請求項1又は2記載の乾燥クロレラ微
細粉末製造方法。 - 【請求項4】 取り入れる空気から粉塵を除去するエア
ーフィルター(1)と、該エアーフィルター(1)から
の空気を圧縮送風するコンプレッサー(2)と、該コン
プレッサー(2)からの空気を10℃〜15℃に除湿冷
却する除湿冷却装置(23)と、除湿冷却装置(23)
からの空気を除菌して後述する各装置の各バルブに送る
除菌フィルターと、クロレラを乾燥させた原料粉末
(3)を供給ホッパー(5)に供給する定量供給装置
(4)と、空気の流入を調節可能なバルブ(6)が設け
られた原料粉末(3)をエアーフィーダー(7)に供給
する供給ホッパー(5)と、空気の噴射を調節可能なバ
ルブ(8)が設けられ内部に噴射口(24)を有し前記
供給ホッパー(5)内を減圧させ供給された原料粉末
(3)を気流と共に供給管(9)に供給するエアーフィ
ーダー(7)と、原料粉末(3)を気流と共に分級機
(10)まで供給する供給管(9)と、分級粒径を調節
可能な原料粉末(3)中に夫々含まれていた一定の粒径
以下の目的の微細粉末(11)と一定の粒径を超えた目
的以外の粗大粉末(14)を分級する分級機(10)
と、分級機(10)で分級回収した微細粉末(11)を
気流と共に回収ホッパー(13)へ送る回収管(12)
と、微細粉末(11)を回収する回収ホッパー(13)
と、空気の噴射を調節可能なバルブ(16)とが設けら
れ内部に噴射口(24)を有し供給された粗大粉末(1
4)と圧縮空気を混合して破砕機(17)の噴射ノズル
(18)に供給する混合機(15)と、噴射ノズル(1
8)からジェット気流と共に粗大粉末(14)を高速噴
射させて衝突させ結合している細胞同士を分離しあるい
は細胞壁を破砕するための衝突板(19)が内設され微
細なものとなお粗大なものとが混在した破砕処理済粉末
(20)を気流と共に還流管(21)に送る破砕機(1
7)と、破砕処理済粉末(20)を気流と共に供給管
(9)に戻す還流管(21)とから構成され、原料に殺
菌された原料粉末(3)を用い、本装置を構成する各管
各装置の各連結部分に連結分解可能なフランジ(27)
を用い、微細粉末(11)を供給管(9)から分級機
(10)を通してストレートに回収するため効率よく回
収でき、粗大粉末(14)だけを供給管(9)から分級
機(10)を通して破砕処理するため効率よく破砕で
き、内部が除湿冷却した空気で満たされるので菌の繁殖
を防止でき、除湿冷却されたジェット気流で粗大粉末
(14)と衝突板(19)との衝突による発熱を防いで
クロレラの変質や内容成分であるクロロフィルの色の劣
化を防止でき、供給から回収までのあいだ除菌エアー以
外の空気にクロレラを触れさせないため殺菌された微細
粉末(11)を製造でき、各連結部分のフランジ(2
5)のボルトとナットを外して本装置を分解すれば内部
の掃除や乾熱減菌が簡単な構造であるため製造工程の衛
生状態を容易に保つことができることを特徴とする乾燥
クロレラ微細粉末製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169369A JP2916909B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 乾燥クロレラ微細粉末製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9169369A JP2916909B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 乾燥クロレラ微細粉末製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10323169A JPH10323169A (ja) | 1998-12-08 |
JP2916909B2 true JP2916909B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=15885318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9169369A Expired - Lifetime JP2916909B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 乾燥クロレラ微細粉末製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916909B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102406226A (zh) * | 2011-12-12 | 2012-04-11 | 南京国资现代农业投资发展有限责任公司 | 一种食品粉料制备方法以及食品胶囊的制作方法 |
KR101731975B1 (ko) * | 2015-09-14 | 2017-05-04 | 제이씨나노텍(주) | 식품류의 과립화 방법 및 장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3778891B2 (ja) * | 2002-11-12 | 2006-05-24 | 株式会社東洋新薬 | 緑葉末の製造方法 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9169369A patent/JP2916909B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN102406226B (zh) * | 2011-12-12 | 2015-04-22 | 南京国资现代农业投资发展有限责任公司 | 一种食品粉料制备方法以及食品胶囊的制作方法 |
KR101731975B1 (ko) * | 2015-09-14 | 2017-05-04 | 제이씨나노텍(주) | 식품류의 과립화 방법 및 장치 |
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JPH10323169A (ja) | 1998-12-08 |
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