JP2916212B2 - キャップ用シュートレール - Google Patents
キャップ用シュートレールInfo
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- movable piece
- cap
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプルリングを設けた容易開口性を有するキャ
ップを容器へ打栓するに際し、該キャップを打栓機に搬
送するガイドレールに関するものである。
ップを容器へ打栓するに際し、該キャップを打栓機に搬
送するガイドレールに関するものである。
[従来の技術] 今日、ジュースその他の液体食料品を充填した瓶容器
に対し、第8図に示す如きプルリング75を設けたキャッ
プをもって被蓋することが有る。
に対し、第8図に示す如きプルリング75を設けたキャッ
プをもって被蓋することが有る。
このプルリング75を有するキャップ70は、円板状にし
て容器口部を覆う天板部71の周縁に短円筒状のスカート
部73を有し、該スカート部73の下端74を容器口部に形成
した顎部に係合させて該キャップにより容器を密封する
ものであり、前記スカート部73の下端74から延設した引
張片に環状の指掛部を形成してプルリング75とし、該プ
ルリング75の基部から天板部71の周縁に沿った所望のス
コアーが設けられ、又はスカート部73の所要箇所にスカ
ート部73を分断するスコアーが設けられており、プルリ
ング75を強く引き上げるのみで前記スコアーを破断する
ことにより栓抜き等の用具を用いることなく容易に容器
を開封し得るキャップ70とされ、容器の開封が極めて容
易である故、今日、種々の飲食物用瓶容器に多用される
様になって来た。
て容器口部を覆う天板部71の周縁に短円筒状のスカート
部73を有し、該スカート部73の下端74を容器口部に形成
した顎部に係合させて該キャップにより容器を密封する
ものであり、前記スカート部73の下端74から延設した引
張片に環状の指掛部を形成してプルリング75とし、該プ
ルリング75の基部から天板部71の周縁に沿った所望のス
コアーが設けられ、又はスカート部73の所要箇所にスカ
ート部73を分断するスコアーが設けられており、プルリ
ング75を強く引き上げるのみで前記スコアーを破断する
ことにより栓抜き等の用具を用いることなく容易に容器
を開封し得るキャップ70とされ、容器の開封が極めて容
易である故、今日、種々の飲食物用瓶容器に多用される
様になって来た。
そして、このキャップ70を容器に打栓するに際して
は、通常、第9図に示す様に打栓機85と離れた場所にキ
ャップ70をストッカー81と配列装置82とを設置し、該配
列装置82からレール状のシュート10を打栓機85へ配置す
ることが行なわれており、前記配列装置82はプルリング
75を有するキャップ70を一定の方向としてレール状のシ
ュート10(以下シュートレールという)に送り出すもの
であり(例えば特公昭55−9.377号、特公平1−57.007
号)、該シュートレール10は、溝の中にキャップ70を挾
み込んで空気噴射によりキャップ70を高速で移動させる
ものであって、第10図に示す様に、適宜の肉厚を有する
長尺のジョイント17に断面コ字状をした長尺のガイドレ
ール18を左右対称にボルト39で固定し、ジョイント17は
適宜の間隔をもって配置された支持脚等により工場の天
井又は壁等へ固定され、前記両ガイドレール18の溝部19
にキャップ70を挾み込み、キャップ70のプルリング75を
ジョント17の両側に設けた両ガイドレール18の間に挾む
様に位置させることとし、圧縮空気を該溝部19内に位置
させたキャップ70に噴き付けてキャップ70を一定の方向
に維持しつつ高速で移動させるものである。
は、通常、第9図に示す様に打栓機85と離れた場所にキ
ャップ70をストッカー81と配列装置82とを設置し、該配
列装置82からレール状のシュート10を打栓機85へ配置す
ることが行なわれており、前記配列装置82はプルリング
75を有するキャップ70を一定の方向としてレール状のシ
ュート10(以下シュートレールという)に送り出すもの
であり(例えば特公昭55−9.377号、特公平1−57.007
号)、該シュートレール10は、溝の中にキャップ70を挾
み込んで空気噴射によりキャップ70を高速で移動させる
ものであって、第10図に示す様に、適宜の肉厚を有する
長尺のジョイント17に断面コ字状をした長尺のガイドレ
ール18を左右対称にボルト39で固定し、ジョイント17は
適宜の間隔をもって配置された支持脚等により工場の天
井又は壁等へ固定され、前記両ガイドレール18の溝部19
にキャップ70を挾み込み、キャップ70のプルリング75を
ジョント17の両側に設けた両ガイドレール18の間に挾む
様に位置させることとし、圧縮空気を該溝部19内に位置
させたキャップ70に噴き付けてキャップ70を一定の方向
に維持しつつ高速で移動させるものである。
そしてこのシュートレール10は、配列装置82で一定の
方向としたキャップ70を所定の向きのままで移動させる
為、両側に設けたガイドレール18相互間の間隔l1は約22
mm前後としてプルリング75の大きさよりも僅かに大きい
程度とし、又、両溝部19における幅l2はキャップ70の直
径に合せるものとして溝部19の底部とキャップ70との間
に約1mm前後の間隙を生じさせる様に各ガイドレール18
における溝部19の深さを定めていた。
方向としたキャップ70を所定の向きのままで移動させる
為、両側に設けたガイドレール18相互間の間隔l1は約22
mm前後としてプルリング75の大きさよりも僅かに大きい
程度とし、又、両溝部19における幅l2はキャップ70の直
径に合せるものとして溝部19の底部とキャップ70との間
に約1mm前後の間隙を生じさせる様に各ガイドレール18
における溝部19の深さを定めていた。
[発明が解決しようとする課題] 前述の様に、従来のシュートレールはガイドレール相
互間の間隔及びガイドレールに設ける溝部の深さをキャ
ップに合せて特定していたものであるも、今日、瓶容器
の種類に合せてキャップの直径も26mmや38mm等複数種の
ものが生産される様になり、キャップの大きさに合せて
シュートレールを取り換える必要が生じることになっ
た。
互間の間隔及びガイドレールに設ける溝部の深さをキャ
ップに合せて特定していたものであるも、今日、瓶容器
の種類に合せてキャップの直径も26mmや38mm等複数種の
ものが生産される様になり、キャップの大きさに合せて
シュートレールを取り換える必要が生じることになっ
た。
しかしこのシュートレールは、配列装置と打栓機との
間に配列され、全長は十mを越えることも有り、シュー
トレールの取り換えに手数を要し、更に該シュートレー
ルはキャップとの間に僅かな間隙を有するのみで軽量の
キャップを高速で移動させる故、取り付け後の調整が困
難である為、大きさの異なるキャップによる打栓への変
更は極めて困難となる欠点が有った。
間に配列され、全長は十mを越えることも有り、シュー
トレールの取り換えに手数を要し、更に該シュートレー
ルはキャップとの間に僅かな間隙を有するのみで軽量の
キャップを高速で移動させる故、取り付け後の調整が困
難である為、大きさの異なるキャップによる打栓への変
更は極めて困難となる欠点が有った。
[課題を解決するための手段] 本発明は長尺の基板上に左下枠及び右下枠を取り付
け、左下枠の上に左サイドブロック及び左上枠を、右下
枠の上に右サイドブロック及び右上枠を設けると共に、
左下枠と左上枠との間に左サイドブロックよりも薄い長
尺の左可動片を、且つ、右下枠と右上枠との間に右サイ
ドブロックよりも薄い長尺の右可動片を設け、更に、左
右の可動片を各々左右に移動させるエアーシリンダを前
記基板の左右に設け、エアーシリンダのピストンロッド
とサイドブロックを貫通して可動片を移動させるシャフ
トとの連結にはロックナットを用いて可動片の位置を調
整可能とする。
け、左下枠の上に左サイドブロック及び左上枠を、右下
枠の上に右サイドブロック及び右上枠を設けると共に、
左下枠と左上枠との間に左サイドブロックよりも薄い長
尺の左可動片を、且つ、右下枠と右上枠との間に右サイ
ドブロックよりも薄い長尺の右可動片を設け、更に、左
右の可動片を各々左右に移動させるエアーシリンダを前
記基板の左右に設け、エアーシリンダのピストンロッド
とサイドブロックを貫通して可動片を移動させるシャフ
トとの連結にはロックナットを用いて可動片の位置を調
整可能とする。
[作用] 本発明に係るシュートレールは、左上枠と右上枠との
間にキャップのプルリングを挾み、左可動片と右可動片
との間にキャップを挾むことによりキャップの方向を一
定としてキャップを移送することができ、左可動片び右
可動片を左右のエアーシリンダにより各々左右へ移動可
能としている故、左可動片及び右可動片の位置を変更す
ることにより、上下を上枠と下枠とに規制される種々の
大きさとされたキャップを一定の方向に維持しつつ、移
送することが可能となる。
間にキャップのプルリングを挾み、左可動片と右可動片
との間にキャップを挾むことによりキャップの方向を一
定としてキャップを移送することができ、左可動片び右
可動片を左右のエアーシリンダにより各々左右へ移動可
能としている故、左可動片及び右可動片の位置を変更す
ることにより、上下を上枠と下枠とに規制される種々の
大きさとされたキャップを一定の方向に維持しつつ、移
送することが可能となる。
[実施例] 本発明に係るキャップ用シュートレールは、第1図乃
至第3図に示す様に、所要厚さにして適宜の剛性を有す
る基板13の上にシュートベース15を載置し、該シュトベ
ース15の左側上面に左下枠21を載置し、左下枠21の左端
上面に左サイドブロック23を、該左サイドブロック23の
上に更に左上枠25を載置し、各部材のボルト孔38へボル
ト39を挿入することにより前記左上枠25、左サイドブロ
ック23及び左下枠21をシュートベース15と共に基板13に
固定し、シュートベース15の右側上面にも同様に右下枠
41、右サイドブロック43及び右上枠45を所要間隔に配置
するボルド39をもって固定し、前記左上枠25と右上枠45
との間隙は約22mm前後として平行に固定するものであ
る。
至第3図に示す様に、所要厚さにして適宜の剛性を有す
る基板13の上にシュートベース15を載置し、該シュトベ
ース15の左側上面に左下枠21を載置し、左下枠21の左端
上面に左サイドブロック23を、該左サイドブロック23の
上に更に左上枠25を載置し、各部材のボルト孔38へボル
ト39を挿入することにより前記左上枠25、左サイドブロ
ック23及び左下枠21をシュートベース15と共に基板13に
固定し、シュートベース15の右側上面にも同様に右下枠
41、右サイドブロック43及び右上枠45を所要間隔に配置
するボルド39をもって固定し、前記左上枠25と右上枠45
との間隙は約22mm前後として平行に固定するものであ
る。
更に、このシュートレール10は長さを約2mとし、基板
13の前後両端近傍及び中央部において基板13の左右に支
持板37をビス止めにより取り付け、各支持板37に左エア
ーシリンダ51又は右エアーシリンダ61を取り付けると共
に、該左エアーシリンダ51における左ピストンロッド53
に連結した左シャフト55を左サイドブロック23に設けた
透孔24を貫通させ、該左シャフト55の先端に長尺の左可
動片27を設けるものとし、該左可動片27は左サイドブロ
ック23よりも薄い長尺板を用い、左下枠21と左上枠25と
の間に位置して左ピストンロッド53及び左シャフト55に
より左右へ移動させられる構造とするものであり、右エ
アーシリンダ61の右ピストンロッド63にも、同様に右サ
イドブロック43の透孔24を貫通するシャフト65を介して
長尺の右可動片47を取り付ける。
13の前後両端近傍及び中央部において基板13の左右に支
持板37をビス止めにより取り付け、各支持板37に左エア
ーシリンダ51又は右エアーシリンダ61を取り付けると共
に、該左エアーシリンダ51における左ピストンロッド53
に連結した左シャフト55を左サイドブロック23に設けた
透孔24を貫通させ、該左シャフト55の先端に長尺の左可
動片27を設けるものとし、該左可動片27は左サイドブロ
ック23よりも薄い長尺板を用い、左下枠21と左上枠25と
の間に位置して左ピストンロッド53及び左シャフト55に
より左右へ移動させられる構造とするものであり、右エ
アーシリンダ61の右ピストンロッド63にも、同様に右サ
イドブロック43の透孔24を貫通するシャフト65を介して
長尺の右可動片47を取り付ける。
この左可動片27及び右可動片47は、左エアーシリンダ
51及び右エアーシリンダ61により各々左ピストンロッド
53及び右ピストンロッド63を前進限界位置迄前進させた
とき、左可動片27と右可動片47との間隙が約28mmとなる
様にロックナット59,69等により調整し、例えば26mm径
のキャップ70を左可動片27と右可動片47との間に挾む様
にして移送するものであり、各シャフト55,65の側近に
は第4図に示す様にスペーサ31を設け、該スペーサ31は
第5図に示す様に回転軸35を中心として180゜回転可能
とすると共に一側に凹所33を設け、該凹所33は前記シャ
フト55,65を覆う様にし得るものであり、該スペーサ31
の凹所33により例えば、左シャフト55を覆えば、左シャ
フト55の後端に形成した膨大部56がスペーサ31の外側面
に当接されて左ピストンロッド53の前進を阻止し、又、
スペーサ31の凹所33により右シャフト65を覆えば右シャ
フト65の後端に形成した膨大部66がスペーサ31の外側面
に当接されて右ピストンロッド63の前進を阻止し、該ス
ペーサ31の厚みを適宜調整しておくことによりスペーサ
31の外側面に各シャフト55,65の膨大部56,66を当接した
ときの左可動片27と右可動片47との間隔を約40mm前後に
設定し得る様にする。
51及び右エアーシリンダ61により各々左ピストンロッド
53及び右ピストンロッド63を前進限界位置迄前進させた
とき、左可動片27と右可動片47との間隙が約28mmとなる
様にロックナット59,69等により調整し、例えば26mm径
のキャップ70を左可動片27と右可動片47との間に挾む様
にして移送するものであり、各シャフト55,65の側近に
は第4図に示す様にスペーサ31を設け、該スペーサ31は
第5図に示す様に回転軸35を中心として180゜回転可能
とすると共に一側に凹所33を設け、該凹所33は前記シャ
フト55,65を覆う様にし得るものであり、該スペーサ31
の凹所33により例えば、左シャフト55を覆えば、左シャ
フト55の後端に形成した膨大部56がスペーサ31の外側面
に当接されて左ピストンロッド53の前進を阻止し、又、
スペーサ31の凹所33により右シャフト65を覆えば右シャ
フト65の後端に形成した膨大部66がスペーサ31の外側面
に当接されて右ピストンロッド63の前進を阻止し、該ス
ペーサ31の厚みを適宜調整しておくことによりスペーサ
31の外側面に各シャフト55,65の膨大部56,66を当接した
ときの左可動片27と右可動片47との間隔を約40mm前後に
設定し得る様にする。
又、エアーシリンダ51,61によりピストンロッド53,63
及びシャフト55,65を後退限界位置迄後退させたとき、
左可動片27と右可動片47との間隔が約55mm前後となる様
に設定し、左右対称位置に配置した左エアーシリンダ51
の後室と右エアーシリンダ61の後室とを配管58により接
続し、又、左エアーシリンダ51の前室と右エアーシリン
ダ61の前室とは配管68により接続しておくものである。
及びシャフト55,65を後退限界位置迄後退させたとき、
左可動片27と右可動片47との間隔が約55mm前後となる様
に設定し、左右対称位置に配置した左エアーシリンダ51
の後室と右エアーシリンダ61の後室とを配管58により接
続し、又、左エアーシリンダ51の前室と右エアーシリン
ダ61の前室とは配管68により接続しておくものである。
本実施例に係るキャップ用のシュートレール10は上述
の如き構造としている故、該シュートレール10の所要本
数を継ぎ足して配列装置82と打栓機85との間を接続し、
左エアーシリンダ51と右エアーシリンダ61との前室への
配管68及び後室への配管58に各々エアー配管を接続して
おけば、エアー配管への圧縮空気の送り出しを切る換え
るのみで、左エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61
により配列装置82と打栓機85との間のシュートレール10
における左可動片27及び右可動片43の間隔を一斉に変更
し、以てキャップ70の径に合せた所要幅を有するシュー
トレール10とすることができ、スペーサ31を外して各左
エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61の後室に圧縮
空気を送れば左右のピストンロッド53,63は前進限界位
置迄前進し、26mm直径のキャップ70に対して左右に1mm
乃至2mmの間隙を与える様に左可動片27と右可動片47と
の間隔を保ち、第6図に示す様にスペーサ31を挿入して
各エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61の後室に圧
縮空気を送れば左ピストンロッド53の膨大部56及びピス
トンロッド63の膨大部66がスペーサ31に圧接される迄左
右のピストンロッド53,63は前進し、38mmの直径のキャ
ップ70に対して左右に約1mm乃至2mmの間隙を与える様に
左可動片27の右可動片47との間隔を保ち、又、左エアー
シリンダ51及び右エアーシリンダ61の前室に圧縮空気を
送れば左右のピストンロッド53,63を後退限界位置迄後
退させることとなり、第1図に示した様に53mm直径のキ
ャップ70に対して左右に約1mm乃至2mmの間隙を与える様
に左可動片27と右可動片47との間隔を保つことができ、
各種のキャップ70を移送することができる。
の如き構造としている故、該シュートレール10の所要本
数を継ぎ足して配列装置82と打栓機85との間を接続し、
左エアーシリンダ51と右エアーシリンダ61との前室への
配管68及び後室への配管58に各々エアー配管を接続して
おけば、エアー配管への圧縮空気の送り出しを切る換え
るのみで、左エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61
により配列装置82と打栓機85との間のシュートレール10
における左可動片27及び右可動片43の間隔を一斉に変更
し、以てキャップ70の径に合せた所要幅を有するシュー
トレール10とすることができ、スペーサ31を外して各左
エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61の後室に圧縮
空気を送れば左右のピストンロッド53,63は前進限界位
置迄前進し、26mm直径のキャップ70に対して左右に1mm
乃至2mmの間隙を与える様に左可動片27と右可動片47と
の間隔を保ち、第6図に示す様にスペーサ31を挿入して
各エアーシリンダ51及び右エアーシリンダ61の後室に圧
縮空気を送れば左ピストンロッド53の膨大部56及びピス
トンロッド63の膨大部66がスペーサ31に圧接される迄左
右のピストンロッド53,63は前進し、38mmの直径のキャ
ップ70に対して左右に約1mm乃至2mmの間隙を与える様に
左可動片27の右可動片47との間隔を保ち、又、左エアー
シリンダ51及び右エアーシリンダ61の前室に圧縮空気を
送れば左右のピストンロッド53,63を後退限界位置迄後
退させることとなり、第1図に示した様に53mm直径のキ
ャップ70に対して左右に約1mm乃至2mmの間隙を与える様
に左可動片27と右可動片47との間隔を保つことができ、
各種のキャップ70を移送することができる。
そして、キャップ70に対して左可動片27と右可動片47
との間隔を定めるに際し、上記実施例は左ピストンロッ
ド53と左シャフト55との螺合量により左ピストンロッド
53の前進限界又は後進限界時における左可動片27の位置
を調整を可能とし、右可動片47においても同様にピスト
ンロッド63とシャフト65との螺合量によって位置調整を
可能としており、更に、中間位置の調整はスペーサ31の
厚さを変更することにより他の大きさのキャップ70に対
応させることができる。又、キャップ70の直径が一定の
規格により定められるものである故、スペーサ31として
予め所要厚さのものを複数枚設けておき、所要枚数をも
ってピストンロッドの前進量を規制することにより、種
々の直径のキャップ70に対応させることもできる。
との間隔を定めるに際し、上記実施例は左ピストンロッ
ド53と左シャフト55との螺合量により左ピストンロッド
53の前進限界又は後進限界時における左可動片27の位置
を調整を可能とし、右可動片47においても同様にピスト
ンロッド63とシャフト65との螺合量によって位置調整を
可能としており、更に、中間位置の調整はスペーサ31の
厚さを変更することにより他の大きさのキャップ70に対
応させることができる。又、キャップ70の直径が一定の
規格により定められるものである故、スペーサ31として
予め所要厚さのものを複数枚設けておき、所要枚数をも
ってピストンロッドの前進量を規制することにより、種
々の直径のキャップ70に対応させることもできる。
尚、本実施例はプルリング75を挾持する左上枠25と右
上枠45との間隔を不変としているも、プルリング75を有
するキャップ70においては、キャップ70の直径が異なる
場合でもプルリング75の大きさは人間の指先に合せて略
一定に形成製造されることが多く、該シュートレール10
によりプルリング75を有する種々の直径のキャップを一
定方向としたままで移送することができるものである。
上枠45との間隔を不変としているも、プルリング75を有
するキャップ70においては、キャップ70の直径が異なる
場合でもプルリング75の大きさは人間の指先に合せて略
一定に形成製造されることが多く、該シュートレール10
によりプルリング75を有する種々の直径のキャップを一
定方向としたままで移送することができるものである。
更に、上記実施例に係るシュートレール10は直線状に
形成しているも、第7図に示す様に最大直径を有するキ
ャップ70が円滑に通過する程度に湾曲させたシュートレ
ール10とすることもある。
形成しているも、第7図に示す様に最大直径を有するキ
ャップ70が円滑に通過する程度に湾曲させたシュートレ
ール10とすることもある。
そして、該シュートレール10の長さは適宜に変更し得
るものであり、シュートレール10の長さに応じてエアー
シリンダの個数も4又は8個等、所要個数に変更し得る
ものである。
るものであり、シュートレール10の長さに応じてエアー
シリンダの個数も4又は8個等、所要個数に変更し得る
ものである。
[発明の効果] 本発明に係るキャップ用シュートレールは、基板に取
り付けたエアーシリンダを用いて左可動片と右可動片と
の間隔を変更し、直径の異なる種々のキャップに対して
所定の間隙を有するシュートレールとすることができ、
直径の異なる種々のキャップに対してキャップの方向を
混乱させることなく移送し得るシュートレールである。
り付けたエアーシリンダを用いて左可動片と右可動片と
の間隔を変更し、直径の異なる種々のキャップに対して
所定の間隙を有するシュートレールとすることができ、
直径の異なる種々のキャップに対してキャップの方向を
混乱させることなく移送し得るシュートレールである。
第1図は本発明に係るシュートレールの正面図にして、
第2図は該シュートレールの主要部分解斜視図であり、
第3図は該シュートレールの上面図、第4図は該シュー
トレールの部分拡大上面図にして、第5図はスペーサを
示す図、第6図はスペーサを挿入した状態を示す側面部
分断面図、第7図は他の実施例を示す図であり、第8図
はキャップを示す垂直断面図、第9図は配列装置と打栓
機との配置を示す図にして、第10図は従来のシュートレ
ールを示す部分断面図である。 10……シュートレール、13……基板、15……シュートベ
ース、18……ガイドレール、21……左下枠、23……左サ
イドブロック、25……左上枠、27……左可動片、31……
スペーサ、41……右下枠、43……右サイドブロック、45
……右上枠、47……右可動片、51……左エアーシリン
ダ、55……左シャフト、61……右エアーシリンダ、65…
…右シャフト。
第2図は該シュートレールの主要部分解斜視図であり、
第3図は該シュートレールの上面図、第4図は該シュー
トレールの部分拡大上面図にして、第5図はスペーサを
示す図、第6図はスペーサを挿入した状態を示す側面部
分断面図、第7図は他の実施例を示す図であり、第8図
はキャップを示す垂直断面図、第9図は配列装置と打栓
機との配置を示す図にして、第10図は従来のシュートレ
ールを示す部分断面図である。 10……シュートレール、13……基板、15……シュートベ
ース、18……ガイドレール、21……左下枠、23……左サ
イドブロック、25……左上枠、27……左可動片、31……
スペーサ、41……右下枠、43……右サイドブロック、45
……右上枠、47……右可動片、51……左エアーシリン
ダ、55……左シャフト、61……右エアーシリンダ、65…
…右シャフト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅賀 延治 神奈川県平塚市長瀞2―12 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 (56)参考文献 特開 平2−296624(JP,A) 特開 平2−257649(JP,A) 特開 平1−214129(JP,A) 実開 昭51−45687(JP,U) 実開 昭52−15253(JP,U) 実開 昭63−110408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67B 1/00 - 5/06 B65G 11/18
Claims (1)
- 【請求項1】長尺基板の上に長尺の左下枠、左サイドブ
ロック及び左上枠を固定すると共に前記基板上に長尺の
右下枠、右サイドブロック及び右上枠を前記左下枠、左
上枠等と平行に固定し、前記左上枠と右上枠との間はプ
ルリングの幅よりも僅かに大きく設定し、左下枠と左上
枠との間及び右下枠と右上枠との間にキャップが挿入さ
れる様に左サイドブロック及び右サイドブロックの厚さ
を定め、左下枠と左上枠との間に左サイドブロックより
も薄い長尺の左可動片を挿入し、且つ、右下枠と右上枠
との間に右サイドブロックよりも薄い長尺の右可動片を
挿入し、前記長尺基板における左右の所要箇所にエアー
シリンダを設け、左エアーシリンダのピストンロッドに
接続した左シャフトは左サイドブロックを貫通させて該
左シャフトの内側先端を前記左可動片に係止し、又、右
エアーシリンダのピストンロッドに接続した右シャフト
は右サイドブロックを貫通させて該右シャフトの内側先
端を前記右可動片に係止し、左右の各ピストンロッドと
シャフトとの連結には各々ロックナットを用いて左可動
片と右可動片との間隔を調整可能としたことを特徴とす
るキャップ用シュートレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12859790A JP2916212B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | キャップ用シュートレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12859790A JP2916212B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | キャップ用シュートレール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431291A JPH0431291A (ja) | 1992-02-03 |
JP2916212B2 true JP2916212B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=14988707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12859790A Expired - Fee Related JP2916212B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | キャップ用シュートレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916212B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2929261B1 (fr) * | 2008-03-31 | 2013-04-26 | Sidel Participations | Structure de guidage pour bouchons. |
CN103771307A (zh) * | 2012-10-22 | 2014-05-07 | 北京强度环境研究所 | 一种刮盖式上盖机构 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12859790A patent/JP2916212B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431291A (ja) | 1992-02-03 |
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