JP2915612B2 - 共有領域管理方式 - Google Patents

共有領域管理方式

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JP2915612B2
JP2915612B2 JP3104541A JP10454191A JP2915612B2 JP 2915612 B2 JP2915612 B2 JP 2915612B2 JP 3104541 A JP3104541 A JP 3104541A JP 10454191 A JP10454191 A JP 10454191A JP 2915612 B2 JP2915612 B2 JP 2915612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共有領域の獲得,初期
化,解放を行なう共有領域管理方式に関するものであ
る。
【0002】端末に接続されている装置を制御するプロ
セスはそれらの装置毎に用意され、同一のレベルに存在
している。
【0003】これらのプロセスは必要に応じて動的に起
動され、同一の領域を共有して装置制御の処理を実行す
る。
【0004】
【従来の技術】装置制御用プロセスの他に共有領域管理
用のプロセスが用意されており、その管理プロセスによ
り共有領域の獲得,獲得領域の初期化,獲得領域の解放
が行なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】共有領域を管理するプ
ロセスが用意されるので、そのためのファイル資源,メ
モリ資源が必要となる。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ファイル資源,メモリ資源を削減
することが可能となる方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては図1の方式がとられており、同図
の各処理実行手段10は依頼に応じて同一レベルで処理
を行ない、処理依頼手段12は各処理実行手段10を動
的に起動して処理を依頼し、共有領域提供手段14は起
動された各処理実行手段10で共有される領域を提供す
る。
【0008】そして各処理実行手段10は、起動された
ときに共有領域の獲得を試みる共有領域獲得手段16
と、共有領域の獲得が成功したときに該領域を初期化す
る共有領域初期化手段18と、共有領域の使用開始が示
される情報を該領域に書き込む領域使用開始情報書込手
段20と、共有領域の使用終了が示される情報を該領域
に書き込む領域使用終了情報書込手段22と、共有領域
の使用終了を示す情報の書込が行なわれたときに全ての
該情報を共有領域から読み出す使用終了情報読出手段2
4と、全ての処理実行手段10が共有領域の使用を終了
しているか否かを読み出された情報により判断する領域
使用終了判断手段26と、全ての処理実行手段10が共
有領域の使用を終了しているときに該領域を解放する共
有領域解放手段28と、を含む。
【0009】
【作用】本発明では、各処理実行手段10(装置制御プ
ロセス)が共有領域の獲得,初期化,解放を行なう。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかる共有領
域管理方式の好適な実施例を説明する。
【0011】図2において、端末30は表示部32,入
力部43,処理部36,ファイル部38,メモリ部40
を有しており、その処理部36が装置42A,42B,
42Cを制御している。
【0012】図3では処理部36による共有領域獲得と
初期化の作用が説明されており、依頼元プロセス(アプ
リケーション)50の開始宣言により装置42A,42
B,42Cの装置制御プロセス52A,52B,52C
が動的に順次起動し、その順で終了する。
【0013】これらプロセス52A,52B,52Cは
同一のレベルに存在しており、予め定められた識別子を
用いて共有領域54の獲得処理を最初に行なう。
【0014】それらのうちプロセス52Aは、最初に起
動されるので、共有領域54の獲得に成功し、共有領域
54を初期化データの設定で初期化する。
【0015】またプロセス52B,52Cには共有領域
54が既に獲得されている旨が通知され、このため、共
有領域54の初期化の処理が省略される。
【0016】ただし、共有領域54に特定の値(後述)
が書き込まれていたときには、既獲得の旨が通知されて
も、共有領域54の初期化処理が行なわれる。
【0017】さらにプロセス52A,52B,52Cは
自己のプロセス状態を共有領域54に各々書き込む。
【0018】なお、共有領域54は領域割付部56によ
り割り付けられ、その制御はプロセス52A(52B,
52C)の獲得依頼に応じて行なわれる。
【0019】図4では処理部36による共有領域開放の
作用が説明されており、プロセス52A,52B,52
Cは依頼元プロセス50から終了宣言を受信したときに
自己のプロセス状態を示す情報(終了情報)を共有領域
54に書き込む。
【0020】そして、プロセス52A,52B,52C
は各プロセス状態の情報を共有領域54から読み出し、
全プロセス(プロセス52A,52B,52C)が終了
していることを確認したときにのみ、共有領域54へ特
定の値(後述)を書き込み、共有領域54の削除を領域
割付部56へ依頼する(本実施例においては、共有領域
削除の権限のない場合を考慮して領域削除を依頼するよ
うにしている)。
【0021】図5においては共有領域獲得と初期化の処
理手順が説明されており、開始宣言が依頼元プロセス5
0で行なわれると、プロセス52A,52B,52Cが
起動され(ステップ500)、領域割付部56に対して
共有領域54の獲得が依頼される(ステップ502)。
【0022】そして、共有領域54の獲得に成功した場
合(ステップ504でYES)には、この共有領域54
に初期化データが設定される(ステップ506)。
【0023】また、共有領域54の獲得に成功しなかっ
た場合(ステップ504でNO:共有領域54が既に存
在)には、共有領域54に特定のデータXXXX(初期
化の許可を示すデータ)が格納されているか否かが判断
され(ステップ508)、そのデータXXXXの格納が
確認されたとき(ステップ508でYES)には、共有
領域54に初期化データが設定される(ステップ50
6)。
【0024】さらに、自己のプロセス状態を示すデータ
が共有領域54に書込まれ(ステップ510)、該当の
装置42A,42B,42Cへ開始宣言が送出される
(ステップ512)。
【0025】図6においては共有領域解放の処理手順が
説明されており、依頼元プロセス50が送出した終了宣
言の受信が確認されると(ステップ600)、自プロセ
スの終了状態を示すデータが共有領域54に書込まれる
(ステップ602)。
【0026】そして共有領域54が参照され、全てのプ
ロセス52A,52B,52Cが終了状態となっている
か否かが調べられる(ステップ604)。
【0027】このときに全てのプロセス52A,52
B,52Cが終了状態となっていた場合(ステップ60
4でNO:いずれかが起動中)には、上記のデータXX
XXが共有領域54に書込まれ(ステップ606)、該
領域54の削除が領域割付部56に依頼される(ステッ
プ608)。
【0028】さらに、プロセス52A,52B,52C
のいずれかが終了状態となっていなかった場合(ステッ
プ604でYES)、または領域削除の依頼(ステップ
608)が行なわれた場合には、該当の装置42A,4
2B,42Cへ終了宣言が送出される(ステップ61
0)。
【0029】なお、共有領域54を削除できなかったと
きには、これに上記のデータXXXXが格納されている
ので、その領域54を次回に初期化してこれを使用する
ことが可能となる。
【0030】図7においてはプロセス52Aによる共有
領域獲得と初期化の作用が説明されており、そのプロセ
ス52Aが依頼元プロセス50の開始依頼で最初に起動
されると、識別子(共有領域54を識別するコード)を
用いて共有領域54の獲得依頼が発行される。
【0031】そして、共有領域54の正常獲得が確認さ
れると、受信した識別子で示されるアドレス領域の割付
依頼が発行される。
【0032】このときには、アドレス領域の割り付けが
通知されるので、その領域(共有領域54)に初期化デ
ータが設定され、また、領域先頭からXだけ離れた位置
に自プロセス52Aの状態(起動中)を示すデータが書
込まれる。
【0033】さらに、装置42Aへ開始宣言が送出さ
れ、依頼元プロセス50にはその処理の完了が通知され
る。
【0034】図8においてはプロセス52Bによる共有
領域獲得と初期化の作用が説明されており、そのプロセ
ス52Bが依頼元プロセス50の開始依頼で起動される
と、プロセス52Aの場合と同様にして共有領域54の
獲得依頼が発行される。
【0035】そして、共有領域54を獲得できなかった
ことが通知内容から確認されると、共有領域識別子の通
知依頼が発行され、共有領域54が既に獲得されている
ことが識別子の通知で確認される。
【0036】さらに、アドレスの割付依頼が発行され、
その割り当てが通知されると、領域先頭からαだけ離れ
たアドレスにデータXXXXが格納されているか否かが
判断される。
【0037】このときにデータXXXXの存在が確認さ
れると、共有領域54に初期化データが設定され、その
結果、共有領域54(削除できずに残存していた)の使
用が可能となる。
【0038】また、領域先頭からYだけ離れたアドレス
に自プロセスの状態(起動中)が書込まれ、装値42
B,依頼元プロセス50へ開始宣言とその処理の完了が
各々通知される。
【0039】図9においてはプロセス42Aによる共有
領域削除の作用が説明されており、終了依頼がプロセス
50から通知されると、領域先頭からXだけ離れたアド
レスに自プロセスの終了状態を示すデータが書込まれ
る。
【0040】そして、他のプロセス42B,42Cが起
動されていることが確認されると、終了宣言が装置52
Aへ送出され、その処理の完了が依頼元のプロセス50
へ通知される。
【0041】図10においてはプロセス52Cによる共
有領域削除の作用が説明されており、終了依頼がプロセ
ス50から通知されると、領域先頭からYだけ離れたア
ドレスに自プロセスの終了を示すデータが書込まれる。
【0042】次いで、他プロセス42A,42Bの終了
状態が確認されると、領域先頭からαだけ離れたアドレ
スにデータXXXXが書込まれる。
【0043】さらに、領域54の解放依頼(削除依頼)
が行なわれると(エラーが発生しても無視する)、装置
42Cに終了宣言が送出され、その処理の完了が依頼元
のプロセス50へ通知される。
【0044】以上説明したように本実施例によれば、動
的に起動されるプロセス52A,52B,52Cが共有
領域54の獲得,初期化,解放に関する処理を個々に行
なうので、そのための管理プロセスが不要となり、した
がって、ファイル資源,メモリ資源を削減してこれらを
より有効に活用することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
有領域を獲得して初期化し、解放する管理プロセスが不
要となるので、これに要するファイル資源やメモリ資源
を削減でき、したがって、それらをより有効に活用する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理説明図である。
【図2】実施例の構成説明図である。
【図3】実施例の処理部による共有領域の獲得・初期化
作用説明図である。
【図4】実施例の処理部による共有領域の解放作用説明
図である。
【図5】共有領域獲得と初期化の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図6】共有領域解放の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図7】共有領域獲得・初期化の作用を説明するタイム
チャートである。
【図8】共有領域獲得・初期化の作用を説明するタイム
チャートである。
【図9】共有領域解放の作用を説明するタイムチャート
である。
【図10】共有領域解放の作用を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
30 端末 32 表示部 34 入力部 36 処理部 38 ファイル部 40 メモリ部 42A,42B,42C 装置 50 依頼元プロセス 52A,52B,52C 装置制御プロセス 54 共有領域 56 領域割付部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼に応じて同一レベルで処理を行なう
    複数の処理実行手段(10)と、各処理実行手段(1
    0)を動的に起動して処理を依頼する処理依頼手段(1
    2)と、起動された各処理実行手段(10)で共有され
    る領域を提供する共有領域提供手段(14)と、を有
    し、各処理実行手段(10)は、起動されたときに共有
    領域の獲得を試みる共有領域獲得手段(16)と、共有
    領域の獲得が成功したときに該領域を初期化する共有領
    域初期化手段(18)と、共有領域の使用開始が示され
    る情報を該領域に書き込む領域使用開始情報書込手段
    (20)と、共有領域の使用終了が示される情報を該領
    域に書き込む領域使用終了情報書込手段(22)と、共
    有領域の使用終了を示す情報の書込が行なわれたときに
    全ての該情報を共有領域から読み出す使用終了情報読出
    手段(24)と、全ての処理実行手段(10)が共有領
    域の使用を終了しているか否かを読み出された情報によ
    り判断する領域使用終了判断手段(26)と、全ての処
    理実行手段(10)が共有領域の使用を終了していると
    きに該領域を解放する共有領域解放手段(28)と、を
    含む、ことを特徴とした共有領域管理方式。
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