JP2915249B2 - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JP2915249B2
JP2915249B2 JP5154223A JP15422393A JP2915249B2 JP 2915249 B2 JP2915249 B2 JP 2915249B2 JP 5154223 A JP5154223 A JP 5154223A JP 15422393 A JP15422393 A JP 15422393A JP 2915249 B2 JP2915249 B2 JP 2915249B2
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剛 若松
智玄 中田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ治療装置、より
詳細には、複数波長のレーザ光を同時に、又は個別に照
射することのできるレーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を被治療箇所に照射して種々の
医科治療を行うことは周知であり、治療目的に応じて照
射するレーザ光の波長を違えなければいらないことも周
知である。例えば、HeNeレーザは、創傷の治療促
進、消炎等に効果があり、LD(半導体レーザ)は、疼
痛の緩和に効果があることは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレーザ
治療装置においては、単一のレーザハンドピースから
は、単一の波長のレーザ光しか照射することができず、
治療目的毎に、それに応じたレーザ治療装置を使用しな
ければならず、非常に使い勝手が悪く不便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)波長の異なるレーザ光を発生しか
つそれぞれが出力光を調整可能な複数のレーザ光発振器
と、各レーザ光発振器からのレーザ光が導入される複数
本の光ファイバーと、これら複数のレーザ光発振器と複
数本の光ファイバーを内蔵しかつこれら複数本の光ファ
イバーの出光端を束ねてバンドル端部として有するレー
ザ治療器筐体と、該レーザ治療器筐体の前記バンドル端
部の出光端側に着脱自在に接続される1本の光ファイバ
ーを有するレーザハンドピースとから成り、前記1本の
光ファイバーは、受光端の径が前記バンドル端部の径よ
り大きく、前記レーザハンドピースは、前記1本の光フ
ァイバーに導入されたレーザ光をオン・オフ制御する手
元スイッチを有することを特徴としたものである。
【0005】
【作用】周波数の異なる複数のレーザ発振器からのレー
ザ光をそれぞれ伝達する複数本の光ファイバーと、これ
ら複数本の光ファイバーからのレーザ光が導入される1
本の光ファイバーとから成り、各レーザ発振器からのレ
ーザ光を同時に、或いは、各々個別に前記1本の光ファ
イバーに導入するようにした。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるレーザ治療装置の一実
施例を説明するための要部概略構成図で、図中、1及び
2はそれぞれレーザ発振器で、例えば、1はHeNeレ
ーザ発振器、2はLD(レーザ発振器)で、HeNeレ
ーザ発振器1からは、創傷の治療促進,消炎に有効な周
波数のレーザ光が放射され、LD2からは疼痛の緩和に
有効な周波数のレーザ光が放射される。なお、図1は、
2台のレーザ発振器を具備する例を示したが、本発明
は、2台に限定されるものではなく、2台以上の任意複
数台でよいことは容易に理解できよう。
【0007】レーザ発振器1からのレーザ光は、光ファ
イバー3を通して、また、レーザ発振器2からのレーザ
光は、光ファイバー4を通して、例えば、これらレーザ
発振器が収納されている筐体(鎖線10にて概略的に示
す)の外壁部まで伝達され、該外壁部において、これら
光ファイバー3,4の端部が束ねられてバンドル端部と
され、コネクター5内に収納されている。
【0008】6は前記コネクター5に接続されるコネク
ターで、該コネクター6には単一の光ファイバー7が接
続され、該光ファイバー7の先端には、レーザハンドピ
ース8が接続されている。このレーザハンドピース8に
は、スイッチ9が設けられており、該スイッチ9をオン
・オフ操作することによりレーザハンドピース8からの
レーザ光の放射をオン・オフ制御する。このレーザ光の
オン・オフ制御は、スイッチ9によって電気回路をオン
・オフしてレーザ発振器1,2の駆動停止を制御し、或
いは、光ファイバー3,4のレーザ光の導入を制御する
ものであるが、該スイッチ9を光遮断器として構成して
おき、該スイッチ9によって直接レーザ光を遮断するよ
うにしてもよい。
【0009】図2は、前記コネクター5及び6の接合面
を示す図で、図2(a)はコネクター5の接合端面、図
2(b)はコネクター6の接合端面で、光ファイバー
3,4の端面は、図2(a)に示すように一体的に束ね
られてバンドルされてコネクター5内に納められてお
り、また、光ファイバー7の端面(光ファイバー7の
径)は、前記光ファイバー3,4のバンドル端面の径D
と略等しい径D′に構成されており、光コネクター5と
6を接合した時に、光ファイバー3,4からのレーザ光
が全て光ファイバー7内に導入されるようになってい
る。
【0010】従って、本発明によるレーザ治療装置を使
用する場合には、該レーザ治療装置の筐体10の外表面
に設けられている操作パネルを操作して、レーザ発振器
1及び2の出力を調整し(一方のレーザ発振器の出力が
0の場合もある)、光コネクター5に、光コネクター6
を接合した後、レーザハンドピース8に設けられている
スイッチ9を操作すると、該レーザハンドピース8の先
端からは、レーザ発振器1及び2のレーザ光が同時に、
或いは、いずれか一方のレーザ光が出力される。両方の
レーザ光を同時に照射するか、いずれか一方のレーザ光
のみを照射するか、又は、どの位のパワーを照射するか
は、症例によって異なり、その選択は、医師が症状に応
じて行い、前述のように、筐体10の外表面に設けられ
ている操作パネルのキーを操作して行う。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、1本のレーザハンドピースから2波長、或い
は、それ以上の波長のレーザ光を同時に照射することが
できるので、異なる種類の治療を同時に行うことがで
き、従って、治療時間を格段に短縮することができる。
また、例えば、疼痛の緩和を行ないながら他の治療、例
えば、消炎の治療を行うことができる。また、従来技術
では、周波数の異なるレーザ治療器を複数台準備してお
き、症例に応じて、これら複数の治療器を使い分けてい
たが、本発明によると、1台の治療器が周波数の異なる
レーザ光を何種類も照射することができるので、レーザ
治療器の台数が少なくてすみ、従って、コストが安くす
み、しかも、スペースを節約することができる。また、
作業能率を格段に向上させることができる。また、各レ
ーザ発振器は、それぞれがその出力光を調整可能である
ので、例えば、切開時は、切開用のレーザ発振器の出力
を大きくし、止血用のレーザ発振器の出力を小さくする
等、その割合を調整したことにより、切開を容易に行
い、同時に、その切開に合った適切な止血を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるレーザ治療装置の一実施例を説
明するための要部概略構成図である。
【図2】 図1に示した光コネクター5及び6の接合端
面を示す図である。
【符号の説明】
1,2…レーザ発振器、3,4…光ファイバー、5,6
…光コネクター、7…光ファイバー、8…レーザプロー
ブ、9…スイッチ、10…レーザ治療器筐体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61N 5/06 A61B 17/36 350

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なるレーザ光を発生しかつそれ
    ぞれが出力光を調整可能な複数のレーザ光発振器と、各
    レーザ光発振器からのレーザ光が導入される複数本の光
    ファイバーと、これら複数のレーザ光発振器と複数本の
    光ファイバーを内蔵しかつこれら複数本の光ファイバー
    の出光端を束ねてバンドル端部として有するレーザ治療
    器筐体と、該レーザ治療器筐体の前記バンドル端部の出
    光端側に着脱自在に接続される1本の光ファイバーを有
    するレーザハンドピースとから成り、前記1本の光ファ
    イバーは、受光端の径が前記バンドル端部の径より大き
    く、前記レーザハンドピースは、前記1本の光ファイバ
    ーに導入されたレーザ光をオン・オフ制御する手元スイ
    ッチを有することを特徴とするレーザ治療装置。
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