JP2911830B2 - 逆流防止ジョイント - Google Patents
逆流防止ジョイントInfo
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- JP2911830B2 JP2911830B2 JP8220739A JP22073996A JP2911830B2 JP 2911830 B2 JP2911830 B2 JP 2911830B2 JP 8220739 A JP8220739 A JP 8220739A JP 22073996 A JP22073996 A JP 22073996A JP 2911830 B2 JP2911830 B2 JP 2911830B2
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Description
に関する。
使用されており、これらのバネの材料としては合成樹脂
や金属が使用され、その形状としては板状やスパイラル
形状が一般的である。
技術のバネとは異なる形状及び機能を有する新規なバネ
(スプリング)を用いた逆流防止ジョイントを提供する
ことである。
によって達成される。即ち、本発明は、流体流入口と流
体流出口を有する円筒内に逆流防止弁を有する逆流防止
ジョイントにおいて、上記逆流防止弁が、流入口を塞ぐ
弁体と該弁体に連結されたスリーブと該スリー ブの一部
に設けられた流体流入口とからなり、上記スリーブの内
側に、フッ素樹脂で被覆された略U字形状の線状弾性体
製バネの両端部が挿入され、該バネの他端部がストッパ
ーに当接され、上記スリーブの内面と上記バネのフッ素
樹脂被覆との滑らかな滑動によって、上記逆流防止弁が
上記流入口に押圧されるように構成されていることを特
徴とする逆流防止ジョイントである。
明を更に詳しく説明する。図1aは、本発明で使用する
バネAの側面を示す図であり、バネAは、図示のように
略U字形状を有していることが第一の特徴であり、図1
bは図1aのX−X矢視断面図であり、図1cは別の例
の本発明で使用するバネAの断面図である。本発明で使
用するバネAは、図1b及び図1cに示すように弾発力
を有する線状弾性体1とその周囲を被覆しているフッ素
樹脂2から構成されていることが第二の特徴である。
使用されているバネ或いはスプリングと同様な材料が使
用され、合成樹脂や鋼鉄等の従来公知のバネ用材料はい
ずれも本発明において使用することができるが、好まし
い材料は鋼鉄製の線状材料である。該線状弾性体は図1
bに示すように断面円形でもよいし、図1cに示すよう
に断面矩形状であってもよい。該線状弾性体の太さは全
体の形状との関係において変化するが、直径0.1〜2
mm程度が一般的である。
の表面を、耐油性、耐薬品性、耐熱性等に優れたフッ素
樹脂で被覆する。好ましいフッ素樹脂としては、例え
ば、テトラフルオロエチレン系樹脂、クロロトリフルオ
ロエチレン系樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂、フッ化ビ
ニル系樹脂等が挙げられ、特にテトラフルオロエチレン
系樹脂が好ましく使用される。
は、上記フッ素樹脂の溶液を線状弾性体1の表面に塗布
して被膜2を形成する方法でもよいし、又、弾性線状材
料1が挿入可能なフッ素樹脂製のチューブ内に弾性線状
材料1を挿入し、加熱処理してチューブの両端を封止す
るとともに、線状材料1とチューブとを一体化させる方
法でもよい。尚、被覆2の厚みについては、線状弾性体
1の直径によっても変化するが、通常は0.001〜1
mmの厚さであれば問題はない。
明する図である。図2において、3はバネAのストッパ
ーであり、図示されていないが、バネAの下端とストッ
パー3とはその接点で固定されていてもよい。4は、例
えば、バネAの先端が差し込まれた所定内径の開口を有
するスリーブの一部であり、このスリーブ4には図3に
示す逆流防止ジョイントにおける必要部材が連結され、
該スリーブ4は図面上では上下動する構成になってい
る。
ーブ4が実線の状態にあるとする。スリーブ4に対して
図面上、上方から下方への力が付加されると、スリーブ
4はバネAの弾発力に抗して下降し、点線で示した位置
に下降するとともに、バネAも点線で示された状態に内
側に撓む。更にスリーブ4に押下力が付加されると、ス
リーブ4は一点鎖線の位置に下降し、それに伴ってバネ
Aも一点鎖線の状態に変形する。次にスリーブ4に対す
る押下力が減少するか或いは無くなると、それらの押下
力の程度に応じてスリーブ4が一点鎖線、点線、実線、
或いは他の位置に変化し、該変化と共にバネAの形状も
一点鎖線、点線、実線、或いは他の形状に変化する。
樹脂により被覆されているので、スリーブ4の内側にお
ける接点において、スリーブ4とバネAの表面が滑らか
に滑動するので、上記のバネAとスリーブ4との相互作
用は、スリーブ4に付加される力に正確に応答する。勿
論、この際、スリーブ4が同じくフッ素樹脂で構成され
ていたり、或いはバネAと接触するスリーブ4との接触
位置が鋭角でなく、滑らかに形成されていれば、上記相
互作用は一層滑らかに行われる。
の流体の逆流防止ジョイント7の構造を示す図である。
この逆流防止ジョイント7は、断面円形の流体流入口5
と流体流出口6とを有する円筒内に逆流防止弁8とこれ
に連結したスリーブ4を有し、該スリーブ4の一部に流
体流入口10が設けられている。該流体流入口10はス
リーブ4と弁体8との連結部を構成する矩形スリーブ
4’に設けることが好ましい。先ず、最初に逆流防止弁
付きスリーブ4を、その先端を流体流入口5に対向させ
て流体流出口側から挿入し、次いでバネAを挿入し、バ
ネストッパー3(これは棒状であって左右に流体が通過
できる形状である)を適当な位置に挿入し、最後に環状
の緩み止め9を挿入固定し、本発明の逆流防止ジョイン
トが構成される。この逆流防止ジョイント7の両端に不
図示のホース等の流路を連結する。
スリーブ4)は、流体が流体流入口5から所定の圧力で
流入すると、その圧力が逆流防止弁8、該弁に連結して
いるスリーブ4、該スリーブ4に係合しているバネAに
伝わり、バネAの両端をスリーブ4の内側に撓ませる。
その結果、円錐形状の弁先端部が図面上右方向に後退
し、弁先端部と流入口5の内側との間に流路が形成さ
れ、流体はスリーブ4(好ましくはスリーブ4’)に形
成されている円形孔10(この実施例では4個)を通過
し、スリーブ4’,4内を流れ、流体流出口6から右方
向の不図示の流路に流入する。
た場合には、バネAが元のU字形状に広がる力によって
スリーブ4とその先端に設けられた弁8が左方向に押圧
されて、円錐形状の弁8が、流体流入口5を閉塞して流
体の左方向への流れを遮断し、右方向(流体流出口6)
から左方向(流体流入口5)への流体の流入を防止す
る。尚、図3aにおいて、円筒状のスリーブ4と本体円
筒内面との間には空間sが存在するように描かれている
が、実際には円筒状のスリーブ4の外径は円筒の内径よ
り僅かに小さいのみで、スリーブ4の外面と円筒の内面
とは滑らかに滑動できるようにスリーブ4が嵌め込まれ
ている。
り、図3cは円錐形の弁8の先端方向から見た図であ
り、図3dは弁8とスリーブ4の平面図である。この実
施例に示した逆流防止ジョイントの1実施例の寸法は、
円筒体7の長さが約80mm、その内径が約10mm、
スリーブの外径が約10mm、長さが約20mm、孔1
0の直径が約10mm、バネの全長が約30mm、U字
形先端同士の間隔が約10mm、線状弾性体の太さが
0.5mm、被覆2の厚みが約0.3mm等である。勿
論、上記例は単なる1例であって本発明はこれらの寸法
に限定されるものではない。
は、合成樹脂でも金属でもよいが、特に高腐蝕性の流体
を取り扱う場合には、少なくとも流体に接する部材は全
てフッ素樹脂から形成することが好ましい。
な構造の線状弾性体の表面にフッ素樹脂が被覆されてい
るバネが装着され、作動が滑らかな逆流防止ジョイント
が提供される。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 流体流入口と流体流出口を有する円筒内
に逆流防止弁を有する逆流防止ジョイントにおいて、上
記逆流防止弁が、流入口を塞ぐ弁体と該弁体に連結され
たスリーブと該スリーブの一部に設けられた流体流入口
とからなり、上記スリーブの内側に、フッ素樹脂で被覆
された略U字形状の線状弾性体製バネの両端部が挿入さ
れ、該バネの他端部がストッパーに当接され、上記スリ
ーブの内面と上記バネのフッ素樹脂被覆との滑らかな滑
動によって、上記逆流防止弁が上記流入口に押圧される
ように構成されていることを特徴とする逆流防止ジョイ
ント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220739A JP2911830B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 逆流防止ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220739A JP2911830B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 逆流防止ジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1047399A JPH1047399A (ja) | 1998-02-17 |
JP2911830B2 true JP2911830B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16755777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8220739A Expired - Fee Related JP2911830B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 逆流防止ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2911830B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101825150B (zh) * | 2010-03-30 | 2011-10-05 | 扬州市迅达碟形弹簧厂 | 一种弯板弹簧及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528122U (ja) * | 1978-08-12 | 1980-02-23 | ||
JPH0788130B2 (ja) * | 1986-06-10 | 1995-09-27 | 日本発条株式会社 | 車両用懸架装置 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP8220739A patent/JP2911830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1047399A (ja) | 1998-02-17 |
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