JP2909731B1 - オゾン脱臭器 - Google Patents

オゾン脱臭器

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JP2909731B1
JP2909731B1 JP10046252A JP4625298A JP2909731B1 JP 2909731 B1 JP2909731 B1 JP 2909731B1 JP 10046252 A JP10046252 A JP 10046252A JP 4625298 A JP4625298 A JP 4625298A JP 2909731 B1 JP2909731 B1 JP 2909731B1
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 脱臭剤や芳香剤を用いることなく、生ゴミの
コンポスト化の過程で生じる腐臭を有効に解消すること
が可能な脱臭手段を実現する。 【解決手段】 第1のオゾン脱臭器10は、第1の筒状体
12内に紫外線ランプ14と駆動回路基板16を収納させた本
体部18を備え、第1の筒状体12には紫外線ランプ14の点
灯によって発生したオゾンを放出するための開口部28が
形成されている。第1の筒状体12の先端面12bには、第
1の杭状部20の後端面20aが着脱自在に接続されてい
る。第1の杭状部20の先端は、コンポスト40に突き刺し
易いように尖っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紫外線ランプの
点灯によって発生したオゾンを用いて脱臭を行うオゾン
脱臭器に係り、特に家庭で生ゴミをコンポスト化する際
に生じる腐臭の脱臭に好適なオゾン脱臭器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題に対する一般の意識の高
まりに呼応して、家庭から出る生ゴミをそのまま廃棄す
るのではなく、専用のコンポスト容器に一旦貯蔵し、こ
れを微生物を用いた発酵作用によってコンポスト(有機
肥料)化させることが行われるようになってきた。この
結果、家庭から排出される生ゴミの量が減ってゴミ処理
問題の解決に資するのみならず、生成されたコンポスト
は家庭菜園や花壇等の堆肥として利用でき、一石二鳥の
効果が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このコンポ
スト生成の過程においては、強烈な異臭が辺りに放散さ
れるという問題が生じる。もちろん、コンポスト容器は
一般に庭先やベランダ等の室外に配置されることが多い
のであるが、新たな生ゴミを投入するため蓋を開ける度
に不快な思いをすることとなる。また、住宅密集地では
近所迷惑ともなり、これが都市部における普及を妨げる
原因となっていた。
【0004】このコンポスト容器からの悪臭を軽減する
ため、例えば市販の脱臭剤や芳香剤を用いることが行わ
れているが、あまり効果がないというのが実状であっ
た。すなわち、コンポスト容器内では常時発酵が進行し
ており、これに付随して絶え間なく腐臭成分が放出され
ているため、椰子殻活性炭等を用いた脱臭剤の場合すぐ
に効果切れとなり、頻繁に交換する必要が生じる。ま
た、芳香を放つことによって腐臭を覆い隠す場合、中途
半端な芳香剤では悪臭を封じ切れないし、かといって相
当強烈な芳香成分を用いると、今度はその芳香成分自体
が悪臭と化してしまう。
【0005】この発明は、脱臭剤や芳香剤を用いること
なく、生ゴミのコンポスト化の過程で生じる腐臭を有効
に解消することが可能な脱臭手段を実現することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るオゾン脱臭器は、オゾン発生用の紫
外線ランプ及び該紫外線ランプの駆動回路を備えた本体
部と、上記紫外線ランプの点灯によって発生したオゾン
を放出するための開口部と、少なくとも該開口部を設置
面よりも高い位置に支持するための必要な長さを備えた
杭状部とからなるよう構成した。
【0007】上記本体部は、例えば筒状体(円筒状でも
角筒状でも可)内に上記紫外線ランプと駆動回路をそれ
ぞれ配置させて形成される。また、上記筒状体における
上記紫外線ランプの配置箇所近傍に貫通孔を形成するこ
とで、上記開口部となすことができる。このような筒状
体の先端面に対して、先端部分を尖らせた杭状部の後端
面を着脱自在に接続することにより、上記オゾン脱臭器
が実現する。
【0008】あるいは、筒状体内に上記紫外線ランプと
駆動回路をそれぞれ配置させて上記本体部となすと共
に、これを上記筒状体よりも長尺なパイプ部材の後端開
口から内部に挿入し、該パイプ部材と上記筒状体との重
複部分における上記紫外線ランプの配置箇所近傍に貫通
孔を形成して上記開口部となし、上記パイプ部材におけ
る上記筒状体との非重複部分を上記杭状部となすことに
よっても上記オゾン脱臭器は実現できる。この場合、上
記パイプ部材の先端開口に、先端が鋭利に尖った錐状部
材を嵌合させることが望ましい。または、上記パイプ部
材の先端開口を斜めに切断して竹槍状の尖鋭部を形成し
てもよい。
【0009】オゾン(O3)は強力な酸化力を有し、優
れた殺菌・脱臭・脱色等の効果を発揮する。また、脱臭
等の作用を行うと同時に無害な酸素(O2)に自然に分
解してしまうため、残留毒素の問題がほとんど生じない
という優れた特性を備えている。このため、一般家庭の
主婦が日常的に接するコンポスト容器の脱臭手段として
最適である。
【0010】このオゾン脱臭器は、その杭状部を容器内
に堆積されたコンポストに突き刺すことにより、簡単に
設置することができる。紫外線ランプの点灯によって発
生したオゾンは、開口部から常時容器内に供給され、コ
ンポスト生成に付随して生じる腐臭を順次分解すること
ができる。しかも、杭状部によってオゾン供給用の開口
部が設置面よりも高い位置に支持されるため、当該開口
部がコンポストで遮られてオゾンの供給が滞ることを有
効に防止できる。
【0011】
【発明の実施の態様】以下に本発明を、図示の実施例に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る第1のオゾン
脱臭器10の全体構成を示す平面図であり、内部構造を明
確にするため一部を切り欠いた状態で描かれている。こ
の第1のオゾン脱臭器10は、比較的細長い円筒形状の第
1の筒状体12内に、オゾン発生用の紫外線ランプ14と駆
動回路基板16とを配置した本体部18と、先端部分を円錐
形状に尖らせた比較的長尺な第1の杭状部20とに大別さ
れる。
【0012】上記第1の筒状体12は、ステンレスやアル
ミニウム等、耐水性や耐食性に優れた材料より構成され
ている。上記駆動回路基板16は、商用の交流電源を直流
に変換するための電源アダプタ回路や、該直流を紫外線
ランプ14点灯用の高周波に変換するためのインバータ回
路等を含んでいる。この駆動回路基板16の一方の端部に
は、第1の筒状体12の後端面12aを貫通して内部に導入
された一対の電源線22,22が接続されている。上記紫外
線ランプ14は、少なくともオゾン発生作用を有する184.
9nm波長の紫外線を放射するものであり、その後端部か
ら突出した一対の電極端子24,24は、第1の筒状体12の
中央に配置された仕切板26を貫通して、駆動回路基板16
の他方の端部に接続されている。第1の筒状体12の周面
における紫外線ランプ14の近傍には、複数の貫通孔が紫
外線ランプを取り囲むように形成されており、各貫通孔
がオゾン放出用の開口部28として機能する。なお、より
目の細かい貫通孔をメッシュ状に多数形成することによ
って開口部を実現してもよい。
【0013】上記第1の杭状部20も、ステンレスやアル
ミニウム等より形成されている。また、その後端面20a
にはネジ部30が突設されており、このネジ部30を第1の
筒状体12の先端面12bに形成されたネジ孔32に螺合させ
ることにより、第1の杭状部20は第1の筒状体12と着脱
自在に係合されている。なお、第1の筒状体の先端面12
bと第1の杭状部の後端面20aとは、略等しい形状・寸
法を備えているため、両者の接合部分には余計な出っ張
りが殆ど現れない。
【0014】しかして、上記電源線22,22に連なる電源
コード34のプラグ36を図示しない電源ソケットに差し込
むと、AC100〔V〕電源が駆動回路基板16に供給さ
れ、紫外線ランプ14点灯用の電源に変換される。この結
果、紫外線ランプ14が点灯して184.9nm波長の紫外線
が放射されると、これが空気中の酸素(O2)に作用し
てオゾン(O3)が生成される。発生したオゾンは、第
1の筒状体12に形成された複数の開口部28から外部に放
出される。
【0015】図2はこの第1のオゾン脱臭器10の使用状
態を示す、一部切欠斜視図である。図示の通り、合成樹
脂等より構成されたコンポスト容器38の内部には、生ゴ
ミの発酵によって形成されたコンポスト40が堆積してお
り、この堆積したコンポスト40には第1のオゾン脱臭器
10の第1の杭状部20が突き刺されている。この第1の杭
状部20は一定の長さがあるため、その先端部分がコンポ
スト40内に挿入されても、第1の筒状体12を設置面(コ
ンポスト40の最上面)よりも高い位置に支持することが
できる。この結果、第1の筒状体12に形成されたオゾン
放出用の開口部28は、コンポスト40に埋没することなく
容器38内の空間に露出することとなり、容器38内に十分
な量のオゾンを供給することが可能となる。
【0016】コンポスト40の堆積量が比較的多い場合に
は、第1の杭状部20を深く挿入することにより、第1の
筒状体12を略鉛直に安定した状態で支持することが可能
となる。また、コンポストの堆積量がそれ程十分でない
ときは第1の杭状部20をあまり深く挿入できないが、そ
の場合であっても図示のように第1の筒状体12の一部を
容器38の内壁面に接触させることで、比較的安定した状
態で第1の筒状体12はコンポスト40の上方に支持され得
る。要は、オゾン放出用の開口部28がコンポスト40や容
器38の壁面によって塞がれることなく、容器38内の空間
に露出している状態を確保できれば十分である。
【0017】この第1のオゾン脱臭器10の場合、第1の
筒状体12内に紫外線ランプ14と駆動回路基板16を第1の
筒状体12の長手方向に沿って一列に配置させており、し
かも第1の筒状体12と第1の杭状部20とを互いの軸線が
一列に並ぶように接続しているため、全体として恰も一
本の棒のような形状を呈している。この結果、全体形状
をスリム且つコンパクトにまとめることができ、設置ス
ペースを節約できると共に、後から投入された生ゴミが
引っかかることを最小限に抑えることができる。また、
第1の杭状部20の先端をコンポスト40に突き刺して固定
する際、バランスを取り易いという利点もある。上記の
ようにしてコンポスト容器38内に第1のオゾン脱臭器10
を配置した後、容器の蓋42で密閉して電源を供給すれ
ば、開口部28からオゾンが放出され、容器38内の腐臭を
分解し始める。
【0018】この第1のオゾン脱臭器10は、略密閉され
たコンポスト容器38内にあって常時オゾンを放出してい
るため、比較的出力の小さな紫外線ランプ14を用いても
十分な脱臭効果を達成することができる。また、オゾン
には殺虫作用もあるため、コンポスト容器38内における
ハエの発生を抑制する効果も期待できる。なお、発生し
たオゾンは直ちに腐臭成分に作用してこれを分解し、同
時に自らも無害なO2に分解されるため、容器の蓋42を
開けた際に人体に悪影響を及ぼすおそれはない。
【0019】この第1のオゾン脱臭器10の場合、第1の
杭状部20の先端を容器38内のコンポスト40に突き刺すこ
とによって、オゾン放出用の開口部28を備えた第1の筒
状体12を支持するよう構成されているため、特別な仕掛
を用意することなく、既存のコンポスト容器38に適用す
ることができる。なお、コンポスト容器38の密閉性を高
めるため、電源コード34導出用の小さな切り込みを容器
38の開口縁部に形成することは有効である。また、電源
コード34の途中に適当な電源スイッチを設け、そのON
/OFFの切り替えによって紫外線ランプ14の点灯/消
灯を制御するよう構成してもよい。
【0020】第1の杭状部20と第1の筒状体12とがネジ
の脱着によって取り替え自在となっているため、突き刺
す対象や使用目的に応じて最適な第1の杭状部20と交換
することも可能である。例えば、比較的硬い地面に突き
刺す必要がある場合には、先端をより鋭利に尖らせた第
1の杭状部20と交換すればよい。この結果、床下の地面
にこの第1のオゾン脱臭器10を配置することが可能とな
り、シロアリ除けに利用することもできる。逆に、対象
が極めて柔らかい状態にある場合には、より寸法の長い
第1の杭状部20を選択し、突き刺す深度を高めることに
より、安定性を確保することができる。
【0021】図3は、この第1のオゾン脱臭器10の応用
例を示すものであり、第1の杭状部20を取り外した状態
で、第1の筒状体12の先端面12bに取付用L字部材44の
連結片部46を当てがい、この連結片部46の貫通孔48と第
1の筒状体12のネジ孔32とを合わせてビス50でネジ止め
する様子が描かれている。この結果、第1の杭状部20を
用いることができないような場所でも、オゾン脱臭を実
現することが可能となる。例えば、L字部材44の取付片
部52を両面粘着テープ等の接続手段を用いて押入やトイ
レの壁面に固定すれば、押入やトイレに篭もった悪臭に
対してオゾン脱臭を行うことができる。
【0022】図4は、オゾン脱臭器の他の態様を示すも
のである。この第2のオゾン脱臭器60は、ステンレスや
アルミニウム等よりなる円筒状のパイプ部材62の先端開
口62aに錐状部材64を嵌合すると共に、後端開口62bに
第2の筒状体66を嵌合してなる。錐状部材64は、先端部
分64aが鋭利に尖った円錐形状をなすと共に、後端部分
64bは円柱形状なしている。この後端部分64bの直径は
パイプ部材62の内径よりも若干小さく設定されており、
パイプ部材の先端開口62aに後端部分64bを圧入した
後、パイプ部材62の外周面からかしめることによって固
定されている。
【0023】第2の筒状体66の内部には、上記と同様、
紫外線ランプ14と駆動回路基板16とが内蔵され、本体部
18を構成している。この第2の筒状体66の直径はパイプ
部材62の内径よりも若干小さく設定されており、パイプ
部材62の後端開口62bから内部に圧入される。その際、
第2の筒状体66の後端面縁部68がパイプ部材62の後端開
口62bに当接するため、第2の筒状体66がパイプ部材62
内に必要以上に入り込むことはない。駆動回路基板16の
一方の端部には、第2の筒状体66の後端面66aを貫通し
て内部に導入された一対の電源線22,22が接続されてい
る。また、紫外線ランプ14の後端部から突出した一対の
電極端子24,24は、第2の筒状体66の中間部に配置され
た仕切板26を貫通して、駆動回路基板16の他方の端部に
接続されている。
【0024】上記第2の筒状体66の周面における紫外線
ランプ14の近傍には、オゾン放出用の複数の貫通孔が紫
外線ランプ14を取り囲むように形成されている。また、
パイプ部材側にも、この貫通孔に対応した箇所に貫通孔
が形成されている。これら第2の筒状体66の貫通孔とパ
イプ部材62の貫通孔とによって、紫外線ランプ14の点灯
によって発生したオゾンを外部に放出するための開口部
28が構成されている。この第2のオゾン脱臭器60におい
ては、パイプ部材62の中で第2の筒状体66と重複しない
部分が第2の杭状部70に該当することとなる。
【0025】この第2のオゾン脱臭器60の使用方法は、
第1のオゾン脱臭器10と同じである。すなわち、パイプ
部材の先端開口62aに係合された錐状部材64を容器38内
に堆積されたコンポスト40に突き刺して、開口部28を容
器38の空間中に配置させた後、電源線22,22に連なる電
源コード34のプラグ36を図示しない電源ソケットに差し
込めば、紫外線ランプ14が点灯し、オゾンが開口部28を
経由してコンポスト容器38内に供給される。この第2の
オゾン脱臭器60の場合、一本のパイプ部材62の後端部側
に紫外線ランプ14及び駆動回路基板16を収納させると共
に、当該パイプ部材62の先端部側を第2の杭状部70とし
て利用するものであるため、全体形状のスリム化・コン
パクト化による省スペース性を実現することができる。
また、出っ張り部分がほとんどないため、生ゴミの再投
入時に生ゴミを引っかけて邪魔になることもない。
【0026】上記パイプ部材62は、塩化ビニル等、非金
属材料で構成することもできる。その場合、先端の錐状
部材64をカシメ止めする代わりに、ネジ止めなど他の適
当な係合手段を用いる必要がある。パイプ部材62の内径
と略等しい直径の後端部64bを備えた錐状部材64を用意
し、該後端部64bをパイプ部材の先端開口62aに圧入す
ることで両者を係合させることもできる。
【0027】図5は、第2のオゾン脱臭器60の改良型で
ある第3のオゾン脱臭器80を示している。この第3のオ
ゾン脱臭器80は、第2のオゾン脱臭器60における錐状部
材64を省略し、代わりにパイプ部材62の先端開口62aを
斜めに切断して鋭利な尖鋭部82を形成した点に特徴を備
えている。このように、パイプ部材62の先端開口62aを
竹槍状に切断することにより、錐状部材64を用いること
なく、パイプ部材62自体をコンポスト40に突き刺すこと
が可能となり、構成の簡素化を図ることができる。しか
も、パイプ部材の先端開口62aからコンポスト40が内部
に侵入することとなるため、この第3のオゾン脱臭器80
をコンポスト容器38内に配置した際の安定性を高めるこ
とができる。なお、第2の筒状体66の先端面66bが存在
しているため、パイプ部材62内に侵入したコンポストが
紫外線ランプ14に触れることはない。
【0028】上記にあっては、比較的細長い筒状体内に
紫外線ランプと駆動回路基板を筒状体の長手方向に沿っ
て一列に収納させて本体部となした例を示したが、他の
構成の本体部を採用することもできる。また、杭状部は
必ずしも1本に限られるものではなく、複数本の杭状部
を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るオゾン脱臭器にあっては、
紫外線ランプの点灯によって優れた脱臭効果を有するオ
ゾンを常時コンポスト容器内に供給できるため、脱臭剤
や芳香剤を用いることなく、コンポスト生成に際して生
じる悪臭を長期間に亘って有効に分解することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のオゾン脱臭器を示す一部切
欠平面図である。
【図2】第1のオゾン脱臭器の使用状態を示す一部切欠
斜視図である。
【図3】第1のオゾン脱臭器の応用例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る第2のオゾン脱臭器を示す一部切
欠平面図である。
【図5】本発明に係る第3のオゾン脱臭器を示す一部切
欠平面図である。
【符号の説明】
10 第1のオゾン脱臭器 12 第1の筒状体 14 紫外線ランプ 16 駆動回路基板 18 本体部 20 第1の杭状部 28 開口部 60 第2のオゾン脱臭器 62 パイプ部材 64 錐状部材 66 第2の筒状体 70 第2の杭状部 80 第3のオゾン脱臭器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン発生用の紫外線ランプ及び該紫外
    線ランプの駆動回路を備えた本体部と、上記紫外線ラン
    プの点灯によって発生したオゾンを放出するための開口
    部と、少なくとも該開口部を設置面よりも高い位置に支
    持するための必要な長さを備えた杭状部とからなること
    を特徴とするオゾン脱臭器。
  2. 【請求項2】 筒状体内に上記紫外線ランプと駆動回路
    をそれぞれ配置させて上記本体部となすと共に、該筒状
    体における上記紫外線ランプの配置箇所近傍に貫通孔を
    形成して上記開口部となし、先端部分を尖らせた杭状部
    の後端面を上記筒状体の先端面に着脱自在に接続したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオゾン脱臭器。
  3. 【請求項3】 筒状体内に上記紫外線ランプと駆動回路
    をそれぞれ配置させて上記本体部となすと共に、これを
    上記筒状体よりも長尺なパイプ部材の後端開口から内部
    に挿入し、該パイプ部材と上記筒状体との重複部分にお
    ける上記紫外線ランプの配置箇所近傍に貫通孔を形成し
    て上記開口部となし、上記パイプ部材における上記筒状
    体との非重複部分を上記杭状部となしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のオゾン脱臭器。
  4. 【請求項4】 上記パイプ部材の先端開口に、先端が鋭
    利に尖った錐状部材を嵌合させたことを特徴とする請求
    項3に記載のオゾン脱臭器。
  5. 【請求項5】 上記パイプ部材の先端開口を斜めに切断
    して竹槍状の尖鋭部を形成したことを特徴とする請求項
    3に記載のオゾン脱臭器。
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