JP2909623B1 - シングル・ツイスト型撚線機 - Google Patents

シングル・ツイスト型撚線機

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JP2909623B1 JP15594498A JP15594498A JP2909623B1 JP 2909623 B1 JP2909623 B1 JP 2909623B1 JP 15594498 A JP15594498 A JP 15594498A JP 15594498 A JP15594498 A JP 15594498A JP 2909623 B1 JP2909623 B1 JP 2909623B1
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稔 藤本
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    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
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    • D07B2207/40Machine components
    • D07B2207/409Drives

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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 差動装置の公転体回転用モータとして通常の
回転速度のものを使用しうるようになし、もって撚線ピ
ッチにむらのない優れた撚線をうる。 【解決手段】 シングル・ツイスト型撚線機は、フライ
ヤ1および巻き取りボビン2を回転せしめる主モータ3
と、フライヤ1の回転数とボビン2の回転数に差を与え
る第1差動装置4と、これとは別に第2差動装置5を備
えている。第2差動装置5の駆動用として、入力中心軸
6の回転用第1モータ7および公転体8の回転用第2モ
ータ9が配置せられ、第2差動装置5の出力中心軸10の
回転動力が第1差動装置4の公転体11に動力伝達機構12
を介して伝達されるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シングル・ツイ
スト型撚線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フライヤおよび巻き取りボビ
ンを回転せしめる主モータと、フライヤの回転数とボビ
ンの回転数に差を与える差動装置とを備えたシングル・
ツイスト型撚線機は知られている。そして、前記差動装
置駆動用として、公転体回転用モータが配置せられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フライヤの回転数とボ
ビンの回転数に差を与えるために減速装置が用いられず
に差動装置が用いられているのは、つぎの理由による。
すなわち、ボビンに撚線が巻かれていくに従い、巻かれ
た撚線を含めてのボビン径が順次増大するのに対応して
ボビンの回転数を変える必要があるが、差動装置であれ
ば、公転体回転用モータの回転速度を変えることによ
り、前記必要性に対応することができるからである。
【0004】ところが、差動装置の公転体回転用モータ
は、単にフライヤの回転数とボビンの回転数に若干の差
を与えるだけのものであるから、低速回転のものを使用
せざるを得ない。モータが低速回転であると、モータの
性質上必然的に回転速度の制御精度が悪くなる。する
と、撚線ピッチにむらができ、優れた撚線が得られな
い。たとえば、シングル・ツイスト型撚線機を用いて得
られる撚線は人体に用いられるような極細のものであ
り、不良品があってはならないのである。
【0005】この発明の目的は、差動装置の公転体回転
用モータとして通常の回転速度のものを使用しうるよう
になし、もって撚線ピッチにむらのない優れた撚線をう
ることができるシングル・ツイスト型撚線機を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、フライヤお
よび巻き取りボビンを回転せしめる主モータと、フライ
ヤの回転数とボビンの回転数に差を与える差動装置とを
備えたシングル・ツイスト型撚線機において、前記差動
装置を第1差動装置とし、これとは別に第2差動装置が
具備せしめられ、第2差動装置の駆動用として、入力中
心軸の回転用第1モータおよび公転体の回転用第2モー
タが配置せられ、第2差動装置の出力中心軸の回転動力
が第1差動装置の公転体に動力伝達機構を介して伝達さ
れるようになされていることを特徴とするものである。
【0007】シングル・ツイスト型撚線機の場合、撚線
をボビンに巻き取るには、フライヤの回転数とボビンの
回転数に差を与えればよく、通常は前者の回転数より後
者の回転数の方が小さくなるようになされているが、こ
の逆であってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を、以下図面
を参照して説明する。なお、この明細書において、前と
は図1の左側を、後とは、図1の右側を、左とは図1の
上側を、右とは図1の下側をそれぞれいうものとする。
【0009】図1および図2は、シングル・ツイスト型
撚線機全体を示す。この撚線機は、フライヤ(1) および
巻き取りボビン(2) を回転せしめる主モータ(3) と、フ
ライヤ(1) の回転数とボビン(2) の回転数に差を与える
第1差動装置(4) と、これとは別に第2差動装置(5) を
備えている。第2差動装置(5) の駆動用として、入力中
心軸(6) の回転用第1モータ(7) および公転体(8) の回
転用第2モータ(9) が配置せられ、第2差動装置(5) の
出力中心軸(10)の回転動力が第1差動装置(4)の公転体
(11)に動力伝達機構(12)を介して伝達されるようになさ
れている。
【0010】主モータ(3) は、撚線機ケーシング(13)に
おける前後方向に長い矩形状基台(14)の左端部前寄りに
配置されており、その右側に基台(14)の前後部にわたる
主回転軸(15)が4つの軸受(16)に支持されている。主モ
ータ(3) の出力軸(17)にプーリ(18)が取り付けられると
ともに、これに対応する中間プーリ(19)が主回転軸(15)
に取り付けられ、両プーリ(18)(19)にエンドレス・ベル
ト(20)がかけわたされている。ケーシング(13)内は、前
後2つの隔壁(21)(22)により、前室(23)、中室(24)およ
び後室(25)に分けられている。前隔壁(21)における主モ
ータ(3) および主回転軸(15)と干渉する部分は切り欠か
れている。後隔壁(22)の中央よりやや右寄りには、円筒
状フライヤー支持体(26)の後部が固定せられており、こ
れを回転自在に貫通して中空状フライヤ回転軸(27)が前
後方向にのびている。主回転軸(15)の後部は後隔壁(22)
を貫通して後室(25)内にあり、同後部に後プーリ(28)が
取り付けられるとともに、これと対応するプーリ(29)が
フライヤ回転軸(27)に取り付けられ、両プーリ(28)(29)
にエンドレス・ベルト(30)がかけわたされている。フラ
イヤ(1) には、これと一緒に回転する3つのガイド・ロ
ーラ(31)(32)(33)が取り付けられており、フライヤ回転
軸(27)の中空部を通過し、フライヤ(1) 1回転あたり1
度撚りせられた撚線(T) は、2つのガイド・ローラ(31)
(32)を経て先端のガイド・ローラ(33)からボビン(2) に
供給せられる。
【0011】第1差動装置(4) および第2差動装置(5)
は、前室(23)内において、前者を左に、後者を右にし
て、主回転軸(15)の右方に並列状に配置せられている。
主回転軸(15)の前部は前隔壁(21)を貫通して前室(23)内
にあり、同前部に前プーリ(34)が取り付けられるととも
に、これと対応するプーリ(35)が第1差動装置(4) の入
力中心軸(30)に取り付けられ、両プーリ(34)(35)にエン
ドレス・ベルト(37)がかけわたされている。
【0012】第1モータ(7) および第2モータ(9) は、
第2差動装置(5) の前方において、前者を左に、後者を
右にして並列状に配置せられている。第1モータ(7) の
出力軸(38)にプーリ(39)が取り付けられるとともに、こ
れと対応するプーリ(40)が第2差動装置(5) の入力中心
軸(6) に取り付けられ、両プーリ(39)(40)にエンドレス
・ベルト(41)がかけわたされている。第2モータ(9) の
出力軸(42)にプーリ(43)が取り付けられるとともに、こ
れと対応するプーリ(44)が第2差動装置(5) における公
転体(8) の前方筒状突出部(45)に取り付けられ、両プー
リ(43)(44)にエンドレス・ベルト(46)がかけわたされて
いる。第2差動装置(5) の出力中心軸(10)にプーリ(47)
が取り付けられるとともに、これと対応するプーリ(48)
が第1差動装置(4) における公転体(11)の後方筒状突出
部(49)に取り付けられ、両プーリ(47)(48)にエンドレス
・ベルト(50)がかけわたされている。第2差動装置(5)
の出力中心軸(10)のプーリ(47)、第1差動装置(4) の公
転体(11)のプーリ(48)および両プーリ(47)(48)にかけわ
たされたエンドレス・ベルト(50)が第2差動装置(5) の
出力中心軸(10)の回転動力を第1差動装置(4) の公転体
(8) に伝達する動力伝達機構(12)を構成している。
【0013】主回転軸(15)の右側には、中室(24)にボビ
ン(2) の胴長さ分ボビン(2) を往復動させるための摺動
体(51)が配置されている。摺動体(51)は、所定間隔をお
いて平行に並べられた前後一対の縦一文字状垂直部(52)
と、両垂直部(52)から一体に中室(24)のほぼ中央まで突
出している一対のアーム部(53)と、前垂直部(52)の長さ
の真中に固定されたボールねじのナット(54)と、両垂直
部(52)の上下端部にまたがりかつ後方にのびるように取
り付けられた筒(55)とを備えている。ボールねじのナッ
ト(54)に貫通状にはめ入れられた水平ねじ棒(56)および
上下の筒(55)に貫通状にはめ入れられた上下の水平ガイ
ド棒(57)の各両端部は前後隔壁(21)(22)に回転自在に取
り付けられている。ボールねじのねじ棒(56)の前端に
は、前室(23)内に突出するねじのない前方突出部(56a)
が延長状に一体に設けられている。ボールねじの駆動用
モータ(58)が前室(23)側から前隔壁(21)に固定されてお
り、その出力軸(59)にプーリ(60)が取り付けられるとと
もに、これと対応するプーリ(61)がねじ棒(56)の前方突
出部(56a) に取り付けられ、両プーリ(60)(61)にエンド
レス・ベルト(62)がかけわたされている。
【0014】円筒状ボビン支持体(63)は、両アーム部(5
3)の先端にまたがって取り付けられかつ後端にボビン
(2) の前フランジにあけられた複数の孔にはめ込まれる
キャリヤ・ピンを有するフランジ(64)を備えている。ボ
ビン回転軸(65)はボビン支持体(63)に回転自在に貫通せ
しめられかつボビン(2) の中心貫通孔(68)に挿入せられ
ている。
【0015】ボールねじのねじ棒(56)の右方には、若干
間隔をおいてスプライン軸(69)がこれと平行に並べられ
ており、その前端部は前隔壁(21)に回転自在に取り付け
られ、その後端部は摺動体(51)の前アーム部(53)に回転
自在に取り付けられている後プーリ(80)の溝付きボス部
にはめ合わされている。後アーム部(53)には、摺動体(5
1)の前進に伴ないスプライン軸(69)の後端部が自由に貫
通しうる孔(81)があけられている。スプライン軸(69)の
前端には、前室(23)内に突出するねじのない前方突出部
(69a) が延長状に一体に設けられている。第1差動装置
(4) の出力中心軸(82)にプーリ(83)が取り付けられると
ともに、これと対応する前プーリ(84)がスプライン軸(6
9)の前方突出部(69a) に取り付けられ、両プーリ(83)(8
4)にエンドレス・ベルト(85)がかけわたされている。ボ
ビン回転軸(65)の前端部には、スプライン軸(69)の後プ
ーリ(80)と対応するプーリ(86)が取り付けられ、両プー
リ(80)(86)にエンドレス・ベルト(87)がかけわたされて
いる。
【0016】 図3および図4は、第2差動装置(5) の
詳細を示す。公転体(8) は、ドラム部(88)と、これと内
部どうしが通じ合うように形成されたプーリ(44)付き前
方筒状突出部(45)と、プーリのない後方筒状突出部(89)
とが一体に形成せられたものである。両筒状突出部(45)
(89)は、逆U形支持フレームにおける前後一対の立上り
壁(90)の上端部に、ボール・ベアリング(91)を介して回
転自在に支持せられている。前端部にプーリ(40)を有す
る入力中心軸(6) の後端部は、ドラム部(88)内の前半中
空部に突出せしめられ、これに第1太陽プーリ(92)が取
り付けられており、入力中心軸(6) の中間部が前後一対
のボール・ベアリング(93)を介して前方筒状突出部(45)
にはめ合わされている。後端部にプーリ(47)を有する出
力中心軸(10)の前端部は、ドラム部(88)内の後半中空部
に突出せしめられ、これに第2太陽プーリ(94)が取り付
けられており、出力中心軸(10)の中間部が前後一対のボ
ール・ベアリング(93)を介して後方筒状突出部(89)には
め合わされている。ドラム部(88)の前後垂直壁(95)(96)
には、入力中心軸(6) および出力中心軸(10)を挾んで対
称位置に、一対の偏心軸(97)(98)がボール・ベアリング
(107) を介して回転自在に取り付けられている。両偏心
軸(97)(98)の前半部には、第1遊星プーリ(99)(100) が
取り付けられている。第1太陽プーリ(92)の幅は第1遊
星プーリ(99)(100) の幅より大きくなされており、2つ
の第1遊星プーリ(99)(100) の位置を前後にずらすこと
により、1つの第1太陽プーリ(92)から2つの第1遊星
プーリ(99)(100) にそれぞれ別個のエンドレス・ベルト
(101)(102)がかけわたされている。両偏心軸(97)(98)の
後半部には、第2遊星プーリ(103)(104)が取り付けられ
ている。第2太陽プーリ(94)の幅は第2遊星プーリ(10
3)(104)の幅より大きくなされており、2つの第2遊星
プーリ(103)(104)の位置を前後にずらすことにより、1
つの第2太陽プーリ(94)から2つの第2遊星プーリ(10
3)(104)にそれぞれ別個のエンドレス・ベルト(105)(10
6)がかけわたされている。いま、公転体(8) をA、入力
中心軸(6) をB、第1太陽プーリ(92)の直径をC、第1
遊星プーリ(99)(100) の直径をD、第2遊星プーリ(10
3)(104)の直径をE、第2太陽プーリ(94)の直径をF、
出力中心軸(47)をGとすると、第2差動装置(5) は、つ
ぎのようになるように設計せられている。
【0017】Aを固定した場合、Gの回転数NB=Bの
回転数×(C/D×E/F) Bを固定した場合、Gの回転数NA=Aの回転数×(1
−C/D×E/F) AおよびB回転の場合、Gの回転数=NA+NB
【0018】第1差動装置(4) は、公転体(11)の前方筒
状突出部(45)側にプーリがなくかつ後方筒状突出部(89)
側にプーリ(48)がある点を除いて第2差動装置(5) の構
造と同一である。
【0019】第2差動装置(5) の存在により、第1差動
装置(4) の公転体(11)には、フライヤ(1) の回転数とボ
ビン(2) の回転数に差を与えるために、従来ただ1つ存
在していた差動装置(4) の公転体(11)に低速回転モータ
から与えられる回転動力と同等の回転動力を与え、しか
も、第2差動装置(5) の公転体(8) の回転用第2モータ
(9) は、これを低速回転ではなく通常通り高速回転させ
うる。この第2モータ(9) は、ボビンに撚線が巻かれて
いくに従い、巻かれた撚線を含めてのボビン径が順次増
大するのに対応してボビンの回転数を変えるように制御
されている。この実施の形態では、上式から明らかなよ
うに、フライヤの回転数よりボビンの回転数の方が小さ
くなる。
【0020】つぎに、フライヤ(1) および巻き取りボビ
ン(2) に対する主モータ(3) の回転動力伝達順序を説明
する。
【0021】主モータ(3) を稼動すると、その回転動力
は出力軸(17)のプーリ(18)、エンドレス・ベルト(20)お
よび主回転軸(15)の中間プーリ(19)を介して主回転軸(1
5)に伝達される。すると、一方において、その回転動力
は、主回転軸(15)の後プーリ(28)、エンドレス・ベルト
(30)およびフライヤ回転軸(27)のプーリ(29)を介してフ
ライヤ回転軸(27)に伝達せられ、フライヤ(1) が回転せ
しめられる。また、他方において、主回転軸(15)の回転
動力は、その前プーリ(34)、エンドレス・ベルト(37)お
よび第1差動装置(4) の入力中心軸(36)のプーリ(35)に
伝達される。この回転動力と、第2差動装置(5) の出力
中心軸(10)から動力伝達機構(12)を介して第1差動装置
(4) の公転体(11)に伝達された回転動力とが合成されて
第1差動装置(4) の出力中心軸(82)より取り出される。
第1差動装置(4) の出力中心軸(82)の回転動力は、その
プーリ(82)、エンドレス・ベルト(85)およびスプライン
軸(69)の前プーリ(84)を介してスプライン軸(69)に伝達
される。スプライン軸(69)の回転動力は、スプライン軸
(69)の後プーリ(80)、エンドレス・ベルト(87)およびボ
ビン回転軸(65)のプーリ(86)を介してボビン回転軸(65)
に伝達せられ、ボビン(2) が回転せしめられる。第1差
動装置(4) および第2差動装置(5) の存在により、フラ
イヤ(1) の回転数よりボビン(2) の回転数の方が所定数
小さいので、ボビン(2) はフライヤ(1) より遅れて回転
し、フライヤ(1) の先端ガイド・ローラ(33)からボビン
(2) に供給せられる撚線(T) が、摺動体(51)の往復移動
に伴なってボビン(2) に順次巻きとられる。
【0022】
【発明の効果】この発明のシングル・ツイスト型撚線機
によれば、第2差動装置の存在により、第1差動装置の
公転体には、フライヤの回転数とボビンの回転数に差を
与えるために、従来ただ1つ存在していた差動装置の公
転体に低速回転モータから与えられる回転動力と同等の
回転動力を与え、しかも、第2差動装置の公転体の回転
用第2モータは、これを低速回転ではなく通常通り高速
回転させ得、その結果、撚線ピッチにむらのない優れた
撚線をうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す水平断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線にそう断面図である。
【図3】第2差動装置の拡大縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線にそう断面図である。
【符号の説明】
(1) :フライヤ (2) :巻き取りボビン (3) :主モータ (4) :第1差動装置 (5) :第2差動装置 (6) :入力中心軸 (7) :入力中心軸の回転用第1モータ (8)(11) :公転体 (9) :公転体の回転用第2モータ (10):出力中心軸 (12):動力伝達機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライヤおよび巻き取りボビンを回転せ
    しめる主モータと、フライヤの回転数とボビンの回転数
    に差を与える差動装置とを備えたシングル・ツイスト型
    撚線機において、前記差動装置を第1差動装置とし、こ
    れとは別に第2差動装置が具備せしめられ、第2差動装
    置の駆動用として、入力中心軸の回転用第1モータおよ
    び公転体の回転用第2モータが配置せられ、第2差動装
    置の出力中心軸の回転動力が第1差動装置の公転体に動
    力伝達機構を介して伝達されるようになされていること
    を特徴とするシングル・ツイスト型撚線機。
JP15594498A 1998-06-04 1998-06-04 シングル・ツイスト型撚線機 Expired - Lifetime JP2909623B1 (ja)

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