JP2907307B2 - ターレット型工作機械のターレットヘッド固定装置 - Google Patents

ターレット型工作機械のターレットヘッド固定装置

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JP2907307B2
JP2907307B2 JP4336638A JP33663892A JP2907307B2 JP 2907307 B2 JP2907307 B2 JP 2907307B2 JP 4336638 A JP4336638 A JP 4336638A JP 33663892 A JP33663892 A JP 33663892A JP 2907307 B2 JP2907307 B2 JP 2907307B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基台上に進退自在に設
けられたスライドベース上に回転割出し自在に設けられ
るターレットヘッドの固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターレット型工作機械として特開昭52
―80586号が開示されている。かかる開示された技
術を含み、従来では、ターレットヘッドのスライドベー
ス側への位置決め、固定は、クランプ機構を介してなさ
れているのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、機
構的に複雑なクランプ機構を必要とすること、クランプ
機構を作動させるためのカム機構、油圧機構等を必要と
し、ために構造が複雑化し、且つ構成部品や機器が多く
なる。又位置決め、固定機構がクランプ機構、カム機
構、油圧機構等で構成される結果、これ等機構が大型化
し、スペースが限られたターレットヘッド内、及びスラ
イドベース内に設けるのは、スペース的に不利であり、
又ターレットヘッドの回転割出しに際し、アンクラン
プ、クランプ作動を必要とし、回転割出しのサイクルタ
イムが長くなり、作業能率上不利である。
【0004】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、ターレットヘッドのス
ライドベースへの回転割出し位置での位置決め、固定
を、クランプ機構等の複雑で、大掛かりな機構を必要と
することなく、簡素な機構、省スペースが図れる構成で
確実になし得るようにし、更にアンクランプ、クランプ
等の作業を不要とし、サイクルタイムの短縮、能率的な
作業を行い得るターレットヘッド固定装置を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、スライドベース側に設けたストッパー部材
と、ターレットヘッド側に設けられ、該ストッパー部材
に当接するストッパー部材と、ターレットヘッドを回転
駆動し、ターレットヘッドをスライドベース側のストッ
パー部材に押圧して位置決め固定する流体圧モーター
と、スライドベース側に設けられ、2個のボール及びこ
れらのボールを弁閉側へ付勢するスプリングとを備えた
1個の切削液供給バルブと、加工スピンドルモジュール
側に設けられ、前記ボールの一方を弁開側へ押出すピン
を備え、スピンドルへ送るための切削液を受け取る合計
2個の受取部材とからなるターレット型工作機械のター
レットヘッド固定装置である。
【0006】
【作用】上記手段によれば、ターレットヘッドの回転割
出しを行うに際し、油圧モータの如き流体圧モータで行
い、位置決め、固定位置で、スライドベースのストッパ
ー部材にターレットヘッドのストッパーを押し接させる
ので、クランプ機構等を必要とすることなく位置決め、
固定がなされ、又カムと可変バルブとによる回転位置の
検出で、ターレットヘッドの回転を減速させることがで
き、迅速な回転と回転終期でのソフトランディングが容
易になされ、更にスライドベースに対してターレットヘ
ッドをベアリングで保持し、ベアリングに与圧を付与す
るのでスライドベースとターレットヘッドとの結合は高
剛性でなされる。更には、スライドベース側に設けた1
個の切削液供給バルブに、加工スピンドルモジュール側
に設けた2個の受取部材のうちの1個を当てることで、
切削液を受け取ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明にかかる固定装置を含むタ
ーレットヘッドの上傾した位置から見た正面図で、加工
スピンドルモジュールを取り外した状態の正面図、図2
は第1図要部の側面図、図3はターレット型工作機械の
縦断側面図、図4はターレットヘッドの回転機構の拡大
縦断側面図、図5はターレットヘッドの加工スピンドル
モジュールを取り外した状態の正面図、図6は同背面
図、図7は加工スピンドルモジュールの拡大縦断側面
図、図8は同正面図、図9は本発明を実施するための油
圧回路の一例を示す説明図である。
【0008】図3、図5、図6において1はターレット
型工作機械の基台を示し、基台1上にスライドベース2
が送りサーボモータ3、送りネジ4でレール5を介して
進退自在に設けられ、スライドベース2の正面には後上
傾した所定角度傾斜せる斜面6が形成され、スライドベ
ース2にはターレットヘッド10が回転割出し自在に配
設されている。以上のスライドベース2の正面の中間部
には、前方に開放した空所7が設けられ、又これを囲む
ようにリング状凹部8が設けられており、一方、ターレ
ットヘッド10の対向する裏面には、対向するように空
所12が設けられ、ターレットヘッド10は図1のよう
に側面視台形状をなす。
【0009】ターレットヘッド10には、加工スピンド
ルモジュール35の取付部28が回転中心線Lに対して
45°以上傾斜して上下に、対称位置に形成されてお
り、ターレットヘッド10は基部11が円盤状をなし、
基部11の裏面にはリング状ホルダー13が垂下して結
着され、ホルダー13の外周には歯14が形成されてリ
ングギヤを構成する。以上のホルダー13の内径部下端
の突出フランジ部13aと基部11裏面に形成された段
部11aとで、クロスローラベアリング15の上下のア
ウターレース15a,15bを挟持し、一方、リング状
凹部8の内径側に設けた段部8aと、空所7の外表面の
端面を囲むように設けたリング状押え板9との間に、ク
ロスローラベアリング15のインナーレース15cを挟
持し、内外のレース間にベアリング15dが挟持されて
いる。
【0010】以上のホルダー13は、これの下面側から
基部11裏面にネジ16で締着され、ネジ16でベアリ
ング15を締め付けて与圧し、例えば2トン程度の与圧
荷重を与えてベアリング15を締着する。一方、スライ
ドベース2の斜面6の外側の一部には、図4で詳細に示
したように流体圧モーター、具体的には油圧モーター1
7を配設し、油圧モータ17の出力軸17aにピニオン
18を固設し、ピニオン18をホルダー13外周の歯1
4に噛合する。従って、モーター17の駆動でターレッ
トヘッド10が正逆回転し、ターレットヘッド10の回
転割出しを行う。
【0011】スライドベース2の後端部にはスピンドル
モーター19を取り付け、モータ19の出力軸20をス
ライドベース2内に水平に延出して先部を空所7に臨ま
せ、出力軸20にはセレーションクラッチ部材21を軸
方向に摺動自在に嵌合し、一方、加工スピンドルモジュ
ール35の入力軸43後端部を、空所7と連通する空所
12内に突出させ、後端部には上記クラッチ部材21と
嵌脱自在に係合するセレーション部22を設け、クラッ
チ部材21とセレーション部22との係合状態を図1の
上半で、又離脱状態を下半に示した。クラッチ部材21
とセレーション部22との係脱は、空所7の底部に設け
たブラケット23に枢着せる揺動レバー24の一端部を
クラッチ部材21の後端部の係合溝21aに係合してな
される。揺動レバー24の他端部をプッシュロッド25
の先端部に枢着し、プッシュロッド25の後端部を基台
1の後端部に設けたストッパー26と当接可能に構成
し、プッシュロッド25はバネ27で図中左方向に付
勢し、図はターレットヘッド10の後退限を示し、揺
動レバー24が図中時計方向に揺動して図の下半のよ
うに係合を解除し、一方、スライドベース2を前進させ
るとバネ27の作用でレバー24は反時計方向に揺動し
て図1の上半のように係合し、スピンドルモーター19
の駆動力をスピンドルの伝達するように構成されてい
る。
【0012】以上のターレットヘッド10には上記した
取付部28,28が180°間隔をあけて対称的に設け
られ、取付部28,28は外側(正面側)に開放した空
洞部29、これの端面に形成された取付面30を備え、
取付面30は空洞部29を囲む枠部31の端面に形成さ
れ、取付面30は、図1、図5に示すように正面視が略
U字型に形成され、180°離間して設けられた取付面
30,30は対称的に設けられている。以上の取付面3
0,30の左右には位置決めピン32,32が突設さ
れ、又取付面30の両側部をなす取付部28には、トグ
ルクランプの如きクランプ33…が設けられている。そ
して、空洞部29の奥の壁には、嵌合孔34が夫々貫設
されている。
【0013】以上の取付部28,28に加工スピンドル
モジュール35を夫々取付、保持する。加工スピンドル
モジュール35の詳細は図7、図8に示す如くで、正面
視横長で略々矩形のフロントプレート37と、これの前
面に一体に突設されたスピンドルハウジング36、フロ
ントプレート37の裏面側にボルト44で結合され、裏
面側に突設されたギヤケース38、ハウジング36に貫
通、支持されたスピンドル39…、スピンドル39…の
後端部のギヤ40と噛合する伝動ギヤ41、これとギヤ
42で連結された入力軸43等からなり、これ等ギヤ機
構はギヤケース38内に収納されている。入力軸43の
後端部は、ギヤケース38の後部38aの後方に延出さ
れ、モジュール35の取付状態で上記したセレーション
部を介してクラッチ部材21によりスピンドルモーター
19の出力軸20に連結される。
【0014】加工スピンドルモジュール35の取り付け
は、フロントプレート37の左右の位置決め孔45を取
付面30の位置決めピン32に係合して位置決めし、フ
ロントプレート37裏面を取付面30に当接し、クラン
プ33…をフロントプレート37の左右に設けた取付座
46…に係合し、フロントプレート37を取付面30に
締着する。この際、ギヤケース38は、空洞部29内に
収納され、ギヤケース38の後部38aを空洞部29奥
の嵌合孔34に嵌合させる。以上により、ギヤケース3
8はターレットヘッド10内に収納されることから加工
スピンドルモジュール35の取付面30からのオーバー
ハング量が小さくなり、ツールの撓みが少なく、高精度
の加工が行え、一方、ギヤケースはモジュールの取り付
けに寄与しないので薄肉化することができ、モジュール
の軽量化が図れ、又嵌合孔34とギヤケースの後部38
aとを嵌合させているので、ギヤケース38の径方向の
位置決めがなされ、結合剛性が向上し、特にモジュール
35の長さ方向中間部のスピンドルハウジングと一体の
フロントプレート37でターレットヘッド10の取付面
30に締着しているので、結合剛性に高いものが得られ
る。
【0015】尚図中47はカッチングの受取部材を示
し、図8のように回転割出し位置で供給バルブ48に衝
合し、受取部材47のピン47aが供給バルブ48の
ール48aを押圧して供給路を開き、カッチングをスピ
ンドル39…に供給するように構成されている。
【0016】以上において、ターレットヘッド10は、
図1に示すように上下に180°離間して取付部28
A,28Bを対称的に備え、取付部28A,28B間を
取付面30,30の平行する横部分30aと直交し、横
部分の左右方向中央部に配設したリブ31aで連結し、
リブ31aはターレットヘッド10の回転中心Pを通っ
て図1中上下方向設けられている。ターレットヘッド1
0の取付部28A,28Bの左右の一側の上下方向中心
部には、上記リブ31aと直交する方向にスティ49を
外側方向に突設し、図では左側に突設し、スティ49の
上下にはストッパー50,51を突設する。
【0017】一方、スライドベース2の後上部で、ター
レットヘッド10の上半部周の左右には取付ボス52,
53を突設し、ボス部52,53の下面にはストッパー
支持ブロック54,54を取り付け、各ブロック54,
54の下面に上記ストッパー50,51と対応するスト
ッパー55,56を夫々取付、支持する。かかるストッ
パー55,56は、図1のターレットヘッド10の上記
回転中心Pを通る左右方向の中心線L1よりもターレッ
トヘッド10側のスティ49、上下のストッパー50,
51の厚さ総当分の1/2の高さ上方へオフセットされ
ており、ターレットヘッド10が図1の状態から180
°回転した状態でこの側のストッパー51がスライドベ
ース10側のこの側のストッパー56に当接するように
構成されている。以上のスライドベース2側のストッパ
ー55,56を支持するブロック54,54には、ター
レットヘッド10の回転割出し位置を検出するセンサー
57,57がスティ58,58で設置され、又図1の左
側のボス部53の上部に上記した油圧モータ17が配設
されている。
【0018】ターレットヘッド10の円盤状基部11の
一部には油圧モータ17の回転速度制御、及び油圧モー
タの出力を制御する制御カム59,60が設けられ、制
御カム59,60は円盤状基部11円周上の対称位置に
180°離間して配設されている。制御カム59,60
は、実施例では図1のように上下対称位置に設けられ、
一方、基部11の円周上でその外方には、油圧モータ1
7の制御用可変バルブ61を設ける。可変バルブ61は
スプールバルブ等とし、ストロークで弁体を移動させ、
油圧モータ17への流量を大から小へ変更するようなタ
イプとし、基部11方向へ弁体のストロークを変更させ
るバルブ作動ローラ62が露出して図示しない弁体のロ
ッド等と連結しており、可変バルブ61はスライドベー
ス2の一部に設けた支持ブラケット63に取付、支持さ
れている。
【0019】図1は、図3において加工スピンドルモジ
ュール35を取り外した状態の図3の矢視1方向の図
で、ターレットヘッド10の基部11周に突設したステ
ィ49は図の右側に位置し、スティ49の上面のストッ
パー50がスライドベース右側のストッパー55と当接
し、この位置はセンサー57で検出することができる。
この位置をaとし、下側の加工スピンドルモジュールの
取付部28Bが下側となり、加工位置にある。下側の取
付部28Bの割出し位置での油圧による保持、これに至
る回転割出しの回転、減速は、上側bのカム59でなさ
れ,カム59と可変バルブ61のローラ62との係合で
なされる。図の状態では、可変バルブ61で油圧モータ
17の流量を小さくなるように制御し、油圧モータ17
に少量の油圧を作用させ、ピニオン18を介して14
に図1中反時計方向の回転圧力を作用させ、ストッパー
55にストッパー50を介して圧力を作用させ、ターレ
ットヘッド10を当該位置に保持し、加工負荷に対向さ
せるように設定する。従って、ターレットヘッドの純機
械的なロック機構を必要としない。
【0020】ところで、上側の取付部28Aに設けた図
3の加工スピンドルモジュール35Aに変更する場合に
は、油圧モータ17を逆駆動し、これによりターレット
ヘッド10は矢印cで示すように図1中時計方向に回転
する。回転の初期では、ローラ62がカム59に係合し
ているので緩やかに回転し、カム59とローラ62との
係合が解除された状態で、可変バルブ61のスプール弁
等が前進限となって油圧モータ17への供給油量が最大
となり、油圧モータ17の速度が早くなり、ターレット
ヘッド10を迅速に回転させることとなる。ターレット
ヘッド10の回転が180°に近付くと、図1中下側d
のカム60が可変バルブ61のローラ62に近付き、一
方、スティ49もストッパー56に近付き、カム60が
ローラ62に係合する。カム60は回転の進行でリフト
量が増大するように構成され、従って、ローラ62とカ
ム60との係合の初期ではリフト量が小さく、ローラ6
2の押上げ量、即ちリフト量が小さく、スプール弁を後
退させて油圧モータ17への流量を制御して減速し、カ
ムのリフト量の進行で順次減速する。回転の継続で、最
終的にはスティ49が180°回転し、図1の下側のス
トッパー51が図1の左側のストッパー56に当接し、
これを想像線eで示し、取付部28Aは図1のdの位置
に臨み、図3の上側の加工スピンドルモジュール35A
が加工位置に割出される。
【0021】ところで、この状態下では、上記したよう
に可変バルブ61を介して流量が制御された油圧が油圧
モータに作用し、油圧モータ17による回転力がターレ
ットヘッド10に作用し、ストッパー51を想像線eの
ようにスライドベース2側のストッパー56に押圧す
る。これにより図1のeの位置でのターレットヘッド1
0のロック、保持がなされることとなる。このように、
ターレットヘッド10の回転割出し作動は、作動の初期
でカム59の作用により緩やかに開始し、回転が進んで
カム59とローラ62との係合が解除されると油圧モー
タ17への供給油量が増大して回転速度が上昇し、回転
を迅速に行い、回転の終期、即ち割出し位置に近付くと
カム60とローラ62との係合が開始され、油圧モータ
17の流量が絞られて減少し、回転は減速され、ストッ
パー51,56間の急激な衝突は防止されることとな
り、ストッパー51,56は緩やかに当接することとな
る。かくして、図3の加工スピンドルモジュール35B
から35Aへの交換がなされ、逆の場合も同様に行われ
る。
【0022】図9は本発明の上記した油圧モータ17の
制御油圧回路の一例を示し、オイルタンク64を備える
オイルポンプ65の吐出油路66はソレノイドバルブ等
の油圧モータ回転方向切換え67を介して油路68に
より油圧モータ17の一側に接続され、油圧モータ17
の他側を油路69により切換え67を介して復帰油路
70に接続し、油路70はオイルタンク64に接続され
ている。以上の油路69内に上記した可変バルブ61を
介設し、図9は切換え弁67が中立状態を示し、切換え
弁67が上動するとポート67aが油路66と68とを
繋ぎ、一方、油路69と油路70とを接続する。この結
果、油はポンプ65、油路66、切換え弁67、油路6
8を通って油圧モータ17に流入し、これを一方向に駆
動する。油圧モータ17に流入した油は、可変バルブ6
1を介して油路69、切換え弁67のポート67aを通
って油路70でオイルタンク74に戻される。
【0023】ところで、可変バルブ61が上記したよう
にカム59、又は60で絞り制御されると、油圧モータ
17の吐出量が制御され、油圧モータ17は減速される
こととなり、ターレットヘッド10の回転速度は減速さ
れ、上記したストッパー50又は55、51又は56の
当接で可変バルブ61のローラ62は後退限となり、絞
られた油量がモータ17に供給され、ターレットヘッド
10を当該位置でロックすることとなる。一方、上記し
た切換え弁67を図9の中立位置から下動させると、ポ
ート67bが油路66,68,69,70と接続され、
この結果、油路66と69とが連通し、一方、油路68
と70とが連通する。従って、油は可変バルブ61を通
って油圧モータ17に供給され、モータ17を逆回転さ
せ、油は油路68,70を通ってオイルタンク64に戻
される。油圧モータ17に供給される油量は、供給側に
配設された可変バルブ61で制御され、可変バルブ61
は上記したようにターレットヘッド10のカム59又は
60で制御されるので、上記と同様に定常回転、減速、
油圧によるターレットヘッド10の押圧ロックを行う。
【0024】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
ターレットヘッドの回転割出し、ロックを、油圧モータ
の如き流体圧モータを用い、ターレットヘッドの回転位
置で減速し、又割出し位置で加圧するようにしたので、
純機械的なクランプ機構やロック機構を必要とすること
がなく、従って、機器を最少として簡素な構成でターレ
ットヘッドの回転割出し、ロック機構を構成することが
でき、又これ等機構が簡素化される結果、機構がコンパ
クト化し、ターレット型工作機械の外形のコンパクト化
が図れる。
【0025】又本発明は、油圧モータ等でロック、回転
割出しを行わせるので、クランプ機構のロック、アンロ
ック等の作業が不要となり、一方、回転割出しの初期と
終期とで減速し、この間は速度を上げて回転させるよう
にしたので、回転割出し作動が迅速となり、加工スピン
ドルモジュールの割出し速度が迅速化し、作業時間が短
縮できてサイクルタイムが短縮され、作業効率が向上
し、一方、上記を図りつつ回転割出し位置でのストッパ
ー相互の当接も緩やかに行われ、ターレットヘッドの高
速回転と、割出し位置での緩やかな当接という相反する
要素を合理的にマッチングさせることが可能となる。
【0026】又本発明は、スライドベースとターレット
ヘッド間にベアリングを介在させ、ベアリングに高い与
圧を付与するようにしたので、ターレットヘッドとスラ
イドベースとは高い剛性で接続され、簡素な構成でクラ
ンプ機構を要することなく加工推力にも充分耐え得る回
転割出し機構が得られ、又ベアリングに通常よりも高い
与圧を与えて回転割出し作動を行っても、ターレットヘ
ッドが高速で一回転しないので、ベアリングに無理な負
荷がかかることがなく、長寿命の回転割出し機構が得ら
れる。更には、スライドベース側に設けた1個の切削液
供給バルブに、加工スピンドルモジュール側に設けた2
個の受取部材うちの1個を当てることで、切削液を受け
取ることができる。すなわち、極く簡単な構造で、切削
液を2個の内の一方に供給することができ、構造が簡単
であるから装置コストを押えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる固定装置を含むターレットヘッ
ドの上傾した位置から見た正面図で、加工スピンドルモ
ジュールを取り外した状態の正面図
【図2】第1図で示した固定装置の要部の側面図
【図3】ターレット型工作機械の縦断側面図
【図4】ターレットヘッドの回転機構要部の拡大縦断側
面図
【図5】ターレット型工作機械のターレットヘッドの加
工スピンドルモジュールを取り外した状態の正面図
【図6】上記ターレット型工作機械の背面図
【図7】加工スピンドルモジュールの拡大縦断側面図
【図8】上記加工スピンドルモジュールの正面図
【図9】本発明を実施するための油圧回路の一例を示す
説明図
【符号の説明】
1基台、2…スライドベース、6…斜面、10…ターレ
ットヘッド、15…ベアリング、16…与圧用ボルト
(ネジ)、17…流体圧モータ(油圧モータ)、35…
加工スピンドルモジュール、39…スピンドル、47…
受取部材、47a…ピン、48…切削液供給バルブ(供
給バルブ)、48a…ボール、50,51…ターレット
ヘッド側のストッパー、55,56…スライドベース側
のストッパー、59,60…カム部材、61…可変バル
ブ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に進退自在に設けられたスライド
    ベースと、該スライドベースに設けた斜面で構成される
    案内面に回転割出し可能に設けられたターレットヘッド
    と、該ターレットヘッドの回転軸線周りに180度間隔
    で設けられ、外側に突出するように設けられた加工スピ
    ンドルモジュールとからなるターレット型工作機械にお
    いて、 上記スライドベース側に設けた2個のストッパー部材
    と、ターレットヘッド側に設けられ、該ストッパー部材
    に当接する2個のストッパー部材と、 上記ターレットヘッドを回転駆動し、ターレットヘッド
    をスライドベース側のストッパー部材に押圧して位置決
    め固定する流体圧モーターと、スライドベース 側に設けられ、2個のボール及びこれら
    のボールを弁閉側へ付勢するスプリングとを備えた1個
    の切削液供給バルブと、 加工スピンドルモジュール側に設けられ、前記ボールの
    一方を弁開側へ押出すピンを備え、スピンドルへ送るた
    めの切削液を受け取る合計2個の受取部材と、からなる
    ことを特徴とするターレット型工作機械のターレットヘ
    ッド固定装置。
  2. 【請求項2】 上記ターレットヘッド外周にはカム部材
    を設け、スライドベース側には該カム部材に当接して制
    御される可変バルブを設け、ターレットヘッド側のスト
    ッパーをスライドベース側のストッパーに当接する以前
    にターレットヘッドを減速させるようにした請求項1の
    ターレット型工作機械のターレットヘッド固定装置。
  3. 【請求項3】 上記スライドベースとターレットヘッド
    との間にはスライドベース回転割出し用ベアリングを介
    設し、該ベアリングを与圧するように構成した請求項1
    のターレット型工作機械のターレットヘッド固定装置。
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