JP2905860B2 - 折畳式フレームを備えた自転車 - Google Patents

折畳式フレームを備えた自転車

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に市街地で使用する
ための折畳式フレームを備えた自転車に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】周知のように、使用しない際に自転車を減
寸させ得るよう特定の関節接続を設けた、いわゆる折畳
式自転車が現在市販されている。
【0003】現在知られた折畳式自転車は、一般にチュ
ーブ状部材から得られるフレームを備えると共に、その
長手方向延長線の中間部分にヒンジ部材を備えて、後輪
の側部に前輪を配置するよう前記フレームを折畳むこと
を実際に可能にする。自転車が運転状態にある際、これ
らヒンジは所要の機械耐性を有するよう便利に固定され
ている。
【0004】多くの観点から言えることであるが、折畳
式自転車は自動車のトランク等における自転車の収納を
容易化させるが、手による自転車の持ち運びを可能にし
ないような嵩減少の問題を有する。何故なら、質量の配
分が自転車の持ち運びを容易にし得ないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、折畳
状態にて概念的に一対のスキーに類似し得る極めて小さ
い寸法を有して、手による自転車の持ち運びを実用的か
つ容易にすると共に、極めて小さい空間で自転車を室内
に収納し得るような折畳式フレームを備えた自転車を提
供することにより、公知の折畳式自転車に関する上記欠
点を解消することにある。
【発明の目的】
【0006】上記課題の範囲内において、特に本発明の
目的は、使用者が例えばバスまたは地下鉄で自転車を容
易に持ち運び得るため都市輸送手段を使用することを可
能にし、従って公共輸送手段に到達するのに要する旅行
の移動時間を減少させる実用的かつ操縦自在な乗物を利
用でき、かくして自転車も可能であるが、旅行の少なく
ともある部分につき、公共輸送手段を用い得るため全体
的に移動時間を短縮し得るような自転車を提供すること
にある。
【0007】本発明の他の目的は、折畳式であるにも拘
らず通常の自転車と同様なギヤと走行性能とを有する自
転車を提供することにある。
【0008】更に本発明の目的は、一般的に市販されて
いる部材および材料から出発して容易に得られ、単に経
済的観点からも競争し得るような折畳式自転車を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題および上記の諸
問題は、後記から明らかとなるように、後輪とペダルク
ランク軸とを回転自在に支持する下側長手方向部材を有
するフレームと、前記下側長手方向部材に蝶着されたサ
ドル支柱およびハンドル支柱とを備え、これら支柱は互
いに実質的に平行であって、上パイプにより連結され、
この上パイプは前記下側長手方向部材に対し実質的に平
行であり、かつ前記支柱に蝶着されて関節状の平行四辺
形連結部を形成し、更に前記ハンドル支柱に対し関節接
続されて前輪を支持すると共に、ハンドルに連携する操
縦用スリーブと、前記フレームを運転位置に保持するよ
う設けられた固定棒とを備え、この固定棒を前記関節状
平行四方形の対角線に配置したことを特徴とする折畳式
フレームを備えた自転車によって解決される。
【0010】その他の特徴および利点は、限定はしない
が、添付図面で例示する折畳式フレームを備えた自転車
に関する好適実施例の説明から明らかとなるであろう。
【0011】
【実施例】図面を参照して、一般に参照符号12で示さ
れる本発明による自転車は、その後端部に後輪3を回転
自在に支持した下側長手方向部材2により構成されたフ
レームを備える。参照符号4で示したペダルクランクの
底部ブラケット若しくは軸を長手方向部材2の中間部分
に回転自在に支持する。
【0012】有利には、長手方向部材は箱状の形状を有
して、底部ブラケット4に固定された第1クラウンホイ
ール5により構成される運動伝達手段を内蔵し、前記第
1クラウンホイール5は第1チェーン6により底部ブラ
ケットの回転運動を第2クラウンホイール8に連携した
ピニオン7に伝達し、前記第2クラウンホイール8は第
2チェーン9によって運動を後輪3にキー固定されたピ
ニオン10に伝達する。
【0013】このようにして、伝達比を増大させること
ができ、寸法を相当減寸させるにも拘らず従来の自転車
と同じ最終比を実際に得ることができる。
【0014】参照符号11で示したサドル支柱をペダル
クランク軸4の連結軸線にて下側長手方向部材2に蝶着
し、実際には下側長手部材の側部に配置する。
【0015】参照符号12で示したハンドル支柱を下側
長手方向部材2の前端部に蝶着する。
【0016】これら支柱11および12は互いに略平行
に延在すると共に上パイプ13により互いに連結され、
前記上パイプを支柱11および12の端部に蝶着すると
共に、前記支柱11と長手方向部材2との間に形成され
た空間内で支柱11の側部に配置し、かつ支柱12の上
方に形成されたフォーク状連結部14に挿入する。
【0017】支柱11および12と、上パイプ13と、
長手方向部材2における前部とは、実際に関節状の平行
四辺形を形成する。
【0018】ハンドル支柱12は参照符号20で示した
操縦用スリーブのための支持部材を構成し、操縦用スリ
ーブは実際には支柱12の端部に形成された隆起部分2
1および22に旋回自在に関節接続される。
【0019】操縦用シャフト23をスリーブ20に固定
して操縦用前輪25を横方向に支持すると共に、上方位
置にてハンドル軸26に接続し、このハンドル軸26を
ヒンジ手段を介装してハンドル27と連携させ、使用し
ない際にハンドル軸26に対し垂直な軸線を中心として
前記ハンドルを前記ハンドル軸26と整列配置し得るよ
うにする。
【0020】サドル支柱11は、サドル29のシャフト
28を自体公知の方法で入れ子式に挿入し得るスリーブ
状の形状を有する。
【0021】一般に参照符号30で示した固定棒を配置
して、フレームを所要位置に固定すると共に、関節状平
行四辺形の対角線に配置し得るようにする。
【0022】前記固定棒30は有利には外側入れ子部材
31により構成され、この入れ子部材は固定ピン35に
より内側入れ子部材32に連結されて固定棒30を所要
の長さで固定し、従って所要の固定が得られる。固定棒
30を下側長手方向部材2の前端部に形成されたフォー
クおよび操縦用支柱12の下端部におけるピボットピン
に旋回自在に連結する一方、他端部にて支柱11に対す
る上パイプ13の枢動領域に近接して上パイプ13に旋
回自在に関節接続する。
【0023】棒30は、長手方向部材2の上方かつ上パ
イプ13を設けた領域の側部に位置する。
【0024】図3に一層明瞭に示したように、フレーム
を構成する種々異なる部材を隣接した平行面で装着し、
かくして種々異なるフレームの部材が折畳操作に際し重
ならないようにする。
【0025】図4および図5に一層明瞭に示したよう
に、折畳操作は極めて簡単に行なわれる。固定部材35
を入れ子式棒30から外した後、実際にはサドル支柱1
1を後輪3の方向に回転させて折畳みを行なう。
【0026】フレームが完全に折畳まれた後、各部材は
互いに並列配置される結果、極めて小さい容積をもった
長形の形状を有する構造が得られ、従って持ち運びが極
めて容易かつ簡単になる。上記したように、ハンドル2
7を更にそのシャフト26と整列配置するよう回転させ
ることができる。
【発明の効果】
【0027】上記した説明から判るように、本発明は所
定の課題および目的を解決し得ると共に、特に関節状平
行四辺形の連結を開発することにより使用しない際に単
に各部品を互いに回転させるだけでその容積を顕著に減
寸させることができ、互いに重なって並列配置されたコ
ンパクトな状態に達し得る結果、主として単一方向に延
びるアセンブリが得られるような折畳式自転車フレーム
が提供されるという事実が強調される。
【0028】持ち運び操作に際し、前輪を地面接触部材
として使用する結果、面倒となり得る重量を保持する必
要性を排除することもできる。
【0029】上記した本発明は多くの設計変更も可能で
あり、これら設計変更は全て本発明の範囲内である。
【0030】更に、全ての詳細な他の技術上均等な部材
を置換することも可能である。
【0031】実際上、特定の使用に適合し得る限り用い
る材料、並びに付帯的な形状および寸法も要求に応じて
任意とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転状態における自転車の斜視図である。
【図2】本発明による自転車の側面図である。
【図3】本発明による自転車の平面図である。
【図4】折畳操作の際の本発明による自転車の側面図で
ある。
【図5】折畳状態における自転車の側面図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 長手方向部材 3 後輪 4 ペダルラクンク軸 5 第1クラウンホイール 6 第1チェーン 7 ピニオン 8 第2クラウンホイール 9 第2チェーン 10 ピニオン 11 サドル支柱 12 ハンドル支柱 13 上パイプ 20 操縦用スリーブ 26 ハンドル軸 27 ハンドル 30 固定棒
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−155541(JP,A) 特開 昭58−36785(JP,A) 特公 昭30−1614(JP,B1) 米国特許3623749(US,A) 米国特許3990717(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62K 15/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪(3)とペダルクランク軸(4)とを回転
    自在に支持する下側長手方向部材(2)を有するフレーム
    と、前記下側長手方向部材(2)に蝶着されたサドル支柱
    (11)およびハンドル支柱(12)とを備え、これら支柱は互
    いに実質的に平行であって、上パイプ(13)により連結さ
    れ、この上パイプは前記下側長手方向部材(2)に対し実
    質的に平行であり、かつ前記支柱(11,12)に蝶着されて
    関節状の平行四辺形連結部を形成し、更に前記ハンドル
    支柱(12)に対し関節接続されて前輪(25)を支持すると共
    に、ハンドル(27)に連携する操縦用スリーブ(20)と、前
    記フレームを運転位置に保持するよう設けられた固定棒
    (30)とを備え、この固定棒(30)を前記関節状平行四方形
    の対角線に配置したことを特徴とする折畳式フレームを
    備えた自転車。
  2. 【請求項2】 固定棒(30)を互いに摺動自在である外側
    入れ子式チューブ状部材(31)と内側入れ子式チューブ状
    部材(32)とで構成し、更に固定手段(35)を設けて前記
    側入れ子式チューブ状部材(31)と内側入れ子式チューブ
    状部材(32)とを所要の長さで固定することとを特徴とす
    る請求項1記載の折畳式フレームを備えた自転車。
  3. 【請求項3】 サドル支柱(11)が長手方向部材(2)の側
    部と上パイプ(13)の側部とに対し、ハンドル支柱(12)と
    同じ平面内に配置され、前記フレームを折畳んだ際に
    記固定棒(30)が前記下側長手方向部材(2)に重ねられ
    ようになっていることを特徴とする請求項1記載の折畳
    式フレームを備えた自転車。
  4. 【請求項4】 下側長手方向部材(2)が箱状の形状を有
    して、運動をペダルクランク軸(4)から後輪(3)まで伝達
    するアセンブリ(5〜10)を内蔵したことを特徴とする請
    求項1記載の折畳式フレームを備えた自転車。
  5. 【請求項5】 運動伝達アセンブリが第1クラウンホイ
    ール(5)を備えて、これを前記ペダルクランク輪(4)にキ
    ー固定すると共に、第1チェーン(6)と噛合させ、この
    第1チェーンは堅固に第2クラウンホイール(8)と回転
    自在に連携する第1ピニオン(7)に係合し、前記第2ク
    ラウンホイールは第2ピニオン(10)の周囲に巻回された
    第2チェーン(9)に係合し、この第2ピニオンを堅固に
    後輪(3)のハブに連携させたことを特徴とする請求項4
    記載の折畳式フレームを備えた自転車。
  6. 【請求項6】 操縦用スリーブ(20)をハンドル支柱(12)
    の端部に形成された一対の隆起部分によって回転自在に
    支持したことを特徴とする請求項1記載の折畳式フレー
    ムを備えた自転車。
  7. 【請求項7】 操縦用スリーブをハンドル軸(26)に連結
    し、ハンドル(27)をハンドル軸(26)に対し垂直な軸線を
    中心として回転し得るよう関連軸(26)と連携させて自転
    車が折畳まれた際にハンドル軸(26)に対し平行な位置に
    前記ハンドル(27)を配置することを特徴とする請求項6
    記載の折畳式フレームを備えた自転車。
  8. 【請求項8】 フレームが折畳状態にて支柱(11,12)と
    固定棒(30)とを下側長手方向部材(2)に対し実質的に平
    行に折畳んだ長形の形状を有することを特徴とする請求
    項1記載の折畳式フレームを備えた自転車。
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JP2005349846A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Takuya Matsuo 4点ピボットによる折り畳み自転車
JP2012224186A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Mitoshi Ishii 安全走行用自転車
KR102509258B1 (ko) * 2022-02-17 2023-03-14 영남대학교 산학협력단 자세 복원이 가능한 전동 킥보드

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