JP2905011B2 - 郵便物処理装置 - Google Patents

郵便物処理装置

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JP2905011B2
JP2905011B2 JP4271299A JP27129992A JP2905011B2 JP 2905011 B2 JP2905011 B2 JP 2905011B2 JP 4271299 A JP4271299 A JP 4271299A JP 27129992 A JP27129992 A JP 27129992A JP 2905011 B2 JP2905011 B2 JP 2905011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、郵便物記載の情報を
読取り、所定の処理を行う郵便物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の郵便物処理装置には、供給部が備
わっているがこの供給部から装置本体内へと郵便物を投
入する。この供給部から投入された郵便物は1通毎に搬
送され、これら郵便物は供給部と隣接する読取部にて読
取られる。
【0003】この読取部は、郵便物上の情報を光学的に
読取るものである。この読取方法は、具体的には郵便物
に光が照射された後、この郵便物からの反射光を受光
し、光電変換を行う。更に文字の切出しを行った後、文
字情報に関する辞書と住所情報とに基づいた住所の文字
認識を行っていた。また、読取部では郵便番号について
も数字の認識を行い、この数字の認識結果に従って区分
部にて郵便物を区分集積していた。
【0004】一方、例えば転居時に郵便局へと提出され
る転居届は、通常の郵便物と同一の形状であるが、機械
処理がなされていなかった。つまり転居届は郵便局員が
手作業にて住所の変更等の情報処理を行っていた。この
ため郵便局員の負担が大きくなるという問題が生じてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の郵便物処理装置
では、例えば転居時に郵便局へと提出される転居届を処
理していなかった。つまり転居届は郵便局員が手作業に
て住所の変更等の情報処理を行っていたため、郵便局員
の負担が大きくなるという問題が生じていた。
【0006】そこで本発明は、転居届等における郵便物
記載の情報を装置にて自動的に処理することで郵便局員
の負担を軽減させる郵便物処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、郵便物を供給する供給手段を備え
ている。読取手段は上記供給手段により供給された上記
郵便物記載の情報を読取る。記憶手段は上記読取手段で
読取るべき上記郵便物のうち所定の種類の郵便物に対応
した独自コード及びその独自コードに対応する帳票形式
を予め記憶しておく。判別手段は、上記読取手段で読取
った情報に上記記憶手段に記憶された独自コードが含ま
れているか否かを判断する。上記判別手段での判別の結
果、上記情報に上記独自コードが含まれる場合、出力手
段は上記記憶手段に記憶された上記独自コードに対応す
る上記帳票形式を出力せしめる。上記出力手段で出力さ
れた上記帳票形式に従って、抽出手段は上記読取手段で
読取った情報から所定部分の情報を抽出する。上記抽出
手段によって抽出された上記情報を登録手段は登録する
ことを特徴とする郵便物処理装置である。
【0008】上記目的を達成するために、第2の発明で
は、郵便物を供給する供給手段を備えている。読取手段
は上記供給手段により供給された上記郵便物記載の情報
を読取る。記憶手段は、上記読取手段で読取るべき上記
郵便物のうち少なくとも旧住所、新住所及び氏名の記載
欄を備えた転居届に係る郵便物に対応した独自コード及
び上記記載欄の位置情報を予め記憶しておく。判別手段
は、上記読取手段で読取った情報に上記記憶手段に記憶
された独自コードが含まれているか否かを判別する。上
記判別手段での判別の結果、上記情報に上記独自コード
が含まれる場合、出力手段は、上記記憶手段に記憶され
た上記独自コードに対応する上記位置情報を出力せしめ
る。上記出力手段で出力された上記位置情報に従って、
抽出手段は上記読取手段で読取った上記転居届に係る郵
便物の上記情報から少なくとも旧住所、新住所及び氏名
を抽出する。登録手段は、上記抽出手段によって抽出さ
れた情報を旧住所の管轄である郵便局及び新住所の管轄
である郵便局へと送信することを特徴とする郵便物処理
装置である。
【0009】上記目的を達成するために、第3の発明で
は、郵便物を供給する供給手段を備えている。読取手段
は上記供給手段により供給された上記郵便物記載の情報
を読取る。記憶手段は上記読取手段で読取るべき上記郵
便物のうち注文書に係る郵便物に対応した独自コード及
びその独自コードに対応する帳票形式を予め記憶してお
く。判別手段は、上記読取手段で読取った情報に上記記
憶手段に記憶された独自コードが含まれているか否かを
判別する。上記判別手段による判別の結果、上記情報に
上記独自コードが含まれる場合、出力手段は上記記憶手
段に記憶された独自コードに対応する帳票形式を出力せ
しめる。上記出力手段で出力された上記帳票形式に従っ
て、抽出手段は上記読取手段で読取った注文書に係る郵
便物の上記情報から所定部分の情報を抽出する。上記抽
出手段によって抽出された上記情報を送信手段は上記注
文書の注文先である対象へと送信することを特徴とする
郵便物処理装置である。
【0010】
【作用】第1の発明では、郵便物記載の情報は読取られ
た後に独自コードが含まれるか否かの判別がなされる。
この判別によって、この独自コードが含まれる場合には
独自コードと対応する帳票形式を出力する。出力された
この帳票形式に従い、読取った郵便物記載の情報のうち
所定部分の情報を抽出する。抽出した後、この抽出した
情報を登録する。
【0011】第2の発明では、郵便物記載の情報は読取
られた後に独自コードが含まれるか否かの判別がなされ
る。なお、ここでの独自コードは少なくとも旧住所、新
住所及び氏名の記載欄を備えた転居届に係る郵便物に対
応している。上述した判別によって独自コードが含まれ
る場合には、独自コードと対応する転居届に係る郵便物
の記載欄の位置情報を出力する。出力されたこの位置情
報に従い読取った転居届に係る郵便物記載の情報のうち
少なくとも旧住所、新住所及び氏名を抽出する。抽出し
た後、この抽出した情報を旧住所の管轄である郵便局及
び新住所の管轄である郵便局へと送信する。
【0012】第3の発明では、郵便物記載の情報は読取
られた後に独自コードが含まれるか否かの判別がなされ
る。なお、ここでの独自コードは注文書に係る郵便物に
対応している。上述した判別によって独自コードが含ま
れる場合には、独自コードと対応する注文書に係る郵便
物の帳票形式を出力する。出力されたこの帳票形式に従
い、読取った注文書に係る郵便物記載の情報のうち所定
部分の情報を抽出する。抽出した後、この抽出した情報
を注文書の注文先である対象へと送信する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係わる一実施例を図面を参照
して詳細に説明する。まず図2を参照して本実施例の郵
便物処理装置の構成を説明する。図2は本実施例の、郵
便物処理装置のブロック構成図である。
【0014】郵便物処理装置1には、郵便物供給部3が
備わっている。この郵便物供給部3は多数の郵便物Pを
装置へと投入するものである。なお、ここで挙げる郵便
物Pは、転居届や注文書といった書面を含んでおり、こ
れらの郵便物Pには各々独自の特別コードが記載されて
いる。なお、この特別コードはここでは郵便番号欄に数
字にて記載されている。この特別コードについて詳細は
後述する。
【0015】郵便物Pは、ベルトにて搬送されるが、郵
便物供給部3と接続して読取部5が配設されている。こ
の読取部5は、郵便物Pの情報を光学的に読取るもので
あり、図示しないが蛍光灯、センサ及び画像メモリ等を
有している。この読取部5は蛍光灯により郵便物Pの全
面に対して光を照射し、郵便物Pからの反射光をセンサ
で読取る。読取られた郵便物Pの全面の情報は光電変換
された後、一旦画像メモリ内に保管される。この後にま
ず郵便番号欄に記載されている数字については、数字の
検出、切り出し及び辞書を用いた文字認識がなされる。
【0016】読取部5には特別コード判別部7が接続さ
れている。この特別コード判別部7には、読取部5で文
字認識がなされた郵便番号欄に記載されている数字が送
信されるが、この数字が特別コードか否かを判別するも
のである。なお、この判別は接続する特別コードリスト
9を参照して行う。
【0017】特別コードリスト9は、特別コードを管理
するテーブルを有している。このテーブルは、各種特別
コードが記載されており、このテーブルを特別コード判
別部7が検索することで読取部5で読取った郵便番号欄
記載の数字が特別コードか否か、また、どの特別コード
かを判別する。
【0018】更に、特別コード判別部7と接続して帳票
形式記録部11及び処理形式記録部13が設けられてい
る。これらは特別コード判別部7での判別結果に基づ
き、特別コードに対応する帳票形式、いわゆる郵便物P
のフォーマット形式と処理形式、いわゆる郵便物Pの処
理内容とを出力するものである。帳票形式記録部11は
各特別コードに対応したフォーマット形式とそのフォー
マット形式を管理するテーブルとを記憶している。ま
た、処理形式記録部13は、各特別コードに対応した処
理内容とその処理内容を管理するテーブルとを記憶して
いる。
【0019】帳票形式記録部11のフォーマット形式に
おいては、郵便物Pのどの領域にどの情報が記載されて
いるかを予め郵便物Pと対応して座標位置で指定してい
る。また、処理形式記憶部13の処理内容としては、帳
票形式記録部11から出力されるフォーマット形式を用
いて情報の記載位置を読取部5の画像メモリに割り付け
て検出し、この後の行検出、文字切出し及び情報の登録
等を含む。
【0020】帳票形式記録部11及び処理形式記録部1
3は、情報抽出部15と接続されている。情報抽出部1
5は、所定の範囲の情報を抽出するものであり、具体的
にはこの情報抽出部15は、読取部5とも接続されてい
るが、帳票形式記録部11及び処理形式記録部13から
フォーマット形式及び処理内容が入力されることで、郵
便物Pの情報から所定の範囲の情報を抽出する。また、
情報を抽出した後にこの所定の範囲の情報を送信する。
【0021】情報抽出部15と接続して通信部17が設
けられている。通信部17は、転居情報データベース1
9と連絡先データベース21とに接続し、更に外部とは
図示しないがネットワークを介して通じている。この通
信部17は、情報抽出部15から入力する所定の範囲の
情報を処理形式記録部13からの処理内容に従って転居
情報データベース19に記憶させる。転居情報データベ
ース19は、読取った郵便物Pが転居届である旨を示す
時に用いるものであり、この転居情報データベース19
は、具体的には転居人の住所の更新及び管理を行う。な
お、この転居情報データベース19は、特に郵便物処理
装置1の内部に設ける必要はなく、効果的に行うために
はネットワーク化された複数の郵便局共通のデータベー
スであるとよい。
【0022】また連絡先データベース21には、外部へ
所定の範囲の情報を送信する場合、連絡先のネットワー
クにおけるコード番号や、ネットワークとして電話回線
を用いる場合には連絡先の電話番号が記憶されている。
通信部17における外部との通信は、この連絡先データ
ベース21を参照した後に行われる。
【0023】次に図3及び図4を参照して本実施例の、
特別コードが記載された郵便物Pの説明をする。図3は
本実施例の、転居届である郵便物の外観図、図4は本実
施例の、注文書である郵便物の外観図である。
【0024】図3に示される転居届には、郵便番号欄に
転居届である旨を示す番号、00401が記載されてい
る。この00401は郵便物Pの送達先の地域を示すも
のでなく、ここで特別コードと称呼するものである。こ
の特別コード00401が記載される郵便物Pは、同一
のフォーマットで転居情報を記載するような帳票形式に
なっている。例えばここでは、上から転居前の旧住所2
3、転居先の新住所25、氏名27の順に情報を記載す
るようになっている。
【0025】また、図4に示される注文書には、郵便番
号欄に○×信販への注文書である旨を示す番号0050
1が記載されている。この00501は、図3で説明し
た郵便物Pの郵便番号と同様に郵便物Pの送達先の地域
を示すものでなく、特別コードである。この特別コード
は、注文先への注文内容によって処理すべき方法が異な
る場合があるため、注文先によって異なっている。この
○×信販に対する注文書では同一のフォーマットとなっ
ており、上から注文する人の住所29、氏名31、商品
名33、個数35及び金額37の情報を記載するように
なっている。
【0026】次に図5を参照して帳票形式記録部11に
記憶される郵便物Pのフォーマット形式について説明す
る。図5は本実施例の、帳票形式記録部で記憶される情
報の内容を示す表である。
【0027】転居届である旨を示す特別コード0040
1が記載される郵便物Pでは、第1の情報エリアとして
旧住所23が(X1 ,Y1 )、(X2 ,Y2 )の座標位
置と予め定まっている。また第2の情報エリアとして新
住所25、第3の情報エリアとして氏名27も各々座標
位置で予め定まっている。これら各々の情報エリアを含
む郵便物Pの全面情報は読取部5で読取られた後、画像
メモリに保管され、郵便物Pの全面の情報に各々の座標
を割り付けることで各情報エリアが規定される。
【0028】また同様に○×信販への注文書である旨を
示す特別コード00501が記載される郵便物Pでは、
第1の情報エリアとして住所29が(X1 ,Y1 )、
(X2,Y2 )の座標位置で予め定まっており、以下第
2乃至第5の情報エリアとして氏名31、商品名33、
個数35、金額37が各々座標位置で予め定まってい
る。これら各々の情報エリアは、読取部5で読取られた
後、画像メモリに保管される郵便物Pの全面の情報に各
々の座標を割り付けることで各情報エリアが規定され
る。次に図6を参照して処理形式記録部13で実行され
る処理内容について説明する。図6は、本実施例の処理
形式記録部で記憶される処理内容を示す表である。
【0029】特別コード00401が記載される郵便物
Pでは、以下のような処理が行われる。まず画像メモリ
に格納される情報に帳票形式をあてはめる。ここでは画
像メモリ内に、帳票形式記録部11から出力される特別
コード00401に対応する帳票形式から上述したよう
に座標位置をあてはめて、どのエリアにどのような情報
が記載されているかを規定する。
【0030】次に座標位置が規定された情報エリア内の
情報を画像メモリから抽出する。この抽出は、情報抽出
部15で情報エリア内の情報に対し文字切出しや辞書を
用いた認識を行うことでなされる。この後、文字認識が
なされた情報のうち、旧住所及び氏名を参照して新住所
及び氏名を転居情報データベース19へと登録する。
【0031】更に連絡先データベース21を参照して、
旧住所と新住所各々の郵便番号から情報を送達すべき旧
住所及び新住所各々の管轄の郵便局のコード番号等を呼
出す。この後、連絡先データベース21から呼出された
各郵便局のコードを用いてそれぞれ新住所と氏名とを旧
住所及び新住所の管轄である郵便局へと送信する。
【0032】また、特別コード00501が記載される
郵便物Pでは、以下のような処理が行われる。まず画像
メモリに格納される情報に帳票形式をあてはめる。ここ
では上述したように画像メモリ内に帳票形式記録部13
から出力する00501に対応する帳票形式から座標位
置をあてはめて、どのエリアにどのような情報が記載さ
れているか規定する。
【0033】次に座標位置が規定された情報エリア内の
情報を抽出する。この抽出は、情報抽出部15でエリア
内の情報に対し文字切出しや辞書を用いた認識を行うこ
とでなされる。この後、連絡先データベース21を参照
して、住所、氏名、商品名、個数及び金額からなる情報
を送信すべき○×信販のコードを呼出す。この後、連絡
先データベース21から呼出された送信先のコードを用
いて前述した情報を○×信販へと送信する。
【0034】次に図1を参照して郵便物処理装置1の作
用を説明する。図1は、本実施例の郵便物処理装置の作
用を示すフローチャートの図である。なお、ここでは図
3で説明した郵便番号記載欄に00401が記入された
転居届出の郵便物Pの処理について説明する。
【0035】郵便物供給部3から郵便物Pを供給する
(ステップ1)。供給された郵便物Pはベルトで搬送さ
れるが、この後に読取部5にて光学的に読取がなされる
(ステップ2)。この読取では前述したように蛍光灯及
びセンサによって郵便物Pの全面を読取り、一旦画像メ
モリに保管する。
【0036】この後、読取部5で郵便番号欄の1つ1つ
の数字を検出、切出し、認識がなされるが、認識がなさ
れた郵便番号欄の数字を参照する(ステツプ3)。ステ
ップ3の後、郵便番号欄記載の数字が特別コードである
か否かの判別がなされる(ステップ4)。この判別は、
特別コード判別部7が特別コードリスト9を参照して郵
便番号欄記載の数字を検索することでなされる。ここで
は、郵便番号欄には00401と記載されており、検索
の結果特別コードであることがわかる。
【0037】郵便番号欄に特別コードが記載されている
ため、特別コード判別部7では、帳票形式記録部11か
ら特別コードに対応するフォーマット形式を出力させる
(ステップ5)。ここでは図5を参照して説明したよう
な特別コード00401に対応する旧住所23、新住所
25及び氏名27が第1乃至第3の情報エリアとして座
標位置が出力される。
【0038】また特別コード判別部7は、処理形式記録
部13から特別コードに対応する処理内容を出力させる
(ステップ6)。この出力では図6を参照して説明した
ような特別コード00401に対応する処理内容が出力
される。
【0039】続いて処理形式記録部13から出力した内
容に従って情報抽出部15では、画像メモリに保管され
ている郵便物Pの情報にフォーマット形式をあてはめる
(ステップ7)。これによって各情報エリアに収容され
る情報が規定され、どの情報エリアがどの様な内容を示
すかが明確になる。
【0040】この後に各情報エリアの情報が情報抽出部
15へと送信され、情報抽出部15において、各情報エ
リアの情報から文字切出し及び辞書を用いた認識を行っ
て、情報の抽出を行う(ステップ8)。情報を抽出した
後、この情報は通信部17へと送信され、通信部17で
は転居情報データベース19へ新住所25及び氏名27
を登録する(ステップ9)。
【0041】この後、通信部17は連絡先データベース
21から情報の連絡先のコードを呼出す(ステップ1
0)。この呼出す連絡先は、第1の情報エリア記載の旧
住所の郵便番号と第2の情報エリア記載の新住所の郵便
番号各々の管轄である郵便局である。なお、このコード
は前述したようにネットワークにおけるコードや電話回
線の際の電話番号である。
【0042】連絡先のコードが判明した後に、処理形式
記録部13から出力した処理内容に従い、通信部17
は、第2の情報エリア及び第3の情報エリアの情報、す
なわち新住所及び氏名を連絡先へと送信する(ステップ
11)。このデータの送信先は上述したように旧住所の
管轄である郵便局及び新住所の管轄である郵便局であ
る。 ステップ11の後には再度、ステップ1に戻る。
またステップ4にて郵便番号欄記載の数字が特別コード
でないと判別された後にも再度ステップ1へと戻る。
【0043】このようにして郵便物Pの情報は然るべき
ところに送信されるが、図4で説明した○×信販への注
文書の場合には、図1で示したステップ9の処理が不要
となるのみで、他は同様の処理が成される。なお、本実
施例では、特別コードを郵便番号欄に記載しているが、
郵便物P上であれば他の位置でも問題ない。
【0044】また、注文書の場合に本実施例では、注文
先によって特別コードを変える旨記載したが、注文書に
注文先の欄を設け、この欄を読取ることによって情報の
送信先が判断されるように構成してもよい。この場合、
特別コードの数が減少するため特別コード記載の有無の
判別が迅速になされる。また,各情報エリアの文字認識
は、本実施例では情報抽出部にて行っているが、読取部
で行っても差し支えない。このように本発明は、要旨を
変更しない限り種々変形可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の郵便物処
理装置では、転居届や注文書といった郵便物の情報を自
動的に処理するため、郵便物局員の負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の、郵便物処理装置の作用を示すフロ
ーチャートの図である。
【図2】本実施例の、郵便物処理装置のブロック構成図
である。
【図3】本実施例の、転居届である郵便物の外観図であ
る。
【図4】本実施例の、注文書である郵便物の外観図であ
る。
【図5】本実施例の、帳票形式記録部で記憶される情報
の内容を示す表である。
【図6】本実施例の、処理形式記録部で記憶される処理
内容を示す表である。
【符号の説明】
1 郵便物処理装置 3 郵便物供給部 5 読取部 7 特別コード判別部 9 特別コードリスト 11 帳票形式記録部 13 処理形式記録部 15 情報抽出部 17 通信部 19 転居情報デーベース 21 連絡先データベース

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物を供給する供給手段と、この供給
    手段により供給された前記郵便物記載の情報を読取る読
    取手段と、この読取手段で読取るべき前記郵便物のうち
    所定の種類の郵便物に対応した独自コード及びその独自
    コードに対応する帳票形式を予め記憶しておく記憶手段
    と、前記読取手段で読取った情報に前記記憶手段に記憶
    された独自コードが含まれているか否かを判別する判別
    手段と、この判別手段での判別の結果、前記情報に前記
    独自コードが含まれる場合、前記記憶手段に記憶された
    前記独自コードに対応する前記帳票形式を出力せしめる
    出力手段と、この出力手段で出力された前記帳票形式に
    従って前記読取手段で読取った情報から所定部分の情報
    を抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出され
    た前記情報を登録する登録手段と、からなることを特徴
    とする郵便物処理装置。
  2. 【請求項2】 郵便物を供給する供給手段と、この供給
    手段により供給された前記郵便物記載の情報を読取る読
    取手段と、この読取手段で読取るべき前記郵便物のうち
    少なくとも旧住所、新住所及び氏名の記載欄を備えた転
    居届に係る郵便物に対応した独自コード及び前記記載欄
    の位置情報を予め記憶しておく記憶手段と、前記読取手
    段で読取った情報に前記記憶手段に記憶された独自コー
    ドが含まれているか否かを判別する判別手段と、この判
    別手段での判別の結果、前記情報に前記独自コードが含
    まれる場合、前記記憶手段に記憶された前記独自コード
    に対応する前記位置情報を出力せしめる出力手段と、こ
    の出力手段で出力された前記位置情報に従って前記読取
    手段で読取った前記転居届に係る郵便物の前記情報から
    少なくとも旧住所、新住所及び氏名を抽出する抽出手段
    と、この抽出手段によって抽出された情報を旧住所の管
    轄である郵便局及び新住所の管轄である郵便局へと送信
    する登録手段と、からなることを特徴とする郵便物処理
    装置。
  3. 【請求項3】 郵便物を供給する供給手段と、この供給
    手段により供給された前記郵便物記載の情報を読取る読
    取手段と、この読取手段で読取るべき前記郵便物のうち
    注文書に係る郵便物に対応した独自コード及びその独自
    コードに対応する帳票形式を予め記憶しておく記憶手段
    と、前記読取手段で読取った情報に前記記憶手段に記憶
    された独自コードが含まれているか否かを判別する判別
    手段と、この判別手段による判別の結果、前記情報に前
    記独自コードが含まれる場合、前記記憶手段に記憶され
    た独自コードに対応する帳票形式を出力せしめる出力手
    段と、この出力手段で出力された前記帳票形式に従って
    前記読取手段で読取った注文書に係る郵便物の前記情報
    から所定部分の情報を抽出する抽出手段と、この抽出手
    段によって抽出された前記情報を前記注文書の注文先で
    ある対象へと送信する送信手段と、からなることを特徴
    とする郵便物処理装置。
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