JP2899751B1 - 折り畳み式足場 - Google Patents

Abstract

【要約】 【課題】安全に折り畳み・組み立て容易な，折り畳み式
足場を提供すること。 【解決手段】１対の長方形の足場板１ａを中央で折り畳
み開閉自在に連結する折り畳み手段を有し，水平連結し
た該足場板の４隅下面に脚２の取り付け部材１ｂを設
け，先端に逆Ｌ字形の上端脚部２ａを有する該脚を中央
方向に向けて折り畳み自在に，該上端脚部先端部を取り
付け部材に軸着し，折り畳む際に中央連結部の急激な落
下を防止する緩衝手段を該脚部に設け，水平連結した該
足場板を折り畳み不能にする開時固定手段を有し，そし
て閉時固定手段を有する足場１であって，該緩衝手段と
して，縦枠１ｄ後方近傍下部と，該脚中間部近傍中央方
向内側間に，管形状伸縮自在な線型式緩衝具３の両端を
軸着して用いる事を特徴とする折り畳み式足場を確保す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は，内装工事その他の
作業に使用し，コンパクトに折り畳み可能な折り畳み式
足場に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来技術の折り畳み式足場は各種ある
が，例えば，実用新案登録番号３０３５１４４号等が従
来例としてあげられる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来技術の上記におい
ては，折り畳む際に，固定手段を解除すると，中央連結
部の足場の加重により急激な落下が生じ，足場下部に置
かれた物品等が損傷したり，蝶番等の連結部が破損する
恐れがあり，また手動で支持するのが困難である欠点を
有し，安全上の問題点を有していた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために，本発明の足場は，脚を折り畳む際に中央連結部
の加重により急激な落下を防止する緩衝手段を該脚部に
設け，そして足場板の相対する連結する中枠間に複数の
蝶番で連結すると共に，更に他の折り畳み保持手段を補
強し，二重の折り畳み手段を設けたことを特徴とする。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の足場は，１対の長方形の
金属製網形状等の足場板を中央で折り畳み開閉自在に連
結する折り畳み手段を有し，使用開時に水平連結した該
足場板の４隅下面に脚の取り付け部材を設け，先端に逆
Ｌ字形の上端脚部を有する該脚を中央方向に向けて折り
畳み自在に，該上端脚部先端部を取り付け部材に軸着
し，該脚を折り畳む際に中央連結部の加重により急激な
落下を防止する緩衝手段を該脚部に設け，使用開時に水
平連結した該足場板を折り畳み不能にする開時固定手段
を有し，収納折り畳み閉時に固定する閉時固定手段を有
する事を特徴とする。

【０００６】本発明の足場の折り畳み手段は，足場板の
相対する連結する中枠間に複数の蝶番で連結し，更に該
足場板の取り付け部材から中央に延びる縦枠先端下部に
軸着し，互いに対応する該縦枠下部に延びる直角方向に
方向変換する方向変換保持板を中央連結下部の交差部で
軸着し，他端部を保持ステーに軸着し，該保持ステーの
他端部を脚上辺部に軸着し，開時に該脚後部背面が取り
付け部材内部に設けたストッパーで停止し，該足場板に
直立でき，閉時に該脚と縦枠とが平行に収納できる構造
を有する，二重の折り畳み手段を設けたことを特徴とす
る。

【０００７】本発明の足場の緩衝手段は，足場板の外側
両隅の脚の取り付け部材から中央に延びる縦枠後方近傍
下部と，該脚中間部近傍中央方向内側間に，線形に管形
状伸縮自在な内部に空気等の気体を充填圧縮した線型式
緩衝具の両端を軸着して用いることもでき，該線型式緩
衝具は所定の長さ以内は常に伸びる方向に弾性力が作用
する機能を有し，該脚を折り畳む際に中央連結部の加重
により急激な落下を防止する作用を有する事を特徴とす
る。

【０００８】本発明の足場の緩衝手段は，取り付け部材
に固定した，回転体内部に空気等の気体を充填圧縮でき
る構造を有する回転式緩衝具の回転自在な軸に，逆Ｌ字
形の上端脚部先端部を軸着して用いることもでき，該回
転式緩衝具は所定の角度以内は常に角度が増加する方向
に弾性力が作用する機能を有し，該脚を折り畳む際に中
央連結部の加重により急激な落下を防止する作用を有す
る事を特徴とする。

【０００９】本発明の足場の開時固定手段は，中枠下部
から対面する中枠下部に使用開時に直角に延びる複数の
板部材から成る開時固定部材を設け，該対面中枠下部に
該開時固定部材と遊嵌する板部材とを共に貫通する開時
固定ピンで自動的に固定でき，手動で固定解除できる構
造とし，更に，中枠の両端近傍下部に軸着し，対面する
両脚間の上下方向に設けた複数の横棒部材の所定の一つ
に係止する伸縮固定自在なステーを設け，該ステーの係
止部をボルト締め等のステー止め部材を用いて固定でき
る，二重の開時固定手段を設けた事を特徴とする。

【００１０】本発明の足場の閉時固定手段は，脚部下部
近傍に中央に向いた閉時固定ピンを設け，閉時に該脚と
縦枠とが平行になる収納時に，該閉時固定ピンに嵌着固
定できる対応する該縦枠の所定の位置に閉時固定部材を
設け，更に閉時に相対する該両縦枠が隣接平行に収納時
に，該両縦枠を互いに固定する閉時止め部材を用いて固
定できる，二重の閉時固定手段を設ける事も出来る。

【００１１】本発明の足場の脚は，筒形状の該脚内部
に，内部にバネ等の弾性体を有する下方向に伸縮自在な
スライド脚を有し，該スライド脚下方向先端部に水平方
向任意の方向に可動なキャスターを持ち，更に該スライ
ド脚に複数のピン孔を設け，該弾性体により自動的に伸
びる方向に作用し所定の上下方向の高さに固定する該ピ
ン孔に嵌着する脚固定ピンを該脚部下部に設ける事も出
来る。

【００１２】本発明の足場の折り畳み方法は，先ず脚の
スライド脚を該脚内部に収納し，脚固定ピンにより固定
し，開時固定ピンを開時固定部材から手動で引き抜き解
除し，ステー止め部材を緩め固定解除し，横棒部材から
ステーを取り外し，それぞれの足場板裏面に収納し，脚
の取り付け部材から中央に延びる縦枠前方近傍下部に設
けた取っ手を手動で下方向に引き寄せ収納作業を行い，
最終的にそれぞれの脚と縦枠とが平行に同時に収納で
き，閉時固定ピンに閉時固定部材が嵌着固定し，更に該
両縦枠を閉時止め部材を用いて互いに固定し収納する事
も出来る。

【００１３】足場の足場板は，周囲に枠部材を配し，外
側両取り付け部材間に横枠を設け，連結部に中枠を設
け，該横枠と中枠の両側を縦枠で連結し，該両縦枠間に
複数の補強部材を設けることも出来る。

【００１４】本発明の足場の緩衝手段として用いる線型
式緩衝具は，線形に管形状伸縮自在な内部に空気等の気
体を充填圧縮し，所定の長さ以内は常に伸びる方向に弾
性力が作用する機能を有し，既知の技術であり，ガス・
ダンパーとも呼ばれ，各種の長さ，弾性力を有する市販
の製品が入手可能である。

【００１５】本発明の足場の緩衝手段として用いる回転
式緩衝具は，回転体内部に空気等の気体を充填圧縮でき
る構造を有し，所定の角度以内は常に角度が増加する方
向に弾性力が作用する機能を有し，既知の技術であり，
ロータリ・ダンパーとも呼ばれ，各種の大きさ，弾性力
を有する市販の製品が入手可能である。

【００１６】

【実施例】この発明の実施例を示す図面において，図１
は実施例１を示す，折り畳み式足場の使用状態の，
（Ａ）は一部断面欠載平面図，（Ｂ）は一部断面欠載立
面図，図２は実施例１の折り畳み途中の一部断面欠載立
面図，図３は実施例１の折り畳んだ状態の一部断面欠載
立面図，そして図４は実施例２を示す，折り畳み式足場
の使用状態の，（Ａ）は一部断面欠載平面図，（Ｂ）は
一部断面欠載立面図である。

【００１７】この発明の実施例を図面を参照して以下説
明すると，図１に示すように，足場（１）は１対の長方
形の金属製網形状等の足場板（１ａ）を中央で折り畳み
開閉自在に連結する折り畳み手段を有し，連結した該足
場板の４隅下面に取り付け部材（１ｂ）を設け，該取り
付け部材に先端に逆Ｌ字形の上端脚部（２ａ）を有する
脚（２）を中央方向に向けて折り畳み自在に，該上端脚
部先端部を取り付け部材に軸着し，該脚を折り畳む際に
中央連結部の加重により急激な落下を防止する為の緩衝
手段を該脚部に設け，使用開時に折り畳み不能にする開
時固定手段を有し，収納折り畳み閉時に固定する閉時固
定手段を有する事を特徴とする。

【００１８】足場（１）の足場板（１ａ）は，周囲に枠
部材を配し，外側両取り付け部材（１ｂ）間に横枠（１
ｃ）を設け，連結部に中枠（１ｅ）を設け，該横枠と中
枠の両側を縦枠（１ｄ）で連結し，該両縦枠間に複数の
補強部材（１ｇ）を設けることも出来る。

【００１９】足場（１）の緩衝手段は，図１の実施例１
を示す，折り畳み式足場の使用状態に示すように，足場
板（１ａ）の外側両隅の脚（２）の取り付け部材（１
ｂ）から中央に延びる縦枠（１ｄ）後方近傍下部と，該
脚中間部近傍中央方向内側間に，線形に管形状伸縮自在
な内部に空気等の気体を充填圧縮した線型式緩衝具
（３）の両端を軸着し，該線型式緩衝具は所定の長さ以
内は常に伸びる方向に弾性力が作用する機能を有し，該
脚を折り畳む際に中央連結部の加重により急激な落下を
防止する作用を有する事を特徴とする。

【００２０】足場（１）の折り畳み手段は，足場板（１
ａ）の相対する連結する中枠（１ｅ）間に複数の蝶番
（１ｆ）で連結し，該足場板の取り付け部材（１ｂ）か
ら中央に延びる縦枠（１ｄ）先端下部に軸着し，互いに
対応する該縦枠下部に延びる直角方向に方向変換する方
向変換保持板（５）を中央連結下部の交差部で軸着し，
他端部に保持ステー（５ａ）を軸着し，該保持ステーの
他端部を脚（２）上辺部に軸着し，開時に該脚後部背面
が取り付け部材内部に設けたストッパー（１ｉ）で停止
し，該足場板に直立でき，閉時に該脚と縦枠とが平行に
収納できる構造を有する，二重の折り畳み手段を設けた
ことを特徴とする。

【００２１】足場（１）の開時固定手段は，中枠（１
ｅ）下部から対面する中枠下部に開時に直角に延びる複
数の板部材から成る開時固定部材（７）を設け，該対面
中枠下部に該開時固定部材と遊嵌する板部材とを共に貫
通する開時固定ピン（７ａ）で自動的に固定でき，手動
で固定解除できる構造とし，更に，中枠（１ｅ）の両端
近傍下部に軸着し，対面する両脚（２）間の上下方向に
設けた複数の横棒部材（４ｂ）の所定の一つに係止する
伸縮固定自在なステー（４）を設け，該ステーの係止部
をボルト締め等のステー止め部材（４ａ）を用いて固定
できる，二重の開時固定手段を設けた事を特徴とする。

【００２２】足場（１）の閉時固定手段は，脚（２）部
下部近傍に中央に向いた閉時固定ピン（６）を設け，閉
時に該脚と縦枠（１ｄ）とが平行になる収納時に，該閉
時固定ピンに嵌着固定できる対応する該縦枠の所定の位
置に閉時固定部材（６ａ）を設け，更に閉時に相対する
該両縦枠が隣接平行に収納時に，該両縦枠を互いに固定
する閉時止め部材（８）を用いて固定できる，二重の閉
時固定手段を設けた事を特徴とする。

【００２３】足場（１）の脚（２）は，筒形状の該脚内
部に，内部にバネ等の弾性体を有する下方向に伸縮自在
なスライド脚（２ｂ）を有し，該スライド脚下方向先端
部に水平方向任意の方向に可動なキャスター（２ｅ）を
持ち，更に該スライド脚に複数のピン孔（２ｃ）を設
け，該弾性体により自動的に伸びる方向に作用し所定の
上下方向の高さに固定する該ピン孔に嵌着する脚固定ピ
ン（２ｄ）を該脚部下部に設ける事を特徴とする。

【００２４】足場（１）の折り畳み方法は，図２に示す
ように，先ず脚（２）のスライド脚（２ｂ）を該脚内部
に収納し，脚固定ピン（２ｄ）により固定し，開時固定
ピン（７ａ）を開時固定部材（７）から手動で引き抜き
解除し，ステー止め部材（４ａ）を緩め固定解除し，横
棒部材（４ｂ）からステー（４）を取り外し，それぞれ
の足場板（１ａ）裏面に収納し，脚（２）の取り付け部
材（１ｂ）から中央に延びる縦枠（１ｄ）前方近傍下部
に設けた取っ手（１ｈ）を手動で下方向に引き寄せる事
により，図２に示すような折り畳み途中の状態にする事
が出来る。

【００２５】足場（１）の折り畳んだ状態は，図３に示
すように，それぞれの脚（２）と縦枠（１ｄ）とが平行
に同時に収納でき，閉時固定ピン（６）に閉時固定部材
（６ａ）が嵌着固定し，更に該両縦枠を閉時止め部材
（８）を用いて互いに固定し収納する事を特徴とする。

【００２６】足場（１）の他の緩衝手段は，図４の実施
例２を示す，折り畳み式足場の使用状態に示すように，
取り付け部材（１ｂ）に固定した，回転体内部に空気等
の気体を充填圧縮できる構造を有する回転式緩衝具（３
ａ）の回転自在な軸に，逆Ｌ字形の上端脚部（２ａ）先
端部を軸着し，該回転式緩衝具は所定の角度，例えば８
０度以内は常に角度が増加する方向に弾性力が作用する
機能を有し，該脚を折り畳む際に中央連結部の加重によ
り急激な落下を防止する作用を有する事を特徴とする。

【００２７】

【発明の効果】本発明は，以上説明した様な形態で実施
され，以下に記載される様な効果を有する。

【００２８】本発明の足場は，緩衝手段を装備している
ので，脚を折り畳む際に中央連結部の加重により急激な
落下を防止する効果を持ち，足場下部に置かれた物品等
が損傷したり，蝶番等の連結部が破損する恐れがなく，
また手動で手軽に支持するのが容易であり，安全に折り
畳み，組み立て，そして使用できる効果を有する。

【００２９】本発明の足場において，足場の折り畳み手
段は，足場板の相対する連結する中枠間に複数の蝶番で
連結し，更に方向変換保持板と保持ステーを用いた二重
の折り畳み手段を設けており，また二重の開時固定手段
を有し，しかも使用時の連結された足場板下部には大き
な空間を形成しているので，安全に，且つ障害物を跨い
で設置でき，手間を取らないで工事を行い，手動で安全
に組み立て・折り畳む事ができ，人手を必要とせず，省
力化とコストの低減を果たす効果を有する。

【００３０】本発明の足場において，脚として，内部に
バネ等の弾性体を有する下方向に伸縮自在なスライド脚
を用いると，該弾性体により自動的に伸びる方向に作用
し所定の上下方向の高さに固定出来るので，足場板下部
には更に大きな空間を形成でき，且つ組み立て時の脚の
伸長時に，手軽に手動で持ち上げる事が出来る。

【００３１】本発明の足場において，足場の二重の閉時
固定手段を設ける事もでき，コンパクトに折り畳み収納
でき．移動や保管が容易で場所を取らない効果を有す
る。

【００３２】本発明の足場において，緩衝手段として用
いる，線型式緩衝具或いは回転式緩衝具は市販されてお
り，軽量で安価なので，修理・維持が容易で安価で安全
な折り畳み式足場を確保できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例１を示す，折り畳み式足場の
使用状態の，（Ａ）は一部断面欠載平面図，（Ｂ）は一
部断面欠載立面図。

【図２】この発明の実施例１を示す，折り畳み式足場の
折り畳み途中の一部断面欠載立面図。

【図３】この発明の実施例１を示す，折り畳み式足場の
折り畳んだ状態の一部断面欠載立面図。

【図４】この発明の実施例２を示す，折り畳み式足場の
使用状態の，（Ａ）は一部断面欠載平面図，（Ｂ）は一
部断面欠載立面図。

【符号の説明】

１ 足場 １ａ 足場板 １ｂ 取り付け部材 １ｃ 横枠 １ｄ 縦枠 １ｅ 中枠 １ｆ 蝶番 １ｇ 補強部材 １ｈ 取っ手 １ｉ ストッパー ２ 脚 ２ａ 上端脚部 ２ｂ スライド脚 ２ｃ ピン孔 ２ｄ 脚固定ピン ２ｅ キャスター ３ 線型式緩衝具 ３ａ 回転式緩衝具 ４ ステー ４ａ ステー止め部材 ４ｂ 横棒部材 ５ 方向変換保持板 ５ａ 保持ステー ６ 閉時固定ピン ６ａ 閉時固定部材 ７ 開時固定部材 ７ａ 開時固定ピン ８ 閉時止め部材

フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−137599（ＪＰ，Ａ) 登録実用新案3035144（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) E04G 1/34

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】折り畳み開閉自在に連結する折り畳み手段
   を有し，使用開時に水平連結した該足場板の４隅下面に
   脚（２）の取り付け部材（１ｂ）を設け，先端に逆Ｌ字
   形の上端脚部（２ａ）を有する該脚を中央方向に向けて
   折り畳み自在に，該上端脚部先端部を取り付け部材に軸
   着し，該脚を折り畳む際に中央連結部の加重により急激
   な落下を防止する緩衝手段を該脚部に設け，使用開時に
   水平連結した該足場板を折り畳み不能にする開時固定手
   段を有し，収納折り畳み閉時に固定する閉時固定手段を
   有する足場（１）であって，該足場の折り畳み手段は，
   該足場板の相対し連結する中枠（１ｅ）間に複数の蝶番
   （１ｆ）で連結し，更に該足場板の取り付け部材から中
   央に延びる縦枠（１ｄ）先端下部に軸着し，互いに対応
   する該縦枠下部に延びる直角方向に方向変換する方向変
   換保持板（５）を中央連結下部の交差部で軸着し，他端
   部を保持ステー（５ａ）に軸着し，該保持ステーの他端
   部を該脚上辺部に軸着し，開時に該脚後部背面が取り付
   け部材内部に設けたストッパー（１ｉ）で停止し，該足
   場板に直立でき，そして閉時に該脚と縦枠とが平行に収
   納できる構造を有する，二重の折り畳み手段を設け，該
   足場の緩衝手段として，該縦枠後方近傍下部と，該脚中
   間部近傍中央方向内側間に，線形に管形状伸縮自在な，
   所定の長さ以内は常に長さが増加する方向に弾性力が作
   用する機能を有する線型式緩衝具（３）の両端を軸着し
   て用いる事を特徴とする折り畳み式足場。
2. 【請求項２】緩衝手段として，所定の角度以内は常に角
   度が増加する方向に弾性力が作用する機能を有する回転
   式緩衝具（３ａ）を用い，取り付け部材（１ｂ）に固定
   した，該回転式緩衝具の回転自在な軸に，逆Ｌ字形の上
   端脚部（２ａ）先端部を軸着して用いる事を特徴とす
   る，請求項１の折り畳み式足場。