JP2897669B2 - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動き補償フレーム間予
測符号化装置等に使用される動きベクトル検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像の高能率符号化に用いられる動き
補償フレーム間予測には、動きベクトルの推定が必要で
あり、そのために動きベクトル検出装置が用いられてい
る。そして、この動きベクトル検出装置では、処理画像
データと参照画像データとから各ブロックごとの動きベ
クトルを検出した後、誤った動きベクトルを検出した場
合に正しく修正するようにしている。
【0003】この修正を行う従来の動きベクトル検出装
置の例として、特開昭61−200789号に開示され
ている動きベクトル検出装置のブロック構成図を図8に
示し、処理ブロックの説明図を図9に示して以下簡単に
説明する。同図において、1は入力される現フレームの
画像(処理画像データ)、2はフレームメモリ、3は動
きベクトル検出回路、4は前フレームの画像(参照画像
データ)、5は動きベクトル修正回路、6はベクトル蓄
積メモリである。
【0004】まず、現フレームの画像1は、フレームメ
モリ2に供給されて蓄積されると共に、動きベクトル検
出回路3及び動きベクトル修正回路5に供給される。ま
た、フレームメモリ2には、前フレームの画像4が予め
蓄積されており、動きベクトル検出回路3及び動きベク
トル修正回路5に供給される。そして、動きベクトル検
出回路3では、現フレームの画像1と前フレームの画像
4とから、動き補償ブロック毎(例えば16×16画
素)に1フレーム間の動きベクトルが検出されて、動き
ベクトル修正回路5に供給される。
【0005】動きベクトル修正回路5では、既に修正さ
れた動きベクトルを用いて動き補償ブロック毎の動きベ
クトルの修正を行う。例えば、処理ブロックB4の修正
を行う場合は、この処理ブロックB4の周辺ブロックの
うち、既に修正が行われたブロックB0,B1,B2,
B3の動きベクトルをベクトル蓄積メモリ6から読み出
して、処理ブロックB4の動きベクトルとの相関を求め
る。また、処理ブロックB4及び周辺ブロックB0,B
1,B2,B3の動きベクトルを用いて動き補償予測を
行ったブロックをフレームメモリ2から読み出して、予
測誤差の演算を行う。そして、動きベクトルの相関が低
い場合や周辺ブロックB0,B1,B2,B3の動きベ
クトルによる動き補償予測誤差値が小さい場合、処理ブ
ロックB4の動きベクトルを周辺ブロックB0,B1,
B2,B3の動きベクトルに合わせて変更して出力す
る。この動きベクトルは、次の回路に出力されると共
に、既に修正された動きベクトルとして、ベクトル蓄積
メモリ6に格納する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の動きベ
クトル検出装置は、1つの処理ブロックに対して修正を
行う場合に、4つの周辺ブロックの動きベクトルに対す
る動き補償予測誤差値を計算する必要があり、演算量や
回路規模が大きくなっていた。また、フレーム間距離の
大きい動きベクトルを修正する場合、周辺ブロックの動
きベクトルも誤っている可能性があり、正しい動きベク
トルを誤って修正してしまうことがあった。そして、双
方向予測フレームであっても、過去に求めた動きベクト
ルだけを用いて修正を行っているため、修正精度が低い
ものとなっていた。
【0007】そこで本発明は、演算量を少なくすると共
に、双方向予測フレームにおいては、後のフレームとの
相関性も利用することにより、より正確な動きベクトル
の修正を行うことのできる動きベクトル検出装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、時間的に異なる複数の入力フレーム画像
から動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置であ
って、前記複数の入力フレーム画像のブロックごとの動
きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と、この動
きベクトル検出回路によって検出された前記複数の入力
フレーム画像間の同一位置にあるブロックに対する動き
ベクトル相互の距離を検出する距離演算回路と、この距
離演算回路によって検出された各距離を比較して正しい
動きベクトルと誤りのある動きベクトルとを検出する比
較回路と、この比較回路によって検出された前記誤りの
ある動きベクトルを前記正しい動きベクトルを用いて補
正する補正・乗算回路と、を含むことを特徴とする動き
ベクトル検出装置を提供しようとするものである。ま
た、この動きベクトル検出装置において、補正・乗算回
路より出力される補正動きベクトル及びその周囲の動き
ベクトルの評価値と、補正前の動きベクトルの評価値と
をそれぞれ相互比較して、最も良い評価値を有する動き
ベクトルを最適動きベクトルとして出力するよう構成し
たことを特徴とする動きベクトル検出装置を提供しよう
とするものである。
【0009】
【実施例】本発明の動きベクトル検出装置の一実施例を
図面と共に説明する。MPEG1(Moving Picture Exp
erts Group 1)と呼ばれるディジタル動画像符号化(圧
縮)方式では、Iピクチャ(フレーム内符号化画面)、
Pピクチャ(フレーム間予測符号化画面)、Bピクチャ
(双方向予測符号化画面)が用いられている。そして、
例えば、I0,B0,B1,P0,B2,B3,P1,
B4,B5,P2,…と入力される画像の動きベクトル
検出を行う場合には、フレームメモリ11に4枚の画像
(例えば、I0,B0,B1,P0)を蓄積してから、
最初に、I0ピクチャを予測参照画像としてP0ピクチ
ャの動きベクトルを求め、次に、このP0ピクチャより
も前にあるB0,B1ピクチャの動きベクトルをI0ピ
クチャ及びP0ピクチャを予測参照画像としてそれぞれ
2つづつ求めている。
【0010】図1は本発明の動きベクトル検出装置の一
実施例を示す構成図であり、図2は双方向予測フレーム
における動きベクトルを示す概念図である。図2におい
て、フレームF0は参照フレームとなるフレーム内符号
化画面である。そして、フレームF1は双方向予測フレ
ームであり、そのフレームF1に含まれるブロックB1
は、その前のフレームである参照フレームF0に対する
動きベクトルV1と参照フレームF3に対する動きベク
トルV2とを持っている。同様に、フレームF1の次の
フレームF2も双方向予測フレームであり、そのフレー
ムF2に含まれるブロックB2は、参照フレームF0に
対する動きベクトルV3と参照フレームF3に対する動
きベクトルV4とを持っている。そして、さらに次のフ
レームF3は片方向予測フレームであり、そのフレーム
F3に含まれるブロックB3は、参照フレームF0に対
する動きベクトルV5を持っている。また、各ブロック
B1〜B3は、各フレームF1〜F3の同一位置にある
ブロックであり、動きベクトルの検出を行う16×16
画素または8×8画素等の単位ごとに区切られたブロッ
クである。
【0011】このようなフレームF0〜F3は、図1に
示した動きベクトル検出装置のフレームメモリ11に順
次供給される。そして、このフレームメモリ11に蓄積
されているフレームF0〜F3が動きベクトル検出回路
12に供給され、フレームF1〜F3の動きベクトルが
ブロック単位で検出され、ベクトル蓄積メモリ13に格
納される。動きベクトル検出回路12によって各フレー
ムF1〜F3の全てのブロックの動きベクトルが検出さ
れ、ベクトル蓄積メモリ13に格納された後、このベク
トル蓄積メモリ13から各フレームF1〜F3の同一位
置にあるブロックB1〜B3の動きベクトルV1〜V5
が動きベクトル補正回路14に供給される。動きベクト
ル補正回路14では、動きベクトルV1〜V5の中で誤
検出されたベクトルが存在するか否かを最大2個まで検
出し、誤検出されたベクトルを正しいと判定されたベク
トルをもとに補正して出力する。
【0012】ここで、動きベクトル補正回路14の構成
例を図3に示し、その動作を以下に説明する。供給され
る動きベクトルV1〜V5は、最初に選択回路21に蓄
積される。この選択回路21では、5個の動きベクトル
V1〜V5から2組の組み合わせ( 52 =10通り)
を選択して距離演算回路22に順次出力される。距離演
算回路22では、フレーム間の距離を考慮にいれて、各
組合せにおける動きベクトル間の距離D0〜D9を求め
る。この動きベクトル間の距離D0〜D9は、次のよう
になる。
【0013】
【数1】
【0014】したがって、動きベクトル間の距離D0〜
D9(以下、Diで表すこともある)が、0であれば、
2つの動きベクトルが正しく、異なっていても小さけれ
ば誤差の範囲となる。そこで、この距離演算回路22に
て求められたDiを、順次、比較器23に供給して、各
Diごとに定められたしきい値Thiと比較を行って、
1ビットの信号(bi)として0または1の結果を出力
する。
【0015】
【数2】
【0016】この動きベクトル間の距離D0〜D9のそ
れぞれの比較結果は1つにまとめられて、10ビットの
情報として、シフト回路24に供給される。その結果、
誤った動きベクトルがある場合には、その動きベクトル
が関与する動きベクトル間の距離Diの値が大きくなり
シフト回路24に供給される信号は1となる。
【0017】例えば、動きベクトルV2が誤っていた場
合、動きベクトル間の距離D0,D4,D5,D6の値
が大きくなり、ビット情報biは、次のようになる。 (b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9 )=(1,0,0,0,1,1,
1,0,0,0 ) また、動きベクトルV3,V5が誤っていた場合、動き
ベクトル間の距離D1,D3,D4,D6,D7,D
8,D9の値が大きくなり、ビット情報biは、次のよ
うになる。 (b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9 )=(0,1,0,1,1,0,
1,1,1,1 )
【0018】そして、このビット情報biは、シフト回
路24からテーブル25にアドレスとして出力される。
なお、ビット情報biの示すアドレスは、テーブル25
のアドレスであり、以下の説明中、動きベクトルのアド
レスが示すのは、ベクトル蓄積メモリ13のアドレスで
ある。
【0019】このテーブル25は、図4に示すように、
誤検出の動きベクトルの情報と参照すべき動きベクトル
の情報及びフレーム間距離に基づく係数が、動きベクト
ルごとに蓄積されている。そして、誤検出の動きベクト
ルの場合、選択回路21に蓄積されている動きベクトル
のうち、補正に用いる動きベクトルのアドレスが3ビッ
トで表現され、この動きベクトルを用いて補正する際に
用いる係数が4ビットで表現されている。また、誤検出
でない場合は、選択回路21に蓄積されているその動き
ベクトルのアドレスが3ビットで表現され、係数は1と
なっている。
【0020】例として、ビット情報biが次の場合を考
える。 (b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9 )=(1,0,0,0,1,1,
1,0,0,0 ) このビット情報biの示すアドレスは0x238(16
進数)であり、この場合は動きベクトルV2が誤ってい
ると考えられるので、このアドレスには、動きベクトル
V2に対応するアドレス情報(参照ベクトル)として動
きベクトルV3が示され、係数は−1となっている。そ
して、その他のアドレス情報は動きベクトル自身のアド
レスを示し、係数は1となっている。なお、動きベクト
ルV2に対応するアドレス情報には、正しい参照動きベ
クトルのアドレスが入っていれば良いので、動きベクト
ルV3の代りに、例えば、動きベクトルV1にして係数
を−2にしたり、動きベクトルV4にして係数を2にし
ても良い。
【0021】この様にしてテーブル25から出力される
35ビットの情報は、乗算回路26に供給される。この
乗算回路26では、供給される情報に基づいて、選択回
路21から順次動きベクトルを読み出して、それぞれの
動きベクトルに対する係数を乗算して、補正した動きベ
クトルとして出力する。
【0022】また、テーブル25に蓄積されている情報
は、図5に示すように、4ビットの乗算係数(1)、3
ビットの参照動きベクトル情報(1)、4ビットの乗算
係数(2)、3ビットの参照動きベクトル情報(2)及
び5ビットの誤り検出情報とからなる19ビットの情報
で構成しても良い。この場合、5ビットの誤り検出情報
は、動きベクトルの正誤が各ビットの0,1に対応して
おり、その中には、最大2個の誤り動きベクトルが示さ
れ、その動きベクトルに対するアドレス情報(参照動き
ベクトル情報(1),(2))と乗算係数(1),
(2)の合計7ビット×2組の情報が含まれている。
【0023】例えば、ビット情報biが次のような場合
であるとする。 (b0,b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b8,b9 )=(0,1,0,1,1,0,
1,1,1,1 ) このビット情報biの示すアドレスは0x16F(16
進数)であり、この場合は動きベクトルV3,V5の2
組の動きベクトルが誤っていると考えられるので、この
アドレスのデータとして、誤り検出情報は、“0010
1”となり、参照動きベクトル情報(1)は動きベクト
ルV2のアドレスが示されて乗算係数(1)は−1とな
る。さらに、参照動きベクトル情報(2)は動きベクト
ルV1のアドレスが示されて乗算係数(2)は3とな
る。
【0024】そして、このときの乗算回路26は、誤り
検出情報をベクトル順に読み出し、誤り検出でない場合
には、その動きベクトルのアドレスを生成して、選択回
路21から読み出して出力する。誤検出である場合に
は、3ビットの参照動きベクトル情報(1),(2)を
基にして補正に用いる動きベクトルを選択回路21から
読み出し、乗算係数(1),(2)を乗算して出力して
いる。
【0025】上述した実施例では、5個の動きベクトル
を用いて最大2個の動きベクトルの誤検出を行って、補
正することができる。また、検出誤りの起きやすいフレ
ーム間距離の大きい動きベクトルに対して、フレーム間
距離の短い動きベクトルを用いて修正することが可能と
なる。
【0026】このように、単に係数による修正を行うだ
けでなく、修正された動きベクトルの周辺の動きベクト
ルに対する評価値を演算し、評価値の良い動きベクトル
を選択するようにしても良い。この評価を行う本発明の
他の実施例を図6に示し、その動作を図7のフローチャ
ート図に示して、以下に説明する。
【0027】まず、上記した実施例と同様に、フレーム
F0〜F3はレームメモリ15に順次供給される。そし
て、このフレームメモリ15に蓄積されているフレーム
F0〜F3が動きベクトル検出回路16に供給され(S
1)、フレームF1〜F3の全ての動きベクトルとその
評価値が各ブロック単位で検出され(S2)、ベクトル
蓄積メモリ17に格納される(S3)。評価値は、処理
フレームのブロックをCur、参照フレームの参照ブロッ
クをRef(mv.org.) とすると、それらの各画素の差の絶
対値の総和で表される。
【0028】
【数3】
【0029】そして、ベクトル蓄積メモリ17から動き
ベクトル補正回路18に各ブロック単位に5個の動きベ
クトルV1〜V5が読み出され、上述した実施例と同様
にして、動きベクトルの誤り検出が行われ、その補正動
きベクトルが演算される(S4)。そして、この補正動
きベクトルと補正を行う処理フレームのアドレス及び参
照フレームのアドレスを評価値演算回路19に出力する
(S5)。
【0030】評価値演算回路19では、補正を行う処理
フレームのブロックCurと、補正動きベクトルで示され
る参照フレームの参照ブロックRef(mv.new.1)、及びそ
の周辺の画素を指示する動きベクトルで示される参照フ
レームの参照ブロックRef(mv.new.j)(例えば、補正動
きベクトルで示される画素の周囲8画素それぞれを指示
する動きベクトルにそれぞれ対応する参照ブロックRef
(mv.new. 2〜9))をフレームメモリ15より読み出し
て、各動きベクトルに対する評価値を演算し(式4),
(S6)、最適な(評価値の最も小さい)動きベクトル
とその評価値を動きベクトル補正回路18に出力する
(S7)。
【0031】
【数4】
【0032】動きベクトル補正回路18では、誤検出さ
れた動きベクトルの評価値と、評価値演算回路19から
供給された補正動きベクトルまたはその周辺の画素を指
示する動きベクトルの評価値とを比較して(S8)、評
価値の小さい方の動きベクトルを最適の動きベクトルと
して出力する(S9)。このようにすることにより、補
正動きベクトルが誤っている場合に正しい動きベクトル
を誤って補正することを防止することができ、さらに、
補正動きベクトルの指示する画素の周辺の画素を指示す
る動きベクトルも合わせて、評価値の比較対象にしてい
るので、より正確な補正が可能になる。
【0033】
【発明の効果】本発明の動きベクトル検出装置は、複数
の入力フレーム画像間の同一位置にあるブロックに対す
る動きベクトル相互の距離を検出して比較することによ
り、正しい動きベクトルと誤りのある動きベクトルとを
検出し、正しい動きベクトルを用いて誤りのある動きベ
クトルを補正するように構成したので、周辺ブロックの
動きベクトルを使用せずに、動きベクトルの補正が可能
となる。このため、演算量や回路規模を小さくすること
ができ、さらに、周辺ブロックの動きベクトルが誤って
いる場合に正しい動きベクトルを誤って修正してしまう
ことを防止できる。
【0034】また、補正動きベクトル及びその周囲の動
きベクトルの評価値と、補正前の動きベクトルの評価値
とをそれぞれ相互比較して、最も良い評価値を有する動
きベクトルを最適動きベクトルとして出力するよう構成
した場合には、正しい動きベクトルを誤って修正してし
まうことを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動きベクトル検出装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動きベクトルの例を示す概
念図である。
【図3】本発明の一実施例に使用される動きベクトル補
正回路の例を示す構成図である。
【図4】動きベクトル補正回路のテーブルの一例を示す
図である。
【図5】動きベクトル補正回路のテーブルの他の例を示
す図である。
【図6】本発明の動きベクトル検出装置の他の実施例を
示す構成図である。
【図7】他の実施例の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図8】従来例を示す構成図である。
【図9】従来例の処理ブロックを示す説明図である。
【符号の説明】
11,15 フレームメモリ 12,16 動きベクトル検出回路 13,17 ベクトル蓄積メモリ 14,18 動きベクトル補正回路 19 評価値演算回路 21 選択回路 22 距離演算回路 23 比較器 24 シフト回路 25 テーブル 26 乗算回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間的に異なる複数の入力フレーム画像か
    ら動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置であっ
    て、 前記複数の入力フレーム画像のブロックごとの動きベク
    トルを検出する動きベクトル検出回路と、 この動きベクトル検出回路によって検出された前記複数
    の入力フレーム画像間の同一位置にあるブロックに対す
    る動きベクトル相互の距離を検出する距離演算回路と、 この距離演算回路によって検出された各距離を比較して
    正しい動きベクトルと誤りのある動きベクトルとを検出
    する比較回路と、 この比較回路によって検出された前記誤りのある動きベ
    クトルを前記正しい動きベクトルを用いて補正する補正
    ・乗算回路と、 を含むことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の動きベクトル検出装置にお
    いて、 補正・乗算回路より出力される補正動きベクトル及びそ
    の周囲の動きベクトルの評価値と、補正前の動きベクト
    ルの評価値とをそれぞれ相互比較して、最も良い評価値
    を有する動きベクトルを最適動きベクトルとして出力す
    るよう構成したことを特徴とする動きベクトル検出装
    置。
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