JP2893914B2 - カラー撮像装置 - Google Patents

カラー撮像装置

Info

Publication number
JP2893914B2
JP2893914B2 JP2269104A JP26910490A JP2893914B2 JP 2893914 B2 JP2893914 B2 JP 2893914B2 JP 2269104 A JP2269104 A JP 2269104A JP 26910490 A JP26910490 A JP 26910490A JP 2893914 B2 JP2893914 B2 JP 2893914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gain
output
circuit
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2269104A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04145792A (ja
Inventor
彰浩 田村
弘志 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2269104A priority Critical patent/JP2893914B2/ja
Publication of JPH04145792A publication Critical patent/JPH04145792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893914B2 publication Critical patent/JP2893914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は前面にモザイク状の色フィルタを配して、被
写体からの色情報を水平ライン毎に異なる色信号として
取り出すカラー固体撮影素子を用いたカラー撮像装置に
関するものである。
従来の技術 第10図は従来のカラー撮像装置の輝度信号処理部の構
成図を示すものである。第10図において、701はカラー
固体撮像素子、702はアナログ・デジタル変換器、703は
低域通過フィルタ(輝度信号分離回路)、704,705は1
水平走査期間遅延回路、706は加算器、707は係数器、70
8は加算器、709は垂直アパーチャ補正信号発生回路、71
0は利得調整器、711は加算器、712はデジタル・アナロ
グ変換器、713は低域通過フィルタである。
以上のように構成された従来のカラー撮像装置につい
て、以下その動作を説明する。
まず、カラー固体撮像素子701からのアナログ画像信
号を、アナログ・デジタル変換器702でデジタル画像信
号に変換する。このデジタル画像信号を輝度信号分離の
ための低域通過フィルタ703を通し、1水平走査期間遅
延回路704および705に順次供給して、1水平走査期間ず
つ遅延させる。1水平走査期間遅延回路704の入力点A
と1水平走査期間遅延回路705の出力点Cのデジタル画
像信号を加算器706で加算して、その加算出力信号を係
数器707に供給して係数(−1/2)を乗算し、極性を反転
させるとともに信号のレベルを半減させる。ついで、こ
の係数器707の出力信号と1水平走査期間遅延回路704の
出力点Bの1水平走査期間遅延画像信号とを加算器708
により加算すると、その加算器708の出力点Dに垂直ア
パーチャ補正信号成分が得られる。この垂直アパーチャ
補正信号成分を、その信号振幅を利得調整器710により
適切に調整したうえで、加算器711に上述した1水平走
査期間遅延回路704の出力点Bの1水平走査期間遅延画
像信号に加算し、垂直アパーチャ補正デジタル画像信号
が得られる。この垂直アパーチャ補正デジタル画像信号
を垂直アパーチャ補正アナログ画像信号にデジタル・ア
ナログ変換器712で変換し、低域通過フィルタ713を介し
て出力する(例えば、「画像のデジタル信号処理」吹抜
敬彦 著,日刊工業新聞社,7.3.2画像強調,p112〜p11
4)。
前面にモザイク状の色フィルタを配して、被写体から
の色情報を水平ライン毎に異なる色信号として取り出す
カラー固体撮像素子の色フィルタの例を第11図に示す。
第11図に示す色フィルタを配した場合のカラー固体撮
像素子701から得られる信号の信号図を第12図に示す。
第11図,第12図を用いて、この輝度信号処理回路の処理
の詳細を説明する。
第11図において、奇数フィールドのnH行若しくは偶数
フィールドのn′H行を走査すると、第12図(a),
(c)に示すような画素毎に変化する信号が、また、奇
数フィールドの(n+1)H行若しくは偶数フィールド
の(n+1)′H行を走査すると、第12図(b),
(d)に示すような画素毎に変化する信号がカラー撮像
素子701から出力される。つまり、nH行目もしくはn′
H行目からは低域信号として2R+3G+2Bの略輝度信号
が、高周波変調信号(キャリア成分)として2B−Gの色
差信号が得られ、(n+1)H行目若しくは(n+
1)′H行目からは低域信号として2R+3G+2Bの略輝度
信号が、高周波変調信号(キャリア成分)として2R−G
の色差信号が得られる。
したがって、カラー撮像装置の輝度信号分離回路の処
理は、基本的にカラー固体撮像素子701の出力信号に低
域通過フィルタ703を介して高域変調信号(キャリア成
分)を除去する処理となる。一方、垂直アパーチャ補正
信号発生回路の処理は、カラー固体撮像素子701の出力
信号をLPF703で高域変調信号(キャリア成分)を除去
し、1水平走査期間遅延回路704,705と加算器706,708と
係数器707とで構成された垂直方向の高域通過フィルタ
で垂直アパーチャ補正信号成分を取り出し、適当な倍率
の増幅を行う処理となる。最後に、それぞれ得られた輝
度信号と垂直アパーチャ信号とを合成して垂直尖鋭度が
補正された輝度信号が得られる。
第8図にデジタル画像信号と低域通過フィルタ703の
出力波形を示す。第8図A,Bがキャリア成分が飽和して
いない場合で、C,Dがキャリア成分が飽和した場合であ
る。低域通過フィルタ703の出力信号は入力信号の水平
方向に隣接する2画素の信号レベルの平均になる。
第9図にキャリア成分が飽和したときのデジタル画像
信号の輝度信号,垂直アパーチャ補正信号,輝度信号+
垂直アパーチャ補正信号の垂直方向からみた信号図を示
す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、次のような問題
点がある。例えば暗い中の赤いネオンサインを撮像した
場合、色差順次信号の(2R−G)信号のキャリア成分が
飽和してしまう。低域通過フィルタ703の出力信号は入
力信号の水平方向に隣接する2画素の信号レベルの平均
になるので、第8図に示したように、この飽和した(2R
−G)信号の低域通過フィルタ703の出力信号は、飽和
していない(2B−G)信号の低域通過フィルタ703の出
力信号に比べて信号レベルが低くなってしまう。色差順
次信号は(2R−G)信号と(2B−G)信号が1水平走査
期間単位で交互に出力されるので、この信号レベル差は
1水平走査期間毎に繰り返される。第9図に示したよう
に、この信号レベル差によって生成された輪郭(アパー
チャ)補正信号によって輝度信号+垂直アパーチャ補正
信号はさらに信号レベル差が強調される。このように、
キャリア成分が飽和するような被写体を撮像した場合、
キャリア成分が飽和した部分にライン濃淡誤差が発生
し、画質劣化を生じるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、本来隣接する2水平ライ
ン間の信号レベルが同一である被写体を撮影したとき、
キャリア成分が飽和してもライン濃淡誤差が発生するこ
とを抑圧し、画質劣化の少ないカラー撮像装置を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のカラー撮像装置
は、前面にモザイク状の色フィルタを配して、被写体か
らの色情報を水平ライン毎に異なる色信号として取り出
すカラー固体撮像素子と、前記カラー固体撮像素子の出
力信号を1水平走査期間遅延させる第1の遅延回路と、
この第1の遅延回路の出力信号を1水平走査期間遅延さ
せる第2の遅延回路と、前記カラー固体撮像素子の出力
信号と前記第1および第2の遅延回路の出力信号との画
素毎の信号レベルを検出し、この信号レベルが基準レベ
ルを越えたときにこの信号レベルに対応したゲイン信号
を発生する信号レベル検出回路と、前記カラー固体撮像
素子の出力信号と前記第2の遅延回路の出力信号とを加
算する第1の加算回路と、この第1の加算回路の出力信
号を1/2倍する係数器と、前記第1の遅延回路の出力信
号と前記係数器の出力信号とを加算する第2の加算回路
と、前記第1の遅延回路の出力信号から前記係数器の出
力信号を減じ、垂直方向の尖鋭度を補正する補正信号を
出力する減算器と、前記第2の加算回路の出力信涯号よ
り輝度信号を分離する輝度分離回路と、前記信号レベル
検出回路のゲイン信号出力により前記補正信号の信号レ
ベルを小さくする方向に制御するゲイン制御回路と、こ
のゲイン制御回路の出力信号と前記輝度信号とを合成す
る合成回路とを備え、前記信号レベル検出回路が、前記
カラー固体撮像素子の出力信号および前記第1の遅延回
路と前記第2の遅延回路の各遅延出力信号を入力とし、
前記カラー固体撮像素子の出力信号と前記第2の遅延回
路の遅延出力信号を加算する加算器と、この加算器の出
力に係数1/2を乗じる係数器と、この係数器の出力信号
と前記第1の遅延回路の出力信号の信号レベルが大きい
方を選択する第1の大信号選択回路と、この第1の大信
号選択回路の出力信号を1クロック遅延させる第1の1T
遅延回路と、前記第1の大信号選択回路の出力信号とそ
の1クロック遅延信号の信号レベルが大きい方を選択す
る第2の大信号選択回路と、前記第1の大信号選択回路
が選択した信号の同じ入力信号の1クロック遅延した信
号を選択する1T遅延信号選択回路と、この1T遅延信号選
択回路の出力信号を1クロック遅延させる第2の1T遅延
回路と、前記1T遅延信号選択回路の出力信号とその1ク
ロック遅延信号の信号レベルが小さい方を選択する小信
号選択回路と、前記第2の大信号選択回路と前記小信号
選択回路の出力信号をそれぞれSmax,Smin信号とし、S
max,Smin信号を第1の基準レベル、第2の基準レベル
と比較する複数個の比較器と、この複数個の比較器の出
力信号と前記Smax,Smin信号からゲイン信号を生成する
ゲイン生成回路と、低域通過フィルタとを備えたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、キャリア成分が飽和
したときの信号レベル差を遅延回路と加算器を用いた垂
直方向の低域通過フィルタでなくし、信号レベル検出回
路がカラー固体撮像素子からの画像信号および複数個の
遅延回路の各遅延出力画像信号の信号レベルの大きさと
キャリアの大きさに反比例したゲイン信号を出力し、垂
直アパーチャ補正信号をゲイン制御できるようにするこ
とで、キャリア成分が飽和したときは、垂直アパーチャ
補正信号のゲインを下げて、ライン濃淡誤差を抑圧する
ようにしたものである。
実施例 以下、本発明の一実施例のカラー撮像装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例におけるカラー撮像装置の基
本構成を示すブロック図である。第1図において、1は
カラー固体撮像素子、2は信号レベル検出回路、3は垂
直アパーチャ補正信号発生回路、4は輝度信号分離回
路、5はゲイン制御回路、6は加算器である。
第2図は第1図の詳細な構成を示すブロック図であ
る。第2図において、201はカラー撮像素子、202,203は
1水平走査期間遅延回路、204,207,211は加算器、205は
係数器、206は減算器、208は信号レベル検出回路、209
がゲイン制御回路、210は輝度信号分離回路、212は垂直
アパーチャ補正信号発生回路である。
第3図は第2図中の信号レベル検出回路の内部構成を
示すブロック図である。
第3図において、301は加算器、302は係数器、303は
第1の大信号選択回路、304は第1の1T遅延回路、305は
第2の大信号選択回路、306は1T遅延信号選択回路、307
は第2の1T遅延回路、308は小信号選択回路、309,310,3
11,312は比較器、313は第1基準レベル発生器、314は第
2基準レベル発生器、315は標準ゲイン発生器、316はゲ
イン生成回路、317は低域通過フィルタ(LPF)である。
第2の大信号選択回路305と小信号選択回路308の各々の
出力を、SmaxとSminとする。また、比較器309,310,311,
312の各々の出力をSc2,Sc1,Sc4,Sc3とする。Kは標
準ゲインである。比較器309,310,311,312は入力信号を
それぞれ第1基準レベル発生器313と第2基準レベル発
生器314で発生した基準レベル(上設定値α+20h,上設
定値α,下設定値β+20h,下設定値β)と比較する。
第1表は本発明の実施例におけるゲイン生成回路316
におけるゲイン算出表である。第1表の(a)はSmax
反比例したゲイン信号のゲイン算出表、(b)はSmin
比例した(Sminを反転した▲▼に反比例した)
ゲイン信号のゲイン算出表、(c)はSmaxに反比例し、
かつSminに比例した▲▼に反比例した)ゲイン
信号のゲイン算出表であり、即ち、Smax+▲▼
からのゲイン算出表である。
第4図は第3図中のゲイン生成回路316の内部構成を
示すブロック図である。第4図において、501はインバ
ータ回路、502は加算器、503,504はセレクタ回路、505
はNOR回路、506はOR回路、507はAND回路、508,509,510,
511,512はセレクタ回路、513,514は加算器である。
第5図は第3図におけるD1,D02信号に対するSmax,S
minの信号図である。第6図はSmax,Sminの信号とその
信号に対応したゲイン信号を示した信号図である。
以上のように構成されたカラー撮像装置について、以
下第1図を用いてその動作を説明する。
第1図において、第11図に示す色フィルタが配された
カラー固体撮像素子1からは、従来例で述べたように各
水平ラインおよび各画素毎に第12図に示した信号が出力
される。そしてこの出力信号は、垂直アパーチャ補正信
号発生回路3と輝度信号分離回路4に導かれると共に信
号レベル検出回路2に導かれて画素毎の信号レベルが検
出される。そして、この信号レベル検出回路2の出力信
号はゲイン制御回路5で垂直アパーチャ補正信号発生回
路3からの信号を制御し、この制御回路5の出力信号が
加算器6で輝度信号分離回路4の出力に加算される。
この基本構成における実施例を第2図を用いて詳細に
説明する。
まず、カラー固体撮像素子201からの画像信号を1水
平走査期間遅延回路202および203に順次供給して、1水
平走査期間ずつ遅延させる。1水平走査期間遅延回路20
2の入力点と1水平走査期間遅延回路203の出力点の画像
信号を加算器204で加算して、その加算出力信号を係数
器205に供給して係数(1/2)を乗算し、信号のレベルを
半減させる。ついで、この係数器205の出力信号と1水
平走査期間遅延回路202の出力点の1水平走査期間遅延
画像信号とを加算器207で加算し、輝度信号分離回路210
を通すと輝度信号が得られる。また、この係数器205の
出力信号を1水平走査期間遅延回路202の出力点の1水
平走査期間遅延画像信号から減算器206により減算する
と、その減算器206の出力点に垂直アパーチャ補正信号
成分が得られる。この垂直アパーチャ補正信号成分を、
その信号振幅をゲイン制御回路209により適切に調整し
たうえで、加算器211に供給し、輝度信号と加算し、垂
直アパーチャ補正画像信号が得られる。
次に、色差順次信号のキャリア成分が飽和したとき
は、1水平走査期間遅延回路202,203と加算器204,207お
よび係数器205で構成された垂直方向の低域通過フィル
タで信号レベル差をなくし、平均化した輝度信号を得る
ことができる。また、飽和したキャリア成分を信号レベ
ル検出回路208で検出しゲイン信号を出力することによ
り、垂直アパーチャ補正信号成分を小さくする方向にゲ
イン制御回路209で制御する。
第7図は本発明の他の実施例におけるカラー撮像装置
の構成を示すブロック図である。第7図において、101
はカラー固体撮像素子、103はアナログ・デジタル変換
器、104,105は1水平走査期間遅延回路、106,107,108は
低域通過フィルタ(LPF)、109,110,111は係数器、112,
113は加算器、114,115は減算器、116はゲイン制御回
路、117は信号レベル検出回路、118は加算器、119はデ
ジタル・アナログ変換器、120は低域通過フィルタ(LP
F)である 第7図を用いて本実施例の動作を説明する。
第7図において、カラー固体撮像素子101からのアナ
ログ画像信号をアナログ・デジタル変換器103でデジタ
ル画像信号に変換する。このデジタル画像信号を1水平
走査期間遅延回路104および105に順次供給して、1水平
走査期間ずつ遅延させる。1水平走査期間遅延回路104
の入力点E,1水平走査期間遅延回路105の入力点Fおよび
出力点Gのデジタル画像信号を各LPF106,107,108にそれ
ぞれ供給し、ついで各係数器109,110,111に供給する。
それぞれ所要の係数値、例えば1/2,1,1/2をそれぞれ乗
算する。そして、係数器109,110,111の出力信号を加算
器112,113で加算し、その出力点Hにデジタル画像信号
が得られる。同様に、係数器109,110,111の出力信号を
減算器114,115減算し、その出力に垂直アパーチャ補正
信号成分が得られる。この垂直アパーチャ補正信号成分
をゲイン制御回路116で適切なゲイン調整をしたうえ
で、このデジタル画像信号と垂直アパーチャ補正信号成
分を加算器118で加算し、その出力点に垂直アパーチャ
補正デジタル画像信号が得られる。ついで、この垂直ア
パーチャ補正デジタル画像信号を垂直アパーチャ補正ア
ナログ画像信号にデジタル・アナログ変換器119で変換
し、低域通過フィルタ120を介して出力する。
次に、色差順次信号のキャリア成分が飽和したときの
動作を説明する。キャリア成分が飽和したときは、1水
平走査期間遅延回路104の入力点E,1水平走査期間遅延回
路105の入力点Fおよび出力点Gのデジタル画像信号を
各LPF106,107,108にそれぞれ供給し、それぞれのLPFの
出力信号は第9図のデジタル画像信号の輝度信号のよう
に信号レベル差を生じている。しかし、各LPF106,107,1
08の出力信号を、ついで各係数器109,110,111に供給す
る。それぞれ所要の係数値、例えば1/2,1,1/2をそれぞ
れ乗算する。そして、係数器109,110,111の出力信号を
加算器112,113で加算し、その出力点Hにデジタル画像
信号が得られる。この出力点Hのデジタル画像信号は垂
直方向の低域通過フィルタを介しているので、信号レベ
ル差をなくすことができる。
次に、係数器109,110,111の出力信号を減算器114,115
で減算し、その出力に垂直アパーチャ補正信号成分が得
られる。この垂直アパーチャ補正信号成分には、まだ信
号レベル差がある。この信号レベル差はゲイン制御回路
116で信号レベル検出回路117から出力されるゲイン信号
で抑圧する。
このゲイン信号を算出する回路動作を以下に説明す
る。ここで、第3図は本実施例における第7図の信号レ
ベル検出回路117にも用いる。まず、第3図と第5図を
用いてSmaxとSminが求まるまでの動作を説明する。1水
平走査期間遅延回路104の入力点E,1水平走査期間遅延回
路105の入力点Fおよび出力点Gのデジタル画像信号を
それぞれD0,D1,D2信号とする。信号レベル検出回路117
にこのD0,D1,D2信号が入力されるとD0信号とD2信号の平
均をとり、D02信号を得る。このD02信号とD1信号の信号
レベルが大きい方を大信号選択回路303で選択する。つ
いで、この出力信号と1T(基本クロック同期)遅延した
信号と比較し、信号レベルが大きい方を大信号選択回路
305で選択し、この出力信号をSmaxとする。同様に、S
minはD02とD1の信号レベルが大きい信号の1T遅延した信
号を1T遅延信号選択回路306で選択し、ついでこの出力
信号と1T遅延した信号と比較し、信号レベルの低い方を
小信号選択回路308で選択し、この出力信号をSminとす
る。したがって、第5図に示すように、Smaxはデジタル
画像信号の信号レベルの大きさになり、SmaxとSminとの
差分(Smax+▲▼)はキャリア成分の信号幅に
なる。次に、Smax,Smin信号と第1基準レベル発生器31
3と第2基準レベル発生器314が発生した基準レベル(α
+20h),α,(β+20h),βとを比較器309,310,311,
312でそれぞれ比較する。その出力信号としてSmax<α
のときSc1=1,Smax>(α+20h)のときSc2=1,Smin
βのときSc3=1,Smin>(β+20h)のときSc3=1を得
る。これらの信号と標準ゲインKをゲイン生成回路316
に入力し、出力信号をLPF317を通してゲイン信号として
出力する。
第6図はSmax,Sminに対するゲイン信号図である。第
1表,第4図,第6図を用いてゲイン信号がゲイン生成
回路316において算出されるまでの動作を説明する。Sc2
=1かつSc3=1のとき、ゲイン信号を“0"にする。次
に、Sc1=1またはSc4=1のときゲイン信号を“1"にす
る。次に、Sc2=0,Sc3=0,Smax+▲▼の桁上が
りが“0"のとき、ゲイン信号を“1"にする。次に、Sc3
=1のとき第1表(a)のSmaxからのゲイン算出表でゲ
インを算出する。次に、Sc2=1のとき第1表(b)のS
minからのゲイン算出表でゲインを算出する。それ以外
の場合は第1表(c)のSmax+▲▼からゲイン
算出表からゲインを算出する。これらのゲイン算出表に
よるゲインはSmaxとSminのbit2,3,4を用いて加算器513,
514とセレクタ回路508,509,510で実現している。なお、
標準ゲイン発生器315の出力の標準ゲインKがK=1の
時に、第4図に示したゲイン生成回路316の出力は、第
1表のようになる。
第6図を用いてSmax,Sminに対するゲイン信号図を説
明する。第6図(c),(d)のようにSmax<αのと
き、またはSmin>(β+20h)のときゲイン信号は“1"
になる。第6図(a)に示すように、Smin=βでα<S
max<(α+20h)にあるときゲイン信号はSmaxの位置で
0と1の間を連続的に変化する。第6図(b)に示すよ
うにSmax>αで、β<Smin<(β+20h)にあるときS
maxとSminの各々の位置でゲイン信号は連続的に変化す
る。よって、デジタル画像信号入力の信号レベルの大き
さとキャリア成分の大きさからゲイン信号を算出して、
キャリア成分が大きくかつ信号レベルが飽和した場合は
ゲイン信号を連続的に下げるようになっている。
したがって、キャリア成分が飽和したときの信号レベ
ル差を1水平走査期間遅延回路と加算器を用いた垂直方
向の低域通過フィルタでなくし、信号レベル検出回路が
アナログ・デジタル変換器により変換したデジタル画像
信号および複数個の1水平走査期間遅延回路の各遅延出
力画像信号の信号レベルの大きさとキャリアの大きさに
反比例したゲイン信号を出力し、そのゲイン信号で垂直
アパーチャ補正信号をゲイン制御できるようにすること
でキャリア成分が飽和したときは、垂直アパーチャ補正
信号のゲインを下げて、ライン濃淡誤差を抑圧すること
ができる。
以上のように本実施例によれば、前面にモザイク状の
色フィルタを配して、被写体からの色情報を水平ライン
毎に異なる色信号として取り出すカラー固体撮像素子
と、カラー固体撮像素子の出力信号を1水平走査期間遅
延させる第1の遅延回路と、この第1の遅延回路の出力
信号を1水平走査期間遅延させる第2の遅延回路と、カ
ラー固体撮像素子の出力信号と第1および第2の遅延回
路の出力信号の画素毎の信号レベルを検出し、この信号
レベルが基準レベルを越えたときにこの信号レベルに対
応したゲイン信号を発生する信号レベル検出回路と、カ
ラー固体撮像素子の出力信号と第2の遅延回路の出力信
号を加算する第1の加算回路と、この加算回路の出力信
号を1/2倍する係数器と、第1の遅延回路の出力信号と
係数器の出力信号とを加算する第2の加算回路と、第1
の遅延回路の出力信号から係数器の出力信号を減じる減
算器と、第2の加算回路の出力信号より輝度信号を分離
する輝度信号分離回路と、減算器の出力信号より垂直方
向の尖鋭度を補正する補正信号を発生する垂直アパーチ
ャ補正信号発生回路と、信号レベル検出回路のゲイン信
号出力によりこの補正信号の信号レベルを小さくする方
向に制御するゲイン制御回路と、このゲイン制御回路の
出力信号と輝度信号とを合成する第3の合成回路とを備
え、信号レベル検出回路が、カラー固体撮像素子の出力
信号および第1の遅延回路と第2の遅延回路の各遅延出
力信号を入力とし、カラー固体撮像素子の出力信号と第
2の遅延回路の遅延出力信号を加算する加算器と、この
加算器の出力に係数1/2を乗じる係数器と、この係数器
の出力信号と第1の遅延回路の出力信号の信号レベルが
大きい方を選択する第1の大信号選択回路と、この第1
の大信号選択回路の出力信号を1クロック遅延させる第
1の1T遅延回路と、第1の大信号選択回路の出力信号と
その1クロック遅延信号の信号レベルが大きい方を選択
する第2の大信号選択回路と、第1の大信号選択回路が
選択した信号の同じ入力信号の1クロック遅延した信号
を選択する1T遅延信号選択回路と、この1T遅延信号選択
回路の出力信号を1クロック遅延させる第2の1T遅延回
路と、1T遅延信号選択回路の出力信号とその1クロック
遅延信号の信号レベルが小さい方を選択する小信号選択
回路と、第2の大信号選択回路と小信号選択回路の出力
信号をそれぞれSmax,Smin信号とし、Smax,Smin信号を
第1の基準レベル,第2の基準レベルと比較する複数個
の比較器と、この複数個の比較器の出力信号と前記
Smax,Smin信号からゲイン信号を生成するゲイン生成回
路と、低域通過フィルタという構成を備えることによ
り、キャリア成分が飽和したときの信号レベル差を1水
平走査期間遅延回路と加算器を用いた垂直方向の低域通
過フィルタでなくし、信号レベル検出回路がカラー固体
撮像素子からの画像信号および複数個の1水平走査期間
遅延回路の各遅延出力画像信号の信号レベルの大きさと
キャリアの大きさに反比例したゲイン信号を出力し、垂
直アパーチャ補正信号成分をゲイン制御できるようにす
ることでキャリア成分が飽和したときは垂直アパーチャ
補正信号成分のゲインを下げて、ライン濃淡誤差を抑圧
するこができる。
なお、本実施例において信号レベル検出回路の回路簡
易化のためD0信号とD2信号の加算平均をとり、D02信号
とD1信号でSmaxとSminを求めているが、D0,D1,D2信号か
ら直接Smax,Sminを求めてゲイン信号を算出するように
してもよい。
なお、本実施例においてSmax+▲▼からのゲ
イン算出において、回路簡易化のため、Sminの反転信号
を用いたがSminの2つの補数信号を用いたほうがよいこ
とは明らかである。
また、本実施例において第1表のゲイン算出表を第3
図のゲイン生成回路で実現したが、第1表のゲイン算出
表をあらかじめ記憶させておき、入力信号Smax,Smin
bit2,3,4をアドレスとして、その入力信号に対するデー
タを読み出すテーブル・ルックアップ方法によりゲイン
信号を求めるようにすることもできる。
また、本発明は第11図に示す色フィルタを配したカラ
ー撮像素子に限られることなく、被写体からの色情報を
水平ライン毎に異なる色信号として出力する構成の色フ
ィルタを配したカラー撮像素子全般に適用できることも
明らかである 発明の効果 以上のように本発明は、信号レベルの大きさとキャリ
ア成分の大きさとに反比例したゲイン信号で補正信号を
制御するので、キャリア成分の飽和によって発生する隣
接する水平ライン間の信号レベル段差を強調することな
しに補正することができ、さらには補正と垂直尖鋭強調
とを合わせ持つので、暗い中の赤いネオンサインを撮影
した場合等でも画質劣化を生じないカラー撮像装置を提
供することができ、その産業的利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるカラー撮像装置の基本構成を示
すブロック図、第2図は第1図の詳細な構成を示すブロ
ック図、第3図は第2図中の信号レベル検出回路の内部
構成を示すブロック図、第4図は第3図中のゲイン生成
回路内部の構成を示すブロック図、第5図は第3図にお
ける信号レベル検出回路のD1,D02信号に対するSmax,S
min信号り関係を示す信号波形図、第6図は第3図にお
ける信号レベル検出回路のSmax,Smin信号に対するゲイ
ン信号の関係を示す信号波形図である。第7図は本発明
のカラー撮像装置における他の実施例の構成を示すブロ
ック図、第8図はデジタル画像信号入力と低域通過フィ
ルタの出力信号との関係を示す信号波形図、第9図はキ
ャリア成分が飽和したときのデジタル画像信号の輝度信
号とその垂直アパーチャ補正信号と輝度信号+垂直アパ
ーチャ補正信号の信号図、第10図は従来のカラー撮像装
置の構成を示すブロック図、第11図は前面にモザイク状
の色フィルタを配して、被写体からの色情報を水平ライ
ン毎に異なる色信号として取り出すカラー固体撮像素子
の色フィルタの構成を示す模式図、第12図はカラー固体
撮像素子から得られる信号説明するための模式図であ
る。 104,105……1水平走査期間遅延回路、106,107,108,317
……低域通過フィルタ、109,110,111,302……係数器、1
12,113,301……加算器、114,115……減算器、116……ゲ
イン制御回路、117……信号レベル検出回路、303……第
1の大信号選択回路、304……第1の1T遅延回路、305…
…第2の大信号選択回路、306……1T遅延信号選択回
路、307……第2の1T遅延回路、308……小信号選択回
路、309,310,311,312……比較器、316……ゲイン生成回
路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にモザイク状の色フィルタを配して、
    被写体からの色情報を水平ライン毎に異なる色信号とし
    て取り出すカラー固体撮像素子と、 前記カラー固体撮像素子の出力信号から画素毎の信号レ
    ベルを検出し、この信号レベルに対応したゲイン信号を
    発生する信号レベル検出回路と、 前記カラー固体撮像素子の出力信号から輝度信号を分離
    する輝度信号分離回路と、 前記カラー固体撮像素子の出力信号もしくは前記輝度信
    号から垂直方向の尖鋭度を補正する補正信号を発生する
    垂直アパーチャ補正信号発生回路と、 前記ゲイン信号により、前記補正信号のゲインを制御す
    るゲイン制御回路と、 前記ゲイン制御回路の出力信号と前記輝度信号とを合成
    する合成回路とを備え、 前記信号レベル検出回路は、水平方向および垂直方向に
    隣接する複数画素を組として、前記複数画素中の最大信
    号レベルをSmax信号、および最小信号レベルをSmin信号
    として検出し、前記Smax信号と前記Smin信号とを基に前
    記Smax信号に反比例し、または前記Smin信号に比例した
    ゲイン信号を出力するカラー撮像装置。
  2. 【請求項2】信号レベル検出回路は、Smax信号およびS
    min信号を各々所定の基準レベルで比較し、比較結果に
    基づいたゲイン信号を出力する請求項1記載のカラー撮
    像装置。
  3. 【請求項3】前面にモザイク状の色フィルタを配して、
    被写体からの色情報を水平ライン毎に異なる色信号とし
    て取り出すカラー固体撮像素子と、 前記カラー固体撮像素子の出力信号をデジタル信号に変
    換するアナログ・デジタル変換器と、 前記アナログ・デジタル変換器の出力信号に水平および
    垂直方向の低域通過フィルタ処理を施し、輝度信号分離
    を行う輝度信号分離回路と、 前記アナログ・デジタル変換器の出力信号に垂直方向の
    高域通過フィルタ処理を施し、輪郭補正信号を発生する
    垂直アパーチャ補正信号発生回路と、 前記アナログ・デジタル変換器の出力信号より、ゲイン
    信号を発生する信号レベル検出回路と、 前記ゲイン信号により、前記輪郭補正信号のゲインを制
    御するゲイン制御回路と、 前記ゲイン制御回路の出力信号と前記輝度信号とを加算
    する加算器とを備え、 前記信号レベル検出回路は、水平方向および垂直方向に
    隣接する複数画素を組として、前記複数画素中の最大信
    号レベルをSmax信号、および最小信号レベルをSmin信号
    として検出し、前記Smax信号と前記Smin信号とを基に前
    記Smax信号に反比例し、または前記Smin信号に比例した
    ゲイン信号を出力するカラー撮像装置。
  4. 【請求項4】信号レベル検出回路は、水平方向に隣接す
    る2画素、および前記2画素の垂直方向に両隣接する4
    画素の合計6画素からSmax信号およびSmin信号を各々検
    出し、前記Smax信号が示す信号レベルの大きさに反比例
    し、かつ前記Smax信号と前記Smin信号との差分であるキ
    ャリア成分の大きさに反比例したゲイン信号を発生する
    請求項1、2または3記載のカラー撮像装置。
JP2269104A 1990-10-05 1990-10-05 カラー撮像装置 Expired - Fee Related JP2893914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269104A JP2893914B2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 カラー撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269104A JP2893914B2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 カラー撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04145792A JPH04145792A (ja) 1992-05-19
JP2893914B2 true JP2893914B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=17467727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2269104A Expired - Fee Related JP2893914B2 (ja) 1990-10-05 1990-10-05 カラー撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2893914B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2752288B2 (ja) * 1992-02-28 1998-05-18 三洋電機株式会社 ディジタルビデオカメラ
JP3364813B2 (ja) * 1994-07-19 2003-01-08 三菱電機株式会社 色逆変換処理装置及び映像信号処理装置
JP4311707B2 (ja) 2002-08-28 2009-08-12 キヤノン株式会社 有機発光素子

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2698404B2 (ja) * 1988-11-21 1998-01-19 キヤノン株式会社 輝度信号処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04145792A (ja) 1992-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4683994B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、電子カメラ、スキャナ
JP2816095B2 (ja) ビデオカメラの信号処理回路
US20020041331A1 (en) Image processing apparatus
KR20070024333A (ko) 화상 신호 처리 장치 및 화상 신호 처리 방법
WO2005081542A1 (ja) 画像処理方法
JP3477871B2 (ja) 映像信号処理装置
JP2722784B2 (ja) カラー撮像装置
JP2893914B2 (ja) カラー撮像装置
JP4428195B2 (ja) 撮像装置、補完信号生成方法及びプログラム
JP4135197B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ
JP2006303774A (ja) 撮像装置
JP4178571B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ
JP3165225B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH07298100A (ja) ネガ撮像装置におけるノイズ除去回路
JP3733182B2 (ja) 撮像装置および縦縞除去方法
JP2698404B2 (ja) 輝度信号処理装置
JP3115123B2 (ja) 画像信号処理装置
JP3837881B2 (ja) 画像信号処理方法及び電子カメラ
JPH0690724B2 (ja) 画像の輪郭強調方法
JP2698406B2 (ja) 撮像装置
JP3985325B2 (ja) 映像信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラシステム
JP4214558B2 (ja) 撮像装置
JP3441771B2 (ja) 撮像装置
JPH03209974A (ja) 画像処理装置およびこの画像処理装置を具備するディジタル複写機
JP2006080767A (ja) 信号処理装置及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees