JP2893229B2 - 縦型弾球遊技機 - Google Patents
縦型弾球遊技機Info
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- JP2893229B2 JP2893229B2 JP20113493A JP20113493A JP2893229B2 JP 2893229 B2 JP2893229 B2 JP 2893229B2 JP 20113493 A JP20113493 A JP 20113493A JP 20113493 A JP20113493 A JP 20113493A JP 2893229 B2 JP2893229 B2 JP 2893229B2
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- Japan
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- frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発射されたパチンコ球
が遊技領域を落下することにより遊技を行う縦型弾球遊
技機に関するものである。
が遊技領域を落下することにより遊技を行う縦型弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール機に代表さ
れる従来この種の縦型弾球遊技機では、縦長方形状に枠
組み成形された外枠が専ら外郭保持枠とされ、一方、こ
の外枠より高低差のある縦長方形状に枠組み成形されて
外枠に開閉可能に組付けられる前枠が遊技構成部材用の
搭載枠ともされて、両枠が機体を担っている。このもと
で前枠の前後各部位に、ガラス扉付き窓枠、遊技盤及び
セット保持枠、上下の球受け皿、打球発射装置及び関連
機器、球処理機構部を有する裏機構セット盤等を含む多
くの各種の遊技構成部材及び関連付属部品がそれぞれ搭
載セットされて、実質的な遊技機本体が構成されてお
り、この遊技機本体と外枠とを合わせて、つまり外枠に
前枠側全体が組み付けられて1台毎に取り扱われるよう
になっている。そして、ゲームホール内等での実施にあ
たっては、通称「島」とも呼ばれている設置枠台に、上
記外枠が所定の後傾起立状態で固定保持されたもとで、
この外枠に上記前枠側全体(遊技機本体)が組付けセッ
トされて遊技に供されるようになっている。
れる従来この種の縦型弾球遊技機では、縦長方形状に枠
組み成形された外枠が専ら外郭保持枠とされ、一方、こ
の外枠より高低差のある縦長方形状に枠組み成形されて
外枠に開閉可能に組付けられる前枠が遊技構成部材用の
搭載枠ともされて、両枠が機体を担っている。このもと
で前枠の前後各部位に、ガラス扉付き窓枠、遊技盤及び
セット保持枠、上下の球受け皿、打球発射装置及び関連
機器、球処理機構部を有する裏機構セット盤等を含む多
くの各種の遊技構成部材及び関連付属部品がそれぞれ搭
載セットされて、実質的な遊技機本体が構成されてお
り、この遊技機本体と外枠とを合わせて、つまり外枠に
前枠側全体が組み付けられて1台毎に取り扱われるよう
になっている。そして、ゲームホール内等での実施にあ
たっては、通称「島」とも呼ばれている設置枠台に、上
記外枠が所定の後傾起立状態で固定保持されたもとで、
この外枠に上記前枠側全体(遊技機本体)が組付けセッ
トされて遊技に供されるようになっている。
【0003】ところで、球処理機構部から排出された賞
球を優先的に受け入れる前記上の球受け皿については、
最も一般化された形式のものとして、成形加工に基づい
て別々に合成樹脂成形された外郭枠体や皿本体を組付け
構成し、その組付け構成された上の球受け皿をガラス扉
が開閉保持される窓枠の下部一側に開閉支持される金属
製の開閉前板の表面にビス等で堅固に止着して取り付け
られていた。
球を優先的に受け入れる前記上の球受け皿については、
最も一般化された形式のものとして、成形加工に基づい
て別々に合成樹脂成形された外郭枠体や皿本体を組付け
構成し、その組付け構成された上の球受け皿をガラス扉
が開閉保持される窓枠の下部一側に開閉支持される金属
製の開閉前板の表面にビス等で堅固に止着して取り付け
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、上の球受け
皿を遊技機本体に取付けるには、まず、上の球受け皿自
体を独立して組付け、その後、開閉前板に止着しなけれ
ばならないので、上の球受け皿自体の構成が複雑である
だけでなく、その組付けセット作業も面倒であるという
問題があった。また、上の球受け皿が窓枠に開閉支持さ
れる開閉前板の表面に止着されているので、前枠や窓枠
等との装飾的な関連性がないことに加えて、開閉前板の
組付け時のガタ付きによって生ずる狂い(誤差)によ
り、排出される賞球の流れや打球として送出される球の
流れがスムーズに行われないという問題があった。
皿を遊技機本体に取付けるには、まず、上の球受け皿自
体を独立して組付け、その後、開閉前板に止着しなけれ
ばならないので、上の球受け皿自体の構成が複雑である
だけでなく、その組付けセット作業も面倒であるという
問題があった。また、上の球受け皿が窓枠に開閉支持さ
れる開閉前板の表面に止着されているので、前枠や窓枠
等との装飾的な関連性がないことに加えて、開閉前板の
組付け時のガタ付きによって生ずる狂い(誤差)によ
り、排出される賞球の流れや打球として送出される球の
流れがスムーズに行われないという問題があった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、外枠に組付けられる開閉保持枠用の
前枠に対して上の球受け皿のセットユニット化をなし、
上の球受け皿の構成の簡略化及び組付けセット作業の簡
素化を図ると共に、前枠に対する一定位置に正確で安定
良く装備して球受け皿位置の統一化を図り、良好な球の
受け入れ及び送出を果たし得るようにした縦型弾球遊技
機を提供することにある。
ので、その目的は、外枠に組付けられる開閉保持枠用の
前枠に対して上の球受け皿のセットユニット化をなし、
上の球受け皿の構成の簡略化及び組付けセット作業の簡
素化を図ると共に、前枠に対する一定位置に正確で安定
良く装備して球受け皿位置の統一化を図り、良好な球の
受け入れ及び送出を果たし得るようにした縦型弾球遊技
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、縦長の固定外郭保持枠をな
す外枠の開口前側に組付けられて開閉保持枠をなす前枠
と、前枠の裏側で開閉及び着脱可能に組付けセットされ
たセット枠の前側に着脱交換可能にセットされた遊技盤
と、前枠の窓口の裏側に組付けられて遊技盤を透視保護
し得るガラス扉と、セット枠裏側の球処理機構部から排
出された賞球を受け入れ得る上の球受け皿及び下の球受
け皿と、発射部位に送り込まれた遊技球を遊技盤に打ち
出す打球発射装置と、を備え、前記前枠の主体をなす本
体枠の下部前側に前記上の球受け皿の外装枠部を兼ねる
外郭枠体が、合成樹脂成形に基づいて本体枠と共に一体
に膨出成形されて、この外郭枠体の内側空間部内に上の
球受け皿の実体皿部をなす皿本体が組付けセットされ、
この皿本体において、前記前枠の内部で前後の向きに開
口された出口から排出される球を受け入れ得る受け皿部
と、球を前記発射部位に向けて送出し得る整流路とを一
連に成形すると共に、該整流路の出口の底面側に連通す
る球抜き路を成形し、常には前記出口の底面側を閉鎖す
る開閉部材を前記外郭枠体の表側での指先き操作により
開放変移させて整流路と球抜き路との連通化を図り球を
皿外へ抜き出すための球抜き部を設けたことを特徴とす
るものである。
ために、本発明においては、縦長の固定外郭保持枠をな
す外枠の開口前側に組付けられて開閉保持枠をなす前枠
と、前枠の裏側で開閉及び着脱可能に組付けセットされ
たセット枠の前側に着脱交換可能にセットされた遊技盤
と、前枠の窓口の裏側に組付けられて遊技盤を透視保護
し得るガラス扉と、セット枠裏側の球処理機構部から排
出された賞球を受け入れ得る上の球受け皿及び下の球受
け皿と、発射部位に送り込まれた遊技球を遊技盤に打ち
出す打球発射装置と、を備え、前記前枠の主体をなす本
体枠の下部前側に前記上の球受け皿の外装枠部を兼ねる
外郭枠体が、合成樹脂成形に基づいて本体枠と共に一体
に膨出成形されて、この外郭枠体の内側空間部内に上の
球受け皿の実体皿部をなす皿本体が組付けセットされ、
この皿本体において、前記前枠の内部で前後の向きに開
口された出口から排出される球を受け入れ得る受け皿部
と、球を前記発射部位に向けて送出し得る整流路とを一
連に成形すると共に、該整流路の出口の底面側に連通す
る球抜き路を成形し、常には前記出口の底面側を閉鎖す
る開閉部材を前記外郭枠体の表側での指先き操作により
開放変移させて整流路と球抜き路との連通化を図り球を
皿外へ抜き出すための球抜き部を設けたことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】外枠とは別個に製作される前枠に成形された外
郭枠体内に、実体皿部としての皿本体を組み込みセット
するだけで上の球受け皿を構成し得ると共に前枠に対し
てユニット化し得る。即ち、前枠の外郭枠体を外装保護
部として利用することにより、実質的には、皿本体を主
体構成部材とし得、このため、上の球受け皿の構成を簡
略化し得ると共に組付けセット作業の簡素化を図ること
ができる。また、外郭枠体内に皿本体を組付けセットす
るだけで、前枠における一定位置で正確に安定良く且つ
継続的に装備することができるので、従来の開閉前板に
上の球受け皿が止着されたタイプのものと比較して、全
ての遊技機を観た場合、上の球受け皿の装飾的な統一化
を図ることができ、また、球受け皿自体のガタ付き等が
一切生じないことから、排出される賞球の良好且つ円滑
な受け入れ、及び球送り装置側に対する適正且つ安定し
た球の送出を長く好適に果たすことができる。
郭枠体内に、実体皿部としての皿本体を組み込みセット
するだけで上の球受け皿を構成し得ると共に前枠に対し
てユニット化し得る。即ち、前枠の外郭枠体を外装保護
部として利用することにより、実質的には、皿本体を主
体構成部材とし得、このため、上の球受け皿の構成を簡
略化し得ると共に組付けセット作業の簡素化を図ること
ができる。また、外郭枠体内に皿本体を組付けセットす
るだけで、前枠における一定位置で正確に安定良く且つ
継続的に装備することができるので、従来の開閉前板に
上の球受け皿が止着されたタイプのものと比較して、全
ての遊技機を観た場合、上の球受け皿の装飾的な統一化
を図ることができ、また、球受け皿自体のガタ付き等が
一切生じないことから、排出される賞球の良好且つ円滑
な受け入れ、及び球送り装置側に対する適正且つ安定し
た球の送出を長く好適に果たすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る縦型弾球遊技機につい
て、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら詳細
に説明する。なお、本実施例では、機内にセットされた
遊技盤の遊技領域内にパチンコ球を発射して遊技を行う
ことができる一般的なパチンコ機を縦型弾球遊技機の一
例として例示するが、本発明は、必ずしも一般的なパチ
ンコ機に限定されるものではなく、例えば、所謂アレン
ジ式パチンコ機等にも応用されるものである。
て、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら詳細
に説明する。なお、本実施例では、機内にセットされた
遊技盤の遊技領域内にパチンコ球を発射して遊技を行う
ことができる一般的なパチンコ機を縦型弾球遊技機の一
例として例示するが、本発明は、必ずしも一般的なパチ
ンコ機に限定されるものではなく、例えば、所謂アレン
ジ式パチンコ機等にも応用されるものである。
【0009】本実施例のパチンコ機では、その全体的な
概要を図1〜図13に略示するように、固定外郭保持枠
をなす縦長方形状の外枠Aと、この外枠Aの開口前側に
開閉可能に組み付けられた開閉保持枠をなす縦長方形状
の前枠Bと、前枠Bの開口裏側に開閉可能に組み付けら
れたほぼ正方形状の透視窓扉Cと、前記外枠Aの開口内
側に開閉及び着脱可能に組み付けられた縦長方形状のセ
ット枠Dとが主体枠とされて、互いに図14〜図25に
示すように組み付け、組み外し(開閉及び着脱可能)し
得るようになっており、セット枠Dの前側に遊技盤Eが
着脱交換可能に収容セットされ得るようになっている。
また、上記した一部の主体枠には、主要構成部として前
枠Bの下部に上の球受け皿F及び球送り装置Iがセット
されている一方、外枠Aの下部に下の球受け皿G及び打
球発射装置H等が装備されており、また、セット枠Dの
裏側に球処理機構部Jが装備されている。
概要を図1〜図13に略示するように、固定外郭保持枠
をなす縦長方形状の外枠Aと、この外枠Aの開口前側に
開閉可能に組み付けられた開閉保持枠をなす縦長方形状
の前枠Bと、前枠Bの開口裏側に開閉可能に組み付けら
れたほぼ正方形状の透視窓扉Cと、前記外枠Aの開口内
側に開閉及び着脱可能に組み付けられた縦長方形状のセ
ット枠Dとが主体枠とされて、互いに図14〜図25に
示すように組み付け、組み外し(開閉及び着脱可能)し
得るようになっており、セット枠Dの前側に遊技盤Eが
着脱交換可能に収容セットされ得るようになっている。
また、上記した一部の主体枠には、主要構成部として前
枠Bの下部に上の球受け皿F及び球送り装置Iがセット
されている一方、外枠Aの下部に下の球受け皿G及び打
球発射装置H等が装備されており、また、セット枠Dの
裏側に球処理機構部Jが装備されている。
【0010】上記したパチンコ機にあって、それぞれの
主体枠A,B,C,Dと、遊技盤Eを除くそれぞれの主
要構成部F,G,H,I,Jについては、基本的な構成
部材がすべて着色による装飾可能な合成樹脂成形されて
なるものであって、図6〜図13にそれぞれ略示するよ
うに、外枠A、前枠B、透視窓扉C、及びセット枠Dが
個々に一体成形又はユニット構成されていると共に、そ
れぞれの主要構成部F〜Jが対応する主体枠A〜Dに組
み付け設置されており、そして前記4つの主体枠A〜D
が個々に枠単位で取扱い得るようになっている。このよ
うに、本実施例における主体枠A〜Dは、すべて合成樹
脂によって構成されるので、従来のように合成樹脂、
木、金属が混在して構成されるパチンコ機と比較して、
装飾効果を高めるばかりでなく回収後におけるリサイク
ル処理が行い易く、環境に優しいパチンコ機とすること
ができる。以下、上記した主体枠A〜D及び主要構成部
F〜J毎について順次説明する。なお、説明の便宜上
「左右」とは、正面(前面)を基準に観た場合とする。
主体枠A,B,C,Dと、遊技盤Eを除くそれぞれの主
要構成部F,G,H,I,Jについては、基本的な構成
部材がすべて着色による装飾可能な合成樹脂成形されて
なるものであって、図6〜図13にそれぞれ略示するよ
うに、外枠A、前枠B、透視窓扉C、及びセット枠Dが
個々に一体成形又はユニット構成されていると共に、そ
れぞれの主要構成部F〜Jが対応する主体枠A〜Dに組
み付け設置されており、そして前記4つの主体枠A〜D
が個々に枠単位で取扱い得るようになっている。このよ
うに、本実施例における主体枠A〜Dは、すべて合成樹
脂によって構成されるので、従来のように合成樹脂、
木、金属が混在して構成されるパチンコ機と比較して、
装飾効果を高めるばかりでなく回収後におけるリサイク
ル処理が行い易く、環境に優しいパチンコ機とすること
ができる。以下、上記した主体枠A〜D及び主要構成部
F〜J毎について順次説明する。なお、説明の便宜上
「左右」とは、正面(前面)を基準に観た場合とする。
【0011】[外枠A]外枠Aは、主として図6及び図
7に示すように、上枠杆1と、左右の側枠杆2,3と、
下の横長方形枠状の支持枠盤4とが互いに枠組み状態で
一体に連設成形されて、これら枠部材1〜4の前側周囲
が前枠整合セット用の開口面域とされ、また内法領域が
開口されている。そして、上枠杆1には、複数の釘孔5
及びセット枠係止用の位置決め口6等が成形されてお
り、左側枠杆2の内側上下部には、前枠用及びセット枠
用のそれぞれの後述する連結支持手段30,115が配
設され、また、右側枠杆3の内側には、前枠Bに係る後
述の施錠装置37の受部側が設置されている。一方、支
持枠盤4においては、他の枠部材1〜3より前側に位置
して前枠Bの整合用受枠部と下の球受け皿G用の設置枠
部をなす前盤部4aと、下枠杆に相当する底板部4bと
が一体的に連設成形されている。そして、その垂直平坦
な前盤部4aに下の球受け皿Gに係る横長なセット口7
と、打球発射装置Hに係る箱枠状のセット台部8及び図
示円形のセット口9等が形成されており、また、水平平
坦な底板部4bに複数の釘孔5が成形されている(図1
9参照)。なお、この外枠Aにおいて、前記それぞれの
構成枠部分1〜4は、その各部のリブ等により補強され
ていると共に互いの連設が強化されており、また、各部
には、各種構成部材・部品用の設置部(例えば、孔や凹
部等)が成形されている。そして、上枠杆1及び右側枠
杆3の前端面には、前枠Bに対する組み付け整合用の位
置決め突条10(図17参照)が突設されている。因
に、このような外枠Aにあっては、セット口7の裏側に
延長して賞球用貯留部を一体成形しても何ら差し支えな
い。また、この外枠Aを応用すれば、上枠杆1及び両側
枠杆2、3を互いにコの字枠形に一体成形して支持枠盤
4と枠組み結合してなるタイプあるいは木製コの字枠体
を支持枠盤4に枠組み結合してなるタイプが提案され得
るものである。
7に示すように、上枠杆1と、左右の側枠杆2,3と、
下の横長方形枠状の支持枠盤4とが互いに枠組み状態で
一体に連設成形されて、これら枠部材1〜4の前側周囲
が前枠整合セット用の開口面域とされ、また内法領域が
開口されている。そして、上枠杆1には、複数の釘孔5
及びセット枠係止用の位置決め口6等が成形されてお
り、左側枠杆2の内側上下部には、前枠用及びセット枠
用のそれぞれの後述する連結支持手段30,115が配
設され、また、右側枠杆3の内側には、前枠Bに係る後
述の施錠装置37の受部側が設置されている。一方、支
持枠盤4においては、他の枠部材1〜3より前側に位置
して前枠Bの整合用受枠部と下の球受け皿G用の設置枠
部をなす前盤部4aと、下枠杆に相当する底板部4bと
が一体的に連設成形されている。そして、その垂直平坦
な前盤部4aに下の球受け皿Gに係る横長なセット口7
と、打球発射装置Hに係る箱枠状のセット台部8及び図
示円形のセット口9等が形成されており、また、水平平
坦な底板部4bに複数の釘孔5が成形されている(図1
9参照)。なお、この外枠Aにおいて、前記それぞれの
構成枠部分1〜4は、その各部のリブ等により補強され
ていると共に互いの連設が強化されており、また、各部
には、各種構成部材・部品用の設置部(例えば、孔や凹
部等)が成形されている。そして、上枠杆1及び右側枠
杆3の前端面には、前枠Bに対する組み付け整合用の位
置決め突条10(図17参照)が突設されている。因
に、このような外枠Aにあっては、セット口7の裏側に
延長して賞球用貯留部を一体成形しても何ら差し支えな
い。また、この外枠Aを応用すれば、上枠杆1及び両側
枠杆2、3を互いにコの字枠形に一体成形して支持枠盤
4と枠組み結合してなるタイプあるいは木製コの字枠体
を支持枠盤4に枠組み結合してなるタイプが提案され得
るものである。
【0012】[前枠B]前枠Bは、後述する上の球受け
皿Fを組み付けセットしたユニット枠タイプとされてお
り、その基本的な構成としては、主として図8及び図9
に示すように、前面下部に球受け皿Fの組み付け用外郭
部分を一体に成形した本体枠11の内側に、ほぼ正方形
の窓口19を開設した補強枠兼用の内枠18が組み付け
セットされている。そして、本体枠11については、裏
面が開口された縦長方形の基枠部12の前面に、正面縦
長方形の枠口14を開設した前枠部13が各方向への曲
面をもって一体に膨出成形されている。この本体枠11
の基枠部12では、その内部左側の上下部位に外枠Aと
透視窓扉Cに係る後述の連結支持手段30と開閉支持手
段81とがそれぞれ設置され、内部右側に後述の施錠装
置37の掛け部側が設置されている。また、本体枠11
の前枠部13では、枠口14の上部及び左右部に沿って
成形された曲線膨出部分が電飾用部とされてそれぞれの
フランジ部14a,14bに複数のランプ口15,15
が配設され、枠口14の下部に沿って形成された曲線膨
出部が上の球受け皿Fの外装保護用の外郭枠体16とさ
れてその上縁にフランジ部16aが成形されており、そ
して、それぞれのフランジ部14a,16aの前面に電
飾用部材としてのモール17,17が位置決め用嵌合部
やビス等を利用して互いに枠組み状態で着脱交換可能に
取着セットされている。
皿Fを組み付けセットしたユニット枠タイプとされてお
り、その基本的な構成としては、主として図8及び図9
に示すように、前面下部に球受け皿Fの組み付け用外郭
部分を一体に成形した本体枠11の内側に、ほぼ正方形
の窓口19を開設した補強枠兼用の内枠18が組み付け
セットされている。そして、本体枠11については、裏
面が開口された縦長方形の基枠部12の前面に、正面縦
長方形の枠口14を開設した前枠部13が各方向への曲
面をもって一体に膨出成形されている。この本体枠11
の基枠部12では、その内部左側の上下部位に外枠Aと
透視窓扉Cに係る後述の連結支持手段30と開閉支持手
段81とがそれぞれ設置され、内部右側に後述の施錠装
置37の掛け部側が設置されている。また、本体枠11
の前枠部13では、枠口14の上部及び左右部に沿って
成形された曲線膨出部分が電飾用部とされてそれぞれの
フランジ部14a,14bに複数のランプ口15,15
が配設され、枠口14の下部に沿って形成された曲線膨
出部が上の球受け皿Fの外装保護用の外郭枠体16とさ
れてその上縁にフランジ部16aが成形されており、そ
して、それぞれのフランジ部14a,16aの前面に電
飾用部材としてのモール17,17が位置決め用嵌合部
やビス等を利用して互いに枠組み状態で着脱交換可能に
取着セットされている。
【0013】一方、前記内枠18については、前述の本
体枠11の前枠部13内側に合わせてビス止めされてお
り、窓口19の周囲に沿って上及び左右のフランジ部1
8a,18aと、前記外郭枠体16の上方に水平位置す
る下の支持縁部18bとが互いにほぼ正方枠形状態で一
連に成形され、そして各フランジ部18a,18aに複
数のランプ口20,20等が配設されていると共に、そ
の内側に電光表示具(ランプ類)21が設置され、ま
た、支持縁部18bの左下部に後述のセット枠Dの第1
給出口108側に連絡される球排出路24が成形されて
その前面に開口した球出口25を上の球受け皿F側に臨
ませるようになっている。ただし、電光表示具21は、
各フランジ部18aの内側に取着される帯状のランプ基
盤22に複数個のランプ23を配置したものが例とさ
れ、各々のランプ23が適宜区分表示(点灯・点滅)さ
れるようになっている。
体枠11の前枠部13内側に合わせてビス止めされてお
り、窓口19の周囲に沿って上及び左右のフランジ部1
8a,18aと、前記外郭枠体16の上方に水平位置す
る下の支持縁部18bとが互いにほぼ正方枠形状態で一
連に成形され、そして各フランジ部18a,18aに複
数のランプ口20,20等が配設されていると共に、そ
の内側に電光表示具(ランプ類)21が設置され、ま
た、支持縁部18bの左下部に後述のセット枠Dの第1
給出口108側に連絡される球排出路24が成形されて
その前面に開口した球出口25を上の球受け皿F側に臨
ませるようになっている。ただし、電光表示具21は、
各フランジ部18aの内側に取着される帯状のランプ基
盤22に複数個のランプ23を配置したものが例とさ
れ、各々のランプ23が適宜区分表示(点灯・点滅)さ
れるようになっている。
【0014】なお、この前枠Bにおいては、その外形枠
である本体枠11が外枠Aの開口前面に適合するサイズ
とされて、枠口14が内枠18の窓口19より適宜広く
成形されている。そして、本体枠11の基枠部12の上
及び左右の開口縁には、外枠Aの各位置決め突条10に
整合する突条26が形成されている。また、前記モール
17,17は、ともに所要とする着色(有色)透明な樹
脂材により同等幅で三次元曲線に成形されており、上及
び左右のものがランプレンズ兼用とされ、下のものが上
の球受け皿Fに対する装飾用とされる。そして、右のモ
ール17と本体枠11の右フランジ部14a及び内枠1
8の右フランジ部18aのそれぞれの中央部には、施錠
装置37の錠部に対する円孔27、逃し口28,29が
形成されている。また、本体枠11の下部裏面、つまり
外郭枠体16に対する開口裏面に、上の球受け皿セット
用の支持板158が固着されるようになっている。
である本体枠11が外枠Aの開口前面に適合するサイズ
とされて、枠口14が内枠18の窓口19より適宜広く
成形されている。そして、本体枠11の基枠部12の上
及び左右の開口縁には、外枠Aの各位置決め突条10に
整合する突条26が形成されている。また、前記モール
17,17は、ともに所要とする着色(有色)透明な樹
脂材により同等幅で三次元曲線に成形されており、上及
び左右のものがランプレンズ兼用とされ、下のものが上
の球受け皿Fに対する装飾用とされる。そして、右のモ
ール17と本体枠11の右フランジ部14a及び内枠1
8の右フランジ部18aのそれぞれの中央部には、施錠
装置37の錠部に対する円孔27、逃し口28,29が
形成されている。また、本体枠11の下部裏面、つまり
外郭枠体16に対する開口裏面に、上の球受け皿セット
用の支持板158が固着されるようになっている。
【0015】前述した外枠Aと前枠Bとに係る前記上下
の連結支持手段30,30については、双方共に同様な
多節リンク機構形態のものとされている。即ち、主とし
て図19、図23、図24に示すように、外枠Aの左側
枠杆2の内側に位置決め固定された受け金具31と、前
枠Bの本体枠11における基枠部12の左内側に位置決
め固定された掛け金具32との間において、受け金具3
1にピン連節された第1、第2アーム33,34と、掛
け金具32にピン連節された第3、第4アーム35,3
6とが互いにピン連節されている。そして、外枠Aに対
して前枠Bが前後方向へ引く押す動作されることに伴
い、これら4つのアーム33〜36がパンタグラフ機構
形式のように伸縮変化されることにより、前枠Bが軽快
に開閉できるようになっている。
の連結支持手段30,30については、双方共に同様な
多節リンク機構形態のものとされている。即ち、主とし
て図19、図23、図24に示すように、外枠Aの左側
枠杆2の内側に位置決め固定された受け金具31と、前
枠Bの本体枠11における基枠部12の左内側に位置決
め固定された掛け金具32との間において、受け金具3
1にピン連節された第1、第2アーム33,34と、掛
け金具32にピン連節された第3、第4アーム35,3
6とが互いにピン連節されている。そして、外枠Aに対
して前枠Bが前後方向へ引く押す動作されることに伴
い、これら4つのアーム33〜36がパンタグラフ機構
形式のように伸縮変化されることにより、前枠Bが軽快
に開閉できるようになっている。
【0016】このように本実施例においては、外枠Aと
前枠Bとが受け金具31と掛け金具32とをビスで止着
するだけで開閉可能に組み付けられるので、その組み付
け時間を従来より短縮することができて作業能率を向上
せしめることができ、しかも両枠A,Bを共に起立又は
一方の枠を倒伏させた楽な態勢で手早く組み付けること
ができる。また、本実施例においては、連結支持手段3
0,30が外枠Aの内側にあるため、前枠Bを組み付け
て閉じた状態では、連結支持手段30,30が内部に隠
れるので、従来のように外枠と前枠とのヒンジ手段が外
部に突出していたものに比べて、美観上優れているばか
りでなく、外部からヒンジ部分に対する不正を行うこと
ができず、また、持ち運びの際に突出したヒンジ部分を
ぶつけたりすることがない。更に、図23及び図24に
示すように、前枠Bを開放した状態においては、前枠B
を外枠Aから前方へ比較的離れた状態で90度以上に全
開位置させることができるので、後述するセット枠Dの
前面に対する遊技盤Eの着脱交換作業や、セットされた
遊技盤Eの表面における釘調整作業やトラブルの修理が
行い易いという利点もある。
前枠Bとが受け金具31と掛け金具32とをビスで止着
するだけで開閉可能に組み付けられるので、その組み付
け時間を従来より短縮することができて作業能率を向上
せしめることができ、しかも両枠A,Bを共に起立又は
一方の枠を倒伏させた楽な態勢で手早く組み付けること
ができる。また、本実施例においては、連結支持手段3
0,30が外枠Aの内側にあるため、前枠Bを組み付け
て閉じた状態では、連結支持手段30,30が内部に隠
れるので、従来のように外枠と前枠とのヒンジ手段が外
部に突出していたものに比べて、美観上優れているばか
りでなく、外部からヒンジ部分に対する不正を行うこと
ができず、また、持ち運びの際に突出したヒンジ部分を
ぶつけたりすることがない。更に、図23及び図24に
示すように、前枠Bを開放した状態においては、前枠B
を外枠Aから前方へ比較的離れた状態で90度以上に全
開位置させることができるので、後述するセット枠Dの
前面に対する遊技盤Eの着脱交換作業や、セットされた
遊技盤Eの表面における釘調整作業やトラブルの修理が
行い易いという利点もある。
【0017】一方、外枠Aと前枠Bとに係る前記施錠装
置37については、前枠Bの施錠と解錠をなすだけの所
謂シングル錠形態のものとされている。即ち、主として
図17、図18、図25、図26、及び図27に示すよ
うに、外枠A側には、掛け部分として右側枠杆3の内側
に帯状の支持板39の上下に掛け片40を前向きに形成
した掛け具38が位置決め固定されている。これに対し
て前枠B側には、施錠受け部分として本体枠11の右内
側に固定された固定支板41の中央部に錠操作具42が
設置されていると共に、同支板41に対して施錠杆46
がバネ49及び案内手段50を利用して昇降可能に縦支
持されている。そして、錠操作具42では、前枠Bの前
面側から挿入操作される鍵149で回動可能な錠軸43
の内端に係合片45を形成した解錠盤44が固着されて
おり、また施錠杆46では、その上下部に掛け具38の
各掛け片40に対する受け口47が形成されていると共
に、中央部に解錠盤44の係合片45に対する連繋片4
8が形成されている。なお、錠操作具42は、前枠Bに
おける逃し口28,29を利用して前向きに挿入されて
その鍵口を右モール17の円孔27に臨ませている。因
に、鍵149の解錠操作は、時計方向とされている。
置37については、前枠Bの施錠と解錠をなすだけの所
謂シングル錠形態のものとされている。即ち、主として
図17、図18、図25、図26、及び図27に示すよ
うに、外枠A側には、掛け部分として右側枠杆3の内側
に帯状の支持板39の上下に掛け片40を前向きに形成
した掛け具38が位置決め固定されている。これに対し
て前枠B側には、施錠受け部分として本体枠11の右内
側に固定された固定支板41の中央部に錠操作具42が
設置されていると共に、同支板41に対して施錠杆46
がバネ49及び案内手段50を利用して昇降可能に縦支
持されている。そして、錠操作具42では、前枠Bの前
面側から挿入操作される鍵149で回動可能な錠軸43
の内端に係合片45を形成した解錠盤44が固着されて
おり、また施錠杆46では、その上下部に掛け具38の
各掛け片40に対する受け口47が形成されていると共
に、中央部に解錠盤44の係合片45に対する連繋片4
8が形成されている。なお、錠操作具42は、前枠Bに
おける逃し口28,29を利用して前向きに挿入されて
その鍵口を右モール17の円孔27に臨ませている。因
に、鍵149の解錠操作は、時計方向とされている。
【0018】また、施錠装置37においては、図18及
び図25に示すように、外枠A裏側での操作で解錠可能
とする手段として解錠操作杆89が付設されている。こ
の操作杆89は、右側枠杆3内側の口90に前後方向に
挿通されて上の掛け具38の上の掛け片40にピン着支
持されており、そして後端の摘み部89aを図25中の
上方へ引き上げることにより、前端の解錠部89bが下
傾変化しながら前記施錠杆46の上の受け口47と係合
して同施錠杆46を押し下げ、掛け具38側との係合を
解錠させ得るようになっている。これにより鍵149を
使用しなくとも外枠Aの裏側から解錠して前枠Bを楽に
開放することができる。
び図25に示すように、外枠A裏側での操作で解錠可能
とする手段として解錠操作杆89が付設されている。こ
の操作杆89は、右側枠杆3内側の口90に前後方向に
挿通されて上の掛け具38の上の掛け片40にピン着支
持されており、そして後端の摘み部89aを図25中の
上方へ引き上げることにより、前端の解錠部89bが下
傾変化しながら前記施錠杆46の上の受け口47と係合
して同施錠杆46を押し下げ、掛け具38側との係合を
解錠させ得るようになっている。これにより鍵149を
使用しなくとも外枠Aの裏側から解錠して前枠Bを楽に
開放することができる。
【0019】[透視窓扉C]透視窓扉Cは、後述するセ
ット枠D内にセットされる各種遊技内容の遊技盤Eに対
する透視覆蓋保護及びパチンコ遊技中の電光表示装飾を
図る一基共通用の装飾用ガラス扉として、前述した前枠
Bにおける窓口19裏側に合わせて横開き可能に装備さ
れている。そして、その基本的な構成としては、主とし
て図10、図11、図21、及び図27に示すように、
透視材としてのガラス79を支持する上下一組の支持杆
51,52と、ほぼ半円形状の透視口56を成形して内
部に電光表示部を有する左右一組の装飾枠体55,55
とがほぼ正方形状に枠組みセットされて、窓口19より
適宜広いユニット式の装飾用扉枠として構成されてい
る。上下の支持杆51,52については、長さ、形状等
に多少の差異があっても同様なレール杆状とされてお
り、それぞれの下面と上面にガラス挿入支持用の前後2
列のレール溝53,53が平行に凹設されていると共
に、各々の後レール溝53の後側に装飾枠体55,55
の組み付け用の設置部54が成形されている。
ット枠D内にセットされる各種遊技内容の遊技盤Eに対
する透視覆蓋保護及びパチンコ遊技中の電光表示装飾を
図る一基共通用の装飾用ガラス扉として、前述した前枠
Bにおける窓口19裏側に合わせて横開き可能に装備さ
れている。そして、その基本的な構成としては、主とし
て図10、図11、図21、及び図27に示すように、
透視材としてのガラス79を支持する上下一組の支持杆
51,52と、ほぼ半円形状の透視口56を成形して内
部に電光表示部を有する左右一組の装飾枠体55,55
とがほぼ正方形状に枠組みセットされて、窓口19より
適宜広いユニット式の装飾用扉枠として構成されてい
る。上下の支持杆51,52については、長さ、形状等
に多少の差異があっても同様なレール杆状とされてお
り、それぞれの下面と上面にガラス挿入支持用の前後2
列のレール溝53,53が平行に凹設されていると共
に、各々の後レール溝53の後側に装飾枠体55,55
の組み付け用の設置部54が成形されている。
【0020】一方、左右の装飾枠体55,55について
は、形状等に多少の差異があっても基本的には同様な構
成として、図18、図27、及び図28に示すように、
互いにほぼコ字枠形に成形された後保持枠57と前保持
枠58とがビス止めされて主体をなしており、後保持枠
57内の各部に所要の向き、形態で成形された後述する
2種の保持部64,66に電光表示具68,74が交換
可能に設置されている一方、前保持枠58の各部に成形
されたそれぞれの開口に電飾用部材としての各種形状、
サイズのランプ用レンズ59,59が着脱可能にセット
されて(図2、図10、図28参照)、全体的に左側用
と右側用との枠単位でユニット化されて取扱い得るよう
になっている。そして、このそれぞれの枠体55,55
は、前記上下の支持杆51,52との組み付けについ
て、それぞれの設置部54,54に後保持枠57,57
の上端面と下端面とを整合してビスや位置決めピン等で
組み付けられている。
は、形状等に多少の差異があっても基本的には同様な構
成として、図18、図27、及び図28に示すように、
互いにほぼコ字枠形に成形された後保持枠57と前保持
枠58とがビス止めされて主体をなしており、後保持枠
57内の各部に所要の向き、形態で成形された後述する
2種の保持部64,66に電光表示具68,74が交換
可能に設置されている一方、前保持枠58の各部に成形
されたそれぞれの開口に電飾用部材としての各種形状、
サイズのランプ用レンズ59,59が着脱可能にセット
されて(図2、図10、図28参照)、全体的に左側用
と右側用との枠単位でユニット化されて取扱い得るよう
になっている。そして、このそれぞれの枠体55,55
は、前記上下の支持杆51,52との組み付けについ
て、それぞれの設置部54,54に後保持枠57,57
の上端面と下端面とを整合してビスや位置決めピン等で
組み付けられている。
【0021】また、この透視窓扉(装飾ガラス扉ともい
う)Cが左側を支点として開閉されることに合わせて右
側からガラス79を出し入れできる形態とされているこ
とに対応して、前記左の装飾枠体55では、その左側上
下部に前枠Bに係る後述の開閉支持手段81が設置され
ていると共に、左側中央部にガラス用の止め壁60が設
けられている。これに対して右の装飾枠体55では、そ
の右側前面がガラス用の出し入れ領域として開口されて
おり、この出し入れ口61が前枠Bにおける内枠18に
装着された後述の開閉保持手段83により開閉されるよ
うになっている。そして、枠体55の透視口56の周囲
に沿って遊技球案内用の円弧レール壁62が成形されて
いると共に、このレール壁62の上端に遊技球緩衝用の
球止め片63が取着されている。なお、この装飾ガラス
扉Cは、遊技盤Eの前面に位置することの前提におい
て、双方の装飾枠体55,55の透視口56,56を合
わせた円形領域が遊技盤Eの遊技領域、つまり円形状の
案内レール131の半径サイズより適宜広くされてい
る。また、右の装飾枠体55の裏側上下部に遊技盤Eに
対する装飾ガラス扉Cの開閉検出用のドアースイッチ8
0が必要に応じて配置されており、各々の検出部が遊技
盤Eの前面で直接操作されるようになっている(図1
0、図27及び図32参照)。
う)Cが左側を支点として開閉されることに合わせて右
側からガラス79を出し入れできる形態とされているこ
とに対応して、前記左の装飾枠体55では、その左側上
下部に前枠Bに係る後述の開閉支持手段81が設置され
ていると共に、左側中央部にガラス用の止め壁60が設
けられている。これに対して右の装飾枠体55では、そ
の右側前面がガラス用の出し入れ領域として開口されて
おり、この出し入れ口61が前枠Bにおける内枠18に
装着された後述の開閉保持手段83により開閉されるよ
うになっている。そして、枠体55の透視口56の周囲
に沿って遊技球案内用の円弧レール壁62が成形されて
いると共に、このレール壁62の上端に遊技球緩衝用の
球止め片63が取着されている。なお、この装飾ガラス
扉Cは、遊技盤Eの前面に位置することの前提におい
て、双方の装飾枠体55,55の透視口56,56を合
わせた円形領域が遊技盤Eの遊技領域、つまり円形状の
案内レール131の半径サイズより適宜広くされてい
る。また、右の装飾枠体55の裏側上下部に遊技盤Eに
対する装飾ガラス扉Cの開閉検出用のドアースイッチ8
0が必要に応じて配置されており、各々の検出部が遊技
盤Eの前面で直接操作されるようになっている(図1
0、図27及び図32参照)。
【0022】また、前記ランプ用のレンズ59,59で
は、いずれも透明樹脂材により電光表示具68,74の
形態や向き等に適合する円弧形、菱形、三角形等の形状
に成形されており、そしてそれぞれの前保持枠58,5
8における各々の取着口に対して、フック、係合口、座
部、必要に応じて接着剤等を利用して取着されて、電光
表示具68,74を1個毎又は複数個毎に覆蓋してい
る。なお、いずれのレンズ59についても所要の着色の
ものとされてその内面(裏面)にランプ光の拡散面が成
形されており、その表面にカラフルな図柄シール等を貼
付することも可能となっている。
は、いずれも透明樹脂材により電光表示具68,74の
形態や向き等に適合する円弧形、菱形、三角形等の形状
に成形されており、そしてそれぞれの前保持枠58,5
8における各々の取着口に対して、フック、係合口、座
部、必要に応じて接着剤等を利用して取着されて、電光
表示具68,74を1個毎又は複数個毎に覆蓋してい
る。なお、いずれのレンズ59についても所要の着色の
ものとされてその内面(裏面)にランプ光の拡散面が成
形されており、その表面にカラフルな図柄シール等を貼
付することも可能となっている。
【0023】前述したそれぞれの装飾枠体55,55に
おける前記保持部64,66では、図29、図30、及
び図31に示すように、電光表示具68,74の形態に
応じて大別的には、1個のAタイプと複数のBタイプの
2種類があり、Aタイプの保持部64は、当該の後保持
枠57の裏板部に成形された方形の口65の左右に弾性
変形が可能なフック64aと、位置決め用の保持片64
b及び受け座64cが成形されており、また、Bタイプ
の保持部66は、所要の向きに成形された方形の口67
の一側部に複数のフック片66a,66aと、位置決め
ピン66cを有する支持座66bが成形されている。た
だし、Bタイプの保持部66は、横向き、縦向き、斜め
向きの各方向に区分されて成形されている。
おける前記保持部64,66では、図29、図30、及
び図31に示すように、電光表示具68,74の形態に
応じて大別的には、1個のAタイプと複数のBタイプの
2種類があり、Aタイプの保持部64は、当該の後保持
枠57の裏板部に成形された方形の口65の左右に弾性
変形が可能なフック64aと、位置決め用の保持片64
b及び受け座64cが成形されており、また、Bタイプ
の保持部66は、所要の向きに成形された方形の口67
の一側部に複数のフック片66a,66aと、位置決め
ピン66cを有する支持座66bが成形されている。た
だし、Bタイプの保持部66は、横向き、縦向き、斜め
向きの各方向に区分されて成形されている。
【0024】これらの保持部64,66に設置される前
記電光表示具68,74について、Aタイプの電光表示
具68は、図29及び図30に示すように、中央にラン
プ挿入用の円孔70を有する長方形のランプ基盤69
と、楕円形のホルダー71に接続支持されたランプ72
とを有し、基盤69の裏側に突出された2本の接続ピン
72にホルダー71が差し込み接続されてランプ72が
基盤69の円孔70から前方の延出した向きにセットさ
れている。また、Bタイプの電光表示具74は、同じく
図29及び図31に示すように、長方形のランプ基盤7
5と、円筒状のホルダー76に接続支持されたランプ7
7を有し、基盤75の前側に突出された2本の接続ピン
78にホルダー76が差し込み接続されてランプ77が
横向きにセットされている。そして、この双方の電光表
示具68,74では、いずれもそれぞれのランプ基盤6
9,75を当該の保持部64,66における係合位置決
め部に係合支持することにより、図示の状態でセット保
持されるようになっている。
記電光表示具68,74について、Aタイプの電光表示
具68は、図29及び図30に示すように、中央にラン
プ挿入用の円孔70を有する長方形のランプ基盤69
と、楕円形のホルダー71に接続支持されたランプ72
とを有し、基盤69の裏側に突出された2本の接続ピン
72にホルダー71が差し込み接続されてランプ72が
基盤69の円孔70から前方の延出した向きにセットさ
れている。また、Bタイプの電光表示具74は、同じく
図29及び図31に示すように、長方形のランプ基盤7
5と、円筒状のホルダー76に接続支持されたランプ7
7を有し、基盤75の前側に突出された2本の接続ピン
78にホルダー76が差し込み接続されてランプ77が
横向きにセットされている。そして、この双方の電光表
示具68,74では、いずれもそれぞれのランプ基盤6
9,75を当該の保持部64,66における係合位置決
め部に係合支持することにより、図示の状態でセット保
持されるようになっている。
【0025】なお、ぞれぞれの電光表示具68,74
は、当初の設置にあたっては、それぞれの装飾枠体5
5,55の組み立て段階で当該の保持部64,66にセ
ット保持される。そして、実施経過において各ランプ7
2,77が切れた場合の交換に際しては、前枠Bと共に
開放された装飾ガラス扉Cの裏側からの操作において、
各々の口65,67に出し入れできる適宜挾持具(図示
しない)等を利用して当該基盤69,75の接続ピン7
3,78に対して新旧のランプを抜外し、差し込んで交
換セットすることができるようになっている。ただし、
各々の電光表示具68,74は、ランプ72,77が適
宜区分表示(点灯、点滅)されるようになっており、発
光ダイオードを使用するタイプであってもよい。
は、当初の設置にあたっては、それぞれの装飾枠体5
5,55の組み立て段階で当該の保持部64,66にセ
ット保持される。そして、実施経過において各ランプ7
2,77が切れた場合の交換に際しては、前枠Bと共に
開放された装飾ガラス扉Cの裏側からの操作において、
各々の口65,67に出し入れできる適宜挾持具(図示
しない)等を利用して当該基盤69,75の接続ピン7
3,78に対して新旧のランプを抜外し、差し込んで交
換セットすることができるようになっている。ただし、
各々の電光表示具68,74は、ランプ72,77が適
宜区分表示(点灯、点滅)されるようになっており、発
光ダイオードを使用するタイプであってもよい。
【0026】前述した前枠Bと装飾ガラス扉Cとに係る
前記上下の開閉支持手段81,81については、双方共
に図16、図22、図23、及び図27に示すように、
簡単に着脱ができる一般的な蝶番形態のものが使用され
ており、互いに軸連結された内外一対の連結片82,8
2が本体枠11の左内側と、左装飾枠体55の左縁とに
ビス止めされている。また、装飾ガラス扉Cに対する開
閉保持手段83については、図17、図18、図27、
及び図32に示すように、横開き保持形態のものであっ
て、本体枠11の右内側上下にビス止めされた支持片8
4,84にガラス用の出し入れ口61を開閉するための
開閉板85が支軸88を介して連結されており、この開
閉板85の内側縁には、右装飾枠体55の右内側に対す
る抱持縁86が形成され、また同開閉板85の支軸側に
は、ガラス用の横止め縁87が形成されている。
前記上下の開閉支持手段81,81については、双方共
に図16、図22、図23、及び図27に示すように、
簡単に着脱ができる一般的な蝶番形態のものが使用され
ており、互いに軸連結された内外一対の連結片82,8
2が本体枠11の左内側と、左装飾枠体55の左縁とに
ビス止めされている。また、装飾ガラス扉Cに対する開
閉保持手段83については、図17、図18、図27、
及び図32に示すように、横開き保持形態のものであっ
て、本体枠11の右内側上下にビス止めされた支持片8
4,84にガラス用の出し入れ口61を開閉するための
開閉板85が支軸88を介して連結されており、この開
閉板85の内側縁には、右装飾枠体55の右内側に対す
る抱持縁86が形成され、また同開閉板85の支軸側に
は、ガラス用の横止め縁87が形成されている。
【0027】上記したように、本実施例においては、装
飾ガラス扉Cを前枠Bに対して着脱容易にビス止めされ
る開閉支持手段81,81を止着するだけで開閉可能に
組み付けられるので、その組み付け時間を従来より短縮
することができて作業能率を向上せしめることができ
る。また、この場合、前枠Bを前記外枠Aに組り付けた
後に装飾ガラス扉Cを組り付けることも、あるいは前枠
Bに装飾ガラス扉Cを組み付けた後に前枠Bを外枠Aに
組み付けることもできるので、組付手順・工程を任意に
設定することによりパチンコ機の組付時間を短縮し、あ
るいはスピードアップを図ることができ、ひいては生産
性の向上を図ることができる。また、従来のパチンコ機
のようにガラス扉を金枠に取着せず、前枠Bの裏側に装
飾ガラス扉Cを取着しているので、前枠Bの前表面の装
飾が前記したようにランプ23を内蔵したモール17等
のように今までにない装飾効果を発揮させることがで
き、パチンコ機のグレードアップを図ることができると
共に、この装飾ガラス扉Cが、その裏側にセットされる
遊技盤Eに対する好適な透視覆蓋保護窓とされて、遊技
盤E側にセル板・ピアノ線等を差し込むことによる不正
行為をし難い構造となっている。特に前述のように構成
された装飾ガラス扉Cによれば、セット枠Dにセットさ
れるすべての遊技盤Eに対する共通な装飾枠部材として
も好適に使用することができるので、各種の遊技内容を
展開し得るそれぞれの遊技盤E側に装飾部材を取り付け
る必要がなくなり、遊技盤Eを簡単な構成にして楽に効
率よく製作し得る。
飾ガラス扉Cを前枠Bに対して着脱容易にビス止めされ
る開閉支持手段81,81を止着するだけで開閉可能に
組み付けられるので、その組み付け時間を従来より短縮
することができて作業能率を向上せしめることができ
る。また、この場合、前枠Bを前記外枠Aに組り付けた
後に装飾ガラス扉Cを組り付けることも、あるいは前枠
Bに装飾ガラス扉Cを組み付けた後に前枠Bを外枠Aに
組み付けることもできるので、組付手順・工程を任意に
設定することによりパチンコ機の組付時間を短縮し、あ
るいはスピードアップを図ることができ、ひいては生産
性の向上を図ることができる。また、従来のパチンコ機
のようにガラス扉を金枠に取着せず、前枠Bの裏側に装
飾ガラス扉Cを取着しているので、前枠Bの前表面の装
飾が前記したようにランプ23を内蔵したモール17等
のように今までにない装飾効果を発揮させることがで
き、パチンコ機のグレードアップを図ることができると
共に、この装飾ガラス扉Cが、その裏側にセットされる
遊技盤Eに対する好適な透視覆蓋保護窓とされて、遊技
盤E側にセル板・ピアノ線等を差し込むことによる不正
行為をし難い構造となっている。特に前述のように構成
された装飾ガラス扉Cによれば、セット枠Dにセットさ
れるすべての遊技盤Eに対する共通な装飾枠部材として
も好適に使用することができるので、各種の遊技内容を
展開し得るそれぞれの遊技盤E側に装飾部材を取り付け
る必要がなくなり、遊技盤Eを簡単な構成にして楽に効
率よく製作し得る。
【0028】[セット枠D]セット枠Dは、その正面内
部に遊技盤Eを収容セットする一方、背面に後述する球
処理機構部J及び各種の電気的部材等を装備するものと
して、外枠Aの開口内側に横開き及び着脱が可能に組み
付けられている。そして、基本的な構成として、主とし
て図12、図13、図33、図34、図59、及び図6
0に示すように、外郭本体枠をなす基枠本体91と、遊
技盤用のセット面域93及び窓口94を開設した正面内
側の収容枠部92と、遊技盤Eに対する整合受枠用とも
されて遊技球の打球位置を形成する正面下段部の遊技補
助枠部101とが適宜段差及び間隔をもって連設成形さ
れて主体とされており、そしてこれらの各枠部に必要な
部材が設置されると共に、球処理径路等が成形されて全
体が単一枠で取扱得るように構成されている。
部に遊技盤Eを収容セットする一方、背面に後述する球
処理機構部J及び各種の電気的部材等を装備するものと
して、外枠Aの開口内側に横開き及び着脱が可能に組み
付けられている。そして、基本的な構成として、主とし
て図12、図13、図33、図34、図59、及び図6
0に示すように、外郭本体枠をなす基枠本体91と、遊
技盤用のセット面域93及び窓口94を開設した正面内
側の収容枠部92と、遊技盤Eに対する整合受枠用とも
されて遊技球の打球位置を形成する正面下段部の遊技補
助枠部101とが適宜段差及び間隔をもって連設成形さ
れて主体とされており、そしてこれらの各枠部に必要な
部材が設置されると共に、球処理径路等が成形されて全
体が単一枠で取扱得るように構成されている。
【0029】より具体的には、前記収容枠部92では、
セット面域93内の上下端部に遊技盤Eに対する位置決
め用ボス95,95が前向きに突設されている一方、セ
ット面域93の下部に、全てのセーフ球用の導出径路と
された左側上段の第1案内路96と、右側下段の第2案
内路97が互いに適宜勾配で成形されて、第2案内路9
6の下流端が遊技補助枠部101の裏側に向けて成形さ
れた集合排出路98に連絡されており、また、セット面
域93の下端面、つまり遊技補助枠部101上端の整合
受け面102の中央に、アウト球用の受け口99が開口
されて同補助枠部101裏側の処理路271に連絡され
ている。ただし、第2案内路96の下流部前面には、区
画蓋板100が取着されて受け口99と区画されている
(図33及び図34参照)。
セット面域93内の上下端部に遊技盤Eに対する位置決
め用ボス95,95が前向きに突設されている一方、セ
ット面域93の下部に、全てのセーフ球用の導出径路と
された左側上段の第1案内路96と、右側下段の第2案
内路97が互いに適宜勾配で成形されて、第2案内路9
6の下流端が遊技補助枠部101の裏側に向けて成形さ
れた集合排出路98に連絡されており、また、セット面
域93の下端面、つまり遊技補助枠部101上端の整合
受け面102の中央に、アウト球用の受け口99が開口
されて同補助枠部101裏側の処理路271に連絡され
ている。ただし、第2案内路96の下流部前面には、区
画蓋板100が取着されて受け口99と区画されている
(図33及び図34参照)。
【0030】また、前記遊技補助枠部101では、図1
2、図15、図20、及び図34に示すように、前面右
側に打球用の発射レール具103が取着セットされてい
る一方、前面左側に賞球用の第1,第2給出口108,
109及び迂回路110が成形されており、そして、下
端縁から前方に向けて回収受け板111が成形されて、
同受け板111中央の集合凹口112及び迂回路110
が共通の通出口113に連絡されている。発射レール具
103は、補助枠部101前面に位置決め固定される支
持盤104の前面に斜め状のレール105が取着されて
おり、このレール105下端の球受け口106(発射位
置ともいう)の内側に、後述する打球発射装置Hの打球
杆235に対する逃し口107が形成されてセット枠D
の開閉時において、レール105と打球杆235との干
渉が回避されて、セット枠Dが楽に開閉できるようにな
っている(図35、図36、図37、及び図53参
照)。また、上段の第1給出口108は、前枠B側の球
排出路24に直接整合されて後述する上の球受け皿F側
に連絡され、下段の第2給出口109は、最終的に後述
する下の球受け皿G側に連絡されるようになっている。
なお、迂回路110の開口前面には、受け樋114が取
着されている。
2、図15、図20、及び図34に示すように、前面右
側に打球用の発射レール具103が取着セットされてい
る一方、前面左側に賞球用の第1,第2給出口108,
109及び迂回路110が成形されており、そして、下
端縁から前方に向けて回収受け板111が成形されて、
同受け板111中央の集合凹口112及び迂回路110
が共通の通出口113に連絡されている。発射レール具
103は、補助枠部101前面に位置決め固定される支
持盤104の前面に斜め状のレール105が取着されて
おり、このレール105下端の球受け口106(発射位
置ともいう)の内側に、後述する打球発射装置Hの打球
杆235に対する逃し口107が形成されてセット枠D
の開閉時において、レール105と打球杆235との干
渉が回避されて、セット枠Dが楽に開閉できるようにな
っている(図35、図36、図37、及び図53参
照)。また、上段の第1給出口108は、前枠B側の球
排出路24に直接整合されて後述する上の球受け皿F側
に連絡され、下段の第2給出口109は、最終的に後述
する下の球受け皿G側に連絡されるようになっている。
なお、迂回路110の開口前面には、受け樋114が取
着されている。
【0031】なお、このセット枠Dは、左側を支点とし
て開閉できる形態とされていることに対応して、後述す
るように、その基枠本体91の左側上下部に連結支持手
段115,115が設置され、右側上部に第1施錠保持
手段120が組み付けられており、そして、右側下部が
外枠A側の第2施錠保持手段127により保持されるよ
うになっている。また、前記セット面域93周囲の4ケ
所には、遊技盤Eに対するセット保持手段137が配設
されている。
て開閉できる形態とされていることに対応して、後述す
るように、その基枠本体91の左側上下部に連結支持手
段115,115が設置され、右側上部に第1施錠保持
手段120が組み付けられており、そして、右側下部が
外枠A側の第2施錠保持手段127により保持されるよ
うになっている。また、前記セット面域93周囲の4ケ
所には、遊技盤Eに対するセット保持手段137が配設
されている。
【0032】前述した外枠Aとセット枠Dとに係る上下
の連結支持手段115,115については、双方共に図
22、図23、図33、図34、及び図38に示すよう
に、簡単に着脱ができるピン・孔の嵌め合い連結形態の
ものであって、左側枠杆2内側に位置決め固定された受
け金具116に対して基枠本体91前面に固定された掛
け金具117がピン118及び支孔119を介して連結
支持されている。また、外枠Aに対するセット枠Dの第
1施錠保持手段120については、図12、図33、図
39、及び図40に示すように、基枠本体91の右側上
部に画成された凹部121内に支軸122で支持された
操作レバー123と、同凹部121内の支持筒部124
に縦挿支持された昇降施錠杆125とがラックピニオン
の連繋部126を介して連繋されており、そして、この
昇降施錠杆125の上端が支持筒部124の口124a
から外枠Aの上枠杆1における前記位置決め口6に対し
て出没可能に係合できるようになっており、操作レバー
123の操作により手早く簡単に施錠、解錠ができる。
の連結支持手段115,115については、双方共に図
22、図23、図33、図34、及び図38に示すよう
に、簡単に着脱ができるピン・孔の嵌め合い連結形態の
ものであって、左側枠杆2内側に位置決め固定された受
け金具116に対して基枠本体91前面に固定された掛
け金具117がピン118及び支孔119を介して連結
支持されている。また、外枠Aに対するセット枠Dの第
1施錠保持手段120については、図12、図33、図
39、及び図40に示すように、基枠本体91の右側上
部に画成された凹部121内に支軸122で支持された
操作レバー123と、同凹部121内の支持筒部124
に縦挿支持された昇降施錠杆125とがラックピニオン
の連繋部126を介して連繋されており、そして、この
昇降施錠杆125の上端が支持筒部124の口124a
から外枠Aの上枠杆1における前記位置決め口6に対し
て出没可能に係合できるようになっており、操作レバー
123の操作により手早く簡単に施錠、解錠ができる。
【0033】一方、外枠Aに対するセット枠Dの第2施
錠保持手段127については、図34、図35、及び図
36に示すように、支持枠盤4の右上内部に支軸129
で支持されたほぼ円形状の施錠盤128が摘み130を
利用して回動し得るようになっており、この施錠盤12
8に成形された係合部128aが前記発射レール具10
3の支持盤104の一部(図示右下部)に対して弾性的
に係脱できるようになっている。なお、この第2施錠保
持手段127とも関連して外枠Aに対するセット枠Dの
位置決め手段150として、図35、図36、及び図3
7に示すように、前記発射レール具103の支持盤10
4裏側にピン150Aが突出されている一方、支持枠盤
4の上部前面に孔150Bが形成されており、両者15
0A,150Bの嵌挿により、外枠Aに対してセット枠
Dの右側(反開閉支点側)の下部が好適に位置決めされ
るようになっている。
錠保持手段127については、図34、図35、及び図
36に示すように、支持枠盤4の右上内部に支軸129
で支持されたほぼ円形状の施錠盤128が摘み130を
利用して回動し得るようになっており、この施錠盤12
8に成形された係合部128aが前記発射レール具10
3の支持盤104の一部(図示右下部)に対して弾性的
に係脱できるようになっている。なお、この第2施錠保
持手段127とも関連して外枠Aに対するセット枠Dの
位置決め手段150として、図35、図36、及び図3
7に示すように、前記発射レール具103の支持盤10
4裏側にピン150Aが突出されている一方、支持枠盤
4の上部前面に孔150Bが形成されており、両者15
0A,150Bの嵌挿により、外枠Aに対してセット枠
Dの右側(反開閉支点側)の下部が好適に位置決めされ
るようになっている。
【0034】上記したように、本実施例においては、セ
ット枠Dを外枠Aに対して掛け金具117を受け金具1
18に嵌め合わせるだけで簡単に開閉及び着脱可能に組
み付けられるので、その組み付け時間を短縮することが
できて作業能率を向上せしめることができる。また、こ
の場合、前枠Bを外枠Aに組り付けた後にセット枠Dを
組り付けることも、あるいは外枠Aにセット枠Dを組み
付けた後に外枠Aに前枠Bを組み付けることもできるの
で、組付手順・工程を任意に設定することによりパチン
コ機の組付時間を短縮し、あるいはスピードアップを図
ることができ、ひいては生産性の向上を図ることができ
る。また、外枠A及び前枠Bに対する前記した装飾ガラ
ス扉C、セット枠Dの組付作業態勢は、外枠A及び前枠
Bを倒伏した状態又は縦向き、横向きの起立した状態の
いずれでも可能であり、しかも外枠A及び前枠Bの前後
方向からの組付作業が行えるので、各セット枠の移送過
程における組付作業間隔を短くして生産性の向上を図り
得、このような複数の組付作業態勢の中から任意の作業
態勢を選択することにより更に生産性の向上を図ること
が可能となっている。
ット枠Dを外枠Aに対して掛け金具117を受け金具1
18に嵌め合わせるだけで簡単に開閉及び着脱可能に組
み付けられるので、その組み付け時間を短縮することが
できて作業能率を向上せしめることができる。また、こ
の場合、前枠Bを外枠Aに組り付けた後にセット枠Dを
組り付けることも、あるいは外枠Aにセット枠Dを組み
付けた後に外枠Aに前枠Bを組み付けることもできるの
で、組付手順・工程を任意に設定することによりパチン
コ機の組付時間を短縮し、あるいはスピードアップを図
ることができ、ひいては生産性の向上を図ることができ
る。また、外枠A及び前枠Bに対する前記した装飾ガラ
ス扉C、セット枠Dの組付作業態勢は、外枠A及び前枠
Bを倒伏した状態又は縦向き、横向きの起立した状態の
いずれでも可能であり、しかも外枠A及び前枠Bの前後
方向からの組付作業が行えるので、各セット枠の移送過
程における組付作業間隔を短くして生産性の向上を図り
得、このような複数の組付作業態勢の中から任意の作業
態勢を選択することにより更に生産性の向上を図ること
が可能となっている。
【0035】[遊技盤E]前述のセット枠D内にセット
される遊技盤Eは、図2、図4、及び図10に示すよう
に、収容枠部92のセット面域93内周に適合する一定
方形サイズに成形されて、その前面に取着された円弧形
の案内レール131内に所要のゲーム内容を展開し得る
遊技領域132が構成されており、そして、前記位置決
めボス95に対する孔133と、左右に必要に応じて形
成された指掛け部134及び後述するセット保持手段1
37を利用して前記遊技補助枠部101の整合受け面1
02に基準合わせしたもとで前面側から着脱交換可能に
セットされる。この遊技盤Eについては、本発明の主た
る要旨としないために詳細な説明は省略し、遊技領域1
32では、機種毎のゲーム内容に応じた図柄可変表示装
置、特別電動式入賞装置や各種入賞具、遊技釘等の遊技
部品で構成されている一例を図2に略示する程度に止め
る。ただし、各種の遊技部品等の裏側は、前記窓口94
内に位置するセーフ球用の集合カバー135で覆蓋され
(図3参照)、また、アウト口136は、前記受け口9
9と連絡される。一方、案内レール131下端と、前記
発射レール具103のレール105上端との空間部がフ
ァール球用の戻し口(ファール口ともいう)とされて、
前記受け樋114に連絡される。なお、前記装飾ガラス
扉Cにおける円弧レール壁62を利用する場合には、案
内レール131の一部が省略できる(図4参照)。ま
た、それぞれの入賞装置内に組み込まれたセーフ球用の
スイッチの検出信号は、遊技基盤149に入力されて制
御基盤339との間で応答処理される。
される遊技盤Eは、図2、図4、及び図10に示すよう
に、収容枠部92のセット面域93内周に適合する一定
方形サイズに成形されて、その前面に取着された円弧形
の案内レール131内に所要のゲーム内容を展開し得る
遊技領域132が構成されており、そして、前記位置決
めボス95に対する孔133と、左右に必要に応じて形
成された指掛け部134及び後述するセット保持手段1
37を利用して前記遊技補助枠部101の整合受け面1
02に基準合わせしたもとで前面側から着脱交換可能に
セットされる。この遊技盤Eについては、本発明の主た
る要旨としないために詳細な説明は省略し、遊技領域1
32では、機種毎のゲーム内容に応じた図柄可変表示装
置、特別電動式入賞装置や各種入賞具、遊技釘等の遊技
部品で構成されている一例を図2に略示する程度に止め
る。ただし、各種の遊技部品等の裏側は、前記窓口94
内に位置するセーフ球用の集合カバー135で覆蓋され
(図3参照)、また、アウト口136は、前記受け口9
9と連絡される。一方、案内レール131下端と、前記
発射レール具103のレール105上端との空間部がフ
ァール球用の戻し口(ファール口ともいう)とされて、
前記受け樋114に連絡される。なお、前記装飾ガラス
扉Cにおける円弧レール壁62を利用する場合には、案
内レール131の一部が省略できる(図4参照)。ま
た、それぞれの入賞装置内に組み込まれたセーフ球用の
スイッチの検出信号は、遊技基盤149に入力されて制
御基盤339との間で応答処理される。
【0036】この遊技盤Eに係る前記4カ所のセット保
持手段137については、長さ等に多少の差異があって
もいずれも同様なハンドル操作形態のものとされてい
る。即ち、図12、図13、図33、図35、図39、
図40、図59、及び図60に示すようにセット枠Dの
各部に画成された凹部138内の支持筒部139にハン
ドル140の回動軸141が前後に挿通支持されてお
り、この回動軸141に凹部138内側の係合部142
に対する係合片144と遊技盤E前面に対する施錠片1
45とを同一の向きで成形した保持具143が嵌挿連結
されている。そして、セット枠Dの裏側でのハンドル1
40の操作により回動軸141と共に保持具143が回
動されて施錠片145を遊技盤Eの前面に対する係合
(施錠)と解放(解錠)との状態に変化し得るようにな
っている。また、このセット保持手段137では、前側
からの操作としてハンドルキー状の操作具147を保持
具143前端に形成された係合口146に係合して回動
することにより、前述と同様に係合・解放の状態に切換
し得るようになっている(図39参照)。
持手段137については、長さ等に多少の差異があって
もいずれも同様なハンドル操作形態のものとされてい
る。即ち、図12、図13、図33、図35、図39、
図40、図59、及び図60に示すようにセット枠Dの
各部に画成された凹部138内の支持筒部139にハン
ドル140の回動軸141が前後に挿通支持されてお
り、この回動軸141に凹部138内側の係合部142
に対する係合片144と遊技盤E前面に対する施錠片1
45とを同一の向きで成形した保持具143が嵌挿連結
されている。そして、セット枠Dの裏側でのハンドル1
40の操作により回動軸141と共に保持具143が回
動されて施錠片145を遊技盤Eの前面に対する係合
(施錠)と解放(解錠)との状態に変化し得るようにな
っている。また、このセット保持手段137では、前側
からの操作としてハンドルキー状の操作具147を保持
具143前端に形成された係合口146に係合して回動
することにより、前述と同様に係合・解放の状態に切換
し得るようになっている(図39参照)。
【0037】[上の球受け皿F]上の球受け皿Fは、前
述の前枠Bの下部内に組み付けセットされてユニット化
されたものであって、その基本的な構成として、主とし
て図8、図14、図15、図41、図42、及び図43
に示すように、前記本体枠11側に形成された外装保護
用の外郭枠体16に対して、主体となる皿本体151
と、この皿本体151の上周囲に沿った補強支板156
と、外郭枠体16の下部に沿った受け枠体157とがそ
れぞれ組み付けられており、そして、皿本体151の裏
面が本体枠11の下部裏面に亘って取着された支持板1
58により覆蓋されている。皿本体151については、
その上内部に前記内枠18側の球出口25と整合された
受け皿部152と、球を整列化して後述の球送り装置I
側へ送出し得る整流路153が所要の勾配をもって一連
に成形されており、また、裏側には、整流路153の出
口154底面側に連絡された球抜き路155が成形され
て、右側部に構成された球抜き部161で開閉されるよ
うになっている。なお、皿本体151は、予め支持板1
58の前面に取着されたもとで外郭枠体16内に組込み
セットされるようになっている。前記補強支板156
は、外郭枠体16のフランジ部16aの下面に組み合わ
されて内枠18と共に取着されている。また、受け枠体
157は、外郭枠体16の下周部と本体枠11の下縁と
に組み合わされて取着されると共に、皿本体151とも
組み付けられている。そして、前記支持板158は、薄
肉金属板より横長方形状に成形されて本体枠11の基枠
部12、内枠18及び皿本体151の裏側に亘り取着さ
れており、上記整流路153と球抜き路155の各球出
口に対する連絡口159やハーネス用の止め具160等
が設けられている(図5、図57参照)。
述の前枠Bの下部内に組み付けセットされてユニット化
されたものであって、その基本的な構成として、主とし
て図8、図14、図15、図41、図42、及び図43
に示すように、前記本体枠11側に形成された外装保護
用の外郭枠体16に対して、主体となる皿本体151
と、この皿本体151の上周囲に沿った補強支板156
と、外郭枠体16の下部に沿った受け枠体157とがそ
れぞれ組み付けられており、そして、皿本体151の裏
面が本体枠11の下部裏面に亘って取着された支持板1
58により覆蓋されている。皿本体151については、
その上内部に前記内枠18側の球出口25と整合された
受け皿部152と、球を整列化して後述の球送り装置I
側へ送出し得る整流路153が所要の勾配をもって一連
に成形されており、また、裏側には、整流路153の出
口154底面側に連絡された球抜き路155が成形され
て、右側部に構成された球抜き部161で開閉されるよ
うになっている。なお、皿本体151は、予め支持板1
58の前面に取着されたもとで外郭枠体16内に組込み
セットされるようになっている。前記補強支板156
は、外郭枠体16のフランジ部16aの下面に組み合わ
されて内枠18と共に取着されている。また、受け枠体
157は、外郭枠体16の下周部と本体枠11の下縁と
に組み合わされて取着されると共に、皿本体151とも
組み付けられている。そして、前記支持板158は、薄
肉金属板より横長方形状に成形されて本体枠11の基枠
部12、内枠18及び皿本体151の裏側に亘り取着さ
れており、上記整流路153と球抜き路155の各球出
口に対する連絡口159やハーネス用の止め具160等
が設けられている(図5、図57参照)。
【0038】皿本体151における上記球抜き部161
では、図41、図42、図43、及び図44に示すよう
に、皿本体151の前側に一体成形された横長の案内保
持枠162に左右方向へ移動可能に組み込まれてバネ1
64で常には閉鎖方向(図示右方)に付勢されて可動体
(開閉部材)163と、この可動体163の内側に成形さ
れて案内保持枠162のスリット口165から整流路1
53の出口154の底面側に延出された開閉舌片(開閉
部材)166と、前記外郭枠体16の右側の案内口部1
67の前面側に組み付けられて可動体163に連繋され
た操作盤168とが主体とされており、外郭枠体16の
前面において操作盤168を右方へ操作することによ
り、可動体163の移動にともない開閉舌片166が出
口154の底面側を開放して整流路153と球抜き路1
55とを連通し得るようになっている。ただし、出口1
54は、後述する球送り装置Iの球通路に連通して前記
発射レール具103の発射位置側に連絡され(図57及
び図58参照)、また、球抜き路155の下端出口は、
前記セット枠Dにおける回収受け板111の集合凹口1
12に連絡されるようになっている(図20参照)。な
お、可動体163は、案内保持枠162前側に取着され
たカバー169で保持されており、開閉舌片166は、
通常の閉鎖状態において、出口154に位置する遊技球
を球送り装置I側へ送出案内し得るようになっている。
では、図41、図42、図43、及び図44に示すよう
に、皿本体151の前側に一体成形された横長の案内保
持枠162に左右方向へ移動可能に組み込まれてバネ1
64で常には閉鎖方向(図示右方)に付勢されて可動体
(開閉部材)163と、この可動体163の内側に成形さ
れて案内保持枠162のスリット口165から整流路1
53の出口154の底面側に延出された開閉舌片(開閉
部材)166と、前記外郭枠体16の右側の案内口部1
67の前面側に組み付けられて可動体163に連繋され
た操作盤168とが主体とされており、外郭枠体16の
前面において操作盤168を右方へ操作することによ
り、可動体163の移動にともない開閉舌片166が出
口154の底面側を開放して整流路153と球抜き路1
55とを連通し得るようになっている。ただし、出口1
54は、後述する球送り装置Iの球通路に連通して前記
発射レール具103の発射位置側に連絡され(図57及
び図58参照)、また、球抜き路155の下端出口は、
前記セット枠Dにおける回収受け板111の集合凹口1
12に連絡されるようになっている(図20参照)。な
お、可動体163は、案内保持枠162前側に取着され
たカバー169で保持されており、開閉舌片166は、
通常の閉鎖状態において、出口154に位置する遊技球
を球送り装置I側へ送出案内し得るようになっている。
【0039】上述した上の球受け皿Fにおいては、必要
に応じて使用されるその余の付属部品として、左側にス
ピーカ170及び球抜き用のスイッチ175が組み込ま
れ、また、右側に球貸し操作部179が装備されてい
る。スピーカ170は、図16、図41、及び図42に
示すように、皿本体151の左前側に成形された収容部
171及びカバー172の間に前向きに収容セットされ
ており、そして、発生した音声・メロディー等を前記外
郭枠体16の左側に取着された蓋173の各スリット状
の透過口174を利用して前方に好適に放出し得るよう
になっている。また、スイッチ175は、前記セット枠
Dにおける後述の球処理機構部J内の貯留球を機外へ抜
き出すための球抜き信号発生用手段とされて、図16、
図41、及び図42に示すように、皿本体151の左側
に成形されたホルダー部176内に組み込まれており、
その検知部が蓋173に設けた小孔177に前側から挿
入される細杆状の操作具178で操作されることによ
り、ON(検知)状態とされるようになっている。
に応じて使用されるその余の付属部品として、左側にス
ピーカ170及び球抜き用のスイッチ175が組み込ま
れ、また、右側に球貸し操作部179が装備されてい
る。スピーカ170は、図16、図41、及び図42に
示すように、皿本体151の左前側に成形された収容部
171及びカバー172の間に前向きに収容セットされ
ており、そして、発生した音声・メロディー等を前記外
郭枠体16の左側に取着された蓋173の各スリット状
の透過口174を利用して前方に好適に放出し得るよう
になっている。また、スイッチ175は、前記セット枠
Dにおける後述の球処理機構部J内の貯留球を機外へ抜
き出すための球抜き信号発生用手段とされて、図16、
図41、及び図42に示すように、皿本体151の左側
に成形されたホルダー部176内に組み込まれており、
その検知部が蓋173に設けた小孔177に前側から挿
入される細杆状の操作具178で操作されることによ
り、ON(検知)状態とされるようになっている。
【0040】一方、上記球貸し操作部179は、当該パ
チンコ機が球貸し型式とされている場合に対応して使用
される前提にあって、球貸し媒体として必要な情報が記
録されたカード(図示しない)を利用して当該パチンコ
機の貯留球(後述する球処理機構部J内の貯留球)を遊
技球として遊技者側に貸し出す操作をなすためのもので
あって、図14、図17、図41、図42、及び図44
に示すように、前記皿本体151の右前側(球抜き部1
61の上方)に組み付けられた支持盤180上におい
て、カードの情報処理部181(図76のみに示す)の
制御に基づいて球貸し保有金額(残高を含む)を表示す
る表示具182と、球貸し操作用の貸出スイッチ183
及びカード返却操作用の返却スイッチ184が配設され
て前記外郭枠体16と皿本体151との間に組み付けら
れた透明な操作盤185で覆蓋されている。なお、カー
ドの保有金額が最高1万円までとされた例において、表
示具182では、100の1桁から10000の3桁ま
での条件範囲で100円単位毎に可変表示し得るデジタ
ル表示形態のものとされ、また、各スイッチ183,1
84は、押しボタン形態のものとされており、そしてこ
れら表示具182及びスイッチ183,184は、情報
処理部181と共に後述の制御基盤339に接続されて
入出力制御される。
チンコ機が球貸し型式とされている場合に対応して使用
される前提にあって、球貸し媒体として必要な情報が記
録されたカード(図示しない)を利用して当該パチンコ
機の貯留球(後述する球処理機構部J内の貯留球)を遊
技球として遊技者側に貸し出す操作をなすためのもので
あって、図14、図17、図41、図42、及び図44
に示すように、前記皿本体151の右前側(球抜き部1
61の上方)に組み付けられた支持盤180上におい
て、カードの情報処理部181(図76のみに示す)の
制御に基づいて球貸し保有金額(残高を含む)を表示す
る表示具182と、球貸し操作用の貸出スイッチ183
及びカード返却操作用の返却スイッチ184が配設され
て前記外郭枠体16と皿本体151との間に組み付けら
れた透明な操作盤185で覆蓋されている。なお、カー
ドの保有金額が最高1万円までとされた例において、表
示具182では、100の1桁から10000の3桁ま
での条件範囲で100円単位毎に可変表示し得るデジタ
ル表示形態のものとされ、また、各スイッチ183,1
84は、押しボタン形態のものとされており、そしてこ
れら表示具182及びスイッチ183,184は、情報
処理部181と共に後述の制御基盤339に接続されて
入出力制御される。
【0041】このように、本実施例においては、外枠A
とは別個に製作される前枠Bに成形された外郭枠体16
内に、実体皿部としての皿本体151を組込みセットす
るだけで、上の球受け皿Fが構成し得ると共に、前枠に
対してユニット化し得る。また、上の球受け皿Fについ
ては、前枠の外郭枠体16を外装保護部として利用する
ことにより、実質的には、皿本体151を主体構成部材
とし得、その構成を簡略化し得ると共に、組付けセット
作業の簡素化を図ることができる。更に、外郭枠体16
に皿本体151を組付けセットするだけで、前枠Bにお
ける一定位置に正確で安定良く装置することができるの
で、従来の開閉前板に上の球受け皿が装備セットされた
タイプのものと比較して全ての遊技機を観た場合、上の
球受け皿Fの位置の統一化を図ることができ、また、球
受け皿F自体のガタ付き等が一切生じないことから、排
出される賞球の良好且つ円滑な受け入れ、及び球送り装
置I側に対する適正且つ安定した球の送出を長く好適に
果たすことができる。
とは別個に製作される前枠Bに成形された外郭枠体16
内に、実体皿部としての皿本体151を組込みセットす
るだけで、上の球受け皿Fが構成し得ると共に、前枠に
対してユニット化し得る。また、上の球受け皿Fについ
ては、前枠の外郭枠体16を外装保護部として利用する
ことにより、実質的には、皿本体151を主体構成部材
とし得、その構成を簡略化し得ると共に、組付けセット
作業の簡素化を図ることができる。更に、外郭枠体16
に皿本体151を組付けセットするだけで、前枠Bにお
ける一定位置に正確で安定良く装置することができるの
で、従来の開閉前板に上の球受け皿が装備セットされた
タイプのものと比較して全ての遊技機を観た場合、上の
球受け皿Fの位置の統一化を図ることができ、また、球
受け皿F自体のガタ付き等が一切生じないことから、排
出される賞球の良好且つ円滑な受け入れ、及び球送り装
置I側に対する適正且つ安定した球の送出を長く好適に
果たすことができる。
【0042】[下の球受け皿G]下の球受け皿Gは、図
6、図19、図20、図45、及び図46に示すよう
に、その基本的な構成として外枠Aの前面に整合位置す
るセット支板191と、このセット支板191の前方に
整合位置する外郭枠体193と、この両者191,19
3間に整合位置する皿本体197が組み付けられて、全
体が1つのユニット皿として構成されており、そして、
セット支板191単位で外枠Aの支持枠盤4前面に合わ
せて装着セットされている。セット支板191は、支持
枠盤4の前盤部4aの前面及び上縁に整合するほぼ横長
方形状に成形されて、その中央部にセット口7内に整合
される球出口192が成形されている。また、外郭枠体
193では、セット支板191を組合せ得る形状に成形
されて、その内側に皿本体用の収容セット部194が成
形され、右側に支持枠盤4のセット台部8及びセット口
9に対する覆蓋部195が成形されている。なお、この
覆蓋部195には、後述する打球発射装置Hの操作部H
1に対する挿通円孔196が成形されてセット台部8の
支持ボス部225を前方に挿通し得るようになってお
り、また同覆蓋部195の前側が操作部H1に対する操
作用空間とされている(図49参照)。そして、皿本体
197では、セット支板191と外郭枠体193の収容
セット部194の間に組合せ得るほぼ舟形状に成形され
て、その中央部に球出口192と連絡される収容部19
8が成形されている。
6、図19、図20、図45、及び図46に示すよう
に、その基本的な構成として外枠Aの前面に整合位置す
るセット支板191と、このセット支板191の前方に
整合位置する外郭枠体193と、この両者191,19
3間に整合位置する皿本体197が組み付けられて、全
体が1つのユニット皿として構成されており、そして、
セット支板191単位で外枠Aの支持枠盤4前面に合わ
せて装着セットされている。セット支板191は、支持
枠盤4の前盤部4aの前面及び上縁に整合するほぼ横長
方形状に成形されて、その中央部にセット口7内に整合
される球出口192が成形されている。また、外郭枠体
193では、セット支板191を組合せ得る形状に成形
されて、その内側に皿本体用の収容セット部194が成
形され、右側に支持枠盤4のセット台部8及びセット口
9に対する覆蓋部195が成形されている。なお、この
覆蓋部195には、後述する打球発射装置Hの操作部H
1に対する挿通円孔196が成形されてセット台部8の
支持ボス部225を前方に挿通し得るようになってお
り、また同覆蓋部195の前側が操作部H1に対する操
作用空間とされている(図49参照)。そして、皿本体
197では、セット支板191と外郭枠体193の収容
セット部194の間に組合せ得るほぼ舟形状に成形され
て、その中央部に球出口192と連絡される収容部19
8が成形されている。
【0043】そして、この下の球受け皿Gにおいては、
皿本体197の収容部198内の球(獲得した賞球)を
球抜き部199により皿外へ抜き出し得る。即ち、球抜
き部199については、図19、図20、図45、図4
6、図47に示すように、収容部198の底板に成形さ
れた球抜き口200と、外郭枠体193の収容セット部
194下面に組み付けられた案内保持枠201における
案内口202とが上下に整合されている一方、案内保持
枠201内に組み込まれた左右移動形式の開閉操作板2
03が、その開閉部204を双方の口200,202の
間に挿入位置させている。そして、外郭枠体193の下
部前側に位置する操作摘み205を利用して開閉操作板
203を左方へ移動操作することにより、開閉部204
が変位して両口200,202を開放連通するようにな
っている。なお、外郭枠体193の収容セット部194
の底板には、球抜き口200に対する開口部が成形さ
れ、また、開閉操作板203は、バネ206により常に
は閉鎖方向(図示右方)に付勢されて開閉部204で両
口200,202を閉鎖しており、その前端に上記操作
摘み205を一体成形している。
皿本体197の収容部198内の球(獲得した賞球)を
球抜き部199により皿外へ抜き出し得る。即ち、球抜
き部199については、図19、図20、図45、図4
6、図47に示すように、収容部198の底板に成形さ
れた球抜き口200と、外郭枠体193の収容セット部
194下面に組み付けられた案内保持枠201における
案内口202とが上下に整合されている一方、案内保持
枠201内に組み込まれた左右移動形式の開閉操作板2
03が、その開閉部204を双方の口200,202の
間に挿入位置させている。そして、外郭枠体193の下
部前側に位置する操作摘み205を利用して開閉操作板
203を左方へ移動操作することにより、開閉部204
が変位して両口200,202を開放連通するようにな
っている。なお、外郭枠体193の収容セット部194
の底板には、球抜き口200に対する開口部が成形さ
れ、また、開閉操作板203は、バネ206により常に
は閉鎖方向(図示右方)に付勢されて開閉部204で両
口200,202を閉鎖しており、その前端に上記操作
摘み205を一体成形している。
【0044】なお、前述した下球受け皿Gにおいては、
その余の付属部品等として、外郭枠体193と皿本体1
97とに亘って成形された上下の設置凹部207に、前
後反転式の灰皿208が付設されており、また、左端部
に押しボタンスイッチ形態の操作部209が組み込まれ
ている。この操作部209については、図19、図4
5、及び図48に示すように、前記セット支板191の
左端前部に突出成形された保持台部210にスイッチ2
11及び操作具212が組み付けられており、操作具2
12の押しボタン213が、外郭枠体193左端部の筐
部216に成形された口217に臨んで前方から操作で
きるようになっている。因に、操作具212は、保持台
部210の係合口214に対してフック215を利用し
て着脱可能に取着されており、この操作具212で操作
されるスイッチ211は、前記遊技盤Eにおける図柄可
変表示装置に対する変動制御、各種の電気部材や電動制
御部に対するリセット用あるいは遊技者による連絡用等
の信号発生用手段として、各種形式のものが適宜選択さ
れて必要に応じて使用可能とされる。ただし、不要な場
合には、スイッチ211が取り外しできるようになって
いる。
その余の付属部品等として、外郭枠体193と皿本体1
97とに亘って成形された上下の設置凹部207に、前
後反転式の灰皿208が付設されており、また、左端部
に押しボタンスイッチ形態の操作部209が組み込まれ
ている。この操作部209については、図19、図4
5、及び図48に示すように、前記セット支板191の
左端前部に突出成形された保持台部210にスイッチ2
11及び操作具212が組み付けられており、操作具2
12の押しボタン213が、外郭枠体193左端部の筐
部216に成形された口217に臨んで前方から操作で
きるようになっている。因に、操作具212は、保持台
部210の係合口214に対してフック215を利用し
て着脱可能に取着されており、この操作具212で操作
されるスイッチ211は、前記遊技盤Eにおける図柄可
変表示装置に対する変動制御、各種の電気部材や電動制
御部に対するリセット用あるいは遊技者による連絡用等
の信号発生用手段として、各種形式のものが適宜選択さ
れて必要に応じて使用可能とされる。ただし、不要な場
合には、スイッチ211が取り外しできるようになって
いる。
【0045】[打球発射装置H]打球発射装置Hは、遊
技者による操作に基づいて上の球受け皿F側から球送り
装置Iを介して前記発射レール具103の発射位置に1
球ずつ送り込まれた遊技球を遊技盤E内に向けて打ち出
すモータ駆動形態のものであって、主として図19、図
46、図49、図50、及び図53に示すように、基本
的な構成として大別的には、球円筒状のグリップにユニ
ット化されて下の球受け皿Gの右前方において遊技者に
より操作される操作部H1(ハンドル部ともいう)と、
外枠Aの支持枠盤4裏側において遊技球を1球ずつ打ち
出すための打球作動部H2と、操作部H1での操作入力
条件に基づいて駆動されて打球操作部H2を定時的に作
動するモータ駆動部H3と、操作力の伝達及び打球弾発
力の調整を図る弾発力調整機構部H4等を備えており、
そして、これらの各部H1,H2,H3,H4が、予め
前側ユニット部と、後側ユニット部とに区分されたもと
で、外枠Aの支持枠盤4におけるセット台部8を主体と
してその前後にそれぞれ組み付けセットされている。
技者による操作に基づいて上の球受け皿F側から球送り
装置Iを介して前記発射レール具103の発射位置に1
球ずつ送り込まれた遊技球を遊技盤E内に向けて打ち出
すモータ駆動形態のものであって、主として図19、図
46、図49、図50、及び図53に示すように、基本
的な構成として大別的には、球円筒状のグリップにユニ
ット化されて下の球受け皿Gの右前方において遊技者に
より操作される操作部H1(ハンドル部ともいう)と、
外枠Aの支持枠盤4裏側において遊技球を1球ずつ打ち
出すための打球作動部H2と、操作部H1での操作入力
条件に基づいて駆動されて打球操作部H2を定時的に作
動するモータ駆動部H3と、操作力の伝達及び打球弾発
力の調整を図る弾発力調整機構部H4等を備えており、
そして、これらの各部H1,H2,H3,H4が、予め
前側ユニット部と、後側ユニット部とに区分されたもと
で、外枠Aの支持枠盤4におけるセット台部8を主体と
してその前後にそれぞれ組み付けセットされている。
【0046】まず、操作部H1については、図49及び
図50に示すように、前記セット台部8に対する支持筒
体221と、同支持筒体221の前側に整合固定された
支持円盤222及びキャップ体223と、この両者22
2,223間に組み込まれた回動操作環224とにより
ユニット化されている。そして、この操作部H1は、図
46、図49に示すように直接的には支持筒体221の
円筒部を、下の球受け皿Gの外郭枠体193の挿通円孔
195に挿通すると共に、セット台部8の前方に突設さ
れた筒状の支持ボス部225に嵌挿連結して、外郭枠体
193の覆蓋部195前側の操作用空間部内に装備セッ
トされている。また、モータ駆動部H3に対する入力手
段として支持円盤222とキャップ体223の間にレバ
ー状の操作片226でON・OFFされるスイッチ22
7が組み込まれていると共に、回動操作環224の外表
面に金属メッキによるタッチ感知面228が成形されて
いる。ただし、回動操作環224に連結された回動軸2
29は、支持ボス部225の軸孔230からセット台部
8の裏側へ挿通されている。また、タッチ感知面228
と後述の駆動基盤259内のタッチ回路とを合わせて便
宜上タッチスイッチともいう。
図50に示すように、前記セット台部8に対する支持筒
体221と、同支持筒体221の前側に整合固定された
支持円盤222及びキャップ体223と、この両者22
2,223間に組み込まれた回動操作環224とにより
ユニット化されている。そして、この操作部H1は、図
46、図49に示すように直接的には支持筒体221の
円筒部を、下の球受け皿Gの外郭枠体193の挿通円孔
195に挿通すると共に、セット台部8の前方に突設さ
れた筒状の支持ボス部225に嵌挿連結して、外郭枠体
193の覆蓋部195前側の操作用空間部内に装備セッ
トされている。また、モータ駆動部H3に対する入力手
段として支持円盤222とキャップ体223の間にレバ
ー状の操作片226でON・OFFされるスイッチ22
7が組み込まれていると共に、回動操作環224の外表
面に金属メッキによるタッチ感知面228が成形されて
いる。ただし、回動操作環224に連結された回動軸2
29は、支持ボス部225の軸孔230からセット台部
8の裏側へ挿通されている。また、タッチ感知面228
と後述の駆動基盤259内のタッチ回路とを合わせて便
宜上タッチスイッチともいう。
【0047】なお、操作片226は、回動操作環224
の操作前では、図51に示すように、同操作環224内
側の操作ピン231で拘束されて支持筒体221の内側
に没入した第1状態に保持され、また、回動操作環22
4の操作時には、図52に示すように、操作ピン231
から開放されて支持筒体221の外側に突出した第2状
態に変位されるようになっており、この第2状態に対し
て遊技者の指先で第1状態に変位し得るようになってい
る。これに対してスイッチ227は、リミット形式のも
のが例とされて、操作片226の第1状態と第2状態と
によりON・OFFの検出条件に切り換えられるように
設定されている。因に、このスイッチ227とタッチ感
知面228とにそれぞれ接続されたハーネスは、支持筒
体221の透孔からセット台部8の支持ボス部225に
おける挿通口232を通してモータ駆動部H3側の駆動
基盤259の各入力回路側に接続されるようになってい
る。
の操作前では、図51に示すように、同操作環224内
側の操作ピン231で拘束されて支持筒体221の内側
に没入した第1状態に保持され、また、回動操作環22
4の操作時には、図52に示すように、操作ピン231
から開放されて支持筒体221の外側に突出した第2状
態に変位されるようになっており、この第2状態に対し
て遊技者の指先で第1状態に変位し得るようになってい
る。これに対してスイッチ227は、リミット形式のも
のが例とされて、操作片226の第1状態と第2状態と
によりON・OFFの検出条件に切り換えられるように
設定されている。因に、このスイッチ227とタッチ感
知面228とにそれぞれ接続されたハーネスは、支持筒
体221の透孔からセット台部8の支持ボス部225に
おける挿通口232を通してモータ駆動部H3側の駆動
基盤259の各入力回路側に接続されるようになってい
る。
【0048】また、前記打球作動部H2については、図
49、図50、及び図53に示すように、前記セット台
部8の裏側周囲に固定されたベース233単位で構成さ
れており、このベース233の軸受に支持された回動軸
234の後端に、連繋具236を有する打球杆235が
連結されている。そして、回動軸234が、ベース23
3前側に設置されたコイルバネ形式の付勢保持具237
における付勢回動盤238に連結されているもとで、打
球杆235が所要の付勢力をもって打球動作(弾発、弾
引動作)を行い得るようになっている。ただし、打球杆
235は、支持杆盤4の右上端部に成形されたセット口
241内で往復変位し得、また、その上端の打球頭部2
35aが、前記発射レール具103における逃し口10
7を利用してレール105と干渉しないようにされて発
射位置に臨み得るようになっている(図35、図36、
及び図37参照)。
49、図50、及び図53に示すように、前記セット台
部8の裏側周囲に固定されたベース233単位で構成さ
れており、このベース233の軸受に支持された回動軸
234の後端に、連繋具236を有する打球杆235が
連結されている。そして、回動軸234が、ベース23
3前側に設置されたコイルバネ形式の付勢保持具237
における付勢回動盤238に連結されているもとで、打
球杆235が所要の付勢力をもって打球動作(弾発、弾
引動作)を行い得るようになっている。ただし、打球杆
235は、支持杆盤4の右上端部に成形されたセット口
241内で往復変位し得、また、その上端の打球頭部2
35aが、前記発射レール具103における逃し口10
7を利用してレール105と干渉しないようにされて発
射位置に臨み得るようになっている(図35、図36、
及び図37参照)。
【0049】これに対して前記モータ駆動部H3につい
ては、図49及び図53に示すように、ベース233裏
側に固定された受け台242に一方向回転のモータ24
3が設置されており、その主軸244の前端に連結され
たカム245が、打球杆231の連繋具236に連繋し
て回転駆動力を打球杆231に伝達するようになってい
る。そして、前記支持枠盤4の裏面下部に設置された駆
動基盤259(図3参照)において、前述した各部にお
ける入力・検出手段227,228からの入力・検出信
号に基づいてモータ243が駆動制御されるようになっ
ている。
ては、図49及び図53に示すように、ベース233裏
側に固定された受け台242に一方向回転のモータ24
3が設置されており、その主軸244の前端に連結され
たカム245が、打球杆231の連繋具236に連繋し
て回転駆動力を打球杆231に伝達するようになってい
る。そして、前記支持枠盤4の裏面下部に設置された駆
動基盤259(図3参照)において、前述した各部にお
ける入力・検出手段227,228からの入力・検出信
号に基づいてモータ243が駆動制御されるようになっ
ている。
【0050】更に、前記弾発力調整機構部H4について
は、図49、図50、及び図53に示すように、操作部
H1の回動軸229後端に連結された主ギヤー246
と、セット台部8裏面の支板260に配置された従ギヤ
ー247とが伝達ギヤー248を介して連繋されると共
に、前記ベース233の前側にセットされたクラッチ具
250内の調整ギヤー252と、前記付勢保持具237
における巻取りギヤー239が連繋されている。これに
より前記回動操作環224及び回動軸229の操作量
(角度変位量)に応じて巻取りギヤー239が回動変位
されて付勢保持具237のコイルバネ240の付勢力を
強弱調整し得るようになっている。また、クラッチ具2
50にベース233裏側から操作し得る調整ダイヤル2
53が付設されており、この調整ダイヤル253を一旦
前方に押し込んで回動操作することにより、クラッチ2
51と切り離された調整ギヤー252の回動に従い巻取
りギヤー239が、所要角度分変位されてコイルバネ2
40の付勢力を強弱調整設定し得るようになっている。
なお、付勢保持具237は、前記支持枠盤4のセット口
9に嵌挿されて下の球受け皿Gの外郭枠体193の覆蓋
部195で覆蓋されている。また、調整ダイヤル253
は、ベース233の裏側での操作において、左方へ強
化、右方へ弱化とし得るようになっている。
は、図49、図50、及び図53に示すように、操作部
H1の回動軸229後端に連結された主ギヤー246
と、セット台部8裏面の支板260に配置された従ギヤ
ー247とが伝達ギヤー248を介して連繋されると共
に、前記ベース233の前側にセットされたクラッチ具
250内の調整ギヤー252と、前記付勢保持具237
における巻取りギヤー239が連繋されている。これに
より前記回動操作環224及び回動軸229の操作量
(角度変位量)に応じて巻取りギヤー239が回動変位
されて付勢保持具237のコイルバネ240の付勢力を
強弱調整し得るようになっている。また、クラッチ具2
50にベース233裏側から操作し得る調整ダイヤル2
53が付設されており、この調整ダイヤル253を一旦
前方に押し込んで回動操作することにより、クラッチ2
51と切り離された調整ギヤー252の回動に従い巻取
りギヤー239が、所要角度分変位されてコイルバネ2
40の付勢力を強弱調整設定し得るようになっている。
なお、付勢保持具237は、前記支持枠盤4のセット口
9に嵌挿されて下の球受け皿Gの外郭枠体193の覆蓋
部195で覆蓋されている。また、調整ダイヤル253
は、ベース233の裏側での操作において、左方へ強
化、右方へ弱化とし得るようになっている。
【0051】前述のように構成された打球発射装置Hに
おいては、毎回の打球作動を検出して後述の球送り装置
Iの制御作動を図るための作動検出手段254が組み込
まれている。この作動検出手段254では、直接的には
前記打球杆235の動作位置の確動化を検出する形態の
ものであって、図49及び図53に示すように、前記支
持枠盤4の裏面に取着された保持板255に、打球杆2
35の連杆256に対して状態変化されるレバー状の感
知片257と、この感知片257の変位に対応してON
・OFFされるスイッチ258が配設されている。そし
て、スイッチ258は、リミットスイッチ形式のものが
例とされて、その検出部を直接操作する感知片257
が、弾発端位置(静止待機位置)の打球杆235で拘束
されていることによりOFF状態とされ、また、弾引方
向に変位された打球杆235から解放されたことにより
ON状態とされるように設定されている。ただし、この
スイッチ258は、打球杆235の変位開始直後に感知
片257から解除されてONされる例とし、このON状
態の検出信号が駆動基盤259に入力される毎に基づい
て、打球発射装置Hが確動化されると共に球送り装置I
が1回ずつ適正タイミングで球送り作動制御される。
おいては、毎回の打球作動を検出して後述の球送り装置
Iの制御作動を図るための作動検出手段254が組み込
まれている。この作動検出手段254では、直接的には
前記打球杆235の動作位置の確動化を検出する形態の
ものであって、図49及び図53に示すように、前記支
持枠盤4の裏面に取着された保持板255に、打球杆2
35の連杆256に対して状態変化されるレバー状の感
知片257と、この感知片257の変位に対応してON
・OFFされるスイッチ258が配設されている。そし
て、スイッチ258は、リミットスイッチ形式のものが
例とされて、その検出部を直接操作する感知片257
が、弾発端位置(静止待機位置)の打球杆235で拘束
されていることによりOFF状態とされ、また、弾引方
向に変位された打球杆235から解放されたことにより
ON状態とされるように設定されている。ただし、この
スイッチ258は、打球杆235の変位開始直後に感知
片257から解除されてONされる例とし、このON状
態の検出信号が駆動基盤259に入力される毎に基づい
て、打球発射装置Hが確動化されると共に球送り装置I
が1回ずつ適正タイミングで球送り作動制御される。
【0052】[球送り装置I]球送り装置Iは、前述し
た打球発射装置H側の作動検出手段254側からの検出
信号毎に基づいて、打球作動とタイミングを合わせて協
動的に球送り作動を行う電動制御形態のものであって、
図5、図44、図54、及び図55に示すように、基本
的な構成として、1つのケース261に球送り制御体2
64と電動操作具267とが組み付けられて、全体がカ
セット形式に構成されており、そして、前記上の球受け
皿F裏側における支持板158裏面において、遊技球用
の整流路153の出口154に合わせてケース単位でビ
ス止めセットされている。
た打球発射装置H側の作動検出手段254側からの検出
信号毎に基づいて、打球作動とタイミングを合わせて協
動的に球送り作動を行う電動制御形態のものであって、
図5、図44、図54、及び図55に示すように、基本
的な構成として、1つのケース261に球送り制御体2
64と電動操作具267とが組み付けられて、全体がカ
セット形式に構成されており、そして、前記上の球受け
皿F裏側における支持板158裏面において、遊技球用
の整流路153の出口154に合わせてケース単位でビ
ス止めセットされている。
【0053】この球送り装置Iにおいて、前記ケース2
61では、その中央部に前記出口154と整合連絡され
た上段の受け口262と、前記発射レール具103の所
要位置に臨む下段の送出口263とがそれぞれ球1個分
に適した広さをもって成形されて互いに段差状に連絡さ
れている。また、前記球送り制御体264では、ケース
261の内側に支軸265で昇降傾動自在に支持されて
おり、その反支点側に受け口262の横出口面を実質的
に開閉して受け口262内の球の停止と解放をなす規制
部264aと、受け口262及び送出口263を実質的
に開閉して受け凹部264b内の球の停留と解放送出を
なす送出案内部264cとがそれぞれ成形されている。
61では、その中央部に前記出口154と整合連絡され
た上段の受け口262と、前記発射レール具103の所
要位置に臨む下段の送出口263とがそれぞれ球1個分
に適した広さをもって成形されて互いに段差状に連絡さ
れている。また、前記球送り制御体264では、ケース
261の内側に支軸265で昇降傾動自在に支持されて
おり、その反支点側に受け口262の横出口面を実質的
に開閉して受け口262内の球の停止と解放をなす規制
部264aと、受け口262及び送出口263を実質的
に開閉して受け凹部264b内の球の停留と解放送出を
なす送出案内部264cとがそれぞれ成形されている。
【0054】前記電動操作具267では、前述した作動
検出手段254の検出条件に基づいて通電制御されるソ
レノイド形態例のものであって、ケース261の上部に
ビス着されるコ字形の支持鉄片268の一方にコイルを
巻回してなる通電磁力発生部(ボビンともいう)269
が装着されて、1部品単位で構成されている。そして、
この通電磁力発生部269が通電時に発生した磁力を支
持鉄片268一端の磁着部270に集中的に作用させる
ことにより、直接的には、この磁着部270が球送り制
御体264の磁性片266を磁着し、また、磁力消滅時
に解放して球送り制御体264を傾動制御するようにな
っている。ただし、通電磁力発生部269は、前記駆動
基盤339側での制御において、作動検出手段254の
スイッチ258の適正なON条件毎、つまり所定のOF
F条件に戻された以後のON毎に基づいて、適宜タイミ
ングで発生される通電出力を受けて設定時間だけ励磁作
動されて定時的に制御されるように設定されている。
検出手段254の検出条件に基づいて通電制御されるソ
レノイド形態例のものであって、ケース261の上部に
ビス着されるコ字形の支持鉄片268の一方にコイルを
巻回してなる通電磁力発生部(ボビンともいう)269
が装着されて、1部品単位で構成されている。そして、
この通電磁力発生部269が通電時に発生した磁力を支
持鉄片268一端の磁着部270に集中的に作用させる
ことにより、直接的には、この磁着部270が球送り制
御体264の磁性片266を磁着し、また、磁力消滅時
に解放して球送り制御体264を傾動制御するようにな
っている。ただし、通電磁力発生部269は、前記駆動
基盤339側での制御において、作動検出手段254の
スイッチ258の適正なON条件毎、つまり所定のOF
F条件に戻された以後のON毎に基づいて、適宜タイミ
ングで発生される通電出力を受けて設定時間だけ励磁作
動されて定時的に制御されるように設定されている。
【0055】上記した電動操作具267で制御される球
送り制御体264は、図54、図55、及び図57に示
す作動前下降端位置の第1の状態では、規制部264a
が受け口262に対する閉鎖位置で球を停止し、送出案
内部264cが送出口263に対する開放位置で受け入
れた球を送出し得る状態とされ、図56及び図58に示
す作動時上傾端位置の第2状態では、規制部264aが
受け口262に対する開放位置で球を解放し、受け凹部
264bが受け口262と連絡して球を受け入れ、送出
案内部264cが送出口263を閉鎖して球を停止し得
る状態とされ、この第1、第2状態を交互に変化して遊
技球を1球ずつ受入れ、送出しを行い得るようになって
いる。
送り制御体264は、図54、図55、及び図57に示
す作動前下降端位置の第1の状態では、規制部264a
が受け口262に対する閉鎖位置で球を停止し、送出案
内部264cが送出口263に対する開放位置で受け入
れた球を送出し得る状態とされ、図56及び図58に示
す作動時上傾端位置の第2状態では、規制部264aが
受け口262に対する開放位置で球を解放し、受け凹部
264bが受け口262と連絡して球を受け入れ、送出
案内部264cが送出口263を閉鎖して球を停止し得
る状態とされ、この第1、第2状態を交互に変化して遊
技球を1球ずつ受入れ、送出しを行い得るようになって
いる。
【0056】なお、前述のように構成された球送り装置
Iでは、打球発射装置Hの打球作動に関連する球送り作
動として、打球作動の開始直後、つまり打球杆235の
弾引方向への変位開始直後に電動操作具267の制御作
動による球送り作動が開始されて、打球作動の復過程、
つまり打球杆235の弾発方向への変位開始直後には、
球送り作動が終了されるようになっている。これにより
球送り作動毎に上の球受け皿Fの出口154から送出さ
れた遊技球を、先行順に1球ずつケース261内に受け
入れて球送り制御体264により発射レール具103へ
送り込み得、そして、この遊技球を少なくとも打球杆2
35の弾発端位置への復帰前に発射位置に安定した着座
状態で待機し得るようになっている。
Iでは、打球発射装置Hの打球作動に関連する球送り作
動として、打球作動の開始直後、つまり打球杆235の
弾引方向への変位開始直後に電動操作具267の制御作
動による球送り作動が開始されて、打球作動の復過程、
つまり打球杆235の弾発方向への変位開始直後には、
球送り作動が終了されるようになっている。これにより
球送り作動毎に上の球受け皿Fの出口154から送出さ
れた遊技球を、先行順に1球ずつケース261内に受け
入れて球送り制御体264により発射レール具103へ
送り込み得、そして、この遊技球を少なくとも打球杆2
35の弾発端位置への復帰前に発射位置に安定した着座
状態で待機し得るようになっている。
【0057】[球処理機構部J]球処理機構部Jは、前
述したセット枠Dの裏側において、遊技に使用された球
や貯留球の処理等をなすものであって、主として図3、
図13、図15、図20、図59、及び図60に示すよ
うに、基本的な処理部として、前記遊技補助枠部101
の裏側に前記アウト球用の受け口99と連絡された処理
路271、セーフ球を1球ずつ処理する処理装置27
2、賞球を上下の球受け皿F,G側に区分的に排出する
賞球区分排出部321、貯留球の球抜き処理部331等
がそれぞれ構成されている一方、セット枠Dの裏側上部
に賞球用貯留供給部とされる球タンク285及び整流樋
296、賞球を所要個数毎に排出する賞球排出装置30
1等がそれぞれ設置されており、また、セット枠Dの裏
側側部に排出された賞球を流下案内する賞球流下径路3
13等が構成されている。
述したセット枠Dの裏側において、遊技に使用された球
や貯留球の処理等をなすものであって、主として図3、
図13、図15、図20、図59、及び図60に示すよ
うに、基本的な処理部として、前記遊技補助枠部101
の裏側に前記アウト球用の受け口99と連絡された処理
路271、セーフ球を1球ずつ処理する処理装置27
2、賞球を上下の球受け皿F,G側に区分的に排出する
賞球区分排出部321、貯留球の球抜き処理部331等
がそれぞれ構成されている一方、セット枠Dの裏側上部
に賞球用貯留供給部とされる球タンク285及び整流樋
296、賞球を所要個数毎に排出する賞球排出装置30
1等がそれぞれ設置されており、また、セット枠Dの裏
側側部に排出された賞球を流下案内する賞球流下径路3
13等が構成されている。
【0058】まず、前記セーフ球の処理装置272につ
いては、前記収容枠部92側の案内路96、97側から
導出される全てのセーフ球を1球ずつ停留検出して後述
する正常な賞球排出作動の終了後にアウト球用処理路2
71側へ解放通出させる電動検出処理形態のものであっ
て、基本的な構成として、図60、図61、図62、図
63、及び図64に示すように、前記集合排出路98の
裏側出口に対応する部位に着脱可能に取着セットされる
ケース273の中央部に、集合排出路98及び処理路2
71に亘り連絡される通路274が縦向き段差状に成形
され、この通路274内に検出口276を整合した検出
スイッチ275と、ケース273上端のピン280で垂
下状に支持されて検出口276の上下に位置する第1、
第2の規制部278,279を有する規制部材277
と、この規制部材277を切換操作する電動操作具28
2等が組み付けられ、全体がケース単位で構成されてい
る。
いては、前記収容枠部92側の案内路96、97側から
導出される全てのセーフ球を1球ずつ停留検出して後述
する正常な賞球排出作動の終了後にアウト球用処理路2
71側へ解放通出させる電動検出処理形態のものであっ
て、基本的な構成として、図60、図61、図62、図
63、及び図64に示すように、前記集合排出路98の
裏側出口に対応する部位に着脱可能に取着セットされる
ケース273の中央部に、集合排出路98及び処理路2
71に亘り連絡される通路274が縦向き段差状に成形
され、この通路274内に検出口276を整合した検出
スイッチ275と、ケース273上端のピン280で垂
下状に支持されて検出口276の上下に位置する第1、
第2の規制部278,279を有する規制部材277
と、この規制部材277を切換操作する電動操作具28
2等が組み付けられ、全体がケース単位で構成されてい
る。
【0059】そして、この処理装置272では、前記電
動操作具282の作動前による通常の第1状態でセーフ
球を停留検出する毎に、その検出信号が後述する賞球排
出装置301の作動開始条件の1つとして利用され、ま
た、同賞球排出装置301の作動終了タイミングに合わ
せた電動操作具282の作動後により、セーフ球を解放
通出させる第2状態に変化されるように設定されてい
る。即ち、図61に示す第1状態では、規制部材277
が第1規制部279を検出スイッチ275の検出口27
6の下部中央に臨ませ、第2規制部279を検出口27
6の上部側方に退避させた位置にあり、このもとで通路
274に通入して検出口276に入ったセーフ球を第1
規制部278で停留している状態で検出スイッチ275
が球有状態を検出(ON)し得る。また、図62に示す
第2状態として、規制部材277が第1規制部278を
検出口276の下部側方に退避させ、第2規制部279
を検出口276の上部中央に臨ませた位置にあり、この
もとで検出口276内のセーフ球を第1規制部278か
ら解放落下させて検出スイッチ275が球無状態を検出
(OFF)し得る一方、通路274に通入する又は既に
通入している次のセーフ球を第2規制部279で一旦停
留待機させて通出制止し得るようになっている。
動操作具282の作動前による通常の第1状態でセーフ
球を停留検出する毎に、その検出信号が後述する賞球排
出装置301の作動開始条件の1つとして利用され、ま
た、同賞球排出装置301の作動終了タイミングに合わ
せた電動操作具282の作動後により、セーフ球を解放
通出させる第2状態に変化されるように設定されてい
る。即ち、図61に示す第1状態では、規制部材277
が第1規制部279を検出スイッチ275の検出口27
6の下部中央に臨ませ、第2規制部279を検出口27
6の上部側方に退避させた位置にあり、このもとで通路
274に通入して検出口276に入ったセーフ球を第1
規制部278で停留している状態で検出スイッチ275
が球有状態を検出(ON)し得る。また、図62に示す
第2状態として、規制部材277が第1規制部278を
検出口276の下部側方に退避させ、第2規制部279
を検出口276の上部中央に臨ませた位置にあり、この
もとで検出口276内のセーフ球を第1規制部278か
ら解放落下させて検出スイッチ275が球無状態を検出
(OFF)し得る一方、通路274に通入する又は既に
通入している次のセーフ球を第2規制部279で一旦停
留待機させて通出制止し得るようになっている。
【0060】なお、前述の検出スイッチ275は、検出
口276でセーフ球を通過検出し得る磁気センサータイ
プのものが例とされて、その検出信号を後述する制御基
盤339に入力するようになっている。また、規制部材
277は、通路274の両外壁部を構成する二又状レバ
ーとされて、常には、バネ281で第1状態に付勢され
ている。そして、電動操作具282は、ソレノイド形態
のものが例とされ、賞球排出作動の終了時に制御基盤3
39から出力される通電出力に基づいて設定時間分だけ
励磁作動されて、そのロッド283により規制部材27
7を第2状態に押動操作し得るようになっており、万一
の停電時や賞球排出作動の中断時には、作動前の第1状
態に保持されるように設定されている。
口276でセーフ球を通過検出し得る磁気センサータイ
プのものが例とされて、その検出信号を後述する制御基
盤339に入力するようになっている。また、規制部材
277は、通路274の両外壁部を構成する二又状レバ
ーとされて、常には、バネ281で第1状態に付勢され
ている。そして、電動操作具282は、ソレノイド形態
のものが例とされ、賞球排出作動の終了時に制御基盤3
39から出力される通電出力に基づいて設定時間分だけ
励磁作動されて、そのロッド283により規制部材27
7を第2状態に押動操作し得るようになっており、万一
の停電時や賞球排出作動の中断時には、作動前の第1状
態に保持されるように設定されている。
【0061】前記賞球用貯留供給部における球タンク2
85については、図21、図59、図65、図66、及
び図67に示すように、前記収容枠部92の裏側に凹設
された補助貯留部284に合わせて取着セットされてお
り、その開口上周縁に沿って成形された補強用の支持縁
287に球こぼれ防止材289が着脱自在に取着されて
いる。この球こぼれ防止材289は、適度の弾力性を有
する軟質合成樹脂によりほぼ櫛歯状に成形されたもの
で、支持縁287の全周長に対応する定長サイズのもと
で所要長さに切断調節して使用し得るものとされてお
り、図66及び図68に示すように、支持縁287の上
面に整合される芯座290の下部における各々の差込み
片291を支持縁287のそれぞれの差込み口288に
圧入して取着されて、櫛歯状の防止縁292を支持縁2
87に沿って起立させている。なお、この球こぼれ防止
材289においては、ハサミ等による切断及び屈曲を容
易にするために芯座290の所要部位における両側に切
込み290aが成形されている(図65参照)。
85については、図21、図59、図65、図66、及
び図67に示すように、前記収容枠部92の裏側に凹設
された補助貯留部284に合わせて取着セットされてお
り、その開口上周縁に沿って成形された補強用の支持縁
287に球こぼれ防止材289が着脱自在に取着されて
いる。この球こぼれ防止材289は、適度の弾力性を有
する軟質合成樹脂によりほぼ櫛歯状に成形されたもの
で、支持縁287の全周長に対応する定長サイズのもと
で所要長さに切断調節して使用し得るものとされてお
り、図66及び図68に示すように、支持縁287の上
面に整合される芯座290の下部における各々の差込み
片291を支持縁287のそれぞれの差込み口288に
圧入して取着されて、櫛歯状の防止縁292を支持縁2
87に沿って起立させている。なお、この球こぼれ防止
材289においては、ハサミ等による切断及び屈曲を容
易にするために芯座290の所要部位における両側に切
込み290aが成形されている(図65参照)。
【0062】前述した球タンク285側においては、貯
留球用の検出手段293が付設されている。この検出手
段293では、図65、図66、及び図67に示すよう
に、前記補助貯留部284の下流部側にピンで支持され
た感知レバー294が貯留球の球圧を受けて倒伏状態に
あるもとで、スイッチ295がその検出部をレバー29
4で押し込まれて球有状態を検出し、また、レバー29
4が球圧から解除されて上傾位置に変化した場合に、ス
イッチ295が検出部をレバー294から解放されて球
無状態を検出し得るようになっている。なお、スイッチ
295の球無検出信号は、補給装置における駆動部(共
に図示しない)の駆動用条件として利用される。
留球用の検出手段293が付設されている。この検出手
段293では、図65、図66、及び図67に示すよう
に、前記補助貯留部284の下流部側にピンで支持され
た感知レバー294が貯留球の球圧を受けて倒伏状態に
あるもとで、スイッチ295がその検出部をレバー29
4で押し込まれて球有状態を検出し、また、レバー29
4が球圧から解除されて上傾位置に変化した場合に、ス
イッチ295が検出部をレバー294から解放されて球
無状態を検出し得るようになっている。なお、スイッチ
295の球無検出信号は、補給装置における駆動部(共
に図示しない)の駆動用条件として利用される。
【0063】これに対して前記整流樋296について
は、図59、図66、図67、及び図69に示すよう
に、2列路形態のものであって、前述の球タンク285
の下方に適宜勾配で取着セットされており、互いに区画
された2列の通路297の上流部が球タンク285の出
口286に対して適宜間隔をもって連絡され、通路29
7の下流端が後述する賞球排出装置301の入口に整合
連絡されている。そして、この整流樋296の中央部上
方と下流部上面に、各通路297内の球に対する振り子
状の均し具298と、斜状の均し板299がそれぞれ付
設されており、また、整流樋296の中央部下方に、各
通路297内の球の有無を感知する感知レバー300A
で操作されるスイッチ300が配置されている。なお、
このスイッチ300は、前述した上の球受け皿F側の球
貸し操作部179に係る貸出し操作と、後述する賞球排
出装置301の排出作動のそれぞれの開始可能条件用の
検出手段として利用される。
は、図59、図66、図67、及び図69に示すよう
に、2列路形態のものであって、前述の球タンク285
の下方に適宜勾配で取着セットされており、互いに区画
された2列の通路297の上流部が球タンク285の出
口286に対して適宜間隔をもって連絡され、通路29
7の下流端が後述する賞球排出装置301の入口に整合
連絡されている。そして、この整流樋296の中央部上
方と下流部上面に、各通路297内の球に対する振り子
状の均し具298と、斜状の均し板299がそれぞれ付
設されており、また、整流樋296の中央部下方に、各
通路297内の球の有無を感知する感知レバー300A
で操作されるスイッチ300が配置されている。なお、
このスイッチ300は、前述した上の球受け皿F側の球
貸し操作部179に係る貸出し操作と、後述する賞球排
出装置301の排出作動のそれぞれの開始可能条件用の
検出手段として利用される。
【0064】一方、前記賞球排出装置301について
は、遊技盤E側で発生した全てのセーフ球の1球毎に対
する所定個数(多数個,少数個を含む)の賞球を1球ず
つ検出して排出する電動検出排出形態のものであって、
図59、図69、図70、図71、及び図72に示すよ
うに、基本的な構成として、上流部の両側に通入路30
3を形成すると共に下流部に排出室304及び出口30
5を形成したケース302と、このケース302の開口
上面を覆蓋する案内蓋306と、ケース302の下流端
部に取着されたモータ307と、ケース302内に組み
込まれてモータ307で回転制御されるスクリュー形式
の回転送出体308と、排出室304の両側に配置され
て送り出された賞球を1球ずつカウント検出するセンサ
ー310,310と、案内蓋306の上側に取着されて
モータ307及びリセットスイッチ付きの基盤312を
覆蓋するカバー311とが組み付けられ、全体が箱形状
にユニット構成されて、簡単に着脱できるようになって
いる。そして、前記収容枠部92の裏面において、直接
的にはケース302がビス止めされて各々の通入路30
3を整流樋296の各通路297に整合した状態でセッ
トされている。
は、遊技盤E側で発生した全てのセーフ球の1球毎に対
する所定個数(多数個,少数個を含む)の賞球を1球ず
つ検出して排出する電動検出排出形態のものであって、
図59、図69、図70、図71、及び図72に示すよ
うに、基本的な構成として、上流部の両側に通入路30
3を形成すると共に下流部に排出室304及び出口30
5を形成したケース302と、このケース302の開口
上面を覆蓋する案内蓋306と、ケース302の下流端
部に取着されたモータ307と、ケース302内に組み
込まれてモータ307で回転制御されるスクリュー形式
の回転送出体308と、排出室304の両側に配置され
て送り出された賞球を1球ずつカウント検出するセンサ
ー310,310と、案内蓋306の上側に取着されて
モータ307及びリセットスイッチ付きの基盤312を
覆蓋するカバー311とが組み付けられ、全体が箱形状
にユニット構成されて、簡単に着脱できるようになって
いる。そして、前記収容枠部92の裏面において、直接
的にはケース302がビス止めされて各々の通入路30
3を整流樋296の各通路297に整合した状態でセッ
トされている。
【0065】そして、この賞球排出装置301では、前
述の整流樋296側のスイッチ300による球有検出条
件のもとで、前記セーフ球用の処理装置272側でのセ
ーフ球検出時点を基準として、後述の制御基盤339か
らセーフ球条件に応答して発信される排出指令に基づい
て所定の賞球排出作動を行い得るように設定されてい
る。即ち、排出指令信号に応答して前記モータ307が
通電駆動されていることに従い、回転送出体308が送
出方向へ連続回転される過程において、整流樋296の
各列の通路297から各側の通入路303に入った賞球
が、回転送出体308の螺旋運動をなす送り溝309に
受け入れられたまま送出案内されて、互いに当接整列状
態で順次下流側へ送り出されて排出室304に1球ずつ
交互に転落し、各側のセンサー310で検出されて出口
305から排出される。そして、双方のセンサー310
によるカウント検出信号の合計分が設定個数に達する
と、制御基盤339でのカウントアップ処理に基づく排
出指令の終了に従って、モータ307が即時に停止され
て回転送出体308が停止ロックされ、当該回の賞球排
出作動が終了されるようになっている。なお、賞球排出
装置301は、当該パチンコ機が球貸し形式とされてい
る場合に対応して使用される前提において、前記貸出し
スイッチ183からの球貸し排出指令があったときにも
駆動制御されて所定個数(例えば、25個/回)の遊技
球を排出するようになっている。
述の整流樋296側のスイッチ300による球有検出条
件のもとで、前記セーフ球用の処理装置272側でのセ
ーフ球検出時点を基準として、後述の制御基盤339か
らセーフ球条件に応答して発信される排出指令に基づい
て所定の賞球排出作動を行い得るように設定されてい
る。即ち、排出指令信号に応答して前記モータ307が
通電駆動されていることに従い、回転送出体308が送
出方向へ連続回転される過程において、整流樋296の
各列の通路297から各側の通入路303に入った賞球
が、回転送出体308の螺旋運動をなす送り溝309に
受け入れられたまま送出案内されて、互いに当接整列状
態で順次下流側へ送り出されて排出室304に1球ずつ
交互に転落し、各側のセンサー310で検出されて出口
305から排出される。そして、双方のセンサー310
によるカウント検出信号の合計分が設定個数に達する
と、制御基盤339でのカウントアップ処理に基づく排
出指令の終了に従って、モータ307が即時に停止され
て回転送出体308が停止ロックされ、当該回の賞球排
出作動が終了されるようになっている。なお、賞球排出
装置301は、当該パチンコ機が球貸し形式とされてい
る場合に対応して使用される前提において、前記貸出し
スイッチ183からの球貸し排出指令があったときにも
駆動制御されて所定個数(例えば、25個/回)の遊技
球を排出するようになっている。
【0066】ただし、賞球投入直後における初回の賞球
排出作動については、各側の通入路303の入口部に入
っている賞球が、回転送出体308の送り溝309の始
端部に受け入れられた時点から送り出されて開始され
る。また、毎回の排出動作終了時においては、各側の通
入路303に導入された賞球が、送り溝309の各ピッ
チ位置に受け入れられたまま互いには当接整列状態で静
止保持されている。そして、排出作動の終了に係るモー
タ307の制御については、双方のセンサー310によ
るカウント検出信号が設定個数N未満の所定値、例えば
N−1に達した時点で停止準備として減速駆動され、N
に達した時点で即時速やかに停止されるように設定され
ている。一方、前述したセーフ球に対する賞球排出作動
とは別に、前記上の球受け皿F側の球抜き用スイッチ1
75のON信号に対して、後述の制御基盤339から発
信される玉抜き指令に基づいて球抜き作動が行ない得、
この作動においてモータ307が所定の球抜き条件(例
えば、45秒1回)に合わせて通電駆動されるようにな
っている。
排出作動については、各側の通入路303の入口部に入
っている賞球が、回転送出体308の送り溝309の始
端部に受け入れられた時点から送り出されて開始され
る。また、毎回の排出動作終了時においては、各側の通
入路303に導入された賞球が、送り溝309の各ピッ
チ位置に受け入れられたまま互いには当接整列状態で静
止保持されている。そして、排出作動の終了に係るモー
タ307の制御については、双方のセンサー310によ
るカウント検出信号が設定個数N未満の所定値、例えば
N−1に達した時点で停止準備として減速駆動され、N
に達した時点で即時速やかに停止されるように設定され
ている。一方、前述したセーフ球に対する賞球排出作動
とは別に、前記上の球受け皿F側の球抜き用スイッチ1
75のON信号に対して、後述の制御基盤339から発
信される玉抜き指令に基づいて球抜き作動が行ない得、
この作動においてモータ307が所定の球抜き条件(例
えば、45秒1回)に合わせて通電駆動されるようにな
っている。
【0067】なお、前述した賞球排出装置301におい
て、モータ307は、ステッピングモータ、センサー3
10は、光電形式のものがそれぞれ例とされて基盤31
2に適宜接続されている。回転送出体308は、その下
端がモータ307の回転軸に連結され、上端がケース3
02内の支持部(軸受スリーブ)に支持されて、定位置
で回転されるようになっている。また、外周軸方向に成
形した送り溝309については、上流の始端から下流の
終端に亘り連続する1条の螺旋凹溝であって、賞球の一
部を受入得る深さにされており、この回転送出体308
の180度の角度差で対向された各側の通入路303の
賞球を互いに半ピッチ(球の半径差)の変位差をもって
受け入れて導出し得るように設定されている。そして、
ケース303の排出室304がホッパー状に成形されて
その下流片側に出口305が開口されていることによ
り、各々のセンサー310が各列の通入路303から順
次送り出されて排出室304に転落する賞球を1球ずつ
適宜時間差毎に正確に検出し得るようになっている。
て、モータ307は、ステッピングモータ、センサー3
10は、光電形式のものがそれぞれ例とされて基盤31
2に適宜接続されている。回転送出体308は、その下
端がモータ307の回転軸に連結され、上端がケース3
02内の支持部(軸受スリーブ)に支持されて、定位置
で回転されるようになっている。また、外周軸方向に成
形した送り溝309については、上流の始端から下流の
終端に亘り連続する1条の螺旋凹溝であって、賞球の一
部を受入得る深さにされており、この回転送出体308
の180度の角度差で対向された各側の通入路303の
賞球を互いに半ピッチ(球の半径差)の変位差をもって
受け入れて導出し得るように設定されている。そして、
ケース303の排出室304がホッパー状に成形されて
その下流片側に出口305が開口されていることによ
り、各々のセンサー310が各列の通入路303から順
次送り出されて排出室304に転落する賞球を1球ずつ
適宜時間差毎に正確に検出し得るようになっている。
【0068】また、前記賞球流下案内径路313につい
ては、図59、図60、図71、図72、図73、及び
図74に示すように、前記収容枠部92の裏側側部に成
形された1列の縦路314の上下端に、前記賞球排出装
置301の出口305に連絡される第1緩衝案内具31
5と、後述する賞球区分排出部321側の切換排出室3
22に連絡される第2緩衝案内具318とがそれぞれ着
脱交換可能に配設されている。双方の案内具315,3
18は、上方の賞球排出装置301から落下する賞球を
好適に緩衝して通出案内するもので、適度の弾力性を有
する合成樹脂材により成形されており、それぞれの本体
316,319に適宜流通形状の1列の案内路317,
320が成形されている。ただし、第2緩衝案内具31
8の案内路320は、賞球を後述する賞球区分排出部3
21の第1排出路323側に向けて通出させ得る形状に
成形されている。なお、この賞球流下案内径路313
は、その全面に亘りカバー338で覆蓋されている。
ては、図59、図60、図71、図72、図73、及び
図74に示すように、前記収容枠部92の裏側側部に成
形された1列の縦路314の上下端に、前記賞球排出装
置301の出口305に連絡される第1緩衝案内具31
5と、後述する賞球区分排出部321側の切換排出室3
22に連絡される第2緩衝案内具318とがそれぞれ着
脱交換可能に配設されている。双方の案内具315,3
18は、上方の賞球排出装置301から落下する賞球を
好適に緩衝して通出案内するもので、適度の弾力性を有
する合成樹脂材により成形されており、それぞれの本体
316,319に適宜流通形状の1列の案内路317,
320が成形されている。ただし、第2緩衝案内具31
8の案内路320は、賞球を後述する賞球区分排出部3
21の第1排出路323側に向けて通出させ得る形状に
成形されている。なお、この賞球流下案内径路313
は、その全面に亘りカバー338で覆蓋されている。
【0069】上記した賞球流下案内径路313の下流に
連絡される前記賞球区分排出部321については、図1
5、図60、図73、及び図74に示すように、前記第
2緩衝案内具318の案内路320に連絡された切換排
出室322と、この切換排出室322の一方から前記第
1給出口108に連絡された第1排出路323と、第1
排出路323の分流路323aから前記第2給出口10
9に連絡された第2排出路324が成形されている一
方、切換排出室322内に賞球の排出案内の切換をなす
切換案内片325が組み込まれている。そして、前記賞
球排出装置301から排出されて案内路320を介して
切換排出室322に落下される賞球について、常には切
換案内片325が図74に示す第1状態に保持されてい
るもとで、第1排出路323に受け入れて第1給出口1
08から優先的に上の球受け皿Fへ排出案内する。ま
た、この以降において、上の球受け皿F側から第1排出
路323まで賞球が充満した場合では、分流路323a
から溢れ出た賞球を第2排出路324に受け入れて、以
降は前記遊技補助枠部101側の迂回路110を経由さ
せて通出口113から後述する外枠A裏側の球受け容器
327を介して最終的に下の球受け皿Gへ排出し得るよ
うになっている。なお、切換排出室323内には、賞球
の排出案内を兼ねた金属製円形キャップ状の鈴326が
取着されている。また、双方の排出路323,324の
間に仕切り部材を必要に応じて付設セットしても良い。
連絡される前記賞球区分排出部321については、図1
5、図60、図73、及び図74に示すように、前記第
2緩衝案内具318の案内路320に連絡された切換排
出室322と、この切換排出室322の一方から前記第
1給出口108に連絡された第1排出路323と、第1
排出路323の分流路323aから前記第2給出口10
9に連絡された第2排出路324が成形されている一
方、切換排出室322内に賞球の排出案内の切換をなす
切換案内片325が組み込まれている。そして、前記賞
球排出装置301から排出されて案内路320を介して
切換排出室322に落下される賞球について、常には切
換案内片325が図74に示す第1状態に保持されてい
るもとで、第1排出路323に受け入れて第1給出口1
08から優先的に上の球受け皿Fへ排出案内する。ま
た、この以降において、上の球受け皿F側から第1排出
路323まで賞球が充満した場合では、分流路323a
から溢れ出た賞球を第2排出路324に受け入れて、以
降は前記遊技補助枠部101側の迂回路110を経由さ
せて通出口113から後述する外枠A裏側の球受け容器
327を介して最終的に下の球受け皿Gへ排出し得るよ
うになっている。なお、切換排出室323内には、賞球
の排出案内を兼ねた金属製円形キャップ状の鈴326が
取着されている。また、双方の排出路323,324の
間に仕切り部材を必要に応じて付設セットしても良い。
【0070】前述の球受け容器327については、外枠
A裏側における賞球貯留部をなすと共に下の球受け皿G
に対する補助収容部をなし得るものであって、図6、図
20、及び図60に示すように、外枠Aの支持枠盤4の
裏面中央部において、前記セット口7、具体的には下の
球受け皿G側の球出口192に整合して取着セットされ
て、その上端の通入口327aが前記通出口113及び
集合凹口112に連絡されており、また、上部に賞球の
充満状態を検出する充満検知手段328が付設されてい
る。この充満検知手段328では、賞球の充満前に解放
されている感知レバー329が、容器327内に充満し
た賞球の球圧を受けて押動変化された場合に、スイッチ
330がその検出部を感知レバー329で押し込まれて
充満状態を検出し得、また、下の球受け皿G側での球抜
きにより球圧から解放された感知レバー329が元の位
置に復帰されると、スイッチ330がその検出部を感知
レバー329から解除されて元の検出前状態に戻される
ようになっている。なお、このスイッチ330の検出時
には、前記打球発射装置Hのモータ243が一旦駆動不
能(休止)とされ、スイッチ330の復帰時にモータ2
43が駆動可能とされる。
A裏側における賞球貯留部をなすと共に下の球受け皿G
に対する補助収容部をなし得るものであって、図6、図
20、及び図60に示すように、外枠Aの支持枠盤4の
裏面中央部において、前記セット口7、具体的には下の
球受け皿G側の球出口192に整合して取着セットされ
て、その上端の通入口327aが前記通出口113及び
集合凹口112に連絡されており、また、上部に賞球の
充満状態を検出する充満検知手段328が付設されてい
る。この充満検知手段328では、賞球の充満前に解放
されている感知レバー329が、容器327内に充満し
た賞球の球圧を受けて押動変化された場合に、スイッチ
330がその検出部を感知レバー329で押し込まれて
充満状態を検出し得、また、下の球受け皿G側での球抜
きにより球圧から解放された感知レバー329が元の位
置に復帰されると、スイッチ330がその検出部を感知
レバー329から解除されて元の検出前状態に戻される
ようになっている。なお、このスイッチ330の検出時
には、前記打球発射装置Hのモータ243が一旦駆動不
能(休止)とされ、スイッチ330の復帰時にモータ2
43が駆動可能とされる。
【0071】また、前述の賞球流下案内径路313の下
流に連絡可能とされた前記球抜き処理部331について
は、前述した賞球区分排出部321の切換案内片325
を切換制御する電動形態のものであって、図60、図7
3、図74、及び図75に示すように、前記収容枠部9
2の左下部に設置された電動切換具332の回動軸33
3に切換案内片325が連結されている一方、前記切換
排出室322の他方に連絡された球抜き路334が、前
記アウト球用の処理路271側に向けて成形されてい
る。そして、前記上の球受け皿F側の球抜き用スイッチ
175のON信号に応答して後述の制御基盤339から
発信される球抜き指令に基づいて、前記賞球排出装置3
01が球抜き作動を開始する直前において、電動切換具
332が所定の球抜き条件(例えば、50秒1回)に合
わせて通電駆動されて、切換案内片325を図75に示
すように切換排出室322の一方を閉鎖した第2状態に
保持し、球抜き路334を排出室322を介して前記第
2緩衝案内具318の案内路319と連通状態にする。
このもとで賞球排出装置301の球抜き作動により排出
されて案内路319から切換排出室322に落下する賞
球について、切換案内片325が球抜き路334へ通入
案内させて最終的には機外へ排出させるように設定され
ている。
流に連絡可能とされた前記球抜き処理部331について
は、前述した賞球区分排出部321の切換案内片325
を切換制御する電動形態のものであって、図60、図7
3、図74、及び図75に示すように、前記収容枠部9
2の左下部に設置された電動切換具332の回動軸33
3に切換案内片325が連結されている一方、前記切換
排出室322の他方に連絡された球抜き路334が、前
記アウト球用の処理路271側に向けて成形されてい
る。そして、前記上の球受け皿F側の球抜き用スイッチ
175のON信号に応答して後述の制御基盤339から
発信される球抜き指令に基づいて、前記賞球排出装置3
01が球抜き作動を開始する直前において、電動切換具
332が所定の球抜き条件(例えば、50秒1回)に合
わせて通電駆動されて、切換案内片325を図75に示
すように切換排出室322の一方を閉鎖した第2状態に
保持し、球抜き路334を排出室322を介して前記第
2緩衝案内具318の案内路319と連通状態にする。
このもとで賞球排出装置301の球抜き作動により排出
されて案内路319から切換排出室322に落下する賞
球について、切換案内片325が球抜き路334へ通入
案内させて最終的には機外へ排出させるように設定され
ている。
【0072】そして、この球抜き処理部331では、球
抜きに係る安全対策の一つとして、前述した本来の球抜
き処理作動とは別に、前記賞球排出装置301の誤作動
による賞球異常排出に対しても好適な球処理をなし得る
ように設定されている。即ち、賞球排出装置301のモ
ータ307が、本来のセーフ球検出信号や球抜き信号に
応答した排出指令や球抜き指令に基づいて正常(適正)
に通電駆動される条件とは別に、電気的系統における何
らかの不測事態に起因して発生される異常出力により誤
作動された場合において、前記センサー310,310
が異常排出された賞球を検出すると、この異常検出条件
(例えば、第3個目の賞球の検出時)に応答して制御基
盤339から前記電動切換具332に対して即時切換指
令が発信される。これに基づいて同電動切換具332が
通電励磁されて前述の切換案内片325を第2状態に切
り換えることになり、このもとで以後の異常排出される
賞球を球抜き路334から機外へ排出するようになって
いる。因に、電動切換具332は、ロータリソレノイド
形式のものが例とされる。
抜きに係る安全対策の一つとして、前述した本来の球抜
き処理作動とは別に、前記賞球排出装置301の誤作動
による賞球異常排出に対しても好適な球処理をなし得る
ように設定されている。即ち、賞球排出装置301のモ
ータ307が、本来のセーフ球検出信号や球抜き信号に
応答した排出指令や球抜き指令に基づいて正常(適正)
に通電駆動される条件とは別に、電気的系統における何
らかの不測事態に起因して発生される異常出力により誤
作動された場合において、前記センサー310,310
が異常排出された賞球を検出すると、この異常検出条件
(例えば、第3個目の賞球の検出時)に応答して制御基
盤339から前記電動切換具332に対して即時切換指
令が発信される。これに基づいて同電動切換具332が
通電励磁されて前述の切換案内片325を第2状態に切
り換えることになり、このもとで以後の異常排出される
賞球を球抜き路334から機外へ排出するようになって
いる。因に、電動切換具332は、ロータリソレノイド
形式のものが例とされる。
【0073】なお、前述したアウト球用の処理路27
1、セーフ球用の処理装置272、賞球区分排出路32
1及び球抜き処理部331の裏面全体に亘り1つのセッ
トカバー335が取着セットされてこれらを覆蓋してお
り(図3、図13、図15、及び図20参照)、このカ
バー335の内側とセット枠Dの裏側との間に成形され
た集合排出口336に、処理路271、セーフ球用の通
路274及び球抜き路334が連絡されて、アウト球、
セーフ球、抜出した貯留球を集約的に機外へ排出し得る
ようになっている。そして、この集合排出口336に対
しては、それぞれの球を機裏外(遊技店内の設置枠台の
内側)に設置された球回収容器(図示しない)に好適に
放出案内するための排出シュート337が必要に応じて
連絡される。ただし、このシュート337は、前記球受
け容器327の側方に対して着脱可能に取着セットされ
るものを例とし、同容器327に一体成形されたもので
あってもよい(図3、図6、図19、及び図60参
照)。
1、セーフ球用の処理装置272、賞球区分排出路32
1及び球抜き処理部331の裏面全体に亘り1つのセッ
トカバー335が取着セットされてこれらを覆蓋してお
り(図3、図13、図15、及び図20参照)、このカ
バー335の内側とセット枠Dの裏側との間に成形され
た集合排出口336に、処理路271、セーフ球用の通
路274及び球抜き路334が連絡されて、アウト球、
セーフ球、抜出した貯留球を集約的に機外へ排出し得る
ようになっている。そして、この集合排出口336に対
しては、それぞれの球を機裏外(遊技店内の設置枠台の
内側)に設置された球回収容器(図示しない)に好適に
放出案内するための排出シュート337が必要に応じて
連絡される。ただし、このシュート337は、前記球受
け容器327の側方に対して着脱可能に取着セットされ
るものを例とし、同容器327に一体成形されたもので
あってもよい(図3、図6、図19、及び図60参
照)。
【0074】以上説明した本実施例に係るパチンコ機の
各部に配設されたそれぞれの電気機器部品類について
は、図76に例示するように各制御部に接続されて入出
力制御されるように設定されている。即ち、前記セット
枠Dの裏側上部に設置されて電源(AC24V)に接続
されるターミナル基盤340に対して同図のように大別
的には、セーフ球の処理と賞球の排出及び球抜きの制御
に係る制御基盤339と、打球作動及び球送り作動の制
御に係る駆動基盤259と、各遊技盤毎のゲーム制御に
係る遊技基盤148とがそれぞれ区分的に接続されてい
る。そして、ターミナル基盤340では、前記ドアース
イッチ80の入力制御、前記球タンク285側の検出ス
イッチ295の入力制御、大当りや球補給、打止め等を
含む各種の情報の外部(ホールコンピュータ等)への出
力制御とを図り得る。また、制御基盤339では、前記
球貸し操作部179側のスイッチ183,184、表示
具182及びカード情報処理部181の入出力制御と、
前記セーフ球用処理装置272のスイッチ275及び整
流樋296側のスイッチ300の入力制御と、前記賞球
排出装置301のモータ307及びセンサー310の入
出力制御と、前記球抜き用のスイッチ175及び電動切
換具332の入出力制御とを図り得る。
各部に配設されたそれぞれの電気機器部品類について
は、図76に例示するように各制御部に接続されて入出
力制御されるように設定されている。即ち、前記セット
枠Dの裏側上部に設置されて電源(AC24V)に接続
されるターミナル基盤340に対して同図のように大別
的には、セーフ球の処理と賞球の排出及び球抜きの制御
に係る制御基盤339と、打球作動及び球送り作動の制
御に係る駆動基盤259と、各遊技盤毎のゲーム制御に
係る遊技基盤148とがそれぞれ区分的に接続されてい
る。そして、ターミナル基盤340では、前記ドアース
イッチ80の入力制御、前記球タンク285側の検出ス
イッチ295の入力制御、大当りや球補給、打止め等を
含む各種の情報の外部(ホールコンピュータ等)への出
力制御とを図り得る。また、制御基盤339では、前記
球貸し操作部179側のスイッチ183,184、表示
具182及びカード情報処理部181の入出力制御と、
前記セーフ球用処理装置272のスイッチ275及び整
流樋296側のスイッチ300の入力制御と、前記賞球
排出装置301のモータ307及びセンサー310の入
出力制御と、前記球抜き用のスイッチ175及び電動切
換具332の入出力制御とを図り得る。
【0075】一方、前記駆動基盤259では、前記打球
発射装置H側の各スイッチ227,228と、モータ2
43及び作動検出用のスイッチ258、そして球送り装
置I側の電動操作具267及び賞球充満用の検出スイッ
チ330の入出力制御を図り得る。そして、前記遊技基
盤148では、各機種毎の遊技設定条件に対応して制御
内容が設定されるが、基本的には、当該遊技盤Eで展開
される遊技内容(例えば、図柄可変表示装置の作動、セ
ーフ球等の検出、可動入賞装置の開閉、ランプ類の表示
等)に係る制御を図り、この他には、前枠B側の電光表
示具21や装飾ガラス扉Cの電光表示具68,74、ま
た前記スピーカ170や前記下の球受け皿G側の操作ス
イッチ211の入出力制御を図り得るようになってい
る。なお、当該の遊技盤E側において、各入賞具に入っ
たセーフ球を検出する場合では、その検出信号が前記遊
技基盤148に入力されて前記制御基盤339との間で
情報処理交換がなされる。また、前枠B側の電光表示具
21は、遊技表示用(例えば、大当り表示用)と賞球異
常排出表示用とされ、装飾ガラス扉C側の電光表示具6
8,74は、遊技表示用と賞球減少表示用(球切れ表示
用)とセーフ球検出表示用(賞球排出表示用)とに区分
されており、そして、前記ドアースイッチ80が付設さ
れる場合には、これに対応する扉開放表示用として利用
されるようになっている。
発射装置H側の各スイッチ227,228と、モータ2
43及び作動検出用のスイッチ258、そして球送り装
置I側の電動操作具267及び賞球充満用の検出スイッ
チ330の入出力制御を図り得る。そして、前記遊技基
盤148では、各機種毎の遊技設定条件に対応して制御
内容が設定されるが、基本的には、当該遊技盤Eで展開
される遊技内容(例えば、図柄可変表示装置の作動、セ
ーフ球等の検出、可動入賞装置の開閉、ランプ類の表示
等)に係る制御を図り、この他には、前枠B側の電光表
示具21や装飾ガラス扉Cの電光表示具68,74、ま
た前記スピーカ170や前記下の球受け皿G側の操作ス
イッチ211の入出力制御を図り得るようになってい
る。なお、当該の遊技盤E側において、各入賞具に入っ
たセーフ球を検出する場合では、その検出信号が前記遊
技基盤148に入力されて前記制御基盤339との間で
情報処理交換がなされる。また、前枠B側の電光表示具
21は、遊技表示用(例えば、大当り表示用)と賞球異
常排出表示用とされ、装飾ガラス扉C側の電光表示具6
8,74は、遊技表示用と賞球減少表示用(球切れ表示
用)とセーフ球検出表示用(賞球排出表示用)とに区分
されており、そして、前記ドアースイッチ80が付設さ
れる場合には、これに対応する扉開放表示用として利用
されるようになっている。
【0076】本発明の対象とする縦型弾球遊技機におい
ては、前述した実施例の形態だけに制限されず、これを
適宜応用、変更した他の例についても好適に推奨され
る。例えば、 外枠A及び前枠Bの連結支持については、左側枠杆
2の上下端部と、本体枠11の基枠部12の上下端部と
において、ピン、ピン孔を有する支持部と受け部とをそ
れぞれ設けて互いに着脱可能に連結支持すること。 前枠B及び装飾ガラス扉Cの連結支持については、
実施例で示した外枠A及びセット枠Dの連結支持手段1
15と同様な形態としたり、図77に例示するように、
前枠B側に固定される支軸342付の支持具341と、
ガラス扉C側に固定される軸孔344付の受け具343
とにより、互いに着脱及び開閉可能に連結支持するこ
と。 外枠A及びセット枠Dの施錠保持については、図7
8に例示するように、右側枠杆3側に設けた位置決め孔
345に対してセット枠D側に設けた可動ピン347を
着脱可能に嵌挿ロックし得る形態とすること。なお、こ
の形態にあっては、図示のように、セット枠Dの凹部1
21内に固定される保持枠348において、両側の支片
349に形成されたスリット状の溝350を利用して支
軸351及び同支軸351に移動可能に嵌挿した可動ピ
ン347を挿通支持して、1つの施錠具346としたも
のであっても良い。そして、必要に応じて可動ピン34
7をバネ352で付勢しても良い。
ては、前述した実施例の形態だけに制限されず、これを
適宜応用、変更した他の例についても好適に推奨され
る。例えば、 外枠A及び前枠Bの連結支持については、左側枠杆
2の上下端部と、本体枠11の基枠部12の上下端部と
において、ピン、ピン孔を有する支持部と受け部とをそ
れぞれ設けて互いに着脱可能に連結支持すること。 前枠B及び装飾ガラス扉Cの連結支持については、
実施例で示した外枠A及びセット枠Dの連結支持手段1
15と同様な形態としたり、図77に例示するように、
前枠B側に固定される支軸342付の支持具341と、
ガラス扉C側に固定される軸孔344付の受け具343
とにより、互いに着脱及び開閉可能に連結支持するこ
と。 外枠A及びセット枠Dの施錠保持については、図7
8に例示するように、右側枠杆3側に設けた位置決め孔
345に対してセット枠D側に設けた可動ピン347を
着脱可能に嵌挿ロックし得る形態とすること。なお、こ
の形態にあっては、図示のように、セット枠Dの凹部1
21内に固定される保持枠348において、両側の支片
349に形成されたスリット状の溝350を利用して支
軸351及び同支軸351に移動可能に嵌挿した可動ピ
ン347を挿通支持して、1つの施錠具346としたも
のであっても良い。そして、必要に応じて可動ピン34
7をバネ352で付勢しても良い。
【0077】
【発明の効果】本発明は、以上説明したところから明ら
かなように、外枠とは別個に製作される前枠に成形され
た外郭枠体内に、実体皿部としての皿本体を組み込みセ
ットするだけで上の球受け皿を構成し得ると共に前枠に
対してユニット化し得る。即ち、前枠の外郭枠体を外装
保護部として利用することにより、実質的には、皿本体
を主体構成部材とし得、このため、上の球受け皿の構成
を簡略化し得ると共に組付けセット作業の簡素化を図る
ことができる。また、外郭枠体内に皿本体を組付けセッ
トするだけで、前枠における一定位置で正確に安定良く
且つ継続的に装備することができるので、従来の開閉前
板に上の球受け皿が止着されたタイプのものと比較し
て、全ての遊技機を観た場合、上の球受け皿の装飾的な
統一化を図ることができ、また、球受け皿自体のガタ付
き等が一切生じないことから、排出される賞球の良好且
つ円滑な受け入れ、及び球送り装置側に対する適正且つ
安定した球の送出を長く好適に果たすことができる。
かなように、外枠とは別個に製作される前枠に成形され
た外郭枠体内に、実体皿部としての皿本体を組み込みセ
ットするだけで上の球受け皿を構成し得ると共に前枠に
対してユニット化し得る。即ち、前枠の外郭枠体を外装
保護部として利用することにより、実質的には、皿本体
を主体構成部材とし得、このため、上の球受け皿の構成
を簡略化し得ると共に組付けセット作業の簡素化を図る
ことができる。また、外郭枠体内に皿本体を組付けセッ
トするだけで、前枠における一定位置で正確に安定良く
且つ継続的に装備することができるので、従来の開閉前
板に上の球受け皿が止着されたタイプのものと比較し
て、全ての遊技機を観た場合、上の球受け皿の装飾的な
統一化を図ることができ、また、球受け皿自体のガタ付
き等が一切生じないことから、排出される賞球の良好且
つ円滑な受け入れ、及び球送り装置側に対する適正且つ
安定した球の送出を長く好適に果たすことができる。
【図1】実施例に係る縦型弾球遊技機全体の概要を略示
する分解斜視図である。
する分解斜視図である。
【図2】同遊技機全体を略示する正面図である。
【図3】同遊技機全体を略示する背面図である。
【図4】同遊技機の外枠側とセット枠及び遊技盤のセッ
ト状態を主に略示する正面図である。
ト状態を主に略示する正面図である。
【図5】同遊技機の前枠側及び装飾ガラス扉を主に略示
する背面図である。
する背面図である。
【図6】外枠側及び下の球受け皿側を主に略示する分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】外枠を略示する背面図である。
【図8】前枠側及び上の球受け皿側を主に略示する分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】前枠を一部破断省略して略示する背面図であ
る。
る。
【図10】装飾ガラス扉及び遊技盤を略示する斜視図で
ある。
ある。
【図11】装飾ガラス扉を略示する背面図である。
【図12】セット枠を正面側より略示する斜視図であ
る。
る。
【図13】セット枠を背面側より略示する斜視図であ
る。
る。
【図14】縦型弾球遊技機を上の球受け皿の位置から横
断した平断面図である。
断した平断面図である。
【図15】縦型弾球遊技機を上の球受け皿の位置から縦
断した側断面図である。
断した側断面図である。
【図16】縦型弾球遊技機の組付状態における左側要部
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
【図17】縦型弾球遊技機の組付状態における右側要部
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
【図18】縦型弾球遊技機の開放状態における右側要部
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
【図19】縦型弾球遊技機を下の球受け皿の位置から横
断した平断面図である。
断した平断面図である。
【図20】縦型弾球遊技機を下の球受け皿の位置から縦
断した側断面図である。
断した側断面図である。
【図21】縦型弾球遊技機の組付状態における上側要部
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図22】縦型弾球遊技機の分解状態における上側要部
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図23】外枠、前枠、装飾ガラス扉、セット枠に係る
それぞれの連結用手段を示す側断面図である。
それぞれの連結用手段を示す側断面図である。
【図24】外枠と前枠とに係る連結支持手段を示す平断
面図である。
面図である。
【図25】外枠と前枠との組付状態を施錠部側から示す
側断面図である。
側断面図である。
【図26】施錠装置の要部を示す斜視図である。
【図27】前枠裏側の装飾ガラス扉を主に一部破断省略
して示す背面図である。
して示す背面図である。
【図28】装飾ガラス扉の構成主要部を一部破断省略し
て示す分解斜視図である。
て示す分解斜視図である。
【図29】装飾ガラス扉における保持部及び電光表示具
を示す背面図である。
を示す背面図である。
【図30】一方のタイプの保持部及び電光表示具の設置
状態を示す平断面図である。
状態を示す平断面図である。
【図31】他方のタイプの保持部及び電光表示具の設置
状態を示す平断面図である。
状態を示す平断面図である。
【図32】装飾ガラス扉に係る開閉保持手段を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図33】外枠内に組み付けられたセット枠の上側要部
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図34】外枠内に組み付けられたセット枠の下側要部
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図35】発射レール具及び第2施錠保持手段を含む要
部を示す正面図である。
部を示す正面図である。
【図36】発射レール具及び第2施錠保持手段を示す背
面図である。
面図である。
【図37】外枠に対するセット枠の開放状態において、
打球杆に対する発射レール具の離隔状態を示す側断面図
である。
打球杆に対する発射レール具の離隔状態を示す側断面図
である。
【図38】外枠とセット枠とに係る連結支持手段を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図39】外枠とセット枠とに係る第1施錠保持手段及
び遊技盤に係るセット保持手段を示す側断面図である。
び遊技盤に係るセット保持手段を示す側断面図である。
【図40】セット保持手段の要部を示す斜視図である。
【図41】上の球受け皿側を主に示す分解斜視図であ
る。
る。
【図42】上の球受け皿側を主に一部破断省略して示す
正面図である。
正面図である。
【図43】上の球受け皿側を主に一部破断省略して示す
背面図である。
背面図である。
【図44】上の球受け皿の球抜き部及び球貸し操作部を
示す平断面図である。
示す平断面図である。
【図45】下の球受け皿を示す分解斜視図である。
【図46】外枠にセットされた下の球受け皿を示す正面
図である。
図である。
【図47】下の球受け皿の球抜き部を示す正断面図であ
る。
る。
【図48】下の球受け皿の操作部を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図49】縦型弾球遊技機を打球発射装置の位置から縦
断した側断面図である。
断した側断面図である。
【図50】打球発射装置の主要部分の分解斜視図であ
る。
る。
【図51】打球発射装置の操作部の操作前の第1状態を
示す正断面図である。
示す正断面図である。
【図52】打球発射装置の操作部の操作時の第2状態を
示す正断面図である。
示す正断面図である。
【図53】打球発射装置の主要部分を一部破断省略して
示す背面図である。
示す背面図である。
【図54】球送り装置を遊技機の背面側から観た正面図
である。
である。
【図55】球送り装置を遊技機の正面側から観た背面図
である。
である。
【図56】球送り装置の作動状態を示す背面図である。
【図57】球送り装置の第1状態を示す側断面図であ
る。
る。
【図58】球送り装置の第2状態を示す側断面図であ
る。
る。
【図59】セット枠裏側の球処理機構部の上側要部を一
部破断省略して示す背面図である。
部破断省略して示す背面図である。
【図60】セット枠裏側の球処理機構部の下側要部を一
部破断省略して示す背面図である。
部破断省略して示す背面図である。
【図61】セーフ球処理装置を第1状態で示す一部破断
省略した正面図である。
省略した正面図である。
【図62】セーフ球処理装置を第2状態で示す一部破断
省略した正面図である。
省略した正面図である。
【図63】セーフ球処理装置を通路の位置から縦断した
側断面図である。
側断面図である。
【図64】セーフ球処理装置をスイッチの上方位置から
横断した平断面図である。
横断した平断面図である。
【図65】球処理機構部の球貯留部側を主に背面から示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図66】球処理機構部の球貯留部側を主に一部を破断
省略して示す背面図である。
省略して示す背面図である。
【図67】球処理機構部の球貯留部側を縦断した側断面
図である。
図である。
【図68】球タンクの要部を示す分解斜視図である。
【図69】球処理機構部の球整流排出部側を主に一部破
断省略して示す平断面図である。
断省略して示す平断面図である。
【図70】賞球排出装置を主に示す平断面図である。
【図71】賞球排出装置を主に一部破断省略して示す背
面図である。
面図である。
【図72】賞球排出装置を縦断した側断面図である。
【図73】球処理機構部の賞球排出部側を主に背面側か
ら示す斜視図である。
ら示す斜視図である。
【図74】賞球排出切換部側を第1の状態(賞球排出状
態)で示す背面図である。
態)で示す背面図である。
【図75】賞球排出切換部側を第2の状態(球抜き状
態)で示す背面図である。
態)で示す背面図である。
【図76】縦型弾球遊技機における各種電気的部品の接
続制御系統をブロック態様で略示するブロック回路図で
ある。
続制御系統をブロック態様で略示するブロック回路図で
ある。
【図77】前枠と装飾ガラス扉とに係る他の連結支持手
段を示す斜視図である。
段を示す斜視図である。
【図78】外枠とセット枠とに係る他の施錠保持手段を
示す背面図である。
示す背面図である。
A 外枠,B 前枠,C 透視窓扉(装飾ガラス扉),
D セット枠,E 遊技盤,F 上の球受け皿,G 下
の球受け皿,H 打球発射装置,H1 操作部,H2
打球作動部,H3 モータ駆動部,H4 弾発力調整機
構部,I 球送り装置,J 球処理機構部,1 上枠
杆,2 左側枠杆,3 右側枠杆,4 支持枠盤,4a
前盤部,4b 底板部,5 釘孔,6 位置決め口,
7 セット口,8 セット台部,9 セット口,10
位置決め突条,11 本体枠,12 基枠部,13 前
枠部,14 枠口,16 外郭枠体,17 モール,1
8 内枠,19 窓口,21 電光表示具,23 ラン
プ,24 球排出路,25 球出口,26 突条,30
連結支持手段,31 受け金具,32 掛け金具,3
3 第1アーム, 34 第2アーム,35 第3アー
ム,36 第4アーム,37 施錠装置, 38 掛け
具,42 錠操作具,44 解錠盤,46 施錠杆,5
1 上支持杆,52 下支持杆,53 レール溝,55
装飾枠体,56 透視口,57 後保持枠,58 前
保持枠,59 ランプ用レンズ,61 出入れ口,62
円弧レール壁,64 保持部,64a フック,64
b 保持片,64c 受け座,65 口,66 保持
部,66a フック,66b 支持座,66c 位置決
めピン,67 口,68 電光表示具,72 ランプ,
74 電光表示具,77 ランプ,79 ガラス,81
開閉支持手段,82 連結片,83 開閉保持手段,
84 支持片,85 開閉板,89 解錠操作杆,91
基枠部,92 収容枠部,93 セット面域,94
窓口,95 ボス,96 第1案内路,97 第2案内
路,98 集合排出路,99 受け口,101 遊技補
助枠部,102 整合受け面,103 発射レール具,
104 支持盤,105 レール,107 逃し口,1
08 第1給出口,109 第2給出口,110 迂回
路,111 回収受け板,113 通出口,115 連
結支持手段,116 受け金具,117 掛け金具,1
18 ピン,119 支孔,120 第1施錠保持手
段,123 操作レバー,125 昇降施錠杆,127
第2施錠保持手段,128 施錠盤,137 セット
保持手段,140 ハンドル,141 回動軸,143
保持具,145 施錠片,148 遊技基盤,151
皿本体,152 受け皿部,153 整流部,154
出口,155 球抜き通路,157 受け枠,158
支持板,159 連絡口,161 球抜き部,163
可動体(開閉部材),166 開閉舌片(開閉部材),1
68 操作盤,179 球貸し操作部,191 セット
支板,192 球出口,193 外郭枠体,197 皿
本体,198 収容部,199 球抜き部,203 開
閉操作板,209 操作部,221 支持筒体,223
キャップ体,224 回動操作環,227 スイッ
チ,228 タッチ感知面,229 回動軸,233
ベース,234 回動軸,235 打球杆,236 連
繋具,237 付勢保持具,240 コイルバネ,24
3 モータ,245 カム,250 クラッチ具,25
4 作動検出手段,256 連杆,258 スイッチ,
259 駆動基盤,261 ケース,262 受け口,
263 送出口,264 球送り制御体,267 電動
操作具,271 処理路,272 処理装置,273
ケース,274 通路,275 検出スイッチ,277
規制部材,282 電動操作具,285 球タンク,
289 球こぼれ防止材,296 整流樋,301 賞
球排出装置,302 ケース,303 通入路,304
排出室,305 出口,307 モータ,308 回
転送出体,310 センサー,313 賞球流下案内径
路,315 第1緩衝案内具,318 第2緩衝案内
具,321 賞球区分排出部,322 切換排出室,3
23 第1排出路,324 第2排出路,325 切換
案内片,327 球受け容器,331 球抜き処理部,
332 電動切換具,334 球抜き路,335 セッ
トカバー,336 集合排出口,339 制御基盤,3
40 ターミナル基盤,
D セット枠,E 遊技盤,F 上の球受け皿,G 下
の球受け皿,H 打球発射装置,H1 操作部,H2
打球作動部,H3 モータ駆動部,H4 弾発力調整機
構部,I 球送り装置,J 球処理機構部,1 上枠
杆,2 左側枠杆,3 右側枠杆,4 支持枠盤,4a
前盤部,4b 底板部,5 釘孔,6 位置決め口,
7 セット口,8 セット台部,9 セット口,10
位置決め突条,11 本体枠,12 基枠部,13 前
枠部,14 枠口,16 外郭枠体,17 モール,1
8 内枠,19 窓口,21 電光表示具,23 ラン
プ,24 球排出路,25 球出口,26 突条,30
連結支持手段,31 受け金具,32 掛け金具,3
3 第1アーム, 34 第2アーム,35 第3アー
ム,36 第4アーム,37 施錠装置, 38 掛け
具,42 錠操作具,44 解錠盤,46 施錠杆,5
1 上支持杆,52 下支持杆,53 レール溝,55
装飾枠体,56 透視口,57 後保持枠,58 前
保持枠,59 ランプ用レンズ,61 出入れ口,62
円弧レール壁,64 保持部,64a フック,64
b 保持片,64c 受け座,65 口,66 保持
部,66a フック,66b 支持座,66c 位置決
めピン,67 口,68 電光表示具,72 ランプ,
74 電光表示具,77 ランプ,79 ガラス,81
開閉支持手段,82 連結片,83 開閉保持手段,
84 支持片,85 開閉板,89 解錠操作杆,91
基枠部,92 収容枠部,93 セット面域,94
窓口,95 ボス,96 第1案内路,97 第2案内
路,98 集合排出路,99 受け口,101 遊技補
助枠部,102 整合受け面,103 発射レール具,
104 支持盤,105 レール,107 逃し口,1
08 第1給出口,109 第2給出口,110 迂回
路,111 回収受け板,113 通出口,115 連
結支持手段,116 受け金具,117 掛け金具,1
18 ピン,119 支孔,120 第1施錠保持手
段,123 操作レバー,125 昇降施錠杆,127
第2施錠保持手段,128 施錠盤,137 セット
保持手段,140 ハンドル,141 回動軸,143
保持具,145 施錠片,148 遊技基盤,151
皿本体,152 受け皿部,153 整流部,154
出口,155 球抜き通路,157 受け枠,158
支持板,159 連絡口,161 球抜き部,163
可動体(開閉部材),166 開閉舌片(開閉部材),1
68 操作盤,179 球貸し操作部,191 セット
支板,192 球出口,193 外郭枠体,197 皿
本体,198 収容部,199 球抜き部,203 開
閉操作板,209 操作部,221 支持筒体,223
キャップ体,224 回動操作環,227 スイッ
チ,228 タッチ感知面,229 回動軸,233
ベース,234 回動軸,235 打球杆,236 連
繋具,237 付勢保持具,240 コイルバネ,24
3 モータ,245 カム,250 クラッチ具,25
4 作動検出手段,256 連杆,258 スイッチ,
259 駆動基盤,261 ケース,262 受け口,
263 送出口,264 球送り制御体,267 電動
操作具,271 処理路,272 処理装置,273
ケース,274 通路,275 検出スイッチ,277
規制部材,282 電動操作具,285 球タンク,
289 球こぼれ防止材,296 整流樋,301 賞
球排出装置,302 ケース,303 通入路,304
排出室,305 出口,307 モータ,308 回
転送出体,310 センサー,313 賞球流下案内径
路,315 第1緩衝案内具,318 第2緩衝案内
具,321 賞球区分排出部,322 切換排出室,3
23 第1排出路,324 第2排出路,325 切換
案内片,327 球受け容器,331 球抜き処理部,
332 電動切換具,334 球抜き路,335 セッ
トカバー,336 集合排出口,339 制御基盤,3
40 ターミナル基盤,
フロントページの続き (72)発明者 三輪 稔 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有限会社愛和ライト内 (56)参考文献 実開 昭57−169372(JP,U) 実開 昭52−149787(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02
Claims (1)
- 【請求項1】 縦長の固定外郭保持枠をなす外枠(A)の
開口前側に組付けられて開閉保持枠をなす前枠(B)と、
前枠(B)の裏側で開閉及び着脱可能に組付けセットされ
たセット枠(D)の前側に着脱交換可能にセットされた遊
技盤(E)と、前枠(B)の窓口(19)の裏側に組付けられて遊
技盤(E)を透視保護し得るガラス扉(C)と、セット枠(D)
裏側の球処理機構部(J)から排出された賞球を受け入れ
得る上の球受け皿(F)及び下の球受け皿(G)と、発射部位
に送り込まれた遊技球を遊技盤(E)に打ち出す打球発射
装置(H)と、を備え、 前記前枠(B)の主体をなす本体枠(11)の下部前側に前記
上の球受け皿(F)の外装枠部を兼ねる外郭枠体(16)が、
合成樹脂成形に基づいて本体枠(11)と共に一体に膨出成
形されて、この外郭枠体(16)の内側空間部内に上の球受
け皿(F)の実体皿部をなす皿本体(151)が組付けセットさ
れ、この皿本体(151)において、前記前枠(B)の内部で前
後の向きに開口された出口(25)から排出される球を受け
入れ得る受け皿部(152)と、球を前記発射部位に向けて
送出し得る整流路(153)とを一連に成形すると共に、該
整流路(153)の出口(154)の底面側に連通する球抜き路(1
55)を成形し、常には前記出口(154)の底面側を閉鎖する
開閉部材(163,166)を前記外郭枠体(16)の表側での指先
き操作により開放変移させて整流路(153)と球抜き路(15
5)との連通化を図り球を皿外へ抜き出すための球抜き部
(161)を設けたことを特徴とする縦型弾球遊技機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113493A JP2893229B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-07-20 | 縦型弾球遊技機 |
JP27392398A JP3543212B2 (ja) | 1992-12-28 | 1998-09-28 | 縦型弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113493A JP2893229B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-07-20 | 縦型弾球遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36097192A Division JP2824612B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 縦型弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27392398A Division JP3543212B2 (ja) | 1992-12-28 | 1998-09-28 | 縦型弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198063A JPH06198063A (ja) | 1994-07-19 |
JP2893229B2 true JP2893229B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=16435973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20113493A Expired - Lifetime JP2893229B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-07-20 | 縦型弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893229B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172780A (ja) * | 2010-05-21 | 2010-08-12 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2016064205A (ja) * | 2015-12-18 | 2016-04-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP20113493A patent/JP2893229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06198063A (ja) | 1994-07-19 |
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